村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

マムシの干物

2006年07月28日 | Weblog
蒸し暑い一日だった。
こんな日には、マムシによく遭遇する。
案の定! 草寄せをしていると、マムシが出てきた、 今日も持ち物はレーキだけだ。
山間部の百姓の掟として、マムシを見たら殺さねばならない。子供でも、百姓である限りは掟に従うよう、教えられていた。
別に理由は無いが、逃がして、次の人に害が及ぶのを避けるためだろう?

だが・・この掟も今ではほとんど無効になっている。むしろ、殺す人間を野蛮とみなす風潮だ、 私の家内など、百姓の掟に忠実な私を、軽蔑?の目で見ている。

今日は、殺したマムシを干物にするための、かわはぎもやった!
家内が留守だから出来る事だが? 生物の命を絶つからには、役に立たせるのが、農の習いだ! 祖父や父から教わった要領でマムシの干物を作る。
昔から、強壮に特別の効能があると信じられている。

作るには作ったが、私も還暦過ぎて、強精が必要なわけでもない? 第一、年寄りがあまり精をつけると、周りが迷惑するそうだ?

少子化対策に、息子にでも食わせようか?

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2 コメント

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マムシ (トモちゃん)
2006-07-30 23:10:46
我輩の連想は、マムシ→黒板五郎→田中邦衛→???→「青大将」に訂正、っていう貧相なものだった。「マムシ」対「若大将」では何だか若大将の部が悪いからね。

「マムシ」に話題を戻そう。「マムシ」への書き込みは少ないね。皮むきの儀式が残酷すぎるのかなー?我輩は皮むきの記憶は無いが頭を徹底して潰す儀式は記憶がある。

また小学校高学年の頃、滋養として(強壮ではないゾ)焼いた干物を食べさせられた。母の実家の藁葺き屋根の軒先には水車番氏の画像ソックリの竹串に巻いたのが突き刺してあった。

20年くらい前に我輩の財布に入れていたのは何だろう、「青大将」の殻だったかな?「青大将」は生家の薪小屋でよく見かけた、多分蔵に住み着いていたのが時々散歩してたのだろう。「青大将」への掟は決して棒切れで突いたりなどしてはならない、守り神様だ、っていうことではなかったカナ?まー、鼠とかの類が増えるのを押さえてくれたのだろう。

追伸梅雨明けおめでとうございます。
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蛇の皮? (水車番)
2006-07-31 21:32:35
トモちゃん、

蛇の皮を財布に入れておく?

20年前といえば・・・・男盛りの?年齢ではないか?

いったい、何を求めて財布に蛇の皮・・・・・



ひょっとしたら? 濡れ手に粟の皮算用?

人間性溢れています!



土蔵のアオダイショウは、やはりねずみ対策だったようです。
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