「黄昏に哭くもの」オープニング１ By朱雀

ＧＭ　では早速オープニング１に入ろう。シーンプレイヤーは円谷宗矩。
宗矩　はーい。

Opening１　”日常”の断片　　　　シーンプレイヤー：円谷宗矩

ＧＭ　季節はちょうど夏の初め。君はＭ市にある堤ヶ浦高校に通っている。時間は朝８時半ごろ。そろそろ予鈴がなる時間です。
宗矩　はいはい。（ころころ）と、侵蝕値は２上昇です。とりあえずパンをくわえたまま登校。で、そのまま教室に。
ＧＭ　ベタやな～……ん？教室に入る時点でパンくわえたまま！？（爆笑）
宗矩　……あれ？
ＧＭ　……まあいいや。ええと、とりあえず自分の席についたところだと思って下さい。で、一息ついたところでふと感じてしまう日常への不安。
宗矩　日常への不安か……あー、そろそろテスト近いなぁ、と。（一同大爆笑）
進ム　そっちかい！（笑）
宗矩　いやー、だって朝っぱらからあんまし暗いこと考えないかなぁ、と。なのでテスト近いなぁとか、むしろそれ以前に眠いなぁとか。
ＧＭ　うい……パンをくわえたまま？（笑）
宗矩　あー、えー、ではパンを租借しながら。
ＧＭ　租借かよ！（笑）
進ム　ではそんなところにクラスメイトが「おはよう、宗矩」と。
ＧＭ　ああ、うん。そんな感じ。
宗矩　ん……ああ、おはよう。
クラスメイト／ＧＭ　「なーに朝っぱらから深刻そうな顔してんだよ」
宗矩　あ、いや……何でもないよ、何でも……とちょっと距離を置きつつ。
クラスメイト／ＧＭ　「どうせお前のことだから今度のテスト危ねえんじゃねえの？」
宗矩　はっはっはっ……ハハ…（乾いた笑み）
進ム　図星かよ！（一同大爆笑）
宗矩　いやその、まあ。
クラスメイト／ＧＭ　「なんかお前も……大変みたい……だな」
クラスメイト／進ム　「また一緒に勉強会でもしようぜ」
宗矩　いや、大丈夫大丈夫。うん。
クラスメイト／進ム　「め、目の下に隈が……（笑）」
宗矩　まあ、貧乏苦学生ですし。

　　　円谷宗矩はライフパスの《生まれ》が「貧乏」なのである。

ＧＭ　そんな風に君に話しかけているクラスメイトの１人に工藤祐樹がいます。
宗矩　ああ、ハンドアウトにあったやつですね。どんな奴です？
ＧＭ　このクラスでは一番君と仲がいい奴だね。なぜかウマが合ってしまった感じ。
宗矩　なるほど。で、その工藤が何か？
ＧＭ　うむ。工藤はふと教室を見回してから思い出したように言った。「やっべ！１限目って吉田の生物じゃん！早く行こうぜ！」
宗矩　あ、ああ。
進ム　生物！来た！萌え教師！

　　　なんでそうなる。

進ム　いや、だってほら、生物教師って言ったら女性かな、と。
ＧＭ　……男性です。
進ム　がーん。
宗矩　と言うか、生物だったら女性教師っていうのは一体どういう……（笑）
ＧＭ　まあ、こんなところでオープニング１は終了。ちなみに宗矩はさっさと教室を移動するように。（笑）