ピアノ x まめこ

ピアノの生演奏が聴けるお店で食事したときのこと。

私たちの席は、ピアノがみえる場所ではなかったので、音が聞こえてくるとまめこさんはそわそわ落ち着かない様子。
そういえばピアノの先生以外で、生の演奏聴いたことなかったかも、と思い、一緒に聴きにいこうか?とまめこさんの手をとってピアノのそばへ。
店内にはあまりお客さんがいなかったので、ピアノの近くの椅子を店員さんに勧められて座って聴きました。

テレビでよく聴くようなメジャーなメロディばかりで、楽しい!しばらくするとこつぶも席を離れてピアノのほうにやってきました。
みんなでるんるん♪で聴いていたのですが、ふと気が付くとまめこさんがいない。
席にもどってみると、泣きべそをかいているまめこさんが。

私「どうしたの??」
まめこ「わたし、、あんなに上手になれないもん。。」
私「。。へっ??」
まめこ「あんなふうに弾けなくて、くやしいんだもん~うわーん(まじ泣き)」

これには困りました。。
自分で思うようにひけないことを、たった5歳の女の子が、こんなに悔しがるとは思いませんでした。
私にそっくりです。超まけず嫌い(笑)。

仕方ないので、もう一度ピアノのところまでいくと、ピアニストさんがちょうど休憩になり、泣いているまめこに声をかけて下さいました。
わけを話すと、ピアニストさんはとても優しく、
「すぐにはみんな上手くならないんだよ~。毎日すこーしずつ、練習することがとってもたいせつなの。ちょっとおやすみしちゃうとまた元にもどっちゃうから、毎日毎日少しずつね。そしたらうまくなるから、がんばってね」
とまめこの目をしっかりみて言いました。まめこもじっとして話をきき、最後にこくんとうなづきました。

私はうしろでその様子をみていて、いい場面だなぁ、きっとまめこの心に残る場面なんだろうなぁと、ここをきちんと見守れたことを幸せに思いました。

偶然ですが、何ごとも練習をして、上達してゆくことを学ぶ、いい出来事でした。
私の心にも、たくさん響きました。
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数えてみよう

写真は、いただいた鎌倉銘菓のくるみっこ。
りすのマークが愛しいです!大好物です!
でもこんなにたくさん、数えきれません。

世界のナベアツさんのおかげなのか、かずを数えるということに、興味を示すまめこさん。
こつぶさんが誕生日をむかえ、2才(ふたつ)から3才(みっつ)になりました。

私「3才はみっつだよね。こつぶはみっつになったんだよ」
まめこ「じゃあ、わたしは?」
私「もんだいです!5才はなんていうでしょうか?!」
まめこ「かんたーん!しってるぅ!」


まめこ「ごっつ!!!」←超自信ありあり。


えっと、ここは子供の自信に傷をつけないほうがいいのか、ちがうし!とつっこんだほうがいいのか、どちらにするのかは

自由だー!

ごっつ いず フリーダーム
ごっつ いず フリーダーム


まめこさんとの会話は、へなへなにされることの確率のほうが多いです。
しかしそれが、病みつきになります。
たとえ知らないことでも、自分でわかりそうなことを知ったかぶるところ、子供らしいな!と思います。
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六年生?

こつぶが3歳になりました。
もう?まだ?と、どちらとも感じられますが、嬉しいです。

今日は3歳児検診もあり、保健センターへ行ってきました。
保健士さんから、
「お姉ちゃんを出産してから6年が経って、疲れもあると思うけれど、ちさちゃんを見てどう思いますか?」
という質問をうけ、
「我が家から赤ちゃんがいなくなってしまってさみしいです」
と反射的に答えました。

すると保健士さんが、
「ちさちゃん、お母さんに愛されているわね!」
と、目を細めて言ってくれました。

あぁ、わたし、子供を愛せているんだなって、今までにない方法で確認できたように思えて、すこしほっとしました。
子供を育てることには、いつも自信がなくて、子供たちに申し訳なく思っています。

こんなふうに質問されることってなかったから、この6年分を一瞬で、一言で振り返れたかも。
心の底のほうから、こんなにもあたたかい気持ちになれる日がくるなんて、長女を抱いて朝も夜もなく初めての育児に追われていた頃の私に教えてあげたい。
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懐かしい風景

国宝松本城によくいく松本市民はそんなにいないかもしれないけれど、アルプス公園にそんなにいかないという市民はいないのでは?というほどメジャーな、アルプス公園に行ってきました。
私も小さい頃から、ここで遊んできました。
学生の頃は友人ときたり、今は子供達ときたり、年齢が変わっても、この公園を利用し続けています。
土日ともなれば、大変な賑わいをみせています。駐車場が増えたというので、今回は松本トンネルの手前から車で入り、新しくできた東駐車場へ停めました。
昔からある南駐車場は、すぐに満車になってしまうし、第2駐車場にとめることになると山道みたいな車道をあるくことになってしまうのです。

公園はアスレチックが増えていたり、ながーい滑り台があったり、トイレが整備されていたり、展望台ができていたりしましたが、公園の中央にある岩のすべりだいや、小動物園は昔とまったくかわりなく、いつ行っても必ず私を迎えてくれます。
岩のすべりだいは、おそらく川崎にできたとしたら、子供たちには危険だ!ということですぐに使用禁止になるでしょう。というくらいの本当にものすごい大きさで、リアルな岩登りができるすごいすべりだいです。
私も幼少時は、岩登りの途中で何度となく転落するのではないかという恐怖で立ちすくんだものでした。
今でも、子供達と一緒にすべると、とてもわくわくして楽しいです。

今年、これからチャレンジするジャンジャンの四重奏曲は、第2楽章のタイトルが「懐かしい風景」。
心の中にある「懐かしい風景」は、それぞれの人の中にあるので、なかなか共有できるものではないけれど、この公園の風景は、私のなかにある懐かしい風景の一部です。

そういえば今日、実家の近くで立ち話をした呉服屋のおばちゃんは、
「東京からこっちに帰ってくると落ち着くでしょう。北アルプスをみるとほっとするでしょう?私もまぁ、けいちゃんからしてみれば故郷の風景の一部よね!」
ということを、方言でいって、大きな声で笑っていた。

私の一番懐かしい風景のなかに、いま帰ってきています。
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きゅうりパフェ

テレビで「パフェ」というデザートの存在を知ってから、食べたくて仕方のなかったまめこさん。
とうとうパフェとご対面しました!

珈琲哲学のチョコバナナパフェ。
まめこさんが立ちひざしないと食べられないほどの大きさでした!
しかも、バナナだけでなく、オレンジやメロンも豪快にささっています!

口のまわりをチョコまみれにしてパフェを堪能するまめこさん!
すごいことになっていましたが、その子供らしい姿がかわいい。

一生懸命パフェと戦うまめこさんをみて、次女こつぶが

「きゅーり!きゅうりちょうだーい!」

ん?きゅうり?
こつぶはきゅうりが大好きです。
漬物も、野菜スティックも、とにかくきゅうり一筋。
でも、パフェにはきゅうりないけど?
と、こつぶの視線の先には。

メロン様が。

どうやらメロンがきゅうりに見えるほどの、きゅうり好きなようです。
家で子供にメロンを与えてないのかと思われるから、大きい声でメロンメロンと騒がないでいただきたい。
まめこさんは、ご飯の代わりにパフェを食べて良いとの特別許可をえて、とても楽しい外食となったのでした。
明日からはもちろんちゃんとご飯たべるんだよー。
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