そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

ルグラン浜北さんでの譲渡会

2021-06-28 04:31:07 | 会からのお知らせ
お天気が崩れるかもと心配していましたが無事に終了です。


ご予約中心に順番に中に入っていただいていますが


予約なしの方も大勢いらしてくださいました。


時間調整しながら、他でお待ちいただく形になりましたが


初の浜北区での譲渡会は、最初から最後まで盛況で終わりました。


浜松市もかなり広いので、開催にあたっての立地は重要ですね。


昨日は、会から譲渡してきたいわば卒業生たちの里親さんが


大勢いらしてくださって、次の子を・・・と相談してくださったり


実際迎えてくださったりしました。


以前譲った暮らす会の卒業生たちの話を聞けたり、写真を見せてもらったり


それはたいへん嬉しい時間でもありました。


あのとき助けたあの子が、こんな風に大切にされてるんだとか


すっかり骨抜きの親ばか?(失礼)な姿を拝見して


がんばってきてよかったんだとちょっと胸がいっぱいになったりもしました。


スタッフさんたちの寝る間も惜しんでの育児や


怪しい餌やりさんのいる現場での奮闘が、


こうして命を繋いでいるのだと改めて思える瞬間でもあるのです。


どの子が助かってどの子が助からないか・・・


神様の采配なのですが、いらないと言われた命が


こうしてみなさんの家庭を明るく照らしているかと思うと


ちびたち、がんばってるなぁとしみじみします。


もちろん、それぞれのお家で迎え入れてくださらなければ


猫様パワーを発揮したり、猫様マジックを披露することはできなかったわけです。


お互いがかけがえのない存在になってくれることを願っての譲渡です。


笑顔のみなさんの手にしたスマホの画面に、あのときのあの子が


愛嬌たっぷりに映し出されている


わたしたちのがんばれる原動力です。


会場として提供を申し出てくださったルグラン浜北様にも


心より感謝いたします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中区のTNRのこと

2021-06-25 04:26:49 | 不妊手術・TNR
昨年、相談を受けた中区のとある地区。


立ち上がってくれた方がTNRに対してきちんと理解し


コツコツと進めてくれたことで、周囲にも波紋が及び、うまくいっています。


情報交換してがんばっています。


とは言っても、その地区のすべての猫を把握するのは難しく


彼女たちと組んだグループラインを拝見していると


未手術の猫がまだいるようです。


今年度、赤ちゃんを産むことはなかったのですが、最近ご近所さんから


子どもを産んだ猫がいるようだと連絡をもらい、


その子を捕まえることに必死なようです。


でも、その猫自体をなかなか見つけることができずにいるようで。


他にも、昨年度終わったつもりでいたはずの猫とそっくりな子がいて


耳カットされているのかを手掛かりに、がんばってくれています。


空き家や、餌をあげているお宅もあり・・・。


本当はこの餌やりさんを巻き込んで、捕獲も手伝ってもらえたら


もっとずっと楽なんだろうと思います。


どこの地域にも必ずいる、餌をあげているだけの変わり者の人。


お腹をすかせている猫たちをほっておけないのはわかるけれど


その子たちを、そういう猫たちをそれ以上増やしてはいけないので


そこを理解してもらえないのかなと、いつも残念に思います。


自宅を通り道にしてる猫を捕獲するのは簡単ですが


いるのはいるけれど、実際どこをねぐらにしてどこで餌をもらっているのか


正確に把握できない猫を捕獲するのは、大変だろうと思います。


ご飯をいつも食べに来ている場所で捕まえるのがいちばんの近道。


まだ2~3匹捕まえたい未手術の猫の居場所。


次の出産が来る前に、なんとか無事に回避できますように。


すべての猫を助けることは不可能ですが、


地元の猫だけでも増やさないという考え方


足元をしっかり守っていこうとする考え方


とてもいいと思います。


各地域で、こうして立ち上がってくれる方が増えて


その周囲に賛同してくれる人も増えて、コミニティができあがっていけば


なんのために生まれてきたのかわからない子猫たちは


圧倒的に減っていくと思います。


排除するだけではない人たちがもっともっと増えてくれたら・・・。


正しく理解して動ける人が増えてくれたらと思います。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母猫の愛

2021-06-16 05:16:48 | いっしょに考えたいな
猫と関わって暮らしていると、ときおりはっとする光景やら出来事に


遭遇することがあります。


4月の終わり・・・とある相談がその日は2件飛び込んできました。


どちらも餌をあげているわけでも、猫が好きなわけでもない方たちからです。


どうにも動くことのできない状況だったわたしから、スタッフさんたちに


SOSを発信しました。


1件目は、庭の隅で母猫と子猫3匹いるのを見つけたけれど


触れないし威嚇してるし、どうしたらいいのか・・・・という内容でした。


母猫の手術もするし、子猫にかかる医療費なども負担してもいいから


なんとかしてほしいということです。


すぐに動けるスタッフさんたちが現場に行ってくれました。


母猫が異変を感じて、子猫たちを抱きかかえて威嚇してきます。



守りに入った母猫はこういうとき非常に危険です。


騒いでるうちに、経験豊富なスタッフさんが間に合って


無事に子猫も母猫も捕まえることができました。



母猫は手術して数日スタッフさんが預かって無事にリリースです。



無事にリリースとは言ってもこちらのお宅で放すしかないのですが


うちで放されたら困ると言われてしまったと報告をもらいました。


猫が増えたら嫌だからという依頼者では、無理もないことかもしれません。


猫が好きなわたしたちは、ともかく必死で子猫を守ろうとしていた


母猫の姿に思うことはいろいろありました。


子どもから引き離される切なさは、人も猫も同じだと思います。


大切な子猫を育てて、きちんとした譲渡先を見つけることが


わたしたちにできることです。


身軽になった母猫は、今後繁殖のためにオスに狙われたり


子育てのために餌の確保に必死になることもありません。


そして、もう1件は床下の子猫を捕まえたけどどうしたらいいかという


ご年配の方からの相談です。


こちらもすぐに迎えに動いてくれたスタッフさん。


処分も嫌だし、でも何もできないからとこちらが思っていた以上の


預り費用をくださいました。



1匹のつもりが、けっきょくは3匹でした。


おうちの近くにたぶん母猫かなと思われる猫もいて、


こちらを見ていたようです。



街中で駐車の時間もあったため、子猫の保護のみとなりました。


どちらの相談も、子猫たちは里親さんまでたどりつき


幸せな未来を約束されました。



里親さんたちも、母猫の愛に心うたれ


必ず幸せに育てますねと泣いていました。


野良猫の寿命は非常に短くて、


しかも到底穏やかな暮らしとは言いがたいのです。


地域によっては嫌われ者のレッテルも貼られ、


ひどい扱いをされてしまうことも少なくありません。


今回の2件は、どちらも猫が好きな方からの相談ではありませんでしたが


手術するのにも、子猫を育てるのにも、費用はかかるという


ごく当たり前のことを理解してくださってました。


またボランティアはただ働きすればいいという考えもありませんでした。


わたし自身も動けない時間でしたからやきもきしましたが


対応できるスタッフさんたちがいてくれて、心強かったです。


猫を好きでも嫌いでも、人としてどうすればその問題が解決できるのか


お互い向き合うことができれば、案外うまくいくのではないかなと思います。


とはいうものの、4月末ならこうしてフットワークよく対策できますが


6月という今の時期は、お断りしなければならないこともしばしばです。


場所の問題、人手の問題、会の運営の問題などトータルで考えています。


相談されてもすべて対応できない・・・・正直これが現実です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子猫の里親さん大募集💛ホームページを見てね

2021-06-15 19:19:15 | 新しい飼い主さん探してます
さてさて、デビューできることになった子猫たち


わらわらとホームページの保護猫一覧に掲載しています。


もちろん、ひき続き他の子猫も掲載されていきます。


生後2か月過ぎて、ワクチン接種した子はトライアル期間を設けています。


先住さんがいる方には、このトライアル期間は相性を見るのにいいですね。


ワクチン未接種の子猫は、飼育もかなり難しいので


本当に飼える環境、意思のある方に、トライアル期間なしで


縁を繋げています。


いずれにしても、たくさんの子猫でいっぱいです。


会にたどり着いた子たちは、何カ月いえ何年かけても必ず里親さんを


探していくつもりですし、これまでも探しました。


どの子も個性豊かでかわいらしくて、あったかい命を宿しています。


みなさまの手で幸せにしてあげていただけたらと思います。


申し込みはお問合せフォームでお願いいたします。


ただし飼うためには条件がありますので、


こちらとのお約束を守っていただける方にのみお譲りしています。

*******************************************************************************

猫たちのための医療費、フード代金のご協力をお願いしています。


猫と暮らす会
ゆうちょ銀行~ゆうちょ銀行
記号12300 番号14286051


銀行からお振込みいただく場合は、こちらの番号をご利用ください
ゆうちょ銀行
店番238 番号1428605


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6月という月

2021-06-10 11:10:02 | いっしょに考えたいな
過去のデータをさかのぼっても、6月は行政持ち込みの


子猫の数が群を抜いて多い月です。


もちろん相談件数も半端な数ではありません。


4月5月のはじめに生まれた猫が、ちょろちょろと離乳で


親に連れられて姿を現す時期だと思います。


1匹2匹と親からはぐれたり、置きざりになった子猫が


そこら中で発見されて、母猫を探して大声で泣くので


人が気が付きます。


気が付いた人間がいい人で、里親さんを探してあげたいとか


なんとか飼う方法を模索してくれればいいのですが。


世の中そんな人ばかりじゃありませんから


迷惑に思って行政に持ち込むわけです。


で、そのことそのものがいちがいに悪いわけでもありません。


ただ、持ち込んだら助けてもらえるとか、きっと市で里親さんを


見つけてもらえると、好き勝手に思い込んで


自分はいいことしましたみたいな短絡的な考えで連れて来られると


全然結果は違うわけです。


また、今の時期はカラスに捕食されたり、たぬきの餌になるなど


野生の王国さながらのサバイバルも実際は起きています。


お腹がすいて衰弱して、小さな虫に生きながら内臓を食べられるとか


そういうケースもあります。


知らないだけで、想像を絶する世界があるわけです。


6月は、だから少しでもがんばらないといけない月です。


たぶん、暮らす会のスタッフさんすでにヘロヘロかもしれませんが


気持は常にアドレナリン全開です。


ともに頑張る人の応援団ですから、助けたいと願う人には


できるかぎり寄り添っていこうと思っています。


まだ3分の1しか過ぎてない6月ですが、1匹でも2匹でも


助けてあげたいと思います。


母猫の手術も必須です。必須なんて2文字以上に重要です。


また、妊娠していても手術はできます。します。


産ませて里親探ししたい人は、わたしたちの会ではお断りしています。


そういう子のための席は確保する余裕はありません。


今日が命日になってしまう持ち込みの子たちから、1匹でも2匹でも


空いた席に座らせてあげられたらと思っています。


お腹の大きな猫の手術に抵抗があるかないか・・・・もはや


そんな個人の小さな考えに縛られているわけにはいきません。


スタッフ一同、ごめんねと詫びないわけがありません。


なんとか一丸となって、6月を乗り切ろうと思います。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちゅーる応募券のお礼

2021-06-06 03:58:38 | 会からのお知らせ
先月5月末で締め切りだったチャオちゅーるの応募券。


みなさまからのご協力で、今年度もたくさん集まりました。


スタッフさんやそのご家族の協力で切ったり貼ったりまとめたりの


作業も無事に済みました。


数も多いのでかなり大変だったと思いますが、


とても一生懸命がんばってくれました。



おかげさまで、757口15ケース分の缶詰に交換できます。


野良気質が抜けず譲渡ができないままの子たちや


病気で偏食のある子たちのために使わせてもらおうと思います。


毎年、皆様からのご協力のおかげでとても助かっています。


心から感謝申し上げます。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相談てんこ盛り

2021-06-05 00:40:32 | いっしょに考えたいな
1年でいちばんしんどいシーズンの真っただ中です。


年々、体力も衰えてるのもしんどい理由のひとつですが


毎日毎日、ものすごい数の相談で頭がついていきません。


なるべく相手の話す内容をしっかり聞き取って対応策を講じています。


相談者さんの意図するところ、自らもがんばる意思を持っての相談なのか


ただ言えば何とかしてもらえると思っての内容なのか。


子猫の保護の相談も、こちらで一時的にお預かりするにしても


スタッフさんのところがいっぱいなのです。


譲渡が決まらなければ残念ながら次を引き受けることはできません。


猫を飼ってるから自分は無理なんで・・・・と言われると


いえいえ、あなたのところ以上にこちらも猫がいますと言いたいところです。


はじめから自分は頑張るつもりがなくて、その子にかかる費用負担も


まったくできなくて、ただ子猫が産まれちゃって困ってますという


なんだかおかしな話も結構あります。


その人の相談してきている子猫たちをかわいそうだと思いますが、


何もする気のない方には、こちらも何もできないと説明しています。


あくまで頑張るのは、相談者さんだと考えて対応する会だからです。


相談内容を精査して進めないと、たぶん沈没してしまいます。


ともにゴールまで走りきってくださる方の相談しか受けることができません。


違う考えの団体も他にはあるのかもしれませんので


そこはいろいろあたってみてほしいと思います。


また、昨日の相談は受けられても、今日は受けられないこともあります。


捕獲器の順番もしかり、子猫の預かりもしかり


現地調査の日程が折り合わなければ、先送りです。


相談して来た方のみと対応してるわけではないので


1週間前は可能だったことも、時間の経過とともに


難しくなることもたくさん出てきます。


ちょっと考えます・・・のその空白が、


次は応じられない結果となってしまうことも多々あります。


その方のために、場所を空けておく余裕は残念ながらありません。


また、本気で何とかしたい方は、瞬時に決断してくださることが多いです。


チャンスの神様の前髪と同じなのかなと思ったり・・・。


結局のところ、縁のあった子は助けられるってことなんだと思います。


そんな風に考えて先にいきます。


小さな会が、なんとか力を合わせて空いたスペースを作っている状況です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする