そらまめ日記・猫と暮らす会(猫とクラス会)

静岡県浜松市を拠点に、人と猫とが上手に暮らせることを願い
共生をテーマに自分なりの言葉で日々を綴っています

野良猫に関わるすべてのみなさんへ

2021-03-31 08:56:19 | 不妊手術・TNR
野良猫の捕獲をしようとされる方


現在野良猫にご飯をあげている方


負傷して具合の悪い野良猫を見かけた方


捕獲のお手伝いをしようとしている方


みなさんにお願いです。


主にマダニに咬まれた猫の中には、


重症熱性血小板減少症候群(SFTS)


感染し発症してしまっている個体がいます。


もちろんすべてではありませんが、どの猫がそうなのかはわかりません。


あからさまに弱っているケースは要注意です。


その感染してしまった猫に咬まれたりひっかかれて


人間が感染してしまったケースもあります。


重症化すると命を落とすケースもありますから、


細心の注意を払ってください。


咬まれたりひっかかれたら、まず水道水で患部を洗い流してください。


流血していてもその血をしっかり体から出すくらいの勢いで洗ってください。


それが済んだら、噛み傷の場合はすぐにお近くの外科を受診してください。


ここを甘くみないようにしてほしいと思います。


発熱などがあれば経過観察はせずに、すぐに受診です。


怪我をしないのがもちろんベストなので、


手袋(できれば皮手袋)の装着、マスク、フェイスガード、


ゴーグルなどで目とか鼻とかの保護もしてください。


大切なことですから、きちんと守って接触してください。


直接マダニに咬まれないように、草むらや藪にはいることがあるときは


長袖長ズボン、長靴、靴下にスニーカーなど肌の露出を少なくしたり、


虫よけ剤(マダニに有効なもの)を使用してください。


助けてあげたいとがんばる気持ちだけでは、


本当に大切な者たちの命を守ることはできません。


まずは、自らの安全確保ができて、きちんと捕獲することで


周囲の理解や、その猫の未来が守られていくのです。


また、無理して素手で捕獲など絶対にしないでください。


よろしくお願いします。


必要以上に怖がる必要はありませんが、用心は大きな武器になるのです。


みなさんに正しい知識を持って


野良猫たちに関わってもらえたらと願っています。

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次年度を目前に

2021-03-30 11:30:38 | そらまめのひとりごと
4月1日から野良猫との共生推進協議会、令和3年度がスタートします。


そこに合わせて、ものすごい勢いで


調査依頼が殺到している猫と暮らす会です。


今まで頑張ってくださってきた方が、また新しい子が来てるという内容や


違う現場で見かけてる猫を、これ以上増やしたくないという内容など


いろいろです。


着実に、野良猫に不妊去勢の手術をしていく意味を理解してくれる方が


増えています。


嬉しいことです。


現在スタッフさんが表にまとめていて、次年度のスタートと同時に


現地調査に赴く予定です。


わたしは・・・・といえば


今まさに最期のときを迎えようとしている子と


時間の許す限りいっしょに過ごしています。


もしわたしが看取ることを神様が決めているなら


きっとそのときはそばにいるんだろうし


知らぬ間に逝ってしまうならそれもまた仕方ないことだと思っています。


ただ、今は・・・私自身がこの子のそばにいてあげたいと思ってます。


もうすぐスタートの協議会の現地調査


サクサクと担当できないかもしれませんが、


わたしの中の今の最優先事項はちゅものそばにいることなので・・・。


世界でいちばんこの子を想ってるわたしが、なるべくそばにいてあげること。


そんな当たり前のことを、今は堂々としたいと思います。


ずっとずっといっしょに暮らしてきた大切な存在です。


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かぐらちゃん☆またいつかね

2021-03-29 11:44:23 | 天に還った猫たち犬たち
昨日の譲渡会に、以前猫を譲渡した里親さんが訪ねてきてくれました。


わたしはあいにくお休みしていたのですが、夕方連絡がつきました。


譲渡したかぐらちゃん、3月21日に亡くなったそうです。


そのご報告にいらしてくださったんだそうです。


こうして最期をお知らせくださるお宅は、間違いなく大切に慈しんで


病気もともに闘ってくださっていたに違いありません。


逝ってしまったことは言葉にできないほどの哀しみですが


きっとご家族の心の中に、


たくさんの素晴らしい思い出を残してくれましたね。



3月21日にかぐちゃんが天国へ旅立ってしまいました。

もうすぐ12歳で脳腫瘍でした。



目に症状が出てから3ヶ月半、舌が麻痺してしまって、

自分でごはんが食べられなくなってから2ヶ月でしたが、

亡くなる2日前までお腹すいたってスリスリしてくれる、

食いしん坊で甘えん坊なかぐちゃんでした。



本当に可愛いかったです。



オムツを変える時は、元気に怒ってました

そんな頑張る姿が、元気をくれました。

日曜日でしたので、家族皆で送ることができました。

可愛くて、愛しくて、まだ温もりが忘れられません。

家族の心の支えになってくれたかぐらちゃん



かけがえのない存在だったかぐちゃんに出会わせて頂けた事に

本当に感謝しています。



お礼伝えたく連絡させていただきました。

これからも活動を応援しています。

本当にありがとうございました


短い文章の中にも、たぶん最後の時を迎えるにあたって


お世話は大変だったことがうかがえます。


もちろん、ご家族にとっては大変の文字は浮かんではいないはずなのですが。


幸せな時間を過ごさせていただいて、こちらこそありがとうです。


保健所が引き取り窓口だった時代に、迎えに行った兄弟姉妹の1匹でしたね。


大半が処分の時代でしたが、こうして生かされ愛された子がいて


がんばったことは、無駄ではなかったと思える連絡でした。


かぐらちゃん、また生まれ変わって戻っておいでね。



きっとかぐらちゃんの家族にはわかるはずだと思うから。


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チビシャムちゃん☆またね

2021-03-28 03:50:24 | 天に還った猫たち犬たち
何度も何度も・・・悪くなっては持ち直してきたチビシャムちゃん


御年、17歳の男の子です。


ギャラクシーアクションクラブ(GALAXY ACTION CLUB)様の


事務所で暮らしてきた子です。



ここはいろんな猫たちが保護されて集まる、お助け村みたいな場所です。


チビシャムちゃんが、危険な状態のとき


なぜか他の猫が急に身代わりのように逝ってしまうことが


重なっていたのですが・・・・。



今回ばかりは、N美さんの自宅の虎茶の助君といっしょに


還っていってしまったそうです。


3月25日の朝だそうです。


立て続けに送るのは、とてもしんどいことですね。


想像しただけで苦しくなってしまいます。


ですが、縁あって事務所のみなさんにお世話になり


17歳、大往生でその命をまっとうできたことは


猫冥利に尽きると言えます。


あやかりたいと思う猫たちがたくさんいるはずです。


きっと虎茶の助君と同じ舟に乗って・・・旅立っていったと思います。


つらいことが重なっていますが、前を向いて自分にできることをしたいと


そんな風に言ってくれています。


あたたかくて優しい人たちに救われた猫たちの集う場所で


大切にされてきたチビシャムちゃん。



素敵な一生だったね。


お疲れ様でした。


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虎茶の助君☆ありがとう、またいつの日か

2021-03-28 03:03:03 | 天に還った猫たち犬たち
猫と暮らす会で譲渡した五郎ちゃん


多頭飼育のアメショー崩壊のうちの1匹でした。


お耳がくっついてしまっていたことや、


めちゃめちゃ若いわけではなかったことから




そのN美さん宅には兄貴2号の虎茶の助君がいて、五郎ちゃんも


ずいぶんお世話になりました。



兄貴2匹が受け入れてくれたおかげで、五郎ちゃんは一生の家を


手に入れることができたのです。



ですが、残念なことにその虎茶の助君が3月24日


急性肝炎と診断されて、わずか10日で逝ってしまったのです。


この10日間、別室で隔離してのお世話が続きました。


ドアの前でうろうろと心配している五郎ちゃんの姿に


N美さんの心はより悲しさを増したようです。


今までたくさんの猫たちを助けてきて、そして見送ってきたN美さんですが


何度経験しても、ともに暮らした子の死は


やりきれず、重たく、つらいものだと報告をもらいました。


命の大切さを知れば知るほど、そしてたくさん助ければ助けるほど


立ち会う終わりの時が何度も訪れます。


それは、慣れるものでもないとN美さんが言っていましたが、


慣れることなどないと、わたしもそう思います。


悼む気持ちや涙することができる人だから、がんばれるんだと思います。


きちんとお別れに向き合えることは、何より大切です。


虎茶の助君はエイズキャリアで


口腔内の状態があまりよくなかったそうですが


N美さん宅の環境が合っていたのか、きれいに治っていったそうです。



急性肝炎を告げられるまで、美味しくて栄養価の高いものも


たくさん食べることができただろうし、元々の飼い主さんも


大切にしてくれていたそうですから、ずっと幸せだったんだろうと思います。



7歳~10歳ぐらい。


まだ若くて残念ですが、少し休んでまた戻っておいでよって思います。


きっと、向こうに行っても幸せだった話は尽きないだろうと思います。



虎茶の助君、五郎ちゃんに優しくしてくれてありがとう。


兄貴2号になってくれて、本当にありがとう。

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元ちゃん☆がんばりましたね

2021-03-28 02:21:33 | 天に還った猫たち犬たち
5カ月ほど通院し病と闘っていたエイズキャリアの元ちゃん。



2月24日に静かに還っていきました。



元ちゃんを自宅に迎えるにあたり、かなりの葛藤があった飼い主Kさん。


心を決めて飼い猫にしました。


普通なら・・・なかなかできない、しない選択なのかもしれませんが


この方の『何とか助けたい』は本物で、強くて優しい方のところに


たどりつけていた元ちゃんは、やはり幸運の神様がついていたんだろうと


そんな風に思ったものです。


また、元ちゃんの後で保護した大ちゃんも身体に腫瘍が見つかり


大きな手術をしたようです。



外で暮らしていたいわば野良猫時代に、


この子たちはいろんなものを背負わされたんだと推察されます。


野良猫で生まれてきても、こうしてあたたかい場所にたどり着けたことは


どれほど恵まれていることかと思います。


わたしたちも、外にいる大人の猫をかわいそうだから保護してと


そんな相談を受けることが多々あります。


残念ながら、引き取りをしてはいませんので、あくまでも


相談された方がどうがんばるか・・・。


里親探しのお手伝いもしますし、できるアドバイスなどもしますが


本人ががんばりきれないのであれば、そこは状況を見つつ


説明の上お断りしています。


Kさんは、担当スタッフさんとのやり取りを通じて


よくがんばってくれています。


こういう方ばかりなら、


携わっている人間も報われた気持ちになれますね。



元ちゃん、幸せだったと思います。



5カ月の通院生活、最期まで二人三脚でよくがんばりましたね。


ありがとう、大好きだよって聞こえてきそうです。

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るこちゃん無事に保護

2021-03-27 09:55:10 | 探しています/保護しています
3月26日の夜、るこちゃん無事に保護されました

大勢の方の目撃情報、ご協力

ありがとうございました。


2021年3月20日 13時頃

佐鳴湖公園 
売店付近から逃げてしまいました



【名前】るこ

【大きさ】 柴犬より少し大きめの雑種 

【年齢】2歳 【性別】メス

【特徴】

・脱走時、首輪・ハーネスが外れ、何も装着していない状態

・痩せ型、体重15キロ前後

・かなり臆病で、人、物音が苦手、犬猫には警戒心が緩みます

・夏毛になり、写真より細く、白っぽく見えます
※各所関係機関には届け出済。


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見つかりました/福くん/南区堤町

2021-03-25 03:42:21 | 探しています/保護しています
無事に見つかり保護することができました

2021年3月13日の朝浜松市南区堤町の自宅から

行方不明になってしまいました





【名前】福(ふく)

【猫種】スコティッシュフォールド

【毛色】ブラウンタビー

【年齢】3歳7ヵ月 【性別】オス

【体重】4キロ

【特徴】

・右後ろ足の親指が引っ込まない

・首輪無し



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しらすちゃんを探しています/中区幸3丁目

2021-03-25 03:32:48 | 探しています/保護しています
2021年2月13日 

浜松市中区幸三丁目の自宅から

行方不明になってしまいました



【名前】しらす

【柄】シャム風 【年齢】10ヶ月 

【性別】メス(避妊手術済み)

【特徴】

・首輪無し

・しっぽが短い(うさぎ尻尾のような感じ)

・目が青いです

※各所関係機関には届け出済です。


見かけた方、保護された方は
吉田さん[090-2944-3938]までご連絡ください。

拡散希望です
ささいな情報でも構いません
ご協力お願いします
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すーちゃん☆いつかまた会いたいね

2021-03-23 04:47:22 | 天に還った猫たち犬たち
先月の末、2月28日


がんばっていたその子は家族の見守る中、天に還っていきました。


慢性腎不全を告げられてから丸2年。


病名を告げられたときはすでにあまりいい数値ではありませんでしたが


ゆるやかな坂道をゆっくり静かに歩いてくれました。


ゆっくり下れたのは、家族の献身的な介護のおかげだったと思いますし


この子自身もよくがんばりました。


平成キャンディーズと命名して、里親さんを探した3姉妹の1匹・・・


名前は、すーちゃん。



すーちゃんを気に入ってくれたのは、当時まだ小学3年生のお嬢さんでした。


どうしてもすーちゃんがいいと気にいってもらっての譲渡でした。


すーちゃん。。。この名前は、新しいお家が決まってもそのままでした。


すーちゃんのおかげでできた縁。


その後すーちゃんママは暮らす会のスタッフとしても


活躍してくれることになります。


猫の持つ力はなんと不思議なものなのかと思います。


小さな命は秘めた力を持っていて、大切な仲間を得ることができました。


口数の少ない物静かなすーちゃんママですが


彼女の写したすーちゃんの写真。



あふれる思いが伝わってきて、今さらながら


どれほど大事な存在だったのかうかがえます。



いなくなった現実はせつなく悲しいものだと思います。





しばらくは・・・そこにいたはずのすーちゃんの姿がないことに


とまどうことだと思いますが、空いたその場所を


かつてすーちゃんがくれたかけがえのないものが


埋めてくれるときが来るはずですから・・・・。


こんなときは時間が手助けしてくれると思います。


すーちゃんは優しい子で、そのあと暮らすことになったモッサちゃん



ロザリーちゃんのこともすんなり受け入れてくれました。





人にも友好的なすーちゃんは、遊びに行ったときも


愛想をふりまいてくれていたのを思い出します。


カメラ目線でご挨拶してくれました



いっしょに過ごした12年。


神様がくれた大切な12年ですね。


病院で初めて会った時、あまりにかわいくて


庭にリリースなんてしないで里親さん探しませんかって




そのくらい魅力的な3姉妹でした。


幸せな姿をずっと見せてもらえて、わたしも幸せでした。


すーちゃんに出会ったあの日のこと、忘れられません。




手続きにお邪魔したときのことも・・・。


1匹でも多く幸せにしたいと思ってはいても、その先が手探りだったころ。


わたしにとっても忘れることなど絶対にできない子になっていたんですね。


幸せに暮らす様子を、そばでいつも教えてもらえたことも


わたし自身を強くしてくれました。


すーちゃん



またいつかどこかで逢えたら、たくさんお話ししましょう。


できることなら、こんなに愛してくれた家族の元に


戻ってきてほしいと思ってます。



本当にありがとうね。



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脱走した猫が実は・・・。

2021-03-21 13:54:24 | いっしょに考えたいな
先週、ある相談を受けました。


自宅から飼い猫が脱走して探しているという内容です。


年齢など詳しくお聞きしたところ、保護したとき大人でしたから


実年齢がわかりませんと・・・・。


保護したときのことを詳しく伺うと、3年前で


病院で健診したら手術も済んだ男の子だとのことです。


薄汚れた首輪もしていたそうです。


どこかに届け出たり、保護していますよ、飼い主さんいませんか?


など何をしましたか?の問いに、近所には聞いたけど何もせず


そのまま室内に入れて自分の家で飼うことにしたそうです。


これにはちょっとびっくりしてしまいました。


わたしたちは、よく脱走するとそこら中必死で探し回ります。


愛護教育センターにも届け出たり確認したり


最寄りの獣医さんに張り紙したり、SNSで呼びかけたりします。


最悪の事態も想定して、連絡ゴミ受付センターにも問い合わせたりします。


もしかしたら、3年前必死で探していた飼い主さんがいたかもしれず


見つけてくれた方がそのまま飼ってしまったとしたら


飼い主さんにたどり着くことができません。


何とも言えない気持ちになりました。


しかも脱走してしまうとは・・・。


そのときも、元々外をふらふらしていた子だから、


外に行きたかったのかもと・・・。


見つける方法などひととおり説明しましたが、やりきれないものを


感じました。


猫たちは、興味が湧けば窓を開けたり、網戸も破ったり


いろんなことをします。


夢中で挑戦して、外に出てしまって・・・パニックになり


見知らぬ景色や匂いに、豹変してしまう子がほとんどです。


われに返るまで数日かかります。


あたたかくなってきましたから、脱走対策をしっかりしてほしいと思います。


探し方がわからなかったら、あわてないでください。


そういうことをよく知っている人たちに、


どうすればいいのかを聞いてみてください。


また、なついている猫を保護した場合は飼い猫かもしれません。


首輪をしていたら飼われていたわけですから


まずは飼い主さんの元に返すことを考えてもらいたいと思います。


中外で飼うことも危険がいっぱいです。


飼い猫は室内のみで飼いきるように、努力をしてください。


どこかに行ってもしかたないと思う方は、今の時代


猫を飼うのはやめたほうがいいと思います。


うちの子に限ってなんてことは絶対にありえないわけです。


ひとりひとりが肝に銘じて、猫と暮らすことを考えてほしいと思います。


適当な意識で飼い始める人が、まだまだ多くて


なんだかなぁ~な気分です。
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ちゅもと猫をダメにするというベッド

2021-03-17 08:47:11 | そらまめんちの同居猫
1月の半ばを過ぎたあたりから


わが家の永遠の保護猫ちゅもの様子がおかしいことに気づき受診。


2013年の5月にFIPと確定診断されてはや7年と10カ月。


ここ数年は元気に暮らしてきたのですが・・・・またしても?


ともかく対処して乗り切っていくしかないし、別の病気も考えられるので


まずは強制給仕して点滴して様子見してきました。


ステロイドを使用していますが、自力でご飯を食べることはなく


ついに鼻カテーテルになりました。


リキッドの量もたくさん入らなくなって、4時間おきぐらいのペースです。


仕事のあるときや、出かける用事のある日がちょっと厳しくなってきました。


10日ほど前、スタッフUさんがお家の子たちは誰も乗らなかった


猫をダメにするベッドなるものを持ってきてくれたので


さっそく猫部屋に入れてみると・・・・。


うれしいことにちゅもがちゃっかりおさまっています。



もくろみどおり。


ご飯の楽しみもなく寝てるわけですから、気持ちのいいベッドが見つかり


久々に私の方がテンション上がっちゃいました。


このベッドで、少しですがカテーテルを通してリキッドを流すと


ゴロゴロ言ってくれるようになりました。



な~んにもしてあげられませんけど、ちゅものゴロゴロが聞けました。


神様からいただいた命ですから、いつ何時いなくなるのかもわからないし


もしかしたら復活するのかもしれませんが。


ともかくやってあげられることをするしかなく、


ゴロゴロしてくれたのは、ちゅもからのありがとうってことかな。



さすが、猫をダメにするというだけのことはあるベッドです。


気持ちよさそうな寝顔に、わたしが助けてもらってます。
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1.6キロの若猫のリリース

2021-03-17 06:24:56 | 不妊手術・TNR
野良猫を今の頭数以上に増やさないためには


避妊去勢手術をして、繁殖制限することが大切です。


まして、餌をあげているのであればなおさらです。


某場所で捕獲した子の話ですが、こちらのお宅は


餌をあげていたわけではなく、ただ地域で増えていくのは困るということで


ママ猫とその子ども(子どもと言っても生後半年くらい)の手術を


がんばってくれました。


ママ猫は手術するのに十分な大きさがありましたが


子どもの猫は、1.6キロしかありませんでした。



月齢的には施術できるのですが、体重が少なくて・・・。


ですが、先生は手術をしてくださいました。


野良気質の強い子を、施術せずに放してしまったら


再度捕まえることは難しいであろうとの判断です。


連絡をいただき、施術後1週間ほどお世話をしてリリースしてほしいと。


担当したスタッフさんにたずねたところ、きっちりお世話しますとのこと。


噛まれたりひっかかれたりに気をつけて、


ご飯をしっかりあげて様子をみてもらうことになりました。



無事に1週間お世話することができ、子猫はご飯もしっかり食べて


施術の影響もなくひとまわり大きくなったようにも感じました。


11月のことでしたから、寒さの厳しくなる時期に


リリースすることはわたしたちにとっても、かなり切ないものはあります。


でも、すべての猫を室内に入れて譲渡の対象としているわけではないし


このときできることは増やさないように手術をし、きっちり回復させて


後は元気で頑張ってと祈ることです。


相談者さんが、飼いたいとか譲渡したいという意向があれば


話しは変わってきますが、警戒心の強い攻撃性のある子の場合は


かなりの覚悟も必要です。


先に手術したママ猫も待っているので、現場でリリースしてくれました。


ものすごい勢いで走り去って行く様子を動画で送ってもらいました。



リリースする猫を預かるのは初めてのスタッフTさんでしたが


泣き言も言わず、相談者さんとのやり取りをし病院の手配もし


頑張ってくれました。



会にも同じ大きさの猫たちがいて、小さなころからお世話してますから


人慣れ度合いも違います。


同じ猫に生まれても・・・・と、その行く末の線引きに


胸を痛めることばかりです。


そして、間もなく4月を迎えます。


例年通り避妊去勢のための予算が出ると思われます。


今年度も、繁殖制限のためのTNRはがんばらなければいけないことですが


その裏には、いろんな出来事があります。


今はこの方法しか対策できるものもありません。


産ませないこと。


みなさんがもっともっと理解してくれたら・・・と思います。






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家猫になったミルク君のこと

2021-03-15 20:20:38 | 家族ができました
ちょうど1年前。


お外にいる猫がどうにも食べ方が悪くて、手術もしたいし、


どうしたものかと相談です。



担当スタッフさん、現地に赴きお話しを丁寧にうかがい


相談者さんが飼えるものなら飼いたいと思っていることを聞き出しました。


簡単に触れる猫ではありませんから、果たしてきちんと馴染んでいけるのか。


難しい猫を根気よく慣らすスタッフさんの力を借りて


ミルク君の家猫修行がスタートしました。



口腔内のケア、シラミを駆除するための毛刈り、3段ケージで



おとなしく生活できる訓練。



一時的にお預かりして様子を見ました。


いよいよ、相談者さんにお返しして頑張ってもらう時が来ました。



うまくいくかなといちまつの不安もありましたが、


ご本人が真剣で、本当にミルク君のことを


愛おしいと感じてくれているのがわかります。


それからは、少しづつ少しづつなじませてくれました。



この1年の歳月は、着実にミルク君を変えていったようです。



どうしても家の子にしたい、助けたい。


その想いと家族の理解、いちばんはアドバイスを受け入れる気持ち。


病気を抱えた猫であっても、保護時の状態が悪くても


何とかなるものだと思います。


まっすぐな気持ちでミルク君を見ていてくれた相談者さん。


ずっと気にかけてフォローしたスタッフさん。


頑張ったなぁと思います。


ばっちりカメラ目線♪
顔が笑っててひとまわり大きくなりました💛


これから、もっともっと仲良しになっていくのが楽しみです。


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相次ぐお別れを乗り越えて

2021-03-15 04:49:12 | 天に還った猫たち犬たち
2015年の10月、今から約5年半前に、会から譲渡したぎんじ君。


お兄ちゃん猫のだいき君とも仲良く暮らしていたのですが


亡くなっていたことを知りました。


二人目のお子さんも生まれて、子育ても忙しい中


2019年の8月、満4歳で突然死してしまったそうです。


上のお嬢さんには、逃げちゃったと・・・。


幼稚園に送って帰宅したら亡くなっていて、その死の伝え方がわからずに


娘さんを思いやってのとっさの嘘だったようです。


実は、ぎんじ君が逝って間もなく、病気と闘っていたお兄ちゃん猫の


だいき君も、同じ年の12月に天に還っていきました。



こういう風に相次いで見送ることは、本来ならあまりないことです。


小さなお子さんふたりの子育て真っ最中に、この哀しみと向き合いつつ


日々をこなしていくのはどれほど苦しかったことかと思います。


それでも、猫が大好きなご家族は、もう一度暮らしてみたいと


譲渡会に足を運んでくださいました。


楽しかった日々、愛おしかった日々、心がほっこりした経験を


忘れることはできなかったでしょうし、少し大きくなった娘さんたちにも


その気持ちを味わってもらいたいと願ってのことだと思います。


逝ってしまっただいき君もぎんじ君も、きっと喜んでくれていると思います。


里親さんが当時の担当スタッフにくださったお便りも


併せてご紹介いたします。


その節は大変お世話になりました。

ぎんじと過ごした日々はとても短かく、

幸せにしてあげられたかはわかりませんが、

私や子供たちに幸せとたくさんの思い出を残してくれました。

本当に子供達への愛が溢れていた猫で、いつもくっついていました。





忘れられないのが、室内でフラフープ潜りを子供としているときに、

ぎんじも一緒になってフラフープをくぐって遊んでいた事です☆笑

それにはビックリしました。

先住のだいきとも本当に仲がよく、毛繕いをし合い、



ニャンモナイト姿でいつも2匹で寝ていました。



またこうして、新しい家族との出会いに繋げて頂けたこと、

感謝しています。

アメリちゃんを幸せにしてあげられるよう、

たくさん愛情を込めていきたいと思います。


ぎんじ君はいなくなっても、つないでくれた縁のおかげで


こうして別の子が、新たな家族として暮らしていけることになりました。


あったかくて素敵な記憶をたくさん残してくれたぎんじ君とだいき君。


忘れない限り・・・ずっといっしょですね。


まちがいなく幸せだったと思います。


大切に慈しんでいただき、本当にありがとうございました。
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