朝から好天気だった。
今日は我が家の味噌つくりの日だ。
8時から豆を炊き出して、11時までかかる。豆を煮るのは例年私の仕事だ。
昔、豆を煮る時に窯の下へは豆柄を焚いていた、
あるときに何かの本で兄弟の相克に悩む若者が、豆柄で煮られる大釜の豆を見て、同じ親から生まれながら、煮られる立場と煮る立場に別れる姿を見て、自分の不明を覚る物語を見た、 それ以来、いつも豆を煮る度に思い出して身の自戒としていた。
近年、豆柄を焚く事はなくなったが、大釜で豆を煮る度にその物語の挿絵が目に浮かぶ。
子供の頃に読んだ本なのでどこかにあると捜したが見当たらない。
本当に自分の家にあったかどうかも定かではないが、 強烈な印象を残した本だった。
今日も 豆を煮ながらふっと思い出していた。
争う事の愚かしさを
燃え上がる炎を見ながら考えていた。
少年期に得た印象は、生涯残るものらしい!
今日は我が家の味噌つくりの日だ。
8時から豆を炊き出して、11時までかかる。豆を煮るのは例年私の仕事だ。
昔、豆を煮る時に窯の下へは豆柄を焚いていた、
あるときに何かの本で兄弟の相克に悩む若者が、豆柄で煮られる大釜の豆を見て、同じ親から生まれながら、煮られる立場と煮る立場に別れる姿を見て、自分の不明を覚る物語を見た、 それ以来、いつも豆を煮る度に思い出して身の自戒としていた。
近年、豆柄を焚く事はなくなったが、大釜で豆を煮る度にその物語の挿絵が目に浮かぶ。
子供の頃に読んだ本なのでどこかにあると捜したが見当たらない。
本当に自分の家にあったかどうかも定かではないが、 強烈な印象を残した本だった。
今日も 豆を煮ながらふっと思い出していた。
争う事の愚かしさを
燃え上がる炎を見ながら考えていた。
少年期に得た印象は、生涯残るものらしい!