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アンティークミル修理の依頼状況後編

イギリスのスポングミルとドイツのウッドミルの黄金期と言える1950年前後のミルをご紹介しております。品質としては世界でも一番と言われるザッセンハウス社との競い合いをしていたミルの会社は10社ほどありましたが、本日は修理依頼のあったフランスのミルのご紹介と共にお引き受けさせて頂いてからお渡しするまでの状況をご案内させて頂きます。アンティークミルの販売についての詳細は、当店ホームページをご覧ください。

先ずはきれいになったところを写真にてご覧ください


部品構成です


内歯ですが僕が知っているものとはぜんぜん違うものでした、やはり、開けてみないとわかりません


内歯の裏側です


本体と一体になっている外歯になります


粉の挽き具合を調節する部品ですがここが修理の場所です


ハンドルを回すとその奥の軸が回りますが、そことの接触するところが磨耗していました


挽き具合を調節するダイヤル


横から見るとこんな感じです


プレートの中心がハンドルの軸との接触部分でこの状態であれば固定します


こんなようにずれてしまうと空回りをしてしまいます


このナットを使いました


汚れた薄いものが今までのナットで、隣の厚いナットと交換しました


組み上げるとこんな感じになります


軸の磨り減った分をナットの厚さで補うと言う対策をしました

組み上げた状態でご覧ください


横からご覧ください


上からご覧ください


上面をスライドして豆を入れます


粉が入る皿のとの接合部位


皿の内側です


本体の底になります


今回のO様からの分解点検基本料金は¥2.500- です。修理を施した部品の加工も無いことから特別な料金加算はありません。

こちらで販売したアンティークミルでなくても、分解点検をしております。お使いのミルの調子が悪いと感じていらっしゃる方はお気軽にお問い合わせをしてください。

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エチオピアモカ・ハラーの販売を再開

商品番号 C-153


2009年の残留農薬の問題で販売する豆を絞り込みさせていただいてきました。二年後の2011年にはイエメンモカ3品目とエチオピアモカ2品目の販売ができるようになりました。そして、今まで販売を中止しておりましたC-153「エチオピアモカ・ハラー」の販売を再開できることになりました。

現在取り扱っておりますエチオピアモカのジマカフェ地区、シダモ地区よりも標高が高いハラー地区の豆でグレードがNo.1と言う規格の豆です。エチオピアモカの規格は、欠点豆などの混入率を表しておりますので、機械での選別からさらに人の手作業(ハンドピック)によって品質を高めています。実質エチオピアモカの最高級品質として取り扱われています。また、エチオピアの生産地ではほとんど肥料を与えていないとのこと、自然のままでの収穫しか出来ないなど生産者は肥料などを買う余裕が無いのが現状です。


確かな品質表示 GRADE 1


袋の印刷の色と同じ色に染められた紐

早速テスト焙煎をしました


浅炒りにて風味を確かめました


C-153 「エチオピアモカ・ハラー G1」 ¥645/100g


モカ風味と言われますそのもので、口に含むとまるで手の感触でやわらかさを感じるような柔らかな印象を受けます。後味の酸味は弱いです。とても口当たりが良く飲みやすいモカです。

こちらの豆は受注焙煎にてお受けいたします。ご注文お待ちしております。


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