週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

連載157回目の模様替え

2012-01-17 01:48:30 | 整理・小瀬村(神奈川/蟹座/卒業生)
これぞプロ!は、平成18年の年末から連載がはじまりました。
第1回の選評は高尾紳路名人(当時)にお願いしてました。

当初は1面丸ごとに4譜の掲載で、器の大きさは決まって
いるので、1譜あたりの解説も今から考えるとほんのちょっと。

解説の先生が詳細に教えてくださっても、掲載しきれないことも
あったことでしょう。最初からずっとレイアウトを担当してた
身としては苦しく申し訳ないところでした。

そして、そう経たないうちに見開き2ページへ格上げに。

2ページになった最初のころは記者の方に〝ざっくりこのくらい〟
という原稿の依頼の仕方をしていたので、行数調整が猛烈に大変で
時間がかかってしかたありませんでした。

このあと、書き手のお一人だった故・小西泰三先生のアドバイスと
編集の理解を得て、長く続いたレイアウトに落ち着きました。
つまり、箱のサイズを決めてそれに合わせて原稿を書いていただく
というやり方でした。
(本来はざっくりの方が整理の本道なのですが、他の紙面に比べると
行数調整の手段が少ないので、これも仕方ないと判断しました)

以来、掲載のペースは少々落ちましたが、読者の皆様の反響もよく、
掲載は続きました。棋士の出身を示したり、顔写真を追加したり
マイナーチェンジはありましたが、今週発売で丸5年を超え、
158回目になりました。

157回からは、今までの4譜から2譜に解説を減らし、ページも
1ページに。その代わり、2譜を〝予告〟として読者の皆さんに
考えてもらおう、単に解説を読むのではなく、より能動的に
〝プロ気分〟を体験してもらおうという趣旨(でいいのかな?)
が加わりました。

158回という掲載回数を重ねながらまだまだ進化しています。
(ちなみに本紙本体は1739号になります)


1月16日発売(23日号)のラインナップです。

1、2面 棋聖戦七番勝負第1局

3、4、5面 棋戦ワイド・山城宏九段のヨセワン
       お立ち台(金沢真三段)

7面 碁界ネットワーク・竜星戦
   新春囲碁川柳展
   関西棋院打ち初め式
   週刊碁的囲碁ガール
   碁の句春夏秋冬

8面 これぞプロ!
   杉本明八段(神奈川県)― 一力遼初段(宮城県)
   桑本晋平六段(島根県)―吉原由香里五段(東京都)

9面 山下敬吾名人のはじめての手筋・歴代本因坊列伝

10、11面 2011年アマ碁界回顧・趙治勲のお悩み天国

13面 認定

15面 NHK杯・1分の詰碁

16面 ベスポジを探せ・棋士の本棚(小林泉美六段)

17面 アマ碁界ワイド
   ・歳末たすけあいチャリティー囲碁まつり
   ・映画人大会
   ・トリプル碁大会
   ・関西棋院山野基金 大合戦~京都冬の陣

20、19、18面 棋士130人が選んだ手筋ベスト10

【追伸】

読者の皆様からの声、というのとはやや違いますが……、
血縁から私が書いたブログに注文がつきました。
曰く、「読め読めいうから読んだらすごい分量で、いつまで
たっても読み終わらない。しかもすごい投稿時間にヒクわあ」。

すんませんね。そりゃ4時間かけて書いているからそれなりの
分量にもなりますわ。書きたい放題、というわけではないけど…。
まーるで遠慮のない進言に、今週は少々控えてみましたです。
コメント
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