大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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韓米合同軍事演習スタート…北「無慈悲な報復」反発

2009年08月17日 11時54分25秒 | どうでもよい朝鮮半島

17日にスタートする韓米合同軍事演習「乙支(ウルジ)フリーダムガーディアン(UFG)」が南北(韓国・北朝鮮)関係の新しい要素に浮上した。李明博大統領が8月15の祝辞で「新平和体制の構想」を打ち出し、韓国軍も同演習のレベルを下げるなど北朝鮮を刺激しない措置を取ったにもかかわらず、北朝鮮が反発しているからだ。今回の演習は「韓国を攻撃する北朝鮮を阻止した後、反撃する形」で行うものの、かつてとは異なり、北朝鮮・平壌南方までのみ攻撃するシナリオとなっている。 国防部当局者は16日「今年はじめに行った韓米合同軍事演習・キーリゾルブの際は、鴨緑江(アムノッカン)まで進撃した」とした後「今回はローキーで静かに行うという政府の方針により、マスコミの報道も控え、演習の内容も調整した」と説明した。北朝鮮はしかし反発している。北朝鮮軍・板門店代表部のスポークスマンはこの日「乙支フリーダムガーディアンの演習は防衛的な性格の武力デモではない」とした上で「対決を極限の状況に持っていくなら、北朝鮮の方式で無慈悲な報復を行い、正義の全面戦争で取り組む」と明らかにした。北朝鮮は今年3月、キーリゾルブの演習期間中に3回も開城工業団地への出入りを中断したことがある。 このため今回の演習が、玄貞恩現代(ヒョン・ジョンウン、ヒョンデ)グループ会長の訪朝など南北の関係回復の障害物になるのでは、と懸念する声が高まっている。

ただ演習開始の直前の16日、金正日北朝鮮国防委員長が玄会長と電撃的に会談したため、UFG演習以降、南北関係に暖かい風が吹くのでは、と期待する声も上がっている。 北朝鮮が、昨年は演習の1カ月前から朝鮮平和擁護委員会や祖国平和統一研究院、外務省、板門店代表部のスポークスマンがより厳しい内容の談話を出していたのと比べ、今年に入り非難の度を一段階下げたのも、こうした見方を裏付けている。 ◇UFG演習=75年に開始された韓米合同軍事演習・乙支フォーカスレンズ(UFL)を昨年改名。UFLは韓米連合司令官が主導したが、UFGは2012年の戦時作戦統制権の移譲に備え、合同参謀議長が主導する。27日まで続く同演習には、韓国軍およそ5万6000人が参加する。野外実戦演習ではなく指揮所演習(CPX)。軍団・艦隊・飛行団級以上の指揮部が参加、戦時を仮想したウォーゲームを行う。

 @正日と現代の玄貞恩との会談では、金剛山や開城観光の再開が約束されたようだ。