そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

大晦日ですが

2022-12-31 18:43:38 | 会からのお知らせ
今年も残された時間はあと数時間です。
いろんなことがありました。
多くのみなさまに支えられて、たくさんの活動をし
様々な成果を得ることができました。

正確な数は把握していませんが、それこそ200匹近い猫たちの
避妊手術に関わってきたと思います。
もしも手術してこなければ、
それこそ繁殖に繁殖を重ねる結果になっていたと思います。

また、たくさんの猫たちが新しい家族の元へ巣立っていきました。
どの子も、【この子がいい】と言って迎えていただきました。
難しい病気で(治癒しましたが)、譲渡が難しいかもと思った子にも
素敵な縁が舞い込み、これには本当に涙しました。

様々な出逢いがあり、そこにはそれぞれ唯一無二の物語が生まれました。

保護した中には、残念ながら力尽きてしまった子たちもいます。
泣いては前を向き、泣いては前を向きの繰り返しでした。
譲渡したお家から、天に還った報告をいただいた子もいます。
どの里親さんも言葉にできないほどの愛情をかけて
看取ってくださいました。

嬉しいこと、楽しい事も数えきれないけれど
悲しい事、悔しい事、情けない事もやはりたくさんありました。

それこそが、命あるものに関わっているからで
そこを無視することはできません。

みんなで想いを共有しながら、それでも1歩1歩進んでいます。

みなさまからの寄付だったりお便りだったり
フリマに来てご購入してくださることだったり
そういうことのすべてを励みにして、続けています。

大晦日の今日も、遠方までトライアルに動いてくれたスタッフさん。
みなさまからのお便りを、ギリギリまでアップしてくれるスタッフさん。
寄付の荷物を取りに動いてくれるスタッフさん。
預かりっ子のお世話は、年末年始だからと言って
お休みできるわけではありません。

ポジションは異なりますが、熱い想いで頑張っています。
そんな私たちですが、来年度も引き続きよろしくお願いいたします。

パソコンの前になかなか座る時間もなかったわたしですが
山のように書き溜めたことが残っています。
少しづつ、ご紹介していこうと思います。


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白くんとちゃあ坊の行方、そして猫回り終了

2022-12-30 19:55:06 | そらまめの猫回り編
12月18日の夜からまったく姿を見せなくなっていた白くんとちゃあ坊



どこへ雲隠れしたのかと、毎晩探して歩いていました。

2匹揃っていなくなるなんて絶対おかしい話です。
心当たりの場所はくまなく探しました。

ふと、以前餌だけばらまいて歩いていたバーバラ(おばあちゃんふたり)が
暮していたマンションが気になりました。
ここはペット可で、犬や猫の好きな人たちが暮らしています。

1回だけ、2階のベランダから白くんが屋根づたいに降りてきたのを
見かけたことがあります。
おっかさんや新ちゃんが生きていたころは、
1階の住人がご飯をあげていました。

餌箱は撤去されていますがどうにもそこのマンションが怪しい・・・。

そこで暮らす住人の方にお話しして
マンションの敷地内に入らせてもらいました。
裏手に回ると、以前餌をあげていたお家の裏口ドアが猫が通れるほど
少し開けてあり、ドアノブが勝手に風で開かないように
ひもで固定されていました。

あれ?もしかしたら・・・。

ちょっとドキドキしながら、いつも2匹を呼ぶときに使う音をさせると
やっぱりです。
中からにゃあにゃあ声がして、白くんとちゃあ坊が顔をのぞかせました。

よかった~。
ここのお宅に入れてもらえてたんですね。
ちょうど、ぐっと気温が下がってきたことをきっかけに
家に入れようってことだったんですね。

ドアが少し開けてあるということは、閉め切ってしまうと
警戒して室内で暴れたり鳴き声がすごいってことかもしれません。
なんだかほっとして、気が抜けてしまいました。

どこまでどうされるつもりなのかもわかりませんが
年が明けて落ち着いたら、一度お話しさせてもらおうかなと思います。

そのまま中外であっても飼ってもらえるなら、それに越したことはないし
もし寒い時期だけのことなら、こちらで引き取る意思のあることを
お話ししてこようと思います。

にしても・・・白くんはともかく、ちゃあ坊を室内に誘導できたとしたら
かなりお世話をしていたことになります。





わたしの知らない日中に、2匹は自分たちをかわいがってくれる人と
出逢えていたんですね。



これも猫の賢さだと感心します。
生き延びるための知恵をしっかり持ち合わせていました。
2匹が幸せなら、何も言う事はありません。

というわけで、なんだかあっけなく猫回りが終わりの時を迎えました。
ひとことでは語り尽くせないほどの出来事がありましたが
こうして幕が閉じることとなりました。

実家の父の介護もあり、ダーリンも体調が万全ではないし
猫回りを代わってもらうこともできませんから
神様がこれでここに通わなくてもいいよって流れにしてくれたような
そんな気もします。

白くんとちゃあ坊の幸せを祈ろうと思います。
2022年12月、長い間続けてきた猫回り終了です。

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冷え込みの増す夜

2022-12-20 07:09:41 | そらまめの猫回り編
この場所の猫たちに関わるようになって
何年の歳月が過ぎたんだろうかと思います。
この場所とは、浜松市の中心地に近いいくつかの町をまたいだ場所です。

以前勤務していた会社の通勤路で猫たちを見かけたのがはじまりで
20年以上経ちました。

総数180匹ぐらい・・・。
すべて順番に、数年かけて手術をしてきました。

譲渡できる子は譲渡もして、近所で飼ってくれるというと
室内飼いを伝えてきました。
終わりが近いと感じれば連れて帰って看取りました。
知らぬ間にいなくなった子も、事故死してしまった子もいます。

今は、ここには2匹しかいません。
どなたかがご飯をあげてくれているのはわかっていますが
数人いらっしゃるのかなと・・・。

でもとりあえず毎晩行きます。
猫を見回ることから、自身で勝手に【猫回り】と名づけ出向いています。
ご飯をあげるのが目的ではなく
そこにある糞やゴミや、食べ残しの餌を片付けるのが本来の目的です。

また、具合が悪くなった時薬をあげたり、
もしものときは連れて帰ることも含めています。

ご飯をあげるだけの人は大勢いますが
いざ病気、いざ弱ったときに、手を差し伸べる人はほとんどいません。
いなくなって、必死で探す人も少ないです。

今の2匹は、両方の耳の先端がVの字にカットされたいわばさくら耳です。
繁殖をすることはありません。



どちらも8~10歳ぐらいの雄猫です。
このあたりは2匹だけなので、雄同士、別々のところから来たのに
妙に仲が良くてちょっと笑っちゃいます。
猫の世界も不思議なものです。



ここ数日で気温がぐっとぐっと低くなって、気の毒なものです。
生きることの過酷さを、ここで暮らしてきた猫たちから
たくさん学びました。



猫の嫌いな人たちの気持ちも、同じようにここで理解できました。
地域の方の黙認という形の地域の猫との共生も、
必要なことだとも思いました。

外で暮らす猫のこと、関わる人のこと、続けることの意味
手術の大切さ・・・数々のことを教えてもらってきました。

わたしにとって大事な場所なんですが
2匹は、日曜日に姿を見てから、すでに丸4日。
ぱたりと姿を現しません。
気配もなく、少し心配しています。

ただ、2匹同時に何かが起きるということも考えにくいので
2匹つるんでどこかでご飯をもらっているのかなという気もします。

いずれにしても、しばらく近隣を探し歩いてみようと思います。

室内のみで飼っているわけではないため
何か起きる覚悟は常々していますが、そうは言っても
できることなら最後は連れて帰ってあげたいと思っています。
体調が悪いとか、怪我をしたとか
どんな姿でもひょっこりと現れてもらいたいです。



寒さが厳しくて、冷え込むため
どこかで暖をとっていて、姿を見せたくないだけならいいのですが・・・・。

嫌いな人に追い立てられて場所移動したりとかの可能性も
否めません。

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正式な手続きと新たな旅立ち

2022-12-18 18:22:21 | 会からのお知らせ
今日も譲渡会場はひっきりなしに訪ねてくださるみなさまで大盛況でした。

先週からトライアルに行っていた子たちの正式なお手続きや
寄付の品物を運んでくださる方々。
ありがとうございますの言葉が弾んでしまいます。
スタッフさんがとても感じがいいと、何人ものみなさまにほめていただき
本当に嬉しかったです。

今日、新しいお家にトライアルに出発した子たちもいます。
子猫だけではなく、手術の済んだ数匹の若猫たちににも声がかかります。

お仕事の関係や不在時間が結構長い方は
小さな2か月齢の子猫たちを避けて、あえてもう少し
大きくなった子たちを選択してくださいます。

可愛いだけで命ある生き物と暮らすことはしないという
至極当たり前のことを理解してくださる方が増えて
本当にありがたいし嬉しく思います。

今年も残すところあと2週間です。
1匹でも多くの子たちが、新しい飼い主さんの元で
幸せに暮らしてほしいと思います。

お正月休みに重なったときのみ、わたしたち猫と暮す会の譲渡会は
お休みしますが、それ以外は休むことなく毎週続けています。

年末年始であっても、予定が合えば
個別にお見合いも受けつける予定です。
*ただし万が一体調を崩したときに動物病院がお休みに入るため
小さな子猫とのお見合いはお休みです。

12月25日
今年度最後の譲渡会が浜北区のルグランさんで開催されます。
クリスマスに幸せを手にできる子たちでいっぱいになりますように

冬休みもありますから、猫と暮すことをぜひご検討いただけたらと思います。

☆お願い

寒さが厳しくて冷え込んでいます。
猫と楽しく暮らす秘訣は・・・。
室温を高く設定しておくことだと思います。
それと、脱走対策をきちんとしておくこと。
この2点ができれば、快適猫ライフが送れると思います♪


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胃腸障害と寒さ対策

2022-12-16 16:24:12 | 病気&事故の話し/猫編
12月に入って、しばらくは夜も9℃とか13℃とか
日によっては何とかなるかなと思われる気温でした。

ここ数日は風も強くて、日中ですら6℃とかを表示しています。

今月に入ってから、ピタッと子猫若猫の相談がなくなりました。
代わりに、体調不良でうずくまってる猫を見かけたとか
そういうときどうすればいいですかとか
TNRしたのに猫の姿を見かけなくなってしまったとか
そんな相談が増えています。

そして、保護できた猫たちも次々に体調を崩しています。
とにかく暖かくしてもらうしか手立てはありません。
室温26~28℃くらいで、あとはこたつとかペットヒーター
猫ベッドに湯たんぽなどなど
できる方法はそれぞれのお家で考えてみてください。

暮らす会で子猫のいるお部屋は、28℃設定にしてもらってます。

保温をしっかりして、あとは受診してきちんとお薬などをもらい
安静と栄養補給につとめるしかありません。

今はやっかいなのが、嘔吐下痢を伴う胃腸障害です。
吐き気がひどいと気持ち悪くて食べられなくなりますから
気の毒なことになってしまいます。

季節の変わり目の寒暖の差でやられているのかなとも思いますが
もうひとつ考えられるのが、食べ過ぎです。
猫は本能的に、寒さが厳しくなる前にはたくさん食べ込んで
太ろうとする傾向があります。
真冬に痩せていては、その年を越せないということなのかもしれません。
ですが、この食べ過ぎも軟便とか、嘔吐の原因につながることが
しばしばあるわけです。

しっかり見極めて、対応していくしかないのですが
ある程度の大きさがある猫なら、2~3日で回復します。

慎重に様子を見ないといけないのが子猫たちです。
脱水傾向になりやすいので、しっかり受診していくのがベストかなと
思います。

信頼できるかかりつけの先生がいると、こういうときは安心ですね。
そして、寒さ対策をしっかりとお願いします。

外で暮らす子たちは、誰にも寒さ対策なんてしてもらえないし
どれほど大変だろうかと思います。
浜松ですらそんなことを思って苦しくなるのに
雪の積もるような地域で暮らす猫たちってどうしているのかと
毎年毎年考えてしまいます。



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ギリギリの選択

2022-12-15 08:53:39 | いっしょに考えたいな
先日、子猫を(と言っても3か月~4か月齢)保護した方の相談を受けました。
会員登録して、担当スタッフさんも先方宅に出向き
お話しを聞き、駆虫もしてきてくれました。
ワクチンも済んでいるので、写真をいただいて
ホームページに掲載するだけのところまできていましたが。

慣らすために入れたケージ内で、3匹が時間を問わず泣いていて
それに我慢することができなくなって
外に戻してしまったそうです。

連絡をもらったときは、すでに外に出してしまった後で
こちらももうどうすることもできませんでした。
鳴き声に、すっかり気持ちが参ってしまったそうです。

これまでかなりの頭数の猫たちを保護している方で、
家の子として育ててきました。
ただ、これ以上は自宅の子として迎えられず
それで里親探しをしたいというお話しでした。

できることなら、もう少しがんばってもらえたら・・・。
とも思うのですが、そう決めたのなら無理強いはできませんから
後は、時期がきたら手術をしてあげてほしいと思います。

急に寒くなりましたから、外の生活は過酷だと思います。
母猫の手術はすでに済ませてあります。

こういうとき、外に出したご本人も苦渋の決断だったと思うのです。
気持ちも頭数も目いっぱいのところに立たされていたことに
気づけなくてすいませんと、担当スタッフさん。
車に乗らない彼女が、バスに乗って遠いところまで
子猫の現状を知るために出向いたことを考えると・・・。

他になんとかならなかったのだろうかと、重たくのしかかります。
紙一重のところで、猫たちのその後が変わりました。

誰のせいとかそういうことではなく、
その子その子の運とかもあるのかもしれません。

助けたいと思う人も、やはりキャパの問題もありますから
見つけた子すべてを助けることは不可能です。
餌だけあげて、あとは知らん顔の人がまだまだ多くて
そんな人のいる地域で暮らしている人は
その尻拭いに、保護したくてもできないと悩むことになります。

やはり増やさないこと、それに尽きると思います。


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暮らす会のスタッフさんたち

2022-12-14 06:00:44 | いっしょに考えたいな
野良猫の手術の相談をしてくれる方が
そのまま会員登録して、今度は自身もボランティアとして
地域の野良猫たちの手術をがんばってくれたりしています。

ベテランのスタッフさんたちが、丁寧にアドバイスしたり
サポートしながら輪が広がっていきます。

自分自身を振り返っても、元々特別な何かができたわけではなく
よく知っている方たちに手ほどきを受け、そこから学び
その中で何が正しいのか、やれることは何かを
模索しながらここまできました。

自分が苦労した経験が、次の誰かを助けることに繋がっていけばいいと
そう考えて続けています。
失敗もすべてよい経験です。
まだまだ人生修行が足りないんだと反省したり戒めたり。

現在、スタッフさんたちは東奔西走する日々を過ごしています。
相談事を聞き、できることはお手伝いし
遠方まで、譲渡の決まった猫たちのトライアルに出向き
具合の悪い子、なかなかなじめない子の様子を見に
先方宅までお邪魔して、やり方を見せてきたり・・・。

もちろんHPの管理、ブログの更新、
バザーの手作り品の作成など多岐に渡っての活動ですから
それぞれが得意な部分で力を尽くしてくれています。

このところ原因不明の胃腸障害が流行っていて
預かりスタッフさんたちは、この症状が出ると
それこそしばらくはひぃひぃ言いながらの子育てになります。

今年はあたたかかったせいもあり、小さな子猫の相談が
11月末まで続きました。
例年よりひと月ほど長かったわけです。

成長した若猫、1歳過ぎた大人猫の譲渡が少し遅くなることになります。
家族に迎えてくれる方が現れるのを、それこそ今か今かと待ってる子たち。
何としても佳き縁を結びたいので
どうアピールしていけばいいのかも課題です。

猫と言っても、それこそやることがたくさんありますが
スタッフさんたちの報告を見て、頭が下がることもしばしばです。

スタッフさんのおかげで
たくさんの命が助かっているし、
助けたい人の心もサポートできているのかなと思います。

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縁起物のコウノトリPart2

2022-12-14 05:37:25 | 風景・花によせて
またまたコウノトリに遭遇です。
同じコウノトリがやってきました。



なんだかものすごく嬉しくなってしまいました。
『また会えたね~♪』
単純すぎるかも・・・わたし。

コウノトリは幸せを運ぶ鳥で、赤ちゃんを授かるとも言われています。
コウノトリの雄と雌は非常に仲良く子育てをすることから
その姿を見るだけで幸せな気持ちになり
縁起の良い鳥とされてきました。

写真で申し訳ないですが、掲載します。
めちゃめちゃ近くで撮影させてくれました。
みなさんにもいいことがたくさんありますように。



なんだかまた会えたことで、心がほっこりしました。
うんうん、きっとだいじょうぶ。
頑張れって応援してもらえてる気がしました。
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喪中の葉書

2022-12-11 17:00:00 | そらまめのひとりごと
義父の永眠を告げる喪中の葉書を出しましたが
逆にお知らせの葉書も何通かいただきました。

わたしの年齢になると、こうしたお葉書を受け取ることが
年々増えてきます。
ほとんどが、親の世代が亡くなったことを知らせるものですが
その中に1通、驚くものが混じっていました。

ダーリンの大学時代からのバンド仲間は、非常に仲が良くて
よく集まりました。
卒業してからも、結婚してからもお付き合いが続いています。

若いころは、わたしがいちばん年下で
『ガキんちょ』と言われてかわいがってもらっていましたが
その仲間の奥さんが亡くなったことを告げていました。

ご本人に直接確認できなくて、当時のリーダー役の方に
ダーリンが連絡を入れたところ、
7月10日に自ら命を絶ったということがわかりました。

コロナ前に集まった折は、若々しくて年を感じさせず
かわいらしいままでした。
わたしにも、変わらず優しいお姉さん口調で話してくれました。

入院もしていたそうですし、ご主人であるダーリンの友人は
会社もやめてそばにいたということでした。

死んでしまいたくなるほどの何かがあったのか
それとも年齢的にホルモンのバランスがひどく崩れてしまったのか
はっきりした理由はわからないままです。

こうして葉書をいただきましたが、みなさんに通知するのはほんとうに
辛い作業だっただろうと胸がいっぱいになります。

自分の体調が回復したら、ダーリンはまたみんなで会いたいと話しています。
青春時代の仲間のひとりが消えてしまいました。
キラキラしてた時代の大切なものが、欠けてしまったような・・・。

今年は、いろいろありすぎて
命の儚さを、ひしひしと感じることが多いです。


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ダーリンの退院

2022-12-11 15:24:34 | 病気の話し/人間編
先生からお話があるというので、勤務を代わってもらって
時間を作ったのですが・・・。
何ならついでにそのまま退院していいよとのことで、
7日に退院してきました。

2日に25センチちかくお腹を切ったのに、いくらんなでもハードすぎる。
盲腸かよ!と突っ込みを入れたくもなりますが
コロナのことや、病床回転率などのこともあるのかもしれず
連れて帰って参りました。

帰ってきても食欲はないわ、お腹は痛いわで
ひーひー言ってました ☚ ダーリンが
弱音を吐いたりわがままを言うタイプではないのですが
それでもさすがに苦しんでました。

昨日あたりから、普通に戻ってきてくれたので
わたしも少しほっとしました。

再発性ですから、またいつ何時オペになるのかはわかりません。
考えたら怖い話なんですが、そのときはそのとき
がんばって生きていくしか他にないですよね。

ともかく、退院できて徐々に回復してることがありがたいことです。


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正論は必ずしも幸福にあらず

2022-12-10 17:32:08 | 病気の話し/人間編
実家の父の毎日が、ほぼ決まって来て
少しばかり落ち着いてきたような・・・こないような・・・。

1日おきの血液透析、週2日のデイサービス。
これはお風呂とリハビリがお目当てなのと、高齢の母を
少し解放できたらという配慮から。
毎日来てくれるヘルパーさんたち、てきぱきと感じがいいです。

でも、やっぱりこれだけだと毎日がとってもつまらないらしく
週1日、わたしが休みを取って両親を車に乗せ
スーパーめぐりやランチをしようということになりました。

要領を得ないわたしのサポートでは、コツもわからず
車の乗降からどこかに座ってもらうにしても
ものすごく大変です。
車いすの運び入れ、荷物と父を支え
ふだん使ったことのない筋肉が悲鳴をあげる始末です。

先日は何十年ぶりかのもんじゃ焼きに、はしゃいで嬉しそうな両親。
身体のことを考えたらよくないのかもしれませんが
栄養学的に正しいことが、かならずしも幸せなことにはならないと
わりきっての外食です。

幸せを感じる時間が多い方が、いいのかなと思います。
残りの時間なんて誰にもわかるはずはないけれど
普通に考えたら両親の残りの時間はわずかです。

それなら、笑って過ごせることの方が大切なんじゃないかと
自分の中でそんな答えが見えてきました。

最近は生きること、死ぬことについて考えることが多いです。
逢えなくなるのなら、逢える時には笑ってもらえたらいいかな。
きっと後々幸福だった記憶が呼び起されると思います。

それは何も高齢の両親に限ったことではなく
わが家の高齢の猫、病気の猫たち、猫周りの猫たち
しっかり声をかけようと思います。
優しく話しかけようと思います。
そんなことしかできないけど、そんなことならできるから。

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ダーリンの手術

2022-12-03 12:51:33 | 病気の話し/人間編
再発性の後腹膜腫瘍。
昨日3回目の摘出手術となったダーリン。

今はコロナで、オペ中ずっと病院で待ってることができません。
自宅で電話待ちでした。

落ち着かないので、冷蔵庫の中を整理して掃除したり
猫の毛玉をはさみでカットしたりして過ごしてました。

予定よりかなり早い時間に無事に済んだ連絡をいただきました。
病理検査に回すので、取り出した病巣に関しての詳しいことは
そこまでおあずけですが、ひとまずやれやれです。

体質というのか・・・脂肪腫が変異してがん化するのかもしれません。
めずらしいとだけ言われてますから
今は、できたら取るの外科的療法しかないと言われています。

世の中には、難しい病気になる人がいて
たまたまそれがダーリンだったんですね。

年を重ねると、そのうち手術に立ち向かう気力がなくなるんじゃないかと
そこを心配しています。

今年は、本当に何の罰ゲームかと思うほど
次から次からいろんなことが起こりました。
しかも同時進行でこなさないといけなかったりしました。

今もまだ渦中なんですが・・・。
人間って不思議なもので、はじめはとまどうんですが
だんだん順応すると言うか、馴染んでしまうと言うか
慣らされてしまうというか。

そして、最後はウルトラ開き直りです笑

毎日、そのときできることをしていると日にちが過ぎて行き
それは、まったく同じではなく変化して
そのうち麻痺しているのか、わりと心は静寂でした。

強い自分と弱い自分。
弱い部分は、みんなに助けてもらおうと思ったし
自分ががんばらないといけないところは、
しっかり両方の足で立っていようと思いました。

とりあえず何とか目処が立ったかなって気がしています。

こんな時期でもずいぶんたくさんの子猫たちと老猫、
病気の治療が必要な子を助けてあげることができました。
人に恵まれている自分を再認識です。
佳き縁に守られていることに感謝です。

過去に救ってきた猫たちも、助けてくれたのかな。
逆に救われているってことですね。

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