浜名湖ＳＡの猫たち

とある方からメールをいただきました。
ご紹介します。

初めまして。
横浜に住んでいますＹと申します。


高速で帰省することが多かったので、２００８年５月頃から
浜名湖SAに寄っては猫を捕獲してＴＮＲしていました。
里親さんに出せそうな子は出しています。


ＴＮＲした子は３匹（クロ×２匹，キジトラ×１匹）です。
ミミカットしています。


茶白のメス（おばあちゃん）は、ひどい風邪を引いていたので、
避妊手術をして我が家でケアしました。
その他はシルハ゛ータヒ゛ー２匹、クロ１匹、キジトラ５匹を里親さんに付け、
スモーキーグレーの親子、この子たちは白血病で息子はとても人懐こかったですが、
腹膜炎を発症して１歳ちょっとで亡くなりました。


去年の１１月には新猫で変わった色目のアメショー柄の男の子がいましたね。
また行かなくっちゃと思っているのですが、
こちらの方でも仔猫がワラワラ生まれたと電話が入り
なかなか時間がなくご無沙汰している状態です。




少し前に、浜名湖ＳＡの猫で耳カットされてる子がいるけど
どこの団体がやったかわかる？って聞かれました
誰だろうって、そりゃもう不思議でした


わざわざお隣の県の方が、ＴＮＲやら里親探しやらをして下さっていました。
他県から来て、こんな風にいろいろしてくださったことに
心よりお礼の返信をしました。


どんな方なのか想像するしかできませんが
日ごろの活動をうかがってみたところ、こんなお返事をいただきました。



団体としては、青葉区ねことの暮らしを考える協議会の理事をしていて、
のらねこの相談、捕獲、里親探しのお手伝いをしていますが、
殆どは個人的に子猫の預かり縁組をしています。


年間１００～１５０頭の避妊、去勢、ＴＮＲをしています。
里親さんに出すのは７０頭ほどです。
毎日夜行性で、頑張っています。


浜名湖ＳＡのねこ、で検索してみて下さい。
人の足元でまるくなっているキジトラのねこの動画があるんですけど、
その子は私が保護して帰り、都内にもらわれて行きました。


なかなか終わりの見えてこない活動ですが、がんばりましょう！


ねこのきもちの８月号Ｐ.８３に震災のねこの預かりとして載っていますので、
ご覧下さいませ。


家の中には、現在８０頭ほど保護ねこがいます。



ねこのようちえんのＹさん
大変精力的に活動されていらっしゃいます


こういう方に気にかけてもらえた浜名湖ＳＡ
本当は、地元の人間がすこしずつでもがんばらないといけないのに・・・
正直そこまで時間もお金もかけられなくて
現実はきびしいです


でも、いつかＴＮＲをしたいですし
こういう全国どこにでもあるＳＡに
平気で猫を捨てていく人間にも、何らかの処罰をしていかなければ
ダメだろうな～って思います


Ｙさん、本当にありがとうございました

その後のコタロー君

コタロー君のおうちから写真とメールが届きました
ご紹介しま～す


コタロー君はやっと下痢が治りころっとしたうんちがでるようになりました。

ヤクルトの効果もあったのかもしれません。

と同時に、元のやんちゃ猫にもどってきてしまい（うれしいことなのですが）

袋の上におしっこしたり、みーの気配にしっぽをふくらませたり、逃げ足も

速い速い。すこしずつみーと接触させてます。

今度の日曜に血液検査（前回肝機能の数値が高かった）

と、ワクチン注射に行こうと思っています。

みーも一緒に連れて行ってみようと計画中。

添付の写真はコタのためにお父さんが作ってくれました。



買うと高いので・・・

最初は、「こんなものでだまされないわよ。」みたいな様子でしたが、

今ではお気に入りで、朝は、必ずここに乗って外を眺めています。



鳥の声がするので、ジーと見つめていますよ。

それでは、また、お元気でご活躍ください。




コタロー君のお父さん、めちゃめちゃ器用ですねぇ

作品を気に入って使ってくれるなんて
親孝行なコタロー君です

さんざん心配させちゃいましたから、これからはたくさん
喜ばせないとね

みーちゃんと、仲良しツーショットが送られて来る日を
待つのも、なんとなく楽しみです

１ヶ月の迷い猫生活
体調を元に戻すにはそれ以上の時間を費やさないとなりません
いったい何を・・・食べていたのかな・・・

うれしいいただきもの

浜名湖ＳＡで行方不明になり
一躍有名猫ちゃんになってしまったときの猫

コタロー君のお宅からリンゴが届きました

めっちゃい～い香りのつやつやのリンゴです
味もばっちりです

どうもありがとうございます


というわけで

お礼のお電話して、その後のコタロー君の様子を
知ることができました
無事保護したとき、２．５キロだった体重も
今では４．２キロまで増えてタンスの上などの
高い所にも登れるようになったそうです

インターフェロンのおかげで、みるみる元気になっていったとか・・・
下痢も少しづつですがよくなっているみたいです

食事も、今後は体にいいとされている
ステージの高目のものをあげようと思ってるそうです

地元でも、奇跡だ～～とみなさんに言われてるらしく
ただ、ご当人のコタロー君は

『にゃんだ～？みんな、にゃにを騒いでる～？？？』

てな感じだそうで、あんなことがあったことを
まったく忘れてしまってるそうです、はい


それから、コタローの母様は
車山でまだ見つかっていないチビ君のことを
たいへん気にかけていました
むこうの天気も日々気になってしまうそうです

本当に、コタロー君にあやかって
どうかチビ君、それから袋井で行方不明のきじかぁが
一日も早く見つかりますようにと願わずにはいられません

どの子にとっても
安心で居心地の良い今夜でありますように・・・

おばあちゃんの手紙

コタローの母様からメールが届きましたので
ご紹介します




おひさしぶりです。

お体の調子はいかがですか？　今日はすごいお知らせがあります。

なんと静岡新聞を読んだ方から手紙が来ました。

それも茨城県大子町だけの住所です。いやあびっくりです。

田舎だからですねえ。ありがたいことです。郵便屋さんにも感謝です。

浜名湖のサービスエリアで猫が迷子になり１ヶ月ぶりに飼い主に戻った

という静岡新聞を読んで猫大好き一人暮らしの

８０歳のおばあさんからお手紙が来ました。

この方も今までに７８匹の猫を拾い６８匹は里子に出したそうです。

いままでの猫とのことが手紙には書かれていました。

残念なことに住所が書かれていないので返事を出そうにもちょっと出来ません。

近くに神社や学校がありとありますが、これだけではわかりませんよね。

静岡新聞さんでまた載せてもらって

このおばあさんの住所がわかりませんかね。

８０歳ならインターネットはやらないでしょうし・・・

出来たらお返事と美味しいりんごでも送りたいと思ってます。




という内容でした

不思議な和が広がっていますね

コタロー君は猫神様のお使いだったのかも・・・

コタロー君のことが静岡新聞に

２００８　９月３０日の静岡新聞（朝刊）に

地域ニュース・西部
浜名湖ＳＡで迷子、茨城のネコを１カ月ぶり発見
こんな見出しでコタロー君のことを取り上げていただきました

新聞社のほうに感想や、直接連絡を取りたいと
問い合わせもきているそうです


幸せな気持ちになってくれた方も大勢いらっしゃるのでは・・・？


見つけてくれたアジママさん
ブログアップしてくださったみなさん
探しに行ってくださったみなさん
応援してるよって声をかけたりメールを下さったみなさん

すべての人の気持ちがこんなにいい結果を産んだんでしょうね～
『静岡県の動物ボランティアはやりますなぁ』
そんな声が聞こえてくるようなお話でしたね

コタロー君便り

病院へ行ってきました。
ツボ型吸虫がいました。
かえるなどを食べると寄生するそうで
やっぱりという感じです。

熱もなく駆虫剤と下痢止めをもらい
ワクチンは下痢が治まってから打つことになりました。
病院の先生もよく見つかったと感心していました。
今までにワクチンを打っていたから、これくらいの衰弱で
感染症もなくてすんだのかもしれないと言うことでした。


今はすやすや寝ています。

あとは、足利から拾ってきたみーとのご対面だけが心配です。

コタに家出されたら困るから、
みーは里子に出した方がいいのかな？
それもかわいそうだけど。


田舎なのでなかなかもらってくれる人も見つからないし、
う～んいい方法を教えてください。

出来れば二匹とも育ててあげたいです。

　

写真の入れ方が出来ました。
のびーと寝てるコタローと足利のみーちゃんです。
両方オスです。


見てください。

ずいぶん落ち着いたようですね
よかったです
２匹、なんとかうまくいくようにがんばってくださいね
また、お便りおまちしていまーす

コタロー君 無事再会

コタロー君の飼い主さんご夫婦が新幹線でお迎えに
やってきました

どんな方達なんだろう・・・？

ちょっとドキドキ

優しそうで朴とつな雰囲気のご夫婦でした

手にはお土産のリンゴとお菓子
大きな濃紺の風呂敷で包んだキャリー
毛布やバスタオル

ちょっと日帰りにしては大ごと・・・ですね～

少し歩きながらお話しをして
アジママさんたちに合流

保護の当日のことやらなんやらをお話しして・・・
夢の小道と見つけた小道の違いに


そしてさあ！！！
車の中で１ヶ月ぶりのご対面で～す

『コタ～ごめんね～会いたかった・・・』
涙・涙・・・・です

まちがいなくコタロー君です
コタロー君も抱っこされて安心しきった表情でした

わたしもアジママさんも
こういうときが本当に一番うれしいかもしれません
とても感動的な再会の場面に居合わせることができて
幸せな気分に包まれました

コタロー君
もう二度とどこかに行ったりしないでね

今頃はなつかしのわが家で、安心しきって爆睡しているんだろうな～～
　　　　　　　　　　　　　　　　↑
　　　　　　　　　　　コタロー君＆飼い主さんzzzz

コタロー君のお家から

こんばんは　今回のことに関するブログ見せていただきました。

奇跡です！わたしが夢に見ていた小道は逃げた方向にある小道です。

ところが、アジママさんが行ってくれたのは、公園の方の小道です。

同じ小道でも逃げた方は街頭もないうっそうとした暗い方です。

ところが、見つかったのは明るい街頭のある方です。

場所は、正反対に位置しています。もしも、私が思っている方へ行っていたら

コタは見つからなかったでしょう。

公園の方の小道に行ってくれたお陰で、コタは見つけてもらえました。

すごい奇跡ですよね。

これは、後でブログなどを見ていてわかったことです。



そらまめさんの体調が思わしくないことも知らず、図々しいお願いに

行動を起こしていただき本当にありがとうございました。

これで我が家は猫が２匹になりました。・・・

実は、９月２日に息子を送って栃木県の足利まで行ったときのこと、

ホームセンターに猫が捨てられていました。

まだ、２ヶ月くらいです。

私がこの子を助けたらコタローも誰かにかわいがってもらえるかも

しれないという不純な動機から思わず、連れて帰って来てしまいました。

白い猫で、片目がブルーもう片方がグリーンです。

主人は、猫屋敷になる～。と言っていますが、

もう、飼い始めたので家族です。



では、お会いするのを楽しみにしています。

　　　コタローの母



ひえ～・・・このメールを読んで冷や汗がでたのは言うまでもありません
いったいどこまでいいことが重なったんでしょう
見つかるべくして見つかったんですね

浜名湖ＳＡ～奇跡の生還 おかえりコタロー君

ことのはじまりは８月２７日、浜松市迷い犬猫情報の
ネコの手ことミルクさんからＳＯＳの
相談の電話をもらったところからでした

『茨城県の方が途中休憩に寄った浜名湖ＳＡで、
飼い猫のコタロー君を逃がしてしまったので探しているけど・・・
何かいい方法かアドバイスをもらえないだろうか』
そんな内容でした
すでにこの時点で行方不明になって１０日が経過していました

すでにミルクさんもYukarinnさんと一緒に現地に赴き
写真撮影やら猫探しやらはひととおり済ませていましたが
あまりの現場の広さに彼女も途方にくれていたようです

『陸上自衛隊でも呼びたいくらい』という彼女の言葉が
まさにピッタリだと思いました

とりあえず、不特定多数の方に知ってもらって目撃情報を得て
何らかの手がかりをつかもうと考えました
ブログ掲載依頼を呼びかけるので情報を送ってもらうことに・・・

ところが、病気でそらまめ倒れて役立たずになってしまいました
入院中のわたしに代わってこの事例を引き受けてもらえそうなのは・・・
いたいた～
アジママさんとラッピーママさんにお願いして
みなさんに呼びかけてもらいました
自分のブログに載せてくださった方、実際現場に行ってくださった方
大勢いらしたんですね
退院して、みなさんのコメントなどを読んで感激してしまいました
入院中もミルクさん、アジママさんといろいろやりとりをしていました
動けない自分がもどかしかったです


退院しても、５分粥くらいしか食べられず安静を条件とされていましたが
やはり、行くっきゃない！
そう覚悟して９月１５日の夕方、２時間ほど探し回りました
でもって・・・・やたらとなつっこくて愛らしい
こ～んな黒い子猫のお土産をお持ち帰りです


里親様募集中です・どうぞよろしくお願いします
浜ちゃん//２ヶ月半//オス

その間も、コタロー君の飼い主さんとは
いろいろなやりとりのメールを交換していました

毎晩毎晩、コタロー君の夢を見ること
どんなに安易だったか、後悔してもしきれないこと
コタロー君が小さいときから自分の支えになっていたこと
こうしたメールのやりとりだけが、自分とコタロー君の架け橋に
なっていること

誰に何をどう言われても・・・コタロー君に会いたい・・・
あきらめられない・・・


アジママさんにメールを転送し、状況を伝えました

『そらまめさん、コタローまだ生きてると思いますか？』

『うん、生きてると思う・・・だって生きているとしか感じない
　探せる気がする』

なぜだか、コタロー君に会える気がすごくしていました



アジママさんが
『最後に、本当にこれを最後にしますけど、探しに行きます』
そう、メールをくれました

アジママさんは探してる間、携帯で実況報告などしながら、
また夜の浜名湖ＳＡの写メールも送ってくれていました

そのときです
飼い主さんから、メールが届きました
でもって、夢にコタローが出てくるけど
湖に続く小道から鳴きながら現れる
と書いてありました

夢知らせです
これは、本当に馬鹿にしたものではないのです
黄泉の国を行ったり来たりできる猫が
まさに飼い主の枕辺に現れての訴えです

すぐにアジママさんにそのことを告げて見に行ってもらいました


ほどなく・・・・コタローくんと思われる猫を保護したと
驚きの奇跡の知らせがありました
そのときの様子はアジママさんのブログで紹介されています



痩せてガリガリになっていましたが・・・
１ヶ月がんばったコタロー君だと、夜飼い主さんから
うれしい確認のお電話が入りました

電話口で・・・泣いておられました
ありがとうを繰り返しながら、早く会いたいと・・・



もうすぐ感動のご対面です
島村先生のところで
うるさいほど鳴いてるらしく
わたしが行ったら甘えながらも、保護して初の
ウ○チをしてくれました←（ったくもう）

信じるものは救われる？
本当に、会いたいと願った飼い主さんとコタロー君
そして、アジママさんの想いに脱帽です

本当にうれしいうれしい結果となりました
ご協力下さいました皆様
心より御礼申し上げます