日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

星美学園短期大学日伊総合研究所主催「ガリバルディと現代イタリア」公開講演会リポート(2013.7.20)

2013年07月26日 | イタリア関連の催し

星美学園短期大学日伊総合研究所主催「ガリバルディと現代イタリア」公開講演会に行ってきました(2013.7.20)


昨年に引き続きやってきました星美学園短期大学日伊総合研究所主催 第10回公開講演会
今年はガリバルディがテーマとだけあってか 会場はとても入りがよく サークルの友人と二人で聴き入りました

ジュゼッペ・ガリバルディといえば「赤シャツ隊」で有名なイタリア統一運動(リソルジメント)の立役者ですが そのルーツから業績 果ては晩年に至るまでの様々なエピソードを伺い知ることができた貴重な講演会でした 
講師の先生は 移民問題等がご専門でいらっしゃるという日本女子大文学部教授の北村暁夫先生です:

1807年ニース(Nizza/当時はサルデーニャ王国領、現在はフランス)に生まれたガリバルディは父親が船員であり 自身も船員としての活動を始め マルセイユで「青年イタリア」へ加入し そこからブラジルへと向かい そこから彼がやがては「ふたつの世界の英雄」となるいきさつについて 当時の南米の複雑な政治状況を含めてご説明いただきました

リオデジャネイロではまだ無名であった彼は イタリアからの移民(亡命者)のネットワークの中で生活し マッツィーニ主義の組織を作るなどして ブラジル人女性アニータと結婚しますが このあたりの記述は自伝と友人による評伝によるもので不明確なところも多いそうです

さて1848年前後にはイタリアではカヴールが「イル・リソルジメント」紙を刊行する(1847年)等 イタリア統一運動への動きが興りますが (この「イル・リソルジメント」(「再興」という意味)と「イタリア統一」とは必ずしも一致はせず、ただしマッツィーニのみはイタリア統一を主張していたそうです) ガリバルディにもイタリア解放のための活動を期待する声が高まり とうとう1848年3月のウィーンでの3月革命勃発とともに 彼はサルデーニャ王国の一員としてオーストリア軍と戦うためニースに到着しますが 敗北を喫してしまいます

その後 ローマ共和国の成立のための戦い 義勇軍を作りフランス軍と戦うもローマ共和国が崩壊し 妻のアニータが死去 そして二度目の亡命生活は残された子供たちの生活を支えるため ニューヨークのイタリア人移民社会に招かれるというものでしたが 彼はのちにロンドンに向かい その滞在中にマッツィーニらと対面します (当時ロンドンは様々な人たちの亡命先でもあったのです) 
この時ガリバルディはマッツィーニとイタリア統一の方法論をめぐって対立し決別したとのこと
そしてのちに(少しはしょりますが) 第二次独立戦争への参加のさいに プロンピエールの密約でもって 彼の生まれ故郷のニースがこともあろうにフランスに割譲されることに激怒し その密約を推し進めたカブールと決別したのでした


また シチリア遠征では千人隊を組織して強大なブルボン軍に奇跡の勝利を収め 遠征軍はやがて南イタリアに到達 
政治的な駆け引きの中でガリバルディら民主派は カヴールらの穏健派に政治的に敗北をしたこととなり 「テアーノの出会い」という ガリバルディがヴィットリオ・エマヌエ-レ二世を待ち受ける場が設定されますがそれは儀礼的なものであり のちに失意のうちガリバルディはカプレーラ島に戻ります

1861年3月17日にイタリア王国成立宣言がなされるも ローマとその周辺(教皇国家)が残り「ローマか死か」というスローガンが生まれました 
アスプロモンテ山中でイタリア王国軍と衝突した際に右足を負傷し その後様々な歴史的な動きを経て 晩年の彼は下院議員となるも体調を崩し 1882年にカプレーラ島で死去します(75才)

   * * *

ガリバルディの風貌といえば 南米の生活に由来するポンチョと帽子 そしてトレードマークの赤シャツで それはいろいろな街に建てられた彼の銅像等にも描かれています 
しばしばキリストになぞらえられたのも そのカリスマ性を高める上で効果的な演出だったとのこと 

また日本では ガリバルディは明治時代の方が今よりも知られていたのは 明治維新とほぼ同時代にイタリア統一という偉業を成し遂げたからとのこと 
今のイタリアでいえば2012年7月に カプレーラ島に彼の記念館が作られ ナポリターノ大統領がその開館記念行事に駆けつけたそうです (これはガリバルディの成し遂げたことの再確認という意味で政治的な行動でもあります)

彼の原点は自身が船乗りであり移民経験があること 寄港地でイタリア人のネットワークが作られており それを通じて様々な展開があったこと 等について興味深いお話を伺いました

* * *

続く質疑応答では イタリア移民の歴史について 軍人としては立派だが政治的手腕はどうだったのか 今のイタリアにおけるガリバルディの評価はどうか あるいは映画や本などで取り上げられているか等について 活発な質問と真摯な応答が交わされ さらに勉強になりました 

2010年にイタリアで公開されたイタリア映画「われわれは信じていた(Noi credevamo)」についても質疑の中で講師の先生が触れられていました これは私も試写会に行きましたがイタリア人にとっても難解な作品で しかもガリバルディ自身は直接映画の中では登場せず マッツィーニ派の周辺の人々を中心とした展開となっている長編映画です この講演を機会にまた見てみたくなってしまいました  


 歴史というものは のちの人々の下す評価によってきまってくるものです 最初の理想通りにはゆかないし 一枚も二枚も上手である人物によってその形を変えられてゆき それが後世の人々からどう評価されてゆくのか… また歴史的に無名であった頃のことは実は不明確な点も多く それだけに講談的な面白さも手伝って形成されていったガリバルディ伝の興味深さ… 教科書には載っていない裏のエピソードも含めて 歴史の流れの中で形成されていった大人物の姿に少しでも近づくことができた とても貴重な公開講演会でした

しかしながら 実際にお話を聞いてみなければほんとの面白さはわからないよ!!としか言えません (スミマセン) 書ききれなかったこと その場の臨場感 微妙なニュアンス等 これはその場で講演を聞いた者にしか本当にはわからないものです いつもそうですが...なのでまた来年もぜひ聞きに来ようと思います

この場を借りまして 講師の北村先生 公開講演会を開催してくださいました星美学園短期大学た日伊総合研究所様に 心よりお礼申し上げます 

開催のお知らせは こちら

昨年のリポートは こちら

星美学園短期大学のリポートは こちら




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第23回イタリア語スピーチコンテストの募集が始まりました(2013.10.22締切)

2013年07月24日 | イタリア語
第23回イタリア語スピーチコンテストの募集が始まりました(2013.10.22締切)

いよいよ今年もまた (財)日伊協会主催の「第23回イタリア語スピーチコンテスト」の募集が始まりました
締切は2013年10月22日(火)当日必着

本選は 2013年12月7日(土)午後1時から イタリア文化会館アニェッリホールで行われます

11月6日頃までに第一次審査の結果が通知されます 
語学力のみならずスピーチ内容など幅広い観点から審査されます

1位にはスルガ銀行賞としてイタリア語研修費(SienaのDante Arighieri校授業料と滞在費10万円)とアリタリアの航空券!!
2位には㈱ワールドエアサービスの航空券とTorre di Babele(Roma)校の授業料 
3位には5万円の図書券が贈られます
また特別賞として朝日新聞社賞日伊協会賞があります

皆様どうぞふるってご応募ください 
詳しくは こちら
(申込書のダウンロードができます)

情報をいただきましたイタリア文化会館様 (財)日伊協会様に心よりお礼申し上げます



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2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展&対談「絵本の国のサポーターたち」リポート(2013.6.29~8.11)

2013年07月22日 | イタリアの本・絵本・雑誌
2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(2013.6.29~8.11)


「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」&対談「絵本の国のサポーターたち」に行ってきました(2013.7.21)



2013年7月21日(日) ようやく板橋区立美術館で開催中の「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に行ってくることができました!!まずは対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」を聞き 終了後ゆっくりと展示を見てきました:


対談「手から手へ展関連企画 絵本の国のサポーターたち」 この日はまず「計画停電」という言葉を久しぶりに区立美術館の松岡職員から聞きました 忘れていた(忘れようとしていた)あの3.11のあとの出来事を それぞれの「絵本の国のサポーターたち」(ブックギャラリーポポタム店長、丸善丸の内本店児童書担当、ピンポイントギャラリーオーナー、そして絵本評論家の4名の方たち)から 昨日の出来事のように伺いました

書店というのは 出来上がった本を直接読み手に手渡すことのできる仕事でもあります ギャラリーではたくさんの若手絵本作家たちを育て また今回の3.11後にはスロバキア在住の絵本作家の提唱によりまずはヨーロッパでこの「手から手へ」展(From Hand to Hand)が始まったそうです 

今は8月4日(日)まで「ちひろ美術館・東京」(練馬区)で見られます 
詳しくは こちら

2014年までの色々な関連企画イベントについて 詳しくは こちら


これらの関連企画展は主に作家さんたちの熱意でもって始められたとのこと またブックギャラリーポポタム(西池袋)では「土」について これは震災後逃げることのできないあらゆる生物を培う元となる「土」という原点を見つめてみたいとのアピールにより「土のいきもの」展が立ち上げられたとのこと(6月に終了)

丸善の担当の方からは 地震直後のことやさらには阪神淡路の時のこと 一週間だけギャラリーに展示をまかされ 普段ではあまり見ない「絵本と挿絵の版画展」(6月)を企画したところ 多くの方が訪れてくださったエピソードその他...大変エネルギッシュな方でパワーをいただきました 

ピンポイントギャラリー(表参道)のオーナーの方は 自分が身近に感じる世代間の「手から手」への思い また今回の「手から手へ」展のカタログ解説やメッセージ等をいただきました
7月22日(月)~8月3日(土)まで「ボローニャ発 EHON展」を開催します 
詳しくは こちら



こういった企画を 小さくとも続けることの大切さと難しさ そばにいる人に伝えてほしいというメッセージを受け取りました 
また 子供によりそう絵本を作る作家の方は特に それらに対する最大の脅威ともいえる地震と原発の問題について鋭い感性でメッセージを送ってきたことを受け止め また 公立の機関である区立美術館でできることを精いっぱいやっていきたいという松岡職員の心意気に感じ入りました 

     * * *

さて 展示は例年のように静かな環境の中で原画の世界を楽しんでまいりました 

区報にも登場した学芸員の松岡さん(市口桂子先生の「ボローニャ・ブックフェア物語」の本にも紹介されていましたね!)のメッセージ「絵の文化的背景にも注目してください!」との言葉通り モンゴルやイラン 中国や韓国 南米 そしてドイツやイタリア 日本...等の絵本原画のそれぞれの背景や絵柄や技法(CG 鉛筆 グアッシュ 布 混合技法その他)をひとつひとつ丹念に鑑賞してきました

今年の特別展示は「日本の21人(組)」のイラストレーターの原画と絵本の展示でした ビデオ上映では 日本人の若手作家の受賞の瞬間の表情をとらえた映像が印象に残りました

この「2013ボローニャ国際絵本原画展」は 8月11日(日)まで板橋区立美術館で開催中です(月曜休館、650円)
*成増から休日のバスは1時間に2本しかありません~( ;∀;) 


昨年のリポートは こちら

*関係ないんですが今日のレッスンで日本の選挙のことが話題になり イタリアの投票率は70%台(日本は今回は52%台)とのこと なぜ日本人はあまり投票に行かないの?と聞かれてしまいました..."(-""-)"



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イタリアのヌテッラ&ドイツのグミとアンペルマン

2013年07月19日 | イタリア料理・イタリアン食材
イタリアのヌテッラ&ドイツのグミとアンペルマン


イタリアのヌテッラと キャラメル・フォンダン(フォンダンなのでふつうのキャラメルよりも お口の中で格段に早く溶ける!! そし包み紙の折り方がなんともかわいい~)と「Alpenliebe」というドイツ語名のコーヒー味のキャンディを イタリア土産でいただきました♪

ヌテッラは パンやビスケットにつけていただくチョコレートクリームのスプレッドです
先日読んだ「耳が喜ぶイタリア語」に紹介されていました 実物は初めてです ^^) _旦~~
愛をこめてマンマがパンに塗ってくれたヌテッラは どんなお菓子よりもごちそうに思えた...というノスタルジー溢れたおやつ(merenda)のお話でした!!


さてもうひとつは ドイツのお土産! 若い頃からドイツといえばグミをお土産に買ってきて食べたものです 写真はベルリンで今年の初めに家族が買いました

あとは 旧東ドイツ時代のアンペルマン これは旧東ドイツの信号機のキャラクターで子供たちにも人気があって これに変えたら皆信号でちゃんと止まるようになったそうです
今「オスタルジー」(Ost 旧東ドイツへのノスタルジー という造語)で 割と人気が出てきて渋谷のアンテナショップ「アンペルマンストア」に行き お財布を買ってきました!!

私にとってのノスタルジーなお土産はドイツのグミってことで...ちょいとお土産比べでした~(^^ゞ

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イタリア語作文: 好きなイタリア映画 「ムッソリーニを愛した女(Vincere)」

2013年07月17日 | イタリア映画・映画
イタリア語作文: 好きなイタリア映画「ムッソリーニを愛した女(Vincere)」
Un film italiano preferito “Vincere”



Ci sono tanti filmi italiani che mi sono piaciuti, per esempio i film d'amore, quelli sulle famiglie italiane, ecc…
  
私の好きなイタリア映画はたくさんあります、愛や家族がテーマの映画その他...


  Ma mi è piaciuto molto un film italiano “Vincere” (del regista Marco Bellochio 2008) in cui è stata rappresentata la vita della Sig.ra Ida Dalser che nacque a Trento è amò il duce Benito Mussolini, ma non diventò sua moglie.

 でも「ムッソリーニを愛した女(Vincere)」(マルコ・ベロッキオ監督、2008年)が大好きです。それはトレントに生まれたイーダ・ダルセルという女性について描いた映画で、彼女は総統ベニート・ムッソリーニを愛しながらも妻にはならなかった女性です。


  Sebbene lei ebbe un figlio del duce, Benito Albino, la sua essistenza fu cancellata ed eliminate dalla storia mondiale (forse come uno scandalo del duce). Questo significa che lei fu rinchiusa in un’ospedale psichiatrico en nella Villa Torlonia a Roma.


 総統(ドゥーチェ)の息子 ベニート・アルビーノを生んだにもかかわらず(総統のスキャンダルにあたるからということで)世界の歴史から消された女性です。つまり精神病院に そしてローマの別荘トルローニァに幽閉されたわけです。

Quando studiavo l’italiano a Roma nel ottubre 2008, ho visitato con gli altri alunni questa “Villa Torlonia” a Roma. L’insegnante ci ha spiegato che questa villa fu usata dal duce. Perciò sono rimasta molto sorpresa quando l’ho vista in questo film.

 私が2008年10月にローマでイタリア語を学んでいた時、他の生徒たちといっしょにこの別荘トルローニァを訪れました。(写真参照) 先生はこの別荘は総統のものだと説明なさいました。なのでこの映画でこの別荘を見た時は驚きました。


Alla fine del film suo figlio Benito era diventò matto perché fu un secreto assolutamente che lui fu proprio figlio di duce, e dove vivere assolutamente olato. Mi dispiaceva molto, vedendo questa storia vera ambientata nella seconda guerra mondiale ho provato un dolore disumano.

 映画の最後で息子ベニートは発狂してしまいます。総統の息子であることが絶対的な秘密であり 隔離されたまま生きなければならなかったからです。本当に哀れですし、同時に第二次大戦の非人間的な痛みを感じました。

*     *      *

この映画についての記事は こちら

映画「ムッソリーニを愛した女(Vincere)」のサイトはこちら

写真は ローマにあるムッソリーニの別荘 Villa di Torloniaです

*このマルコ・ヴェロッキォ監督の最新作「眠れる美女」のお知らせは こちら

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巨匠ベロッキオ監督のイタリア映画「眠れる美女」が公開されます(2013.10月~)

2013年07月15日 | イタリア映画・映画
巨匠ベロッキオ監督のイタリア映画「眠れる美女」が公開されます(2013.10月~)


夜よ、こんにちは」(2003) 「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女/Vincere」(2009)のマルコ・ベロッキオ監督が イタリア全土を揺るがせた尊厳死事件(実際の事件)を独自の解釈で描いた3つの愛の物語を語る作品「眠れる美女」(Bella Addormentata) が この10月に公開されます:

シアターイメージフォーラム(渋谷)

梅田ガーデンシネマ

チラシは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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トマトとツナの冷製パスタ

2013年07月12日 | イタリア料理・イタリアン食材
トマトとツナの冷製パスタ


とにかく暑い日にはこれ!! ゆであがったパスタをよく冷やして 冷蔵庫で冷やしておいたこのソースとからめるだけです(^_^)

具は トマト(プチトマト) ツナ缶 刻んだ小ねぎなど これをよくあえて 青じそドレッシングでまぜて冷やしておきます

暑い日にはうちはよくこれにします! トマトがあればできちゃうんで (ベランダにハーブとか小ねぎも植えてるので)
誰ですか~パスタをゆでるのも暑いなんていうの?(笑) フライパン使わないだけでもましですよ~('Д')

まだまだ続きそうな猛暑の日々...7月からこれでは8月はどうなるやら!!



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秋季実用イタリア語検定の申込みが始まりました(2013.7.10~8.17)

2013年07月10日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
秋季実用イタリア語検定の申込みが始まりました(2013.7.10~8.17)


いよいよ第37回「実用イタリア語検定」の申込みが今日から始まりました:

Web申込みもできるようになったので初回から早速利用してます とても便利ですね~ 
今回の東京会場は青山学院大学に戻ってくれて 行きやすくなり助かります(^^)/

他の語学をやっている方から 「やはり検定で何級かを持っていないと 貴女がどれくらいしゃべれるのか判断できない」と言われたことがあり ただ語学学校に通っているだけでは実力は測れない と思って受けています 
(4級と3級は合格したけど この春の第1回目の準2級は残念ながらリスニングあと1点というところで落ちました)

検定はリスニング 筆記 作文 そして二次の面接(2級と1級)と どれも一定レベルできていないと ひとつでも落とせば受からないので 何回もチャレンジする人が多いようです 
特に 他ができても作文で落とす人が多いみたいです 日頃から書く練習をしていないとなかなかすらすら書きたいことを正確には書けないですね~ 話すよりも書く方が難しいです
(アクセントのつくつかない その向きまで正確に...ってことで!)

さて 私は何回チャレンジすることになるでしょうか?(笑) 今のところは通信講座を受けていますが 作文が…リスニングが… とても1回で受かるものではないと思い 先日お会いした際に思わず「先生 今年はまず受かりませんからゴメンナサイ!!」と先にお断りしておきました(笑) 

ドイツ語のZertifikat(初級修了試験)を受けた時は ある時先生に小部屋に呼ばれて「君は落ちるから受けないで」と言われ 20代だった私は涙ながらに「受けさせてください」と懇願し(笑) ぎりぎりラインでどうにか受かりました… 
その後1か月間語学留学してからまた受けたら 点数はかなり上がってました 
どんな試験だったかはあまりに昔なので忘れてしまいました...

今は50代と年齢もかなり上がっているので 何度も何度も「忘れても忘れても」上塗りしてゆかないと どんどん忘れてゆきますね~ 諸般の事情でなかなか勉強の時間が取れない時もあるし… 

皆さんも 励みにもなるし勉強のメリハリがつきますので どうかチャレンジしてみてくださいね!!

詳しくは こちら


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アスパラガスのリゾット

2013年07月07日 | イタリア料理・イタリアン食材
アスパラガスのリゾット

久しぶりに アスパラガスのリゾットを作りました

[材料/Ingredienti] (約4人分)
アスパラガス/asparagi 8~10本
米/riso   カップ2杯
玉ねぎ/cipolla  1/4個
鶏肉のブロード/brood di pollo  1リットル(コンソメの素2個半)
バター/burro  20g
パルミジャーノ・レッジャーノ   q.b./適量
塩・胡椒/sale・pepe q.b./適量

[作り方/Preparazione]
アスパラガスを洗い、硬い部分を切る。約2センチに切る。

② 1リットルのお湯でアスパラをほんの2,3分煮て、取り出す。盛り付けの為に穂先をとっておき、最後に飾るとよい。

③ その水に固形スープの素2個半を入れて溶かし、塩が足りなければ足す。

玉ねぎをみじん切りにして、長鍋(テフロン加工がよい)の中にバターを入れて、玉ねぎを弱火でじっくり炒める。

⑤ 玉ねぎが飴色になったら、(洗わないこと!)を加えて何秒かまわす。

⑥ アスパラを入れ、焦がさないように少しずつブロードを入れながら鍋を回し続ける。混ぜすぎると米にねばりが出てしまうので注意。水がなくなったらブロードを少しずつ足す。

⑦ 米がアルデンテになるまで火を通す(硬さはお好みで)

⑧ 最後にで味を調え、たっぷりの粉チーズを入れてよくまわす。もし米に水気がないと感じたらバターをもう一粒加えるとよい。熱いうちにサーブする。

* リゾットとともにゆでたアスパラには味がしみ込み 飾り付けにとっておいた穂先のアスパラは 鮮やかな緑を楽しみます 

*      *     *

これは 当サークルのティツィアーナ先生が 東都生協イタリア料理教室のために 用意してくださったレシピです

子供が昨日 家を出てひとり暮らしを始めました 
最後に作ってあげることができて よかったです ^^) _旦~~ 


チェルノブイリ事故のあと 途方に暮れて子育てをしていた私が 藁をもつかむ思いで入った 東都生協 
 
その東都生協も今年で40周年 あの時の赤ん坊も成長して ひと世代めぐりましたね
今までありがとうございました これからもどうぞ宜しくお願いいたします

産直の 東都生協

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『ボローニャ・ブックフェア物語  絵本の町ができるまで』刊行記念トークイベントのお知らせ(2013.7.8)

2013年07月06日 | イタリアの本・絵本・雑誌
『ボローニャ・ブックフェア物語 絵本の町ができるまで』刊行記念トークイベント「書いたり、描いたり ボローニャ、時々大阪」のお知らせ(2013.7.8)


欧州最古の大学がある町ボローニャに、なぜ世界初の児童書の国際見本市が誕生したのか。
その謎を追った『ボローニャ・ブックフェア物語 絵本の町ができるまで』の著者市口桂子氏は、漫画家でもあります。
漫画に関わる仕事を通してイタリア生活にとけ込んでいった著者は、いつしかイタリア語で日本について、そして日本語でイタリアについて書き始めていました。漫画家と著述家、ボローニャと大阪の間でくりひろげられる、イタリア式スローライフについてお話いただきます。

2013年7月8日(月) 18.00~
於 イタリア文化会館 

参加ご希望の方は、件名を「7月8日トークイベント」とし、お名前、お電話番号、参加人数を明記の上、
メール(eventi.iictokyo@esteri.it)またはFax(03-3262-0853)にてお申込みください。


【関連催事】 『2013 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
6月29日(土)~8月11日(日)板橋区立美術館


* 2006年からNHKテレビイタリア語のテキストに漫画を連載されていらした頃からのファンでした 市口桂子先生がいよいよイタリア文化会館で講演会を開催されます!!

いたばしボローニャ国際絵本原画展でも7月6日(土)午後に講演会が予定されていますが こちらは夜6時からです

詳しくは こちら


*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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シチリアに渡った日本人初の西洋画家 ラグーサ玉(2013.6.29)

2013年07月02日 | イタリアの美術館・博物館
シチリアに渡った日本人初の西洋画家 ラグーサ玉(2013.6.29)

ビデオに撮っておいたテレビ番組を見たのですが 感動しました~(#^^#)

若い頃に20才も年上のイタリア人画家と出会い まだ国際結婚もまれな時代に師弟の関係を超えて結婚して海を渡り パレルモ美術学校を創設した夫を支え 絵を描き続けてきた日本人女性 そのふわりとした優しい画風はシチリアの地で愛され 愛にあふれたその行動に対しても称賛されてきたとのこと

夫の死後日本に帰国しその生涯を閉じた 初の日本人西洋画家 ラグーザ玉 こんなすばらしい方がいらしたのですね…

テレビ番組「ニッポン無名偉人伝2」(2013.6.29放映)のHPは こちら


2013年7月29日(土)まで 新潟県の池田記念美術館にてラグーザ 玉特別展を開催中です:
詳しくは こちら


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