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ドイツのケルンに行ってみた (25)

2016-04-01 20:51:22 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (24)」の続きを。

Cafe Pascher で美味しいケーキを楽しんだ後は、ロビンさんの提案でとある公園を散歩しながら帰ることにしました。長い池の周りには素敵な住宅が立ち並んでいます。子供が落としたおもちゃを池に入って取ってあげるお父さん。その日の強風で倒れてしまった木を撤去中の男性たち。2ヶ月近くも前のことなのに、我ながらよく覚えているものですw

雨は降ったりやんだりしていたのですが、アパートの近くで少し激しく降り始めたので、足早に帰宅。ロビンさんとお茶を飲んで一息入れていたのですが、会話の流れでロビンさんにお箸の持ち方をコーチすることに。まずは正しい持ち方を説明。その後、ロビンさんにキッチンから生のお米を少し持ってきてもらい、お米1粒1粒をお箸でつまんで別のお皿に移す、という練習をやってもらいました。ロビンさんは最初はとても苦労していましたが、ちょっとコツをつかんだようで、お米をつまむ時間や移動させる時間をかなり短縮。

そんなことをしているうちに、夕食を準備する時間に。ロビンさんのアパートで過ごす最後の晩、私はお好み焼きを作ることになっていました。使用するのは日本から先に発送していた「オタフク お好み焼こだわりセット」。これ、初めて使ったのですが、驚いたのは作り方が大人向けと子供向けの2パターンあること。内容はほぼ同じなのですが、子供向けはイラストが豊富で簡単な言葉で説明されています。こちらだと、日本語初心者の外国人にもわかりやすいかも。そんなことを考えていたら、Aさんが仕事から帰宅。

私はお好み焼きに使うキャベツを切り始めたのですが、「ドイツのケルンに行ってみた (14)」にも書いたとおり、ドイツのキャベツは葉っぱ1枚1枚がとても厚く、私が普段日本でお好み焼きを作る時のキャベツの切り方では火が通りにくいのは明らかでした。なので、できるだけ細く切るよう努めましたが、それでもキャベツをお好み焼きの生地に混ぜた時の違和感は拭えませんでした。

生地をフライパンに載せた時も見た目が明らかに違い、正直、日本のお好み焼きの再現はできないことが明らかでした。火が通るまでじっくり焼き、ひっくり返し、じっくり焼いて、またひっくり返し、少し焼いて1枚目の完成。1枚焼くのに15分くらいかかってしまったので、まずはこの1枚を3つのお皿に分けてテーブルに置き、2枚目を焼き始めます。2枚目を焼いている間に、私はテーブルに着き、これまた日本から先に送っていた「オタフク お好みソース」をかけ、ロビンさん、Aさんと一緒に食べ始めました。火は通っていたのですが、ドイツのキャベツは若干苦味があるので、正直、日本のお好み焼きほど美味しくはありませんでした。ロビンさんはお好み焼きを味わうことよりも、お箸をうまく使うことに集中しているようで、めちゃめちゃ真剣な表情。Aさんはお好みソースがとても気に入ったようで、「このソース、バーベキューで使いたいわ」と笑顔(そんなAさんには私が日本に帰国した後、お好みソースを船便で送っておきました)。

2枚目をひっくり返すために、私はテーブルから離れ、キッチンへ。ここで私が激しく後悔したのはお好み焼きの具に変化をつけなかったこと。今回はいわゆる「豚玉」しか作らなかったのですが、例えば1枚目は豚玉、2枚目はシーフード、3枚目は豪華に肉とシーフードのミックスなどにすれば良かった・・・と考えながらひっくり返すと、生地が崩れてしまって失敗。もう、最悪! これで私のテンションも下がってしまい、3枚目を焼く時には敗北感満載でした。ケルン滞在中、三度キッチンに立ったわけですが、旅行先の外国で日本食を作るのって、それほど簡単にはいかなかったです。

今回はこの辺で。続きはまた後日。
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