「無門関」と言う禅宗の書物がある。
「悟りを開く前は、眼前に大きな門があるが、開いて振り返れば、そこには既に大きな門は無くなっていた。」と言う禅問答である。
同様に、
「独りでいても寂しくない男になれ!」
頭山満翁より
考えれば考えるほど、これは実に難解である??
しかし、本当はそうではない。
いい変えれば、輝く自己に目醒めよ!ということであると思う。
お金の欠乏、健康不良、物欲過多、社会的不安、老齢化等々。人間は、あらゆる出来事の中でフッと寂しく感じることがあるが、それは物質を主体として生きているからだと思う。
では、どうしたらそれを克服できるのか?
それは、五感(物欲)を離れ 次元を上げることであると思う。いい変えれば、人間が本来もっている輝く自己、「生命の実相」に気付くことである。
そんな難しいことは出来ないと言うかも知れないが、そうではない。実に簡単なことである。
毎日、常に、「ありがとうございます」と、こころ明るく言うことだと思う。
実に簡単なことである。