外資系企業で働くある人の日記

外資系企業に勤務しているある人の日記。景気に左右されず、モティベーションを高く維持して頑張り続けます!

年配の同僚に

2007-10-01 23:59:35 | Weblog
本日は私の信用する同僚と一緒にランチをとる。
年配の彼は率直に私に今の心境を伝えてくる。
少しぐらいはオブラートに包んで言ってくれてもいいのに。
現状に対する彼の厳しい認識にはうなずける点も少なくない。

そういう話をききながらふと思った。今朝の日経新聞の一面
に掲載されていた、社員のやりがいアンケートの結果は、日本
ならではのものではないかと。 
私の記憶が正しければ、遣り甲斐の一位は「自分の成長」で
あった。金銭面やら会社の自分に対する評価はトップ3に入っ
ていなかった。これは外資系企業だと別ではないのか。
少なくとはも私の会社にいる人間は、お金という分かり易い
物差しを持ち、会社の自分に対する評価を気にしている。
そしてそれを私は自然であると思う。非常に分かり易く直接
的な話だとは思うが。
もちろん、プロジェクトをこなして自分の成長を感じることも
重要だが、それは結局自分の賞与に直結し、そして家庭に入る。
日本の世の中の仕事9割り以上はプライベートの仕事で、公の
仕事に従事していない人にとっては営利目的で動いて当然だ、
そしてその職場でキャリアアップし、それが評価や収入に直結
する、なのになぜその結論を素直に求めないのだろう、そう思
いながら朝刊を読んだことをこのシニアを前に実感した次第で
あった。