小さな生まれたてのミルク飲みの相談を受けます。
余裕があれば別ですが、今はこちらも満杯です。
ご自分でぜひ頑張ってほしいと思います。
ただ、頑張ろうと思ってもうまくいかず、
困り果てて結局死んでしまうケースも多々あるのも事実です。
前回ミルクの飲ませ方がわからなくて、病院を受診したものの
先生に診てもらうことすらできず亡くなってしまったことを後悔していたOさん。
今回もまた職場でおちびさんたち2匹を保護したと連絡をもらいました。
夜遅かったのですがこちらに来てもらって、飲ませ方を練習しました。
御本人の頑張りもあって、その後は順調だという連絡をいただけました。
Nさんのケースは2匹の姉妹。
1匹がまったくミルクを飲まず脱水し、翌日天に還っていきました。
保護したときの状態が良くなかったんだろうと推察されます。
なすすべなく見送った哀しみは、なかなか癒えるものではないと思います。
ただ、どんなときも・・・・仮にどんな名医が見て下さっても
ダメなものはダメなんです。
きっと、人がはかることのできない神様の領域があって
その子が持つ命の長さはすでに決まっているのだろうと思うのです。
でもだからと言って、何もしないことや助けないことを勧めているのではありません。
どんなに手を尽くしても、人の力の及ばない領域があることを伝えておきたいと思ったのです。
この活動を通じて、なんとなくそういうことがあることを理解できるようになりました。
でも幾千もの時を経て、生まれ変われたりすることもきっとあると
そういう摩訶不思議なことも信じられるようになりました。
願えばきっと叶うのです。
頑張って手を尽くした者の祈りは通じると思っています。
来世でもめぐりあえると思うのです。
見送るときは必ず、またねと言うことにしています。
いつの日か、必ず逢いたいと思うのです。
愛しい子たちに、また逢いたいと願えば・・・・
この祈りはきっと通じると信じています。
だからこそ、今一生懸命やれることはやってあげたいですね。
それが大切なことだと思います。