花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設16年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調が重なり、家の回りの生活が主になった。

中国「武陵源」の旅(6)

2012年06月13日 | 海外旅行「中国Ⅲ」西安、シルクロード、七彩山・武陵源
《観光3日目の午後ー世界最長のロープウエイと『天門山』観光》
観光の最後は、『天門山国家森林公園』の観光だった。
この山は世界遺産にはなっていないが、張家界市の南方10kmにある標高1500mの山である。
この山の上部は、紀元263年の大地震の後、頂上に大きな洞窟ができたことで有名な山で、古くは嵩梁山(コウリョウサン)と呼ばれていたが、呉の景帝が洞窟ができたことを吉祥の兆しと考え、山名を『天門山』と改めたのだった。
洞は高さ131.5m、幅37m、奥行30mあり、1999年末にはロシア、イギリス、アメリカ、日本など15カ国のパイロットが集まって飛行機で洞を通り抜ける演技飛行に成功し、世界的に有名になった。

この山の観光ポイントは3つある。
1つ目は、市街地から7455mの世界最長ロープウエイで天門山の標高1279mの所まで20~30分で行ける事、2つ目はロープウエイの終点駅からの断崖絶壁に張り出して作られている遊歩道の散策、3つ目は天門山の洞まで登ることができる999段の急な石段登山だ。そのためには一度ロープウエイの中間駅に戻り、そこから専用のバスでピンキング道路を上り、石段のある場所迄行かねばならない。
今回私は、この3つの観光ポイントを全て達成することができ、本当に大感激したのだった。

生憎この日も天気が悪く、濃霧が立ち込めている中で写真を撮影した。またロープウエイから写したものはアクリルガラスを通しているのでさらにはっきりしないが、ポイント毎に私の記念写真を掲載する。いかがだろうか。

1つ目ー世界最長ロープウエイで天門山へ

   

2つ目ー濃霧の遊歩道を30分間散策

  
 
3つ目ー洞までの999段の石段登り

  

              

これで今回の中国武陵源の旅日記を完了する。
私が体験上言えることは、多くの方々に勧めたい僅か5日間で行ける素晴らしい観光地の一つだったということである。

 ※枠で囲まれている写真をクリックすると拡大します。   
コメント (10)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中国「武陵源」の旅(5) | トップ | 英国周遊(1) »
最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ガチャピン)
2012-06-13 12:17:54
ソナタさん、お帰りなさい!
今回のソナタさんの「武陵源」の旅行記で、
全く知らなかった素晴らしい風景の存在を知ることができました。
5日間なら行きやすい日程ですね。
行きたいところの候補がまたひとつ増えました^^ヾ
洞までの999段の階段、急勾配ですね~
いつの日にか備えて、足腰を鍛えておかねばと思いました。

イギリスはいかがでしたか?
旅行記、また楽しみにしておりますが、
どうぞ旅のお疲れ、ゆっくり取ってくださいね。
Unknown (サマンサどら猫)
2012-06-13 20:16:03
ロープウェイは世界最長ですか?霧がまた独特の効果を出していますね。お疲れ様でした。
Unknown (ソナタ)
2012-06-14 13:18:25
ガチャピンさん、こんにちは♪
今回の中国のは、なかなか良い旅行でしたよ。
《洞までの999段の階段、急勾配ですね~》 そうなんです。上に行くほど奥行きが少なくて、足がまっすぐなら乗らなかったです。それで下りる時に危険を感じましたね。
まあ、何処へ行くにも足腰がしっかりしていないと付いて行けないので、軽い運動は続けた方が良いですね。私は庭仕事と自転車ですが。


サマンサどら猫さん、こんにちは♪
そろそろ7月の旅行の準備をし始めようとしている所でしょうか。
この国は面積もだけれど、何でもやることが大きいですね。
霧がかからなかったら、もっとすっきりした景観を見れたのでしょうが、霧もまた良し、でした。


Unknown (Pione)
2012-06-15 07:21:25
遊歩道?に屋根があるのは怖さを和らげるためでしょうか。それとも落石予防?。石段の上にある洞の向こう側はどうなっているのですか。
Unknown (あばた)
2012-06-15 12:10:43
sonataさん、こんにちは♪
この洞窟は凄いですね~。
浸食ではなく地震なんですか・・・自然の脅威で驚異です。
満足のご旅行だったということがレポートを通して感じられました。
私の記憶に留めていつか訪れたいと思いました。
Unknown (ソナタ)
2012-06-15 16:01:05
Pioneさん、こんにちは♪
この遊歩道は絶壁に穴をあけて水平に杭を打ち、道を作った様です。屋根があるのはここだけでしたから、飾ったのかも知れません。横から見るとぞっとするけれど、歩いている時は怖さを感じなかったです。
計画では、この通路を下が見える様に作り直すらしいです。
洞に行って見ましたが、向こうは何もありません。ただ山に穴が開いただけでした。今後、向こう側にロープウエイを作る計画をしているようです。


あばたさん、こんにちは♪
全く凄い山でしょう?私も驚きました。
この穴をセスナ機数機がモデル飛行で通り抜けたらしいですよ。
階段は上に行くほど急で、登れないのではと思いましたが、何とかやり遂げる事ができて嬉しかったです。
Unknown (伊豆の花)
2012-06-15 20:28:18
素晴らしい景色ですねぇ・・・なんだか、足が震えてきます。

最近の中国は政治的にも経済的にも、一等国と言うには、何かと問題がありそうですが、
Unknown (伊豆の花)
2012-06-15 20:40:46
(勝手にページが変わってしまいました。で、続きです)

自然遺産や文化遺産は、超一等と思いますね。
スケールが違いますもの。

私は中国が好きですが、「どうもネェ・・・」と、後ずさりされる人もあるのが、ちょっと悲しいです。
先の戦争の事を忘れ去るのではなく、お互いに、理解し合って、前向きに生きたいと思うのですね。
それには、個々の人間が、観光に出かけて、一般人にふれあってみる事・・・大事な事と思います。
ソナタさまは、何時でも、現地の方々と会話をされているのは、小さな一歩だと確信していますよ。
Unknown (ソナタ)
2012-06-15 23:02:25
伊豆の花さん、こんばんは。
私も中国の政治体制には疑問を感じますが、自然や文化、少数民族の暮らしなどに大いに関心があります。今まで何回も行きましたが、まだ東北地方には行っていないので、その内またと思っています。
前に中国嫌いの従姉を誘って行った所、考え方が少し変わったと言われました。
やはり直接見てみるのも大切ですね。
それに歴史的には、日本の方が責めを負わねばならない立場なんですしね。
Unknown (ソナタ)
2013-07-26 14:03:41
bkRhVFosYMZbさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。あなたは日本語のぶんをよむことができるのですね。
ぶりょうげんのなかでも、「天門山」はほんとうにすばらしかったですよ。

コメントを投稿

海外旅行「中国Ⅲ」西安、シルクロード、七彩山・武陵源」カテゴリの最新記事