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自転車は軽くあるべし

しばらく前に書いた日記でのこと、妻の一人シクロクロス。どう考えてもありえないような行動パターンなのだが、それもなんとなく分かる気がしたことがあった。

浜名湖周遊自転車道を走った後、奥浜名湖の国民宿舎で風呂に入って体をほぐしていこうと考えていた。当初予定では浜名湖一周したかったが僕のペースが遅いし、疲れていたのでできなかった。写真を撮りながらだからなかなか進まないのだ。

奥浜名湖展望台の隣にある国民宿舎はとてもきれいな施設で見晴らしよくおまけに空いている。ただ、山の中腹にあるため自転車で行くのは大変。気賀の街中からすぐに急な上り坂になる。僕はすでに自転車を降り歩いていく。そんな時、後ろの妻が見つけた看板。尉ヶ峰登山道近道はこちら・・・・・。どうせ歩くならば近道をしようとの進言に心動かされ、道からそれた石段を上り始めた。この道が近道なんだと考えると少しは気持ちが軽くなる。しかし、始めは自転車を引いて石段になると持ち上げて進んでいたが、だんだんと勾配が急になりだし担いでいかないと進めなくなってきた。

自転車を担いで上るとすでに疲れた足はがくがく、腿はプルプルしだす。そんな時に前回の妻の一人シクロクロスを思い出した。浜名湖周遊自転車道を走っていくとだんだん道が細くなり、砂利道になり林の中を走り柵を超え、自転車を担いで土手を登っていった・・・・・話。なるほどなぁ~近道かぁ・・・・そんな誘惑的な誘われる言葉からこうなるんだなぁ~と思った。ただ、前回の妻の行動は看板があったからじゃなくて、そんな気がしたからではないかと想像する。

そんなことを思い出し自転車を担ぎながら、自転車は軽いに限ると思った。自転車は登山道を走れません、下の近道の看板には「自転車の方は担ぐことになりますからご承知ください」と、書いておくべきだ。

近道だからこっちへ進もうと言い出した妻は僕に悪いと思ったのか、自分の自転車を先に上へ上げてから僕の自転車を運ぶのを手伝ってくれた、随分と助かったのだ。

大汗を掻いた後の風呂はよい、体力少しは回復する。



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