龍の声

龍の声は、天の声

「ランチェスター経営とは、②」

2011-11-28 06:01:22 | 日本
「ランチェスター経営とは、②」

ランチェスター法則の応用編として、
ランチェスター経営について考える。

ランチェスター経営とは、フレデリック・ランチェスターにより考案された軍事作戦における方程式の一種「ランチェスターの法則」を、マーケティング・企業経営などに応用した経営手法である。

ランチェスター経営で重要視されているのは「小規模1位主義」と「部分1位主義」である。エリア・コンセプト・趣味・嗜好など、できる限り絞り込んだ上で、その分野におけるナンバーワンを獲得することで勝利をつかむ。業界トップ企業が利用することも出来るが、中小企業が大企業を相手にするような「小が大に勝負を挑む際」などに、特に効果を発揮する。

WEBコンサルタント水上浩一は、著書「儲かる会社 ランチェスター戦略」にて、下記のような10原則を挙げている。

①競合との差別化を考えた商品やサービスで勝負する。
②自社の経営規模でも1位になれるものを、目標として選ぶ。
③2を見つけるのに、自社の商品やサービスを細分化する。
④ターゲットとなる客層を絞り込む。
⑤顧客との距離感を縮める戦略。
⑥競争相手が少ない分野を選び、一騎打ち戦を挑む。
⑦営業力を集中投下する。1人のときは長時間労働もやむを得ない。
⑧軽装備で、できるだけお金をかけずにやる。見栄を張らない。
⑨1位になれるまで、あきらめない忍耐力を持つ。
⑩少し儲かったからといって安心せず、堅実経営を心がける。

以上、参考にされたし。