そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

自分さえよければ星人たち

2020-04-30 08:31:14 | そらまめのひとりごと
GW、この大型連休


みんなで乗り切りたいとほとんどのみなさんが自宅で過ごすように


協力体制だというのに。


じっとしてるのが嫌だから、自然の中で過ごしたくて来ちゃいました♪


と、東京や千葉から沖縄や熱海などの観光地に行く人たちを


テレビで見ました。


日本って、あまりに性善説過ぎて罰則がありません。


個人の良識にまかせてくれるって、優秀な民族なんだと誇れることなのに、


一部の自分本位な人のせいで


感染拡大になる可能性が広がってしまいます。


どうしてこの時期に遊びに行こうとするのかと


悲しくなってしまいました。


罰則でがんじがらめで守らせるのも、力づくみたいでいやですが


みんなの命を守る協力ができないのなら


もっと厳しくしてもいいと思います。


自分が知らぬ間に越境した地域で、ウィルスをまき散らす可能性があること


そういう怖さをしっかり考えて行動してほしいです。


故郷を離れて、帰りたくても今はしかたないと頑張ってる人たちも


大勢いらっしゃいます。


また、自粛することで職を失くしたり生活が困ってる方たち


高齢の両親に今は会いに行けないと憂いている人たち


そういう別の立場の人たちに対して、思いやることもできないのかと


テレビの画面に向かって、叫びたい気持ちでした。


・・・・と思ったのは、わたしだけじゃないはずですよね。



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じわじわと・・・。

2020-04-29 02:29:46 | そらまめのひとりごと
じわじわと希望者さんから問い合わせが入り


じわじわとお家が決まっています。


そして、じわじわとミルク飲みの相談も増えています。


今年は少ない・・・・などと、言ってたのは大きな間違いだったかも。


いつなんどき、おちびたちのお世話で身動きが取れない自分になるのかと


それも怖くて、捕獲のための現地調査や実際の捕獲を


こらしょとがんばっておりました。


コロナのせいで、直接的に仕事に影響が出てる人たちが大勢います。


先々の不安で精神的にも追い詰められてる人も


逆に、忙しくなりすぎて・・・感染のリスクと隣合わせで疲弊している人も。


わたしも身内や身近な方の中に両方の立場の人がいます。


どうなっちゃうんだろうって先々を憂いてしまう瞬間もありますが


今のできることをやっていくしかないですね。


手洗い、うがい、消毒は常に心掛けるようにしていますが


どこでどう感染するのかわからなくて、コロナに色がついてたら


どんなに楽だろうかと・・・・。


キラキラとピンクのラメみたいだったら、やばいってみんなで避けて通れるし


付着したらすぐに洗い流したりビニールに入れて廃棄したりできるのに。


と・・・・考えたり。


有効な薬の開発もお願いしたいところだけど、色で判別できるスプレーとか


これも開発してくれたら、らくちんに生きられるなぁなんて


足りない頭で思ったりしています。


こんな風になっても・・・・産まれてくる子猫たちの勢いに


あまり変わりはないみたいで、そこは悲しいところです。


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贅沢過ぎたせい?

2020-04-23 20:06:39 | 不妊手術・TNR
相談者さんの体調の問題があって、スタッフさんたちが


めちゃめちゃ頑張って捕獲しに行ってくれました。


初捕獲ということもあって、ずいぶん気合が伝わってきました。


庭に来ている2匹はわりとすんなり捕まりました。




近くを行き来する雌猫が妊娠してるかもということで、


この子も捕獲できることならと大作戦を計画してくれてました。


そのとき・・・・。


捕獲器の中に入れるのは、臭いの強い物の方がより効果が高い!と伝えたら


にゃんと(=^・^=)


Tさんが前日の夕ご飯をから揚げにしてくれて、


万全の態勢で臨んでくれました。



ところがところが、仕掛けてしばらくして見に行くと・・・・。


捕獲器はひっくり返されて、中のから揚げはみ~んな無くなっていたそうな。


?????


たぶん、たぶんですが・・・・。


猫が捕獲器をひっくり返したんではないと思うのです。


空き家かと思いきや実は人が暮らしていたという何とか屋敷が目の前。


これって、そこの住人があまりのご馳走に我慢ができなくなったのでは?


って、わたしはひそかに思っているのです。


かくゆう私も、もう何年も前になりますが


缶詰を仕掛けたところ、そこに暮らすホームレスのおじさんに


捕獲器の中から出されて、みんな持っていかれちゃったことがありました。


車の横に置いた紙袋に未開封の缶詰が5~6缶入れてありましたが


それも無くなってて、しかも猫の缶詰食べてるところもしっかり目撃。


衝撃のあの場面を思い出しました。


から揚げはご馳走過ぎて、ついつい食べたくなっちゃったのかも。


もしかしたらの話ですが、案外あたっているのかもって気がしてます笑


捕獲現場って、いろんなケースがありますから


思わぬ経験しちゃうこともあるあるなんですよね。

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ビフォーアフターの風邪ひき春子猫

2020-04-23 09:27:11 | 病気&事故の話し/猫編
春子猫というタイトルですが、産まれたのはたぶん真冬


2月初旬~半ばではないかと思います。


わたしたちが相談を受けて出向いたときは、ママ猫が


しっかりと2匹の子猫を守って頑張っていました。




相談してくださった方は、数年前も野良猫の避妊手術で関わった方です。


子猫のうち1匹は、その状態からすぐに保護しなければ、


そう遠くないうちに命を落とすであろうことは


長年の経験上わかりました。


このときは2匹でしたが、たぶん何匹かは亡くなってしまったんだろうと思います。




相談者さんには、あらかじめかかるであろう経費の一部負担を了承してもらい


すぐに保護。


ママ猫に関しては、外猫を慣らしたり触ったりが得意なnobuさんに


捕獲できたとき様子をみてほしいと委ねました。


おちびたちは、けっこうひどい風邪をひいています。


よく食べて出してくれるので、目がくっつかないように


あたたかくして、こまめな点眼が勝負の分かれ道です。


別のスタッフKさんが、家族ぐるみでお世話してくれたおかげで


なんとも愛らしい可愛い子猫本来の姿に戻りました。


小さくてもお世話が可能なお宅に、それぞれ別々に譲渡することができました。


今年度、初の子猫の譲渡です。




これからも季節の変わり目には、涙目になることも考えらえますが


そのお話もさせていただき、わたしたちからバトンを渡すことができました。


愛情込めて、しっかりとケアをすれば


こうして幸せな道を歩かせてあげることができます。


費用負担を快諾してくれた相談者さん


しっかりしたケアを続けてくれたスタッフさん


受診時、的確な処置をしてくださった獣医さん


生涯を責任と愛情を持って見守ってくれると約束してくれた里親さん


みなさんの力の結集が、このビフォーアフターを生んだんだと思います。


また、こうした表舞台には立たずとも


可愛い写真を撮影したり、撮影した写真をアップしてくれるスタッフさんが


広報してくれればこそ・・・・。


お届けに行ってくれたり、説明したりのスタッフさんにも感謝です。


見て見て~と自慢したくなっちゃいましたので、ご紹介いたします。


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相変わらず多い避妊去勢の手術の相談

2020-04-20 09:29:02 | 不妊手術・TNR
支援して下さる方に、いつもの時期なら子猫用のミルクをお願いしていますが、


このところは、病気だったり骨折して怪我をした子たちのためのものにしています。


ネット注文も滞ると怖いし、ストックもないと命に直結してしまうので。


そして、ミルク飲みの仔猫の相談・・・・・例年と比べてありません。


いつもの状況で子猫が少ないならすごくいいことなんでしょうけれど


みなさんがあまり外に行かないことで、気づかないだけなのかなとか


仔猫を助けてる場合じゃないと思ってしまっているのか・・・・。


増えているのは、捕獲して手術してリリースするいわばTNRです。


増やしてはいけないと避妊去勢の手術の相談はとても多いです。


捕獲器を渡しに現地調査したり、捕獲できた猫の搬入のお手伝いなら


密になりませんから、マスクして手洗い消毒しっかりすれば大丈夫。


まだまだやれることはたくさんあって、


今は産ませないことに専念するときかもしれません。

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4月19日(日)の譲渡会は中止です

2020-04-19 04:40:59 | 会からのお知らせ
緊急事態宣言を受けまして、人が集まる場所を作らないためにも


譲渡会の開催は中止といたしました。


お問い合わせをいただいた皆様には、


お住まいや(今はかなり近場であること)、猫の性格などを考慮した上で、


もし話がまとまりそうなら、お見合いの設定も考えています。


息苦しい時期ですが、乗り越えたいですね。


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現地調査**~追記あり

2020-04-15 09:12:35 | 不妊手術・TNR
昨日うかがった場所にいたのは、まだ生後5か月の若猫たち。


もちろん、そろそろ繁殖できる大きさです。


兄妹ですが、オスとメス。


兄弟(姉弟)といえど、繁殖できてしまいますから手術です。


まだ小柄であどけなささえ残っています。


餌をあげている相談者さんたちでさえ、普通に触ることはできませんから


手術をしてリリースして、ご飯をあげていく方法を取ります。


雨風しのげて、ご飯ももらえて、あたたかい場所もあります。


ご飯のあげ方もきちんとしていました。



ご近所で糞尿の問題でトラブルになることもなさそうです。


野良としては非常に恵まれている方ではないかと思いますが


実はもう1匹いた子はいなくなってしまったそうです。


外にいるのですから、交通事故などの別の問題はどうしてもついて回ります。


無事に手術をして、がんばって生きていってほしいと思います。


*******************************************

相談者さん、がんばってくださいました。


2匹とも無事に手術が終了し、元の倉庫内にリリースできました。


先生も土曜日にもかかわらず、手術を引き受けてくださいました。


これで、一安心です。


お疲れ様でした。


にゃんたちも、良い方たちのところにたどり着けていてラッキーでしたね。



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希望者さんとのお見合い

2020-04-15 02:24:29 | 会からのお知らせ
コロナウィルスの感染拡大を防止するためにも


大勢が集まる場所を作り出してはいけませんね。


また、狭い部屋で会話するのももちろんNGです。


というわけで・・・・今後しばらくは、個別見合いでと考えています。


つまり、何匹も集まってる中で選ぶということができませんから


ホームページで気になる子を指定してもらって


こちらからその子の様子や性格、希望されるなら動画などで対応。


こちらも、希望者さんにお譲りできるのかをメールで確認。


ほぼほぼお互いがGO!となったら、日程調整に入っていくことになります。


もちろん、実物にも会ってもらいますが


そんな感じでのトライアル開始や譲渡になっていきそうです。


スマホでのやり取りが苦手な方には、ちょっと厳しいのかもしれませんが


今は、こういうやり方をしていくのがいいのかなと考えています。


浜松市は、まだこのやり方でも人との接触ができますが


もっと感染者が増えてしまったら、個別の対応すらできなくなりそうです。


毎週1匹ずつでも新しいお家が決まれば、月に5匹。


1年に換算すれば60匹を助けることができる計算です。


おかげさまで、今週も希望者さんからの問い合わせが入ってきています。


お見合い設定までたどり着いている子たちはスタンバイ。


なんとか、道を模索しながら1年間を乗り切ろうと考えています。


1年あれば、有効な薬も治療方法も見つかってるのかなと・・・・。


今は我慢の時ですからしかたないですね。


暗く恐ろしいニュースばかりが続いていても


譲渡した猫たちのその後の様子など、ご連絡が入ると嬉しくなります。


笑えるエピソードから、こんなに可愛く成長したんだとか


すご技を身につけていたり・・・・。


飼い主さんのコメントや感想が、すっかり猫に洗脳されていて


そこにうけてしまったり・・・・。


ブログスタッフさんたちもがんばってくれてます。


猫っていいなぁってつくづく思います。


助けた猫に助けられちゃってますもんね♪

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ジン君のお家から

2020-04-14 10:24:52 | お便り紹介
昨年3月に野良猫が自宅マンションに来るのでなんとかしたいと


相談を受けて、スタッフAちゃんが出向いてくれました。



耳カットして見守るという、いわば地域猫としての話をしたのですが


がんばって自宅で飼えるかなという、この猫君にとっては


夢のような展開になっていきました。


まずは、家族に許可を得るところからはじまり、


猫仕様にお部屋を片付け、



途中、実は実はの脱走騒ぎや、耳の下がかさぶたになって治らずに



縫ってもらうことになったりといろいろありました。


そして、久しぶりにお便りが。


ご無沙汰しております(*_ _)


今日でジンくんが家に来て1年経ちました!


Aさんが居なかったらと思うと、感謝の気持ちしか出てきません。


本当にありがとうございます!


ジンくんはすっかりグルメになり、試行錯誤の毎日ですが、楽しくやっています。



今日はお祝いに高級なおやつを準備しましたw



何かまたありましたら、ご相談してもいいでしょうか。


何事も無いのが1番ですがw


長文失礼致しました( ´>ω<)人


的確なアドバイスをしたり、気持ちに寄り添う人がいたことで


1匹の野良猫の運命が変わりました。



一組のご家族が幸せな気持ちで過ごせています。


わたしたちのできることは、ほんの小さなことかもしれませんが


その存在があるのとないのとでは、大きく道が変わってきますね。


ジン君の幸せそうな写真を拝見できて、


わたしたちも幸せな気分になれました。
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心穏やかに

2020-04-14 09:35:55 | 料理・食べ物・お店
テレビやネットの情報はとても大切だと思います。


ただ、振り回されて気持ちがクタクタになってしまわないように


と思っています。


もともと、外食は滅多にしないので、わりと日ごろから冷蔵庫や


冷凍庫の中身が充実しているわが家です。


お野菜をいただいたり、割引(20%40%大好きです)に


なってる食材を購入して少し手を加えて冷凍しておいたりしています。


大根の葉っぱも大根・人参の皮も、絶対捨てません。


ともかく無駄にするのが嫌いなので、そこまでする?と言われますが


そこまでしない方が、わたしの場合はストレスになるようです。


物にある冥利というもの、大切にしたいと思っています。


たぶん、ケチなのかも・・・笑


幼稚園時代(自分)のアルミの弁当箱をいまだ使用しているのですが


これ、まだきれいでお役立ちグッズです。


話しはそれましたが、というわけで美味しい食事をわが家で食べよう


みたいなのりでキッチンに立っています。


夕べは、温野菜のサラダと海老とほうれん草のオイルパスタです。




食べるときは必ず、口裂け女のように


『ねぇ、美味しい?美味しい?』と聞き


『とっても~♪』とお決まりの回答。


馬鹿夫婦やってます。


今まで当たり前だったことが、ある日そうでなくなって


先行きも不安なことが山のようですが、笑ったり楽しめる状況


作り出していきたいと思います。


心穏やかに過ごしたいですね。
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4月12日(日)の譲渡会は中止いたします

2020-04-11 10:52:41 | 会からのお知らせ
4月12の譲渡会ですが、新型コロナの感染防止のため
中止とさせていただきます。


不特定多数のみなさまが来場する場所を作ってはいけませんし


スタッフさんたちの安全も守りたいと思います。


当面は、個別のお見合いを中心に活動していこうと思います。


お見合いの方法も慎重に検討していくつもりです。


お問い合わせは、随時受け付けしておりますので


ご希望の猫ちゃんがおりましたら、ご連絡ください。


先はわかりませんが、しばし我慢のときですね。


マスクをして、泡立つ石鹸でしっかりきっちり手洗いして


3密を避けて、過ごしたいと思います。



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さくらの舞う中を

2020-04-10 10:39:58 | 天に還った猫たち犬たち
4月8日、赤ちゃん猫たちをお花で飾って


斎場会館へと急ぎます。


お花は前日にスタッフのMちゃんが持ってきてくれました。


お花を飾っている間、お線香をたてて供養します。



こうすることは、見送るこちら側にとってもとっても大切なことだと思っています。


悼む気持ちをいつまでも忘れたくないと思うのです。


斎場まで向かう道中には、美しいさくらが至る所に咲いています。


斎場の中でもきれいなさくらが待っていてくれました。



あわいかわいらしい花びらの舞う中、お返しできることに


幾分ほっとしました。


こうなる前に、もっと早く手術をしてくれる人たちが増えてほしい。


そんなに難しいことじゃないと思うのですが・・・・。
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令和元年度のご報告

2020-04-09 04:02:56 | 会からのお知らせ
昨年度のご報告です。


猫と暮らす会が、浜松市動物愛護教育センターから譲り受け、


引き取った猫の総数は188匹


一般の方からのご相談やTNR現場からレスキューした猫たちは178匹


合計366匹を助け出しました。


*********************************************


猫と暮らす会からみなさまへの譲渡数です。


雌/180匹   雄/205匹 


合計385匹が、新しいお家にたどり着くことができました。


*********************************************


収入 4,765,034円   支出4,764,201円


*********************************************


スタッフの頑張りや会をご支援してくださったみなさまおひとりおひとりの


力を合わせての結果です。


とはいえ、殺処分されてしまう子もたくさんいます。


浜松市の職員さんたちも力を尽くしてはいても


場所の問題、人手不足の問題


また、愛護教育という名前のせいなのか、必ず助かると思い込む人が


どうしても後を絶たないことや


野良猫の問題に関しては浜松市が何とかして当たり前と思う人が大勢いて


まだまだ壁が高いのが現実だと思います。


浜松市に昨年度は610匹引き取り数があって、


うち223匹が殺処分に回ってしまいました。


悲しいほどたくさんの子たちが、何のために産まれてきたのかわからないまま


人の手によって命を消されてしまいました。


また、今年度は新型コロナの影響でどこまで助けていけるのか


先行きも不透明なままです。


ですが、外出の自粛ということで室内にいることが増えたおかげで


猫たちと楽しく自宅で過ごすお子さんの写真や、


いっしょに本を読んだり寝たり、家の中で楽しく明るく過ごす様子を


動画で送ってくださるみなさまが増えた気がします。


飼い猫たちの毛玉ボールの写真を送っていただいて


年季の特大ボールに思わず笑ってしまったり・・・・。


至る所に、探せばあるあるの楽しいことや幸せな日常。


気持だけは落ちてしまわないようがんばっていきたいですね。


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産まれる前と産まれた後と

2020-04-07 22:54:56 | いっしょに考えたいな
今日、生後まだ1週間くらいの目の開いていない仔猫が


運よく会にたどりつきました。


母猫から引き離されて、かれこれ24時間近くが過ぎていたと思います。


よく生きていたものだと思いますが、がんばっています。


4匹のミルク飲みの仔猫は、暖かくしてミルクを与えると


元気に動き出してくれました。



どうなるかはまだまだわかりませんが、スタッフさんたち


がんばってくれそうです。


この世に産まれてきたのに処分ありきで行政に持ち込まれたのなら


もはや後がありませんから、全力でやれる限り助けようと思います。


そして今日・・・・別の妊娠していた猫の手術でした。


性格の良い器量よしの女の子。


もしこの子から赤ちゃん達が産まれたら、どんなに可愛いだろうかと思いますが


それでも産ませるわけにはいきません。


あえて産ませて里親さんを探すことはせずに、お腹にいる間は


神様の領域だと割り切って、天にお返しするという考えでやっています。


あえて産ませて里親探しするくらいなら、今日が命日になるであろう


行政持ち込みの子たちを、すでに生をうけている子たちを


助け出したいと思います。


さきほど、箱に入った赤ちゃん猫を受け取りました。


ママの子宮に入った状態です。


これはこれでつらくないかと言えばうそになります。


ごめんねと心から詫びて、明日斎場会館に連れて行きます。


ママ猫の里親探しと


今日助け出した子たちが無事に成長するよう頑張ることしか


この子たちに報いる道はありません。


助かる助からない、生かす生きる、たどり着く・・・・。


いろんな想いが交錯する夜です。

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山盛りてんこ盛りの不妊手術の相談

2020-04-03 09:05:05 | 不妊手術・TNR
ものすごい数の相談が入っていますが


例年のように子猫の相談ではなく、野良猫の不妊手術の相談です。


年度末からのものもひっくるめて、いっきに来ています。


妊娠中の子もいますが、産まれる前に何としても・・・・というところです。


新型コロナの影響で、譲渡会の運営も不安定です。


となれば、産ませないように手を打たなければとんでもないことに。


心ある方や、今までの経験上そういうことがわかっている方たちは


捕獲→手術に必死です。


今できることは、やはりTNRを着実にしていくことぐらいかもしれません。


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