そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

瓜太君☆またね

2023-04-30 06:24:31 | 天に還った猫たち犬たち
当時、担当してくれたスタッフさんから瓜太君が亡くなったことを告げる
お知らせが入りました。
4月15日のことです。



こちらのMさんのお宅には、栗太君・豆太君・瓜太君の3匹が
猫と暮す会から譲渡されて暮らしていました。
その中の、最初にお家に迎えてもらった栗太君は白血病のキャリアです。
豆太君・瓜太君を譲渡した際
迎え入れる2匹に白血病のワクチンをきちんと接種してから、
栗太君との初対面をしてくださいました。

2010年の12月に譲渡した栗太君。
12歳になりますが元気に暮らしています。

最初亡くなったことを聞いたとき
わたしは瓜太君ではなく、栗太君?・・と勘違いしてしまいました。
白血病のキャリアの子で、10歳を過ぎて元気で過ごせているのは
非常に数少ないお話しだからです。

でも、よくよく伺うと亡くなったのは瓜太君でした。
瓜太君は、2011年の12月に、兄弟の豆太君と2匹でMさん宅の子に
なることができました。
そっくりのキジ白の兄弟、少し顔に白が多いのが瓜太君です。



大事に大事に育てていただいていました。



まさに突然の出来事で、受け入れがたいお別れだったと思うと
正直、かける言葉も見つかりません。

14日の19時過ぎに後ろ足を引きずり、立てなくなってしまい
すぐに受診し入院。
心筋症と血栓の診断を受けたそうです。

そして翌朝8時に・・・。
朝7時には、まだ息があったそうです。

健康優良児で手のかからない子でした。
いつもご機嫌さんで、天真爛漫でした。
まだまだ一緒に時を重ねて過ごしたかったです。



瓜太を保護して私たち夫婦に譲渡していただき、ありがとうございました。
瓜太に出会えて家族になり、私たちは幸せ者です。

と、ご連絡をいただきました。



11歳である日突然いなくなってしまいました。
いたたまれないとは、このことだと思います。

病気を告げられて、どう臨んだらいいのか悩んだり
治療することができたり、しばらく看病ができたりすると
飼い主さんの気持ちの中で、徐々に悟りのようなものが生まれるものです。

看病させてもらえる時間は、ある意味とても大切な時間でもあるのです。
入院してそのまま・・・。
心の準備ができないことが、押し寄せる悲しみを倍化させてしまいます。

瓜太君がいなくなってから、瓜太君しかしなかった仕草や鳴き声を
他の子たちがするようになったそうです。
まだ、瓜太君はMさんのお宅にいて、
そばで一緒に過ごしているのかもしれません。

瓜太君にしても、何もわからないまま、何の準備もないまま
向こうに旅立つことはできないのかもしれません。

それならそれで・・・。
優しいご家族、楽しく遊んだ兄弟たちとゆっくり過ごしてから
旅立っていけばいいのかなと思います。

魂だけになっても、帰る場所はMさんのお宅しかありません。
いずれ姿形を変えて、戻ってくるかもしれません。
それは瓜太君が決めるんだろうし、Mさんご夫妻にならわかるんだろうし、
いつかまた出会えるんだろうと思います。

人間は祈ったり願ったりするしかできませんが
でも強く願えば叶うと思います。



だから・・・。
瓜太君、また戻っておいでよ。



大切に慈しんでくださったことを
わたしたちも心から感謝し、今は瓜太君の冥福を祈ろうと思います。


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仔猫シーズン突入とGW

2023-04-29 02:37:45 | そらまめのひとりごと
時間の過ぎることがあまりに早くて
正直、全然追いついていけてないというところです。

年齢の経過とともに、物忘れも加速し
要領よくなった部分もあれば、すっかり抜け落ちて
やばい!まずい!と後々ごめんなさいの連発になっていたりします。

一日の中のやることが、どうにもこうにも容量オーバーしてると思いつつ
こなさないといけないことは、次々とやってまいります。

やっつけ仕事になってる気もして・・・なんだかなぁとため息。

仔猫シーズンに突入したので、スタッフさんたちは
寝る間を削って、神経を削って、ご家族も協力体制で
みんなで育児をがんばってくれています。

不慣れな猫たちの馴染み具合などを確認しつつ
おちびさんたちの成長具合も確認しつつ
病気や高齢猫のお世話をしつつ

煮詰まりすぎて、現実逃避に走りました。
駐車場のフェンス周りの草むしり。
夢中でむしって約1時間。
きれいになったけれど、ここは借りてる駐車場で
いったいわたしは何をしてるんだという感じです笑

われを忘れた1時間。
無心になれる作業はけっこうはまります。

今年のGWは、里帰りや旅行やキャンプとかで
過ごす方も多いんだろうなぁと思います。

ペットを連れて外出(犬の場合)、ペットを置いて外出(猫の場合)が
増えてくると思うのですが、いなくなってしまった、脱走してしまったなど
悲しいことがおきないように万全の対策をお願いしたいと思います。

また、換気のため網戸にすることが多い季節です。
うちの子は、外に出たがらないんですという飼い主さんが結構います。

それ!絶対に間違ってますし、いつか後悔します。

猫のことがよく理解できていたら、そんな風には思えないはずです。
転ばぬ先の杖。
脱走対策を強化してくださいね。



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忙しすぎる4月

2023-04-21 07:05:24 | そらまめのひとりごと
桜・・・落ちた花びらさえ跡形もなく
毎日、怒涛の日々に突入しています。

感覚を研ぎ澄ませて、頭の中の立体パズルをうまく組み立てていくような
そんな毎日に突入しました。
気を緩めたら、何か見落としたり忘れたりしそうです。

実際はいろいろ抜けているんですが・・・。

もそもそおチビさんたちも続々とやってきています。
なぜ生まれる前に手術をしなかったのかと、怒れる気持ちを抑えに抑え
今の目に前にいる、猫には見えない産まれたばかりのチビ達を
何とか育てないといけません。

スタッフさんもいきなり全開です。

不眠不休が始まりますが、この大変さ
餌だけあげていたり、見つけて迷惑だと騒ぐだけの人たちには、
絶対にわからないだろうと思います。

でも、やってくれる人たちは
他の会や一般の人も含め非常にわずかですから
やれる人が、やろうと決めた人たちが
がんばる以外ないわけです。

他にも脱走猫の相談も続きます。

怪我をした野良猫や、体調不良の猫の相談も続きます。

ご近所トラブルから、どうしても再度保護したい、(しかも数がたくさん)
な相談も入ってきました。

アドバイスしたり、図解説明したり、必要だと判断すれば
現場にももちろん出向きます。
受け入れ先も必死で探します。

もし、やり方さえ伝えてその子のために頑張る相談者さんだったら
自分たちのしていることは無駄にはなりませんから。

自分の時間や労力をこうまで使うのは何でだろうと思ったりもします。
きっと究極のお馬鹿さんかもしれません。

もう馬鹿でもいいかと最近開き直っています。

もっともっと昔は、もっともっと馬鹿だった気がします。
若さも相まって、大馬鹿者でしたね。

いろんなことがあって人間やっていますから
そのいろんなことをマイナスの、つまり言い訳に利用したら
すべてできないづくしになってしまいます。

だって〇〇だから無理・・・ではなく
〇〇だからやる・・・に変換して、やっていこうと思います。
生き様みたいなものかもしれません。

がんばっていたら、きっと神様が後押ししてくれると思うんですよね。
結局は神頼みかよ!と自分で突っ込みを入れてます笑

ミルクの寄付を募っています。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
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芽衣ちゃんの手術

2023-04-21 06:40:17 | 病気&事故の話し/猫編
昨日、腫れた頬の手術をしたそうです。

血管が絡んでいて取りきることができなかった・・・という
何ともやりきれないものでした。

会いに行くと手術後なので当然ですが
ぐったりとしていたとのこと。
その姿に苦しくなってしまったそうです。

これから抗がん剤の治療に入ると思いますが
うまく効いてくれたらと願っています。
芽衣ちゃんも、お世話する里親さんも
穏やかな時間を過ごしてもらいたいと思います。

本当にいろんな病気があるものです。
早く気づいてあげられなかったとおっしゃっていましたが
どのタイミングでどう気が付けば、問題ない状態になるのか
よくわかりません。

人間もそうですが、もっと早く気づかなかったのか?の問いは
愚問かもしれません。
言葉の通じる人間でさえ気づかないまま悪化していることが多いわけです。
ご自身を責めながら、これから治療に臨んでほしくはないなぁと思います。

芽衣ちゃんの時間が穏やかで優しいものであることを
願おうと思います。

*お名前を芽衣ちゃんに漢字表記にしたそうです。
こちらの画数が運気上昇につながるんだとか・・・。
少しでも何でも芽衣ちゃんのためにと思う気持ちが
きっと伝わってくれると思います。

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メイちゃんの病気

2023-04-19 07:36:17 | 病気&事故の話し/猫編
2013年に多頭崩壊の現場からレスキューしてきたメイちゃん。
幸せな家猫として過ごしてきましたが
このところ体調が思わしくないと連絡をもらっていました。

口内炎のため抜歯の施術はしてありますが
どうやら顔が腫れて来た・・・と思ったら
反対側も腫れて来て、触るとこぶのようなものもあるそうです。



すぐに受診して、細胞を取り外注検査に出して確認してくださいました。

どうやらリンパ腫のようです。
それも非常に珍しいタイプのものだそうで、抗がん剤が
うまく効くのかどうか、手さぐりになるとのお話しです。

すんなり触れる性格の子ではないし
病院に入院や通院が果たしてメイちゃんにとっていいのかどうか
判断しかねてのご相談でした。

いろいろよく考えて、最終的に決めるのは飼い主さん本人ですよ。
そう答えることしかできませんでした。

ただ、貴女ならどうするの?の問いには
わたしなら、可能性があるならもちろん治療を選びますけど・・・。
そう答えました。

少し他の子のケースもお話ししているうちに
抗がん剤の治療をしてみる方向で気持ちが固まったようです。

病気と向き合うのは、病気にかかってしまった猫だけではなく
飼い主さんはさらに気持ちを奮い立たせないといけないことだと思います。

うまくいくのかいかないのか
かかる費用もかなりな金額です。
万が一転移などみとめられたら、そんなことを考え始めたら
怖くてたまらないはずです。

ともに暮らした愛する猫のために
これがいちばんだと思える選択をしてもらいたいと思います。
先のわからない中で、その子のためだと出した結論。
それが正解だと思うのです。

治療がはじまったら、その様子はいつでもいいから教えてねと
お話ししました。

持ちなおして元気になってくれることを
心から願っています。
祈ることしかできませんが、精一杯祈ろうと思います。


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飼い猫になった未来ちゃん

2023-04-18 23:34:26 | 病気&事故の話し/猫編
積極的にTNRをやっている地域での出来事です。

この地域は、野良猫の不妊手術をすることに対して
住人のみなさんが理解を示し始めていて、かなり浸透しています。
浜松市内でも、その意識が最も進んでいるのではないかと思われます。

ただ残念なことに、手術をするにはまだ少し小さかったり
子猫だったり、病気で苦しんでいる猫にまでは
一丸となって対応するという流れにはなっていません。
手術する猫以外には目がいかない方もまだまだいるのです。

そんなときは、つまり特定の誰か・・・に、
言葉は悪いですが押し付けている感があります。
自治体で保護場所を持つというところまではいかないので
誰かの善意におんぶしてしまうというのも、うなずける話です。
また、これ以上増やしたくないという思いがみなさんの中に根付いても
助けるという感情にならないわけです。
好きな人と嫌いな人との感情の壁は、なかなか乗り越えられない課題です。

現場で活動をする実働部隊が、保護したり里親探しをしたり
費用面でも苦労しているようです。
もちろん、猫と暮す会でも里親探しの協力はしてきました。
ただ、年齢もわからない病気の猫の相談となると、
現場の皆さんでまず保護ができるのかどうか、
それともその場所でお世話しながら
治療をしていくのかどうかを判断してもらうしかありません。

さて、この地域に3月末、
痩せてぼろぼろの猫がいるという情報が入りました。

数日後、捕獲班のUさんが、この猫を捕獲することに成功しました。
5年前に兄弟といっしょに捨てられたさび猫です。
さび猫の兄弟猫は亡くなり
残されたさび猫はひとりでずっとがんばって生きてきたそうです。

この子は以前TNRで手術に連れて行ったときに
すでに避妊手術が済んでいたことが判明しました。
そのとき耳カットのみしてもらっています。

捕獲後、すぐに獣医さんを受診してくれました。
血液検査の結果は、慢性腎不全です。
数値はかなり悪く・・・貧血もあります。

どうするのか迷いに迷っていましたが、Uさんは覚悟が決まったようで
自宅に連れ帰りました。
これまで保護することには消極的だったご主人も快諾してくれたそうです。



ずっとUさんががんばってきた姿を、いちばん近くで見ていて、
ほっておけないことをわかっていたからでしょうか。
このさび猫さんが、あまりにもいい子だったせいでしょうか。
抱っこも好き、なでられるのも好き



ふたりは、毎日点滴することを決め、この子にやってあげられることを
探し始めてくれました。



おかげで、外でぽつんと箱座りしていたときとはうって変わって
可愛い家猫の表情、元気な姿になっていきました。

名前は、未来ちゃんです。

もちろん腎臓そのものが元に戻るわけではありませんが
点滴をしたり、身体にあったフードを食べることで
進行をかなり遅らせることができます。

未来ちゃんには『これから』がたくさん見えてきたと思います。
今から過ごす時間は、未来ちゃんにとって
快適で居心地のいい安らげるものになりました。

あのまま・・・だったら、もう今頃力尽きていたのかもしれません。

心ある誰かが手を差し伸べたことで
未来ちゃんの運命は大きく変わりました。



どこまでどう続いていくのかは、神のみぞ知るところです。
でもその最後を迎える日まで、きっと未来ちゃんもUさん夫妻も
幸せで楽しい時間を送れるはずです。

みんなで力を合わせて、いっしょに生きることを楽しんでもらえたら
嬉しいです。
お二人がはじめて飼う猫が未来ちゃんで良かったですね。
未来ちゃん、おめでとう。



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モネちゃん☆またいつかね

2023-04-17 08:56:42 | 天に還った猫たち犬たち
4月6日
日づけが変わってすぐに、モネちゃんは天に還って行きました。
12日が満8歳のお誕生日でした。



1年前に体調不良になってそのときは猫風邪だと診断され
別の病院を受診しても、やはり猫風邪とのこと。
風邪の治療をつづけていたものの、症状は悪化していったそうです。

もしやのガンを疑ってがん治療に特化している病院に行き
口腔内悪性リンパ腫と診断されたそうです。
病名が確定し、やれることはすべてやろうと抗がん剤治療をしてくださいました。
一時的に持ち直したかのように感じたそうですが
残念ながら腎臓に転移が見つかりました。



終わりのときは、ご家族皆さんが見守る中だったそうです。
8歳のまだ丈夫な体は、なかなか向こうに行くことができず
苦しむ姿を見ていることしかできなかったと・・・。

モネちゃん自身は、意識はなくなっていくので
こちらが感じるほどは苦しんでいなかったと思います。
でも、愛するわが子の終わりが穏やかで安らかではないと感じてしまうと
里親さんの心はズタズタに傷つけられてしまうものです。

わたしも今まで何匹も看取ってきましたが
スーッと逝ってくれた子ばかりではありませんでした。
そのときは泣きながら神様に祈ったものです。

『お願いします。早く迎えに来てください。』と。

あんなやりきれない時間を味わってしまったのかと
いただいたご報告を読みながら、涙が止まりませんでした。

モネちゃんは2015年7月に譲渡しました。
譲渡する3か月前に、わずか9か月のマリンちゃんを亡くされて
よく似た茶色の柄のモネちゃんが
きっと里親さんの気持ちを癒してくれるだろう、
そう思って送り出しました。

マリンちゃんを亡くされた時の、里親さんの表情を今でもはっきり
覚えています。

大切にしてくださっていたことも、愛情をかけて暮らしていたことも
みんなが楽しく過ごしていた日常も
想像がつくだけに、苦しい胸中を思うと・・・。



出逢いがあればお別れもやがてやってきます。
寿命だったと思えるにはまだまだ時間も必要だと思います。



今は、楽しく過ごしていた日々
モネちゃんのために一生懸命がんばってくださったこと
また、モネちゃんがご家族を和ませてくれたこと

かけがえのないひとつひとつの出来事
そのどれも嘘のない純粋できれいな宝物ですから
大事に心にとどめてくださればと願います。

たくさん泣いたら、モネちゃんが大好きだった笑顔に戻って
優しく呼んであげてください。

きっと少し休んだら、必ず戻ってきてくれると思います。
猫は帰りたい場所に必ず帰ってきますから。
またいつか逢えますね。



モネちゃんを大切にしていただきありがとうございます。
今は安らかであれと祈るとともに
ご家族との再会の時を願おうと思います。

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看取るだけだとわかっていても

2023-04-14 04:29:20 | 天に還った猫たち犬たち
ご自宅の近くで・・・娘さんが見つけたそうです。
路上で、動くことができなくなってうずくまってるだけの猫。



そのままではひかれてしまう。
そう考える人も中にはいるかもしれません。
自分には関係ないと思う人もいるのかもしれません。

ほっておくことができなかった娘さんとそのご家族。
すぐに受診して点滴治療をしてくれました。
ですが、脱水がひどくあまりいい状態ではないと病院で告げられたようです。

首輪をしていたので、飼い主さんの元に返してあげたいと思い
私たちにも連絡をくださり、保護していますに掲示しました。
警察や犬猫相談センターにもご連絡をしてくださいました。



3月22日に保護。
耳カットもあります。



場所はローソン都田店より西へ200メートルほど行った路上。

ですが・・・・・
残念ながら亡くなったお知らせを4月7日にいただきました。

保護してから17日目の先ほど、命が尽きました。
頑張りましたが、残念でした。
明日、火葬いたします。

この猫さんも、そして何よりこちらのご家族が
本当によく頑張ってくださったと思います。

終わりの時間を、心ある人たちや温かい場所で過ごせたことは
この猫さんにとって神様からのプレゼントだったと思わずにはいられません。

脱水がひどかったということは、ずいぶん長い時間放浪していたのか
何か別の持病があったかだと思います。

首輪をつけていたということは、飼い主さんがいたということ。
探し方がわからなかったのか
早くにあきらめてしまったのか。
でも、この子は待っていたと思います。
探してもらえるのを、きっと待っていたと思います。

脱走したのか、もともと中と外を自由に過ごさせていたのか
手術のみして外でお世話していたのか。
今となっては、推測の域を出ることはありません。

ただ、猫を飼うということ、生き物と暮らすということは
最期までお世話するということです。
看取るということです。
いなくなったら・・・『だって猫だもん』では通らないのです。

そういう覚悟もないまま、暮らし始めたりする人も大勢います。
愛情があれば、あきらめるなんて選択はないと思うのですが・・・。

今回、看取るだけだという状況に置かれても
きちんとお世話をしてくださったご家族もいます。

生き物と向き合う人間の本質が垣間見えるような
そんな出来事でした。



この子の魂が安らかであるようにと祈ります。
行き倒れの猫に、手を差し伸べる人が増えてくれますようにと願います。

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ルーナちゃん探しています/近くにいるね

2023-04-10 13:14:24 | 探しています/保護しています
ルーナちゃん無事に保護できました
4月11日、近くに仕掛けた捕獲器に
入っていました。



浜松市西区入野の北脇公民館付近です

暮す会のスタッフさんでビブスをつけて
ポスティングと付近の捜査にあたりました。

4月7日、逃走したお宅のすぐ2軒裏手のお宅から目撃情報です。

写真も撮ってくださっていてルーナちゃんにまちがいありません。



そして今朝、たぶんルーナちゃんではないかと思われる猫の目撃情報の
お電話をいただきました。
スタッフさんふたりが現場まですっ飛んで行ってくれました。

自宅のすぐ近くにいます。
本当にすぐ近くで探し出してもらうのを待っています。

何台か捕獲器を設置してあります。
当然ながら、別の猫が入ってしまったりしてますが
手術をしています。
数日、スタッフさんが預かってから、様子を見てリリースしています。

今日も4匹目の猫が捕獲されました。
ルーナちゃんではなくても、せっかく捕獲器に入った猫を
手術もしないで放すなんてできません。

幸い、付近の猫好きな方たちから、これは野良猫だよとか
教えていただけるので助かります。

3月27日の脱走した日からちょうど2週間が過ぎました。



早く保護してあげたい。
おうちに返してあげたいです。

里親さんも必死で声をかけて探してくれています。
ご近所の方たちも、協力してくださってありがたいです。

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ルーナちゃんを探しています

2023-04-08 08:31:29 | 探しています/保護しています
おかげさまで無事に保護できました。
ありがとうございました。

2023年3月27日の午前中

ルーナちゃんが自宅から脱走してしまいました。



4月2日の夕方、いちど姿を確認できています。



西区入野町の北脇公民館付近です。

4歳のシャム風のメス
目はブルーです

遠くから見ると白よりもこげ茶の部分が濃く見えるかもしれません



些細なことでもいいので目撃情報を集めています。
警戒心が強いので、見かけたらご連絡をください。

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エイズキャリアのさくらこちゃん

2023-04-02 23:57:31 | 病気&事故の話し/猫編
あるお店の前で、やせ細った猫を見つけて
見て見ぬふりすることができなくて、連れ帰って下さったのは
猫と暮らす会から、これまで2匹の猫を譲渡をした里親Iさんです。

以前もIさんは猫を保護したことがありました。
みんながすりすり寄ってくるその子に気づいていたのですが
大人猫だったその子を連れ帰るのは勇気のいることでした。
そのときも、手を差し伸べて保護してくれました。
その猫は、無事に会を通して佳き里親さんの元にたどりついています。

今回の三毛ちゃん、保護してすぐに受診。
脱水もひどく体重も1.8キロ。
年齢は10歳を過ぎていて、血液検査の結果
エイズキャリアの女の子だったそうです。



今の季節、さくらのお花にちなんで『さくらこ』ちゃんと名付け
3匹目のお家の子として自宅に迎え入れる決心をしてくださいました。

これから高齢猫のこと、エイズキャリアのこと
勉強していきたいと言って下さってるそうです。
担当スタッフさんを通じて、そんなお話しもうかがいました。

私自身も、これまで多くのエイズキャリアの猫と暮らしてきました。
他の猫との隔離を先生も勧めて下さったと思いますが
どうするのか考えた結果、隔離生活はしませんでした。

他の猫達と仲良くできるのかしばらく様子は見ていましたが
どの猫たちも、他の子たちと相性も良くすんなり溶け込んでいきました。

気性が激しく、テリトリーを強く守りたい猫なら
隔離が必要だろうと思います。
でも、たまたまかもしれませんが
わが家の場合は喧嘩することもなく、穏やかに、
それぞれの天寿をまっとうしてくれました。

部屋の暖房とか温度管理、食事内容など、気を使う部分はありましたが
悪しきものと忌み嫌うようなものではないと思っています。
キャリアはまだ発症しているわけではないのですから。

また人間のエイズとは全く違います。
人にうつるわけでもないし・・・。

エイズキャリアの猫と暮らしてきたわが家の他の子たち。
高齢になって別の病気で受診したとき、血液検査をしましたが
1匹もうつっていた子はいませんでした。

仲良しになれれば問題ないんだろうなと思います。
でも、あくまで個人的な話ですから、みなさんが個々に考えて
どう暮らしていくのがベターなのかを決めればいいのかなと思っています。

人間も動物たちも、いろんな病気にもかかります。
治せるものばかりではありません。
生きていれば仕方のないことだと思います。

今回、いろんなことを抱えたさくらこちゃんを
すんなりと受け入れてくださって
本当に素敵な話だと思いました。



目には見えない魂が、たいへんきれいなIさんなのだと思います。
いざというときどうするのか
その人の本質が試されるような気もします。

またそういう方に見つけてもらえるものを持っていたさくらこちゃん。
この子も神様に、
生きなさいと後押ししてもらえる何かを持っていたんですね。

体調がよくなったさくらこちゃんのこれからの姿を楽しみにしています。


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理知(リーチ)君☆またいつかね

2023-04-02 22:34:38 | 天に還った猫たち犬たち
そのお知らせは、とてもせつなく悲しいものでした。
3月25日の土曜日。

ちゃとらの愛嬌たっぷりのリーチ君



突然動けなくなり受診。
重度の血栓症だと告げられて、酸素室に入って様子を見ていたそうですが
悪化する一方・・・。
ご家族皆さんで話し合って、安楽死の選択をされたそうです。

リーチ君は2019年6月半ばが推定誕生日です。
同じ年の10月16日、4か月のときに譲渡しました。



3歳と9か月という若さです。
まだまだ遊び盛り、元気いっぱいのリーチ君だっただろうし
シャンプーしてもこもこの写真もいただきました。



だれも想像すらできない出来事に、里親さんご家族の悲しみは
はかりしれないものだと思います。

気持ちはついていけないまま・・・
現実を受け止めきれないのでないか思います。

愛らしいお写真を拝見して、胸が熱くなりました。
大切に思っていてくださったことがわかります。




リーチ君もみなさんのことが大好きだったことが伝わってきます。



願うことはただひとつ。
生まれ変わってきてほしい・・・それだけです。
きっとリーチ君も、こちらのご家族にまた見つけてもらいたいはずです。



おうちに帰って楽しい日々の続きをしたいよね。
みんなに抱っこしてほしいよね。

強く強く願えば、姿形が違っても
きっとわかるはずです。
きっと見つけてもらえるはずです。



奇跡が起きると信じています。



リーチ君、よくがんばりました。
またいつか会いたいな。




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うぐいすの鳴き声

2023-04-01 20:45:12 | 風景・花によせて
このところ毎朝

うぐいすの鳴き声で目覚めます。

春の訪れを告げる美しい声。

なんとも言えない幸せな瞬間です。

どこにいるのかと窓を開けても姿を見ることはできません。

今までと同じ朝・・・のはずなのですが

うぐいすが鳴いてくれるだけで、極上の1日がはじまる気がします。

心地よさに身を預けながら

やるべきことをひとつづつこなしていく。

いいことばかりじゃないけれど、なんとかなるさって思えちゃいますね。


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