今の時期は・・・・正直泣きそうなほどの相談です。
子猫が、子猫が・・・・あっちにもこっちにも。
わたしたちは、まず状況を正確に把握したいと思っています。
これまでも何度も何度もお伝えしてきましたが、ただここに子猫がいるから
保護してくださいというご相談に応じることはありません。
引き取りの相談は受け付けていないのです。
家族に猫アレルギーがいるとか、すでに猫や犬がいるから家で
お世話ができないとか。
それはすべて、保護できない理由にはならないと思っています。
何とかしたいと思った人が、主体にならない相談は受けることなど
到底できません。
まして、生きている子猫の相談です。
フード代、トイレの砂代、ノミダニを取ってきちんとした状態にしてあげなければ
人様に譲るなんてとてもできませんから医療費だってかかるのです。
そういった話をすると怒り出す方もいますが、丁寧に説明させてもらっています。
何ができて何ができないのか。
こちらも、何のお手伝いができるのかの説明をしています。
子猫の新たな飼い主さんを探すのは、思っている何倍も時間と手間
費用がかかります。
やはり、産ませないことがいかに大切かということです。
お腹が大きくても避妊手術をすることはできるのです。
そしてそれは、人の場合とは異なり悪いこととは言わないのです。
もちろん思うところはありますが、むしろ生ませてしまって
カラスやたぬきの餌食になる方が、ずっと気の毒です。
そういうことの大切さを理解して、このところ毎年のように
身近で赤ちゃんは増やさいように、避妊去勢の手術をしてくださる方が
増えています。
リピーターとなって、手術の相談をしてくれています。
猫ですが・・・・倍々の法則で増えていきますから、
1匹の猫の手術をしてくださることはどれほど重要なことか。
野良猫と言えど優しい気持ちで見てくれている人ほど
避妊去勢手術の大切さを、理解し実行に移してくださっていると思います。
餌だけあげて、自分はいいことをしてると勘違いしてる人たちに
まさに爪の垢でも煎じて飲ませたいと思ってしまいます。