hidekoの戯言

豊かな人生を求めて

子どもの遊び

2010年08月20日 | 秀子のたわごと
 子どもの遊び 



つい最近のことです、昭和世代の男子の遊びで 「 これは何と言う昆虫でしょう? 」というゲームがあったというのを聞きました。 


机の上に、見たこともないような虫が乗っていて 


誰も、その虫が何か分からない 


それもそのはず、蝶の羽をむしって胴体だけ置いて 「 この虫な~んだ 」と問いかけるわけですから分からないはずです 


それを聞いていた周りの人たちは 特に女性たちは「 ええ~~~  」「 きゃ~ 」「 ひど~い  」

と どよめきが起こりました。 


私も、その光景を想像すると 「 う! 」と声も出ず・・なんと残酷なと思いましたが 


どうやら、昭和世代の男子は この手のゲームは日常茶飯事だったみたいです。


例えば・・カエルのお尻にストローを入れて空気を入れただの・・・ 

ミカン農園に入ってはズボンのポケットにミカンを詰め込み 見つかると一目散で逃げ出しただの・・

冬眠中の蛇を引っ張り出しては、ぐるぐるまわした末にみんなで投げ合いっこしただの・・ 

農家の人が収穫した後の田んぼで、もみ殻を燃し焼き芋を作っているのを見て、頃合いを見はからって その焼き芋を盗んだだの・・  
 



聞けば 出てくる出てくる  

今、そんなことをしたら 大変な騒ぎになりますね 


どうしてこんな遊びがあったのかと言えば、自然が身近な友達のようなものだったからではないでしょうか。





残酷なことは、避けて欲しいけれど ・・・・


こういう好奇心って 必要なのではないかと・・思うのです。




子どもの頃、近所のお兄さんが 木の上に基地みたいな場所を作ってくれたのですが

仲間になるには条件がありました。


それは、男の子でも女の子でも その木を登ってくることが出来る人でした 

「 トム・ソーヤーの冒険 」愛読者だった私は、何が何でも木に登って仲間に入りたかったし

木の上の基地に持ち寄ったお菓子を絶対に食べたいと思いましたので、


登っては落ち登っては落ちの繰り返しの末  登れた時には 最高の気分 

トム・ソーヤーになった気分でした

落とし穴とか  秘密基地とか  ありとあらゆることが遊びに結びつく子ども時代でしたが


今は監視が厳しく 基地作りは無理なのでしょうね・・・

木の上の家なんて無理ですね・・・



子どもの遊び 昭和は遠く なりにけり 
コメント
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