そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

心当たりの方はいませんか

2022-05-31 06:04:20 | 探しています/保護しています
入院先の先生が、
最終的にすべてを引き受けてくださることになったそうです。
苦しむようなら安楽死の選択
治る見込みがあるけれど長期の療養が必用なら対処する
なんともありがたいお話しです。
いずれにしても、この子にとっては路上で動けないまま野垂れ死にするという
みじめな最期にはならずに済みました。


5月29日の夜8時ごろ
三方原環状線道路の1本内側の住宅街の道路でうずくまっていました。



保護してくださった方が病院に連れて行ったところかなり
衰弱していて入院となりました。

比較的若いと思われるちゃとらの女の子です。
しっぽはまっすぐで長いです。

もしも、飼っていたとか、ご飯をあげていたとか
心当たりの方がいらしたら、ぜひご連絡いただきたいと思います。

復活してくれるのを願っていますが、もしかしたらの危険もあります。
縁のあった方がいたのなら、生きているうちに会わせてあげたいと思います。


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五月晴れの佐鳴湖公園

2022-05-30 01:36:44 | 会からのお知らせ
風は心地よく快晴
昨日の佐鳴湖公園は大勢の方が足を運んでくださいました

展示会場にも、チャリティーバザーにも
大勢のみなさまがお越しくださってにぎわいました。

寄付金や寄付の品物を届けてくださるみなさまも多く
現在、飼育中の子猫たちにミルクやら離乳食やら助かります。

猫と暮らす会の卒業生のお家から、後輩たちのために
たくさんの支援が集まることが本当にありがたいです。
命のリレーが続いています。

現在、会では40匹の小さなおちびさんが順番で
募集ページに掲載されるのを待っています。
保護した方からも、ゆくゆく募集欄に混ぜてほしいという依頼が20匹以上。

風邪やカビ、体調をしっかり治したら
きちんと飼ってくださるお家を探していこうと思っています。

募集中の若猫・大人猫さんたちもまだまだたくさんいます。
子猫の愛くるしさとは全く別の魅力が満載です。
こちらも、ゆっくりでもいいから
世界でたったひとりの飼い主さんとめぐり合わせてあげたいと思っています。

今と今から4か月くらいが会ではいちばん忙しい時期です。
しっかり体力つけないと乗り切れません。

今日もバザーのスタッフさんたちは、日差し対策しながら
がんばってくれてました。
来月のバザーで外はおしまいです。
炎天下では、体力を消耗して熱中症なども心配ですから。

里親さんからいただく言葉も、こんな風に育ったよって写真も
見せていただくのは本当にうれしいものです。

日々の大変な出来事にに負けそうな日もありますが
こうした報告をいただくことで、負けない自分、
続けられる自分がいるんだと思えます。

週を明けたら、またまたきっとたくさんの
おちびさんの相談が入ってきそうです。

また、6月1日から浜松市の野良猫対策の予算が正式におりて
受付を開始すると思います。
こちらの現地の調査や捕獲のサポートも本格的に始動します。
時間はいくらあっても足りなくなりそうで、ちょっと怖いです。

預かりスタッフさん、譲渡会スタッフさん
猫の搬入搬送のスタッフさん
いっしょにやってくださる仲間を募っていますので
ぜひ声をかけてください。
お待ちしています。

💛5月のフリマの売り上げは62,319円でした。

💛今年のちゅーる応募券のちゃおのキャンペーンは、集計したところ
24ケース分チャオ缶をいただけることになりました。
せっせと貼ったり切ったり、集計してくれたスタッフさんも
これまでで最高の結果にびっくりしていました。

みなさまのおかげです。
心から感謝申し上げます。

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妊娠した猫と向き合うとき

2022-05-28 03:30:45 | 不妊手術・TNR
今の相談の中には妊娠猫の相談とか
子どもを産んで子育て真っ最中のママと子猫の相談がとても多いです。

基本的に、妊娠していても避妊手術はできますので
わたしたちは産ませて里親探しの選択肢はありません。
どんなに産ませたいと思っても、絶対にしないと決めて活動しています。

かわいそうだと思わないはずはありません。
心が傷んだり、泣いてしまうことだってもちろんあります。
なぜ、そんなことをしないかと言うと、答えは簡単です。

これから産ませて、わざわざ産ませて里親さんを探していくのなら
いらないよって処分に連れてこられたおちびさんたちを、
1匹でも多く助けてあげたいからです。

ママのお腹にいるうちは、神様の領域だと考えての活動です。
そこは人間と多数産んで繁殖していく猫とは違うんだと
その異なる種をしっかり理解すれば、ぶれることなどないはずです。

そのかわり、たとえ初乳すら飲んでいないおちびさんでも、すでに産まれて
たどりついたときは、それこそ全力で育てる方向で動きます。

4月はじめに自身も赤ちゃんを産んだのに、その子たちは死産やら
すぐ死んでしまって、でも自分の姉妹猫の産んだ赤ちゃんに
おっぱいをあげていた子がいます。



このママとなった姉妹たちも、初めての出産で若いママたちです。

子どもを亡くしたママは、とてもいい子だったので
新たに飼い主さんを探そうと保護し、避妊手術に臨みました。
5月半ばのことです。



なんとびっくり
お腹にはすでに次の赤ちゃんを宿していました。
その間わずか1か月半です。

子どもを亡くして、すぐに発情が来て、妊娠した計算になります。
子育て中にもかかわらず、妊娠がわかるケースはよくあることですが
今回も同じです。

赤ちゃんはスタッフさんがお花で飾って斎場会館に連れて行ってくれました。
ママの子宮の中に何匹いたのかまではわかりませんが
わたしたちは報告を聞いて、心の中で冥福を祈ります。
そして、何が何でもママを幸せにしたいって思いが強くなるのです。



もう繁殖することのないママ猫は、ママではなく
まだ若い女の子の顔に戻ります。
ここから、これから・・・きっといい縁が待ってると思います。

産ませないことを続けるというのは、痛みも伴うことがしばしばです。
いくらきれいごとを並べてみても、
自分だけは関わった猫に赤ちゃんを産ませる、産ませたいという人は、
やっぱり広く全体を見てなどいないと感じます。

こういう人に、困ったときだけ相談されても
何のアドバイスもできないです。

たくさんの子猫たちが拾われたり、見つけられても
みなさんが助けてくれるわけではないし、助けたいわけでもないことを
多くの人に知ってもらいたいと思います。

注)猫の出産ですが、未熟児で生まれることや、
奇形児が生まれてしまうケース、里親探しがうまくいかないケース
一度に7匹8匹産むこともあります。

また、難産で命を落とすこともあります。
母猫だからと言って、しっかり飼育してくれるとも限らず
飼育放棄してしまう猫もいます。

母猫が何らかのキャリアを保有していれば、子猫が感染していることも
あります。

すべてのことを考えても、ただかわいそうだからと出産させることには
高いリスクを伴います。

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脱走してたてんちゃん

2022-05-26 10:09:56 | 探しています/保護しています
5月15日に自宅から(1階の窓と思われる)脱走。
24日、無事に保護できました。

わりと近所で見つかりました。
何度もその付近には飼い主さんも私たちスタッフも、行ってたのですが。

そこは、餌をあげているお家でした。
中外飼いの猫や、耳カットした猫もご飯を食べに来ていたようで
てんちゃん、他の猫と馴染んじゃってたのか
ちゃっかりご飯も食べれていたようです。

お父さんがチュールと洗濯ネットで御用にして一件落着となりました。

この9日間という時間は、飼い主さんにとっては
身もだえするような時間だったと思います。
わりとあきらめてしまう方もいる時間の長さなのです。

ふつうは1週間探していないとなると
遠くに行っちゃったとか、死んじゃったとか
不安で押しつぶされてしまうのに十分な時間の長さでもあります。

今回、大変ラッキーだったのは近所にスタッフさんがいて
毎日励ましたり、アドバイスできたこと。
毎日夜通って探してくれたスタッフさんがいたこと。
大きな力になったのは言うまでもありません。
他にも、時間を作ってみんなで捜査隊を繰り出しました。

そのひとつひとつが、飼い主さんを勇気づけ元気づけたと思います。
飼い主さんがあきらめたら、その時点で終わりです。
探してくれることを待ってるわけですから
がんばらないと・・・。
あきらめないをキープするのってとっても大変ですもんね。

見つかってから受診してもらいましたが
脱水なし、痩せてもいない・・・うん?
やっぱりご飯いただいて、お外生活エンジョイしちゃいましたかね~。

ですが、それって一瞬のことで
ずっと外猫生活がいいはずはありません。

大冒険は今回限り。
もう2度と外に行くことのないように、きっちりしっかり対策して
これから15年16年・・・それ以上
仲良く暮らしてほしいと思います。


しっかり対策できるまではしばしケージ生活です

ご高齢のおばあちゃんがいらっしゃいます。
脱走対策を伝えるのは大変かもしれませんが
若い世代の方ががんばらないといけないわけです。

泣きながら探し回ることと比べたら、網戸対策やドアの対策
むしろ楽しんで考えていただけるのではないかと思います。

9日間で見つかって本当に良かったです。
追加注文したチラシも、笑い話ですね。
落っこちそうな気持と戦いながら、飼い主さんも
本当にがんばってくださいました。

てんちゃんのこと大切に思ってくださってるのが
よくわかりました。
いなくなってすぐのご連絡も助かりました。

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キャンディーちゃん☆またね

2022-05-26 08:29:32 | 天に還った猫たち犬たち
今週火曜日24日の朝
Kさんから一報が舞い込みました。
それはキャンディーちゃんが逝ってしまったことを告げる悲しい内容でした。



キャンディーちゃんは2014年4月にKさんご家族に譲渡した三毛猫です。
人懐っこい、かわいらしい子でした。

元々、某公園に捨てられていたのですが
そこに来る餌やりさんたちは、捨てられていたことを騒ぐだけで
何もしないわけです。

こんなにいい子なら、一時保護して里親探しをすればいいのにと
思ったものですが・・・。
かわいそうとしか言わなくて、寒空の下
フェンスにしがみついて震えていたのです。

当時、お借りしてる場所があり一時的に保護することを決めました。
捨てた人間が一番悪いですが、騒ぐだけの人たちもどうなんだろうと。
みなさんの言い訳・・・あれだからダメ、これだから無理
うんざりしてどこか遠くで聞いていたわたしです。

でも、きっと佳き縁があると信じての保護でした。
おかげで、あずきちゃんと名づけられたこの子に優しい家族ができました。

悲しく残念なお知らせではありましたが
あのときそのままにしていたら、キャンディーちゃんは
とっくにこの世にはいなかったろうと思います。

譲渡してからの8年は、ずいぶん楽しく
にぎやかに過ごせていたのだろうと思います。



他にも仲間がいましたし、Kさん宅の娘さんに気にいてもらって
可愛がってもらいました。
キャンディーちゃん、幸せな時間を過ごせましたね。

猫風邪が原因だったそうですが、投薬が苦手で
お薬がうまく飲ませられなかったことや、元々の口内炎などが
原因でもあったようです。

なつっこくても爪の切れない子、お薬の飲ませられない子
その子その子でいろいろありますから。

昨年、先に旅立ったじゅう君も待っててくれていますし
マカロンちゃんも向こうにはいますから。
キャンディーちゃん、きっと淋しくないですね。

大切に思ってもらっていたこと、キャンディーちゃんには
しっかり伝わっていると思います。



安らかにね
いつかまた会いたいね。


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大ちゃん&福ちゃんのこと

2022-05-26 04:39:53 | 天に還った猫たち犬たち
昨年はものすごい数の子猫がわらわらとスタッフさん宅にいました。
4月、そして5月・・・
こんなの続いたらどうしようってほどでした。

その中で、5月の18日に引き取った子猫が2匹いました。
天竜川沿いの建設作業中の建物の中に、母猫が産み落とした子たちです。


大ちゃん


福ちゃん

目は開いていましたが、わずか240グラムと200グラムの大きさです。
哺乳瓶から吸うことができなくて、シリンジを使っての授乳です。

大福みたいな見た目から、スタッフさんが
大ちゃん福ちゃんと名づけてくれました。



最初は、小さな福ちゃんの方が心配でしたが
突然下痢がはじまった大ちゃん。
お薬が効いてこなくて、そのまま天に還っていきました。
5月25日のことです。



よたよたと歩く姿に他のスタッフさんたちもエールを送っていたのですが。
会にたどり着いて1週間でした。

小さな子猫の場合、どんな名医を受診しても助かるとは云いがたく、
経験値の豊富なスタッフさんでも、無事に育てきれるかというと
わからないことが多いのです。

持って生まれたものもあれば、保護されるまでの状態や
母猫の健康状態も定かではありませんから。

それでも、わたしたちは必死でなんとか大きくしてあげたい
大きく育てて幸せにしたい、いい縁を探したいとがんばっています。

毎年、ミルクのおちびさんの中には育てきることができない子もいます。
もちもちした可愛い大ちゃんの
成長したところを見たかったです。

兄弟の福ちゃんはその後持ち直して順調に成長し
佳き縁に恵まれました。



同じ兄弟でもどうしても明暗を分けることがありますが
スタッフさんは何度も何度も気を取り直し、小さな命を守るために
がんばってくれています。

処分されたり、捕食されたり・・・
そんな終わり方をさせるくらいなら、がんばりますと言ってくれますが
そう思える人の方が圧倒的に少ないわけです。

泣いて見送った子たちの数だけ、その子たちから
力をもらっているような気がします。



さて大ちゃん、今年の子猫の中に戻ってきてるかな。

あどけない表情がとってもキュートでした
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RS3PE症候群

2022-05-26 02:48:07 | 病気の話し/人間編
このタイトル、なんのこっちゃですね。
スターウォーズのキャラクターではありません。
これは病気の名前です。
リウマチとも膠原病とも違いますが
比較的最近、この名前がついたらしいのですが・・・。
実は兄が昨年突然この病気だとわかりました。

手足がむくんで動かなくなり、朝も体が固まってしまっていて
なんとも大変なようです。
難病指定されているそうですが、対処療法なんですね。

薬の加減も難しいのか、他もあっちっこち
いろいろと副作用が出ています。
メトトリキサートなるお薬で、
逆に健康な細胞が破壊されたりもするようです。
下血・口内炎などの症状です。
悪いところが治るほどの薬は、他も攻撃してしまうみたいで
さじ加減、悩ましいところだそうです。

動かない手を改善するために昨日浜松医大でオペになりました。
病気そのものが根治するわけではないのですが
ひとまず日常生活を少しでも円滑に過ごすためのものです。

むくみというと、慢性腎不全の父が
こちらも膝下がひどくむくんでしまい、太ももと同じ太さになって
歩くのがかなりしんどくなってきたようです。
ずっと何だのかんだのあって、でも92歳になりましたから
病気があるのは致し方ないことです。
このむくみと上手に付き合っていくしかないのかなと思います。

遺伝とか体質とかかも・・・と考えると
実は、自分自身もちょっと怖くなったりします。

早期発見、できるといいのかなと思うので、
あれれ?って感じたら、早めに受診を心がけようと思います。
病気に関しては、無理しない我慢しないを選ばないといけないって
感じています。

猫は人間と違って、かなりなところまで
頑張っちゃうんだそうです。
何か起きてもじっとして、自分で治そうとするから
気づくのが遅くなることが多いんです。
そこのサインをしっかり見つけてあげないとって思うのですが
お話しできるわけではないので、難しいと思います。

世の中には、まだまだよくわからない病気があって
自分や自分の身内にふりかかったとしても、そこは神様の采配なのかなと
受け入れるしかなくて・・・。

もう~って言いたくなるような四面楚歌状態。
それでも、作れる時間は自分で作って、
やることは適当大魔王になっていい加減にこなし(笑)
頼めることは頭を下げてお願いし
んな感じで乗り切ろうかと考えています。
みなさんに重たい荷物を持ってもらっているわけです。

その代わり、もし自分が動ける時が来たら
重たい荷物を持てる自分でいようと思います。

助かった~とか、ありがとうの気持ち
忘れないように刻んでおこうと思います。

思い通り時間が作れなくて、今年は子猫の相談も
正直あんまり受けてあげられないかもと思います。

預かりスタッフさんとか、譲渡会スタッフさん
増えてくれないかな~なんて、ちょっと思っちゃったりしています。


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てんちゃん無事に保護!

2022-05-24 06:41:26 | 探しています/保護しています
てんちゃん無事に保護できました
拡散してくださったみなさま
探してくださったみなさま
ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。

東区積志町の自宅から脱走してしまいました。



黒白のはちわれのてんちゃんを探しています。

2022年5月15日(日)に窓から出てしまいました。

メスで避妊手術は済んでいて、室内のみで生活していました。

しっぽは黒くて鍵になっています。

ピンクの鈴の付いた首輪をしています。



丸まっていると黒猫に見える可能性もあります。




どんな些細な情報でも構いません
ご連絡をお願いいたします

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首輪をしていた迷子猫で思うこと

2022-05-24 06:16:15 | 探しています/保護しています
今年の2月ぐらいから、ボロボロの首輪をしている猫が
相談者さんのお宅にたどり着きました。
場所は西区神ケ谷です。

お腹がすいている様子だったそうです。
しばらくしてからご飯をあげて、どなたか探していないか
警察や行政にも相談し、わたしたちのホームページの
迷子猫情報にも掲載しましたが・・・。



いろいろ調べても、飼い主さんにはたどり着くことはできませんでした。
引き続き掲載はしていますし、相談者さんも
ご飯をあげつつ、誰か探していないのかと気にしています。


で、そのグレーのはちわれ君ですが
怪我をしてしまったようで、皮膚に血がついているということで
写真を送ってくれました。
喧嘩傷のようにも思われますが・・・。



すんなり捕まるかどうかもわからないので
まずは手持ちの抗生剤を分けて飲ませてもらいました。
それで治らないようなら、がんばって受診をしてもらうしかありません。

1日1回のご飯タイムにうまく薬を混ぜて飲ませられるかどうか。
でもがんばってくれました。
きれいに治っている写真を送ってくれました。



ひと安心です。

首輪までしていたわけですから、当然どなたかが飼っていたんだと思います。
きちんと探してほしいと思いますし
中外自由な飼い方・・・今どきやめてもらえないものかと思います。

せめて、中と外を自由にさせているのなら(奨励してるわけではありません)
不妊手術はきちんとしてほしいし
首輪に名前と自宅の電話番号を書いた札をつけておいてほしいと思います。

その子のことをきちんと守った飼い方をしてほしいと思います。
帰ってこれなくなった可能性もあるので、手を尽くして探してほしいし
いろんなところに探してるという手掛かりを残してほしいと思うのです。

知らない場所で病気や怪我をして、他の方に迷惑やら心配を
かけているかもしれません。
糞尿害で嫌な猫と思われて、ひどい扱いをうけることもあります。

飼うという行為には、人に迷惑をかけないという責任あることを
もういちどしっかりと考えてもらいたいと思います。

何より、猫たちはお家に帰りたいだろうと思います。
半野良なんて言い方で一生を終えたくないだろうと思います。

飼い主として、どういう飼い方をすればいいのか
みなさんに伝えているのですが、伝わり切れないもどかしさ
やりきれないこともしばしばです。



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瑛人くん☆またね

2022-05-24 05:18:40 | 多頭飼育のアメショーたち
瑛人くんは、2020年の年末
アメショーの多頭飼育の相談を受けて、その現場から連れてきた猫です。



12月10日に保護。

右目も白濁していて耳の中も炎症し、年齢もそれなりにいっていましたが
友人が自宅の猫として迎えてくれました。

穏やかで人の好きなとてもいい子でした。



その瑛人くんが、5月16日の月曜日。
ちょうど日付が変わって間もなくのことですが
彼女に看取られて、天に還っていきました。

もうあまり時間がないかもと連絡をもらっていたので
2日前の土曜日の夜
わたしは瑛人くんに会いに行き、お別れをしてくることができました。

にゃんベッドで横になっていましたが、撫でると気持ちよさそうに
反応してくれて・・・でも、その様子から
たしかにもうあまり残された時間のないことがわかりました。



1年半でしたが・・・陽ざしをたっぷり浴びて
幸せな猫として生きることができました。

何よりも、いつでもお腹いっぱいです。
新鮮なお水もいつでも飲めます。
安全も確保されています。

結局、瑛人くんの病気は慢性腎不全です。
点滴もやっていましたから、体はかなり楽だったと思います。
病気のケアも、わたしたちにすれば当たり前ですが
当り前じゃない場所で生きている子たちもたくさんいます。

過酷な環境、状況の中で・・・それでもがんばって生き延びてきた瑛人くん。
最後に暮らした日々は、穏やかで心地良いものだったと思います。

亡くなったら、真夜中に畑に埋めて
何事もなかったかのような日常を過ごしていたという元の飼い主。
かわいがってると言ったけれど・・・。
病気になっても治療しなければ思う存分食べられる生活でもなく
繁殖し放題で、挙句は生まれたての赤ちゃんは
オス猫が共食いしていたと言います。

それのどこが可愛がってることになるんだと
レスキュー当時腹がたって腹がたって・・・。
でも、完結させるためには堪忍が大事だと、心を無にしていました。

あのときのことを忘れてしまうほど
瑛人くんは楽しく暮らせていましたから、
神様がお迎えにきてくれたのなら、仕方のない事なんでしょう。

還っていくときの瑛人くん
顔が笑っていたよって教えてもらって・・・。
泣いてしまいました。
ありがとうを、その表情で精一杯伝えていたんですね。



きれいなお花でいっぱいにしてもらって、
どこにいるのかわからないくらい。



あの多頭の場所から逝ってしまった他の子たちに、
花を持たない他の同郷の猫たちに、
向こうで少しづつ分けてあげるんだろうと思います。

友人にも心から感謝しています。
暖かい場所と優しい時間を、本当にありがとうね。

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キキちゃん☆またね

2022-05-23 03:29:03 | 天に還った猫たち犬たち
キキちゃんは、わたしとも縁のあるIさんのお家のサビ猫です。
Iさんのお母さんの初盆のときに、ひょっこりと現れた子猫で
以来14年間暮らしてきました。



お母さんの生まれ変わりかもと感じていたようで
他のどの子よりも、どうしてか思い入れが深くなっていると
話してくれていましたが・・・。

数年前から慢性腎不全を患っていて、
数値はあまりいいものではありませんでした。

そのキキちゃんが、5月12日に天に還っていきました。
苦しむことも無く、静かな最期だったそうです。
逝ってしまってからは、落ち着きを取り戻していつもどおりでしたが
お別れが近いかもというとき、Iさんは平常心を失っていました。

もしかしたらの想いが強くなって、あれもこれも
いいと思うものは何でも試したいと必死でした。
大切に思えば思うほど・・・。
何かせずにはいられない気持ち、よくわかります。
わかるけれど、あんまりジタバタしすぎちゃうと
かえってキキちゃんには負担になるかもしれないから
穏やかな時間を過ごさせてあげてねとお伝えしていました。



Iさんの右腕を枕に、いつもいっしょに寝ていたキキちゃん。
こんな愛しい存在が、ある日を境にいなくなったら・・・
こんな悲しい事ってないだろうと思います。

わたしは、お話を聞くくらいしかできませんが
キキちゃんのお話しをするときは、いつもいつも
大好きだったお母さんのお話しもいっしょにされるのです。

いくつになっても、亡くなられて時が経っていても
親の存在って大きいものだと感じます。

キキちゃん、今頃向こうでIさんの関わった猫たちと
盛大な宴を開いていることだと思います。
もちろん、猫たちだけではなく大切な人たちとも
いろんな話をしているんじゃないのかなと思うのです。



キキちゃんの冥福をお祈りするとともに
まだまだIさん自身お元気で過ごしてほしいと思います。
みんながいつも見守ってくれていますから・・・。
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ドレミの唄の子猫たち

2022-05-23 02:50:54 | 天に還った猫たち犬たち
昨年5月20日
行政から引き取りをした4匹の子猫たち
生まれたてで、へその緒もついていて
たぶん母猫の初乳ももらわないうちに、殺処分でもいいと
連れて来られたんだと思います。



あまりの小ささに、助けられないことも視野に入れた上で
会のベテランスタッフさんに頼みました。
処分されるくらいならと、看取ることも覚悟してお世話を受けてくれました。

元気が出るようにと、4匹にドレミの唄からお名前をつけてくれました。

ドーナツ君 100グラム



レモンちゃん 87グラム



ミンナちゃん 72グラム



ファイト君  87グラム



わずかな量ですがみんなミルクを口にしてくれました。
あったかくして、ゆっくりゆっくりの育児がはじまりました。

ですが、日付が変わって5月21日の朝方5時
黒白の男の子、ファイト君が天に還っていきました。



飲めたミルクが、下痢になって出てきてしまいました。
ママのおっぱいを1週間でも飲めていれば、免疫力という親からの
プレゼントを受け取ることができるのに。

そして、その日の夕方17:30に
いちばん大きいドーナツ君が後を追うように逝ってしまいました。





その後一時69グラムまで体重を落としたミンナちゃんが復活し、



レモンちゃんといっしょに育っていきました。
2匹ともに、100グラム・・・150グラムと
わずかながらも体重が増えていくたびに、嬉しく思ったものでした。


現在レモンちゃんミンナちゃんは
2匹いっしょに迎えられ、幸せに暮らしています。
避妊手術も無事に済んでいます。

今年も子猫ラッシュがスタートしているのですが
おかげさまで、無事に育っています。

産まれてすぐに、物のように連れて来られて
本来はママしかできない育児に挑戦するのは、まさに神の領域です。
経験と、熱い想いで・・・スキルの高い飼育をしてくれるスタッフさんに
いつも心から感謝しています。

小さな小さな命
助かる子と助からない子の境界線はわたしたちにはわかりません。
でも、助けようとして逝ってしまったのなら
そのことそのものは尊いことだと思っています。

こうして逝ってしまった子たちから、たくさんの学びが生まれます。

コメント (2)
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たどりついたときは

2022-05-19 06:12:07 | 天に還った猫たち犬たち
ママ猫は昨年10月生まれ
ご近所さんたちでご飯をあげて生き延びてきたそうです。

4月29日に6匹赤ちゃんを産んでしまったそうです。
生まれる前に相談してくれていたらと・・・。

そうは言っても、何とかしたいと相談が入りましたし
相談者さんは費用の1部負担もしてくれることになりましたので
こちらで保護を決めました。

6匹産まれた赤ちゃんでしたが、会にたどりついたときは
5匹になっていました。
ママ自身もまだ痩せて小さな体で、必死の子育てです。



宝石からお名前をつけました。
逝ってしまった子にもお名前をつけました。
オスかメスかもわかりませんが、ガーネットと・・・。
黒っぽい濃いキジだったそうです。

せっかく産まれて来ましたが、わずか12日間の命でした。
5月10日が命日です。
相談者さんがお庭に埋めてくれたそうです。
たぶん目も開いてなかっただろうと思います。



今の時期は、無事に育つかどうかもわかりません。
生命力の強い子だけが生き残るんだと思います。

それでも何とかしたい、しなければと思う方たちのリレーで
猫と暮らす会にたどりついてくれました。
残った仔猫と、ママのこれからをしっかり見守りたいと思います。

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猫が好き・・・の温度差

2022-05-19 04:49:28 | 天に還った猫たち犬たち
里親さんから何とか相談に乗ってあげてほしいとお便りがありました。

先方にもお話ししてあるから、手術のこと、里親探しのこと
力になってもらえないかと・・・。

スタッフさんがさっそくたずねていろいろお話ししました。
連絡先も互いに交換し、抱えている猫たちに里親さんも探してあげたいし
未手術の猫たちの不妊手術もすすめていこうとしていました。

ですが、結局のところ・・・・。
わたしたちのペースとは温度差があったらしく
ついていけないとのことです。

足を運んだり、連絡も入れたりしましたが
この方はこれまでのやり方を変えるつもりはないようでした。

困ってはいなかったんですね。
周りの人たちから見れば、きっと困っていて何とかしてあげたいと
そんな風に考えたものの、当事者がこれまでの飼い方で
悩むこともなかったんだろうと思います。

1匹、募集しようかなと言っていたクロちゃんが4月7日に
体調を崩し亡くなりました。



1歳です。
人慣れした可愛い性格の子でした。

他にも募集対象にしたいと考えていた子猫たちもいましたが
手離すこともできない、大きくなるまで離せないということです。

また、生後半年過ぎた猫たちはどこかに行っても仕方ないと
そんな風に考えていました。
未手術のまま、どこかに行ったらご近所に迷惑をかけてしまいますが
それもしかたないと言われ・・・。

それでも何とかならないものかと、わたし自身もお話ししたのですが
そのときだけはとっても調子のいいことを言うのです。

こういう人に飼われた猫は気の毒としか言えませんし
このご近所さんは野良猫のことで嫌な気分になっているかもしれません。

大昔の猫との接し方を変えられなくて、本人はそれをよしとしています。
困っていないから、何もできません。

たとえば、病院に行くのがめんどくさいとか
資金の面で困ってるとか
どこから手をつけていいのかわからないとか
悩んでいるなら何か手はあるのですが。

結局、気が変わったら連絡をくださいとだけ伝えて終了です。

せめて繁殖を繰り返さないでもらえたらと思うのですが
子猫たちも大人になるまで、無事に生きているのかもわからず。
こういう現場は・・・わたしたちもなんともやりきれない物が残ります。



亡くなったクロちゃんの冥福と
いなくなったイバリ君の無事を祈ろうと思います。

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ふたたび

2022-05-18 08:44:00 | そらまめのひとりごと
この世でいちばん悲しいことは、子どもを失ってしまうことだと思います。

ある日突然そんなことが起きたら
息をするだけで痛くて苦しくて・・・。
普通ではいられないんだろうと思うのです。
普通が何かも考えられなくなるんだと思うのです。

時間がどう過ぎていくのかいかないのか
迷路をさまよう日々。
想像もできない深い深い闇だと思います。

できるのは、わたしの知っていた彼女との
想い出ばなしをさせてもらうことだけ。

楽しそうに笑っていたこと。
自分の子ども時代のことを一生懸命話してくれたこと。
大好きな猫の話しを聞かせてくれたこと。

わたしに、こっそり子猫を助けてと言ってきたこと。
ボロボロの年寄り猫のお世話が楽しいと言ってくれたこと。
ご飯を食べに行ったとき、食べられないものの入ってたお皿を
食べてって差し出してきたこと。

可愛い声で明るく笑っていました。
美しい横顔でした。
きれいな手をしていました。

何年か過ぎた今も、目に浮かぶのは可愛らしいままの彼女の笑顔です。

おふたりは、やっとほんの少し何かを探したいと思えるようになったと
お話ししてくださいました。

1匹の黒猫が・・・目には見えない縁という糸で
彼女とご両親を再び結び付けてくれた気がします。

彼女が愛したジャンケン君が4月25日に天に還っていき
おふたりはジャンケン君のような黒猫を希望されました。

オスはいなくて1匹だけいた黒猫の女の子。

小さな子猫は、まるで昔からこの場所を、
おふたりを知っているかのようになじんでいきました。
もしかしたら、彼女はここに帰ってきたかったのかもしれない
そう感じました。

ジャンケン君をきっかけに、わたしとの糸をたぐり・・・
その先にはなつかしい家族の待つ場所が。

帰りたかったよね。
いろいろあったかもしれないけれど
大好きだった場所、大好きだった家族のそばに戻りたかったよね。

きっと、理屈じゃなくて分かり合えるもの
感じるものがあるんじゃないかと思います。

黄泉の世界を行ったり来たりできるという猫の力を借りて
再会できたと信じています。
おふたりに少しずつかもしれませんが
心癒される時間が戻ってきてくれますように。



祈りがふたたび優しい家族の時間を戻してくれますように。

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