村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

釣瓶落としの夕

2012年10月24日 | Weblog
わが家は一台の車だけなので、私が使う時には家内の職場まで送迎している・・
夕方5時前に家内の勤め先に行ったが・・・仕事中だったので掛合の道の駅の後ろの公園まで散歩した・・・
まだ  はっきりと5時にはなっていなかったのに・・・入り日の方向の山々は薄暗くなっている・・・・

秋の夕は・・なるほど釣瓶落としの様だ・・・

昔、子供の頃に夕方背戸山へ栗拾いに行った折り・・いざ帰ろうとすると・・・
谷間に面した山道が歩けないほど暗くなっていたことがある・・・
山村の子は・・秋の日の短いことを恐怖感も交えて体験的に知っている・・・

秋の夕べぐらい・・太陽の光のありがたさを実感する事は無い・・・

北欧の国々は、年の数カ月はほとんど陽の光を見ない月があるそうだ・・・
それだけに自然の力に畏怖を感じながら知的生活を心掛けているのだろう・・・
反対に、一年中陽光に恵まれている赤道直下に住む人々は・・・なるようになる・・生活見たいである・・・
いまだに部族間の抗争に明け暮れている・・・

人間の生活は、全てにおいて恵まれ過ぎるとろくな事は無い・・・
秋の日の短さは・・・物質的に恵まれ過ぎる現代人に反省を促している・・
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