花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設16年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調が重なり、家の回りの生活が主になった。

初夏の庭と菜園(5)小豆を植える

2022年05月26日 | ガーデニング・家庭菜園

この2週間雨が降らず、土は乾燥状態が続いている。夕方、鉢に植えた花、発芽後間もない「長ネギ」、まだ生えそろっていない「人参」、少し大きくなってきた「ホウレン草」や「春菊」「レタス」「スナックエンドウ」などには水を遣っている。

友人の畑には、昨日、「枝豆」と「トウモロコシ」の種まきをした。「トウモロコシ」は室内で苗を作る積もりだったが、室温が低すぎてほんの少ししか発芽しなかった。残りの種を直接畑に蒔いたが、どうなることやら見通せない。

今朝は昨年収穫した「小豆」を種として蒔いて来た。種を蒔く場所は、何十年も起こしたことが無い草畑で、鍬で起こそうとすると縦横無尽に土中を占有している「スギナ」の根と石が引っかかるのだ。昨秋は少しでも退治したいと思いアルカリ性の消石灰を多めに撒いて置いたが、土中には大した効果は無かった。今朝は1時間弱かかって、小さな鍬で根を掘り起こして取った。

「小豆」には、石灰、牛糞堆肥、262をやって、3粒ずつ種を蒔いて来た。北海道開拓に入った明治の人達は、先ず豆類から植え付けをしたらしいので、この草畑でも収穫できたら嬉しい。

一方この間、我が家の庭では、そろそろ小さな蕾が出て来た「薔薇」に、例年通りアブラ虫が沢山来訪して先端を取り囲み.、樹液を吸っている。手袋を履いた手で2日間、潰して歩いた。プチプチと音がするのが快感だ。

昨日は、この所の晴天で「牡丹」が咲いて来た。亡くなった伯母が植えてくれた「白牡丹」が清楚で素晴らしい。「赤紫の牡丹」も存在感がある。

      

「ジャーマンアイリス」が咲き出した。

        

「スズラン」が隣家との境界に移動していた。左の花は名が不明。

「アキレギア」は、好きな色だけ処分しなかったら、今年はこの色だけだ。

        

明日は久し振りに雨天という予報だ。当面必要な庭仕事を終えたようでホッとしている。

 

 

 

 

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友人の孫と畑作業(1)

2022年05月21日 | ガーデニング・家庭菜園

今日は土曜日で会社は休みなので、友人の孫が札幌からやって来た。

まずは背丈が7~8cmに生えそろった「エンドウ豆」に追肥をしてから、早めだが支えの竹の立て方をやりながら教えた。

次は、本葉が4枚出た「大豆」のネットを外し、隣に種を買ってきた「手なしモロッコ」を植え付けて、外したネットを掛けた。

彼が種から紙製ポットに苗を育てて来た「唐辛子」を持参したので、そのまま切り離して植えて貰った。

「小松菜」を間引き、追肥をしてから土寄せして貰った。

土がひどく乾燥していて、来週の土曜日まで雨は降らないらしいので、植え付けた野菜全体に水やりをして貰った。

私が知らない間に種を蒔いたという「玉葱」が発芽して来た。北国では2ヶ月遅い種まきで、上手く育たないかも知れないと思うが、育て方は教えようと思う。

この一ヶ月間の野菜づくりを聞くと、会社で仕事をしている時でも畑の事が気になり出したと話してくれた。

 

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初夏の庭と菜園(4)

2022年05月18日 | ガーデニング・家庭菜園

一昨日ショックな事があった。私が一番大切にして来た薔薇「スーリー・ド・モナリザ」の3本の茎の内1本が、強風で折れていたのだ。

確かに今月に入ってから、毎日風速5m程度の強い風が吹きすさんでいたので、風が少し弱まったら支柱を立ててテープで縛ろうと考えていたのだ。思いがけず予想よりも早めに災難が起きた。それで慌てて結構葉が出て来た薔薇や蕾が大きくなって来た「牡丹」「芍薬」に支柱を立てることにした。全てをするには時間がいるので、見たところ手当が必要なものから取り敢えず手当てした。

  

               

自家製苗の「トマト」や「ピーマン」、購入した「ナス」「青南蛮」には、強風で枯れないようにあり合わせのビニールとあり合わせの竹で囲った。

           

昨年「トマト」を植えていた場所には、今年は豆類を植えた。手前は5月9日に種まきをした「手なしインゲン」。鳥よけのネットを掛けている。

向こう側は「スナックエンドウ」。右側の背丈があるのは、3月に室内で種まきをして苗にし、4月10日に移植した物で、左側はその日に種まきをした物だ。一度に収穫期を迎えたくないので種を蒔く日にちをずらした。気温がまだまだ低いので、黒ビニールでマルチをし、風でビニールが浮き上がるので、ブロックを置いた。

半日陰になる東側には一昨年まで「アスパラガス」を植えていたが、年数が経って収穫量が減ってきたので、昨年からは「葉物野菜」や「大根」を植えだした。「ホウレン草」「春菊」が、やっとここまでになった。

※隣家との境界には、連作ができる「ニンニク」を植えている。

                  

今日も風が吹いている。菜園の作業が忙しいが、花木類にも気配りをして行きたい。 

 

 

 

 

 

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友人の孫達にトマトと芋の植え付けを指南

2022年05月15日 | ガーデニング・家庭菜園

昨日の土曜日の9時半頃、小雨が上がり切らない内に友人の孫とその友達が私を迎えに来た。

私が用意して置いた「トマト」の手製苗6個と風除けビニールに必要な短い竹の棒を渡して、一緒に行った。

前回トマトを植える穴は掘って置いたので、昨日は私が1個だけ植え方を見せて教え、それから残りの5本は彼らが石灰、化成肥料888,牛糞堆肥を穴に投棄して混ぜ、トマトの苗を植えて貰った。「斜め植え」は根が多く出るので丈夫に育つというアドバイスもした。支えの竹を立て、テープで緩く苗を止めてもらった。当地は風の強い日がまだ暫く続くので、苗に風よけのビニールは欠かせない。手元にある肥料袋や米袋の底を抜いて貰って風除けにした。

買って来た「北アカリ」の種芋1kgは、1個100g以上ある大きさだった。まず、種芋は農水省が病原菌がない種芋の生産、販売を管理している理由を話し、家庭で余った芋を勝手に植えては駄目だと説明した。次に、芋が大きいので、40~50gに切り分ける方法と植え付け方を教えた。切ったら全部で15個になり、1畝に70cmの幅を取って植えて貰った。何故そんなに広い幅が必要かと聞かれたので、発芽後、子芋が親芋の上にでき、土から出て日に当たると「ソラニン」という毒素が生じるので、そうならないように左右から土を寄せて土盛りをするからだと説明した。

2人とも、真面目に聞いてくれて、手早く植え付け作業をしてくれるので、気分が良い。

植え付け後は、4月末に種を蒔いた「春菊」の間引きをしてもらい、それから菜園全体の除草もお願いした。

先週、孫が「枝豆」の苗を買って来て室内に数日置き、豆部分が4cmにも間伸びした苗を持参し、私が行く前に一人で菜園に植えていた。それを見た私から、そのままでは鳥が柔らかい発芽したばかりの豆を食べてしまう心配があることを話し、我が家からネットを持って行って張らせたという事があった。

それで、昨日、私から「「枝豆」は種で買って植え付ける方が管理しやすいし、経費も安い。」と話した。

9日前に私が種を蒔いた「ホウレン草」が発芽していたのを見て、「初めはこんな姿なんだね。」と驚いていた。私から「「ホウレン草」はアルカリ性土壌が好きな野菜なので、普通の野菜の2倍近くの石灰を撒けば上手く育つから。」と教えた。「エンドウ豆」も10cm程に育ったのを興味深そうに見ていた。

昨日は20歳代半ばで、普段はそれぞれ別々の会社員として働いている彼らとは実質1時間半ほどの作業時間だったが、高齢の私を必要としてくれて、真面目に取り組む2人の姿に、久し振りに清々しさを感じた。今年は若者とのこんな付き合い方ができることに感謝している。来週の土曜日も来ると言っていた。

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初夏の庭と菜園(3)

2022年05月12日 | ガーデニング・家庭菜園

ゴールデンウイークが終わり、5月も既に半ばに入った。この間、当地の気温は中々上がらず、やっと一昨日から20度を超す気温が2日続いた。

しかも昼間は風速5m程の強風が吹き荒れ、雨が降らないので、育てた苗を植え付けたものも、まだ苗のままベランダで日に当てている物も管理が難しかった。また種まきをした野菜類が発芽しないので気を揉んでいる。

明日夕方から待ちに待った雨が降る予報なので、期待している。

今朝は曇り。6時半に庭を見回って写真に収めた。

庭は「ヒヤシンス」の花が終わり、「水仙」も最盛期を過ぎた。近所の「グループホーム」の入所者さん達が、付き添いのヘルパーさんと一緒に、散歩がてら毎日のように見に来てくれるので嬉しい。

歩道に沿った「土手」の上の今の様子だ。「薔薇」が葉を出し始めた。「サツキ」の開花はまだまだ先だ。「宿根かすみ草」は開花し出したが、広がって増えすぎるので、毎年かなり根ごとむしり取っている。

「翁草」は最盛期を過ぎ、花が終わって独特の綿毛が出始めた。

            

まだ植えて3~4年の「淀川ツツジ」が開花し出した。

「五寸アヤメ」が満開だ。

     

「プリムラ」は花の最盛期で美しい。我が家では、グランドカバーの他、敷地が隣家よりも25cm程高いので、境界に植えて土留めの役割もさせている。

昨秋、土手に移植した黄色い「カタクリ」の花は終わった。

      

今は「チューリップ」が庭を彩ってくれている。

前は沈んだ色ばかりのチューリップだったので、明るさや元気な雰囲気に変えたいと考えて、数年前に黄色い下のチューリップを植えた。植えた時点では球根は5球だったが、随分増えたようだ。

        

 

                

気温が低い玄関で冬越しさせて庭に移植し、蕾2個の内、1個だけ残して置いた「牡丹」がこんな花を咲かせた。今年、根が育ったら、来年は花数が増えるだろう。

大きな「薔薇」の木が数本、2mもの雪害と根の凍結が原因か、駄目になった。今まで片隅に2本ずつまとめて植えていた「クレマチス」を、1本ずつに分けて積雪量が多くなる場所に移植した。どれも晩秋には根元2~3cmを残して切ってしまう事ができる「新枝咲き」の品種なので雪には強い筈だ。

        

室内で3月9日セルトレイに種まきし、4月15日に菜園へ移植して保温のために不織布を掛けて置いた「ミックスレタス」の覆いを昨日外した。14株植えたのに11株しか育たなかった。

隙間に続けて育てている苗を植える積もりだ。

                  

玄関に置いてある野菜の種だ。既に蒔いた種も多いが、「黒豆大豆」はまだこれからだ。「トウモロコシ」は今、窓辺で種まきをし、発芽を待っている。まだ当分、種まきをしたり、発芽したものの間引きで手を休ませられそうに無い。 

 

 

 

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初夏の庭と菜園(2)

2022年05月03日 | ガーデニング・家庭菜園

この私が借りる場所は、友人の菜園の1/4程の広さに当たる。しかし、今まで野菜を植えてきた場所は今年は友人の孫が使うので、私が使えるのは、昨年まで数十年、土を起こしたことが無く、雑草畑にしていたという場所だ。

昨年は私が借りて初めてスコップで土を起こし、「枝豆」を植えた。思いの他、上手く育ち美味しかったので、今年も植える場所を更に増やして、「トウモロコシ」や「枝豆」を育てたいと考え、一昨日から起こし始めた。

土中には、タンポポやスギナの根が多かったので、昨秋、土の酸度調節のために石灰を撒いて置いた所だ。雑草も土の肥料になるのではと思い、徐々に起こしていたら、目的の広さまで起こすことができた。気温は10度以下なのにも関わらず、久し振りに汗だくになった。

※左上に育っているのは、友人の「葉葱」、それと昨秋私が植えて上げた「ニンニク」だ。

そして昨日の朝は、一昨日の午前に起こした日が当たる場所と違って、隣家の壁が原因で半日陰になる場所を午後に起こして置いた所に、友人に食べて貰いたくて、その場所でも育つ作物、先ずは我が家の「ニラ」の根を半分掘って、絡みついていた根をほぐしたものと、友人の畑にあった「葉長ネギ」を移植した。また私の家にあった余り種の「春菊」「ホウレン草」「小松菜」の種まきをした。たったこれだけの仕事なのに、凄く疲れた。

          

午後は、ロシア絡みで化成肥料が値上がりするかも知れないと思い、「化成肥料888」「化成肥料262」を各20kg袋、それと「リン酸カリ」500g入りを3袋買った。これだけあれば2年は大丈夫だろう。

昨日まで冷風が吹きまくっていたが、今朝は風が少し落ち着き、午後から気温も上がるらしい。

この所、我が家の歩道沿いに作ってある50cm高さの土手の草花が、一斉に開花してきた。2m近くもの積雪があって植物が傷むのではと心配したものの、「サツキ」や球根植物は強かった。

しかし、雪の重さに絶えられなかった「薔薇」の木は、支えも折れたり傾いたりして数本が駄目になり、残念極まりない。特に大切にしていた「ピエール・ド・ロンサール」の太い茎が、根元から折れてしまったのは悩ましい。窓下の「淀川ツツジ」の蕾が付いていた細い枝も全部折れてしまった。

土手上の「水仙」と「チューリップ」の球根が随分増えたように思う。こんなに美しい花を毎年咲かせる球根植物のDNAと生命力には驚く。球根は地面の下にあるので、雪害をほとんど受けないのも素敵な特徴だ。

ピンクの「芝桜」は、秋の内に随分整理して少なくしたのだが、また冬の間に結構繁殖している。開花すると芳醇な香りを放ってくれる。

  

小型の「遅咲きチューリップ」も、例年と違って、間を置かずに開花している。白とピンク色、黄色の「プリムラ」は今満開で、木々の隙間を埋めてくれている。

この後、数本の「牡丹」が開花するのが待ち遠しい。

 

 

 

 

 

 

 

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友人と水芭蕉鑑賞に行く

2022年05月01日 | 日記

花友さんと毎年、石狩圏南部の恵庭市にある国指定の「カリンバ遺跡」に「水芭蕉」の見学と撮影に出かけて来たが、今年は記録的な大雪に見舞われたので、「水芭蕉」がどのような状況になっているかが気になりつつも、お互いの都合が上手く合わず、やっと鑑賞に出かけたのは5月の初日の今朝だった。

 ※「カリンバ史跡」の概要 

カリンバ遺跡は、JR恵庭駅と国道36号線に挟まれた市街地にある。平成11(1999)年の市道建設の前に恵庭市教育委員会が行った発掘調査で、約3000年前(縄文時代後期)の「土抗墓群」「大型合葬墓」が発見された。中には赤色に漆塗りされた櫛、腕輪、腰飾り帯の他、土器397点が見つかり、2005年、国の指定遺跡に登録され、遺物は翌年、国の重要文化財に指定された。(恵庭市のホームページより)

この寒冷な場所に、3000年前に縄文人達の集落があったのだ。どのように寒い風雪を凌ぎ、どのような生活を営んでいたのかを想像するだけで不思議な気持ちになる。

午前中から雨が降るという予報なので、その前に「水芭蕉」の写真をと2人で急いで出かけた。どうやら「水芭蕉」は、最盛期を2日程過ぎてしまっていたように見えた。また、昨年よりも花数も少なく、公園が荒れて来ているように見えたが、今年も「水芭蕉」を観賞して撮影できた。

「水芭蕉」は湿原に自生する植物で、後部の花を包み込む苞は「仏炎苞」であり、花は、黄色い「内穂花序」の部分に数え切れない数がある。

ここの湿原は、油性の成分を含む水だが、その水の量が今年は少なくなっていた。

   

       

  

「座禅草」は、特に数が少なくなっていた。「座禅草」は僧侶が仏炎を背に座禅して祈っている姿に見えるのでこの名がついたらしい。「水芭蕉」と違って、水が流れない場所に繁殖するという。

帰りに桜が満開の公園に立ち寄った。満開を過ぎて葉が出始めていたが、北国にもようやく春が来たことが実感できた。

帰宅したら予報通りの雨天になり、気温も下がった。

 

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