そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

フリース&カイロ

2019-11-30 17:23:02 | 会からのお知らせ
寒さも厳しくなってきて、小さな子猫たちは


風邪をひいたり、またカビなどの病気になっていたりで


フリースとカイロが足りなくなってしまいました。


未使用であれば色や柄にはこだわりませんので、ご支援いただけたら


嬉しいです。


ご協力、よろしくお願い申し上げます。

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懺悔されても

2019-11-30 06:07:27 | いっしょに考えたいな
ある何カ所かの場所で猫にご飯をあげているA子さんから電話をもらいました。


数年前まで、餌だけあげていたのですが・・・・・。


たまたま、その地域に別のMさんという名古屋でボランティアをされていた方が


引っ越してきて、その地域の野良猫の不妊手術に取り組みはじめてくれました。


で、餌だけあげていたA子さんとも知り合いになり、手術をすることを勧め


そこからは餌をあげるなら手術もセットで考えるようになってくれました。


わたしも、何度も何度も餌のあげ方のアドバイスをしてきました。


置き餌がなぜいけないのかなど、説明して理解してもらえるようになっていました。


ただ、この地域には猫を特別に嫌う住人がいて


たびたびA子さんは注意されたり、ひどい暴言を吐かれていました。


そして先月、ついにその住人に脅されるような内容のことを言われ


怖くなってその地域の6匹の猫たちへの餌やりをやめたそうです。


自分の意思でやめたのなら、もうそれはそれで仕方ないことだと思います。


でも、昨晩電話をもらいました。


『ひと月経つけれど、あそこの子たちはがどうしているのか気になってたまらない。


そらまめさんなら、どうしましたか?どうしたらいいですか・・・・?』


しばらく黙って聞いていましたが、今さら何がどうできるのか


A子さんが何をしたいのか、わたしにはさっぱりわかりませんでした。


『寒さに震えてお腹もすかせて、いろいろ考えたらかわいそうで・・・・。』


懺悔の言葉を聞いたところで、わたしは教会のシスターではありません。


徳のある僧侶でもありません。


むしろ、その言葉のひとつひとつが、自分を正当化する言い訳にしか


聞こえませんでした。


見捨てられた気の毒な猫たちの話を聞かされても、たまらないものがあります。


管轄の保健所の職員さんが、一度ご飯のあげ方やきちんと手術しているのかを


見に来てくれたことがあるそうです。


これなら問題ないので、周囲の片付けなどに気を配って


続けてはどうですかと言ってもらえたんだとか。


そこまで言ってもらえていたのなら、なぜやめてしまったのだろうかと思います。


以前、手術したりご飯を片付けたりができないのなら


餌やりそのものをやめるしかないですよとお話ししたとき


待ってるあの子たちにご飯をあげないなんて絶対にできません!


と、むきになって反論してきたA子さんでしたが・・・・。


結局は、中途半端な優しさだったんだろうと思います。


どうしているのか思い悩むくらいなら、がんばって続ければよかったと思うし、


やめることを選んだのなら、誰かに救いを求めるのではなく


急にご飯をもらえなくなってしまった6匹に、


自身が詫びながら生きていくしかないと思います。


猫に関わるとき、そこには様々な人間模様が写し出されます。


野良猫を忌み嫌う人間が大勢います。


人間同士のトラブルの矛先は・・・・最終的には猫たちが


その命で償わされることになってしまいます。


猫の存在に理解を示してもらえない地域って、まだまだたくさんありますが


最後に何を決断するかは関わってる本人次第なのです。


自宅に連れ帰った方もいます。


庭にネットを張り、猫たちを囲って迷惑をかけないようにしてくれた方もいます。


餌をあげる場所を移動して続けている方もいます。


夕べは電話を切った後、妙に悶々としてしまったわたしです。


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大けがをした猫

2019-11-29 05:32:52 | 病気&事故の話し/猫編
11月中旬に入り


自宅に怪我をした猫が姿を見せるようになり


気の毒でご飯をあげてしまった方からの相談です。


猫を飼ったこともなくて、どう対応したらいいのか・・・・。


テラスの下に入り込んでいるそうです。




雄かメスかもわかりませんが、怪我の治療も必要ですし


当然、不妊手術もしなくてはいけません。


スタッフNさんに現地調査を兼ねて見に行ってもらいました。


で・・・・・話してるうちに、捕獲器に入りましたと報告があり


はや!って思いましたが、お腹がすいていたのかもしれません。



怪我は日を追うごとに悪化しているようです。




翌日、病院に行ってもらいましたが怪我の状態は開放骨折でした。


しかも数日経過してしまっていますから・・・・感染などが怖いです。


先生の判断で、後ろ脚は断脚手術となりました。


野良ちゃんで断脚・・・・。


今後のことを考えると、やはりどう考えてもしばらくは


どこか安全な場所で保護が必要です。


相談者さんは若いご夫婦でしたが、こちらで貸し出したケージで


がんばってお世話をすることを決めてくれました。



野良ですから、すぐに簡単に触れるわけではありませんが


やり方をNさんに伝えてもらったところ、まずはトイレはできましたとの報告です。


傷が治癒して、慣れるのに2~3か月はかかるかなと思いますが、


もしうまくいって自宅に入れてもらえるのなら、3本脚でも


何にも問題はありません。


トイレができて、ご飯も食べてくれるのなら、あとは時間が解決してくれます。


もしも、室内で飼うことができなかったとしても


完治までお世話してもらえたなら、その後のこの子の行く末も


ずいぶん違います。


いずれにしてもまたどうなったのかの経過を確認予定ですが


いい方のお宅に迷い込んでくれたものです。


よき獣医さんでお世話になることができました。


この子のことを気にかけてくれる方の元へたどり着けて


命拾いすることができましたね。


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こんなとき・・・・だからこそ

2019-11-29 04:47:53 | そらまめのひとりごと
7月の義母の入院からはじまって


大切な猫たちを看取らなければならなくなったり


事故や病気の猫たちの緊急オペや保護が続いたり


父が倒れたりと・・・・。


目まぐるしい毎日を送っているうちに、季節は大幅に変わっています。


その間も、助けてあげなければ命の灯が消えてしまう子猫たちの話や


捕獲の相談、脱走した猫の相談と、次から次へと・・・・。


さすがに、泣きたかったかな。


ほんとに泣いちゃったときもありましたっけ。


でも、わたしでなければ助けられないと思った子を、


やり過ごすことはしませんでした。


苦しい状況でしたが、よく考えたら苦しいと言ってる自分は楽なんですよね。


後のない子たちは、そこで生きることが終りになるわけです。


なんて残酷なことか。


泣いたり困ったりできるというのは、見方を変えればなんとも幸せなのです。


そして、苦しいことを正直に周囲に伝えました。


みんなが助けてくれました。


自分のできないことを人に頼むのは、好きではありませんが


今置かれている状況を説明すると、快く力を貸してくれました。


自分の苦しいとき・・・・だからこそ、


人様の力を借りてでも助ける道を探してあげなければと思います。


自分ができること、役に立てることは手助けしようと思って過ごしてきました。


今回も、借りた恩を借りた本人にお返しできなくても、別のどこかで


別の誰かに返していくようにする。


巡り巡って、また誰かが助けてくれる。


見えない糸がつながっていて、ふとその見えないはずの糸を感じたとき


この世の中捨てたもんじゃないとほっとさせられます。。


単純なわたしは感激してぐっときてしまいます。


さて、最初はペットシーツとミルク、次はミルク、今回は猫砂と


現在の会で必要なものをご支援くださるかたがいらっしゃいます。


なぜわたしたちの会に支援してくださるのかを


間に立ってくれた友人(犬のボランティアでしつけの先生)に尋ねました。


その支援してくださる方は、ご自分の病気がひとつづつ回復に向かうたびに


支援をしようと決めて、信用できる友人に寄付金と支援先を託したそうです。


病気回復の感謝の気持ちをわたしたちに、


つまり動物たちを助けるために使われていらっしゃることを知りました。


直接お会いしたことはありませんが、繋がっていることを感じ


ありがたいことだと真摯に受け止めています。


いろんな場面場面で、多くの方に助けてもらっての活動だと


あらためて感じています。


こうした良き縁を結べるのも、猫たちに守られているおかげですね。


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三毛猫みっくん

2019-11-27 05:37:32 | 家族ができました
とある場所で5月の中旬に保護した子猫たち。


本当は6匹の兄弟でしたが、1匹は保護時すでにいなくなっていました。


5兄弟のうち、1匹が男の子なのに三毛。


はっきりした一般的な三毛猫とは違うけれど、受診した病院でも


あれ?三毛猫だね、と。


三毛猫の男の子は染色体異常で生まれてくるとのことです。


突然死したり後々何か問題があるかもと言われているので


無事に譲渡できるのかがちょっと心配でした。


そんな矢先、この子が体調不良でぐったりです。


まさかまさかの・・・・・と青くなりました。


無事に持ち直しましたが、いろいろ頭を駆け巡ります。


友人にその話を何気なくしたところ、


じゃあうちに来る~?みたいに、簡単に話がまとまり


もしかして突然死とかの心配もあるよと話してみましたが、


彼女の場合、だからうちに来ればいいってことなんですね。


にゃるほどです。



こうしてこの三毛かもしれない三色の男の子は『みっくん』になりました。


6月22日のにゃんにゃんの日に正式に迎えてもらいました。


今では手術も済んで、すっかり大きくなり、


元気と愛らしさを振りまいて走り回っております。


どんな子とも仲良しになってくれるので、立派な保父猫の役割も


果たしてくれています。


性格も抜群に良くて・・・・愛され猫の見本みたいです。



スコ座りも得意です♡ 


雄猫の方が、他の猫たちのお世話係をよくしてくれますね。


新しい子猫がくるたび、意地悪してるわが家の『ちゅも♀』さんとは



えらい違いです。



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おちょぼさん☆またね

2019-11-27 04:35:57 | 天に還った猫たち犬たち
猫ちゃんのことがきっかけで知り合いになったNさん


小さな子猫、事故で倒れている猫、とにかくほっておけない類の人です。


そのNさんが、かれこれ20年前に保護して長い時間をともに過ごしたおちょぼさん。


さび柄の女の子ですが、11月15日2:50分に静かにその生涯を閉じました。


10月末までは、元気でしゃきしゃきと過ごしていたそうですが


11月に入ってから、あまり動かなくなり・・・・トイレも失敗するようになったそうです。


20歳といえば、人間なら100歳近い年齢です。


覚悟はしていたそうですが、20年の歳月はとてつもなく大きなものですから


20年前に保護したときの記憶が、きっと鮮やかによみがえったことだと思います。


自分の傍にいつもいてくれたおちょぼさん。


思い出が多すぎて、そのどれもが愛おしくかけがえのない物ばかりだろうと


思われます。



多くの猫たちを見送ってきたNさんですが、こんなにも穏やかに


安らかに眠るように旅立っていった猫は初めてだとのこと。


大往生とは、まさにこのことです。


わたしも手元でいろんな子猫たちを育てていますが、もしのぞめるのなら


おちょぼさんのようであってほしい、あやかりたいものだと思います。


逝ってしまった向こうの世界から、きっとパワーを送ってくれますね。


おちょぼさん、お疲れさまでした。



頑張り屋で明るいNさんですが、おちょぼさんのいない淋しさに


今は負けないように前を向いているんだと思います。


きっといつか巡り合えますから、しばしのお別れです。


おちょぼさん、またいつかね。
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助ける人はリピーター

2019-11-25 16:36:53 | そらまめのひとりごと
不妊手術の相談も・・・・、近くに子猫がいるみたいでほっておけないという方も


なぜか猫のことをいつも気にかけて下さる方って決まっているのかもしれません。


また、善意のそうした方の家の付近に捨て猫をする人もいるようです。


わざわざ、自分では何もする気はないけれど、うちに子猫が来ちゃったよとか


そんな風に言いにくる方もいるそうです。


優しい気持ちを利用する人たちに、腹立たしい気もします。


ほっておけない心を悪用するなんてと残念でなりません。


昨日の譲渡会に、今春5匹の子猫の里親さん探しを頑張ってくれたTさんが


捕獲器を借りに来場されました。


2か月くらいの子猫がまたまた近所にいるそうで、その子の保護のための貸し出しです。


この春の譲渡の際は、会の子猫たちのためにも


過分な寄付金をご用意してくださいました。


春から夏にかけての子猫真っ盛りのおり、


体調を崩すおちびたちもたくさんいましたから


本当にありがたかったです。


そんな、心優しいTさんの元に、またまた子猫が・・・・。


ですが、こうして、がんばってくださる方の元へたどり着く子はそれだけでも強運です。


人間も、戦争真っただ中の国で産まれる子も、難民キャンプで産まれる子もいます。


充分な飲み水や衛生的な生活が保障されない国で産まれる子もいます。


貧富の差もあります。


選べないのです・・・・どこでどう産まれるのかを、選べない。


猫も他の動物も植物も・・・結局は選べないのです。


だったらせめて、助けることができる側の人間は


助けることを選んでもらえないものかと思うのです。


たとえば、1回の家族との外食を子猫のために使ってみることも


1回美容院をやめることも、自分の意思でできると思います。


そうすることで助かるのならと、考えられるような人が増えてくれたらいいと


願うしかないのが現状です。


頑張ってくださるリピーターの方が増えることも、


それはそれで、とっても素敵なことだと思っています。



どうかこうした心根の人の元へたどりついてと猫たちに


気を送っているわたしやスタッフさんたちです。



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グレちゃん脱走~救出まで

2019-11-21 05:21:00 | レスキュー
グレちゃんは今年の春に譲渡したグレー白の大人猫です。



今年の春、引っ越しで置き去りにされたのではと思われます。


保護してお世話していたのは、近所に暮らすSさん。


そういう気の毒な猫に遭遇するとどうしてもほっておけずに


自宅に連れて帰って里親さんを探してきました。


そのグレちゃんを気に入ってくれたTさんとわたしは


これまた猫つながりの知り合いです。



グレちゃんが脱走してしまったのは13日のことです。


引っ越しして、まだ家にもなれていないグレちゃんは換気していた


お風呂場の窓から出てしまったようです。


マンションなので、同じ作りの別のお宅の同じ窓から室内に入り込み


その別のお宅では見知らぬ猫の侵入に驚き、お巡りさんに来てもらったそうです。


首輪のないグレちゃんは、野良猫と判断されて室内から追い出されることに。


侵入してしまったんで仕方ないとはいえ、見知らぬ人たちから追われ


さらに恐怖心をあおってしまったようです。


脱走の連絡をもらった猫と暮らす会の担当スタッフさんが


その日のうちに捕獲器を持って行ってくれました。


そのあたりを闊歩する野良ちゃんではありませんから


さほど遠くには行けなかったのでしょう。


その翌晩14日、すぐご近所の


今は使っていない棟の縁の下にいることがわかりました。



捕獲器をセットして・・・・・あとはうまく入ってくれたという連絡を待つばかりとなりました。



ですが、翌朝届いた知らせは逃げられましたという内容です。


でも、でも、またまたこの日、つまり15日


同じお宅の、今度は表側の畑に建てられてる小屋の下に入り込んでいると。


こちらのお宅のご主人が見つけて小屋の下をおおってくださったそうです。


Tさんがおやつでおびき寄せても、ちょっとなめてまたひっこんでしまい


そのうちまたまた小屋の隙間から出ていなくなってしまったと。


また・・・・。


すべての用事を返上し、16日の夕方捜査隊に加わることにしました。


グレちゃんの足取り日時を追って歩きました。


どこにいそうか、話しながら・・・・。


絶対に遠くには行っていないと思いました。


しばらく探して、ついにグレちゃんは昨日と同じ小屋の下にいることがわかりました。



3度目の正直です。


これでうまくいかないとまずいと、今度は慎重に慎重に小屋の周りをすべて


確実に覆って、1カ所にだけ捕獲器を仕掛けました。


捕獲器の入り口も、細工しました。



みんなで絶対に入ってよ~と念を投じ、あとは飼い主のTさんにまかせました。


夜の闇の中で、グレちゃんはその気を感じてくれたのかな。


いえいえ実際もうパニックもおさまって、帰りたい食べたい自分になっていたんでしょうね。


その後、Tさんの声に導かれて、捕獲器に入ってくれたと連絡をもらいました。


4日間の大冒険です。


無事に帰宅できて、お嬢さんにしがみついて眠る写真もいただきました。



本当に良かったです。


安易に窓を開けてしまったことは、もちろん対策してもらうように伝えました。


スタッフさんからも、すぐに病院に行くようにとアドバイスも受けたようです。


脱走は怖いですが、真剣に必死に探してくれたこと、ご近所にも話したこと


また、すぐにこちらにも連絡をくれたことが


無事に戻ってこれたことに繫がったと思います。


見つかった小屋の持ち主の方も、本当に親切で協力的でした。


寒さも厳しいとはいえ、まだまだ本格的な真冬とは違っていることもラッキーでした。


脱走してしまって、二度と会えなくなってしまうこともめずらしくありません。


自分たちのことを記事にして、他のみなさんが脱走に気をつけてくれたら


参考にしてくれたらと言ってくれました。


室内のみで飼ってる猫が脱走したら、絶対に遠くには行っていないです。


近くを徹底的に探すことが大切です。


猫は気配を消して潜むことの達人ですから。


そして、まずは脱走されないように、飼い主さんが日ごろから気を配ることが大切ですね。


好奇心旺盛の猫と暮らすということは、愛猫との知恵比べでもあるのかなと


そんな風に思います。


みなさん、脱走対策はしっかりできてますか???


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待てば海路の日和あり

2019-11-20 05:50:45 | 家族ができました
ご年配の女性から相談を受けたのが2017年の7月のことです。


現場は増えてしまった猫たち、子猫5匹も含め23匹。
(当初22匹でしたがのち1匹捕獲。)


順次、捕獲に入りました。


ひと月ほど預かって性格診断などして、リリースする子、譲渡する子に


振り分けていきました。


あれから2年と4か月の月日が過ぎました。


新しい飼い主さんを探そうと決めた子たちも、次々に里親さんが決まっていきました。


そして、残りは2匹。


あきらめることなく、探し続けてきて・・・・ついにその時がやってきました。


その子は、現場のいちばん最後に捕まった子です。


親族一同捕獲し、現場に最後に残されてずっとずっと泣き続けていました。



まだ3カ月。


手術するには早過ぎ、慣らして里親さんを見つけるには大きすぎ


野良気質になっていました。



若手のスタッフさんふたりが、根気よく、頭が下がるほどがんばって


慣らしてくれました。



詰めは別のスタッフさん宅に移動しても大丈夫かのチェックです。



そこもクリアし、いける!・・・と確信できたとき希望者さんが現われました。


まるで神様が、その時を待っていてプレゼントしてくれたかのような縁でした。


里親さんとのやり取り含め、担当スタッフさんの想いは


猫と暮らす会ブログでも紹介されています。


あきらめないことってすごいことだと思います。


これだけ子猫、若猫よりどりみどりの中で、


この子が琥珀ちゃんがいいと言ってもらえたのです。



子猫でもなく、めちゃめちゃ慣れてるわけでもなく・・・・。


でも、琥珀ちゃんなのです。


トライアルが決まったときも、正式にとお返事をいただいたときも


ぐっとくるものがありました。


担当スタッフさんを中心とするみんなの想いがきっと引き寄せた縁なんですね。


嬉しかったです。



一生を過ごす家と家族ができたのです。


もちろん、現場にリリースする以外ないと判断した猫たちの中には


行方知れずになってしまった子もいると相談者さんに聞いています。


でも、繁殖を繰り返すことがなくなった現場は


今では暮らしやすく穏やかになりましたとのお話しでした。


あきらめない・・・・本当に大切なことだと再確認した今回の譲渡です。





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子猫相談、まだまだ・・・・続きます

2019-11-19 06:04:34 | いっしょに考えたいな
朝晩の寒さもかなりなので・・・・もう、子猫の相談はないのかなと


そう思っていましたが。


まだまだ続いています。


すでに室内で保護できている子猫の新たな飼い主さんを探してほしいとか、


家の倉庫など、かなり寒さを防げる場所で見つかったケースとか


寒さにさらされることがなかった子たちががんばっていたんですね。


今月は、そういう相談も続くのかもしれません。


猫は1回の出産が4~7匹ぐらいです。


3件の相談を受けたら・・・・ものすごい数の飼い主さんとの縁結びです。


お話を聞いていると、産まれる前に手を打てたはずなんじゃないのかなと


思える内容も多々あります。


ついつい餌をあげてしまったのなら、やはりその子の身がひとつのうちに


雄であっても手術をするようにしてもらいたいと思います。


他にも餌をあげてる人がいるのにとか、地域の問題だとか


自分自身の餌をあげている行為を棚上げして話す方もいますが


まずご飯をあげたのなら、自らの責任として


避妊去勢手術はセットで考えてほしいと切に思います。



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父の入院

2019-11-18 03:26:35 | 病気の話し/人間編
17日、昨日の早朝、父から電話です。


めまいがひどくて、調子がよくない、しっかり立てない


という内容です。


救急車を呼んだ方がよくないかなと提案しましたが、大げさだと却下。


妹の勤務する病院に救急外来があるので、至急妹に付き添ってもらって


診察することになりました。


しばらくして妹から、父が入院になったと連絡が入りました。


脳梗塞の疑いということでしたが、妹の電話から


緊急性もなさそうだったので、わたし自身は予定通り譲渡会に行きました。


譲渡会終了間際に、早朝からずっと付き添ってる妹から


早く来てとラインが入っていたので、いったん自宅に戻って


子猫たちのトイレ掃除とご飯、体重測定をあわてて済ませて病院に向かいました。


しっかり話もできて、途中看護士さんに付き添ってもらってトイレも行って、


夕食もしっかり食べれていましたからまずまず安心です。


本日MRI検査をするようです。


ただ、高齢者は数日してパタッと倒れたりするそうなので


病院側はしばらく入院だと判断して、書類にもそう記載してありました。


と、それを見て明日退院すると騒ぎ出したので


なんとか言いくるめておきましたが・・・・。


母を連れて帰ろうとしたら、父も母もびっくりなほど淋しがっていて


ふだん憎まれ口の連打を浴びせ合ってる夫婦なのに


これでまた、すんなり帰れなくなっていろいろ説得。


お前は怒ってばっかだとか、うちの娘たちは怖いねぇとか


やめて下さいよ!まったく・・・・。


さらに母が家の鍵がない、わたしに渡してあるとまたまた大騒動。


かばんの中身を父のベットの上にすべてぶちまけて


やっと見つかると言うおまけつき。


濡れ衣を着せられましたが、よくあることなのでまたですかって感じです。


自宅に帰ってくると、どっと疲れが押し寄せてきました。


毎日、いろんなことが降ってきます。


父のことは心配ですが、何日も入院してると友達との約束が・・・とか


カラオケに行けなくなるとか・・・。


そういうこと心配してて、ちょっと笑えました。


父も母も・・・・子どもみたいです。


しばし、このふたりにお付き合いするのか~と思うと


今から、どんよりな自分がいます。


わがままな父と、まだらボケの母と・・・・。


大切ではありますが、親孝行とかそう思う前に


わたしの言うことをもっと聞いて~と叫びたくなります。


今年は、義母の心筋梗塞に続き、どういう年回りなんだろう・・・びっくりです。


すいません。


めちゃくちゃ愚痴ってますねぇ(;^_^A


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11月17日(日)の子猫・若猫譲渡会inペッツマート入野

2019-11-16 17:11:38 | 新しい飼い主さん探してます
今回もたくさんの猫たちが参加予定です

 本日デビューの子猫もいます

ワクチン接種していない子たちは、本日参加していません


ご希望の方はここをクリックしてください

  ↓ ↓ ↓




参加の子猫たちは、譲渡やホームステイが決まった場合のみ、抱っこしたり触っていただくことができます。

会場が狭いため対応に不手際があるかもしれませんが、あらかじめご了承いただきたいと思います。
 子猫たちの安全のためにもご理解下さい。


現在会では、体調不良の子猫をたくさん抱えています
医療費がかさんでいますので
 ぜひみなさまのご支援をお願いしいます

猫と暮らす会
ゆうちょ銀行~ゆうちょ銀行
記号12300 番号14286051


銀行からお振込みいただく場合は、こちらの番号をご利用ください
ゆうちょ銀行
 店番238 番号1428605 


静岡県浜松市近郊で新しい飼い主さんを希望しています

猫たちの新しい飼い主さんを探す会を開催します 


すでに飼っている方で2匹目3匹目を考えている方

これから家族に迎えようとしている方
浜松市およびその近郊で希望者さん、お待ちしています。


ただし飼うためには条件がありますので、
こちらとのお約束を守っていただける方にお譲りしています


11月17(日)11:00~14:00

 ペッツマート浜松店2階(入野)
浜松市西区入野町9446-1


ご希望の方はここをクリックしてください

  ↓ ↓ ↓




また、猫と暮らす会ではご寄付の品もお願いしています


猫砂(緑玉・トフカス)・子猫用離乳食・子猫用パウチ・i/d缶・a/d缶・ロイヤルカナンムース

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手術の相談

2019-11-15 18:21:39 | 不妊手術・TNR
このところ、毎日何件もの手術の相談です。


もちろん、捕獲現場にも出向きお話します。


何度もお邪魔するケースも多々あります。


せっかく、がんばる気持ちになって相談してくれたのですから


増えないようにしっかりアドバイスしています。


手術が無事に済めば心の負担も軽減されるし


また、猫たちにとってもそれがいいことなのです。


現場に行くといろんなことが見えてきます。


よりベターな答えを探して、頑張れるように説明していますが


危険を察知してか、賢い猫はなかなか捕まりません。


寒くなってきましたから、捕獲する方もかなりがんばらないといけなくなりました。


言い訳をし始めたらきりがありません。


やると決めたら、自分のためにも走りぬいてほしいと思います。



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ニャンゴスター☆頑張ったね

2019-11-13 13:25:16 | 天に還った猫たち犬たち
先週、11月7日(金)の夕方17:57


慢性腎不全を患っていたニャンゴスターが、静かに旅立っていきました。



今月に入って、もういつなんどきその時がきてもおかしくないと感じていました。


ずっと野良猫暮らしだったのに、トイレもきちんとできる子でしたが


11月に入ってからは失敗することが増えて、間に合わなくなっていました。



おむつを嫌がらないので、つけていました。



まったく食べ物も口にできなくなって、水も嘔吐するようになって


点滴だけでどこまでいけるのかという日々を過ごしていました。


体調不良だったのに子猫たちのこともまったく嫌がらないし、


むしろ慕われているかのようでした。



手のかからない、本当にいい子でした。


ニャンゴスターと暮らしたのは3カ月ですが、その前から


ずっと様子を見ていた子だったので、ダーリンも一生懸命でした。


その日の朝も、ニャンゴスターに行ってきますと挨拶して出勤していきました。


もしかするとダーリンがへたれなので、


逝くところを見せなかったのかなと思いました。


ビートルズの好きなダーリンがニャンゴスターと改名してましたし


ニャンゴスターの捕獲も保護もダーリンがしましたから


思い入れも、ひとかたならぬものがあったのではと。


お花のお金も、火葬の費用も自分の財布から出して机の上に置いてありました。


どうも自分の猫だと思ってるふしもあり、不思議な気がしましたが


それならそれでニャンゴスターにとってはものすごく幸せなことです。



わたしは、ニャンゴスターがともに過ごした猫部屋の子猫たちの


悪いところをみんな持って行ってくれたと思いました。


その日を境に、子猫たちの体調が右肩あがりに変わってくれました。


最後に恩返ししてくれたんだなぁって思います。


子猫たちの不調なとき、この子はいつもそばで心配そうに見ててくれました。



ニャンゴスターが家猫として暮らせたのはわずか3か月ですが


子猫たちには自分の分も、きっと良い縁をって思ってくれたんだと思います。


ニャンゴスター、よくがんばったね。


いっしょに暮らせて楽しかったよ。



またきっといつの日か逢おうね。


可愛がってたホームレスのおっちゃんが急にいなくなって


今年の冬は、淋しそうにぽつんとしてたけど


もう寒さに震えることも、淋しさに耐えることもないね。


ごめんね、人間の勝手に振り回されちゃったね。


ニャンゴスターを火葬した日、空がとってもきれいでした。


まっすぐに迷わず走って行けただろうなぁ・・・・。



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ネギが・・・・ない(;^_^)

2019-11-12 09:42:17 | そらまめのひとりごと
昨日夕方買い物に行って、割引のお刺身を見つけて


全部割引になっていたので、嬉しくなって購入。


海鮮丼にしようと心に決めて・・・・ネギトロのためのネギも購入。


しそも購入、のつもりがこちらは別の商品ケースに気を取られていて


買い忘れてしまいました。


で、自宅に戻って寿司ご飯を作って、さてネギを切ろうとしたら


どこにもネギがない!


車の中かとあわてて見に行ってもネギがない!


スーパーのかごの中に入れたままで、もしかしてお取り置きなんて


そんなことがあるかもと電話してもネギはない。


本当に購入したのかなと自分を疑ってレシートチェックしたら


ちゃんと購入してあって・・・・。


どこに落としたのかネギが行方不明のまま。


割引されてて上がったテンションも一気に下降していきました。


もはやないものはないのでしかたないですが


そこらで朽ちてしまったらと思うとそれが切ないわたしです。


ネギよ~♪青きネギよ~♪

たたき混ぜればそこにぃ~

うまみ~くれし君の~

存在が今日はない♪



コメント
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