そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

三島町のにゃんこたち♡ありがとう

2019-02-28 10:44:59 | 会からのお知らせ
昨日、GALAXY ACTION CLUBのN様経由で


三島町のにゃんこ一同様より、寄付金をいただきました。


30,000円です。


保護っ子たちの治療費にあてたいと思います。


添えられたお手紙には


いつも名も無い命を想っていただき

ありがとうございます



と綴られていました。


関わったごく一部しか助けることはできませんが


手元に来た子たちにはお名前をつけて


幸せになる道をしっかりと探していきたいと思います。


そのときできる精一杯・・・・をスタッフさんたちと模索していこうと思います。


いつもありがとうございます。
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ちぃちゃん見つかりました

2019-02-28 10:06:45 | 探しています/保護しています
1月30日、飼い猫のちぃちゃんがマンションの3階から脱走してしまったとご相談を受けました。


連絡をいただいたのは3日後の2月2日のことでした。


すぐに電話をし、状況をうかがってやっていただくことを伝え


猫と暮らす会のホームページに掲載しました。




飼い主さんは、猫はすぐに死んでしまうと思いがちですが、どんな高齢の子でも


けっこうな長い期間放浪しても、ふたたび再会することはできるのです。


まして若いちぃちゃんがすぐにどうこうなるはずもありません。



根気よく探してほしいことをお伝えしました。


そして、昨日。


ついにちぃちゃんに奇跡が起きたのです。


この奇跡を呼んだのは、紛れもなく飼い主さんたちの強い想いだったのではないでしょうか。


お昼に電話がありました。


「最近うちに餌を食べに来る子がいて、人馴れしている感じだったので


ネットで調べたら似ているのですが」という事でご連絡いただきました。


妻(一番懐いている)がすぐ向かったところ、まだその方の家の周りにいて、


庭に来たところで、優しく呼びかけたところ、


尻尾を立てて少しずつ近づいてきて、最後スリスリしてきたところを捕まえて、


持参してきたキャリーケースに入れたそうです。


3~4分ほどのことだそうです。


最近食べに来ていて、人馴れした感じはしていたそうですが、


触らせてくれたのは妻だけだったそうです。


家に戻ってきた当初はしきりに鳴いていましたが、たくさん餌を食べて、今はすっかり落ち着いたようです。





飼い主さんのご自宅からはけっこうな距離のある場所での目撃情報だったのです。


痩せていましたが、とりあえずは元気そうで本当にうれしいです!


念のため病院で診てもらおうと思います。


この一カ月近く、寒い中本当にがんばってくれたと思います。


これからは脱走に気をつけて大切に飼育してゆきたいと思います。




お電話でアドバイスをいただき、励ましていただき、本当にありがとうございました!!


猫と暮らす会のホームページを見て


連絡を入れてくださったそうです。


ちぃちゃん、よく頑張りました。




本当に良かったです。


脱走したら、まず近隣を探したり、ボランティアの掲示板に情報を載せてもらったり


チラシを貼ったりとやれることは必ずやってもらいたいと思います。


中には、飼い猫の写真が1枚もないと言われてびっくりしたことがあります。


脱走は絶対に避けたいところですが、それでも、それでも万が一のときのために


心がけておかないといけないことはたくさんあります。


そして、飼い主さんはあきらめない心で飼い猫を探してあげてください。


その子のことを、見つけ出してあげられるのはやはり飼い主さんしかいないのですから。



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コナちゃん☆またいつかね

2019-02-26 17:29:20 | 天に還った猫たち犬たち
それは、本当に突然の出来事でした。


2カ月前に譲渡したコナちゃんが、亡くなってしまったという悲しすぎる電話でした。




まさか・・・の言葉しかなく衝撃を受けたまま、やはり動転した飼い主さんのお話しを聞いていました。


説明をするその声も震えているのがわかりました。


避妊手術を受けたのが23日土曜日。


自宅に戻ってからも元気はなくて、かなり心配はされていたのですが


女の子なら術後じっと痛みに耐えることはよくありますから、様子を見ていたそうです。


翌24日。


ふらつく様子が気になって施術した獣医さんに連絡を取ると、やはり今日は様子を見て


それでも食欲や様子がおかしかったら月曜日、受診をと指示をもらったそうです。


でも、夕方18時40分。


少量ではあるものの口から血を吐いて倒れこみ、コナちゃんはそれきりになってしまったそうです。


わたしが連絡をいただいたのは、それから20分後の午後19時のことでした。


事前の血液検査も問題がなく、無事に手術が済んで


麻酔から目覚めて自宅に戻ってきています。


いろいろ、こちらで考えてもどうにもならないので、施術してもらった獣医さんに


コナちゃんを連れて行ってみることにしたのです。


月曜日の朝いちばんで病院を訪れて、先生とお話しました。


検査の結果、施術時の麻酔の種類、ガーゼの置き忘れの問題などなど


1件のオペ時に記入する書類も見せていただき、


スタッフさんも大勢立ち会っての手術だったと説明を受けました。


先生が、手術の技術的な失敗は考えられないけれど、手術をしたことそのものが原因で


コナちゃんが亡くなったことは事実だし、申し訳なかったと頭を下げて飼い主さんに


向き合っていました。


飼い主さんは、昨日から自分のせいでコナちゃんが死んでしまったのではないかと


思っていらっしゃいました。


ふらっとしたときお腹をぶったんじゃないかとか、


具合が悪そうだったときすぐに受診すればよかったとか・・・。


何かのサインを見逃してしまったんじゃないだろうかとか・・・。


でもそうではなかったことに、ほっとした表情で『気持ちが楽になりました』と


涙目でつぶやいていました。


自分のせいで、あんなに可愛がってた子を逝かせてしまったと思ったら


やりきれません。


その後、飼い主さんの意向もあり、コナちゃんを病院に預け


今一度、わかるものなら原因究明のための開腹手術をしていただくことになりました。


コナちゃんが戻ってくるわけではありませんが


どうしてこうなってしまったのか理解した上で見送れたのなら


これから先、失った悲しみにもしっかり向き合えるのかもしれません。


ひとつづつ、心の中で整理整頓をしていくしかないのですが


でも、突然逝かれるショックがわかるだけに・・・本当につらいです。


コナちゃんは昨年10月の半ば、性格は抜群なのに


体中カビだらけで殺処分に持ち込まれた4兄弟姉妹の1匹です。


お世話していたスタッフさんも、コナちゃんの亡骸に頬をつけて涙していました。


わたしは、よく頑張ったねと何度も体をさすって・・・・そして


もう一度、飼い主さんの元に戻っておいでと念じました。


こんなに早く駆け抜ける風のように旅立っていきましたが


それでも、優しい温かいお宅に縁があり、しかも兄弟のタロ君といっしょでしたから


コナちゃんは幸せだったと思います。




コナちゃん、しばしのお別れだね。


必ずパパとママとタロ君のいる場所に、戻っておいで


今はそう言ってコナちゃんの魂が安らかであることを祈ろうと思います。






**********************************************************************

本日、開腹したコナちゃんのお腹の様子を写真で見せてもらいました。


きれいなオペでした。


問題があったのは、肺だったようです。


色が変わっていて、そこが炎症していたと思われますが


左右の色の違いも先天的なものなのかが判明できず、病理に回したそうです。


滅多にないことですが、こういうこともありうることを


念頭に入れて活動していかないといけないと思いました。









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価値観の相違

2019-02-26 03:03:24 | 不妊手術・TNR
捕獲した2匹の猫を搬送し手術していただきました。






お腹には赤ちゃんがいました。


どこかで生まれてしまう前に手術ができてよかったと思うと同時に


お迎えの時、病院で渡された赤ちゃんたちの亡骸。


申し訳なさすぎて、何度もごめんねと謝りました。


明日斎場に連れていきます。


もっと早く動いていたら、こんな嫌な気分にならずに済んだのに・・・。


自分にもちょっと腹が立ってしまいます。


相談者の方も、できないとしり込みする前に、まずやってみてほしいと思います。


ご飯は毎日あげるのに、なぜこんな肝心なことをおろそかにするのかなと悲しくなります。


かわいそうだと思うところがきっと違うんでしょう。


ご飯は毎日食べないと死んじゃうからかわいそうって思っての餌やりですね。


では、その子たちが産み落とした子たちがどこかで命を落とすのはかわいそうではないのかな・・・。


今回の方は、それでも手術を決意してくれたので、産ませてはいけないことは


充分理解してくれていると思います。


でも、時には、何匹もにあげる餌代はもったいなくないけれど、


手術の代金は惜しい、もったいないと思う人にも遭遇します。


どうしてなんでしょうか。


価値観の相違と言ってしまえばそれまでですが


自分の見えてないことには無頓着な人が、とっても多いんですね。


ひとつの事柄を、いろんな角度で捉えて思いめぐらさないと


解決するのは難しいとつくづく思います。


今の時期は、メスは妊娠している子が多いのですが


ついに浜松市の予算は底が見えてきて、


4月以降でないとそろそろ申請が難しいかもしれないところまできています。


となると・・・、やっぱりまた生まれちゃいますね








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たくさんの赤い糸

2019-02-25 07:07:13 | 会からのお知らせ
昨日、一昨日の2日間で・・・びっくりするほどたくさんの子たちが


新しいお家へホームステイに行くことができました。


中には手術の済んだ若い猫たちも数匹います。


みなさん、単なる猫ブームに乗っかってるわけではなく


今の自分たちの環境や状態に合わせてスタッフの話に耳を傾け


迎える猫たちの月齢・性格をしっかり見極めてから申し込まれていらっしゃるようでした。


堅実な方が増えて嬉しいです。


等身大に合った選び方を見ても、その後そのお宅で


猫たちが幸せになるであろうということがよくわかります。


無理しすぎないというのは、迎える側にとっても幸せなことだと思います。


まだまだ、性格のいい子、見た目のきれいな子などたくさんいます。


佳き方に赤い糸がつながっていますようにと願い、日々の活動を続けていこうと思います。


今回ステイに入った子たち。


先住猫さんとの相性や新しい環境に適応できるかなどいろいろありますが


今週末の結果を楽しみにしたいと思います。


猫たちも、里親さんたちも、フォロースタッフさんたちも、みんなファイト


それから、正式譲渡の手続きにいらしてくださったり、寄付の品をお持ちくださったみなさま


心から感謝申し上げます。


みなさまのこれからが、優しく色づいていきますように


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平成30年度動物慰霊祭

2019-02-23 20:50:49 | そらまめのひとりごと
今日、23日は動物慰霊祭が静岡県動物管理指導センターで取り行われました。


毎年行っています。




出向く理由はいろいろありますが、この場所をどうしてもこの目に焼き付けておきたいのです。


ここは、街中の雑踏からは遠く離れた場所に位置していて、


当然のことなのかもしれませんが、明るいイメージはありません。


もちろん、ここから新しい場所に向かってスタートを切れる子もいます。


ですが・・・樹木で囲まれたうっそうとした道を搬送車に乗せられて、この地が最期の場所となる子たちが


まだまだたくさんいるのが現実なのです。




そこに行きつくまでには、たくさんの『ふるい』があったはずなのですが


残念ながらどこの網にもひっかかることのできなかった子は、命の終わりを迎えているのです。


それは、ある意味人が決めた命の終わりなのです。


抗うすべを持たず、受け入れることでしか終われない・・・・。


存在を人に罪だとされて、何もできなかった子たち。


誰の耳にも聞こえることはなかった助けての声。


愛してもらうどころか、生きることすら許されなかった子たち。


そういう子たちがいることを、そしてここで終わりを迎えたことを


絶対に忘れたくないから、毎年行くのです。


自分に負けそうなとき、連れて行かれた子たちがこの場所を通過する姿を想像し


どこかに救いの道はないのかと頭をフル稼働させて考えるためにも。


人間は弱いから・・・・。


楽なことを覚えたり、嫌なことから目をそらしてしまうと


簡単にすべてを忘れたり、言い訳人間になっちゃうから。


どっかで誰かが想って行動してあげないとね。







そして・・・・。


想いのある人は、大勢いた方が絶対いいに決まってるんです。







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体調不良の〆は自分

2019-02-21 21:08:33 | 病気の話し/人間編
先日、〆はダーリンが大腸炎になりましたと書いたのですが


どうやら〆は私でした。。。


19日の朝起きてから、どうにもこうにも体もだるく悪寒がすごいんです。


そのうち、どうしようもなくなってゲロゲロ状態。


賑やかにピーピー音色も鳴り響くってか


今日は、こんな冗談ぽっく書くことができますが、実はもう救急車を呼ぼうかと言うほどでした。


吐くときって下を向くんですが、下を向けば向いた分さらなる吐き気が襲ってきて


そこらのゴミ箱を抱えたままトイレに駆け込んでヒーヒーなってました。


もはや、そこから動くこともままならず・・・。


尋常じゃない悪寒です。


熱を計るのも恐ろしく、と言っても体温計のある場所までたどり着けないほどでした。


ようやく総合病院の救急にたどり着きましたが


自分の順番までが異常に長く感じましたっけ。


しかも、どんな様子か紙に書いてくださいとか言われたのですが


下を向いて書いてるそばからまたまたオエ~って・・・・。


点滴してもらって吐き気止めを入れてもらって、でもこの吐き気がなかなかおさまらず


もうどうしていいのやらでした。


で、そのまま病院で過ごすことになり、悲しいかな入院ですか~


症状が落ち着くまでの一時的なものでしたが、はよ帰らないと猫たちが・・・


現在も、点滴の必要な老猫が2匹。


1キロに満たない子猫が1匹。


風邪症状のひどい子が2匹。


まぁ、なんとかダーリンにお願いしてというかするしかなくて・・・。


緊急時ってやっぱり困っちゃうなぁとしみじみ思いました。


翌日、どうしても症状が治まらないときは


早めにかかりつけで吐き気止めと点滴してもらうようにと言われて帰宅しましたが


もはや、自分と言うより猫たちのケアでゼロゼロしてました。


今日ようやく37.2℃まで熱が下がり、なんとか過ごせていますが。


今月は、病気でめちゃ弱ってます。


暑さに弱い体質と思ってましたが、寒さにもかなり弱くなったみたいです。


身体が弱ると、外に向かっていく気を発することができなくなります。


休んで充電して、それからいろいろ考えないと・・・。


スタッフさんたちが、がんばってくれてるので助かってます。


周りに恵まれているのが、こんなときの救いです。




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動物行政とボランティア

2019-02-18 21:20:57 | そらまめのひとりごと
昨日、浜松市動物愛護教育センターでボランティアさんたちの意見交換会がありました。


日ごろの想いをお話したり、話をしたことのない方と交流を持っていただくために集まりました。


その交換会に先立って、講師の先生のお話しをうかがうことができました。


動物行政とボランティアという内容で成城大学法学部教授の打越綾子先生がいらしてくださいました。


お話が始まると、もうすぐに聞き入っていまいました。


数枚の用紙が配られて、そちらに沿って話は進められましたが


何と言っても、わかりやすいのです。


難しい言葉や内容だと、あっと言う間に眠気が襲うのですが


なるほどなるほどと感心してしまって、終始うなずきっぱなしの私。


行政サイドの事情も、分かりやすい図に表してありました。


日ごろ感じていることを、こうした図にしてもらえたら納得です。


行政の限界も説明してくれていました。


市民団体・ボランティアのこともわかりやすく解説されていました。


偏らないようにと思っていても、日ごろの取り組み中で生じる矛盾点も説明していただきました。


たとえば・・・・。


猫のことを考えたら、暖房をしっかりしてとお願いしているし


実際わたしもエアコンフル稼働です。


でも、それって地球温暖化の視点から見たら、絶対NGなことで


地球を守る会(仮称です)みたいな団体から考えたら、最悪なことしてるわけです。


特定の事柄には精通しても、他のことにはかなり無頓着ってことですよね。


あ・・・・って感じでした。


物の見方を常日頃、変えて見てみることも大切だと猛省。


これは一例ですが、そういう話を次々とご自分の体験を含めてされていくので


納得の時間が過ぎていきました。


いろいろと振り返ったり立ち止まって考えてみようと思いました。


先生とはこれまでも要所要所でお会いしているのですが、


キレッキレの才女なのに、お茶目で愛らしいチャーミングさも持ち合わせていて


その人柄にとても惹かれます。


拾った猫たちと暮らしているのも、個人的には嬉しいことです。


わかりやすいお話しや文章は、わたしみたいなおばちゃんには本当に助かります。


スタッフさんたちとも、先生のお話しをテーマに勉強会ができたらいいと思いました。


楽しい時間を、ありがとうございました。




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今度はこっち~?

2019-02-17 08:30:57 | 病気の話し/人間編
わたしが持病の大腸憩室炎で体調不良に陥り、


その後猫たちもバタバタと吐き気に見まわれましたが、ようやくおさまり・・・。


やれやれと思った瞬間でした。


ダーリンが熱を出し、ひどい下痢です。


まさかインフルエンザ?かとびびりましたが、大腸炎でした。


今日で3日目なので、そろそろ大丈夫になってきました。


あっちもこっちもで・・・。


いろいろ気づかってがんばってくれてましたから、最後の〆は自分だったみたいです。


あと数年したら、まさに互いに老々介護みたいじゃん( ̄▽ ̄;)


でも、一気にふたりで悪くならなくて救われました。


年々疲れはたまるは、疲れは回復しないはで。


あと、ちょっと感じるのが、ご飯食べるのも、寝るのも


けっこうな体力が必要なんですね。


具合が悪いと、何か飲んでも疲れるし、寝返りうってもしんどいです。


元気でいることは大切なことですが、いろんな疲れにもうまく付き合っていかないと。


身に沁みて感じるこの頃です。

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猫回りの猫たち

2019-02-16 14:12:02 | そらまめの猫回り編
気温は5度。


例年に比べると温かい冬と言えそうです。


猫にしたら寒いと思うのですが、待っててくれるのでバタバタ用事を済ませて


出向いています。



人間も・・・ですが、産まれる場所も親も選べないように


猫たちも誰と関わるかで運命が変わってしまいます。


どの子も、連れ帰ってあげたいと思いますが、キャパの問題もお世話できる時間なども


すべてを総合的に考えないとどうにもならなくなってしまいます。


優先順位、緊急性を考慮しながらになります。


正直言って、やみくもに相談してきて保護してほしいだのなんだのと言う方がいます。


餌はあげていても手術もしていなくて、トイレも室内でできるかどうかわからず、


しかも捕獲器がないと捕まらないかもと。


ご近所から苦情が来たからとか、肉親が世話していたけど施設に入ることになったからとか。


理由は様々です。


そういう子を、譲渡してほしいといきなり言われてもこちらも困惑してしまいます。


猫たちに罪はありませんが、そういう人たちにいい顔をするために活動しているわけではないので、


お断りさせてもらうこともしばしばです。


もちろん、相談してくださった方が真摯に考えて、保護するなり


せめて実費でかかる費用だけでも負担するというのなら対応もしています。


でも本音を言えば、あと数匹になった猫回りの子たちを、


最後には自宅に迎えてお世話したいと思っています。





すでに13歳を迎えた子、3月には14歳を迎える高齢猫もいます。


最後の最後はうちで看取らせてもらえたら・・・・。


それがわたしの願いです。


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コタロー君無事に保護

2019-02-15 06:55:33 | 探しています/保護しています
1月16日に家から脱走してしまったコタロー君。




13日に無事に飼い主さんが捕まえることができました。


実は、コタロー君を見かけたというか、餌をあげている80歳過ぎのおばあちゃんが


家に来てると情報を入れてくれて・・・・。


場所が特定できたのですがなかなか姿を見せずにいました。


それからも飼い主さんは周辺を必死で探し歩いていたのですが


2月6日の夜、ついにコタロー君を発見したのです。


でも道路に面した側溝と側溝が交差する中にコタロー君が入り込んで


餌を食べには来るものの、手を伸ばすと


ささっと側溝の奥に隠れてしまうと連絡をもらったのです。


捕獲網と洗濯ネットを持って、現場まで走りました。


泣きそうな顔をし、疲れた表情の飼い主さんがいました。




場所の確認はできましたが、飼い主さんでも怯えているコタロー君です。


ネットと手が冷たくなってしまった飼い主さんにカイロをお渡しして


警戒心を高めないためにも、わたしはひとまず帰宅しました。


数時間後、犬のお散歩の犬にひどく吠えられ、側溝から飛び出し


どこかにいなくなってしまった・・・・と連絡をもらいました。


それから2日して、餌を食べに来るというおばあちゃんに協力してもらおうと


捕獲器を庭にセットすることを頼みに行くと、


外で自由に暮らしていた方が幸せだよと言われて、捕獲器を置けない状態に


なってしまったのです。


飼い主さんはお庭に入れてもらえないと探す手がかりが


無くなってしまうと大変心配して、強いことがどうしても言えないままでした。


もしものときにわたしは呼んでもらうことになり、飼い主さんは


おばあちゃんと仲良くなるぞ作戦で何とか協力を得ることができるとこまでこぎつけました。


そして、ついにコタロー君が姿を見せて捕獲器で捕まえることができたのです。


ところが、・・・・・おばあちゃんと運ぼうとしたら、入り口から逃げたと・・・・。


もう、唖然としてしまいましたが、急いでその捕獲器を回収し


新品を貸し出すことにしました。


チェックしましたが故障していなかったので、おばあちゃん・・・蓋を開けちゃった?


また姿を見せてくれるか不安でしたが、飼い主さんは本当によく頑張りました。


とうとう、6日と同じ側溝でコタロー君を発見し、持って行った洗濯ネットでうまく捕まえて


自宅に連れ帰ることに成功したのです。


家を出た日から、かれこれ1カ月近くが過ぎていました。






ちょっと痩せちゃって・・・ということでしたので、


2~3日して少し落ち着いたら、受診して血液検査などもやってみてはと提案しました。


まだ1歳のコタロー君、見つけてもらって家に戻れて何よりです。




脱走対策の方法などをお伝えしました。


この1カ月のいろんな気持ちは、今後のコタロー君を守る大切な教訓になるのだろうと思います。


さてさて、ご年配の方の中には、未だに餌だけあげてよしとしている方が大勢いらっしゃいます。


もちろんそうでない方もいますが、


猫は外にいるものだと思う固定観念を、どうしても捨てることができないようです。


これも、自分たちが過ごした時代背景なのかもしれません。





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相次ぐなぞの吐き気

2019-02-14 11:32:38 | 病気&事故の話し/猫編
まったく原因がわからないのですが・・・。


スタッフさんのお宅で猫たちが、しかもワクチンをしっかり接種しているような大人猫たちが


相次いで、吐き気を訴えて受診しています。


どこかで感染したのかと、接触経路をたどったりしても


まったく接触のないところで症状が出ているのです。


・・・と思っていたら、まったくもって別のところでも吐き気で困ってますと耳にしたり


これはこれは、もしかしたら時期的なものなのかもと。


寒暖の差で胃腸障害も起きやすいというので、その類なのかもしれません。


症状は吐き気止めをうったり、胃腸を動かす薬を飲んだり、点滴したりで


2日~5日くらいでおさまっていくみたいです。


いったい何なんだか・・・・。


ともかく、暖かくしてゆっくりできるようにすること。


必要なら点滴をしてもらうこと。


また、多頭のお宅では人間もこまめに手洗いや着替えをして衛生的にしてください。


猫は、やっぱり寒さには弱い生き物だと実感してます。


みなさん、気を付けてくださいね。


そして治療中の子たちはお大事にね。




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ミケちゃん☆またね

2019-02-14 10:41:16 | 天に還った猫たち犬たち
穏やかでいい子でした。


なんだか、すべてがわかっているみたいなオーラを身につけてて


こんな子と過ごせたら、いろんなことが起きる日々も


大丈夫だよって浄化されちゃうような・・・そんな猫でした。


ある日、怪我をして先生の所に運び込まれてから


ずっとずっと守り神の役目も果たしてくれてるようでもあったかなと。


助けてもらったこと、わかっていたんですね、きっと。


ここのところ、あまり人前には姿を見せることもなくなっていましたが


2月8日の金曜日に受診したとき、姿を見せてスリスリしてきてくれました。




ずいぶん痩せていましたが、今にして思えば、たぶんお別れに現れてくれたんですね。


病院のスタッフさんのお話しでは、ここ数日以前のように姿を見せるようになってて・・・と。


いろんな方たちにお別れのご挨拶をしてくれていたと思えるのです。


そして・・・。


ミケちゃんは、翌日病院のスタッフさんたちに看取られて天に還っていったそうです。


一足先に逝ったチャー君と、再会を果たせたかな。


いっしょのベッドで寝ていた大好きだったチャー君とこれからはずっといっしょに過ごせるね。


正真正銘の看板猫だったミケちゃん。


ファンがとても多かったミケちゃん。



これは5年前の写真です。


ミケちゃんの存在はものすごく大きかったね。ありがとうミケちゃん。







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おもち君が繋いだ縁

2019-02-12 00:33:06 | 家族ができました
平成28年の夏、お問合せフォームに1匹の猫を探している方から連絡がありました。


会のホームペ-ジでもそのいなくなった猫のおもち君のことを載せてほしいという内容でした。






それから、2年半近い歳月が流れました。


そして、今月に入ってのことです。


まったく別の場所に暮らす方から、捕まえてほしい猫がいるという相談を受けました。


素手で捕まえようとして失敗し怪我をしたそうで、どうしたらいいかわからないということでした。


お電話をかけてよくよくいきさつをうかがうと


冒頭で紹介したおもち君にそっくりの子が庭にいたので、ホームページに記載されている方に


連絡をしたそうです。


見にこられたその時に『よく似ているから、もし捕まえられたら飼ってもいい』


と言い残して帰ったというではないですか。


本当にそんな都合のいい話があるのかと、


実際そのおもち君の飼い主さんとお話してみることにしました。


電話でお話させてもらったところ、捕まえたら必ず飼うつもりだと・・・。


いなくなるとき、おもち君が数回吐いていたことから、たぶん口にしてはいけないものを


食べたんではないかと話してくれました。


猫の嫌いな人もいて、農薬もまかれていたそうです。


そして、野良猫だったおもち君が現われたとき、室内で飼うのが気の毒だと躊躇し


中外でお世話してしまったことをとても悔んでいたのです。


とてもなついて可愛い猫だったことを、かみしめるように教えてくれました。


『もう、たぶん生きてはいないと思っているんです・・・・』とも。


そして、『連絡をもらって会いに行ったら、ほんとにおもちによく似ていて


今度は絶対室内で飼うって決めてます』と・・・。


もしやという一縷の望みをかけて会いに行ったそうです。


その言葉に、嘘はないと感じました。


まっすぐなおもち君への想いがあふれていました。


人は、いなくなってしまってはじめてその大きさに気づくことがあります。


悔やみきれないものを抱えて生きていかないとならないこともあります。


でも、その痛みのおかげで、これからの一生を飼い猫として暮らせるかもしれない子が


捕まえてもらえるのを待っているのです。


これは、がんばらないわけにはいかないですね。


翌日さっそく現場に出向きました。


風の強い日で、体感温度もかなり低かったです。




捕獲器を安定して置く場所をなかなか見つけられずにいましたが


場所を変えてトライしました。




あれ?おもち君はオスだったけど、この子メスかもと、性別にも???がいっぱいでしたが


ほどなく捕まえることに成功し、引き渡しを相談者さんにお願いしました。


相談してくれた方も、猫は飼ったことがないけれど、誰かの猫だったら心配でと


優しい気持ちで必死に探してますのサイトなどを当たってくれていました。


無事に猫ちゃんは引き渡しが済みましたと、双方からお礼のお電話をいただきました。


後日、メスだったこと、なぁちゃんと名づけたこと。


お気に入りのベッドを見つけたなぁちゃんの写真も送っていただきました。






遠くに行ったおもち君が、自分のことを想うYさんに、


きっとなぁちゃんとの縁を結んでくれたんですね。


猫は摩訶不思議な力を持つ生き物ですから、こういう粋なはからいをする子がいても


少しもおかしくないと、わたしは思ってます。


想い合う気持ちは、時空を超えると信じています。


その想いのお手伝いができたことを嬉しく思うとともに、なぁちゃんとYさんのこれからが


素晴らしい時間となることを願っています






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ケージ袋とにゃん袋そして神の手袋

2019-02-09 10:01:21 | そらまめのひとりごと
先日、いつでもいいのでとお願いしていたのですが


すぐに貸し出しキティケージを包む袋と、抱っこして慣らすのに使うにゃん袋を


スタッフさんが制作して届けてくれました。


女子力高いスタッフさんのおかげで、本当に助かっています。


わたしなんてミシンとかあるけど、使ったこともなく


きっともう使い方すらわからなくなっていると思います。


リノベーションの時、もう捨てていいかと聞かれ・・・・ちょっと迷ったのですが


捨てなかったんですよね。


やらないのはわかってますが、なんとなく。


毛糸とかは、編み物が上手な方にもらってもらってと無理に押し付けたら


素晴らしい帽子やセーターになって帰ってきました。


ありがたや~のお得感満載。


ちゃちゃっと裁縫や編み物ができる人って、うらやましいです。


今までも、今回の女子力高いスタッフさんが作ってくれたフリースの猫手袋で


噛み癖のある子、人慣れしていない子を何匹も触れるようにしてきました。


ひっかかれたり威嚇されると怖いと思って、こちらもなかなか積極的にはなれません。


怖いと思う人間の手で触っても、なかなか猫は慣れてくれないのです。


こちらが怖くないと思える手で触れば、慣れるのがすごく早いのです。


ですからまさに、神の手袋です


こちらの要望に快く応えてもらって、感謝感謝です


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