そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

寒くなってきました

2019-10-31 08:58:55 | そらまめのひとりごと
先週あたりから、朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。


大人猫はまだいいのですが、子猫や老猫には


この寒さはかなりなストレスです。


昼間との温度差にも身体はついていけませんから


室温管理や寝床の温度はかなりしっかりと考えてあげてほしいと思います。


飼い猫や、手元にいる保護っこたちは


いくらでも人の手を加えることができるわけですから、


周囲の人間の方がきちんとケアしてあげてほしいと思います。


外で暮らす猫たちは・・・・子猫は、もういい状態でたどり着けないかもしれません。


秋生まれの子たちは、全般的に育ちにくくて


たどりついても状態があまりよくなかったりします。


寒さは、小さな猫にとっては恐ろしい敵になるわけです。


そんな季節に突入したんですね。


暑いのが苦手で大嫌いなわたしですが、外で暮らす猫たちのことを思うと


それはそれで寒さを感じる季節もせつなくなってしまいます。


手術をするのがもっともっと当たり前になったり


見かけた子猫は拾ってくれる人が増えたり


早くそういう時代にならないものかと思います。

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エイズキャリアを怖がらないで

2019-10-29 09:40:56 | 病気&事故の話し/猫編
まったく今さら・・・・。


検査でFIV抗体が陽性だったからと言って


頭の中が真っ白になってしまう人がまだいることに、びっくりします。


猫エイズって名前がよくないのかもしれません。


子猫のうちに検査して陽性だったから困り果てて処分を考える・・・・。


まだまだそんな考えの人がいるのも事実で、それって本当に悲しいです。


野良気質の強い子なら、隔離も必要かもしれませんが


普通の子ならきちんとケアして育てていけばいいだけのことだと思います。


人にも犬にもうつりませんし。


免疫力を高めるように、質のいいフードを選んだり、部屋を暖かくしたり


早めに受診を心がけていれば、14歳15歳いえいえ16歳17歳まで


生きることだって可能です。


しっかりと調べもしないうちに、せっかく助け出した子を処分しようとするのって


かなり乱暴だと思います。


わたしの周りにはいろんな病気の子を抱えている人が大勢います。


エイズキャリアの子と暮らしている人も少なくありません。


もちろん、最初はショックでもみなさん、一日でも長く暮らせるように


環境づくりを考えたり、その子に合うフードを選んだり


工夫しながら楽しく暮らすことを考えてくれています。


昔ながらの頭の堅い心も堅い人って、


病気だったら保健所に連れて行くだの


役に立たなくなったら捨ててくるだのと平気で言うし平気でそうしますよね。


いつの時代???


江戸時代の姥捨て山ですか???  (←さかのぼると平安時代もあったらしい)


と言いたくなります。


処分を選択肢に入れるための検査ってどうなのかと思います。


検査は、その子ときちんと向き合ってより快適な生活を過ごすためのものです。


検査の結果がたとえ悲しいものでも、それを元に


その人がやれることをやってあげて、そこからの時間をより有意義にするのでなければ


はじめから検査など受けない方がどれだけいいかわかりません。


・・・・とわたしは思います。


結果が悪くて目の前からいなくなることばかり考える人は


動物と暮らそうなんて元々思わない方がいいのに。


いつか、自分自身が病気をしたり動けなくなったりしたとき


きっと何らかの形で跳ね返ってくるのでないのかなと・・・・。


こうした自分勝手な話を耳にしたりすると、


もっともっと猫エイズは怖くなんてないと、声を大にして言っておかなきゃ


そんな気持ちになるわたしです。


犬でも猫でも・・・・もちろん人間でも


生きていれば健康なときばかりじゃありません。


そのときどう向き合うか・・・・その人の本質ってそのときでわかりますね。


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海渡君☆またね

2019-10-26 22:58:38 | 天に還った猫たち犬たち
悲しいことが続きます。


幼い子猫は懸命に生きることをあきらめずがんばっていたのですが・・・。


10月21日、たくさんの子たちが処分ありきで各区役所に搬入されました。


猫と暮らす会は2匹の子猫を助け出すのが精いっぱいでした。


海渡と竜生。


スタッフさんにかっこいいお名前をプレゼントされた茶とらの兄弟。


どんな状況でどんな風に捕まってしまったのかがわからないので


手元にきたところからスタートですが・・・・。


竜生君よりひとまわり小さく、ガリガリに痩せた海渡君。


歯が生えているのに280グラム。


会のスタッフNさんの元で、2日間がんばりましたが



高熱が出て、お薬が効く前に天に還っていきました。


23日に日付が変わってすぐのことでした。


真夜中に・・・・・逝ってしまいましたと連絡ラインが入りました。


そのとき、子どものころ父に買ってもらった風船のひもを


どうしてだか放してしまって・・・・。


空に昇って行く赤い風船を、悲しい気持ちで見上げた日のことを


思い出していました。


どんどん遠くなって、最後に風船は赤い点になって見えなくなりました。


きっと、Nさんは今頃泣いてるだろうなぁと思うと胸が苦しくなりました。


何という言葉があてはまるのかわからないこのやるせなさ。


たくさん泣いたら海渡君にも伝わる気がします。


その後Nさんから、『竜生君はしっかり育て上げるからね』と約束をして


海渡君を見送ってきましたと改めて報告がありました。



預りスタッフさんは、どの子にも本当にたくさんの愛情を持って向き合っていますから、


こうして突然逝かれてしまうのは、何よりもつらいことです。


悲しくて泣き、悔しくて涙します。


でも、海渡君はきっとありがとうって言ってくれてますね。


優しくしてくれたNさんのぬくもり、心地よくて安心できたと思います。


そして、またいつか必ず逢おうねって約束して見送ったNさんの元に


どんな形かはわかりませんが、帰ってくると思います。


またいつかね、海渡君。


最期まで本当によくがんばりました。
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頑張れ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°ニャンゴスター✨✨

2019-10-24 04:07:21 | 病気&事故の話し/猫編
慢性腎不全で絶望的な数値でしたが


にゃんごからニャンゴスター☆と改名して頑張ってくれてます。



元気になったんで、腎臓の数値はどうかと血液検査しましたが


貧血は少し悪化し、クレアチニンなどの数値は先生いわく


『これでよく生きてるねぇ』でした。


触れなくてお世話できないと思っていたのですが


ニャンゴスター


華やかで超テンション上がる名前に変えてから


いきなりスイッチが切り替わり、今では西郷さんの連れてる犬みたいに


お部屋に行くとぴたっと寄り添ってくるのです。



試した何種類かの腎臓食は口にしませんが


好きなパウチならそこそこ、何とか食べてくれます。


点滴250㏄も楽にさせてくれます。


ニャンゴスターがあんまりいい子に変身してくれたので


すっかり拍子抜けしています。


かわいくってたまりません。



8月9日に保護できて、最初の目標は『2カ月間いっしょに暮らそう』でした。


その10月9日を過ぎ、今は今月いっぱい頑張ろうねが目標です。


みなさんにアドバイスいただいたように、ときどき身体に


あたたかいカイロ入りのフリースの袋をあてて、しばし過ごします。


部屋もあたたかくて、この部屋は南国フルーツが育ちそうです笑


高望みはできませんが、ニャンゴスターがご機嫌で甘えてくれるのが


本当に嬉しいです。


この子にとって、最後の時がとても穏やかで幸せであってほしいと思っています。


わたしたち夫婦の、自己満足かもしれませんが


大切なかけがえのない時間です。


子猫たちが旅立って・・・・泣いているわたしのそばで


ふとかたわらに寄り添うように座ってくれてるニャンゴスター。


さすが、伝説の大スターからもらった名前にしただけのことはあるものです。



ニャンゴスターの頑張る姿にずいぶん慰められているわたしです。





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グラス君☆またね

2019-10-23 01:22:02 | 天に還った猫たち犬たち
10月8日、センターからの受け入れ要請で子猫を迎えに行くと


胎盤がついて、血まみれの仔猫が箱に入っていました。


たまたま目にしたその子は、一目で育てるのは難しいだろうと思われました。


他の子たちをキャリーに入れて・・・・でも、その子を置いて帰ることができなくて


無理かもしれないけれど、だったら家で看取ればいいかと


連れて帰らせてもらいました。



子猫満載の今の時期に、本当のことを言えば


今日の1匹の、育つかどうかわからないハードルの高い子を連れ帰るより


明日来るかもしれない体調のいい5匹を頼みたいのが


職員さんたちの希望だと思うのです。


そこも充分理解できたのですが・・・・。


わたしの自己満足かもしれません。


連れて帰った仔猫は、胎盤に草がたくさん絡まっていたので


グラス君と名づけました。


産み落とされて、初乳ももらえずに、身体をなめてもらうこともなく


死んでしまうのはあまりに不憫でした。


ミルクをあげたら、ずいぶんな勢いで飲むのです。


大きな大きな声で泣く力もあるのです。



2時間おきに授乳して、80グラムの体重が100グラムまで増えました。


これならもしかしていけるのかな・・・・。



そんな風に思った矢先、くったりしはじめて、


それからは持ち直す気配も見せないまま、あっという間に逝ってしまいました。


翌日の10月9日18:10分のことです。



ちょうど、丸1日。


グラス君として生きていました。


ミルクも飲んでお腹もいっぱい。


あったかくして、いっちょ前にあくびしたりのびもしていました。


早いお別れでしたが、わたしに後悔はありません。


連れて帰って看取れてよかったです。


でも、できることなら産ませないようにするのがいちばんです。


心ある方は、野良猫たちの手術を考えてほしいと思うのです。


がんばってくれる人が増えなければ、いつまでたっても変わらないですね。



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ジュウザ☆またね

2019-10-21 10:32:02 | 天に還った猫たち犬たち
少し前にさかのぼります。


しっかり書き残してあげないといけないのに、自分の気持ちや


時間的なこともあって・・・・がんばった子たちのことを紹介できずにいました。


9月27日金曜日。


200グラムに満たない子猫たち5匹がやってきました。



全部男の子です。


動きも悪くて、身体もやや冷たくて、あまりいい状態ではありませんでした。


強そうな名前にしようと北斗の拳から名前を選びました。


いちばんイケメンの子に、お気に入りのキャラクターからジュウザとつけました。




ミルクもよく飲むし、まったく問題のないように思えました。


でも、日曜日の午後からいっきに下降線です。


月曜日の朝いちばんで受診して入院しました。


酸素室に入って、血管から点滴してもらって・・・・。




でも、小さすぎてこれ以上何かができるというわけでもないまま


10月1日に天に還っていきました。


他の4匹は今元気に走り回って、離乳食を食べはじめています。


生命力というのが目視できるわけではないので


いったい何が起きたのやらという感じでした。


逝ってしまったときはしばし呆然となることがほとんどです。


これはいつもなのですが・・・・。


こういう事態に遭遇すると、自らの無力や人間の無力とかと


向き合わなければいけません。


頑張る気持ちだけでは、到底子猫を預かって育てていくことなどできなくて


自己嫌悪になることもしばしばです。


それでも手元でわちゃわちゃしてる他の子たちを育てないといけないので


ジュウザのことを想いながら、他の4匹の成長する姿を励みに


落ち込む気持ちを心の引き出しにしまって、


いつもどおりの日常を繰り返しています。


山の天気のような小さな子猫の体調。


何がどうだったのかもよくわからないまま、それでも前に進むしかなくて


逝ってしまった子たちに、毎回大きくできなかったことを謝っているわたしです。


ジュウザにもまた逢いたいし、もし生まれ変わってたどり着いてくれたのなら


絶対今度こそ大きくして、素敵な家族を探してあげたいって思います。



元をただせば、産ませないことが一番で


殺処分でもいいと、各区役所に持ち込む人が後を絶たないのも問題で


また、しっかり室内で飼うことや避妊去勢の手術の重要性を理解できない人が


飼ってることも問題で


たくさんの問題の影に、命を落とす子たちがたくさんいます。


本当の意味で、動物たちに優しい世の中が来てほしいのもです。





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ご支援お願いします

2019-10-19 18:58:17 | 会からのお知らせ
早急にご支援いただけたら嬉しいものを記載します。


もしよろしければ、ぜひご協力お願いします。


子猫のミルク




ロイヤルカナンムース



カルカンパウチをはじめとする子猫用パウチ


スタッフさんに毎週必要な分を支給していますが


上記があっという間になくなってしまいます。


・・・というのも、そりゃあ恐ろしいほどの子猫たちを助け出しています。


秋生まれの子猫たちが、そこらじゅうで捕まって殺処分もありきで


各区役所や保健所、動物愛護教育センターに連れてこられます。


そこは100%助かる場所ではありません。


職員の皆さんはできる限り処分を減らしたいとがんばっていますが


定時が17時15分です。


ミルクや何回もの離乳食の子猫が


そこにいて夜から朝にかけて自分でご飯を食べられるはずはないのです。


置いておくことの方が残酷な結果につながってしまうのなら


やはり悲しい決断をするしかないのです。


もちろんわたしのところにも助けてもらえないかと連絡が入ります。


そのときは、できる限り、いえできる限りをはるかに超えていると思いますが


スタッフさんの力をパワーアップしてもらって、引き取りに応じています。


でも、そのふるいから零れ落ちていく子たちが大勢います。


最後の砦ともいう動物管理指導センターで、運のいい子は


助け出してもらっていますが・・・数としてはごくわずかです。


もれてしまった子たちは・・・・なぜ産まれてきたんだろうかと思うような


気の毒な亡くなり方をしなければいけません。


理由は・・・子猫だから・・・・です。


簡単に捕まる子猫だからです。


増えたら困るから今のうちになかったことにしてしまうんです。


助けるためには、がんばるためには、場所・人手・資金・支援物資など


たくさんの物が必要です。


これから大きくして募集をかけていく子猫たちは総勢60匹を超えています。


みなさまにご理解と協力いただけたら、本当に助かりますので


ぜひぜひ、よろしくお願いいたします。



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義母の退院

2019-10-19 05:01:31 | 病気の話し/人間編
心筋梗塞で入院していた義母が、退院できることになりました。


年に1回しか訪れることのなかったダーリンの実家。


遠方だと、こういうことでもないとなかなか頻繁に出向くこともなく


でもかえって良かったのかもしれません。


わたしが嫁いだころに比べたら、遠いと言ってもずいぶん近くになったものです。


交通の便も格段に違います。


わたしたちは、なんのかんのと言いながら


義母のところにうまく出向くことができていますから


大変恵まれているんだと思います。


被災されている地域の方たちのことを思うと、胸が痛みます。


義母の心臓は、倒れる前の30パーセントしか機能していませんし


ほとんどをベットの上で過ごさないといけないような生活です。


でも、自分で食べること、がんばってトイレに行くことができるそうですから


すこしずつリハビリを重ねて、できることが増えてくれたらと思います。


何より自宅に戻れば、家の匂いや慣れた景色が


義母の心に栄養をたくさん与えてくれるのではないかと思います。


物忘れも出てきていて・・・・それも、退院で改善されるかもとのお話です。


あんなにきちっと背筋の通った、働き者でしっかり者の義母も


ボケの症状が出るのかと、こちらの方がびっくりしていますが


人間誰しも老いと病には勝てないものなんですね。


ダーリンも、かなり心にいろんな準備ができたと思います。


病気で患うというのは、たしかにいいことではありませんが、


この患う期間って大切だと思うのです。


その時間をもらえたら、病人と向き合うことも話をすることも


お世話したり、見舞うこともできるからです。


人間と猫をいっしょにしては不謹慎だと思う方もいるかもしれませんが


たくさんの子を看取ってきて思うのは


お世話させてもらえることって、お世話する側にとっても


とっても大事な時間なんだということです。


この時間があるからこそ、何か起きたときも、その結果をしっかりと受け入れて、


また逢いたいと約束をし、お見送りできるんだと思うのです。


ダーリンも、看病し付き添ってる妹と毎日のようにラインして


いろいろやり取りしていました。


できることを探して一生懸命だったと思います。


ある日突然ではなく猶予の時間をもらえていることは、


もちろん今後も含め何かが起きうる確率は高くても


悔いなく受け入れられると思います。


退院できるところまで回復してくれるとは、まったく思えない状況でしたが


今は、神様がくださったご褒美に感謝したいと思います。


わたし自身は、猫たちがくれたプレゼントだと思っているのですが・・・。



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栗ちゃん☆またいつかね

2019-10-18 03:31:36 | 天に還った猫たち犬たち
15日、漏斗胸の手術に臨んだ栗ちゃん


麻酔も耐え、手術も無事に成功したのですが


その後急に呼吸困難になり、そのまま天に還っていきました。


小さな・・・・あんなに小さな体で、本当によくがんばりましたね。


先生にお願いする待合室で、栗ちゃんの写真を撮りました。



それは、びっくりするほど愛らしくて、


まっすぐわたしを見つめるまなざしが、何か言いたげな感じでした。




今思えば、全部わかっていたのかもしれません。


元々、天使だったのかも・・・・。


ちょっとしたいたずら心で地上におっこちてきて、


結局、戻っておいでって連れ戻されちゃったのかな。


それでも、できることなら大きく育った栗ちゃんを見てみたかったわたしです。


短い縁だったけど、お世話させてくれて楽しかったです。


栗ちゃんも、少しは楽しいことあったかな。


そちらで、こんなことあったよ、あんな風だったよって


いい報告できてるなら・・・・嬉しいです。


またいつかね。



覚えててくれたら、また泣いちゃうかもしれません。


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物語

2019-10-16 05:01:56 | そらまめのひとりごと
沁みることが多いこのごろです。


産まれたときから亡くなるまで、もしかしたらこの世からその体が消え去っても


どんな小さな存在にも物語があると思っています。


特別な誰かだけが物語になるわけではなく


そこに存在するすべてにいろんな話しは存在しています。


かけがえのない大切な物語です。


消え去ってしまった儚さにうちひしがれてしまったら


悲しい物語の終わりになってしまいます。


だから・・・どんなときもまた逢う約束をします。


そういう子たちが大勢います。


自分が哀しみに埋もれなければ、また廻り逢える子たちが大勢います。





季節が廻るみたいにきっとまた逢える、逢いたいね。



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漏斗胸(ろうときょう)の栗ちゃん

2019-10-15 04:37:50 | 病気&事故の話し/猫編
栗ちゃんは、まだ生後1か月半かそこらの小さな子猫です。


今月2日に知り合いから相談の電話がありました。


保護した子猫の体重が増えない・・・・どころか下痢がはじまり


減ってきていて食事もしなくて、という内容でした。


本当にいっぱいいっぱいのスケジュールのわずかな隙間に


様子を見に行きました。


ひどく痩せていて、たぶん週齢よりもかなり小さいのが一目でわかりました。


わたしでできるかはわかりませんでしたが、こちらのお宅よりは


生きる可能性が上がるだろうと連れて帰ることにしました。


そのときの体重は240グラムです。




歯の生え方から見ても400グラムはあってもいいかなと思いました。


下痢止めも与え補液もしてあたためて安静です。


そして、翌々日に受診しました。


抗生物質が処方され下痢はそのうち改善しましたが


栗ちゃんと名づけたその子の様子がおかしいのです。


寝ているときの呼吸の仕方や、少し遊んだ後などかなり違和感がありました。




またまた受診し、半日預けて検査をしてもらったところ


漏斗胸だということがわかりました。


心臓の位置も少しずれていて、背骨もゆがんでいます。


肋骨が内側にへこんでいるのがレントゲン写真でわかりました。


こういうケースは、リスクはあるものの子猫のうちの手術が大切で


骨が固まってしまうと手術そのものが難しくなることや


そこまで育たないかもしれないことなどをうかがいました。


呼吸もかなりしんどそうな栗ちゃんの場合、やはり手術は必要です。


先生と相談して15日、まさに今日の数時間後に手術の予定です。


そこまで、なんとか少しでも大きくしたくて


栄養のあるものをと食事もがんばってきましたが


もっと小さな子たちに、どんどん体重は追い越されてしまうのです。


先ほど380グラムでした。


こんな小さな体で、麻酔や手術に耐えられるんだろうかと


かなり心配なのですが・・・・。


先生にお任せするほかありません。


そして、栗ちゃん自身の生命力にかけるしかないわけです。


実は先生の飼い猫のちくわ君は、へその緒のミルク飲みのとき


わたしがお渡しした子でしたが、この子も漏斗胸でした。


あとからそれをうかがって焦りましたが、ちくわ君も病気を克服し


今ではまったく問題のない元気でやんちゃで大きな子に育っています。


そんな経緯を考えたら、栗ちゃんも助かるかもしれません。




手術を乗り切って、明るい未来をつかんでほしいと思っています。



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グレト☆ありがとう♡またいつかね

2019-10-14 04:35:52 | 天に還った猫たち犬たち
猫周りと称して、いわば世間でいうところの猫たちのお世話をしに


とある町まで毎晩通っています。


元々勤務していた会社に通うのに、健康のため自転車通勤に切り替えて


その途中見つけた猫たちが気になりだしたのがきっかけです。


手術しその後のお世話をするため365日、うちいかないのは3日ぐらいかな。


ご飯をあげる人はいたのですが、誰も手術はしていませんでした。


それで、その地区を数年、いえ15年以上かけて


根気よく手術をして増やさないようにしてきました。


当時は生まれた赤ちゃんも若い猫も、事故や病気や悪い物を口にして


次々亡くなっていましたが、亡骸すら片付けてはもらえないような


でも、餌だけはあげてるみたいな感じでした。


見るに見かねて、手術をしはじめました。


グレトはきれいな三毛猫みいちゃんの産んだ子です。


母子ともに手術をして、それから他の猫たちも含め、


ずっとずっと様子を見に行っていました。



みぃちゃんはずいぶん前、かれこれ6年ほど前に保護できて、


わが家で最期を迎えることができました。


でも、グレトだけは・・・・どうしてもなつかないというか


ずいぶん用心深くて、そばに近寄ることができないままでした。


車も、足音も、声も・・・・覚えて駆け寄ってきてくれるのですが


数10センチの距離を保ち、背後を取らせてはくれないのです。



この子に何かあっても連れて帰ることはできないだろうと思っていました。


でも14歳半もの長い歳月をずっと見ていたので


もし叶うのなら最後くらいはともに過ごさせてほしいと願っていたのです。


そのグレトの具合が、今年の夏場からあまり思わしくなく


なんとかなんとか保護できるチャンスはないものかと思っていました。


義母の見舞いや看病やいろいろ重なり


そしてグレトのことも気がかりで、分身の術でも使っていろいろできたなら


どれほどいいだろうと思ったりもしていました。


9月6日、ダーリンが捕まえるのに失敗しました。


でもチャンスはまだ来ると、8日は台風15号で土砂降りでしたが


ふたりで出かけ、車の下で泣いているグレトを見つけました。



もう少しで手が届きそうなのですが、不用意に動くと


弱ってはいても力を振り絞って逃げてしまいそうで・・・。


また雨の中、身体が濡れたらさらにつらいだろうと、


いったん捕獲をあきらめました。



そして、わたしにはそのときのグレトが最後になってしまいました。


ダーリンはその後11日の水曜日、やはり車の下で呼んでいて


それがお別れになりました。


その後もグレをしばらく探していたら、近所の方が話しかけてくださって


その人もグレが気になっていて、いつもカメに水をはって飲み水を確保し


自転車をいれるビニールのハウスに寒くないように段ボールを用意し


もし家に入ってくる子なら、そのまま飼ってもいいとさえ思っていたと。


そんな風にグレトのことを思ってくれてた人がいたんだと知って


胸の中が熱くなりました。


仲良しだったシマトもマルトも保護して家猫にしてしまい


マルトを保護したときは、しばらく大声で探し回っていました。


ひとりぼっちにしてしまったことを、いつも申し訳なく思っていました。


だから、近所にあの子を気にかけてくれてた人がいたことに、


見守ってくれていたことに安堵しました。


その後も、亡骸でもいいからグレトを連れて帰りたくて


いろいろ探したのですが


ついにその姿を見つけることも、あの甘えたように泣く声も、


耳にすることはできませんでした。


入り込んだどこかで・・・・わたしの声を聞いていたかもしれません。


抱きしめることも、もちろん触れることさえできませんでしたが


大切な大切な子です。


いつかあの子に会う日が来たら、そのときこそ


思いっきり抱きしめて、『にゃにをするんだ、やめてくれ~』って言われても


ぎゅうぎゅうにゅうにゅう、もふもふしようって思います。


保護できなかったことも謝りたいと思っています。


あきらめきれずグレトのいた場所に行きましたが・・・もちろん何の気配もしません。



たぶんここで力尽きたのかなって思う空き家があって


その前でグレを呼んで泣きました。


最後まで生まれ育った土地が良かったのかもしれません。


野良として生きた14歳半は、たいしたものです。


頑張る姿を見せてもらったし、そこにいてくれたから


わたしも頑張れました。


たくさんのことを考えさせてもらって、感謝しています。


グレト


またいつか逢いたいよ。


1カ月が過ぎ、ようやくグレトのことが書ける気がして書いています。


相変わらず根性なしのわたしです。





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僕たちわたしたち♡秋生まれ

2019-10-13 02:16:45 | 会からのお知らせ
おちびが・・・・ミルク飲みのおちびたちが


続々とたどり着いてきています。


300グラム未満のちっこい子たち。


よく生きていたなぁと思います。


秋生まれの子は、春子夏子よりもなぜか育てにくいというか


うまく育たないというか・・・・。


ですが、たどり着いた子たちは頑張って佳い縁をつかめるように


しっかり育てていこうと思っています。


スタッフさんたち、それこそ必死です。


というわけで、ミルクのご支援とカイロのご支援を




みなさま、どうぞよろしくお願いします。
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時間なのか気持ちなのか

2019-10-04 10:05:46 | そらまめのひとりごと
本当に本当に・・・・申し分けないほど更新されてない自身のブログ。


日々の活動は、これでもかってほどたくさんあって


組み立てたスケジュールを必死でこなしています。


でも、書こうと思えば絶対に時間は作れるはずなのです。


でも、なぜか・・・・気力がないというか。


伝えるには、いったんかみ砕いてからでないとダメなわたしです。


元々さらっと書けるとか伝える能力に長けているわけでもないし


あれよあれよという間に、日にちだけがどんどん先に行って


心が追い付いていかない気がしています。


遠く離れた地でリハビリや治療をしている義母の容体も気になるし


看病をがんばってくれている義妹にもとても感謝しているものの


自分たちはどうかと言えば思うようにはやれていなくて、


日々その歯がゆさを感じています。


可愛がっていた猫たちの相次ぐ死や、


お世話してる場所の猫の、もしかしたら虐待疑いの大怪我や


保護した猫の病気治療。


引き受けたミルク飲みの体調不良や突然の死、などなど・・・・。


息つく間もないとはこのことかもしれません。


ゆっくり眠りにつくこともなく過ごしています。


眠りが浅くて夢も見るようになりました。


夢を見ないほど短い時間を爆睡できるのが自慢でしたが


加齢のせいかな(;^_^A・・・・と、ちょっと弱気。


修行が足りないですね。


何かあるたびに、弱い心がひょこひょこと芽を出すのです。


執着するものから解き放たれないと、先には進んでいけないようです。


わかってはいるのに・・・・凡人はやはり常に世迷言との葛藤ですね。



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