村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

粽づくり

2017年06月24日 | Weblog
今日は朝から我が家の粽づくりだ・・・
昨日から、笹などは用意して置いたので今日は巻くだけである・・・

子供のころから、粽づくりは家内総出の仕事だったので、私も下手ながら粽は巻くことが出来る・・
近頃は、粽も商品化されて、田舎の婦人の貴重な収入源になっている・・
その分・・家庭で作ることが少なくなって来た・・・

若い世代になると、田舎育ちでもちまきを巻くことを知らない人は多いらしい・・

毎年、家内と二人で100本ばかりの粽を巻いているが・・・もし・・・
孫たちと一緒に巻く機会が持てたらどんなに楽しいだろう・・・

昔、農家の自家消費分を自給していた味噌や醤油、漬物、粽、餅類、かんぴょうからはなはだしくは野菜までもが分業化されて田舎でも作らない・・・作れない農家が出て来た・・・

都会人との境界が無くなりつつある・・・

昨夜のコミニテー会でも、昭和が遠くになった気がする・・・
私の若い頃の農村では、高齢者がなかなか第一線から退かないことが社会問題化していた・・・
「老害」と言う言葉がひそかにささやかれる時代でもあった・・
田舎の若者は、まず・・いかに老害と戦うかが課題でもあったが・・・
今は違うそうだ・・
私は、老害と呼ばれていた先輩たちの顔を思い浮かべながら・・70歳になると地区内隠居を心掛けていた・・・
昨夜の会では、社会進出を渋る高齢者への批判めいた意見が出ていた・・

東北の震災復興計画での会の合言葉が雑誌に出ていたが・・
「還暦過ぎたら 口出すな・・」

人間の都合では、どちらも正解なのだろう

少子高齢化社会で高齢者になった我々は、嫌な時代に生まれたものだ、








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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (掛合の田舎っぺ)
2017-06-24 20:35:49
昨日今日と、田舎の高齢化社会が抱える問題を取り上げられましたが、まさに共感しきりです。時々、私もため息をつきたくなることがしばしばですが、悲しいかな結局最後は「諦めの心境」で、易きに流されて暮らしているのが実情です。笑ってやってください。
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粽餅 (トモちゃん)
2017-06-24 23:21:26
子供の頃、専ら粽餅は貰い物だったネ(^_^)/
以前にも書いたと思うが、生家では、カタラの葉で包んだのだったネ。
何故だったのかな?
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高齢者の悲哀 (水車番)
2017-06-25 17:28:14
掛合のいなかっぺさん

最早、5年~10年先のことを言っても担保できない年齢になりました・・・笑ってごまかすより方法は残っていません・・・
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製品が違う (水車番)
2017-06-25 17:31:06
トモちゃん
カタラの葉で包んだ餡入り団子は・・「カタラ団子」
笹の葉で巻いたモチ米粉団子は「粽」
はなから製品が違うでしょう?
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