グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

週間動行 11・3-7まで 雇用関連指数 予測を下回るも先行きの金利上昇の懸念なしと観測

2014年11月09日 | 金融市場
株価指数      週初め     週末      変化      年初来

DJIA    17390.52  17573.93  +183.41  1.1%   6.0%
NASD     4630.70   4632.53    +1.9   0.0%  10.9%
S&P500   2018.05   2031.92   +13.37  0.7%   9.9%
R2000    1173.51   1173.72   -0.19   0.0%   0.8%

今週の市場動向は典型的な投資家の動向を表しています、大型銘柄に資金を集中して配分R2000等やNASDの中小銘柄にはあまり関心がないようです
ドルインデツクスは88.0+0.64とECB発言後に上昇しました、ECBは債券類買い上げの手段に躊躇することはないと明言しています、無論ユーロは1.238と対ドルレートを下げました《明年のユーロの中心価格は1.25以下であり1.20と予測されています。米国債10年物は週前半はイールドの上昇が所見されましたが2.34%と落ち着いています: 中間選挙は共和党の勝利で終わり市場はこれを好感しているようです:
中間選挙の動向は市場の予測観測にマツチし下院はさらに共和党増、上院は選挙前の真逆の民主党が5席失い共和党が5席増加して完全に議会を制する立場となりました、この先大統領が共和党の議案の上程に拒否権を行使(拒否権は75%の発動拒否数がなければ有効)、さらに大統領令が多く発動される可能性が予測され政治はさらに混迷度を増すことになります、オバマの共和党に対するスタンスが変更要求されるでしょう:

政治面では日中首脳会談が本当に実現するかどうか、APCEの内容とともに注視しなければなりません: どうやら世界の政治と外交は激動の始まりを筆者に予測させます