龍の声

龍の声は、天の声

「特攻隊員は今の日本を望んだか」

2014-11-08 11:31:57 | 日本

産経新聞に 「特攻隊員は今の日本を望んだか」の記事が掲載されていた。護国の英霊に感謝し、以下に記す。


フィリピン・レイテ沖海戦で昭和19年10月25日、関行男大尉(当時23歳)、戦死(後に中佐)率いる旧日本海軍の「神風特攻敷島隊」が初めての攻撃を実行してから、早、70年となる。



◎特攻作戦はその後も、陸、海軍が沖縄戦などで大規模に展開した。

・自身も海軍特攻隊員で、出撃前に終戦を迎えた「敷島隊5軍神 愛媛特攻戦没者奉賛会」会長の寺田幸男さん(88)は、英霊への感謝の気持ちを奪った当時のメディアとそれに醸成された世論は戦後の日本の姿をゆがめたという。

「成人式が済んでいないような若者がにっこり笑って死んどるじゃろ。そんなのは日本しかない。日本人は誇りに思わにゃあいかん。それを教えないから、今の子供はのうのうとしている」


・沖縄に向けての出撃前に終戦を迎えた元陸軍特攻隊員で第194振武(しんぶ)隊長だった堀山久生さん(91歳 陸軍士官学校57期)

「国が負けかかっているときに、俺たちがやらんで誰がやるか。やらなきゃいかんのです。そうしなければ国が滅亡する」と振り返る。


・沖縄への出撃後に機体の故障などで帰投した元陸軍特攻隊員で、知覧特攻平和会館(鹿児島県)の初代館長、板津忠正さん(89)

「自分が死ななければ日本は救われないと信じている者もたくさんいた。私も『国のため、肉親のために死ねる』という満足感があった」と語る。



◎戦局悪化の中、軍上層部には脳漿(のうしょう)を絞る者も、的確な判断を下す者もいなかったのだろうか。

・人間魚雷・回天を考案した黒木博司大尉(当時22歳)、殉職後に少佐

戦友に「中央の怠慢は国賊というの外なし。戦局今日に至りし所以、全く物にあらず人にあり」と軍上層部への怒りに似た思いを打ち明けている。


・戦後70年近くたった日本の姿にいらだちを感じる関係者も多い。

鹿児島・知覧飛行場から沖縄に出撃して散華した元陸軍特攻隊長の婚約者だった女性(95歳岐阜県)

最近、「あの人たちは何のために死んだのかしら。あの人たちの姿と思いを日本人は忘れてしまったのかしら。今の日本を見ると、かわいそうで仕方がない」と涙を流す。


・鹿児島・万世飛行場から沖縄に出撃して散華した陸軍特攻隊員の実兄

「隊員の多くは、子供たちに古事記を読ませるように言い残すなど教育の大切さを説いた。戦後、わが国は経済面で世界の牽引国に成長したが、何か、大切なものを忘れてしまった」という。


戦後70年を経た日本人がこれから、どのような日本国を構築するのか。英霊は現代の日本人にそう問いかけている気がする。






「道徳授業の果たす役割」

2014-11-08 11:31:08 | 日本

<現場からの報告>

◎特攻隊員の遺書

先の大戦で特攻隊員だった植村真久大尉(享年25)が生後間もない娘にあてた遺書だ。植村大尉は昭和19年10月に出撃、フィリピン沖で戦死した。

「素子(もとこ)、素子は私の顔をよく見て笑いましたよ。私の腕の中で眠りもしたし、またお風呂に入ったこともありました。(中略)
素子という名前は私がつけたのです。素直な、心の優しい、思いやりの深い人になるようにと思って、お父さまが考えたのです。
私はお前が大きくなって、立派な花嫁さんになって、幸せになったのを見届けたいのですが、もしお前が私を見知らぬまま死んでしまっても、決して悲しんではなりません。
お前が大きくなって父に会いたいときは九段(靖国神社)へいらっしゃい。そして心に深く念ずれば、必ずお父さまのお顔がお前の心の中に浮かびますよ」

戦後70年目となる今年、この特攻隊員の遺書を、道徳の授業で取り上げた学校がある。4月10日、高知市立南海中学校。1年担任の川村真弘教諭(34)が生徒に読み聞かせると、いつもはざわつく教室が、静まりかえった。
「父は常に素子の身辺を守っております。優しくて人にかわいがられる人になってください…」
授業中、特攻隊を美化するような説明は一切なかった。授業を考案した永原潤一主幹教諭(44)は遺書を取り上げた意図について「親の気持ちや命のつながりを知り、よりよい生き方を模索するきっかけにしてほしかった」と話す。


◎荒れた学校再生

いじめや校内暴力など小中学生らの問題行動が深刻化する中、道徳教育の果たす役割に、注目が高まっている。近年、荒れた学校が再生するケースが各地で報告されているのだ。

東京都内のある公立中学校は約20年前、対教師暴力やいじめなどが横行する都内有数の生徒指導困難校だった。しかし道徳教育を強化した結果、問題行動は目に見えて減少、旧文部省の道徳教育推進校に指定されるほど改善した。指導した男性教諭(55)は「年々生徒が落ち着いていった」と成果を振り返る。

京都のある公立中学校では問題行動の減少と同時に学力も上がった。担当した元校長(70)によると、14年度から道徳授業を本格実施したところ、それまで年間30件近くあった校内暴力などが急減し、16年度には3件に。地区内6校中最低レベルだった共通テストの成績も上向き、21年度にはトップに立った。
 

◎無償の愛

「みんなが素子さんなら、亡くなったお父さんにどんな手紙を書きますか」
特攻隊員の遺書を使った授業で、川村教諭は生徒に、こう問いかけた。
自分を生んでくれた親に感謝することは、道徳の基本だ。親の子に対する、無償の愛に気付かせるため、教師はあえて教材に特攻隊員の遺書を選んだ。

その効果はあったようだ。授業の冒頭、「親はウザい」「口うるさい」と発言していた生徒たちからは、「家族愛ってすごいんだなと感じた」「強い思いで(自分を)育ててくれていることが分かった」といった感想があがった。

道徳の授業では、教材選びと、指導方法が重要になる。ところが多くの学校現場では、「価値の押し付けだ」とする日本教職員組合(日教組)などの反対もあり、文部科学省の方針に反して本格的な授業が行われていないのが実情だ。

長崎県佐世保市の県立高校1年の少女が殺害された事件でも、文科省は平成16年に同市で起きた小6女児殺害事件をきっかけとして、17年度から4年間、生命尊重の道徳教育の研究事業を全国約180の小中学校で実施。今回の事件の加害少女もこの教育を受けた同世代だが、教訓は生かされなかった。教育関係者からは「うわべだけの道徳教育が横行している」との声も上がる。

全国各地で道徳の講演や出前授業を行う京都市立音羽中学の鈴木克治教頭(54)が、こう指摘する。「適切なやり方の道徳授業は、『いじめをするな』と100万回言うよりも効果がある」。


◎来年度にも教科化 検定教科書使用へ

戦前の学校で「修身」として教えられた道徳は、戦後の昭和33年、正式な教科ではない「道徳の時間」として復活した。だが、多くの小中学校で運動会の練習時間に転用されるなど、学習指導要領に基づいた授業が行われておらず、形骸化が指摘されていた。

こうした中、文科省は「道徳の時間」の教科化を中央教育審議会に諮問。そこでの議論を踏まえて学習指導要領の改定を前倒しし、平成27年度にも教科化する方針だ。「一定水準の授業を担保するには質の高い教材が必要」(文科省)としており、教科化すれば道徳の検定教科書が作成、使用されることになる。

民間の有識者でつくる「教育再生をすすめる全国連絡協議会」では、「10の提言」の一番目に、道徳の充実を掲げ、学校・家庭・地域が連携しての「道徳教育啓発推進法」(仮称)の制定を求めている。






「盲導犬 老大ホーム」

2014-11-08 11:29:56 | 日本

2014年10月24日、中国版ツイソター・微博(ウェイボ一)に,あるユーザーが日本の北海道にある「盲導犬老大ホーム」を写真人りで紹介した。盲導犬の役目を終えた犬たちが、職員やボランティアの温かい介護を受けながら、静かに余生を送る様子を伝えた記事は、中国ユーザーの大きな反響を呼んでいる。
以下は主なコメント。

「涙で写真が見えない」
「拉きたくなった」
「なんて素晴らしい施設なんだ!」
「盲導犬に心から感謝する日本人を、私は尊敬します」

「そこの日本の悪口を毎日言ってる奴!日本には学ぶべきところがあると思わないのか?」
「中国では絶対にありえない話」
「中国だったら、食べられて終わり」
「私もここで働きたい!」
「だから私は日本が好きなんだ」

「これこそが文明国家!」
「日本人の資質には千年たっても追いつかないと思う」
「イヌにこれだけ優しくなれるんだったら、人間にはもっと優しくなれるよね」
「日本人は本当にひとことでは語れない民族だな」
「日本人って残酷なの?優しいの?」