そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

CIAOで当てチャオキャンペーンの応募券集めてます

2020-03-28 23:09:34 | 会からのお知らせ



またまたお願いする時期がやってきました


ご協力、ぜひお願いいたします。


毎週日曜日に開催している譲渡会場にご持参いただけると助かります。


切り取り箇所がわからない場合は、


空き袋をそのままお持ちいただいても結構です。

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やったね!チャトラン💛

2020-03-28 18:21:33 | 病気&事故の話し/猫編
猫周りの場所にチャトランが現われたのがいつだったのか


実はあまり正確には覚えていません。



というのも、ふらふらと現れたものの定着することはなく


来たり来なかったりだったのです。



付近にいる人によれば、誰かの飼い猫説、隣町で餌をもらってる猫説


いろいろでした。


あえてすぐに手術もせず、ご飯もあげずにいましたが


かれこれ半年ほどして、大きな大きな玉をぶら下げているのに


目をつぶっておくことができなくなり、去勢手術を済ませました。


立派な体格で元気も良くて、きっと誰かが餌あげている子かなと思いました。


本来は、ご飯をあげている人がきちんと手術をするべきだと思います。


そういう当たり前のことができない人はまだまだ大勢います。


とはいえ、犯人捜しをしていても仕方ないですから、きちんと手術をして


生きていきやすいようにしてあげたいと思った次第です。


さて、事件が起きたのは昨年9月18日の水曜日の夜のことです。


猫周りしている場所の近くから、ただならぬ悲鳴に近い泣き声が聞こえてきました。


チャトランが上半身だけを持ち上げた姿で必死に呼んでいたのです。


ダーリンが泣き声の場所を探し出してチャトランを見つけ


抱きかかえ車に乗せてくれました。


動けない下半身に痛みがあるようだったので、すぐに夜間救急に行きました。


両足ともに複雑骨折だったのです。



かかりつけの先生と打ち合わせをし、金曜日に手術になりました。


再度検査しレントゲンも撮り直した結果、大腿部の骨が見事に粉砕しています。



這って生活することになってもそれはそれでかまわないけれど


万が一、今後排尿排便ができない身体になっているようなら


そのときは・・・・わたしの腕の中で逝かせたいと伝えました。


そこからは先生にすべてを委ねました。


結果は・・・・無事に手術は成功し、骨はピンを入れて押さえて


しばらく創外固定の生活に。




安静にしていないといけないので、ケージに入れていましたが


イライラするのか、毎日ケージの中はアナ雪状態です。




ピンの固定がうまくいったので、トイレには何とか行けるようになりました。


少しづつ、少しづつ回復するようにサポートするほかありません。


そのうちケージの外に出して、ちょっと目を離すとやっぱりアナ雪です。



チャトランの楽しみはご飯タイムだけ。


わたしの楽しみは、先生が巻いてくれるテープの色。




カラフルさを楽しんでいました。


いっしょに生活してみて、チャトランは飼われていたことがあるのかもと思いました。


威嚇もなく、爪を出すこともありません。


他の猫たちにも大変友好的で、むしろ遠慮がちです。


子猫たちには大人気でした。



11月の末に、創外固定を外すオペをしました。


そこからのチャトランはみるみる回復して、普通の家猫みたいです。




院長先生の的確な判断、先生方のオペの技術


そして病院のスタッフさんたちもいっしょに頑張ってくださったおかげです。


顔も可愛いし、もっとしっかり歩けるようになったら


譲渡できるかもって希望も見えてきました。


骨の折れ方を見ると、太ももだけが砕けています。


寝ているところを人間の足で踏みつけたか、


傘などで思いっきりたたいたか・・・・。


交通事故ではないことは一目瞭然でした。


嫌なことは考えたくないけれど、おかしな人間がいるのは事実で


弱い者いじめする人は後を絶ちません。


野良猫稼業をやっていくのなら、なつっこい猫は要注意なのです。


助けたいと願う人も大勢いますが、死んだっていいと思う人間も


いじめたっていいとひどいことができる人間も大勢います。


命がつながって本当に良かったです。


そしてそして、チャトランは2月の終わりに、とある若いご夫婦に見初められ


別のスタッフさんのお家にいたまるお君と2匹で





里親さん宅に行ってから、


風邪ひきで体調を崩すというアクシデントもありましたが


家猫としての幸せな道を手にすることができたのです。


半年の間に悲しいこと苦しいこと、痛いこと怖いこと


様々な経験をしたチャトランです。


そのいばらの道の先に大きな幸せが待っていました。


わたし自身も、ずっとこの先忘れることのできない経験をしたと思います。


チャトランは茶虎くんというお名前になりました。


運の悪い猫だったけれど、それをはるかに凌ぐほど強運の持ち主でした。



君の幸せを祈っているからね。


*******************************************

チャトランを保護する直前、グレト・シマトを相次いで見送っていました。


大けがをしたチャトランを何とか助けたいと思ったことで


わたし自身が悲しみに埋もれてしまうことがなかったと思います。


ボロボロの気持ちでも何とかなるものですね。


助けたつもりで、助けてもらったのはホントはわたしの方でした。



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高層ビルの間の平均台

2020-03-28 11:24:39 | そらまめのひとりごと
迷ってグズグズしてるのは性分ではないけれど


方針が決まらず、悩むということはたくさんあります。


すべてを助け出せたら、すべてにいい返事ができたら


本当にどれほど楽だろうと思っています。


でも、そんなわけにもいかないときもあり・・・・。


ただ、わたしの出した答えはその子にとっての一生を左右してしまうかと思うと


苦しいときもあります。


限られた場所、限られた資金、限られた人数で


どうするのがベストなのかを決めていかないといけないわけです。


脳細胞をフル稼働しても、正解が見つけられるわけでもなくて


きっとうまくいけばそれが正解なんだと思います。


昔、ダーリンに聞かれました。


膝ぐらいの高さの15センチの幅の平均台を


落ちずに向こうまで歩くことはできる?


もちろんできると答えました。


なら、その平均台が高層ビルとビルの間にあったら渡れる?


・・・・・。


渡れるはずない・・・・と答えました。


でもどんな問題でも下でできることなら状況が変わっても


きっとできることなんだと言われました。


迷ったとき、思い出すことです。


そんな風に思い悩む時期が来たということかもしれませんね。


強くなれ!と、自分に声かけです。

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お誕生日の食事会

2020-03-26 08:44:33 | 料理・食べ物・お店
毎年恒例になっているお楽しみ行事のひとつ。


友人の誕生日(付近)にはわたしが、わたしの誕生日(付近)には友人が


お互いにお食事をご馳走して時間を過ごすというものです。


普段忙しいことや、なかなかゆっくり時間が取れないこともあって


このときばかりは、かなり長時間近況報告やこれからのこと


などなど語り合います。


連れて行ってもらったのは和食のいつきさんでした。


コース料理ですから、ボリューム満点


季節を感じながらのお料理の数々にいちいち感動でした。


先付けの3点盛りに、そらまめの豆腐が入っていて



思わずふたりでうけてました。


手作りの豆腐のサラダはクリーミィなドレッシングがかかっていて



とってもマイルドで優しい味わいです。


向付で旬の肴を使ったお造り。



これは文句なく美味しいです。


続いて鮭の西京焼き。



西京焼きが大好きなわたしとしては嬉しい1品です。


豚肉とひりゅうずの炊き合わせは上品でなめらかな味わいでした。



揚げ物は岩塩でいただきました。



ぱりっと仕上がった衣をほおばるとサクサクと音がして


目も舌も、耳でも堪能できちゃいますね。


そして、ご飯ものとしてカニ雑炊です。



もうお腹もいっぱいでしたが、不思議なことにさらさらと入っていきます。


この雑炊を、友人は疲れたときにいただきに来るそうです。


そしてそして、最後のデザート。


あつあつの温ぷりんとバニラアイス。



今日の主役のわたしのぷりんに、なんと1本ローソクが。


このローソクがどんどん傾いてしまい、しかも和食器のせいか


線香を連想させたらしくて、目の前で友人は大爆笑しています。


和食器とローソクは、合わないかも・・・・と思いましたが


涙まで流して笑い転げてる友人の姿。


楽しい思い出になりそうです。


お腹いっぱいで、幸せな気持ちになりました。


お互い元気だから、こういうことも続いています。


ずっとこの恒例行事を大切にしたいと思います。


さて、おしゃべりしてる中で断捨離の話になりました。


友人から、天璋院篤姫が亡くなったときのことを聞きました。


身の回りの物はほとんど整理されていて、数枚の着物しかなく


残された人たちが遺品整理にあたあたすることはなかったそうです。


篤姫の功績も大きいことで有名ですが、


あっぱれな生き方を最後まで貫いていたんですね。


凛とした生き方。


ちょっとだけでも真似してみようかなと、思った次第です。


素敵な食事、参考になる話。


良き時間を過ごすことができました。


************************************************

友人のおうちの子になれたマルトの話もできました。



あいかわらず、窓辺から身を乗り出して毎日歌を歌っているそうです。


15歳になりました。


この子の暮らしてきた場所に、今では猫はいなくなりました。


みんなの分もがんばってほしいと思います。


きっとみんなも応援してると思います。
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ちゃむちゃんの弟分

2020-03-26 01:24:30 | 家族ができました
2017年の11月に譲渡が決まったちゃむちゃん


はちわれの美猫さんです。


そちらのお宅で昨年11月に弱っている子猫を見つけました。



MEGさんがアドバイスをしていましたが、無事にお家の子として


迎えてもらえることになり、ご報告をもらいました。


カビ(真菌)だったために、まだ小さなお子さんにうつさないように


またお腹には虫もいたのでその扱いにも注意することなど伝えてきました。


念のため、ご実家にちゃむちゃんを預けて、カビの治療をしてくれました。


風邪気味だったので、その治療も・・・・。



最初に迎えたちゃむちゃんは、猫と暮らす会できちんとケアし


ワクチン接種して送り出していますから、比べて非常に大変だったそうです。


逆に、ちゃむちゃんがきちんとした状態で来ていたことを改めて認識できて、


感謝の言葉で表わしてくださっていました。


ずいぶんとがんばってくださいました。



まだ小さなお子さんのお世話をしながら、カビの治療に長い時間がかかり


実家から戻ったちゃむちゃんと仲良くさせるのに1か月。


ようやく落ち着き仲良しショットをいただきました。



がんばってもらえて本当に良かったです。


アドバイスした甲斐があったというものですね。


どうか2匹の猫たちと幸せな時間を過ごしていってください。


お子さんが小さくても、子猫の体調が悪くても


がんばる気持ちがあれば、助けられるって思いました。


そういう人たちが、もっともっと増えてくれたら嬉しいです。


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相談できる人がいれば

2020-03-25 09:21:58 | いっしょに考えたいな
2年前のことです。


母猫と子猫3匹の里親探しの相談がありました。


現地調査に出向いてくれたのはスタッフのMEGさんです。


結局、小屋の下に隠れていた子猫3匹はMEGさんが泥だらけになって


這いつくばって保護することができました。


威嚇して逃げ回り、かなり汚れていました。


別のスタッフさん宅でお世話をして、3匹は無事に素敵な縁をつかみ


幸せになることができましたが・・・・。


実は3匹を保護した後、ひと月半ほどしてからのことです。


相談者さんは母猫の姿を見かけたので、手術をするつもりでつけてみたら


なんと3匹の子猫たちを発見。


GWに保護した3匹は実は6匹兄弟で、母猫は残りの3匹を


きっちり育てていたようです。


随時、MEGさんに連絡が来ていていろんなアドバイスをしていました。


結局、母猫は手術を済ませ、子猫たち2匹は秋に順番に捕獲をし


手術をしたのです。


残念ながら1匹は・・・見かけなくなってしまったそうです。


そのときの搬入のお手伝いもMEGさんがしてくれました。


それからまたまた、最近になって若猫を保護したと相談が入ったのです。


風邪で顔はぐちゃぐちゃ、目も開けられない状態です。



あたたかくして、ノミ取りをつけて受診して・・・・。


しばらく保護してから結局手術をしましたが、


リリースするのはしのびなくなってそのまま飼ってもらえることになりました。



その間も、やり取りはいろいろ続いていました。


風邪ひきで果たして治るのかどうかの不安や


検査したらエイズキャリアだったので、


家の猫や犬といっしょに暮らせるかの不安や


助けたいけど、どうするのがいいのかわからなくて


迷いが生まれたりしていたようです。


そんな悩みをひとつづつ丁寧に回答してしていった結果が、


1匹の猫に幸せな道を見つけてあげることにつながりました。


すっかりきれいになったアフターの姿にわたしたちもほっとします。


相談者さんも、だんだんと目の前の霧が晴れていったのではと思います。


相談者さんが頑張ってくださる方だったことがいちばんですが


時間をかけてサポートしたり、アドバイスすることで信頼関係もできて


ずいぶん気持ちは軽くなったと思うのです。


相談者さんも、そこにいた猫たちも、


また繁殖制限することで近隣の住民の方たちも、助かったと思います。


相談できる人が身近にいるかいないか


地域の猫問題の課題解決に、大きく影響すると感じました。



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自分の色で

2020-03-23 09:37:04 | そらまめのひとりごと
昨日も、本当に大勢の方が足を運んでくださいました。


猫と暮らしたいと希望していらしたみなさん


会に寄付を運んでくださったみなさん


正式譲渡の手続きにいらしてくださったみなさん


外で暮らす猫の相談に来たみなさん


世間ではコロナウィルスの感染拡大を防ぐためにいろいろ規制されて


どことなく息苦しい中でも、こうして足を運んでくださったことに


なんとありがたいことかとぐっとくるものがあります。


そして、昨日もたくさんの猫たちに希望が入りました。


今は、子猫のシーズンではないので、若猫大人猫のチャンスの時期です。


待ってた甲斐があったねと、トライアルに行くキャリーの中の猫たちを


エールで送り出します。


フォロースタッフさんも子猫のときとは注意事項も異なりますから


その点をふまえてのアドバイスに切り替えてくれています。


どの子にも幸せな生活を送れるお家をと、みんなで頑張っています。


素敵な仲間です。


4月から、大学生になるスタッフさんも来てくれていて


じゃあね、がんばってと見送りました。


新たな旅立ちに、感無量です。


そのうち世代交代を考えるときがきたとしても、ともに活動した若者に


もしかしたら何か一粒の種を渡せたかもしれません。


どう育てるのか、どういう花を咲かせるのか、どういう実をつけるのかは


まだまだ未知数です。


でもいっしょの時間を共有できたことは良い影響を与え合えたと思います。


彼女にとってもわたしたちにとっても、大切な時間でした。


わたしは幸せだなぁと思いました。


年代も、立場も、生きてきた道も、職場も家庭環境もまったく違う人たちが集って


同じ願いに向かって歩いているのです。


助けると言っても得意なこと、使える時間、関わる内容も違うけれど


みんなが自分の色で力を尽くしてくれたらと思っています。


春色の風が会場の外を舞っていました。


オンとオフの切り替えを知らせにきてくれたかもしれません。


できることしかできないけれど、そのときできる精一杯で臨もうと思っています。

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シマトのこと

2020-03-21 05:47:26 | 天に還った猫たち犬たち
シマトたちに出逢ったのは2005年の初夏。


シマトは2005年のたぶん3月か4月に生まれたと思います。


ママ猫のキジィとシマトとマルト、


そして初めて見かけたときはもう1匹の兄弟がいましたが


その子は、すぐに交通事故で命を落としてしまいました。


2005年の8月に捕獲をし、去勢するには早すぎて心配でしたが手術をしました。


泣き叫んで威嚇して怒っていたシマトの顔を今でも忘れることができません。


当時は爆発的に増えた猫たちの避妊去勢をすることに専念していました。


餌をあげていたわけではなく、会社の通勤途中でもなく


ただTNRをしようと思った場所から


大通りを隔てた場所だったという理由です。


わたしが手術をする理由は今考えても皆無です。


ただ、当時たまたま耳にしたというか、なぜか大通りを渡って


見つけてしまったというのか・・・・。


ママ猫のキジィは、手術後は逆に大通りを渡り元々いた場所に戻っていきました。


リリースした場所にシマトとマルトは2匹で残された形になりました。



そこは、他にも強い猫たちがいたし、猫が大嫌いなおじさんが


猫たちを虐めていました。


そこに居つけて暮らせるのかと気になって、毎晩通うようになってしまいました。



少しづつ仲良くなっていきましたが、安易に触ったりできる子たちではなく


しかも当時は何カ所もの猫周りをしていたために


ゆっくりじっくり時間を取ることはできませんでした。


当時は餌だけあげる人たちも多く、未手術の猫たちの捕獲も必死でした。


他の人の餌の後片付けやウンチを拾ったりゴミ拾いして歩いていました。


今考えても、何かに取り憑かれていたかのような自分でした。


まだまだ、何が正しくてどうするのがいいのかもすべて手探りでした。


それでもそこで知り合ったのも何かの縁とずっと通っていました。



何かあったら連れて帰ろうと思っていました。


シマトは外にいるころは喧嘩ばかりしていて心配の絶えない子でした。


2011年の1月、弱っていたところを見つけて連れて帰ってきました。


寒い冬でした。



そのときから、ずっと家にいます。



家では先輩猫たちと争うこともなく、すんなりとなじんでしまいました。



上下関係が出来上がっているのか、たくさんいても


喧嘩などもほとんどなくて、みんなとてもいい子たちばかり。



わたしの自慢の子たちです。


当時のメンバーでは、ゴマちゃんだけが娘の家で頑張ってくれています。



シマトも、昨年2019年の9月15日の夜に逝ってしまいました。



あれから半年過ぎて、ようやくようやくシマトのことを書く気になったわたしです。


こうして残すということは、今までのことをひとつひとつ振り返ることでもあり


気持の整理ができないうちは、写真を見るのも苦しくて


そういう弱い自分に向き合うことも面倒臭くて逃げていたかもしれません。


いつまでもそのままだと


『ママ、どうして僕のことは書いてくれてないの?好きじゃなかったの?』


な~んて思われてはいけないので。


大好き過ぎて・・・・きっといなくなったこと認めたくなかったのかなって思います。



14歳半は普通なのか、長いのか短いのか。


ただ、わたしの中では死ぬなんて言葉とは無縁で、


この子はもっともっといっしょにいると根拠もなく思っていました。




8月の終わりに食欲が落ちて、あわてて受診して


FIPだと確定診断を受けたときは、目の前が真っ暗でした。


健康診断もきちんとしていたのに、血液検査でも異常なんてなかったのに。


シマトとの別れを覚悟する日がくるなんてと、そう考えただけで


心がつぶれそうだった記憶が残っています。


昨年の夏は、7月26日に義母が心筋梗塞で入院してからバタバタでした。


外猫のグレトが弱っていたのでそのことでも必死でした。


手元にいる病弱な子たちのこと、


秋口の子猫たちの受け入れや相談もひっきりなしです。


弱っていくシマトを見ながら、平常心を装って


大丈夫だよとずっと励ましていました。



でも今思うと、そんな無理してるわたしを励ましてくれていたのは


シマトの方だったと思います。


あのタイミングでシマトが倒れたのは・・・・


義母に自分に残された時間を譲ってくれたんだろうねと


ダーリンと話しています。




いっしょの舟に乗ったのかなと思うのです。


グレトだけどうしても保護することができなくて、何とかしたいと


毎晩シマトに話していましたから。


シマト・マルト・グレトは同じ場所で暮らすことになった、いわば幼馴染です。


ひとりぼっちで逝かせたくないと思ってくれたのかもしれません。


そうやって・・・・ずっとわたしは、シマトが逝ってしまった理由を


探していたのかもしれません。


人は痛みを軽くするために、いろんなことを考えて


ときには納得しきれない気持ちを、それでもきれいにたたんで心に納めるために


きっとこうだったに違いないとか、たぶんこうだったんだろうとか


折り合いをつけて生きているんだろうなって思います。


前に進むために・・・・。


抱きしめることができなくなってなお、いえ、よりいっそう大好きでたまらないけど


泣いてばかりいるわけにはいかないから、頑張るよ。


子猫たちのお世話も引き受けてくれる保父さんでした。



シマトがいい子なので、うちでお世話するおチビさんたちは


どの子もみんな人間も猫も大好きになって卒業していきました。



シマトのおかげで、どれほど気持ちが癒されてきたことか


また、毎日続けれらるか心配だった猫周りも


当初、シマトがいると思えば行くことができました。


『誕生日のプレゼントは何がいい?』と聞かれるたび


シマトを保護するまで、ずっと『シマト』と言い続けていました。


ありがとうね。


本当に本当にありがとうね。


自分の中に新しい自分を発見できたり、つまずいたときに


前に踏み出す1歩の勇気をもらいました。


また逢いたいから、逢った時に恥ずかしくない自分でいたいと思います。


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ルフィ君☆またね

2020-03-20 00:27:32 | 天に還った猫たち犬たち
2017年の9月に2匹の兄弟に家族ができました。


2匹で迎えたことを里親さんも本当に良かったと喜んでくださっていました。


エース君とルフィ君。



カッコいい名前をプレゼントされたキジ白のナイスボーイたち。


ところが・・・・17日のことです。


ルフィ君が亡くなったと訃報が飛び込んできたのです。


朝10時ごろご飯を食べたあと、ばたっと倒れてしまったそうです。


あわてて病院に搬送したものの助からなかったと。


病院では原因不明だとのお話しだったそうです。


突然の出来事ですから到底すぐには受け入れることなどできないと思います。


ふだん病気を告げられると、わたしたちは動揺しますが


看病したり、手をつくしたり、気持ちの整理をしたり、ときには泣いたり


過ごせる時間を大切にしようと思えたり・・・・。


そんな風に向き合える時間があるのは、見方を変えれば幸せなことだと思うのです。


いきなり・・・・・いきなりいなくなるのは悲しすぎて苦しすぎてたまらないはずです。


まして、まだ若いルフィ君。


お別れのときがこんなに早く来ることなど想像もしなかったと思います。


担当してくれたスタッフさんにいろいろ伝えてくださっていますが


こんなときわたしたちは聞いていることしかできなくて。


でももしそうすることで少しでも気持ちが慰められるなら


思っていることを吐き出してもらえたのなら


そしていっしょに祈らせてほしいと思います。



ルフィ君はよくおしゃべりをするとても優しい子だったそうです。


ベッドも2つあるのに、いっつもエースくんとくっついていっしょにいたそうです。



思い出を数え始めたら、たぶんきりがないですね。



至る所に、ルフィ君との出来事が刻まれていると思うのです。


そのどれもが、愛おしくて大切な宝物ですね。


送ってくださった写真のルフィ君を拝見していて、


どれほど自慢の子だったのかがわかります。



穏やかで優しい表情から幸せな毎日を過ごしていたのがわかります。



今は、ただ静かにルフィ君の冥福をお祈りいたします。


でもきっと、また廻り合えるときが来ると思っています。



ルフィ君またね、また必ず戻っておいでよ。


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無事に保護できたそうです

2020-03-15 05:56:50 | 探しています/保護しています
時間はかかりましたが、3月11日

無事に保護することができました。

ありがとうございました。

*********************************************************

探しています


拡散希望です。よろしくお願いします。



12月21日土曜日


磐田のコンビニにいたなつっこいキジ三毛さん


保護して和合北3丁目の自宅に連れ帰ったところ


網戸を破って脱走してしまいました。


たぶんメスだと思われます。



大変人慣れしています。



見かけた方はささいな情報でも構いません。


ご連絡ください。

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可愛すぎる💛看板猫たち

2020-03-15 00:02:43 | そらまめのひとりごと
かかりつけの動物病院の看板猫さんたち


寄り添う仕草が可愛すぎる



血のつながりはまったくないけど、やっぱり色の法則かな




仲良しの似た者同士💛



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パンダ君☆またね

2020-03-12 09:35:01 | 天に還った猫たち犬たち
パンダ君の年齢は、正直あまりよくわかりません。


たぶん9歳とか10歳くらいじゃないかと思います。



2013年のGW明けに相談が来て、21匹狭いアパートの1室にいました。


ひとり暮らしの高齢の男性が増やしてしまった子たち。


その中の1匹がパンダ君です。


飼い主の男性は、アパートの中で亡くなっていました。


部屋の退去の日も迫り、猫たちが保健所に連れて行かれるのも目前になり


バタバタとあわてて助け出してきたものの


半数はひきこもりで人にも慣れていず・・・・。


結局、慣れずじまいだったパンダ君です。


とはいえ、他の猫たちとはとても仲良く暮らしていました。



お世話してくれたお家では、少しづつ心も開いてくれていたようです。


歯肉炎で通院することもありましたが、少し前から元気も食欲もなくなって・・・・。


3月3日の朝方、天に還っていきました。


最後まで大きい子だったパンダ君。



命の期限が迫っていたあのときから、7年近い歳月が過ぎました。


仲良しのみんなといっしょで、楽しく過ごせてよかったです。


お世話を買って出てくれたSさん。


ありがとうございます。


人間よりも猫が好きだったパンダ君。


安らかにね。


***********************************************************************

不妊手術を怠ると、とんでもなく猫は増えてしまいます。


後に残されてしまえば、そこにいる猫たちの末路は憐れなものです。


不妊手術の大切さ・・・・絶対に浸透させなければと心に誓った案件でした。


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ミルクの支援とリキッドの寄付

2020-03-10 16:50:11 | 病気&事故の話し/猫編
ミルク飲みの仔猫たち用にたくさんのミルクと


ほ乳瓶の寄付をいただきました。



ミルクはすぐに減ってしまうので、とても助かります。


今までもその方には、大量の猫砂やフリースなどのご支援をいただいてきました。


ご自身も現在病と戦っていらっしゃいますが


どんなときも前向きで明るい方だとうかがっています。


猫たちの足長さんです。


お元気で毎日をお過ごしいただきたいと祈っています。


里子に行った猫たちからも猫の恩返しがきっとあると思っています。




そして、心臓病とそのせいで巨大食道炎になり



カテーテルからリキッドで給仕する以外生きるすべのなくなったりんちゃん。





毎月、いろんなものを支援してくださるK様ご夫妻から


1カ月分のリキッドをいただきました。



なんともありがたいことです。


りんちゃんにとって命をつなぐものです。


助けたい・・・・・それだけでは、到底助け切ることはできません。


みなさんに支えられていることに心から感謝です。


りんちゃんにも、みんなが応援してくれてるよ、頑張ろうね



そんな風に話しかけながら、挿入しているわたしです。


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譲渡会とミルク飲みの仔猫

2020-03-10 05:27:04 | いっしょに考えたいな
先日の日曜日の譲渡会


雨で、しかもコロナの関係で外出を控える傾向も強いはずなのに


大勢の方が足を運んでくださいました。


もちろん、マスク着用、アルコールで手の消毒をお願いし


部屋を閉め切らないように開放しておきました。


開けたドアには万が一の脱走対策として柵でブロックもしておきました。


生後半年~1歳くらいの春・秋に生まれた子たちに、声がかかりました。


すでに手術の済んだ子たちなので、家になじみさえすれば


手もかからず非常に育てやすいはずです。


このくらいの月齢の猫たちのよさは、自分たちの生活パターンを


変える必要がないことです。


仕事に行く時間、食事をする時間を猫に合わせなくても済みます。


子猫はたしかに可愛いですが、順調に育つまでは


きちんとした管理が必要です。


ちょっと様子見てようか・・・・などの猶予はありません。


ご自分たちのライフスタイルに合わせた猫の選び方を、しっかり考えて


迎えてくださる方が増えて、嬉しく思います。


と同時に、週が明けるとミルク飲みと思われる仔猫の相談が入ってきました。


そういう時期に、ついに突入したようです。


個々の事情もあるのかもしれませんが、万が一ミルク飲みの仔猫を見かけたら


母猫がいれば触らないでしばらく子育てをしてもらってほしいと思います。


少なくとも、せめて2週間、できたら1か月。


へその緒が取れて目が開けば、そして母猫の母乳を飲ませていれば


人間がバトンタッチしての子育てもうまくいくことが多いのです。


初乳も飲んでいなくて、胎盤つきとかになると


もはやなすすべ無しとなってしまいます。


下手に触って人間の匂いをつけてしまうことのないように、


気をつけてほしいと思います。


暖冬の影響で、やっぱりミルク飲みの話が少し早い気がします。


春の訪れは、悩ましい季節の始まりでもあるのです。


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スタッフさん募集中です

2020-03-08 05:24:23 | 会からのお知らせ
猫と暮らす会のスタッフさんを募集しています。


☆預りスタッフさん・・・・ご自宅で、会からの猫たちを預かってお世話して譲渡会場に送迎します。子猫たちの週齢・月齢は環境に合わせて話し合って決めています。
フード・猫砂・医療費はすべて会で支払います。


☆譲渡会スタッフさん・・・・譲渡会の準備や荷物の運搬、会場に来場して下さった方への説明や案内、希望者さんのお宅まで希望の猫の搬送、希望者さんへのフォローなどです。


☆ブログスタッフさん・・・・里親のみなさんからいただいた写真や近況報告をブログアップします。コメントしたり写真の加工をしたり、動画挿入などです。


年間譲渡数が350匹を超えています。


いっしょにがんばってくれるスタッフさんは多いに越したことはありません。


お話しだけでも、ぜひ聞きにいらしてください。


お待ちしています。


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