何ともトホホなニュース。The localから。
http://www.thelocal.se/46370/20130224/
スウェーデンの電車が冬場になると何かと遅延するのはもはや常習となった感があるが、その「遅延」が2012年は2011年に比べて少なくなってきた。「時間通り」に到着した電車が87%から97%に上昇したのである。ところがこの「時間通り」が増えた最大の原因は「遅延」の定義を変えたからで、2011年までは5分遅れ程度でも「遅延」にカウントしていたのを2012年には15分遅れまでは「遅延」と見なさない様に変えたため、という話。改善も何も定義そのものを変えてしまっては比較のしようがないのは当然である。しかもスウェーデンの大臣はこのデータが公表された後には「我が国の電車は、ヨーロッパでも屈指の正確さだ」とまで発言してしまったそうで(当然他のヨーロッパ諸国でこんな遅延の定義をしている国はないそうである)、二重にトホホな事態となった。
別に小さな事件と言えば小さな事件ではあるが、何だかスウェーデンが段々「ルーズ」な国になって来ている様な小事件が最近何かと多い気がする。たかが電車遅延といえどももう少し真摯な対策が立てられても良い筈だ。
電車遅延その1
電車遅延その2
電車遅延その3
http://www.thelocal.se/46370/20130224/
スウェーデンの電車が冬場になると何かと遅延するのはもはや常習となった感があるが、その「遅延」が2012年は2011年に比べて少なくなってきた。「時間通り」に到着した電車が87%から97%に上昇したのである。ところがこの「時間通り」が増えた最大の原因は「遅延」の定義を変えたからで、2011年までは5分遅れ程度でも「遅延」にカウントしていたのを2012年には15分遅れまでは「遅延」と見なさない様に変えたため、という話。改善も何も定義そのものを変えてしまっては比較のしようがないのは当然である。しかもスウェーデンの大臣はこのデータが公表された後には「我が国の電車は、ヨーロッパでも屈指の正確さだ」とまで発言してしまったそうで(当然他のヨーロッパ諸国でこんな遅延の定義をしている国はないそうである)、二重にトホホな事態となった。
別に小さな事件と言えば小さな事件ではあるが、何だかスウェーデンが段々「ルーズ」な国になって来ている様な小事件が最近何かと多い気がする。たかが電車遅延といえどももう少し真摯な対策が立てられても良い筈だ。
電車遅延その1
電車遅延その2
電車遅延その3