そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

イール君☆またね

2020-06-26 05:27:35 | 天に還った猫たち犬たち
ずっとずっと・・・・病気と闘っていたイール君が


天に還っていったと連絡をもらったのは6月9日火曜日のことでした。


3歳8カ月でした。



2016年の秋も深まる寒い時期


11月2日にわが家に来た時から、いろんなことと闘っていたんだと思います。


3兄弟、低体温で運び込まれてきました。



イール君はいちばん体格もよくて、ミルクも良く飲んでいました。


399グラムでした。



兄弟のバール君は、ほどなく命を落としてしまいました。


その後いったんトライアルに入ってから、いきなり食事ができなくなって


体重が激減し、イール君はわが家にもどってきました。


お話を白紙に戻して仕切り直してほしかったのですが


どうしてもイール君でなければと熱いコールを受けて


回復を待ち、NAHOさんの猫になりました。


それから約3年半の歳月が過ぎました。


なぜイール君だったのか・・・・。


今ならわかる気がします。


当時、NAHOさんとご家族はいろんなことで悩んで傷ついていました。


根本的な問題はすぐには解決しませんが


猫ではなく、イール君という家族が増えたことで


みなさんが一致団結することができたような気がします。


大きな存在だったと思います。



この子が教えてくれたことは、計り知れないほどのものだったと思うのです。


イール君の愛嬌あふれた子どもっぽい性格。


NAHOさんが大好きでグイグイいく性格。


それでいて、家族みんなを見守るようなおおらかで太っ腹な性格。


子どもであり、恋人であり、親であり、先生であり・・・・。



やっぱり、イール君でなければならなかったんです。


口が痛くなって抜歯手術を受けたり、貧血でふらふらになって


治療を続けたり、病気がついて回ったイール君ですが


最後の最後まで生きようとしていたそうです。


わたしも、何匹も看取って来て思うのは


彼らは、天から与えられた寿命を最後までまっとうしようとする


凄さがあるということです。


今というときを、一生懸命生きているのです。


命の尊さを、その姿で教えてくれるのです。


そのことを、どうしても伝えたかったのかもしれませんね。


イール君が亡くなって1週間して家族みなさんで訪ねてくださいましたが


過ごした時間は短くても、とっても充実し濃い日々だったと話してくださいました。


口々に、イール君の最後まで闘った姿をほめていました。


今ごろ・・・・幼き日、苦しくて不安だったとき寄り添ってた保父猫シマト君に


甘えているんだろうと思います。


病気と闘ったこと、使命を果たしたこと


よくやったってほめてもらえてると思います。




イール君またね



まちがいなく、君はスーパーキャットだったと思います。


少し休んだら、またNAHOさんのところに戻っておいでよ。
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3人の登場人物

2020-06-23 05:58:42 | そらまめのひとりごと
陰口・悪口は3人の人をダメにするそうです。


まずは、ある人のことを話題に出して悪く言ってる人自身。


続いて、そこに出てくる悪口の主。


さらに、その悪口を聞いてる人(たち)。


言いたいときがあるのはわかるから、1回話したら終わりにしないとね。


エスカレートしない、させない。


そんなことで盛り上がるのは時間の無駄遣いな気がします。


自分と合わない、常識が違うなどなど


生きていればいろんな人と出会います。


嫌なことを数えるより、いい出来事を数えるようにしたいと


わたし自身は思ってます。


なんせドロドロしたことにエネルギーを回すほど時間も体力もないですから。


考え方のくせはなかなか直りませんが


直そうと思ったり努力次第で変えられる、とも思っています。


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リンパ腫と闘うサンゴちゃん

2020-06-19 05:23:02 | 病気&事故の話し/猫編
サンゴちゃんは16歳の女の子です。


悪性リンパ腫と診断されて・・・・ずっと治療を続けてきました。


告知されたときは、目の前が真っ暗だったという飼い主さんですが


今は、治療の効果もあり体重も増えて小康状態が続いているそうです。



見た目は、実年齢よりずっと若く見える可愛いサンゴちゃん。


サンゴちゃんを想ってくれるパパとママのそばで安心した表情です。


まだまだがんばってくれそうな気がします。

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アビーちゃん保護

2020-06-19 03:44:31 | 探しています/保護しています
6月16日、アビーちゃんの目撃情報が入り


夕方さっそくそのお宅、およびそこの付近のお宅などをたずね歩きました。


数人の方が、この子で間違いない!というのですが


1カ月と1週間が過ぎていて、目視するまでは信じることができずにいました。


そのときの聞き込み情報をスタッフさんにラインで伝えわたしは帰宅。


夜になって、何人ものスタッフさんがそのあたりを探しに行ってくれました。


その日、神様が舞い降りたのはスタッフUさんとAちゃん。


このあたりにいる気がするとUさんの勘が働きました。


ふたりは薄暗いマンションの駐輪場に。


そして、ついにアビーちゃんを発見しました。


送られた写真を見て本当にびっくり。



そのあと、しばらくあっちこっちに姿を隠したアビーちゃん。


で、粘るスタッフさんたち。


数人、強力懐中電灯を購入してくれてましたが、目が遠くても光るため


役に立ちましたとあとから聞きました。


このところ捕獲器が足りなくなっていたのでちょうど回収するように


わずか1時間前にラインでやり取りしていました。


ですから、何というか捕獲器も1台たまたま回収直後でした。


アビーちゃんを捕まえるために回収したかのようなタイミングでした。


そこからは、実況中継みたいな感じでした。


どきどきしながら、送られてくる動画など見ていました。


およそ1時間、捕獲器の周りをうろうろしていたアビーちゃん。


捕獲器に入った瞬間も写し出されて、そのときは何と言っていいのか。



重たい石がようやく取り除けたような・・・・涙が出ました。


たぶん関わったみなさん同じ気持ちだったと思います。


すぐにお知らせしなければいけなかったのですが


実はせっかく保護できたものの、アビーちゃんの性格が豹変していて


室内のケージに入れるときにひどく噛まれたスタッフさん。


興奮してるだけだと思ったのですが、1カ月以上の外の生活は


アビーちゃんをかなり野生化してしまったようです。


無理もないことです。


外の暮らしを経験したことのない家猫が、しかも2歳の若い女の子が


1カ月と1週間を乗り切るのには、相当な恐怖や今までにないことが


起きていたのだと思うのです。


気持のケアをして元の性格に戻すにも


やはりかなり時間は必要だと思われます。


今回、アビーちゃんを何としても探したいと涙でわたしに訴え続けたのは


元々アビーちゃんを子猫時代に保護していたスタッフTさんです。


彼女の熱い気持ちに打たれ、わたしたちも必死になることができました。


わたしのブログを読んで、共感し、多くのみなさまが拡散したり


現地に足を運んでくれました。


感謝してもしきれません。


アビーちゃんの譲渡時関わってくれたMさんもご主人と何度も探しに


行ってくれて、そのことがどれほどTさんを支えたことか。


Sさんは、毎日毎日場所を変えてポスティングを続けてくれました。


今回もSさんのチラシが目撃情報につながりました。


雨が降りそうで、今日はもうやめようかなと思いながら


あと少しだけと粘ってポスティングした地域からの目撃情報でした。


まさかこんなところまでと思うほど遠くにアビーちゃんは行っていました。


生きていると信じてポスティングを続けてくれたSさん


見ず知らずのアビーちゃんのために頑張る姿に、わたしたちも


励まされました。


まだ、興奮しているアビーちゃんを受診することができないでいますが


ひとまずは生きていてくれたことに感謝です。


あきらめなければ、こういう奇跡も起きるんだと思いました。


過去に・・・・ほんのわずかな期間で探すことをあきらめた飼い主さんを


何人も見てきました。


近所には親戚もいるから探されると迷惑ですと言われたこともあります。


脱走して2カ月も知らせてもらえず、いなくなったから新しい子をくださいと


譲渡会に顔を出した家族もいました。


どれほど悔しい思いをしてきたことか・・・・。


あきらめた時点で、正直その子はそこで終わってしまいます。


本物の飼い主さんなら、自分を待っているであろうわが愛猫を


誰よりも必死で探してもらいたいと思うのです。


きっと誰かが飼ってくれてるなんて思うのは、


何カ月も探してからのセリフです。


わたしたちスタッフも、10日ぐらい経ったら


移動してでも生き延びようとすることを視野に入れて今後は捜査に


あたろうと思いました。


ポスティングの重要性も再認識できました。


佐鳴台、西伊場、山手町の里親さんたちも協力していただき


助かりました。


みなさまには、心から御礼申し上げます。


何度も何度も早朝から夜中まで


探しに行ってくれたスタッフさんたちにも感謝です。


本当に本当にありがとうございました。


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餌をあげていた方からの相談

2020-06-16 23:11:20 | いっしょに考えたいな
動物好き、とくに猫が好きだという方の自宅の庭に


まるで自分を頼ってきたかのように野良猫が来て


しかも痩せていたとか、まだ幼さが残るとか・・・・。


となれば、正直ついつい気の毒でご飯をあげてしまうということは


よく聞くことです。


優しい気持ちではじまったことですから、あとは


地域のみなさまの迷惑にならないように、避妊去勢の手術をし


決まった時間にその子にだけ餌をあげるようにしてほしいのです。


そして、できたらトイレも、あからさまにわからずとも


プランターだったり、庭の土を掘り返して出しやすくするとかにしておけば


問題は解決します。


ご近所さんにも、


『もしウンチとかしたら教えてくださいね、取りにいきますから』


と声をかけておきます。


努力してることがわかれば案外うまくいくものです。


今回の相談は、何というのか相談して来た方のルーズさや


ずるさが見え隠れしたので、正直に餌をあげない選択肢もありますよと


お伝えしました。


とあるお勤めしていた大きな会社の社員寮で、


長年猫に餌をあげていたそうです。


手術はまったくしてきていません。


寮長さんが変わり、監視カメラもつけられて餌をあげることができなくなり、


これまたそのすぐ近くのある会社が所有する土地(草むら)に


毎晩投げるように餌をばらまいていたんだそうです。


と、ある晩


その会社の守衛さんたちに見つかり、家宅侵入にあたるし


ばらまいた餌をすべて持ち帰ってほしいと注意されたというのです。


それから、こわくてこわくてご飯をあげにいってないけれど


なんとかそこの土地の許可をもらって餌をあげたいので


協力してほしいというのです。


そこには、柔らかいものしか食べることができない老猫1匹と


5匹の昨年秋に産まれた若猫がいるとのことです。


いったん捕獲して、自宅に随時入れていくことはできませんか?と


たずねると、『主人が・・・・娘が・・・・うちには猫が・・・・』と


お決まりの言い訳がはじまりました。


しばらく自宅で様子をみて、里親探しができる子はして


そうでない子はお庭でお世話ならご家族はダメですか?


とたずねると、家の周辺6カ所に餌やりしているから


これ以上庭に増えたらご近所の目が怖いですと言うのです。


慢性化した餌だけあげる人で、野良猫を見ると餌をあげたくなる


一種の病のようなものかもしれません。


助けたことになど、到底ならず


こういう方の周りは猫を嫌う人が増え、この方が関わった猫は


嫌われてしまいます。


わたしは、猫が好きですが、猫に餌だけあげて何とかしてと言ってくる人が


大嫌いですとお伝えしました。


餌だけあげてよしとしたら、この人が思うかわいそうな猫をどんどん増やして


いることになります。


どうして気づいてくださらないんでしょうか。


どうしても助けたいと真剣に考えて、最後までがんばるのであれば


捕獲や手術、里親探しも協力するし、いっしょに頑張りますよとも


もちろんお伝えしました。


もしかしてこの先、頑張る方に気持ちが傾いてくれたら


どんなに嬉しいかわかりません。


ある日突然、ご飯をもらえなくなった子たちのことを考えたら


いたたまれない気持ちです。


自己満足を愛情とはき違えて、その後の責任も果たさないで


自分がつらくてつらくてとだけ訴えられても、こちらも何もできないのです。


ですが、実際はこういう方がそこら中にいるわけです。


かわいそうの意味を、もっとしっかり考えてもらえたらと思います。



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西伊場で目撃情報/アビーちゃん

2020-06-16 15:15:19 | 探しています/保護しています
赤い首輪の三毛猫アビーちゃんを探しています。



2~3日前というので、たぶん13日か14日あたりだと思います。


西伊場のシャトレーゼさんから元JTに行く道路の近くのお宅の方から


隣の家の庭にいたところを目撃したと連絡が入りました。


娘さん、息子さんお二人が目撃したそうです。


東に移動しているようです。



家を出てしまってから1か月と1週間です。


なんとか、なんとか探し出してあげたいです。


引き続きご協力よろしお願い申し上げます。
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アビーちゃんの目撃情報

2020-06-11 22:29:57 | 探しています/保護しています
5月9日に脱走してから探している三毛猫アビーちゃん


赤い首輪が特徴です。


目撃情報のあった地図を載せておきます。




近隣のみなさま以外、ずいぶん遠くからも足を運んで探してくださって


本当に感謝以外ありません。


アビーちゃん、早く見つけてあげたいです。



引き続きご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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マスカルちゃん☆またね

2020-06-11 22:02:41 | 天に還った猫たち犬たち
5月29日にご相談の電話がありました。


お庭の草むらに2匹の生まれたばかりの仔猫がいて


昔ながらのご主人は川に流すと言い出して、なんとか制止しましたと。


息子さん夫婦を頼って一時的に預けたものの


ずっとは難しいということでした。


それでもすぐに引き取るなどとはできないわけで


しばらくはがんばっていただくことにしました。


スタッフさん宅に移動できそうで、6月2日に病院で待ち合わせをして


2匹の子猫を受け取りました。


マスカル・ポーネと名づけました。


母猫とその姉妹猫など3匹の手術は必ずしていただくお約束をしました。


繁殖を繰り返しているようでした。


2匹のうち、マスカルちゃんは片目もふさがっていて風邪をひいています。



体重も160グラムです。



お預かりしてすぐに下痢がはじまったらしく、夕方スタッフさんからの


連絡で至急受診してもらいました。


このくらいの大きさだと、いったん持ち崩すと


復活させるのが厳しく、体温の問題だったり、腸内環境の問題だったり


先生方も治療らしい治療ができないところです。


案の定、マスカルちゃんは回復することなく逝ってしまいました。


残念ですが、なすすべもなく・・・・。


翌日きれいに飾って、スタッフさんが斎場に連れて行ってくれました。



頑張ってもどうにもならないこともあって


その子の死を悼むと共に、助けられなかった思いは次につなげていくしかなく


毎年そんなことの繰り返しです。


マスカルちゃんまたね


今度生まれ変わってこちらに来たら、今度こそ素敵な里親さんに


たどりつくようにがんばるからね。


大きくなったマスカルちゃんを見てみたかったです。


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頭の中の整理整頓

2020-06-11 20:09:43 | そらまめのひとりごと
目の下のクマがすごいですと言われて


前日、寝ないでミルク飲みの子のお世話をしてたからねと言ったそばで


別のスタッフさんから、取れないまま秋まで続くねと追い打ちをかけられ


鏡見て確認してがっかりしたけど


クマくらいなら気にしないことにしました。


この時期は、頭の中を整理整頓しないと何がなんだか状態です。


きっちりと、いろんなことを把握しておかないといけなくて


気を抜けないところです。


先日、整理整頓のアドバイザーの資格取得しているスタッフさんが


『部屋の乱れは心の乱れ』とまたしても名言


たしかにたしかに


そしてわたしの場合頭の中の乱れはやはり精神力が乱れているとき


気持を集中させて、そのときできることでよりベターな解決策を


考えているつもりです。


きっちりパズルを組むみたいな感覚です。


汚い組み方だと、助かるものも助からないわけです。


正直、精神的にはかなりしんどいときもあって


自身の選択に怖くなることもあります。


1匹でも多くを助けたいと思いますが、最後まで助け切ることは


もっと大変で大切です。


先日、京都で引き取るだけ引き取って、実はキャリーに犬や猫たちが


入れっぱなしで絶命したり、ミイラ化していたり


そんなボランティアがいて虐待で書類送検されるというニュースを見ました。


無理なら、どうして断る勇気も持たなかったんだろうかと思います。


いつしか精神的に病んでしまった結果なのかと、恐ろしくなりました。


自分の現状を客観的に見つめること、冷静な判断をくだすこと


しっかり言い聞かせながら活動しようと改めて思いました。
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ちゅーる応募券のお礼

2020-06-10 03:34:32 | 会からのお知らせ
5月末日で締め切りだったチャオであてちゃおキャンペーン


みなさまからのおかげで、今回は15ケースのチャオ缶と


交換できるほど集まりました。


本当にありがとうございました。


野良気質があまりに激しくて本来はリリースの大人猫たち。


わけあって帰る場所がない子たちが数匹います。


人慣れしないまま月日が経ちましたが、猫同士は仲良く暮らしています。


食べることは大好きなので、この子たちの毎年のお楽しみです。


いつか里親さんを探したいとも思っていましたが、だんだんと年もとり


いろんな病気も出始めています。


ゆったりまったり、今の生活を続けてくれたらいいなぁと思います。


協力してくださったみなさまのおかげで、夕食時を楽しむことができます。


本当にありがとうございます。



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ポップ☆また生まれ変わっておいでよ

2020-06-09 10:55:50 | 天に還った猫たち犬たち
5月の28日に4兄弟を迎えたときから


1匹だけなんとなくすでに嫌な予感はしていました。


前日、交通事故で母猫は亡くなり・・・・丸一日半


わずか200グラムの子猫たちは飲まず食わずで生き延びていましたが


まさに風前の灯でした。


中でもいちばん弱っていたのがポップでした。


スタッフさんも懸命にがんばってくれましたし、わが家に移動して


それこそ寝ずに朝まで少しづつのミルクを口に含ませていました。



朝になって先生に診てもらえば助かるかもと祈りながら。


少し顔もあげてわたしのことも見上げてくれたり、



四つん這いの姿勢もとれるようになっていました。



病院が始まると同時に、骨髄点滴をしてもらって入院しました。



30日の土曜日のことです。


なんとか持ちこたえてほしいと思ったのですが、残念ながら翌31日


逝ってしまったと連絡をいただきました。


飲まず食わずの時間がこの子に与えたダメージは


相当だったんだと思います


救えなかった痛みを抱えながら、他の子たちの今日を明日を


がんばって支えないといけません。


できる限りきれいにして、神様にお返ししてきました。



ポップ、また生まれ変わって戻っておいで。


次は大きくなって、素敵な家族の元に送り出してあげるからね。

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謎の嘔吐下痢

2020-06-08 16:40:38 | 病気&事故の話し/猫編
検査したのでパルボとかの怖い病気ではありませんが


このところ、あっちこっちでなぞの嘔吐下痢が流行っています。


何年か前も流行ったことがありましたけど、同じかな。


しかも猫たち、元気はいいままなんですよ。


これもまたお世話する人が手洗いしたり、食器をハイターで洗ったり


着替えもまめにした方がいいわけです。


猫ベッド、キャリー、ケージ、フリース


全部こまめに洗濯し、消毒することが必須です。


そうじもきちんとしたいですね。


ものぐさ大魔王のわたしですが、掃除機とかクイックルワイパーはよくします。


洗濯も朝夕やってます。


ハイターつけおきも好きです。


そう考えると、猫たちのおかげでけっこうがんばっているかもしれません。


病気を出したくない、感染させたくないと思うと


ものぐさ大魔王も、まめまめしてるかもしれません。


これぞまさしく、猫のおかげ様って感じですね。


といわけで、感染症流行っているようです。


みなさんも充分気をつけてお過ごしください。


小さな子猫は、早めに対応しないと脱水したり低血糖をおこして


命の危険があります。


大人猫も吐き気止めをうってもらえば楽になりますから


こういうときこそ、獣医さんを頼ってほしいと思います。



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アビーちゃんを探しています/目撃情報あり

2020-06-06 20:06:35 | 探しています/保護しています
5月31日に佐鳴台1丁目で目撃された


という情報が入りました。


ゴミをあさっていたそうですが、間違いなくアビーちゃんだと


写真を見て確認していただきました。


赤い首輪もついていたそうです。



佐鳴台1丁目付近のみなさま


TSUTAYAの裏の入野町のみなさま


どんな些細な情報でも構いません


ご連絡をお待ちしています。


連絡先 090-3584-6871 高林
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脱走したポル君~こうして戻りました

2020-06-04 09:02:06 | いっしょに考えたいな
2匹で飼ってるお宅です。


リンダちゃんとポル君、脱走しました。


仲良く2匹で・・・・・。


猫と暮らす会の卒業生ですから、スタッフさんたち駆けつけます。


現場を確認して適切なアドバイスをします。


こういうとき、絶対にしてはいけないのが、外に餌を置くこと。


これをすると、強力な雄猫が餌を狙って現れて、喧嘩になりますが


室内のみで暮らしてきた家猫たちが、


百戦錬磨のボスに勝てる道理はありません。


大けがをするか、遠くに追いやられてしまいます。


捕獲器の貸し出しもしますが、その時


もし別の野良猫が捕まった場合は手術をお願いしています。


雌なら繁殖を制限できるし、雄なら脱走した家猫が


帰ってきやすくなるからです。


また、自分に関係ないと捕獲器から出してしまうと、この野良猫たちは


次に捕獲したいと思っても(妊娠していたり)、捕獲器に簡単には


入ってこなくなります。


捕獲器は怖いと、学習してしまうからです。


そして、いちばん有効なのが


出て行った窓やドアから戻ろうとする、ということです。


ですから、柱1本分ぐらいを開けておいてとお願いしています。


男性がいるお家なら、バットでもラケットでも、傘でも持って


扉近くで寝て下さいと言ってます。


今回もリンダちゃんはすぐに自力で室内に飛び込んでくれました。


ポル君が、側溝に隠れたりお隣の茂みに隠れたりと


なかなか捕まりませんでしたが、やはり室内に臭いの強い餌をしこんだところ


お腹がすいて戻ってきてくれました。



戻るにあたり、実は実は


ものすごくでっかい傷だらけのオス猫君が捕獲器に入ってしまい


その猫の手術のため病院に行ってもらうという一幕もありました。


でも結果としてこのボス猫君が捕まり、手術してしまったことで


ポル君が帰ってきやすくなったのは事実です。


いずれにしても、無事で何よりでしたが・・・・。


こんな風にうまくいくことばかりでは絶対にありません。


日ごろから、脱走対策をみなさんお願いしたいと思います。


まさかこんなところから・・・・とか、うちの子に限ってとか


そういう考え、捨ててしまってください。


暑くなってきて、でもエアコン使用するほどじゃなくて


風通しよくしたくて網戸・・・・でもって、キャア~出てっちゃった~。


しっかりしっかり、見直してください。


それから、お風呂場の窓から出てしまうケースも本当に多いです。

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生きる理由

2020-06-04 08:27:15 | 病気&事故の話し/猫編
たとえば病気の猫が自宅に現れたら


たとえばそれがエイズキャリアだったら


なかなかすんなりと受け入れられる人の方が少ないと思うのです。


以前もご紹介しましたが、Kさんはそういう子をほってしまうことができず


治療し、自宅へ受け入れてくれました。



そして、この子たちが自分の【生きる理由】を作ってくれましたと。


けっしてなついているわけでもない猫なのに、まっすぐな魂に触れて


圧倒されてしまいました。



大事にしますと言ってもらえてるこの子たちは、


どんな王国の王様の猫よりも幸せ者だと思います。



またこうした相談を受けて、不安を取り除くアドバイスのできるスタッフさん。


暮らす会はこうしたスキルの高いスタッフさんがたくさんいます。


受診の必要性や、飼育のやり方がわかれば、


病気などへの不安な話を聞いてあげられたら


自分で頑張れる人たちって、案外いらっしゃるんじゃないのかと思います。
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