12月8日
9月9日に定植したミニ白菜。
ひと月ほど前から収穫を開始しています。
寒さが増してきて、霜が降る日が増えてきました。
そんな日が続くと、結球した葉が開いてきてしまいます。
なので、縛ってあげることにしました・・・という記事を期待した方、
ごめんなさい。
今年は、縛ってあげる気がなくなりました・・・。
なぜかって?それは、内部が汚いからです。
産地廃棄してしまおうか悩むくらいに、害虫が発生です。
収穫した姿は、綺麗そうに見えますが、葉を何枚か剥くと、
中の葉が虫食いでボロボロなんです。
この写真は、外葉を剥く前。
何枚か剥いたら、こんな虫が出てきました。
ヤサイゾウムシの幼虫です。
おまけに、葉に黒い点々が発生。ゴマ症?
でも、白い部分ではなく、葉の部分に多く出ているんだよなぁ。
多雨を日照不足によるものかなぁ。
剥いても剥いても、
ヤサイゾウムシが出てきます。
天辺から穴をあけてくるものだから、たちが悪いですね。
ヤサイゾウムシが出てこなくなるころには、
葉を剥きすぎて小さな白菜になってしまいます。
9月の天候不順が今頃まで影響している様子。
マラソン乳剤を使ったり、ハウス栽培にして完全に
防虫ネットで囲うなりすれば防げますが、露地で無農薬
だと、この農研機構のこのページのトラップが参考に
なりますね。極めてオーソドックスですが、ヤサイゾウムシ
にだけは効果が期待できるようです。
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/komatuna.pdf
ヤサイゾウムシか~
いかにも大食漢らしい名前の虫だね。
うちにも居るのかも。
中心に向かって真っすぐ穴掘るやつでしょ。
商品にはできないよね。
心中お察しいたします(-.-)
トラップでした防除策がないんですかぁ。
そういえば、寒冷紗トンネルの中の青梗菜も
こいつの仕業らしい食害が発生しています。
こいつらは歩いてやってくるということは、
多品種栽培だと、次々と襲ってくるという事ですか・・・。
参ります。
こんな穴開けられ方だと、価値が軽減です。
見た目の悪い野菜は味も悪い・・・。
こいつは憎いですねぇ。