ツタンカーメン展

3連休に母が長野から上京してきました。
目的はツタンカーメン展と、東急ハンズ物色!

私は数日前に前髪を自分でざっくりやってしまって、うわ、母に笑われるー!と思ってたのに、バスから降りてきた母もまた、自分で前髪をざっくりやっちまってました。
似ているとよく言われます。

クリスマスの装飾ばかりの新宿でランチして、上野の森美術館へ。
めったにこっちにこないので、母がいるのがなんか嬉しくてこそばゆい。

15時にチケット買いましたが、整理券が配布されていて、入場できるのは18時だって!
大変なにぎわい!
でもこのために上京してきたので、整理券を入手して、待ち時間を利用して新しくなった東京駅を見に行って来ました。

東京駅もものすごく混み合っていたけど、レンガの駅舎はきれいだったー。
ドームの内側も繊細で美しい。母もとても喜んでくれました。
近くで見たあとは、新丸ビルへ。
7階のテラスから、東京駅を一望できます。
何枚も写真をとってしまった。

再び上野にもどって、いよいよツタンカーメン展!
混んでいたけど、すごく間近で色々な展示がみれて幸せ。
チュウヤの人型の棺すごかったなあ。
長女は小学生向けの「そうなんだ」という雑誌で予習してきたようで、私たちよりも展示に詳しくて、あの部分にはこうした彫刻がある、とか説明してくれたので、助かりました。
こういうの好きなんだね♪
母もじーっと食い入るように見ていて、エジプト行きたいと言い出しました(笑)。私も行きたい!

美術館を出たら、とうきょうスカイツリーが寒空にどーんと見えて、母は感動してました。
よかったー!見てもらえて!

家についてからも、夜中までわいわいして嬉しかった。
今回は一泊だけだったので、忙しい思いをさせてしまって、こういう時は遠くに嫁いだのは親不孝だなあと申し訳なくなります。
お盆から年末までは、実家に帰ることもないので、この時期は帰りたい病もさみしすぎて麻痺してくるんだけど、母が来てくれたおかげで年末までがんばれそう!
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パニック障害について ③通院と投薬

つづきです。
パニック障害について。
通院が始まります。


◆休職
2010年8月、心療内科での診察を受けました。
今までの経緯を話して、先生から言われたのは、できるだけ早く通勤をやめるようにしてほしいとのことでした。
毎日電車に乗ることへの恐怖心や不安から離れたほうがよいとのこと。
休職か、退職することを勧められ、会社に提出するための診断書を持たされました。
病名は、パニック障害と書かれていたことが、やっぱりという気持ちと、まさかという驚きでいっぱいでした。

いくらなんでも突然休職をすることになるとは思っていなかったので、急なことにびっくりしましたが、この症状が治る可能性があるのであれば、ほんとにもうなんとかしてほしいくらいだったので、休職させてもらうことにしました。
よくしてもらっていた職場に、突然ご迷惑をおかけすることになってしまい、申し訳なく思いましたが、職場は治療を応援してくれました。


◆投薬開始
最初は、ジェイゾロフト25mgを1錠から始めました。これといって副作用はひどくなかったですが、眠気は感じることがありました。
週に1回の通院を続けて薬との相性をみた後、2週間に1度の通院になりました。
その後ジェイゾロフト25mgを2錠になりました。
投薬をしたからといって、すぐには電車にも乗れませんでした。


◆帰省して治療
休職し、子どもたちも夏休みになったので、長野の実家に帰省しました。
子どもたちを乗せて1人で運転して帰ったので、サービスエリア毎にトイレに行き、娘たちも心配そうでした。
この頃はトイレを見てしまったら、時間に関係なく入らないと不安になってしまうほどでした。
どんな近場への外出でも、トイレに寄らずには帰ってくることはできませんでした。


◆電車に挑戦
最寄り駅を走る電車はすべてトイレ付の車両でしたが、それでも乗ることは本当に怖かったです。
演奏会練習のため、隣駅まで長野からくる友人たちと電車に乗ることになった日がありました。
家を出る直前までトイレから出られず、母に駅まで送ってもらい、駅でもトイレを使いました。
トイレのある車両に友人たちが乗ってくれていましたが、乗車してから隣駅までの10分弱は、もう、口も渇くし、めまいがして、でも友人たちに心配かけちゃいかんと思って必死でした。
駅について、トイレへ。みじめで、泣きそうでした。


つづく
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パニック障害について ②症状の進行

つづきです。
パニック障害と診断されるまで。


◆症状の悪化
電車通勤を始めて生活環境に変化があった頃、ウィメンズクリニックへ通っていました。
女性ホルモンのバランスによる症状だと勝手に思い込んていたためです。
駅から徒歩10分くらいのところにある病院でしたが、駅でトイレを済ませたあと、病院につくまでの間(トイレの見当たらない状況)、動悸とめまいが激しくなり、病院の受付でしゃがみこんでしまいました。
この時は、トイレに行きたい!と思っていました。
でも、10分前に済ませたあとなので、トイレに行っても出るわけがありませんでした。
ウィメンズクリニックでは、過活動膀胱との診断と、出産後の下半身内部の筋力低下とのことで、治療を進めましたが、クリニックに行くのに電車で行かねばならず、だんだん行く事が困難になりました。


◆趣味への影響
趣味で続けていた音楽活動も、だんだんと困難な状況になりました。
まず、演奏会でステージに出ている時に、不安を感じることが多くなりました。(自由にトイレにいけない状況)
不安から、出演時間ギリギリまでトイレにこもるようになりました。
やがて、介護用おむつをつけないとステージに立てなくなりました。(2009年-2010年)
それで粗相してしまうことは結局ありませんでしたが、おむつをすることで幾分不安が遠のきました。

団体での練習や、レッスンなど、トイレのない個室に30分以上入っていると、徐々に動悸が激しくなり、ひどかった頃は仲間や先生にご迷惑と思いつつも、室内にいられず中座してしまうことがよくありました。


◆苦手だった状況や場所
2010年になり、電車での通勤がいよいよ苦痛になってきました。
最初の頃は、めまいによって下車したことを、疲労だと思っていました。
急行で14の駅を通過して通勤していましたが、途中で一度降りるだけで済んでいた通勤が、二度、三度降りるようになり、最後の頃は、もう全ての駅のトイレを把握するほど、駅ごとにトイレに行きたくなって降りるほどでした。

レジの列や、家族と出かけた遊園地での列でも、やはり急にトイレに行きたくなり、並んでいられませんでした。
映画館や、コンサート会場などの客席でも、休憩時間や終演までホール内にいることが困難なので、ロビーで演奏会を聴いていたこともありましたが、次第に娯楽施設などへ足を向けようとも思わなくなりました。

路線バスは電車よりもさらにひどく嫌いました。(下車しても必ずトイレに行けるわけではない為)
高速道路での移動では、サービスエリア毎にトイレに立ち寄り、渋滞になると途端にめまいや動悸が激しくなって辛かったです。
また、サービスエリアでトイレを利用しても、車に戻るまでの間に「また行きたくなるかもしれない」という不安から、車とトイレを何度も往復するということがよくありました。
大好きな故郷に帰ることすら、苦痛になっていました。(神奈川-長野)今までは途中で一度休むだけで帰れるくらいの距離だったのに、移動時間が大幅に変わりました。
元々、外出や遊ぶこと、買い物が好きな性格なので、思うように外出できないことへのストレスが募りました。


◆母の勧め
だましだまし電車通勤をしていましたが、とうとう会社での来客時に会議室から退席してしまうようになり、仕事を続けることに疑問を持つようになりました。
そんな時に母が、「あなたはおそらくパニック障害だと思うから、心療内科を受診してみなさい」と提案されました。
それまでパニック障害とはどんなものなのか、まったく知識のなかった私にとって、すぐには状況を理解できませんでした。
ネットで調べてみるうちに、もしかしたらパニック障害なのではないかと自分でも思い当たる症状があったので、受診することを決めました。
心療内科にはすぐに通院することができず、予約をして、その症状のまま1ヶ月ほど待ってからの受診となりました。

つづく

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パニック障害について  ①発症

やっと通常の生活ができるようになって、気持ちも落ち着いたので、パニック障害で苦しかった時期から完治までのことを、まとめておこうと思います。

私の症状がひどかった頃、中川家のお兄ちゃん、中川剛さんが同じくパニック障害だと知り、戦っているのは自分だけではないと思ったことで、ずいぶん勇気をもらいました。
公表することのつらさや、勇気もすごいとおもいました。
なので私も、ここを訪れたどなたかのお役にたてるかもしれない、少しでも不安を取り除けるかもしれない、と思い、書くことにしました。

私がこの病気と戦っていたことは、あまり周囲にお話しなかったので、驚かれる方もいらっしゃるかも。黙っててごめんなさい。でももうすっかり元気です。


◆症状のテーマ
パニック障害といっても、症状にはいろんなものがあり、どのような状況で発作状態になるのかは、個人差があるそうです。

私の場合、「トイレがない状況の恐怖心」というのが、テーマとなりました。


◆発端と思われる出来事
2008年の秋、自転車で娘を保育園に送り出す途中で、急にお手洗いに行きたくなりました。
我慢している間、めまいも伴うくらいの強い症状でした。急いで保育園のトイレを借りて、事なきを得ました。


◆体調の変化と模索
・秋になり涼しくなってきたこと
・第二子を出産したことや、加齢による筋力の低下
・運動会で尾てい骨を強打していたこと

などで、単に、トイレが近くなったのだと思っていましたが、この頃から、外出する時は必ずトイレを確認するようになりました。

勝手に、ホルモンバランスの変化による症状と思い、婦人科を受診しましたが、異常なし。
多動膀胱も疑い、泌尿器科も受診しましたが、異常なし。
強打した尾てい骨は捻挫していましたが、「急にトイレに行きたくなる」ことには関連していませんでした。

普段から、トイレの間隔は遠いほうで、外出しても、めったにトイレ行く事がなく、職場でもお昼休み以外ではほとんど席を立たないというくらいだったので、頻繁にトイレに行くことに慣れませんでした。


◆電車通勤の開始
2009年春、仕事が変わり、電車での通勤が始まりました。
この頃はまだ電車にも乗れ、途中まで主人と同じ経路にて通勤できたため、あまり不安を感じることもありませんでした。
電車に乘る時間は、乗り換えも含めて80分ほど。
乗り換え時にトイレを使うことがありました。

つづく
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こどもの国


初めて、横浜市の「こどもの国」へ行きました。
本当はこの週末で山登りして紅葉が見たかったんですが、家族が揃っておやすみできるのが少ないのと、相方は山登りが好きではないので、こどもの国で折り合いをつけたと。こういう折り合い、最近ちょっとずつできるようになってきたかな。

今までどうしてか行きたくならずにいたのですが、行こうと思ってしらべてみたら、今週末は牧場まつり。
あらあら面白そうじゃないの!と、早速家族を巻き込んで行ってきました。こういうのの行動は早い。

車で行ったけど案外近い。渋滞覚悟してたんだけど、遅い時間に出たわりにスイスイでした。
入園して、真っ先に思ったのは、
「・・・アルプス公園(松本市)とおなじじゃん!」
松本周辺で育ったひとなら行かないわけがない、市民のいこいの場のアルプス公園は、城山の上にある広大な公園ですが、山の上にあるので起伏が激しい。でも、緑豊かで、公園と、はらっぱと、ちいさな動物園があります。
こどもの国も、まさにそんな感じでした。遊具とかはなんかいろいろたくさんあった。
帰ってから面積を調べてみたら、アルプス公園は71.1ha、こどもの国は約100haとのこと。
横浜市で、アルプス公園より広いっていうのは驚いたな~。でも気に入りました!

こどもの国は入場料があるけれど、いろんな部分で管理がちゃんとしてるなーと思ったので、納得。
特にこども動物園は、動物たちがいきいきしてて、見ていて楽しかった。
ロップイヤーが、小屋の中ではなくて土(草)の上ですんごいのびのびと走り回っているのには、感動した!

そしてソフトクリームがおいしい♪
紅葉もすすんでいて、まったりゆっくりと過ごしました。

これは・・・近いうちにまた行くでしょう、確実に。
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