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インタビューシリーズ「Grand’Italia 現代イタリアのカリスマたち」上映会2日目に行ってきました(2015.4.3)@イタリア文化会館
3日間のうち 私は4月3日(金)の夜 カルロ・ペトリーニ/Carlo Petrini(スローフード協会創設者、会長)、ジョゼッタ・フィオローニ/Giosetta Fioroni(画家)の会に行ってきました:
スローフード運動の提唱者カルロ・ペトリーニのインタビュー作品:
カルロの大学時代の友人でワイン畑を経営している男性が 若い頃からカリスマ的存在であり 政治活動をしていつもまわりに人が集まっていたと話していました
そう 彼は2008年のガーディアンの「世界を救うかもしれない50人の1人」に選ばれた男でもあります
自己資本ゼロで様々なことを実現していったバイタリティには圧倒されますし それらがいわれのない自信に裏打ちされたものでもあるとの解説にも思わず納得しました
「食べることは代謝(metabolismo)であり 民主的な行為だ」 そして 「イタリア人は遅いからいつも最後に着く」(アメリカでファーマーズマーケットが急速に拡大したがイタリアでは起こらなかったことを称して)との言葉が とても印象的でした
そして 「自然を壊すと化学に頼らなければならなくなる だから自然のままでやってゆくのがよい」との言葉 また 「ワインの中にイタリアがある」との言葉は 「ワインの中にあるものも(そのワインの作られたあらゆる背景)売るべきだ」とのポリシーを象徴しています
2009年10月21日にここイタリア文化会館で カルロ・ペトリーニ氏が新刊「おいしい、きれい、ただしい スローフードの奇跡」(カルロ・ペトリーニ著 三修社刊)のプレゼンテーション講演を行った時の記憶が 鮮やかに脳裏に蘇りました...
* * *
画家ジョゼッタ・フィオローニのインタビュー作品:
80才を越える画家ジョゼッタ・フィオローニは 毎朝アトリエに入る時に 天国に入るかのように感じ 「私の天国はここよ」と言います
昔を懐かしむのではなく 「今が一番大事」との言葉は まだ新しいものを生み出すエネルギーがあることの証でもあり 感動しました
7才の頃の彼女を描いた作品 2年間暮らしたパリでの思い出 おもちゃの部屋のようなアトリエ 2015年にローマで開催された回顧展などが紹介されました
この日はちょうど千鳥ヶ淵の桜は満開で 夜も多くの人でにぎわっていました!!
また 4月10日(金)には3日目「日刊紙「ラ・レプッブリカ」の創刊者でジャーナリストのエウジェニオ・スカルファリ、イラストレーターのアルタン」のインタビュー作品が上映されます(入場無料、要予約)
開催のお知らせは こちら
すばらしい上映会を開催してくださいましたイタリア文化会館に 心よりお礼申し上げます
* 写真は 千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップ
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3日間のうち 私は4月3日(金)の夜 カルロ・ペトリーニ/Carlo Petrini(スローフード協会創設者、会長)、ジョゼッタ・フィオローニ/Giosetta Fioroni(画家)の会に行ってきました:
スローフード運動の提唱者カルロ・ペトリーニのインタビュー作品:
カルロの大学時代の友人でワイン畑を経営している男性が 若い頃からカリスマ的存在であり 政治活動をしていつもまわりに人が集まっていたと話していました
そう 彼は2008年のガーディアンの「世界を救うかもしれない50人の1人」に選ばれた男でもあります
自己資本ゼロで様々なことを実現していったバイタリティには圧倒されますし それらがいわれのない自信に裏打ちされたものでもあるとの解説にも思わず納得しました
「食べることは代謝(metabolismo)であり 民主的な行為だ」 そして 「イタリア人は遅いからいつも最後に着く」(アメリカでファーマーズマーケットが急速に拡大したがイタリアでは起こらなかったことを称して)との言葉が とても印象的でした
そして 「自然を壊すと化学に頼らなければならなくなる だから自然のままでやってゆくのがよい」との言葉 また 「ワインの中にイタリアがある」との言葉は 「ワインの中にあるものも(そのワインの作られたあらゆる背景)売るべきだ」とのポリシーを象徴しています
2009年10月21日にここイタリア文化会館で カルロ・ペトリーニ氏が新刊「おいしい、きれい、ただしい スローフードの奇跡」(カルロ・ペトリーニ著 三修社刊)のプレゼンテーション講演を行った時の記憶が 鮮やかに脳裏に蘇りました...
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画家ジョゼッタ・フィオローニのインタビュー作品:
80才を越える画家ジョゼッタ・フィオローニは 毎朝アトリエに入る時に 天国に入るかのように感じ 「私の天国はここよ」と言います
昔を懐かしむのではなく 「今が一番大事」との言葉は まだ新しいものを生み出すエネルギーがあることの証でもあり 感動しました
7才の頃の彼女を描いた作品 2年間暮らしたパリでの思い出 おもちゃの部屋のようなアトリエ 2015年にローマで開催された回顧展などが紹介されました
この日はちょうど千鳥ヶ淵の桜は満開で 夜も多くの人でにぎわっていました!!
また 4月10日(金)には3日目「日刊紙「ラ・レプッブリカ」の創刊者でジャーナリストのエウジェニオ・スカルファリ、イラストレーターのアルタン」のインタビュー作品が上映されます(入場無料、要予約)
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* 写真は 千鳥ヶ淵の夜桜ライトアップ
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