花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設16年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調が重なり、家の回りの生活が主になった。

4月の庭仕事(5)「メークイン」を植える

2024年04月30日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日も朝から良い天気だった。天気予報では、昨日、今日と花粉が沢山飛ぶとあったので洗濯する日を伸ばすことにして、友人の裏庭で「メークイン」2kgの種芋を植え付けることにした。

昨年引っ越して来た隣家が、秋に菜園の南東の境界に1.6m高さの塀を張り巡らしたため、菜園が午前中日陰になってしまうのではと心配していた。しかし、この時期の午前10時で日陰は写真の様なので、これから夏に向かって太陽が高くなると、日陰は朝だけになるのではと安心した。ただし、風通しは確実に今までよりも低下するはずで、作物が病気に掛かりやすくなるかもと心配だ。

先日、ざっとスコップで耕してあるので、芋の植え付け場所を鍬で細かく起し直し、畝を作って堆肥を撒いてから芋を置いていった。

面積を節約したいので、ここも植え溝2列を近づけて作り、そこにV字型にずらして芋を置き、土寄せを山一つで済むように考えた。間に「化成肥料888」と「リン酸」を施してから、土を掛けた。

              

 

また一昨日、農協で「北海コガネ」という品種の種芋を見つけた。この芋は水分が多くデンプン質が少ないので、「ポテトチップス」や「フレンチポテト」など高温の油で調理しても色が茶色くならないらしい。1kg買った。

まだ「浴光催芽」し始めたばかりなので、発芽したら植えたいと思っている。

ネットで調べたら、以下のような特徴が分かった。

用途 加工食品用 (フレンチフライ)
長所
  • いもの形が長楕円体で、中心空洞が無く、還元糖含量も少ないのでフレンチフライ原料に適する。
  • 剥皮褐変や調理後黒変が無く、煮くずれも極めて少ないなど、調理品質も優れる。
短所
  • ジャガイモシストセンチュウに感受性。
  • 初期生育がやや遅く、いもの肥大も遅い。
  • 黄肉はフレンチフライ原料として敬遠されることがある。

若者の1人が「店に行っても、野菜の値段が高すぎて手が出ない。」と言っていたので、「北海コガネ」が収穫できたら半分以上は2人にお裾分けする予定だ。私は油を使う料理は高カロリーなので、なるべく食べない様にしているからだ。

また、私が種まきを済ませた葉物野菜が次々と発芽しだしたが、収穫時期が来たら彼らや地主の友人に差し上げたいと思う。

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4月の庭仕事(4)若者達の植え付けを手伝う

2024年04月29日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日、一昨日と気温が高くなり、燐家の「山桜」が満開になった。

 

庭の「チューリップ」や「プリムラ」「カタクリ」も開花し、「バラ」の新芽も伸び出した。

 

          

 

良い天気になった昨日日曜の朝は、7時に札幌から若者2人がやって来た。早速友人の裏庭に行って、幾つかの野菜を植えたり、種蒔きの手伝いをした。

先ず、彼らが持って来たじゃがいもの種芋は「はるか」という品種で、「生食でき、加熱しても「メークイン」に似て煮崩れもしにくいので選んだ。」と言っていた。「浴光催芽」により芽出しが丁度良い状態になっていた。大きめなのは縦に切ってもらい、隣家の塀の傍に植えて貰った。量は1kgだったが、予定した面積に丁度納まった。(V字型に2列に植え、山は1山にする予定)

ネットで調べたら、「白肉で、食味が良く、水煮適性が優れ、サラダおよびコロッケ加工適性もある中生の生食用系統。 目の周りが赤い外観を呈し、「男爵薯」よりも多収で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性がある。 青枯病にもやや強いとあり、優れた特性のじゃがいもらしい。

   

次は私が植え終わって余った「実エンドウ豆」の種を蒔いてもらった。

「エンドウ」は5~7年豆を植えたことが無い場所で無ければ「連作障害」が起きやすい場所決めが一番難しい野菜なので、今までの作付けを思い出して貰って種を蒔く場所を決めた。最後に鳥除けネットを張った。

また、私が室内で2月末に種まきした「大玉黄トマト」1株と「中玉トマト」3株の苗を渡して植えて貰った。種を早く蒔き過ぎ、発芽後低温続きで間延びしたので、寝かせ植えして10cm程、茎に土をかぶせて貰った。

最後に「ホウレン草」「小松菜」「春菊」の種を蒔いた。「春菊」は昨年の余り種だが発芽するだろう。また「ホウレン草」は私から今年の余り種を提供した。

          

    

彼らが野菜作りをするのは3年目になるが、植え付け作業は1年に1回だけなので、野菜毎に必要な化成肥料や単肥、また、どの位の間隔で植え付けたり、種まきをしたら良いかという記憶が余り残っていない。だから、そろそろ今年は植え付け時に口出しをしないようにしたいと思っていたが、なかなかそうは行かず、全ての植え付け方をアドヴァイスしなければならなかった。

最後に水やりをして2時間の作業を終えたが、これで安心した。連休中に1度来ると行って帰って行った。

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年金生活前後の「熟年離婚」について考える(2)

2024年04月27日 | 高齢期の生活全般

私自身の事を振り返ると、8歳でまだ30代だった父親を病気で亡くしたために経済的に恵まれない「母子家庭」で育ち、苦労する大正生まれの母の姿を毎日見て来た。

何か欲しいものがある時、母に言うと、「来年になったらね。」と決まった答えが返って来る。だからその内、次第に言わなくなった。

そのため中学生の頃から、「例え結婚したとしても、もしも相手が父親のように予想しない病気や事故にあって働けなくなった時、自分が家庭生活を支えられる経済力を持ちたい」そして「将来、自分が母の生活を支えたい」と考える様になった。女性が働く職場がほとんど無かった戦後間もない時代に、30代で夫を亡くした母は、実は私にとって「反面教師」だった訳だ。

高校には、「日本育英会」の奨学金で行く事ができた。(就職後の最初の夏のボーナスで返済を済ませた)

そして、私の密かな目標に向かって学校生活では努力した。

その甲斐もあり、結果的に結婚後の年収も、退職後の年金収入も、結婚相手とほぼ同等に近い経済力を持つことができた。

しかし、子供が生れると同時に同居した母は、急に病気になり、2年後に旅立った。その後は核家族で暮らした。

子供2人を育てながらの「フルタイム勤務」は、男性優位の風潮が強い社会や家庭で、日々の仕事と家事・育児の責任を果たす事が戦いの様だった。子供が急に発熱などすると、明日の生活さえ見通せない精神的・時間的に余裕が無い緊迫した生活が続いた。

今やとても長くなった高齢期の生活を支える安定した収入は、誰にとっても先ず必要なものである。他人はどう思っているか分からないが、結果的に今は、私自身が想像もしていなかった「贅沢さえしなければ経済的には安定していて、自由で好きなことができ、幸せに思える高齢期生活」を自力で送ることができている。

最後になるが、今は自分の「健康寿命」を1日でも長く伸ばし、家庭菜園や花育てを続けられたら思い残す事は無いと思っている。知人の裏庭を借りてまで野菜を作るのは、農薬にまみれた見かけの良い市販の野菜をできるだけ買わずに、無農薬、低農薬で見かけは悪くても身体に良い野菜を食べたいためだ。

そして、明日死ぬと知っていても、歩けるなら庭に出て季節の花を愛で、野菜の種まきをする気持ちでいたい。99歳で老衰で逝った伯母が、私の目標である。

 ※「健康寿命」とは、制限無く自分で日常生活ができる年齢で、日本の2019年では男性72.68歳、女性75.38歳。

   ※記事を読んで下さりありがとうございます。コメントをいただければ幸いです。

 

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年金生活前後の「熟年離婚」について考える(1)

2024年04月26日 | 高齢期の生活全般

近年、「熟年離婚」をする人が増えているという。

国が専業主婦だった「第3号被保険者」の女性の離婚後の生活を守るために、離婚する場合の「年金分割」を2001年4月1日から法律で決めた事も、結果的に「熟年離婚」を後押しする事に繋がっていると思う。

しかし、「年金分割」は、あくまでも「厚生年金分」だけだし、女性の「家庭生活貢献度」を見極め、最高額は1/2だから、婚姻期間の長短などで「貢献度」が低ければ分割分は限りなく少なくなる。

そうすると、「平均寿命が男性より長い女性」が、離婚後一人で老後生活を維持するのは経済的に厳しくなり、生活保護などの社会保障を受けなければならなくなる人も多くなる。実際に高齢一人暮らし女性世帯の「貧困率」は、同世代の一人暮らし男性世帯よりかなり高い。

「年金分割」をした熟年離婚男性の方も、「年金分割」によって経済生活は極めて厳しくなり、所得が低い高齢者世帯2つが誕生することになる。

また、老後の生活にとって、「住宅費(家賃)」は、毎月の経済生活にとって大きい負担となるし、そもそも高齢者は「賃貸住宅」を借りるのが難しい現実もある。

さらに、思いがけず病気になって「医療費」が嵩んだり、要介護状態になって「介護費用」が発生すると、もっと負担は激増する。

以前、60代の知り合い女性から「離婚したい。」という気持ちを聞かされた時、彼女に自活する経済力があれば反対はしないが、無いのだとしたら考え直す事を勧めた。

その理由として「一般的に男性の平均寿命は女性よりも短いから、もう少し我慢すれば、その内、3/4の「遺族年金」を貰えるかも知れないし、1/2の「遺産相続権」もある」と教えた。

これらの事から考えると、何時の時代でも女性は、結婚によって生涯の経済的な安定が保証される訳では無いのだから、やはり女性自身も生涯に渡り「自立できる経済力」を持つことが大切で、「経済的自立」は「精神的・生活的安定と自由」を保証してくれる生きる上の基本的な第一の条件だと言える。

だから「パート収入の103万円の壁」などで自分の労働者としての「稼ぐ力」を抑えてしまわず、「所得税」や「医療保険税」を支払っても130万円以上の収入を得る働き方を目指す方が、長い目で考えたら「不確定要素」が大きい家庭や社会で暮らす女性にとっては良いと言える。

勿論、結婚しても子供が生れても仕事を持つ女性であり続けるには、自身の仕事に対する前向きで真摯な強い意志と努力、そして健康が必要だ。

また、結婚する際は、相手の男性の「女性観、家庭生活観」を見極める事が、何よりも大切なのは当然だと思う。

間違っても大正~昭和時代に一般的だった「男性は外で働き、女性は家の中で家事・育児・介護を担うのが良い」という古典的な「男女分業型家族観」を持つ男性とは、結婚しないに越したことはないのだ。

また、男性にとっても生涯働き続ける意思を持った女性と家庭生活を共にするためには、自らも延々と続く日常生活に向き合い、妻との共同生活を維持し実践する厳しい覚悟と、妻にとことん寄り添う愛情が必要なのは言うまでも無い。

こう考えると、これからの「結婚相手に望む理想像」は、外見や性格、趣味だけでは無く、男女とも大きく変わって行くに違いないと思うし、変わらなければならないと思う。

幸いに「超少子化社会」を迎えて、国は今年「こども家庭庁」を新設し、「子育て支援策」や「女性の就労支援策」を打ちだしつつあり、「育児休業制度」も前進して、今は3歳未満児の保育所も無かった町で個人に頼りながら子育てをして働いた私の時代とは大きく違って、女性が働き続ける社会環境が前進して来ていると思う。

(つづく)

 

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ホームセンターで種選びを手伝う

2024年04月25日 | 高齢期の生活全般

昨日は朝から雨。外仕事はできず、気温も低い。

それでホームセンターに足りない野菜の種を買いに行った。

種売り場にいたら、私と同世代に見えるメモを片手の女性から話しかけられた。「大根の種を買いたいのですが、どれを買ったら良いか分からないのです。」と。

それで、どれくらいの広さに種まきをしたいかを聞き、袋に書かれている内容量と種の特徴を比べてみせて、結果的に容量が少なく、病気に強く、トウが立つのが遅い種を推薦した。

すると「どのように種まきをしたら良いの?」と聞かれたので、「大根の種は化成肥料に負けやすいから、少し離して種を蒔くと良いよ。」と教え、彼女が持っていた紙に簡単に図示して渡した。

また、堆肥と石灰は知っているらしいが、「化成肥料って何なの?」と言うので、肥料を売っている棚の場所に連れて行って、「8-8-8」が一般的で使いやすいと教えた。

すると、「8-8-8って何?」と聞かれた。「チッソ、リン酸、カリの含有量を表していて、順に、葉や茎を育て、実を大きくし、根を立派にする化学肥料です。」と言うと、「今まで何を植えても満足に育たなかったのは、肥料が足りなかったみたいだ。」と話してくれた。

他に「トウモロコシ」「小松菜」「ホウレン草」の種も選んだ。

「今まで「ホウレン草」の種を蒔いてもあまり発芽して来ないけど。」と言うので、「「ホウレン草」は酸性の土が特に嫌いだから、石灰を他の野菜の1.5倍位施すと良いのでは。」と話した。

また、「エンドウ豆」と「枝豆」の違いが分からないらしい。「エンドウ豆」は「サヤエンドウ」と「スナックエンドウ」があるけど、どちらにしたいか聞いて、適当な少量の種の袋を教えて上げた。

さらに「「人参」は、どの種が良いですか?」と聞かれたので、「五寸と三寸があるけれど、家庭菜園なら「三寸人参」の方が作りやすい。

また、種はなるべく隣同士くっつけて蒔き、掛ける土は薄くする。乾燥しないように管理して、芽が出たら間引きながら8~10cm間隔にすると良いよ。」と言ったら、「間引くなんて勿体ない。」と返された。それで「間引かないと太くならないよ。」と答えて、簡単にメモしてあげた。

彼女には夫君がいるが、先日、病気で倒れてしまったので、今年は自分が庭仕事をしようと考えて種を買いに来たと言っていた。

私が話したことを理解して覚えたかどうか不安だったが、私も次に行きたいところがあったので、30~40分間付き合ってから別れた。別れ際に、「種袋の裏に、蒔く時期、蒔き方などが書いてあるので、字が小さいけれど読んで参考にしたら良いよ。」と教えた。

帰宅後、名前と住所を聞いておけば良かったと思ったが、後の祭りだった。

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4月の庭仕事(3)「水仙」が咲き出した

2024年04月21日 | ガーデニング・家庭菜園

今週は4日間程、霧雨が降ったり、曇りの日が続き、気温も驚く程低くて、昨日など最高気温は10度を切っているのに風が強いから寒くて震えた。

それでなかなか「水仙」が開花できずにいたが、今日ようやく日が少し差して来たので、待っていたように咲き出した。

12月の誕生花である「水仙」の花言葉を調べてみたら、「神秘的」「再生」「強い生命力」「自分を励ます」等の他に、ギリシャ神話にある「ナルキッソス」から来ていると言う「自己愛」「うぬぼれ」という言葉もある。

庭に幾つかしか無い「ヒヤシンス」も開花し、今月4日に雪が解けて以来17日目の庭に、やっと彩りが戻ってきた。

「ヒヤシンス」は気温が上がると庭中に芳醇な香りを漂わせてくれる花だ。まだ寒いので、暖かくなるのが楽しみだ。

      

     

「芍薬」の新芽は、まだ弱々しい。

         

今年は降雪量が少なかったからか、庭木はほとんど枯死しなかったので嬉しい。「ばら」や「ボタン」の木々からは、新芽が出始めている。

 

      

3日前に買って来たじゃがいも「メークイーン」の種芋2kgを「浴光催芽」するために段ボールに入れてベンチの上に置いてある。夕方気温が下がると玄関内に入れているが、今日は陽光が当たった。芽出しには、まだ1週間ほどかかるだろう。

  

                  

 

 

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ウインドブレーカーを袖なしに補正する

2024年04月18日 | 医療・健康・食生活・衣生活

昨日、長年着て色があせ気味のポリエステル製「長袖ウインドブレーカー」を捨てようとしたが、「ちょっと待てよ。袖なしに補正すれば、これから暖かくなる時期に畑仕事に使えるな。」と気がついた。

早速、長い両袖を外し、袖から「バイヤステープ」を数本取った。

ミシンを出したが、ミシン針が太いらしく、目が詰んだ生地なので上手く縫えない。そこでミシン針を細い針に変えようと外し、新たな11番の針を付けようとしたが、針が曲がって上手く取り付けられない。こんなことは50年間ミシンを使ってきて初めてだった。1時間近く悪戦苦闘しても駄目なので、近くのミシンの修理店を検索したりもした。

諦めて夕飯の支度をし、食後再挑戦した。何と今度は何事も無かったように上手くセットできた。良かった。一体何だったのだろうと思った。

 

今朝、両方の袖ぐりを「バイヤステープ」で包んで何とか完成させた。

そう言えば、この服を「イトウヨーカドウ」の服飾売り場で見つけた時、袖口の片方に「ジッパーテープ」が付いていない事を発見した。一枚しか無かったので価格交渉をして、確か1000円値引きして貰って買い、その後百均から同じ色のテープを買って来て取り付けたものだった。

これからも数年間は着られそうな袖無しの作業着ができて、苦労したけど良かった。私には限られたお金しかないが、時間はたっぷりとある。これからもこんな作業を嫌がらずに、今持っている物を大事に有効活用して行きたい。

            

 

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4月の庭仕事(2)若者達が来た。

2024年04月14日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日の日曜日は、晴天だった。

昼近くに友人の裏庭で私と共に週末園芸をして来た若い二人が、今年初めて札幌から来た。一人はそこに住む友人の孫さんで、昨年2人目の子供が生れたパパ。もう一人は東京近郊の農家の息子で、札幌市内の会社に務めるまだ独身の人だ。2人は学生時代から趣味を通した友人だという。

二人で我が家に私を迎えに来たので、身支度をして畑に行った。

先ず「連作」を避けるために、2年間の作付け場所を振り返り、ざっと今年は「アブラナ科」「ナス科」「豆科」等を植える場所をどこにするか、それから「エンドウ豆」「トウモロコシ」「トマト」「じゃがいも」などの植え場所を決めてから、早速、彼らの領分を耕して貰った。

若いので力強くスコップを突き刺し、休み無く固まった土を起こして行くので感心した。

作業しながら農家を顧客にする企業の部署に勤めている一人が、「不耕起農業」の講演会に行って来たという話しをして、それに対する私の意見を求められた。

私も昨年来、TVの報道を見たり、本を読んだりして少し学んでいた。

「不耕起農業」では自然環境を守ることはできるだろうが、今までと同様の収穫量を上げることは難しいらしいと答えた。この土壌の様に、何も生えていない硬い土では、やはり耕して空気や堆肥を入れ、作物の根が伸びやすくする必要があるのではと言うと、納得したようだった。

また、その講演会で「トウモロコシ」の残渣が作物の生育に良い影響を与えるという事を聞いたらしく、今年は「トウモロコシ」にも挑戦したいと言っていた。

(※写真手前は、一昨日、私が起こした場所だ)

耕し終わったので、「じゃがいも」を植える予定以外の場所に「石灰」を撒き、土と混ぜて貰った。彼らはこの場所に来て野菜作りをし始めてから3年目になるので、大分手際が良くなってきたと思った。

  

来週は、この時期に蒔ける野菜の種を蒔いてもらうことにした。

今年はもう私に頼らず、彼らで自主的にどんどん作業を進めて行って欲しいと思うが、どうなることだろうか。

とにかく今年もまた友人の裏庭で、20歳代の2人と一緒に畑仕事ができると思うと嬉しい限りだ。私の気持ちにも野菜作りのスイッチが入ったようだ。

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4月の庭仕事(1)菜園の土起し始める

2024年04月14日 | ガーデニング・家庭菜園

今年の庭の雪解けが昨年よりも4日遅れたためか、土起しも4日遅れとなり、一昨日から始めた。

1月半前に右の利き腕の手首をぶつけて痛むので、スコップで起こす作業が辛いが、庭の菜園部分は昨日の朝で終えた。積もった雪の重みが掛かったのか、土が硬く締まっている。

その後、傍の友人の庭に出向き、我が家の庭よりも広く借りている部分を端から起し始めた。疲れるので、1度にできる土起しは精々40~50分だ。結局昨日は、汗をかきながら、3回で全体の半分程を起し終えた。残りはまた休み々々続ける積もりだ。

今日、庭に先ず初めに「ホウレン草」と「春菊」の種を蒔こうと思い、その場所に石灰を撒いて置いた。また、「ホウレン草」の種を水に浸け、キッチンペーパーで包んで冷蔵庫に入れて置いた。

北国にもようやく春が訪れ、庭に初めて咲いた花は「クロッカス」の黄花、次が白花、そして最後が紫花だ。「水仙」「チューリップ」「ヒヤシンス」の芽も、日一日と育ち始めている。

沢山の野菜の種を見ながら、今年も元気で庭仕事をして、植物から生きる力を貰いたいものだと思っている。

 

 

 

 

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大腸内視鏡検査を受けた

2024年04月05日 | 医療・健康・食生活・衣生活

私は、「大腸内視鏡検査」を今までに2回受けている。

その結果、1回目で4個、2回目で3個の「ポリープ」が見つかり、切除手術を受けた。2回目の時は、切除時は1泊入院した。検査結果はどれも「良性」だったと言われた。

1~2年後には3回目の検査をするべきだったが、大量の下剤を飲むことと、その結果の腸内洗浄(下痢)が苦しくて、先延ばしにして来た。

しかし、前回から3年になる今年はやはり再検査をしようと決意して、先日臨んだ。

自宅で午前中に好みで無い味の2Lの下剤を200ccずつと1Lの水を100cc

ずつ交互に2時間かけて飲むのだが、なかなか飲めない。飲み始めてから30分後辺りからトイレに20回ほど通った。腸内から水分ができらなく、予定の時刻より遅れて病院に行った。

また今回は、「検査時に、もしもポリープが見つかれば、日を改めて入院切除するのでは無く、その場で切除して欲しい。」と強くお願いして、医師の了解を受けた内視鏡検査だったが、はっきりと分かる3個のポリープが見つかり、直ぐに切除され、傷口をクリップで止められた。大きさも5mm程あって、今まででは最高の大きさだった。

もしこれを放置したら癌になるものだったかも知れないと思うと、今回決心して検査を受けて、本当に良かったと思った。

帰り際、看護師から今後の食事の注意が説明され、出血を止める薬7日分の処方箋を渡された。

1ヶ月後に行った時に、「ポリープ」の詳しい検査結果が聞けるだろう。

「大腸癌」は、今では男女ともに死因の上位を占めているが、こうして内視鏡検査を受けて、見つけた「ポリープ」を除去しておけば、癌になるのを予防できる。そう考えると、辛く嫌な検査だが、やはり受けておくべきだと思っている。

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気温が氷点下を脱して、苗もボチボチ

2024年04月04日 | ガーデニング・家庭菜園

4月になり、今朝は最低気温が氷点下を上回り、最高気温も10度近くに上がるという予報だ。

お陰で今朝見ると、あんなに積もっていた庭の雪がほぼ溶けた。

数日後、地面が乾いたら、草木の「冬囲い」を外す予定だ。

ただ、20日ほど前に痛めた右手首がまだ腫れて痛いので、作業が上手くできるかどうか。

先月から居間で「セルトレイ」に種蒔きした「トマト」などが発芽し、徐々に育ち始めている。大きくなったのは「ポリポット」に移植した。

私が勘違いして(認知力が衰えて?)例年より1ヶ月も早く種まきした「トマト」の内、早くも「中玉トマト」がこんなに大きくなってしまったので、植え付け予定の5月初めまで、無暖房の部屋に置いて乾燥気味にして置こうかと考えている。

      

生育が遅い残りの「大玉トマト」や「ミニトマト」、2種類の「長ネギ」等は、今まで通り居間の南東側の窓辺に置く。

今日も朝はまだ暖房を入れているが、その内入れなくなるので、今後の「トレイ」の保温対策に悩む。

また、同じ日に種を蒔いても、種類によって発芽に要する日数も生育速度も凄く違う。

 

                

 

2週間前に自家採種したトマト「アイコ」の種を蒔いたが、やっと4cm程になった。この種は、まだ遺伝形質が固定していないらしく、昨年育てたら3割ほどに「アイコ」と違うミニトマトがなった。

向こう側の「アスパラガス」は、昨日発芽したばかりだ。我が家の古い「アスパラガス」は2年前に片付けてしまっていたが、komakoさんのブログに刺激されて、新たに種を買って来たものだ。

            

遅れて蒔いた「ミックスレタス」と「サンチュ」「スナックエンドウ」は、種の発芽を待っている所だ。

窓辺を苗に占領されて、一時避難している草花。

 

 

 

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