そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

重たい毎日

2023-08-27 01:30:17 | いっしょに考えたいな
浜松に戻って来てから・・・というか、戻る前からわかっていたことも含め
毎日うんざりするほどの重たい話ばかりです。

会で引き取りをした子猫の中に、後ろ足がマヒして動かず
安楽死も視野に入れて検討しなければならないケースが出てきました。
もちろん、本当にその子が痛みに苦しめられたり
この先生きていく上でどうしようもないのか、
見極めないことには・・・。
いろんな先生の意見も聞いて判断しようと思います。
この子のために考えられることは、すべて考えてから、
結論を出そうと思っています。

それと並行するかのように、会から譲渡した子が脱走していて
現在スタッフさん一丸となって、捕獲のすべを検討し
毎日確認に出向いてもらっています。
あと1歩・・・なんですが、何とも頭のいい子で
微妙な距離で行ったり来たりです。

続いては、長時間ミルクを与えてもらえずにいた
おちびたちを引き取りました。
こちらも順調に育つかどうか。
自力でミルクを飲むことができず、カテーテルを挿入してのミルクタイム。
かわいらしくお耳を動かしながらの授乳とは程遠い光景です。
何とか頑張れ頑張れと、励ましながらの育児です。

そして・・・。
飼い主さんが突然亡くなってしまった猫たちの相談。
会からの譲渡だったため、関わっていたスタッフさんたちに
衝撃が走りました。

他にも、手術をしても元の場所にリリースできない猫の相談も入ってます。
ご近所さんたちとのトラブルの原因を猫のせいだけにするのは
絶対に違うと感じながらも、嫌いな人の聞く耳なしの姿。
正直、関わらないで済むなら関わりたくないと感じてしまいます。

思った通りになんて、すべて運ぶはずもないのに
話し合った結果が気に入らないと、いつまでもグダグダ言ってる人もいて
めんどくさすぎます。

いろんなことが毎日降って来て、疲弊しまくってますが
ひとつひとつ、こなしていくしかありません。

人生修業はまだまだ続きそうです。

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好きなことを楽しんで

2023-08-19 12:12:15 | そらまめのひとりごと
ほんの少しですが風が真夏のものとは変わったような気がしますが
気のせいでしょうか。

義父の初盆、1周忌と目まぐるしい日々でしたが
無事に終えることができました。

浜松を離れていましたが、台風の影響もあり
行きも帰りも、天候がただただ心配でした。

新幹線が止まってしまっていたのとUターンラッシュと
いろいろ重なり、本当にくたくたヘロヘロです。

この年齢になると、自分の責任もきっちりと果さないとならず
また猫のことだけに特化して過ごすこともままならず
それが別に嫌なわけではないけれど
やはり体がひとつしかないわけで、優先順位も考えないといけなくて
小さな脳みそもフル稼働です。

さくっと回転してさくっと動けたら、どんなに楽だろうと思いますが
ひとつ済ませてはよっこらしょ
ひとつ済ませては、ああ、あれを忘れてる・・・(;^_^A

思った通りにはいかないわけです笑

ちなみに、お盆のときにいらしてくださった親戚の中に
79歳で現役バリバリ
某会社の会長さんをされている方がいましたが若々しい!
肌の艶も良く、明るく饒舌、仕事は趣味で大好きだと
豪語されていました。
他の70代、80代のみなさんとはやはりどっかが何かが違っています。

好きなことを楽しんでやりなさいと言われましたが
いやいや、なかなかこうはいかないものだと思います。

考え方や生きる姿勢って大切なんだろうと思うのですが
政治家や芸能人だけじゃなくても
すごい方っているんだと、うなずくだけうなずいてました。

お疲れモードからいつ脱却できるのかもわからないほどですが
楽しんでいろいろできたらいいのかなとは思うので
ぜひぜひそこは見習いたいと思います。


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ポカリ・ラムネ☆よくがんばったね

2023-08-18 11:00:00 | 天に還った猫たち犬たち
8月8日、行政からの依頼で引き取りに向かいました。
産まれたばかりの、初乳も飲んだかどうかもわからないおちびたち。

自宅に連れ帰ってすぐに体重測定とミルクタイムです。
85グラムと92グラムです。



夜になれば、別のスタッフさん宅に移動が決まっていました。

あまりの小ささに、いっしゅん身構えてしまう自分がいました。
産まれたてのおちびたちの身の上に起きた悲劇。
ママはきっと探しているのか、追い立てられて逃げたのか・・・。
繰り返される子猫の持ち込み。

もちろん子猫が増えて繁殖してしまったら、そのお宅や地域は
困りごとが増えてしまうわけですから、迷惑の元は早々に
目の前から排除しないといけない・・・・。
そう考えたんだろうと思います。

でも、せめてあと1週間とか待ってもらえなかったのかな
ママ猫の手術はしてもらえるのかな
育てる側はそんな風に思ってしまうわけです。

待ったなしのミルク飲みたち
3CCとか4CCを飲んで、大きな声で鳴いていました。

がんばれ!
祈りとともに別のスタッフさんに移動していきました。
経験の豊富なベテランさんです。

でも、まずポカリと名付けた男の子が8月10日に




その翌日の11日にラムネと名付けた女の子が
天に還っていきました。





神様に与えられた寿命をまっとうしたんだと思います。
スタッフの娘さんが最期まで抱きしめていてくれました。

短い時間でしたが、たくさん撫でてもらって
何とか助けたいと溢れんばかりの想いの中で
そしてふかふかのフリースにくるまれて、旅立つことができました。



少し休んだら・・・戻っておいで。
今度こそ大きくしてあげたい。
ポカリ・ラムネ
小さな体でよく頑張りました。


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クリーお疲れ様☆お見事でした

2023-08-11 05:53:58 | 天に還った猫たち犬たち
わが家に保護して2年と7か月半。
推定年齢17歳11か月のクリーが、8月8日の朝
8時52分に天に還っていきました。



15年間外で過ごしてきた子が、この大往生です。
見事すぎるその一生に、ただただありがとうです。



2020年の年末、義母の葬儀が終わり浜松に戻ってすぐに
ダーリンがようやくクリーの捕獲に成功しました。
ちょうどクリスマスの時期でしたが、こんなに嬉しいプレゼントは
今までにありません。
やっとクリーと暮せるんだと、本当に感激でした。



17年半前、去勢手術をするときに
もし飼えるなら自宅に入れようとがんばりましたが
ケージを壊し、部屋中駆け回って怒り狂っていたため
当時はいったんあきらめてリリースしました。

不慣れな猫を慣らす技術も、知識も知恵も経験も、根性も時間も
とにかくすべてないないづくしでした。
でもいつか、暮らせるようになりたいと思っていました。

捕獲に成功した時クリーは左前足の肉球がずり向けていて
手をついて歩くことができませんでした。
15歳と高齢で、慢性腎不全。
ステージもかなりなもので、毛玉だらけ。



たぶん数か月の命だろうと思っていましたが
順応性が高く、胃腸や心臓が丈夫だったせいか
わが家で2年7か月半もいっしょに暮らすことができました。

点滴もさせてくれるし、強制給仕もさせてくれるほど
なついてくれました。

地域でボス猫だったクリーは、うちにきてからもやっぱりボスでした。
怖がりの子猫たちは、やたらクリーを頼っていました。







猫部屋でいがみ合う声は聞こえてこないし
たぶん、クリーがいたおかげで均衡が保たれていたんだと思います。

長毛は大変だよってよく聞いていたので
長毛を飼いたいと思っていたわけではないのです。
でもどこか憧れることもあり、
知らないと知りたくなるという心理もありました。
クリーのおかげで長毛の子と暮す経験ができました。

猫回り・・・はじめのころ本当に続けられるのか不安でした。
クリーのところが最終地点。
クリーの姿を見て、今日も1日終わったことにほっとし、
猫回りに来られた自分に小さなエールを送っていました。
自己満足と言われればそれまでですが、毎日2時間以上
続けることができるのか、自分との戦いだったと思います。



現在はもう猫回りには行っていませんが(最後の2匹が飼い猫になったため)
クリーを看取ったことで、本当にひとつの区切りがつきました。
途方にくれるほどの数の猫たちのTNRや里親探し
また餌だけあげてる人に餌のあげ方を教えていくことの難しさ
近隣のごみ拾いや片付けをして理解を求めること
負傷した猫の治療や譲渡
ホームレスさんたちとも仲良くならないと、
とても猫のことでの協力は得られません。
近所のおまわりさんたちとも顔なじみになりました。

本当にいろいろありました。





ボス猫クリーをたくさん褒めると同時に、自分自身のことも
よく頑張ったねと褒めることができました。
やり切ることができたのは、
関わった彼ら(猫たち)がみんないい子だったからです。



それぞれが、ただの猫ではなく、個々に物語を持っていて
そこで確かに生きているという事実があり
うったえてくるものがありました。



たくさんのことを教えてもらうことができましたし
中でもクリーがうちに来たのは、わたしを支えるためだったんだろうと
そんな気がしています。

年明けに何度も体調を崩しましたが、
クリーはそのたび持ち直してくれました。
具合の良くない中でも、廊下飼育してる子猫たち
(この時期部屋が足りなくて)を、しっぽで遊ばせていました。




お別れが近づいてきても、よくわたしの話を聞いていたし
お返事もしてくれました。
なんでもわかっているようでした。



間もなく、お義父さんの初盆と一周忌があり
わたしはちょっと長めに浜松を離れないといけません。
心配だったのが心臓病のりんちゃんと高齢のクリーでした。

そこを察するかのように、ぎりぎりのところまでがんばり、
眠るように旅立っていきました。
りんちゃんのときもそうですが、クリーもきれいにしてあげたいと
思っていたので、私の中に悔いを残させない絶妙なタイミングを
選んでくれました。
全部わかっているようで・・・。

みっともないくらい泣きながら、クリーをきれいに洗って
丁寧にドライヤーをかけて
その間いろんなことを思い出し、反省したり懐かしんだり
急に寂しくなったり、仕方ないよねって思ったり・・・。
クリーがきれいになるころに、心の波が穏やかになるのを感じました。

お線香を炊いて、お花で飾る時も
ありがとうありがとうの繰り返しです。



友人がクリーの旅立った日は『世界猫の日』だと教えてくれました。
最後まで出来すぎだったことに、さすがクリー
王様だったし、ボスだったし、若かりし頃は王子様だったし・・・。



現世ではもう会えないんだと思うとやっぱりまだ泣けてきます。
でもいつかきっと会えるだろうなぁとも感じているので
まだまだ頑張らないといけないですね。
しばしのお別れです。

クリーが旅立った日、産まれたばかりの子猫の相談があり
4匹引き取りました。
現状いっぱいいっぱいの状況ですが、クリーに背中を押された気がします。
自分さえよければなんて、ボス猫クリーは絶対しないだろうなと
思いますから。

今頃、向こうでみんなに出迎えられて楽しくやってるかもしれません。
わたしやダーリンのときは、一番先頭でしっかり出迎えてくれる気がします。

もし初盆中生きていたら難しい点滴をしなければいけなくて
スタッフのMちゃんに頼んでありました。
快く引き受けてくれたこと、本当にありがたかったです。
クリーのおかげで、知り合うことができた人たちも大勢いて
本当にスペシャルな子でした。

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チャオ缶届きました

2023-08-05 10:04:43 | 会からのお知らせ
昨日、〇川急便の方が汗びっしょりになって
チャオ缶24ケースを運んできてくれました。

さっそく、預かりスタッフさんにまぐろ・かつお・とり
各1箱ずつ渡しました。

今年度もみなさんが協力してくださったチャオちゅーるの応募券。
フリマスタッフさんたちが毎週のように切ったり貼ったりして
集めに集めて24ケース分でした。

おかげさまで、猫と暮す会で保護した体調不良の子や
慣らすことがどうしてもできなくて
一生保護猫として暮らしていくことになった子たちの預かり先に
どど~んと運ぶことができます。

美味しいものを食べることは、
人とのコミュニケーションが苦手な猫さんたちにとっては
大切な時間です。
みなさまのおかげで、そんなお楽しみ時間を作ってあげることができます。

また、季節の変わり目などで体調を崩したり
避妊去勢手術後のちょっと不安定なときに
チャオ缶をあげてご褒美タイムを作ることもあります。

様々なところで出番があるので、助かっています。
本当にありがとうございました。


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