日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

マルコ・デル・グレコ ギターリサイタルのお知らせ(2015.4.14)@イタリア文化会館

2015年03月30日 | イタリアの歌・音楽

マルコ・デル・グレコ ギターリサイタルのお知らせ(2015.4.14)@イタリア文化会館



2010年の東京国際ギターコンクールで優勝するなど、高い評価を受けているマルコ・デル・グレコ(Marco Del Greco)がパガニーニ、武満徹、細川俊夫ほかの曲を演奏します:

日程: 2015年4月14日(火) 18時30分(開場18時)
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
入場無料。要予約

プログラム:
マウロ・ジュリアーニ  大序曲Op.61
ニコロ・パガニーニ  ギターのための43の小品集「気まぐれ」 より
ニコロ・パガニーニ  ギター・ソナタ第29番
武満徹  エキノクス
細川俊夫  2つの日本の歌 1.子守唄 2.さくら
アグスティン・バリオス  情熱的マズルカ、フリアフロリダ(舟歌)、ワルツ


詳しくは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます

桜が満開になってきましたね~♪



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イタリア大使館の庭園散策&泉岳寺に行ってきました(2015.3.23)@「東京にようこそ!」のクラス

2015年03月28日 | 日本文化紹介
イタリア大使館の庭園散策&泉岳寺に行ってきました(2015.3.23)@イタリア文化会館「東京にようこそ!」のクラス


生まれて初めてイタリア大使館に足を踏み入れました 今日はほんとに忘れられない1日です 

イタリア文化会館「東京にようこそ!」の2つのクラスの生徒たちが 先生に引率されて行ってきましたイタリア大使館の庭園 もぅ~朝から緊張(笑)

とてもいいお天気で 全員で中に通され 広い日本風庭園の奥までぐるっとまわり 赤穂浪士四十七士のうち十名が自害した場所にできた丘や その記念碑(日本語とイタリア語で書いてある) また初めて日本とイタリアに飛行機が飛んだという記念碑 いまも使われている祠等を見学しました

もちろんこれは 日本文化紹介のレッスンの実施訓練としてのプログラムで イタリア人の先生の質問にイタリア語で答える試験みたいなものです('◇')ゞ
大使館の庭園の歴史について 日本とイタリアの友好通商条約(1866)など 人名や年号もあわせてイタリア語で必死で説明...3回にわたって繰り返し覚えてきました
大使館員や先生の前でなんとか必死で説明できて ホントよかったです~

     *         *         *

さらに泉岳寺まで足を伸ばして(結構遠い...) 忠臣蔵の赤穂浪士のお墓に皆でおまいりし 吉良の首を洗った井戸を見たり 一番若く墓を守った寺坂吉右衛門の墓碑だけが 自害した者につけられる「刃」「釼」の字が戒名についていないことも確認しててきました

しかしですね~ なんとか暗記したものをイタリア語で説明はできたとしても イタリア人からの矢継ぎ早の質問に答えようにも 日本語でも答えられない(笑) 
でも思ったのは 得意な分野はなんとか暗記できるのですが 興味のない分野(特に神社仏閣は苦手...男性は得意みたいね!)についてはどうにも頭に入りません~ 

ともあれ 10回レッスンでものすごいボリュームを毎回こなして そのご褒美にこうして生まれて初めてイタリア大使館の庭園に入れたことは望外の喜びです!!

この場を借りまして イタリア文化会館の先生 そしてイタリア大使館にお礼申し上げます

イタリア大使館の庭園については こちら (イタリア語&日本語)

泉岳寺は こちら

大使館は許可がないと入れないのですが ローマにある日本文化会館の日本庭園は 予約した上で見学ができます ←でもローマですが(笑)



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イタリアRaiTV映画「むかしMattoの町があった」上映会のお知らせ(2015.4.26)@両国門天ホール

2015年03月26日 | イタリア映画・映画
イタリアRaiTV映画「むかしMattoの町があった(C'era una volta una citta' dei matti)」上映会のお知らせ(2015.4.26)@両国門天ホール


精神医療改革の父と言われたフランコ・バザーリア
1961年に患者たちの自由と尊厳を取り戻すべく立ち上がった精神科医バザーリアが多くの困難や偏見を乗り越え ついに1978年 イタリア議会は精神病院を廃止するバザーリア法採択に至る...
イタリアRaiTVで視聴率21%を記録!
 
2015年4月26日(日) 昼の部 12:00~ 夕の部 16:30~ 30分前より受付
於: 両国門天ホール (総武線両国駅5分) 
定員: 各回先着50名  ティータイムとピアノ演奏があります 
事前予約(当日精算) 1,600円 当日券200円up
障害者 学生 18才未満 65才以上割引あり(1,200円)
主催: イリスの広場、バザーリア映画を上映する180人のmattoの会

詳しくは こちら

映画は こちら

*この作品は劇場での一般公開はされていません


      *         *         *


また同様のテーマで イタリアブックフェア2015@イタリア文化会館(九段下)の中でも 本の紹介イベントが開催されます:


4月11日(土)13:00~15:00 
場所:イタリア文化会館 B1F 視聴覚室
松嶋健 『プシコナウティカ イタリア精神医療の人類学』(世界思想社)

なぜイタリアは精神病院を全廃したのか? 精神病院から地域への移行で何が生じたか? 地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか?
7年にわたるフィールドワークをもとに、人類学者がイタリアの精神医療の歴史と現状を描き出しその背景にある思想に迫った本書は、現代の日本をも鋭く照射します。
精神医療の問題と、そこから見出されるイタリア人独特の「生の哲学」について著者が語ります。

入場無料、予約不要(イタリアブックフェアの他のイベントには 予約の必要なものもあります)


         *         *         *

* このテーマで有名な映画は「人生、ここにあり!(Si puo'fare)」(2008)ですね!!

*マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督のイタリア映画「輝ける青春(La meglio gioventù)」(2003)の中に出てくる 精神科医となった二コラの尊敬する師は かのバザーリアという描写があったことも思い出しました けっこう映画の中でも取り上げられているのですね!

*情報をいただきましたイタリア文化会館様 掲載を許可いただきましたイリスの広場様に心よりお礼申し上げます




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ルーブル美術館展に行ってきました(2015.3.20: 6.1まで開催中)@国立新美術館(六本木)

2015年03月25日 | 美術館・博物館
ルーブル美術館展に行ってきました(2015.3.20: 6.1まで開催中)@国立新美術館(六本木)


六本木にある国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展」に行ってきました

ランチは六本木駅すぐの ちょうど美術館に行く途中にあるイタリアンのお店 Gaston & Gasparで うにパスタと 具材とソースを選べるオリジナルパスタセットにしました♪ ここはズッキーニクラブの加盟店でもあります


さて国立新美術館は8年前にできたとてもモダンな美術館で 平日午後はそれ程混んでもおらず堪能いたしました 

ルーヴル美術館ならではの風俗画の歴史を一望する初の本格的展覧会とのこと

絵画の世界では まずは歴史画が頂点に立ち 次に肖像画 そして風景画 静物画 その下に風俗画が置かれています 

風俗画は人々の日常生活を描いた絵画で 身分や職業もさまざまな人々の日常が生き生きと描かれています また一方では日常の装いの中に 複雑な道徳的・教訓的な意味が込められているものもあります

ティツィアーノ レンブラント ルーベンス ムリーリョ ル・ナン兄弟 ドラクロワ ミレー
等の巨匠たちの絵画がルーブルからやってきました

フェルメールの「天文学者」が待望の初来日(チラシに使われてますね) これは天球儀に手を置く天文学者の男を描いた作品で フェルメール作品三十数点の中で唯一の男性が主役とのこと いつも小さい作品のためか見づらかったのは残念...

さて 16世紀のヴェネツィアの画家 ティツィアーノ・ヴェチェッリオの麗しき金髪の女性を描いた「鏡の前の女」(チラシに使われてます) これはやはりたくさんの人が絵の前に立っていました  
彼女のうしろに鏡があり 彼女の後ろ姿が見えます 絵画よりもあらゆる角度から鑑賞できる彫刻との対比で いろんな角度からの鑑賞を試みたのでしょうか 金髪 大理石のような白い肌 そしてふくよかな体つき 赤い唇などは 当時の理想の女性の姿のようでもありますね

その他にも ルーブルに初めて入ったスペイン絵画のひとつ ムリーリョの「物乞いの少年」(蚤をとる少年)や マセイスの「両替商とその妻」で 金貨の重さを計る夫のしぐさを見つめる祈祷書を読む妻 この絵は キリスト教で正義を象徴するてんびんと 欲深でお金をかせぐことの対比が描かれているようです (お金を勘定する夫婦とか高利貸しの絵は 今来ているボッティチェリ展にも展示されています)

他にも面白かったのはホントホルストの「抜歯屋」(にせの抜歯屋?) シャルダンの「サルの画家」などでした 

次にすぐとなりの「日本アンデパンダン展」(公募展)も見てきました♪

フェルメールといえば 歌舞伎座のすぐそばの「永井画廊」で 2015.3.13~4.12まで「フェルメール 光の王国展」(フェルメール作品をRe-createしたものを展示)をやっているのを見つけました(^^)/


ルーヴル美術館展は こちら(2015.2.21~6.1)
 


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4月からのNHKイタリア語新シリーズ: テレビはリヴィエラ・ラジオは『描かれた24人の美女』(2015.3.30~)

2015年03月23日 | イタリア語
4月からのNHKイタリア語講座は新シリーズが始まります!!テレビはリヴィエラ・ラジオは『描かれた24人の美女』(2015.3.30~)@NHKテレビ・ラジオ


さてまずは4月から始まるNHKラジオ「まいにちイタリア語」の方は 応用編はまたまた新シリーズです (入門編は白崎先生の「イタリア語のシャワーを浴びよう!」再放送です)

以前「イタリア: 24の物語」のシリーズで登場した池上英洋先生の登場です!!
好評だったこの「イタリア: 24の物語」の美術版ということで『描かれた24人の美女』というタイトルで 「イタリアの美術・歴史を通して表現力を鍛えましょう」というコンセプトで作成されます イタリア美術ファンならゼッタイ見逃せないシリーズ!! この先生の本も以前読んだことがあるのでとても楽しみ~ 24人の美女って誰だろう?

と思ってテキストをめくると ラファエロの「ラ・フォルリーナ」 (粉屋の娘、そう ラファエロの秘めたる花嫁とされる女性ですね) マザッチョの「楽園追放」やティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」 ダ・ヴィンチに ミケランジェロその他総勢24作品!! うわったまりません(#^.^#)


ちなみにラジオ「アンコールまいにちイタリア語」は2015年3月末で終了とのこと


あぁ~弥勒忠史先生の「ニッポンを話そう(Parliamo del Giappone)」サイコーでした!! 今受けている「東京にようこそ」のレッスンと同じテーマを扱う週もあって 気合い入れて聞いてました(*^^)v 

ラジオ講座「まいにちイタリア語」は こちら

 
      *         *         *

さてテレビ「EURO24」の方ですが 4月からはアンドレア・チヴィレ先生の (←習ってました~) 新作です 

イタリア北西部のリヴィエラの美しい映像とともに 現地のイタリア人の会話を紹介 また 日本ならではの物事をイタリア語で紹介し 情報発信力を養うというコンセプトで作られます

他の言語も新作ぞろいです!!

テレビ講座「EURO24」は こちら

* 写真は昨年10月に行ったアマルフィ海岸




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イタリア映画祭2015が開催されます(2015.4.29~5.5)@有楽町朝日ホール

2015年03月22日 | イタリア映画・映画
イタリア映画祭2015が開催されます(2015.4.29~5.5)@有楽町朝日ホール

15回目を迎えるGW恒例のイタリア映画祭2015が今年もまた開催されます: 

2001年の春に始まった「イタリア映画祭」は今年で15回目を迎えることになりました。新しいイタリア映画をバラエティー豊かなラインナップで紹介する映画祭は、ゴールデンウィーク恒例のイベントとなり、毎年1万人を超える観客が訪れています。

今回は2013年以降に製作された日本未公開の新作を東京で14本、大阪で7本、さらに東京だけで旧作1本と短編9本を上映します。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

有楽町朝日ホールは こちら(GWは大変混みますので早めにいらしてください)

       *           *           *


作品情報

A『幸せの椅子』[2013年/94分] 原題:La sedia della felicità
監督:カルロ・マッツァクラーティ Carlo Mazzacurati

昨年1月に57歳の若さで亡くなったマッツァクラーティ監督の遺作。イザベッラ・ラゴネーゼ、ヴァレリオ・マスタンドレア、ジュゼッペ・バッティストンら演技派俳優のコミカルなやりとりがほほ笑ましい冒険譚。借金を抱える美容師のブルーナは、顧客の一人から急死する直前に宝が詰まった椅子の在りかを告げられる。これ幸いと、同じくお金に困っている刺青師のディーノと一緒に椅子を探し求めるが、謎の司祭が二人の後を追う。はたして二人は無事に「幸せの椅子」を見つけられるだろうか?
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東京会場5月1日[金] 13:10~/5月5日[火・祝] 15:45~


B『人間の値打ち』[2013年/109分] 原題:Il capitale umano
監督:パオロ・ヴィルズィ Paolo Virzì

『見わたすかぎり人生』『はじめての大切なもの』が巧みな語り口で観客を魅了したヴィルズィ監督の新作は、お金をめぐって交錯する人々の思いをミステリータッチで追っていく。不動産業が厳しいディーノと投資で一財産を築くジョヴァンニ。接点はお互いの子供だけだった二つの家族が投資話で関係を深めていく頃、ジョヴァンニの家の近くでひき逃げ事件が起きる。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では最優秀作品賞をはじめ、7部門を制し、米アカデミー賞外国語映画賞のイタリア代表にも選ばれた。
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東京会場5月2日[土] 10:20~/5月4日[月・祝] 15:55~


C『いつだってやめられる』[2014年/100分] 原題:Smetto quando voglio
監督:シドニー・シビリア Sydney Sibilia

1981年生まれの新星、シビリア監督の長編デビュー作。素人ギャングの顚末を独特のビジュアル感覚と小気味良いリズムで描いて、スマッシュヒットした。37歳のピエトロは天才的な生物学の研究者だが、予算削減で大学の職を失う。研究に人生を捧げてきたピエトロが出した結論は、合法ドラッグを作って稼ぐこと。そのために、元同僚で不遇をかこつ経済学、化学、人類学、ラテン語の専門家を呼び集めて、犯罪集団を組織する。イタリアのゴールデン・グローブ賞で最優秀コメディー賞を受賞。
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東京会場4月30日[木] 16:00~/5月4日[月・祝] 13:20~


D『神の恩寵』[2014年/127分] 原題:In grazia di Dio
監督:エドアルド・ウィンスピア Edoardo Winspeare

『血の記憶』で鮮烈な印象を残したウィンスピア監督が希望を込めて紡いだのは、南イタリアの雄大な自然を舞台に人生を見つめ直す3世代4人の女性たちの物語。小さな工場を営むアデレだが、景気後退で手放すことを余儀なくされ、母、娘、妹と田舎の農家に移り住む。慣れない農作業や力仕事、度重なる衝突、望まぬ田舎暮らしの先に待ち受けているのは・・・。ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品。イタリアのゴールデン・グローブ賞でグランプリ受賞。
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東京会場5月2日[土] 13:20~/5月4日[月・祝] 18:25~


E『われらの子供たち』[2014年/92分] 原題:I nostri ragazzi
監督:イヴァーノ・デ・マッテオ Ivano De Matteo

前作『幸せのバランス』(映画祭では『綱渡り』)に続き、デ・マッテオ監督が選んだテーマは家族。売れっ子弁護士と献身的な小児科医の兄弟は、気質も生き方も対照的で、妻同士も争いが絶えない。しきたりに従って月に1回は高級レストランに集まる4人だが、ディナーの席でも会話はかみ合わない。そんな二つの家族に重大な問題が起こり、難しい選択を迫られることになる。アレッサンドロ・ガスマン、ジョヴァンナ・メッゾジョルノ、ルイジ・ロ・カーショ、バルボラ・ボブローヴァの豪華キャストが円熟の演技を見せる。
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東京会場5月1日[金] 15:50~/5月5日[火・祝] 10:20~


F『黒い魂』[2014年/103分] 原題:Anime nere
監督:フランチェスコ・ムンズィ Francesco Munzi犯罪組織「ンドランゲタ」が拠点とする南イタリアのカラブリア州で生まれた3兄弟の過酷な運命を、圧倒的な迫力で描いたドラマ。三男のルイジはドラッグのディーラーで、次男のロッコは見たところ普通のビジネスマンだが、そのドラッグによる利益で事業を展開していた。長男のルチャーノはヤギを育てて平穏に暮らしていたが、息子のレオが敵対するファミリーを威嚇。軽率な行為は若気の至りでは済まされず、血を血で洗う抗争が始まる。ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品。
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東京会場4月30日[木] 18:40~/5月3日[日・祝] 10:20~


G『レオパルディ』[2014年/137分] 原題:Il giovane favoloso
監督:マリオ・マルトーネ Mario Martone

マルトーネ監督の新作は、前作『われわれは信じていた』と同じ19世紀を舞台に大詩人、ジャコモ・レオパルディの激しい人生をたどる。幼い頃から神童ぶりを発揮するジャコモだが、身体に障害があり厭世的で、詩人として不遇な人生を送ったとされる。だが映画は、自由と愛を希求し、いつまでも親友に支えられて幸せな時間を過ごした姿も色濃く映す。詩人役のエリオ・ジェルマーノが圧巻の演技を披露。本作はイタリアで大ヒットした。撮影はレナート・ベルタ。ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品。
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東京会場4月29日[水・祝] 17:30~/5月3日[日・祝] 13:20~


H『僕たちの大地』[2014年/100分] 原題:La nostra terra
監督:ジュリオ・マンフレドニア Giulio Manfredonia
『人生、ここにあり!』が大きな感動を呼び起こしたマンフレドニア監督の新作は、協同組合に実際に起きた出来事を基にしたコメディー。南イタリア、プーリアの小さな村では、マフィアから接収した土地で協同組合が有機農業を始めようとしていた。助けを請われて、反マフィア活動に取り組むフィリッポが協同組合に加わる。フィリッポと個性的な仲間たちの前に様々な問題が立ちはだかるが、乗り越えて目標に向かっていこうとする。マフィアの脅しに屈せず、自分たちの土地を守ろうとする人々の勇気が胸を打つ。
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東京会場5月1日[金] 10:20~/5月5日[火・祝] 13:10~


I『緑はよみがえる』[2014年/80分] 原題:Torneranno i prati
監督:エルマンノ・オルミ Ermanno Olmi

2014年が第一次世界大戦開戦から100年にあたるのを機に、戦争を非難し平和を願って作られた『木靴の樹』『ポー川のひかり』の巨匠オルミ監督の新作。1917年の冬、激戦地の一つだった北イタリアのアジアーゴ高原における一夜の戦いが描かれる。前線のイタリア軍は大雪で覆われた塹壕の中にこもり、オーストリア軍と対峙していた。寒さや飢え、病気に苦しむ中、司令部からは不条理な命令が下され、オーストリア軍からは容赦ない攻撃を受ける。ベルリン国際映画祭特別招待作品。
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東京会場4月29日[水・祝] 12:00~/5月3日[日・祝] 18:50~


J『生きていてすみません!』[2014年/106分] 原題:Scusate se esisto!
監督:リッカルド・ミラーニ Riccardo Milani
前作『ようこそ、大統領!』が爆笑を誘ったミラーニ監督は、コメディー映画で活躍がめざましいパオラ・コルテッレージとイケメンのラウル・ボヴァを新作に起用。実在の女性を題材にした喜劇で、またもやヒットを飛ばした。セレーナは飛び抜けた才能を持つ建築家。国外で活躍するが、故郷のイタリアが恋しくなり、帰国する。だが、待ち受けていたのは女性にとって厳しい就労状況。別の仕事を掛け持ちして、なんとか生計を立てる。やがて、建築家の仕事を得られるチャンスが訪れるが・・・。
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東京会場4月30日[木] 13:05~/5月4日[月・祝] 10:20~


K『スイミング・プールの少女』[2015年/94分] 原題:Cloro
監督:ランベルト・サンフェリーチェ Lamberto Sanfelice

夢をあきらめずに厳しい現実を懸命に生きる少女を、研ぎ澄まされた映像と抑制された演出で描くサンフェリーチェ監督のデビュー作。17歳のジェニーは、シンクロナイズド・スイミングのプロを目指していた。だが、母の突然死で人生が一変。ローマ近郊にある海辺の町から山中の小村に移住し、働きながら神経衰弱になった父と8歳の弟の面倒を見ざるを得なくなる。リズミカルで美しいシンクロのシーンや少女の存在感が際立つ本作は、サンダンス映画祭やベルリン国際映画祭で上映された。
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東京会場4月30日[木] 10:20~/5月3日[日・祝] 16:20~

       *           *           *

特別上映作品

W『ラ・パッショーネ』[2010年/106分] 原題:La Passione
監督:カルロ・マッツァクラーティ Carlo Mazzacurati

監督作が日本で劇場公開されることはなかったが、現代のイタリア映画に欠かせない存在だったマッツァクラーティ監督を追悼して、心温まる喜劇を再上映する。スランプに陥って5年間も新作が出せない映画監督ジャンニ(シルヴィオ・オルランド)に、テレビ女優が主演の映画の話が舞い込むが、トラブルから「キリストの受難(ラ・パッショーネ)」の舞台も演出する羽目に。次から次へとトラブルに見舞われ、あわてふためくジャンニはどちらも完遂できるだろうか?2010年ヴェネチア国際映画祭コンペ部門出品。
.
東京会場5月5日[火・祝] 18:10~


特別上映作品


X『カプチーノはお熱いうちに』[2013年/110分] 原題:Allacciate le cinture
監督:フェルザン・オズペテク Ferzan Ozpetek

ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、監督賞、主演女優賞他、11部門にノミネートされたフェルザン・オズペテク(『あしたのパスタはアルデンテ』)最新作。アドリア海を臨む南イタリア・プーリアの小さな街のカフェを舞台に、恋に落ちたウェイトレス・エレナとアントニオのカップル、その友人、家族たちの、13年間を描くドラマ。友達の恋人を奪う形で始まった激しい恋は、やがて平凡な結婚生活を送るうちに輝きを失ってしまう。そんな時、エレナが病いに倒れて…。今秋、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
.
東京会場5月1日[金] 18:30~


Y『ザ・ワンダーズ(仮題) 』[2014年/111分] 原題:Le meraviglie
監督:アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher

イタリア中部の人里離れた土地で昔ながらの製法で養蜂園を営む一家。ジェルソミーナは4人姉妹の長女で、気難しい父の独自の教育を受けてきた。深奥なるその地で、家族は蜂と自然のリズムの中で生活を営んでいたが、ある夏の終わり、少年を預かったことにより、そのリズムに変化が生じる。夢と現実のあわいを行きつ戻りつしつつ、成長を遂げる少女と、葛藤する父の姿を描いた家族の物語。2014年カンヌ映画祭審査員グランプリ受賞作品。今夏、岩波ホールほか全国順次公開。
.
東京会場5月2日[土] 18:30~


Z『ラスト・サマー』[2014年/94分] 原題:Last Summer
監督:レオナルド・グエッラ・セラーニョリ Leonardo Guerra Seràgnoli

親権を失った母とその息子が過ごす最後の4日間を静かなタッチで描いたドラマ。南イタリアの洋上に浮かぶヨットに、日本人のナオミが乗り込んでくる。英国人の元夫に親権を奪われて長年会うことが出来なかった6歳の息子、ケンとの最後の別れが許されたからだ。乗組員たちの目が厳しい中で、ナオミはケンとつながろうとするが、思い通りには進まない。菊地凛子が主演し、吉本ばななが脚本に協力している本作は、ローマ国際映画祭で上映された。(※言語は大半が英語で、一部が日本語)
.
東京会場4月29日[水・祝] 14:30~


    *           *           *


併映作品

『9X10 90』
[2014年] 原題:9X10 Novanta

イタリア映画を国内外でプロモーションする組織イスティトゥート・ルーチェが昨年、創立90周年を迎えたのを記念して、気鋭の作家たちに短編の制作を委嘱した作品。監督たちは、ルーチェの膨大な映像アーカイブから約10分のフッテージを選び、それを基に短編を作り上げた。

※この作品は本来9本の短編を集めた1作品ですが、今映画祭では1本ずつ短編として上映します。


a『トゥビオロと月』原題:Tubiolo e la luna
監督:マルコ・ボンファンティ Marco Bonfanti

b『花嫁としての私の務め』原題:Il mio dovere di sposa
監督:クラウディオ・ジョヴァンネージ Claudio Giovannesi

c『国境』原題:Confini
監督:アリーナ・マラッツィ Alina Marazzi


d『田舎のイタリア』原題:L’umile Italia
監督:ピエトロ・マルチェッロ&サラ・フガイエール Pietro Marcello e Sara Fgaier

e『イタリアの奇跡』原題:Miracolo italiano
監督:ジョヴァンニ・ピペルノ Giovanni Piperno

f『ジロトンド』原題:Girotondo
監督:コスタンツァ・クアトリリョ Costanza Quatriglio


g『パニック計画』原題:Progetto Panico
監督:パオラ・ランディ Paola Randi

h『カンツォーネ』原題:Una canzone
監督:アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher

i『戦争の幕開け』原題:L’entrata in guerra
監督:ロランド・セイコ Roland Sejko

    *           *           *

今までの「イタリア映画祭」で好評を博した作品がDVD化!

フォンターナ広場 イタリアの陰謀』 マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ 「イタリア映画祭2013」で上映

ある海辺の詩人 -小さなヴェニスで-』 アンドレア・セグレ 「イタリア映画祭2012」で『シュン・リーと詩人』のタイトルで上映

ブルーノのしあわせガイド』 フランチェスコ・ブルーニ 「イタリア映画祭2012」『シャッラ/いいから!』のタイトルで上映

ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 ジャンフランコ・ロージ 「イタリア映画祭2014」で上映

グレート・ビューティー/追憶のローマ』 パオロ・ソレンティーノ 「イタリア映画祭2014」で上映 4

マフィアは夏にしか殺らない』 ピエルフランチェスコ・ディリベルト 「イタリア映画祭2014」で上映

ローマの教室で ~我らの佳き日々~』 ジュゼッペ・ピッチョーニ 「イタリア映画祭2013」で『赤鉛筆、青鉛筆』のタイトルで上映

幸せのバランス』 イヴァーノ・デ・マッテオ


* Xの『カプチーノはお熱いうちに』の原題は"Allacciate le cinture(ベルトを締めて)"で日本語だとかなり違ってますね  フェルザン・オズペテク監督作品の『あしたのパスタはアルデンテも原題は"Mine vaganti(浮遊機雷)"でしたし...こんな 原題と邦題の比較を見てみるのも一興です('◇')ゞ

詳しくは こちら



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「ボッティチェリとルネッサンス」展 明日から始まります(2015.3.21~6.28)@渋谷Bunkamuraミュージアム

2015年03月20日 | イタリアの美術館・博物館
「ボッティチェリとルネッサンス フィレンツェの富と美」展 明日から始まります(2015.3.21~6.28)@渋谷Bunkamuraミュージアム


ボッティチェリとルネッサンス フィレンツェの富と美」展がいよいよ明日から始まります 前売り券もゲットして HPの「見どころ」もチェックして 新聞記事も読んで 本も読んで...ここで少しボッティチェリについておさらいしました: 

サンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)」について

1445年~1510年 フィレンツェ生まれ 
(「小さな樽」の意味のあだ名、本名アレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ/Alessandro di Mariano Filipepi)
1460年(15才)フィリッポ・リッピの工房に弟子入り
1470年(25才)独立して工房を持つ 
1478年頃(33才)「」制作
1481年(36才)ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂の壁画を描く
1485年(40才)メディチ家の豪華王ロレンツォ(三代目当主ロレンツォ・デ・メディチ)の注文で「ヴィーナスの誕生」を描く
1492年(39才)最大のパトロン・メディチ家「ロレンツォ豪華王(Lorenzo il Magnifico)」が死去
1494年(41才)フランス軍がフィレンツェに侵攻、サヴォナローラが独裁開始、昔の作品を自ら焼き捨てる
1510年(65才)5月17日フィレンツェで死去。オニサンティ教会に眠る(筆を折り困窮の中で死去)

出典:「知識ゼロからの西洋絵画入門」(山田五郎著/幻冬舎)

ボッティチェリの画風の変遷
 
東方三博士の礼拝」(1475年/30才)の左端にはロレンツォ豪華王(25才)が描かれており、この絵にはメディチ家の一族郎党の肖像が描き込まれている。  
     
ボッティチェリは「線の画家」と言われ、他の画家が色の濃淡と明暗で形を表す「スフマート技法」を追求する中で、中世風の明確な輪郭線にこだわり、独自の線描技法による繊細で優美な画風を貫きました。

1467年(27才)、ヴェロッキオ工房に移り、そこで入門していたダ・ヴィンチと出会う。3年後に独立。そのデビュー作『剛毅』(1470年/25才、ウフィツィ美術館蔵) は女性寓意像で、ヴェロッキオの影響が残る。

フレスコ画『受胎告知』(1481年/36才)は、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画を描く招聘直前にサン・マルティーノ・アラ・スカーラ病院に描いた大フレスコ画。大天使ガブリエルが白百合(マリアの純愛の象徴)を手に舞い降り、ここでは初めて浮遊する動的イメージとして表されている。(ウフィツィ美術館蔵)
このフレスコ画は今回来日します!

 最大のパトロンでありプラトン・アカデミーの保護者でもあったロレンツォ・イル・マニフィコ(豪華王)は1492年、わずか42才で世を去り、20年に及ぶ黄金時代が幕を閉じた。

ドメニコ会修道士ジローラモ・サヴォナローラ(1452~98)が1490年にサン・マルコ修道院の院長に就任すると、メディチ家支配家のフィレンツェの風俗や政治を激しく糾弾する預言者的な説教活動を広めた。ボッティチェリはロレンツォの心酔者であったが、サヴォナローラはロレンツォ時代の灼熱した宮廷的市民文化をことごとく「虚飾」として否定し、ボッティチェリは他のどの芸術家よりも深くその影響を受け、90年代以降その主題と様式を急激に変化させた。

 1497年にはシニョリーア広場でサヴォナローラ派による「虚飾の焼却」が行われ、書物や絵画、装飾具等が燃やされ、ボッティチェリ自身の手により、彼の若い頃の作品も燃やされた。彼の芸術の変貌はあまりにも激しく悲劇的ですらある。甘美なヴィーナスやマドンナ像を描いた優美な描線は消え失せ、異様な終末論的な畏れ等が表面化した。1498年同じシニョ―リア広場でサヴォナローラは火刑に処された。

そしてボッティチェリは1501年の『神秘の降誕』を最後に筆を折り、困窮の中1510年に65才で世を去り、自宅近くのオンニサンティ聖堂に葬られた。

 1504年、30才年下のミケランジェロが『ダヴィデ』を完成させ、時代の主役はダ・ヴィンチやミケランジェロに移っていった。

ボッティチェリ『アペレスの誹謗』(1495年、テンペラ、ウフィツィ美術館蔵) 特異な異教的寓意画。中央の女性「誹謗」が乞食のような男「憎悪」に手を引かれ、裸の少年「無実」の髪をつかみ、審問官に引きずり出す。その左右で「無知」「猜疑」の女二人が耳打ちし、左端は裸体の「真理」が天を仰ぎ、醜い老婆「悔悟がそれをいまいましげに振り返る。

出典: 「フィレンツェ・ルネサンス4 再生への賛歌」(NHK出版)

今やっているイタリアのバロック「グエルチーノ展」(2015.3.3~5.31/国立西洋美術館)では グエルチーノはバロックから古典主義へと転向したとのことですが ボッティチェリの方がさらにドラスティックだったのですね...


ボッティチェリとルネッサンス フィレンツェの富と美」展は こちら

みどころは こちら

開催のお知らせは こちら

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イタリア映画上映会「 現代イタリアのカリスマたち」のお知らせ(2015.4.2~4.10)@イタリア文化会館

2015年03月18日 | イタリア映画・映画
イタリア映画上映会「Grand’Italia 現代イタリアのカリスマたち」のお知らせ(2015.4.2~4.10)@イタリア文化会館

上映会「Grand’Italia 現代イタリアのカリスマたち」

詩人で作家のフランコ・マルコアルディ/Franco Marcoaldiが企画し監修した「Grand’Italia 現代イタリアのカリスマたち」は、マルコアルディが、長年にわたってイタリア各界を牽引し、現在も第一線で活躍し続けている6人にインタビューしてできた作品です。

その6人とは、建築家レンツォ・ピアノ、俳優トニ・セルヴィッロ、スローフードの提唱者カルロ・ペトリーニ、画家ジョゼッタ・フィオローニ、日刊紙「ラ・レプッブリカ」の創刊者でジャーナリストのエウジェニオ・スカルファリ、イラストレーターのアルタンです。それぞれ約30分の作品で、今回、2本ずつ3日に分けて日本語字幕付で紹介します。

このシリーズは、マルコアルディによるインタビューを主に構成されており、そのなかで仕事への情熱や挑戦、生き様が浮き彫りにされます。また家族や友人など身近な人たちの証言もあり、その素顔の魅力がいっそう明らかにされています。

卓越したイタリアの象徴的存在である彼らの言葉は、現在を解釈し、未来を構築するヒントを与えてくれます。

なお4月2日と3日には、マルコアルディがこのシリーズを作った意図や撮影中のエピソードなどを語ります(日伊通訳付)。
また10日には、朝日新聞社前ローマ特派員で報道局国際報道部次長の石田博士氏による解説があります。


4月2日(木)レンツォ・ピアノ/Renzo Piano(建築家)、トニ・セルヴィッロ/Toni Servillo(俳優)


4月3日(金)カルロ・ペトリーニ/Carlo Petrini (スローフード協会創設者、会長)、ジョゼッタ・フィオローニ/Giosetta Fioroni(画家)

4月10日(金)エウジェニオ・スカルファリ/Eugenio Scalfari(ジャーナリスト)、アルタン/Altàn(漫画家、イラストレーター)


   ********


日程: 2015年4月2日(木) - 2015年4月10日(火) 18時30分(開場18時)
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
入場無料、要予約

詳しくは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます 




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LCI主催「イタリア映画セミナー第1回ネオリアリスモ」に行ってきました(2015.3.8)@吉祥寺LCI

2015年03月15日 | イタリア映画・映画
LCIイタリアxカルチャースタジオ吉祥寺「イタリア映画セミナー第1回ネオリアリスモ(il Neorealismo Italiano)」に行ってきました(2015.3.8)@LCIイタリアxカルチャースタジオ吉祥寺

この日はたまたま3月8日 そう イタリアでは「女性の日」でした! 私はこの日初めて 新規オープンとなった吉祥寺のLCIイタリアxカルチャースタジオの「バール・イタリアーノと食材屋」(part 1)に行ってきました 吉祥寺駅からまっすぐ歩けばいいので楽です(^_^) 

参加者の皆さんからだんだんと顔を覚えていただき嬉しかったです(文化セミナーは年2回ですがほとんど参加してます)
今年は新しい先生も加わり後半を担当されました 皆さん日本語上手ですね(*^^)v 今回のセミナーはイタリア映画がテーマとあり 私も何本かDVDを見て予習しておいたのでよくわかり イタリア語もほとんどわかったのがとても嬉しかった~(^^)/

       *           *           *

第1回はネオ・リアリスモがテーマでした:

Neorealismo」とは 1940年~1950年代の第二次世界大戦後に盛んとなったイタリア文学、美術、映画界における新しい風潮を『ネオレアリズモ』と呼びます
「ネオ」とは「新」 「レアリズモ」は「真実」を意味します

戦時中のファシズム政権による弾圧を経て 戦後 反ファシズムの動きが活発となり 政治に影響力のある内容の映画作りへと発展していったこの時代 映画はイタリアの市民が苦しい生活の中で かすかな希望を抱く拠り所であり 楽しみのひとつとなっていきました

発端は小説で ベリズモ(Verismo/真実主義)というイタリア文学運動から 映画界へと発展していきました

たとえば "I Malavoglia"(不本意という意味)という小説が原作となって ヴィスコンティによって"Ossessione「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1942)"(原題ossesioneは「妄執」)が作られます

ロッセリーニ ヴィスコンティ デ・シーカなどは「ネオレアリズモ」の時代において活躍した有名な監督たちです:


ヴィットリオ・デ・シーカ(Vittorio De Sica): 自転車泥棒(Ladri di biciclette) 靴磨き(Sciuscia') 終着駅(Stazione Termini) ふたりの女(La Ciociara) 昨日、今日、明日(Ieri,oggi,domani) あぁ結婚(Matrimonio all'italiana) 旅路(Il Viaggio) ひまわり(I Girasoli)

ルキノ・ヴィスコンティ(Luchino Visconti): 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)(原題ossesioneは「妄執」) 揺れる大地(La terra trema/1948) ベリッシマ(Bellissima)


ロベルト・ロッセリーニ(Roberto Rossellini): 無防備都市(Roma citta' aperta) ドイツ零年(Germania anno zero) イタリア旅行 戦火のかなた(Paisa')

ネオリアリズモのそのキーワードとなる ファシズム 反ファシズム レジスタンス またその映画理論について説明を聞いたあとで アクティビティとして 「映画の中の子供たち」についていくつかのシーンを見ながら考えました 

当時の子供たちは親もない子も多く 生き延びるためにまるで大人のように 働いたり時には悪事に手を染めたりしなければならず その身なりや言葉使い 仕草について見てゆきました そういえばネオリアリズムの映画には子供たちがよく出てきますよね...子供が子供らしく生きられない状況でした

さらに 映画の中で話される言葉は 方言(diaretto) そして占領下にあったため英語やドイツ語でした 言葉がなかなか通じないのが普通の状況であり それがそのまま映画(ここでは「無防備都市」や「戦火のかなた」)に反映されていること そして市井の市民たちが登場していること(もちろん俳優も演じていますが)などが紹介されました 

       *           *           *


こちらのカフェにおいてあるパネットーネとカフェをふるまってくださったpausaをはさんで講師が交代され 第2部は かの有名なデ・シーカ監督の『自転車泥棒(Ladri di biciclette)』(1948)のいくつかのシーンについて見てゆきました

チネチッタは当時占領下にあり使えなかったため 壊れた街の中や家の中 郊外や田舎等で撮影されたこと 「郵便配達~」はムッソリーニが見たかったため 1週間だけ上映が許可されたというエピソードを聞きました 

社会批判 特に 貧困(poverta') 失業(disoccupazione) 犯罪(criminalita')などがテーマとして扱われており 「靴磨き(Sciuscia')」の少年二人が逮捕されてしまったり あるいは「無防備都市」でナチスに捕えられた婚約者の後を追って撃たれる女性(『ベリッシマ/Bellissima」の母親役も演じた アンナ・マニャーニ/Anna Magnani)の 最も有名で印象的なシーンが紹介されました

にがい米(Riso amaro)」(1949、ジョゼッペ・デ・サンティス監督)のシルヴァーナ・マンガーノ/Silvana Manganoの迫力ある演技... 彼女美しいですね~(#^.^#)


自転車泥棒」のそれぞれのシーン 職探しやシーツを売って質に入れた自転車を買い戻す あるいはぐるになった3人の男に仕事の初日に自転車盗まれる 盗品市を探しまわる 見つからず店に入り親子でピザを食べ 裕福な家族の子と目を合わすシーン 犯人を見つけるもまわりがかばい何もできない そしてとうとう自分も逡巡の末 自転車を盗もうとするも捕まり...そのやるせなさが 特にセリフを用いず表情でもって伝わってくるのですね...

そしてのちに続く作品群「青春群像(I Vittelloni)」(1951) 「道(La strada)」(1954) 「甘い生活(La dolce vita)」(1960) 「アマルコルド(Amarcord)」(1973)等が紹介されました


       *           *           *


さて このイタリア映画セミナー第2回は「イタリア食文化と映画」というテーマで6月28日(日)に開催されます 南北の食事 フェラゴストなどの行事の食事 ヌテッラ そして映画の中の食事の役割を イタリア人の目線で見てゆくとのこと

詳しくは こちら

楽しいひとときを過ごしたあと シチリアのパン「パーネ・カラザウ」を買って帰りました まだ見ていない映画もあるので 次のセミナーまでにぜひ見たい!!と思った次第です 


開催のお知らせは こちら

* 追伸 イタリア人の先生にこの話をしたところ ピエトロ・ジェルミ(Pietro Germi)監督作品も勧めていただきました 「鉄道員(il Ferroviere)」「わらの男(L'uomo di paglia)」などですが 「鉄道員」は見たことがありますが やはり子供が出てきて 鉄道員の父が不遇の目に逢う映画で ネオリアリスモの映画でした よかったですよ~


* この話をイタリア人にする時に 「映画のタイトルをイタリア語で言えるようにしておくこと」が大切だなぁと感じました!! あぁその映画ね!! とすぐに反応してくれるんです(*^^)v


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イタリアブックフェア2015開催のお知らせ(2015.3.274.11)@イタリア文化会館

2015年03月13日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリアブックフェア2015開催のお知らせ(2015.3.274.11)@イタリア文化会館


イタリアブックフェア 2015 日本語で読むイタリア

イタリア関係の本をまとめて手にしていただくまたとない機会で、春の恒例となった「イタリアブックフェア」は、第7回を迎えます。
今年も2012年以降に出版された約700点のイタリア関係の日本語の本のほか、イタリア語書籍やCD,DVDも販売します。
本にまつわる多彩なイベントのほか、今年開催されるミラノ万博の開幕を前に、イタリア政府観光局のセミナーも開催されます。

また、特別イベントとして、イタリアの各分野を牽引するカリスマたちへのインタビューで構成されたテレビ番組の上映も行われます。
それぞれのテーマに関連する本を集めてご来場をお待ちしています。 


日程: 2015年3月27日(金)~年4月11日(土)  11時~18時
場所: イタリア文化会館 エキジビションホール
主催: イタリア文化会館
協力: シーライトパブリッシング、後援:イタリア政府観光局
入場無料

販売コーナー出展協力:紀伊国屋書店新宿南店、イタリア書房、タクト


同時開催イベント
* イベントへの参加申し込み:要申し込みのイベントについてのみ、メールにてお申し込みください。


著者・翻訳者による本の紹介 
 入場無料

3月28日(土)14:00~15:00 場所:B1F 視聴覚室
三浦陽一 『ガイドブックには載らない Amore!イタリア㊙旅行術』(メイツ出版)

旅行先としては今でも日本人には大変人気の高いイタリアなのに、実際にでかけてみたら今一つと言う人が多いのはなぜでしょう。イタリアで旅をスムーズに進めるためのポイントが他の欧米諸国とちょっと違っているからではないでしょうか。観光でも仕事でも、こうしたポイントを予め理解することで楽しく快適にイタリアを旅行できるのです。レストランでの注文の仕方、ホテルでの注意事項、街歩きの際のちょっとした視点など、皆さんがイタリアを十倍楽しめるポイントをお話ししたいと思います。


4月4日(土)14:00~15:00 場所:B1F 視聴覚室
栗原俊秀 「文学作品が描く『イタリアと移民』」

アマーラ・ラクース著『ヴィットーリオ広場のエレベーターをめぐる文明の衝突』/『マルコーニ大通りにおけるイスラム式離婚狂想曲』、ジョン・ファンテ著『デイゴ・レッド』(以上未知谷)

イタリアの現代史は「移民」と深いかかわりを持っています。十九世紀末から二十世紀の半ばにかけては、アメリカ大陸や北ヨーロッパへたくさんのイタリア人が移住していきました。一方で、第二次大戦後に「奇跡の経済成長」を成しとげたイタリアは、アフリカ、東欧、南米やアジアから、移民を引きつける立場になりました。イタリア系アメリカ人のジョン・ファンテや、アルジェリア系イタリア人のアマーラ・ラクースなどを中心に、「イタリアと移民」をめぐる文学作品の魅力をご紹介します。


4月11日(土)14:00~15:30 場所:B1F 視聴覚室
松嶋健 『プシコナウティカ イタリア精神医療の人類学』(世界思想社)

なぜイタリアは精神病院を全廃したのか? 精神病院から地域への移行で何が生じたか? 地域精神保健サービスの現場でいま何が行なわれているのか?7年にわたるフィールドワークをもとに、人類学者がイタリアの精神医療の歴史と現状を描き出しその背景にある思想に迫った本書は、現代の日本をも鋭く照射します。精神医療の問題と、そこから見出されるイタリア人独特の「生の哲学」について著者が語ります。


トークイベント   入場無料(要申込)

4月8日(水)19:00~20:30 場所:B2F ホワイエ  
原基晶×谷川悠里トークイベント「750年後の世界に『神曲』を伝えるには」

今年イタリアの国民的詩人ダンテの生誕750周年になるのを機に、ほぼ半世紀ぶりに『神曲』の新訳(講談社)を出した原基晶氏と、ダンテを題材にした小説『ダンテの遺言』(朝日新聞出版)を上梓した谷川悠里氏をむかえ、トークイベントを開催します。詩人ダンテは時代の転換期に生まれました。750年後、新たな時代の転換期を迎えている我々は、どのように『神曲』を生ける文学として伝えていくのか。それぞれの訳書や著者の紹介とともに、現代の我々にとっての『神曲』を語ります。


上映会  入場無料(要申込)

4月2日(木)、3日(金)、10日(金)18:30 場所:B2F アニェッリホール
「GRAND’ITALIA 現代イタリアのカリスマたち」上映会  

イタリアのテレビで放映されたシリーズで、2日は建築家レンツォ・ピアノと俳優トニ・セルヴィッロ、3日はスローフード協会の創設者・会長カルロ・ペトリーニと画家ジョゼッタ・フィオローニ、10日は日刊紙「ラ・レプッブリカ」の創刊者エウジェニオ・スカルファリとイラストレーターのアルタンの、1日2人ずつ取り上げます(各30分、日本語字幕付)。

2、3日は上映にあたり、企画・監修者のフランコ・マルコアルディが制作の意図や撮影中のエピソードなどを語ります。
お申込みは eventi.iictokyo@esteri.it まで。


講演会 
 入場無料(要申込)

4月7日(火)18:30 場所:B2F アニェッリホール
講演会「シェイクスピアのイタリア」(ナディア・フジーニ)

ルネサンス期のイギリスでは、洗練された文化的な国として、イタリアは芸術作品のロケーションとして多くとりあげられました。シェイクスピアの作品にもイタリアの小説や民間に伝わる物語を劇化したものがあります。シェイクスピアとイタリアの関係について、英文学者で作家のナディア・フジーニが語ります。
お申込みは eventi.iictokyo@esteri.it まで。


セミナー  入場無料

4月3日(金)15:00~15:30, 17:00~17:30 場所:B1F 視聴覚室
イタリア政府観光局セミナー『ミラノ万博5月開幕!』 

いよいよ5月開幕が目前に迫ったミラノ万博。食がテーマのこの国際博覧会の概要や、チケット情報などを、イタリアで作成された映像も交えてご紹介します。


絵本の朗読・紙芝居  入場無料

3月29日(日)13:00~13:30、14:30~15:00 場所:ブックフェア会場内

イタリアの絵本と音楽のコラボレーション Viva Vivace!」(音楽と朗読のグループVivace)

今年もビバーチェの楽しい公演をお楽しみください。イタリアの美しい絵本の朗読を、さまざまな音楽とともにお届けします。



4月4日(土)14:00~14:20(イタリア語)、15:00~15:20(日本語)  場所:ブックフェア会場内

イタリアの絵本の紙芝居イベント(ワールドライブラリー、子供のためのイタリア語コースIl Girasole)

自社で出版した世界の絵本のレンタル事業を展開しているワールドライブラリーが、ベニアミーノ・シドーティ作/ジャンルカ・フォリ作『絵のすきなライオン』を大型紙芝居にしました。イタリア語と日本語で上演します。


販売コーナー

出展協力:紀伊国屋書店新宿南店、イタリア書房、タクト

詳しくは こちら


*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます



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日本テレビ『世界まる見え!SP』2015.3.9放映より【ローマの地下墓地カタコンベの謎】

2015年03月12日 | イタリア旅行・世界遺産
日本テレビ『世界まる見え!春のミステリークイズSP』2015.3.9(月)放映より
【地下墓地カタコンベの謎】




美しい都市ローマ。その地中深くには、数え切れない程の死者が眠る『カタコンベ』と呼ばれる地下の共同墓地が広がっている。

無数の墓室をつなぐ地下通路はなんと百キロにも渡り全て人の手で掘られたと考えられている。
共同墓地から発見された千体以上もの人骨は、何故どの様にして亡くなったのでしょうか?
その真相を究明していきます。2000年の時を超えたミステリー。

新たに発見された地下墓地には、大量の人の遺骨が残されていた。
学者は、大量の遺骨が埋葬されていた原因として、西暦251年頃に流行したアントニヌスの疫病によるものではないかと分析。この疫病はローマの人口の3分の1にあたる600万人以上が命を落としたという。

そしてその中にはキリスト教徒や富裕層らも含まれ、発見された赤いガラスは、当時富裕層の人々が病から身を守るものとして身につけていた琥珀、白い粉は遺体に塗った石膏ではないかと分析された。
さらに、女性の遺骨が多い理由としては、当時の女性が「はしか」や「コレラ」にかかりやすかったことが考えられるという。

山村紅葉はこうしていろいろなものが発見されていくと、歴史がひっくり返るようなことって起きるのかなとコメント。荒俣宏はローマのこの話と一致するのがナポリにある、フォンタネッレ墓地だと話した。

番組は こちら

   * * *

いやびっくり~ レッスンで ローマにあるネロ皇帝のドムス・アウレア(domus aurea)について聞かれたばかりだったので...

番組で紹介されたのは つい最近発見された新しい地下墓地で 5つの部屋があり それが発掘中に崩れたものの 中心の部屋が新たに発見され そこに多くの遺骨が埋められていたそうです

最初は 迫害を受けたキリスト教徒かと思われたが 外傷はなく拷問等を受けた痕はなかったこと そしてそれらの遺骨は 下の段の方は整然と 上の段の方は次第に乱雑に置かれていたため ペストの流行時がやはりそうであったように 最初は丁寧に そしてだんだんと病人が増えてゆくにつれ 乱雑に置かれていったのではないかというものです

* 写真は2008年に行ったローマのとある遺跡の入り口 通りかかっただけで関係ありませんが ローマってほんとに遺跡が多いよね!!

 



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講演会「中世都市国家シエナとその歴史的遺産」 のお知らせ(2015.3.19)@イタリア文化会館

2015年03月11日 | イタリア旅行・世界遺産

講演会「中世都市国家シエナとその歴史的遺産」のお知らせ((2015.3.19)@イタリア文化会館


イタリアでもっとも知られた芸術都市のひとつシエナは、重層的で複雑な歴史を有し、その起源はエトルリア時代にまでさかのぼります。

本講演ではマリオ・アスケーリ氏が、中世都市国家時代を中心に、他に類をみないシエナの豊かな歴史的遺産について語ります。
(日伊逐次通訳付)


日程: 2015年3月19日(木) 18時30分(開場18時)
場所: イタリア文化会館 アニェッリホール
講師: マリオ・アスケーリ(ローマ第三大学法学部教授)
主催: イタリア文化会館

詳しくは こちら

シエナは イタリア人が一番好きな街なんだそうです...

* 情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます
 




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Tokyo Free Guide 新規ボランティアガイド募集のお知らせ(採用試験/2015.4.26)@Tokyo Free Guide

2015年03月09日 | イタリア語
Tokyo Free Guide 新規ボランティアガイド募集のお知らせ(採用試験/2015.4.26)@Tokyo Free Guide


特定非営利活動法人TOKYO FREE GUIDEは、外国人観光客に日本の文化や生活を寄り深く知ってもらうために、観光ボランティアサービスを提供する団体です。 
世界各国から月間400~500件のガイド依頼がありますが、近年イタリアからの依頼が増えております。イタリア語ガイドへのリクエストは英語、スペイン語に次いで多く、2014年実績では1,011件ありました。
しかしながら、イタリア語ガイドが不足していることから、そのうち17%にしかお応えできていないのが実情です。

TFGでは年2回新規ガイド募集を行いますが、次回は積極的にイタリア語ガイドを募集する予定です。


    TFG新人ガイド採用試験について

日時: 2015年4月26日(日) 9:30から19:45までの間で3時間程度
場所: JICA地球ひろば セミナールーム600 (新宿区市谷)
試験: 筆記 (ボランティアガイドとしての適性を見る簡単な作文です)
   面接 (ガイド言語・日本語)
試験料:2,000円

申し込み受付開始: 2015年4月4日(土) 


私達は このような方を求めています !
    ・ ゲストと1日楽しく過ごすのに必要な語学力とホスピタリティをお持ちの方
    ・ イタリア語、イタリア語+英語(その他の言語)でガイド可能な方
    ・ 試験合格後、ただちにガイド活動を開始できる方
    ・ 平日、あるいは平日+週末に活動可能な方 (月1回以上)

日本にいながらイタリア語を活かし、民間レベルでの国際交流ができるチャンスです。私達の活動に興味をお持ちの方、ボランティアガイドとして登録を希望される方は、是非一度HPをご覧ください。

HPは こちら 

詳しい募集要項は、TOKYO FREE GUIDEのホームページに掲載しております。
ご不明の点がありましたら、運営事務局までお気軽にお問い合わせください。

特定非営利活動法人TOKYO FREE GUIDE運営事務局  問い合わせ先は info@tokyofreeguide.com

募集要項は こちら 
 
追加情報: 今回応募できなくとも 次回の定期募集は10月にあるとのことです

* * *

* イタリア人観光客がここのところ激増していると聞いたのはやはり本当でしたね!
ご興味のある方はぜひご検討ください 

ボランティアガイドなので お金や時間等のことをよく考えて(通訳案内士の国家資格がないと仕事としてガイドはできないきまりのため) 志を持ってやれることが大切と感じます 

また他の言語ですが ボランティアガイドを長年続けて見事この通訳案内士の試験に合格した方も知っています

* 写真は 昨年イタリア人大学生達と浅草めぐりをした時の風景 よく歩いたわぁ~


*情報をいただきました日伊学院様 掲載を許可いただきましたTokyo Free Guide運営事務局様に心よりお礼申し上げます 



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同時通訳特別セミナー『プーリャ ー「イタリアのかかと」への旅ー 』に行ってきました(2015.2.28)@日伊協会

2015年03月07日 | イタリア旅行・世界遺産
日伊協会主催特別セミナー(同時通訳付き)『プーリャ ー「イタリアのかかと」への旅ー 』に行ってきました(2015.2.28)@日伊協会

毎回ほぼ聞きにいっている日伊協会主催の同時通訳セミナー 今回は『プーリャ -「イタリアのかかと」への旅-』がテーマでした

今回もまたまた満席で 回を追うごとに聞きやすくなっている同時通訳養成クラスの皆様 そして私が「質問したいなぁ~」と心の中で思っていると まるでそれを知っているかのように(笑)ちゃんと説明してくださる司会の先生方 嬉しいです!!

今回はプーリャ州バーリ出身の先生のお話で 観光スポットや地理 文化 料理そして言語について詳しく 美しい映像を見ながら説明してくださいました プーリャ風フォカッチャのレシピもいただき(じゃがいもを入れるんですね!) また終了後には懇親会でワイン等も出たようです(*^^)

   *       *       *

イタリアのかかと(il tacco d'Italia)」と呼ばれるプーリャ州
歴史豊かなこの州には 何世紀にもわたり 家族から家族へと伝えられた伝統が根付いています

その伝統的レシピによる食べ物は世界的に有名で 驚くばかりの青い海 手つかずの
自然にも恵まれています
興味深いもののひとつが「グリーコ(griko)」と呼ばれる方言
かつてこの地には古代ギリシャ人が住んでいましたが そのギリシャ語に由来し 今でもいくつかの地域で話されているのがこの方言なのです



さてまずは南から北上する形で最南端のオトラント(Otranto)から レッチェ(Lecce) 首都バーリ(Bari) アンドリア(Andria) そして最東端のヴィェステ(Vieste)へと向かいました


南のサレント(Salento)地方のタランテッラ(tarantella)という激しくテンポの速いダンス これは毒グモに噛まれた時に汗でその毒素を出すというダンスで 女がハンカチを男に渡すと求愛を受け入れた印なのだそうです 

3月19日の「サン・ジョゼッペの祭り」には丸いパンを食べるそうです このお祭りに招かれた人も皆聖人の役を演じるそうで 隣人と仲直りするというお祭りとのこと


サレントの碧い海にぽっかりと浮かぶボート まるで宙に浮かんでいるように見えるほどに透明な海...溜息が出る程美しいです
Torre dell'orsoは有名で 風が強くサーフィンに向くとのこと 徒歩のみで行かれるBaia dei Turchi (1480年にトルコの侵略を受けた) Santa Cesarea Termeは洞窟の温泉 古代の鹿狩りの絵が見られる「鹿の洞窟(Grotta dei Cervi)」 サレントのモルディブとも呼ばれるクリスタルのような海 まさに手つかずの自然がそこにあります

  *       *       *


次は「バロックのフィレンツェ」と呼ばれる レッチェ(Lecce)

古代ローマ人の都「ルピア(Lupie)」として栄えた街で 狼がここの紋章(stemma)に使われているとのこと

今も使われている古代ローマの円形劇場anfiteatro romano 
レッチェのバロック様式は スペインのカルロ5世の影響で 「バロックのフィレンツェ」と言われていますが これはサレント地方で採れる 加工しやすい石灰岩を使っているため精密に掘ることができたのだそうです 

そして素朴な手打ちパスタ sagne'ncannulate  肉巻き内臓料理のTurcineddi カリカリのパン La Puccia rustico leccese という田舎風ピザ さまざまなドルチェ...
 

  *       *       *


さぁそして話題は言語へと 「グリーコ(griko)」と呼ばれる方言についてです
かつてここに住んでいた古代ギリシャ人たちの話したギリシャ語に由来し 今でも小学校などで第二言語として学ばれ継承されているという貴重な 今はもうお年寄りしかほとんど話していないという方言です 2万人しか話す人がいなくて 「危機に瀕する言語」のひとつだそうです

ここでは数キロ進むごとに方言が変わってゆき 計22もの方言が分布しているそうですが 1861年のイタリア統一により追いやられていった方言を 文化遺産として評価してゆこうということです

司会の先生のご説明によると 他にもフリウリ語サルド(サルディーニャ方言) 等の保存運動があり またオック語(occitano)というピエモンテ山脈の間ではイタリア語と併せて公用語として併用されている方言もあり 興味深く聞きました

  *       *       *


さぁそして州都バーリ(Bari)です

サッカーではレッチェとライバルとのこと 一日中いつでもバーリ風フォカッチャ(la focaccia barese)が様々な機会に食べられます 家の戸口でオレキエッテを作る女たち 薄い物ほど難しく高く売れます 

地下礼拝堂にその墓があり 巡礼者が訪れるサン・ニコーラ大聖堂(Basilica di San Nicola)はロマネスク様式で それ以降の宗教建築の原型となったといいます
 
ポリニャーノ(Polignano)の旧市街にある洞窟のレストランも紹介されました 

 *       *       *

なんといっても プーリア州といえば 有名どころは アルベロベッロですね!!
イトリア渓谷に位置するトゥルッリ群が 領主からの納税を免れるために作られたという逸話 そしてトゥルッリのシンボルマークの意味が紹介されました (私は昨年行きたかったけど アクセス等の関係で行かれずじまい...残念!!)

ここで驚いたのが Castello Normanno Svevo di Gioia del Colleという フェデリコⅡ世の伝説にまつわるお城です フェデリコⅡ世の息子マンフレディと不倫の恋に落ちたという娘を幽閉したという城ですが その独房で生まれた赤ちゃんを手にかけ 自らの乳房を切り取って自害したという話があるとのこと 

また latticiniというモッツァレラのような乳製品の数々...ぷわぷわ~としておいしそう!!
stracciatella というほぐしたものや burrata という袋状のもの cacciocavalloという馬蹄型チーズ 中にバターの入ったmanteca 袋状のgiuncata等など...

  *       *       *

さらに北上して アンドリア(Andria)へと ここで有名なのはなんといっても カステル・デル・モンテ城(Castel del Monte)ですが ミステリーに包まれた8角形のお城ですね フェデリコⅡ世は何のために作ったのか?諸説ありますが説明していただきました 

最東端のヴィエステViesteに到着です サンフランチェスコ岬 旧市街 海辺等が紹介されました

今回は比較的わかりやすいテーマで 旅情たっぷりで楽しめました なんとか聞き取れるようになってきましたが いつか同時通訳レシーバーなしでちゃんとわかるようになりたいものです('◇')ゞ

素晴らしい同時通訳特別セミナーを開催してくださいました 公益財団法人日伊協会様に あらためてお礼申し上げます 


* 参考: 配布資料・「南イタリアに行こう」(双葉社/田島麻美著)

今受けているイタリア語レッスン(IPA)で ちょうど「南イタリアの手つかずの大自然」の名所についてやっていたこともあり 熱が入りました!!行きたいですねぇ~


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イタリア映画「ヴァチカン美術館 天国への入り口」(4K・3D)」を見ました(2015.3.4)@シネスイッチ銀座

2015年03月05日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「ヴァチカン美術館 天国への入り口」(4K・3D)」を見に行ってきました(2015.3.4)@シネスイッチ銀座



後半にね システィーナ礼拝堂の扉が静か~に開くんですよ 
その瞬間 6年前に訪れたまさにこの場所の記憶がいっぺんによみがえってきて それはもぉ...息を呑むというか 圧倒されたというか...

一瞬にして 時空を飛び越えてあの時のあの場所に一瞬にして引き戻された感覚にとらわれて動けなくなりました...
あれからの長い日々の中で自分の中にたまったもろもろのことが ざーっと吹き飛ばされたくらいの衝撃を受けましたね...


それと「4K3D」についてのテクニカルな説明がパンフレットにたくさん載っていたけど ほんとに不思議だったのは 平面の絵なのにいつのまにか3Dになってて 奥行きがあるんですよ 手前の絵と 背景とが 分離して立体的に写っているんですよ 不思議...


予告映像でこれはゼッタイ見たいと確信して 水曜午後のイタリア語レッスンのあと すっとんでシネスイッチ銀座に行って ぎりぎりに入ったけどどうにか座れました 

3Dのメガネはもらったのでまた使えるし 日本語吹き替えなので 字幕を読むストレスはなくて映像に集中できたのがよかったです 
パンフレットにはNHKラジオ講座でおなじみの池上英洋先生も執筆してらっしゃいました

大画面で見るヴァチカン美術館の3D映像...すごかったです いつまでやっているかはまだ未定とのこと(2015.3.4現在)

ヴァチカン美術館に行ったことのある人もない人も ぜひとも見てほしいと思いました

      *       *       *

映画は ヴァチカン美術館館長 アントニオ・パオルッチ氏の解説により ヴァチカン美術館の作品の数々が紹介されてゆきます

まずはこの美術館が他と違ってなぜ「複数形」なのかが語られます そしてピオ・クレメンティーノ美術館に収蔵された 古典彫刻「ラオコーン群像」の 至近距離で迫る激しい感情表現 また「ベルヴェデーレのトルソ」のヘラクレス(Ercole)の像は 頭も足も腕も破壊されてしまったけど それでもこの腹部のパワフルなフォルムから その物凄いエネルギーがにおいたつ程の完璧な肉体が想像できます


2台の馬のそのいななきが聞こえてきそうな程の ピーガの間の戦車を牽く2頭の馬の大理石の彫刻のその迫力

サン・ピエトロ大聖堂にある 大好きな ミケランジェロの「ピエタ」像 そのマリアの衣服のひだまでもが不思議な輝きを放つ映像の グラデーションの陰影の美しさに息を呑む...


ダ・ヴィンチの 「聖ヒエロニムス」 その絵がここに飾られるまでの変遷 ジョットの「ステファネスキの三連祭壇画」に見られる初めて絵画に表情を表した表現 

バロックの代表作である カラヴァッジョの「キリストの埋葬

そしてさらにゴッホ 忘れられたピエタ」これは画集等で目にする機会はほとんどないというもの 
シャガール そしてダリの「キリストの受難



そしていよいよ ラファエロそしてミケランジェロの登場となります

1506年教皇ユリウス2世が ミケランジェロに システィーナ礼拝堂の天井画を依頼します 

システィーナ礼拝堂の「天井画」 特に「アダムの創造」の 触れそうになる指先 4年で独りで仕上げたという壮麗な大天井画 これは私も実際に見ました 
多くの観光客のそれこそ溜息だけで「静粛」な空気が沸き立つ程沸騰しそうなくらいだったのを覚えています (静粛に 喋ってはならないと言われましたが ものすごい人いきれでわーんと響くくらいの音響でした)


1509年には ラファエロが 「ラファエロのスタンツェ(間)」に着手 「アテネの学堂」「聖ペテロの解放」「ボルゴの火災」 そしてラファエロの遺作となった「キリストの変容」が次々と紹介され... 

そして システィーナ礼拝堂の天井画の完成後 30年を経て再びヴァチカンに戻ってきた60才になったミケランジェロの「最後の審判」が 細部まであますところなくカメラで捉えられてゆき... 一人ひとりの苦悩の表情が ルネサンスから次に来るマニエリスムの始まりを表しているかのようです 


「ヴァチカンには訪れるたびに新しい発見がある ここは繰り返し見るべき価値のある 地上でもまれな場所なのです」との解説 そして この3D映画は「持ち出し不可能な美術品を その場に行って鑑賞しているかのような"臨場感のある映像"で溢れた作品」であり 「まるで美術館の中を歩いているかのような没入感に浸ることができる」作品だと言えるでしょう(パンフレットより)


素晴らしい映画を見たあとはどうしても寡黙になります...なのでひとりで見に行ってよかったかも(笑) 大画面はさすがに違いますね

彫刻の立体感 そして冒頭にも書いた システィーナ礼拝堂の扉が静かに開く瞬間の まるでそこにいるかのような空気感...忘れられないですね あの瞬間に戻りたいくらいです


映画は こちら

お知らせは こちら

* 写真は 2008年10月に訪れたヴァチカン美術館の螺旋階段(2000年に新設)

 


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