悲しみを隠す

長くて楽しいおやすみがおわって、ものすごくだるい。
楽しかったなー、ってつい振り返っちゃう。

コツブも保育所に預けたら泣いてた。
お母さんも泣きたいよ。

でも、マメコは泣かなかった。
マメちゃぁ~ん!とお友達に呼ばれ、あっというまにワラワラいる子供の群れに消えていった。
やっぱ子供同士のほうが楽しいのかねーと、私も渋々会社へ。

ところが、お迎えにいくと、先生が
「マメちゃん、夕方になってから、お母さぁんってないてましたよ」
と言うのです。
でも本人はけろっとしている。
淋しかったの?ときいても、答えてくれなかった。

夜、3人でお風呂に入っていた。
こうしていると、ああ、日常が戻ってきたなぁと実感する。
私が湯ぶねでぼんやりしていたら、マメコが

マ「お母さん?どうした?」
私「うーん、、マメコは保育園で淋しくなかった?」
マ「さみしくないよ」
私「お母さんはちょっと淋しかったよ」
マ「マメコさ、ちゃんと保育園で待ってるから、お母さんはお仕事がんばって」
私「!!」
マ「いいんだよいいんだよ、マメコお姉さんだからさ、だいじょぶ。へへへ」
私「…。」

何もいえなかった。
自分が保育園で、お母さぁんって泣いたことは、一言も言わなかった。
こんな小さい中に、かなしいのを隠さなくっていいんだよ。
ぎゅうううぅ。

私がマメコを抱き締めてたら、
コツブがきてうちらにざばーっとお湯をかけた。
ヤキモチか?

うちの小さいのたちよ、
お母さんは君たちのなかにさみしいのを隠しとく場所を作らせないように頑張りたいんだよ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )