日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「カラヴァッジョ展」いよいよ開始!!(2016.3.1~6.12)+速報+芸術新潮「カラヴァッジョをつかまえろ!」発売

2016年02月29日 | イタリアの美術館・博物館
「カラヴァッジョ展」いよいよ開始!!(2016.3.1~6.12)+速報+芸術新潮「カラヴァッジョをつかまえろ!」発売


いよいよ明日から15年ぶりのカラヴァッジョの展覧会が始まりますね!というわけで 速報・芸術新潮カラヴァッジョ特集・映画DVDの感想を ここにざっとまとめておきます:

* 速報!!  400年ぶりに発見されたカラヴァッジョの「法悦のマグダラのマリア」が来日決定!!  

詳しくは こちら


*次につい先日発売なった 芸術新潮2016年3月号特集 人殺し画家が描く"神の光" カラヴァッジョをつかまえろ!」がスゴイです!! 今日大急ぎで本屋さんにすっ飛んで行って買ってきたところです(笑)
日曜にはサークルのメンバーたちと見学会を開催するのでそれまでに読みます!(^^)!
すでに 「もっと知りたいカラヴァッジョ―生涯と作品」の本を読んでいたけど程よく忘れてて(笑) 

内容: カラヴァッジョのすご腕6カ条: 光と闇 写実 単純化 瞬間的 突出効果 静物
カラヴァッジョのローマへ カラヴァッジョ犯科帳 闇が降りてくる  追随者(カラヴァッジェスキ)たち、百貨繚乱 インタビュー/ロベルト・フェッリ 展覧会案内他

100ページ近いんです すごいです...

芸術新潮2016年3月号は こちら


*さらに 2007年に公開された映画「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」DVDを借りてきて見ました:

トカゲに噛まれた少年 (Boy Bitten by a Lizard)』は この映画の中では モデルとなって描かれているのはミンニーティ(彼のお好みの青年)で 絵のモデルを頼むや突然手のひらにトカゲを掴ませ その驚きの表情を描いた絵を売ろうとするが 皆買ってくれず...という顛末が描かれました それが今や時代を超えて人々に愛され...

また「女占い師」の絵については 酒場で知り合った男女と酒を酌み交わし 気づいた時にはベッドの中で しかも目覚めた時には有り金がすっかり盗られて...という描写でした 

また 「斬首」がテーマの絵が多いのですが これはカラヴァッジョが魔女裁判等を目の当たりにすることがあったことからインスピレーションを得たという描写があります 特に「ホロフェルネスの首を斬るユディト 」は...まさにその典型です


また「ミケーレ(ミケランジェロ・ルイージ・ダ・カラヴァッジョ)」は下描きはせず 代わりにモデルを使う」というシーンがあります そのため完成まで予測できないというわけ
しかもモデルは娼婦だったり...
また ライバル画家から モデルを使っていることを非難されたりもしてました

ローマで知り合った画家のマリオをモデルに絵を描いて暮らすも日々の糧にも困り デル・モンテ枢機卿に手厚い援助を受ける 

高級娼婦フィリデをモデルに『ホロフェルネスの首を斬るユディト』を完成させるが彼女とは別れてしまう

そして 教皇に献上する聖母の絵のモデルとなった町の娘レナが 見せしめのために顔を切られたシーンはかわいそうだった... 
「光のあたる部分は限りなく輝き 影の部分は罪深く...」と 彼に合う前から知っていた娘レナは カラヴァッジョのライバルであるラヌッチォの女で 盗られたと思った彼との決闘が始まり ラヌッチォを刃にかけるカラヴァッジョ 時代はもうすでにメディチ家がスペインに攻められ 守りの時代に入っている...

この決闘で重傷を負ったカラヴァッジョはコロンナ公爵夫人の看病で一命を取り留めるも 死刑宣告の通達が届く 
傷つきながらも終われる身となった彼は 幼い頃に求婚したこともあるコロンナ公爵夫人と共にナポリへと逃亡 
しかし彼は「殺人者の書いた絵の前では祈れない」と指名手配となり マルタ島に逃亡 そこでマルタの騎士となった幼い頃の友人と再会 殺人の罪で起訴されている身でありながらマルタの名誉騎士となり 絵を描き続ける しかし教皇の恩赦を勝ち取るには道は遠く 上官を負傷させてしまう (血の気が多いですね...)

地下牢に捕えられた彼をマルタの騎士団が密かに助け出し 船でシチリアのシラクサへと...
もうこのあたりから 輝かしい前半生の影はなく ひたすら逃げ延びる彼 

昔の友人である画家マリオと再会し 最後の力を振り絞って絵を描く彼のもとへ 様々な裏工作の果てにようやく教皇からの恩赦が出てほっとしたのも束の間 ローマに戻る途中 ちょっとした手違いから港で誤認逮捕され ポルト・エルコレでボートから降ろされてしまい野垂れ死に...あぁなんということ ボートで死なれては困るからと砂浜に降ろされて...最後は彼の眼前に 今までに描いてきた多くの作品が現れては消え...ドラマチックな音楽もラストシーンをさらに印象づけてくれました

この ポルト・エルコレでカラヴァッジョが亡くなったあとのボートの中にあったのが 今回初公開となる「法悦のマグダラのマリア」の絵とのことです


カラヴァッジョ展のお知らせは こちら
 



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通訳案内士のイタリア語レッスンで「浮世絵」について話しました(2016.2.25)@イタリア文化会館

2016年02月27日 | 日本文化紹介
通訳案内士のイタリア語レッスンで「浮世絵」について話しました(2016.2.25)@イタリア文化会館


通訳案内士のイタリア語のレッスンでは 前半5回が新聞記事を使っての読解・前置詞と動詞の問題演習をしています イタリアの最前線のニュースを扱い とっても刺激的です ちょっとレベルが高くてついていくのが大変だけど...

後半5回は日本文化についてイタリア語で発表練習 各自ひとつずつみんなの前で発表しますが いきなり当てられるので緊張しますね~(笑)
暗記するのは膨大な量があり無理だけど 「こういう言い方がある」 ということを覚えておき応用しよう という感じでやっています 

年号とか数字が苦手で しかも写楽 北斎...とか 生け花の流派の名前などをさらさら~っと言えるようになるのは実は大変なんです~
イタリア語の単語はどうにか覚えられても 日本文化の固有名詞の方がすぐに覚えられないのは 一般常識の蓄積がないから?? 

* 人の名前を覚えるには 名前だけでなく 顔(写真や似顔絵などのイメージ)と一緒に覚えると 記憶に定着しやすいのだそうです

書くのは書けても 「覚えて話す」のはまだまだできないのです トホホ...
なので 返答に詰まったら 「材料は何でできている」とか「何の時に使います」とか工夫して話すといいよとのこと

さて 私の発表は以下の通り:

L’ukiyoe è un genere popolare di pittura nato nell’Epoca Edo.
I soggetti rappresentati sono cosiddetto ukiyo, “mondo fluttuante”.
La maggior parte sono stampe, falcilmente riproducibili.

I pittori famisi di ukiyoe sono Hokusai, Sharaku, Hiroshige, Utamaro, ecc.
I soggetti sono i paesaggi, personaggi di teatro Kabuki o rottatori di sumo, donne, ecc.
L'ukiyoe divennero fonte d’ispirazione in Europa per l'Art nouvear, e altri artisti come Gogh, Dega e Klimt. Questa influenza è stata chamata “Giapponismo”

.
(かなりはしょってあるのは 「50~60字で」という出題のきまりのため 長いと覚えるのも大変!)


必死で覚えてきて どうにかさらさらーっと発表できたのはいいのだけど 先生に突然 「では 「浮世(mondo fluttuante)」とは何を意味するか説明してください、signora?」と突然突っ込みを入れられてしまい(+_+) ←試験本番ではこうくるはず!!

全然そっちまで準備してなかったから日本語でも答えられないし ましてやイタリア語でなんて...とどぎまぎしてると 他のクラスメートが助けてくれました ホッ...(;'∀')

つまり 「これは何?とcuruiso(好奇心旺盛)なイタリア人が聞いてくるようなことを 重点的に言えるようにしておくといいよ」ってことですね!! Grazie!!

さて次回まで挽回 挽回... (+_+) 


*通訳案内士の2015年の結果は イタリア語は80人受けて 一次通過13名 二次通過わずか4名と厳しい結果となりました 他の言語の二次通過は6~7割なのですが...?

通訳案内士のイタリア語」 希望者多数のため 4月からは3つの時間帯に増えています
詳しくは こちら

*写真は お店のショーウインドーに飾ってあったこけし こけしについても話せるように準備中~ 見る目が変わりました(^_^)
 



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東都生協の「農家レストラン」に行き生産者の方たちと交流してきました(2016.2.22)@東都生協

2016年02月25日 | 東都生協関連・海外の生協
東都生協の「農家レストラン」に行き生産者の方たちと交流してきました(2016.2.22)@東都生協


前回は大雪にぶつかり大変だったそうですが 私は今回初めて行ってきました 東都生協の「農家レストラン」!! 

「高校生レストラン」というテレビドラマがありましたが...こちらは生産者の方々が持ってきてくださった食材をランチのビュッフェ形式でおいしくいただきながら 同じテーブルにその生産者の皆さんが座って交流できるというイベントでした(^^)/

埼玉や茨城 遠くは滋賀県からいらしてくださった生産者の方たちと直接お話できる貴重な機会 途中で生産者の方たちがテーブルを移動され いろんな方たちと順番に話せます 

最初は滋賀県で 琵琶湖の水を引いて「魚のゆりかご水田米」を作っていらっしゃるJAグリーン近江(おうみ) ここでは毎年総出で田んぼの排水路に魚道を設け 琵琶湖から遡上してきたフナ コイ ナマズ等の魚が自由に田んぼに上がれるというもので 田んぼで卵を産み 育った魚がまた琵琶湖に帰ってゆくのです 

環境こだわり農法」により 除草剤ではなく刈払い機で除草したり カメムシ防虫剤も使っていません 
これはEUで禁止されたネオニコチノイドのことで カメムシ被害により黒い米粒がたまに混じる(品質には全く影響なし)ことを防ぐために 作物の受粉に必要不可欠なミツバチの減少につながるこの農薬を ここでは使っていないということで それを聞いてとても嬉しかった!!

また 地域外から子供たちが来て「田んぼの生きもの探検」をしています とてもわかりやすい写真入りのチラシをくださり その努力に頭が下がります

また ここで採れる日野菜というかぶの仲間の漬け物は 滋賀を代表する伝統野菜とのこと 色も上が赤紫に下が白ときれいです (スローフードですね~)


次は茨城県西産直センター 人参ジュースがくさみがなくて とてもおいしかった!!
どんな作物をいつどうやって作っているか 丁寧に教えていただきました 

そして埼玉産直センター ミニトマトにいちごは大きくて甘い♡ 
健康な土を作る微生物農法により 土の中の生態系を整え 大自然の恵みを最大限に活かした生産に取り組んでいます 
子供たちが小さかった頃は産直まつりに行った覚えがあります(^^)
つまり ずうっとお世話になっているというわけです(*´ω`*)

次にテーブルごとの発表とクイズ 最初の野菜クイズは 写真を見て どの野菜の花か を当てるもの(写真参照) ナスやトマトは簡単だったけど ゴボウとかそらまめは?? うちのプランターで育てたことのある野菜は答えられました~

そして お米のクイズ ごはん茶碗1杯のお米は何粒か? (千? 二千? 三千?)
お米の生産が一番多い県 国 そして日本のお米の種類はいくつ? 等など...

このクイズは 当サークルで2008年に開催した「スローフードのお話を聞く会」で出したクイズと似ており クイズを通して食の問題を知ってゆくのにとてもよいきっかけとなると再認識!!

参加された方々はベテラン主婦 (夫婦参加も!) 親子参加 子育て中のママ(保育があります) その他色々で クイズで盛り上がる中でいろんな方たちの理解が深まるのでよいなぁ また生産者の方たちと生協の委員さんとの連携がとてもよくて 安心して見ていることができました(*^^)

他にも秋川農園(鶏肉 解放型鶏舎でのびのび育ててます) 茨城県西産直センター(産地訪問や生協のイベントでの組合員さんとの交流を大切にし 土づくりにこだわります) その他が参加されました 

ランチはお米 佃煮 漬け物 人参ふりかけ(しっとりしておいしい!!) フライパンチキン 鶏がらわかめスープ しいたけ(原木栽培から菌床栽培に移行)のにんにくバターしょうゆ炒め 焼きネギ ほうれん草の和え物 大学いも 人参ジュース ミニトマト いちご という豪華メニューでした!!

そして組合員活動の紹介があり 3月には 4月からの電気自由化に備えた「電気自由化に備え学習しよう! ~パワーシフト デンキを選べば社会が変わる!~」等も開催されます

素晴らしいイベントを開催してくださいました東都生協様に心よりお礼申し上げます

* 今 NHKラジオイタリア語応用編で「いまさら聞けない文法のフシギ」というシリーズをやってますが 私なんかも組合員歴が27年もあるのに「いまさら聞けない...」疑問・質問がいっぱいあるので 今日は参加してよかった~(笑) 



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ウフィツィヴァーチャルミュージアムに行ってきました(2016.2.18/3.13まで開催中)@イタリア文化会館

2016年02月23日 | イタリアの美術館・博物館
ウフィツィヴァーチャルミュージアムに行ってきました(2016.2.18/3.13まで開催中)@イタリア文化会館

イタリア文化会館で開催中(2.13~3.13)のウフィツィヴァーチャルミュージアムに行ってきました!!

- ウフィツィ美術館の名画でたどる ルネサンスの胎動から終焉まで -

との言葉通り 入ってから順路に従って 前回展10点を含む23作品が 実物大レプリカで 初期ルネサンスから盛期ルネサンス ヴェネツィア派そしてマニエリスムにバロックと順に展示され 最後は会場中央の4K映像で見るルネサンスの巨匠たちの「デジタルシアター」 これは一作品4~5分で 23作品すべての解説映像を鑑賞するには一定時間が必要です 私は主要なものを見て続きは来週~♪

また 高精細画像で絵画を鑑賞できる名画ナビゲーションも楽しめます (前回はまだタッチパネルの普及が今ほどではなくて 行列で触ってみる人がいましたね~)

チラシの表紙は フィリッポ・リッピの「聖母子とニ天使」(『初期ルネサンス』)です 
主な作品は 『ルネサンスの胎動から終焉まで』では ジォットの「マエスタ(オンニッサンティの聖母)」 ボッティチェリの「春」「ヴィーナスの誕生」ダ・ヴィンチの「東方三博士の礼拝」ヤコポ・ポントルモ「エマオの晩餐」 

そして『工房の大家たち』は ヴェロッキオとダビンチの「キリスト洗礼」他
盛期ルネサンス』は ボッティチェリの「マニフィカトの聖母」 ダ・ヴィンチ「受胎告知」 ミケランジェロ「聖家族(トンド・ドーニ)」 ラファエロ「ヒワの聖母」 コッレッジョ「幼子イエスを礼拝する聖母」

ヴェネツィア派』では ティツィアーノ「ウルビーノのビーナス」他 『マニエリスム』では パルミジャーノの「長い首の聖母」他 (日本に来たことがありましたね) 『バロック』はカラヴァッジョ「メドゥ―サ」「バッカス」です(この絵の中にとても小さくカラヴァッジョの自画像が...)

ぜひゆっくり腰掛けて4Kデジタルシアターを鑑賞なさってください(^_^)

ウフィツィヴァーチャルミュージアムは 3月13日(日)まで開催中です!!(11~18:00)無休、入場無料

開催のお知らせは こちら
 


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「東北、あれから5年 メモリアル チャリティーコンサート」のお知らせ(2016.3.20)@イタリア文化会館

2016年02月22日 | イタリアの歌・音楽
「東北、あれから5年 メモリアル チャリティーコンサート」のお知らせ(2016.3.29)@イタリア文化会館


2016年3月20日(日) 17:00~ (16:30開場)

チケット 4,000円
於 イタリア文化会館アニェッリホール
主催: Diapason Music Agency
協力: イタリア文化会館  Elio Locanda Italiana  NPO Ashinaga  NPO New Start   

イタリア人・日本人ミュージシャン、アーティストと共に あの日を忘れないように...

収益金は あしなが育英会を通して、東北大地震の遺児のために全額寄付させていただきます

コンサートは こちら

* 日伊双方多くのミュージシャン アーティストの方々が出演されます

*情報をいただきましたイタリア文化会館様 掲載をご許可いただきました Diapason Music Agency様に 心よりお礼申し上げます


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「第22回いたばし国際絵本翻訳大賞」結果発表!!(2015.2.18)&今回も予選通過ならず(/_;)

2016年02月20日 | イタリア語
「第22回いたばし国際絵本翻訳大賞」結果発表!!(2015.2.18)&今回も予選通過ならず(/_;)


「第22回いたばし国際絵本翻訳大賞」の結果が発表されました!!
詳しくは こちら

受賞された皆様 本当におめでとうございます これからのご活躍をお祈り申し上げます
イタリア語部門のエントリーは209名 うち 「二次審査通過者」28名(上位入賞者を含む)
英語部門のエントリーは 697名 うち 「二次審査通過者」が30名(上位入賞者を含む)でした (翻訳大将受賞者はドイツ在住とのことです)

また 第20回翻訳大賞作品「とびっきりの おむかえ」(原題: "Queata si che è
una sorpresa!") 第21回作品「木の葉つかいは どこいった?」(原題: "Il domatore di foglie") が出版されました (きじとら出版)

詳しくは こちら
    *      *      *


さてこちらは 私の今回の翻訳大賞エントリーについての個人的なまとめです:

あぁ~二次審査にも通過してなかった~ 予選落ちでがっくし~(/_;)

先にFacebookで発表を見ていたので 翌日2/19(金)に封筒が届いた時は「落ち着いて」封を開けることができたものの...やはり壁は厚いですね~ 
近年グループ応募やペアでの応募もちらほら見受けられ 絵本翻訳のプロを目指す方々の登竜門であることが明らかになっているようですね 


私はもう これでかれこれ3~4回目になるでしょうか 地元板橋区で毎年開催されている「いたばし国際絵本翻訳大賞」エントリー

いたばしボローニャ子ども絵本館で9年間絵本の「翻訳ボランティア」(スペイン語とかドイツ語)を続けているのですが 毎年 地元の図書館に課題絵本を読みに行き 訳しやすそうな絵本の年には 他に多忙なことがない時はエントリーしています

今年は la naveという絵本で 船を見に行く少年が主人公で 今年はたまたま検定も受けない年なので それっとばかりにエントリーしました(笑)
課題絵本は8月末のボローニャブックフェアで見てきました もう釘づけ~


課題絵本が到着したのは 早めにエントリーしておいたので なんと9月9日でした(笑)
まずは通して読んでから とりあえずざーっと一気に訳してみました 夜中までかかり 最後まで訳せるかドキドキ(笑)

次に 細部まで辞書で点検して手直し そのあとではたと思い出して「講評」を8年分すべて読み アドバイスや誤訳例などをしっかり確認 
さてこれからが勝負です!!

とにかく日本語としてすらーっと流れるような文でないと しかも子供にもわかりやすく 漢字やひらがなをどう入れていったらいいか 分かち書きなど これは期間中にたまたま 図書館主催の翻訳セミナー(英語対象)があったので参加して いろいろ聞いてくることができました 
そのリポートは こちら


また 漢字かひらがなかは自分なりに統一させて スペースを入れるか入れないか また よくわからないものはネットで画像検索したり 船についていろいろ調べたりしました
また タイトルはla naveですが 文中で alcuni enormi come questa (このふねみたいに ばかでかいのやら)とあったのでそれを使って 仮訳の「ふね」から 「おおきな ふね」というタイトルに変えました タイトルはいつも悩みます 

*出版された絵本の日本語タイトル 原文からこんなタイトル思いつきますか?すごい想像力ですよね~(*´ω`*)


そしてあとは5回くらい 「数日置いては読み直し」という作業を続けて 訂正しまくりました 
ラストは 提出用スタイルで完成させたものを 実際に絵本を「読み聞かせ」するつもりで音読して確認しました

仏語通訳の義姉より数年前に「すぐに出すのではなく必ず一晩置いて 翌朝見ると必ず何かおかしいところが見つかるものよ」とのアドバイスを肝に銘じて 何度も日をあけながら新鮮なアタマで読み直しました 

これは早めに取りかからないと時間的に無理なので 早めに始めたのがよかったかも(^_^)


ともかく他にもレッスン2つに 通訳案内士試験対策 通訳アシスタントの仕事やいつもの仕事に家のことなど やることがたくさんあって たま~に気晴らしというか 違うことをやりたくなった時に 思い出しては楽しく取り組みました 

特に11月初旬に突然通訳アシスタントのお仕事が飛び込んできた瞬間から 猛烈に忙しくなってしまい 自分が翻訳大賞にエントリーしていたなんて 3週間程アタマから飛んでしまいまして...(/_;)

はたと気づくともう11月半ば しまった提出は11/30だった~ とあわててまた すっかりフレッシュなアタマで読み直して イタリア語のチェック(時制が違ってたり結構ミスが見つかった) そして最後はホントに イタリア語ゼロの人間のつもりで「読み聞かせ」できるか試しながら ようやく完成させたのが 11月25日(水)でありました~ よかった間に合った!!


この時期は通訳案内士のコースのあと 喫茶店で数名で「和訳」の自主勉強会までやっており(すごい熱心ですね~皆さん) 難しい新聞記事をしっかり「日本語に訳す」作業をすすんで引き受けました 

通訳をやるには「イタリア語で意味が分かっても日本語にならない」のではダメだし...
それに「翻訳」メインの生徒の方が「会話」メインの生徒よりも 検定等で高得点を出せるのは 単語としっかり向き合っているからだと 読解講座を受けてみて分かったので 「ちゃんと日本語に直せるようにする」訓練の必要性をこの時期身に迫って感じておりました 

そしてまた 原書のイメージにぴったりした訳語を選ぶのは難しく 「むしろぴったりくる訳語は辞書にはないものです」との講評を手掛かりに 納得のゆくものを出せるように 最後まであきらめずに取り組むことができたと自分なりに思います

ともあれ 予選通過はなりませんでしたが 「講評」に書かれていた「よくあるミス」はひとつもなかったのだけが救い(?)です 

はーい また頑張ります~(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
自分がいったいいくつやってるんだか時々分からなくなるくらい忙しいけど...(笑)


翻訳大賞は こちら

   *      *     * 

追記(2016.3.2)
今日ようやく絵本館に行き入選作品を読んできました!! 表現がとにかく素晴らしいです
イタリア語の大賞受賞作は 作者が何を言わんとしているのかをしっかりがっしり摑んだ上で日本語を編み出しており 字面だけ訳したのではない 
私はよく分からないまま訳したところがあったんですよね...また 新しく言葉を創り出しているのもありましたね 

また他の入選作品には 絵本の最初に「あのね、」と入れて(原文にはない)読者を惹きこませる工夫をこらしてあります

英語の大賞作品はとくに驚いたのは リズミカルな文になっているのと らんらんらん とか ぶるるん とか擬音まで入っており(英語の原文には特にない) へぇぇ~っと舌を巻いて帰ってきました(;'∀')

* 写真は横浜に行った時のイタリアの豪華客船 コスタ・アトランティカ号




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「映画で学ぶイタリア語講座」が開催されます(2016年第1,3土曜日)@piazzaItalia/高円寺

2016年02月18日 | イタリア映画・映画
「映画で学ぶイタリア語講座」が開催されます(2016年第1,3土曜日)@piazzaItalia/高円寺


映画で学ぶイタリア語講座 

イタリア映画を教材にした講座です

実際に映画を楽しみながら、 イタリア語の聴き取りと書き取り などを学びます。
さて、今回の映画にはどんな結末が・・・

(1) 2/20(土) (2) 3/5 (3) 3/19 (4) 4/2
(5) 4/16 (6) 5/7

【時    間】 12:40~14:10 (各回90分)
【受 講 料】18,750円 (税込:6回分、テキスト付)
         ※1回のみ :3,500円 (税込)
【対象レベル】イタリア語中級程度
於 ピアッツァイタリア(高円寺駅南口1分)

ピアッツァイタリア受付にてお申し込みください。

―今回の映画―

Chiedimi se sono felice

イタリア男3人組が織りなすコメディー映画!!

予告編を早速You Tubeで見ましたが 早口だけどわかりやすく(方言じゃないので)ストーリーも複雑じゃなさそうなので 見てるだけで笑えます(笑)
それにジェスチャーがすごくたくさん!! そっちも見ながら覚えちゃえ!(^^)!

レッスンでいつもやる聞き取りの時は「声だけ」だけど こちらは映像があるから楽しいしわかりやすいし 字幕もついていればなおOK!!(You Tubeのにはなかったけど)

それと イタリア映画を見る時は いつもネットであらすじとか登場人物の関係などを調べておき(イタリア語で調べるとそれがそのまま聞き取りに役立つ) それから見るとグッとわかりやすくなります!(^^)!

英語字幕の時は読まない方がいいそうです アタマがごちゃごちゃになるから(笑)
何も字幕なしの映画は 聞き取りが大変です イタリア語の字幕があった方がはるかにわかりやすいです ←実験済み(笑)

でも いつか何もなしですいっとわかるようになりたいもんですね~

私も一回ですが早速申し込みました!! 当日が楽しみです ドキドキ...
PiazzaItalaは若い先生が比較的多いので それも楽しみ?? 


レッスンは こちら

*情報をいただきましたピアッッアイタリア様に心よりお礼申し上げます




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イタリア映画「木靴の樹(l'Albero degli zoccoli)」が公開されます(2016.3.26~4.22)@岩波ホール

2016年02月16日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「木靴の樹(l'Albero degli zoccoli)」が公開されます(2016.3.26~4.22)@岩波ホール



カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞
人間愛にみちた崇高なる名作、今 蘇る!

最新作「緑はよみがえる」公開記念 巨匠エルマンノ・オルミ監督
映画史に清冽な光をはなつ伝説の名作が 四半世紀の歳月を経て再公開!

オルミ監督は 時代が激しく変化する中で 人間への信頼と愛情に満ちた多くの名作を
発表してきました

秋のとりいれ 冬のおき火のもとでの語らい 春の日差しへの夢...
土とともに生きる人々の営みが 美しく静謐な映像の中で描かれてゆく...

19世紀末の北イタリア ベルガモ 
厳しい大地主のもとで肩を寄せ合うようにして暮らす四軒の農家
父はある日 遠い学校に通う息子の木靴が割れてしまい 川辺のポプラの樹を刈り 
新しい木靴を作るが...

人々の暮らしが大地の四季のめぐりとともにあった時代
現代の文明社会とは対極にある人々の暮らしは 今日の私たちの心に一層の切実さをもって迫ってくることでしょう

映画は こちら

* オルミ監督最新作「緑はよみがえる」公開記念(2016.4.23~@岩波ホール)の 期間限定特別上映(2016.3.26~4.22)です 



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バレンタインデーについてイタリア語で話す(2月14日)

2016年02月13日 | イタリア語
バレンタインデーについてイタリア語で話す(2月14日)


バレンタインデー(英: Valentine's Day) または 聖バレンタインデー(英: St Valentine's Day)は 2月14日に祝われ 世界各地で男女の愛の誓いの日とされる

もともと 269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日だと 主に西方教会の広がる地域において伝えられていた

ローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は 愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で ローマでの兵士の婚姻を禁止したといわれている
キリスト教司祭だったウァレンティヌス(バレンタイン)は秘密に兵士を結婚させたが 捕らえられ処刑されたとされる

処刑の日はユノの祭日であり ルペルカリア祭の前日である2月14日があえて選ばれた

ウァレンティヌスはルペルカリア祭に捧げる生贄とされたという
このためキリスト教徒にとってもこの日は祭日となり 恋人たちの日となったというのが一般論である

なお ウァレンティヌスの日が祝われたのは496年からとも言われているが これらのエピソードが語られ始めたのは中世のことである

     *          *          * 

La festa di san Valentino è una ricorrenza (毎年行われる記念祭) dedicata agli innamorati e celebrata in gran parte del mondo.


Descrizione:

L'originale festività religiosa prende il nome dal santo e martire (殉教者) cristiano Valentino da Terni, e venne istituita(設ける) nel 496 da papa Gelasio I, andando a sostituirsi alla precedente festa pagana (異教の) delle lupercalia (ルペルカリア祭の).

La pratica moderna di celebrazione della festa, invece, centrata  (中心に置く) sullo scambio di messaggi d'amore e regali fra innamorati, risale probabilmente all'alto medioevo.

    *          *          * 

イタリアのバレンタインデーは 別名「Festa degli innamorati 恋人たちの日」とも呼ばれており 日本のように女性から男性へではなくその反対で しかも義理チョコなんてない!! 普通に恋人たちや夫婦が互いの愛を確認し合う日らしいです

日本の男性陣はホワイトデーのお返しが大変ですね(;'∀')

* 写真は イタリア語の先生にお渡しした「感謝」チョコ(笑) レッスン日がちょうどバレンタインデーだったし~(*^^)v 

 



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イタリア映画「これが私の人生設計」ロードショー(2016.3.5~)@新宿ピカデリー他

2016年02月10日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「これが私の人生設計」ロードショー(2016.3.5~)@新宿ピカデリー他


建築家として世界各国で活躍してきたセレーナ(パオラ・コルテレージ)は、ふと自分を見つめ直し、新たなステップを踏み出そうと、故郷のローマに帰ってくる

しかし、イタリアの建築業界は男性社会で、希望の仕事に就けないまま貯金も底を尽く
その上、恋愛も思い通りにいかず、果ては親友のカミングアウト騒動……
そんな時、公営住宅のリフォーム案が公募されていることを知り、男性を装って応募する
自分はアシスタントだと偽って コンペに臨むセレーナだったが……

ローマ郊外に実在する公営住宅コルヴィア―レで採用された女性建築家グエンダリーナ・サリメイのリフォームプラン「緑の空間」にヒントを得た本作は 本国イタリアで公開と同時に二位を記録 
日本でもイタリア映画祭2015で「生きていてすみません!」プレミア上映された話題作がいよいよ劇場公開!!

毎日を頑張るあなたに贈る 働く女性応援ムービー!

2016年3月5日(土)
新宿ピカデリーは こちら

映画は こちら



* 昨夜あちこちのイタリアの新聞サイトを見ていたら ドイツ・バイエルンの列車事故がトップ記事のところが多かった(;_;)


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ボッティチェリ展&イブニング・レクチャーに行ってきました(2016.2.5)@東京都美術館

2016年02月07日 | イタリアの美術館・博物館
ボッティチェリ展(Botticelli e il suo tempo)&イブニング・レクチャーに行ってきました(2016.2.5)@東京都美術館


金曜の夕方に行って「ボッティチェリ展」をゆっくり鑑賞し(もうカラヴァッジョ展の看板が!!) そのまま18:30から講堂で「イブニング・レクチャー」で見どころを聞きました 
金曜は夜8時までなので 夕方の美術館巡りもあまり混んでいなくて風情があっていいですね~ 

2015年に「ボッティチェリ展」(Bunkamura)「ウフィツィ美術館展」(2014年)もあり サンドロ・ボッティチェリ(1444/45~1510)の作品も沢山来ていましたが 今年は日伊国交樹立150周年記念とあり イタリア政府の協力を得て世界から21作品が集い壮観でした!
今後何十年と日本では見られない規模の展覧会」(朝日新聞記念号外)とのこと

見に行く前に「週刊 西洋絵画の巨匠12 ボッティチェリ」を読んでおき 当日も持参しました(家系図や年表や絵の説明を参考にしながら...)

フィレンツェ(メディチ家を中心に) フィリッポ・リッピ ボッティチェリ フィリッピーノ・リッピの4部構成からなり 物語画 肖像画 聖母子像 宗教画のカテゴリーがあります

    
     *      *        *
 

第1章「ボッティチェリ時代のフィレンツェ」
は メディチ家のコレクションや胸像などが展示されていますが 入ってすぐ右に「ラーマ家の東方三博士の礼拝」がありました

これは右端にボッティチェリの自画像が描かれていることでも有名な大作ですが ロレンツォ・イル・マニフィコ 祖父コジモ・イル・ヴェッキオ 父ピエロ・イル・ゴットーゾその他も配置されており興味深く この日は初めて注文主であるラーマ(金融業者)が右端の上の方に描かれていると知り 当時は自分の名声を高めるため自画像を描きこませたのだとわかりました 

またピラミッド型の構図も自然と聖母マリアに視線が行くようになっているのですね この絵好きです(^_^)

真ん中では ロレンツォ・イル・マニフィコの胸像が存在感ありましたね ~ 


第2章 「フィリッポ・リッピ、ボッティチェリの師
」は ボッティチェリが弟子入りしたフィリッポ・リッピの初期作品群です

ボッティチェリは 1460年 15,6才でこの工房に弟子入りし その後1467年に ヴェロッキオ工房に助手あるいは協力者として参加します
ヴェロッキオの「キリストの洗礼」(今回来日せず)という絵の左に描かれた二人の天使は 左がダ・ヴィンチ 右がボッティチェリの筆によると聞きました 同じ時代にこの二人が出会ったことの証明ですね 


第3章 「サンドロ・ボッティチェリ、人そして芸術家
」 ここでははいよいよ目玉作品が目白押しです

薔薇園の聖母」背景の赤い薔薇が印象的なこの絵では キリストが手にするざくろは復活を意味します

書斎の聖アウグスティヌス(あるいは聖アウグスティヌスに訪れた幻視)」  これは「剥離されたフレスコ画」(フィレンツェのオンニサンティ聖堂)です ←よく破損させずに...と感心!

左側には「書斎の聖ヒエロニムス」が対で配置されていたそうですが 聖人が座る書斎には 科学の進歩を示す天球技 幾何学書などが描かれており 本によると壁画の依頼主が アメリゴ・ヴェスプッチ(新大陸の名前の由来となった航海家)が一族にいるヴェスプッチ家であったことからではないかとのこと (神の摂理を説く聖人の部屋に 機械時計や幾何学書や天球儀などがあるのは矛盾しているようですが そういうわけですね)

そして「聖母子(書物の聖母)」(ミラノ、ポルディ・ペッツォーリ美術館)
流麗で緻密な線描は代表作「ヴィーナスの誕生」と同じ1480年に描かれた作品とされています
書物はイザヤ書 茨の冠と3本の釘を手にする幼子キリスト これは受難の具でありキリストの将来を憂いて目を合わせられない聖母マリア 工芸品のように繊細な線描は 兄のもとで金細工の見習いをしていたことが影響しているそうです まさに円熟期の一作ですね
 
チラシの表紙にも使われているこの絵の 聖母マリアの碧いマントにはラピスラズリがふんだんに使われており 金も描かれております ボッティチェリの絵の特徴は輪郭線を描くことで ダビンチ等のスフマート(ぼかし)技法とは異なります 

美しきシモネッタ」(日本、丸紅㈱)日本にある唯一のボッティチェリの絵です
当時絶世の美女と謳われたシモネッタ・ヴェスプッチがモデルとされていたのですが メディチ家の二男ジュリアーノと恋に落ち ふたりとも若くして亡くなったことから伝説化しています
写真等ではわかりずらい 袖の上の透明なレースの覆いの繊細さ等もご堪能ください


胸に手をあてた若い男の肖像」がそのむかいにあり意味深です( *´艸`)
少し傾けた顔はボッティチェリの手法で おそらくは婚約のための肖像画とのこと
この絵は 2月25日(木)までの限定公開です!!


また急きょ来日が決まったという晩年の傑作「アペレスの誹謗(ラ・カルンニア)」にはサヴォナローラの影響が見てとれますし サヴォナローラへの誹謗への抗議とも見てとれるとのこと
この絵は 「誹謗」(中央のたいまつを持つあおい服の女)が「無実」(裸の少年)の髪をつかみ 「不正」(王座に座る男)のもとに引き連れてゆく様を描き 左端では「真実」(裸体の女性)が嘆く というように10人の登場人物がすべて擬人化されています  

1498年 サヴォナローラが処刑され パトロンたちも凋落してゆき 晩年は孤独と貧困のうちに1510年にその生涯を終えたボッティチェリの遺体は オンニサンティ聖堂の墓地に埋葬されます...

最後の頃描かれた作品のひとつ 「オリーヴ園の祈り」は 主要なものを大きく描くという中世の手法に戻っています 



第4章 「フィリッピーノ・リッピ、ボッティチェリの弟子からライバルへ
」は フィリッポ・リッピの息子で 弟子でもあった フィリッピーノ・リッピの作品です

聖母子、洗礼者聖ヨハネと天使たち」(コルシー二家の円形画)はトンド(円形画)で2メートルと大きく ボッティチェリの影響と独自の画法が混在しています 

足から吊り下げられた男」はジュリアーノ暗殺の首謀者を逮捕し 逆さ吊りの刑にかけたシーンを描いたものとのこと

グロテスクはグロッタ(洞窟)から派生した言葉なのですね!

やっぱりでもボッティチェリの最盛期の美しい肖像画が一番好きだなぁ~(*´ω`*)
晩年変わってしまって残念ですが... 合計78点とこれだけたくさん観られて満足です!!

     *      *        *


<ルネサンスとは>

ルネサンス(ルネッサンス)は、「再生」を意味するフランス語であり、美術史上では、15世紀のイタリア半島における古代ギリシャ・ローマ文化の再生を指します。この機運はフィレンツェで誕生して発展、開花したのです。

古来の古代ギリシャ・ローマ時代の美術が、ギリシャ神話などの神々を描いたのに対して、ルネサンスの美術では感情を備えた人間を描くようになったのです。この意味において「再生」と称されているのです。

展示作品紹介は こちら

<開催概要>

展覧会名 『ボッティチェリ展
開催会場 東京都美術館 (東京都台東区上野公園8-36)
開催期間 2016年1月16日(土)~2016年4月3日(日)
公式ホームページ http://botticelli.jp/

ボッティチェリ展のお知らせは こちら


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日伊国交樹立150年記念カラバッジォ展が開催されます(2016.3.1.~6.12)@国立西洋美術館

2016年02月05日 | イタリアの美術館・博物館
日伊国交樹立150周年記念カラバッジォ展が開催されます(2016.3.1. 6.12)@国立西洋美術館

日伊修好通商条約150年記念 (150 Anniversario dei rapporti Diplomatici fra Giappone e Italia) カラヴァッジョ展 
2016年3月1日(火)~2016年6月12日(日)
於 国立西洋美術館(上野)

カラヴァッジョの傑作約10点が集結

38歳の若さで没したカラヴァッジョ 現存する真筆は60点強と言われており その中には移動不可能な作品が多数あります
本展の出品数は日本で過去最多 世界でも有数の規模となります。

カラヴァッジョ世界の体感

五感 風俗 光 斬首などのテーマごとに構成 
カラヴァッジョの作品を カラヴァジェスキ(継承者たち)の作品とともに紹介します

 *      *       *


ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610 年)は、西洋美術史上最も偉大な巨匠の1人であり、イタリアが誇る天才画家です。
彼の劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現とその写実性は、バロックという新時代の美術を開花させる原動力となりました。

とりわけ17世紀前半、彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中の画家たちによって継承され、カラヴァジズムという一大芸術運動に発展し、ラ・トゥールやレンブラントを含む数多くの画家たちに大きな影響を与えました。

本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名品と、その影響を受けたカラヴァジズムの作品約60点、その他関連伝記資料などにより構成し、カラヴァッジョの劇的な人生と作品、そして彼の芸術が美術史に与えた影響を紹介します。

この他、講演会、スライドトーク等も予定されています。

* * *

チラシにもある「女占い師」(ローマ、カピトリーノ絵画館)という風俗画は ロマの女占い師に手相を見てもらう若者が そっと指輪を抜かれるというシーンを描いています 
カラヴァッジォと同居していた画家であり遊び仲間のマリオ・ミンニーティがモデル のちにシラクサに帰った彼と再会するカラヴァジェスキ(継承者たち)のひとりです 

光と影のコントラストが特に際立っている「エマオの晩餐」(ミラノ、ブレラ絵画館)との2点が目玉作品です

この「エマオの晩餐」は 殺人を犯してローマから逃亡した直後に描かれた作品で  深い闇に人物たちが沈んでゆく光の表現が深く この様式は これ以降の作品に顕著になってゆき カラヴァッジョの晩年様式が始まったのです 

逃亡して逃げ込んだ山岳地帯を転々としながら ナポリに移るまでの4か月間 傷を癒しながらこうして絵を描きつづけてきたという壮絶な人生...島に残されて野垂れ死にという最後もまた無念です

また 何人かのカラヴァジェスキー(継承者たち)たちの作品も展示されます

参考: 『もっと知りたいカラヴァッジョ』 宮下規久朗著(東京美術刊)


* 斬首といえば 2010年に見た映画「カラヴァッジョ 天才画家の光と陰」にもそのシーンが出てきましたね... でも光と陰の捉え方は惹かれました すごい人生を送った画家なのですよね...

詳しくは こちら
特設サイトは こちら

* 4月2日(土) 13:30~ イタリア文化会館にて記念講演会が開催されます
要申込み 半券等必要 
詳しくは こちら

 



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イタリア映画「母よ、(Mia Madre)」が公開されます(2016.3.12~)@Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ

2016年02月03日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「母よ、(Mia Madre)」が公開されます(2016.3.12~)@Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテ


今 母と向き合う愛おしい時間 
仕事に生きてきた映画監督のマルゲリータ(『はじまりは五つ星ホテルから』のマルゲリータ・ブイ)は 母が余命わずかと知り 貴重な家族との時間を過ごそうとするが...

恋人との別れ 前夫との娘の反抗期 新作映画の行きづまり 兄とともに介護中の母に下された宣告...


この映画でナンニ・モレッティ監督は 家族とは 人生とは何かという普遍的なテーマに真正面から挑み この重いテーマと イタリアの抱える深刻な社会情勢なども背景としてさらりと描きながら 作家性と娯楽性を見事に両立させて描いています

また 兄のジョヴァンニ役を ナンニ・モレッティ監督自身が演じています

映画は こちら

* 身近で普遍的なテーマです 主人公マルゲリータは 親のこと 子供のこと そして仕事のことで 人生で一番大変な年代なのかもしれませんね 


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