週刊碁ブログ

編集・整理班が紙面にはできない小ネタを語ります。読んでも、たぶん強くはなりません。

今週のこれプロ!

2010-06-14 14:04:05 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
今週のこれぞプロ!

大木啓司七段 (群馬県出身) 対 中沢彩子五段 (千葉県出身) 碁聖戦予選C
剱持丈七段  (東京都出身) 対 山田拓自七段 (岐阜県出身) 碁聖戦予選B
戸沢昭宣九段 (北海道出身) 対 鈴木歩五段  (東京都出身) 碁聖戦予選B
宋光復九段  (東京都出身) 対 松本武久七段 (長崎県出身) 名人戦予選A

というラインナップ。

そのほか、藤沢里菜初段の初勝利の棋譜など盛り沢山になっております。
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本因坊秀策囲碁記念館

2009-02-04 17:22:08 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
棋聖戦第3局の対局場「ナティーク城山」近くに、
昨秋リニューアルオープンした
広島県尾道市の「本因坊秀策囲碁記念館」。

小雨の中、両対局者が秀策の生家や数々の遺品が展示される館内を
見学、係員の説明に耳をかたむけていた。

特に依田紀基九段は真剣なまなざしで棋譜や、
解説文をみつめていた。

前日の見学に影響された(?)両対局者、
先番山下敬吾棋聖が本因坊秀策が愛用した、
「右上小目から、黒1、3、5の秀策流」で
打ち始め、控室を大いに沸かせた。

勝敗の行方は、秀策のみぞ知る!?
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心意気!

2008-06-07 00:59:34 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
いよいよ、富士通杯準々決勝が北京でおこなわれる。

日本から単身、北京に乗り込むのは、依田紀基九段。
対戦相手は、あの李昌鎬九段。

前夜祭で、
「依田さんは、日本でただ一人の準々決勝進出。
韓国四人、中国三人に囲まれている状況ですが、
プレッシャーはきついですか?」
の質問に、

「そうですね…。日本勢は私一人となりましたが、
数の多い、少ないというのは問題ではありません。
大切なのは"心意気"。
確かに、相手は李昌鎬さん。私が最も尊敬する棋士です。
強大な敵。いい碁を打っても負けるかもしれない…。
しかし、三国志のくだりでもありますが、劉備配下の武将、趙雲が
魏軍百万の軍勢に囲まれても、その胆力で囲みをはね返し、
たった一人で劉備の嗣子を守り抜きました。
ようは"ここ"の問題です」
と、胸を親指で指し、明日への意気込みを語った。

この決意表明を聞いては、
明日の対局、一手たりとも見逃すことはできません…。
がんばれ依田!
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呉清源九段登場!

2008-03-14 14:42:15 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
昨日、棋聖戦第6局一日目に
昭和の大棋士、呉清源九段が控室にて対局を観戦。

簡単に手どころの解説をし、
打ちかけ後、山下敬吾棋聖、趙治勲十段の両対局者をはじめ、
立会の王立誠九段、新聞解説楊嘉源九段、衛星放送解説片岡聡九段らの
豪華メンバーで囲碁談義に花を咲かせていた。

もうすぐ94歳とは思えぬ快活な話し振り、
一同師の姿にただただ見入っていた。

「ここの分かれはどうかな…。○○がいいでしょう」
との予想も披露し、控室の判断とほぼいっしょ。

そのすごさに、ただただ脱帽。
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名人戦第3局

2007-09-25 22:20:05 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
名人戦はただいま1勝1敗。
長丁場の七番勝負といえども、
次の第3局は、勝つと負けるとでは
今後の展開が天地の差。
高尾紳路名人、張栩碁聖ともに負けられないところ。

決戦の地、宮城県仙台市の秋保温泉。
空を見上げれば、さわやかな秋の空。
夜はだれもがその美しさに足を止める
「中秋の名月」。
一句詠む人や、一杯やる人には、たまらない景色だ。

秋保温泉のホテルニュー水戸屋で行われた前夜祭。
その決意表明で、
「今日は中秋の名月を見ながら湯につかり、
明日に備えます」と、高尾名人。

明日から始まる第3局、
名月のような○(白星)を手にするのは、
果たしてどちら?
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三星火災杯速報

2007-09-03 22:07:30 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
今年の三星火災杯本戦は、
出場棋士32名のうち、
予選を勝ち抜いた16名の棋士が
事前に1から32の奇数番にはいっている(対戦相手が空欄の状態)
シード棋士16名を指名できる。
出場者の意志が組み合わせに反映されるという、
画期的なもの。

指名の順番を決める抽選は午前中に終わり、
日本で予選勝ち上がりを決めた黄翊祖七段は
「4」番目指名を引き当てた。

夕方の本戦抽選会では、
「1」番目指名を引き当てた韓国の許映皓六段が
山下敬吾棋聖を指名。

「いちばん勝てると思われたのでしょうか…」
と山下棋聖が苦笑いであいさつ。

さて黄七段が指名する順番。
だれを指名するかと思ったら…

「李昌鎬九段」

の声に、会場から歓声があがった。
明日、韓国でTV中継もされる。

がんばれ、黄七段!


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碁聖戦開幕!

2007-07-02 09:57:30 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
本日7月2日、9時より碁聖戦第1局が
仙台「仙台国際ホテル」にて開幕!

タイトル戦の運命を決定づけるといっても
過言ではない、対局前の「にぎり」。
張栩碁聖(上座)がにぎり、横田茂昭九段がそれを当てる。

張碁聖がにぎった白石は16個。
横田九段が黒石を二つ置き、「丁先(偶数が黒)」と
意思表示。見事黒番を引き当てた。

黒番得意な張碁聖の白番。
横田九段は「白が好き」との情報も。
果たして、五番勝負の行方は?

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任天堂こども囲碁大会!

2007-05-06 13:39:29 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
今年で第10回を迎えた任天堂こども囲碁大会。
今年も1200人(!)以上のこどもたちと、
父兄の方が、降りしきるもなんのその、
入門から1級まで(有段者は参加不可)、
市ヶ谷の日本棋院本院とアルカディア市ヶ谷6Fに
大集合!
賞品多数、参加賞も充実して、あちらこちらから
参加者の笑顔であふれていました。

5月14日発売の21日号で、2面使って大特集いたします!

教えて6ヶ月、まだアタリが分からないうちの息子も、
ここにつれてくればよかったな…。
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絶景の対局場

2007-02-22 22:18:45 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
山下敬吾棋聖と小林覚九段が熱戦を繰り広げる
棋聖戦第4局の富山県高岡市「雨晴温泉・磯はなび」は、
山下棋聖にとって4年前王立誠棋聖から棋聖奪取となった
ゲンのいいところ。

ここ雨晴温泉は絶景でも有名で、
海のむこうに剣岳や3千Mクラスの山々が望める日本有数の名所。
JR氷見線の雨晴駅付近は、海のすぐそばを線路が通ることでも有名で、
鉄道ファンにも広く知られるところ。
「義経雨はらしの岩」もすぐそばにあり、
観光客が思わずシャッターを切ってしまうのもうなずける。
(画像左の人物は、対局場近辺風景を撮影中の碁ワールド編集長です。
あやしい人ではありません?)
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対局後も…

2006-09-10 01:35:11 | 元編集長・小高(東京/乙女座/卒業生)
名人戦第1局長岡対局終了後、打ち上げ(20:30くらいまで)があり、
そのあと二次会で、関係者一同は名人戦の記者室に舞い戻り、
張栩名人をはじめ、高尾紳路本因坊、石田芳夫九段、片岡聡九段、
加藤充志八段などなど、えんえんと検討を再開。
しばらくして名人、片岡聡九段と退出。
しかし、日付が変わって30分たってもまだ
検討は続き…

「白にここにコスまれていたら、白がいいのでは?」
と加藤充志八段が、高尾本因坊にたずねると、
「えっ、そんなてがあるの」
と一同ふたたび盤にくい入り、さらに深く手順を探る。

みなさん、タフです…

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