日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

世界のベストレストラン50第1位のオステリア・フランチェスカーナのマッシモ・ボットゥーラ氏によるサルーミ・クッキングショーを見に服部栄養専門学校へ行きました(2017.3.21)@イタリア大使館

2017年03月23日 | イタリア料理・イタリアン食材
世界のベストレストランベスト50「The World's 50 Best Restaurants Awards 2016」で第1位を獲得した ミシュラン三ツ星レストラン「オステリア・フランチェスカーナ」のオーナーシェフ・マッシモ・ボットゥーラ氏によるサルーミ・クッキングショーを見に服部栄養専門学校に行ってきました(2017.3.21)@イタリア大使館貿易促進部



世界のベストレストランベスト50「The World's 50 Best Restaurants Awards 2016」で第1位を獲得した モデナにあるミシュラン三ツ星レストラン Osteria Francescanaのオーナーシェフ Massimo Bottura氏のサルーミ・クッキングショーに行ってきました

場所は 昔何回か行ったことのある 代々木の「服部栄養専門学校」で 午前の部午後の部ともアネックス3Fのクッキングショールームはプレス関係者で満席でした ここは階段席でとても見やすいですね 

マッシモ・ボットゥーラ氏は 実にエネルギッシュでかつウィットに富み 人生で最も輝ける時期のオーラを放ち イタリアにとんぼ帰りの多忙なスケジュールの中にあっても 実に魅力的な語りと料理を披露してくださり それは彼の料理の哲学そのものでした 
 
そしてクッキングショーの最後に 料理の世界を目指すもの あるいはその世界でトップを目指すものへの貴重なアドバイスをいただき 緊張しましたが今までたくさん見てきたクッキングショーの中でも最も感動しました (実は調理師学校は家族の進学先でもあり あちこちたくさん見てきたのです)
イタリア人のスピリットを見せていただきました


伝統的なレシピを現代的に展開し 1位の座を獲得した「オステリア・フランチェスカーナ」 モデナでも愛されるその店からは タカという日本人のスーシェフ そしてもう一人 ローマっ子のベルナルド氏が共に来日しました 


 会の最初に イタリアサルーミ普及促進協会より盾が手渡されました


会場となった服部栄養専門学校の校長 服部幸應氏がまずご挨拶で 2011年からのお知り合いで ミラノ万博の時にG9というグループを組みボットゥーラ氏とご一緒して以来 この服部栄養専門学校をクッキングショーの場に使っていただくことが夢だった と話されました

マッシモ・ボットゥーラ氏は子供の頃は nonna(祖母)が手作りパスタを打つテーブルの下にいつも駆けこんで 座り込んでいたという末っ子だったそうです 鼻先には小麦粉をつけ nonnaのトルテリーニをちょいとつまみ喰いするような子供でした

そして今 彼は「数百年にわたる歴史の上に」座っているのです そしてすべては 現代的な考え(il pensiero contemporaneo) によってフィルターにかけられているのです(filtorato) そこが 大使館の紹介にもあった「伝統的なレシピを現代的に展開する」の意味なのですね

「日常を失わないこと」こそが大切

毎日出す料理は 食材の質のみならず なんといっても我々の考え(idee)の質にもよるのだと  自然の美の中からインスピレーションを得て 形を変える(tranformazione) それが自分の料理のまずは基本であり 目に見えない物を可視化する 関連付けるのが自分の仕事だと思っていると話されました (あらゆるアートに共通するものですね) これは最後に見せていただいたヨーゼフ・ボイスの作品にもつながるものです 

大切なのは 意識 ビジョン そして直観だと 自覚と責任だと
日々自分と闘い 改革し そこに到達できたからこそ 今の我々があるのだと (1位獲得のことですね)
直観は幸せなつまづきであり (L’intuizione è l’inciampo felice) クリエイティブな仕事では 突然分かれ道(svolta)に出会うものだが 「真っ暗闇の中のカーブ」を曲がったその先を探し 見えてきたものを作る それが自分の作る作品でありアートだと

次に「Vieni in Italia con me」という著書での 中国のアートについての説明で これは中国人現代アーティストのアイ・ウェイ・ウェイが二千年前の壺を割ることにより 自分の中の現代的な認識のフィルターを通して「未来を創るために 過去を一度壊す」という写真です 

日々の作業の中で 伝統をコンテンポラリーのフィルターに通してリノベーションしてゆくことの大切さを示してくださいました

「Vieni in Italia con me!」より


   *      *      *


1. デモンストレーション レシピ 
Da Modena a Mirandola (Sbrisolona di Cotechino)
「モデナからミランドラへ」(コテキーノのズブリソローナ)

生まれたいきさつ:

2012年のエミリア・ロマーニャの地震でチャリティメニューとして考えたrisotto cacio e pepe 


その一年後に イタリアサルーミ普及促進協会の復興イベントで考案したドルチェがこれです
父の生まれたミランドラ(Mirandola)の町のカテドラルの瓦礫(macerie)の下に立ち テレビ局の前でそれを披露し 「僕を写さずに瓦礫を写せ!まだ修復していないのだ」とカメラに向けて言ったエピソード... エミリア地方の人々は無口だが働き者だと

 "a trip from Modena a Mirandola"


4年たって修復された それを”責任感(il senso di responsabilità)“という

 地図を使って示す

エステ家の地でもあるフェッラーラでは 戦争をせずに文化や料理を豊かにしてきたそうです

このdolceは まだまだcenaが続くような(proseguimento della cena)余韻を持たせたかったという 
dolce salataという ほんのり塩気のあるドルチェ 

コテキーノ(cotechino)は レンズ豆(lenticchie)とともに伝統的クリスマス料理に使われ 脂も塩気も多いが ドルチェとして使うため バランス(bilanciamento)を考えて ランブルスコで蒸した (ここでかなり専門的な説明をいただきました)

ズブリソローナ(sbrisolona)の上にコテキーノを乗せ そこにランブルスコのザバイオーネ(nonnaのレシピをもとにした)を添えて バルサミコ酢(50年もの)をたらす というドルチェ
コテキーノとザバイオーネは 後期ルネサンスのエステ家のレシピにも登場していたそうです


文化とは: 1億個のひまわりの種を中国のgli artigiani(職人たち)に作ってもらった (現代アーティストのアイウェイウェイの試み) 文化の生物多様性(bio-diversità)を表すような 一つ一つ違う手作りのひまわりの種 自分たちが日々作っているものがどんなに重要か 最後に彼らに支払った時にようやく初めて 自分たちが何を創っていたか その価値が分かったというエピソード



2. デモンストレーション レシピ 
Ricordo di un panino alla mortadella
モルタデッラ・パニーノの思い出


イタリアの子供達がいつもおやつに学校に持っていく モルタデッラのパニーノ… これにインスピレーションを得て作られたドルチェ 最後に試食させていただきましたが とにかくモルタデッラがスプーマとなっており生まれて初めて! イタリアのジャーナリストたちが驚いたという これは32年間あたためてきたレシピとのこと

モルタデッラは完璧なサルーミの食材のひとつで スライスするだけでよい あるいはそこから精神(anima)を抽出する(ブロードを取るなど)だけ

彼は 味の純粋さに到達するために(per arrivare alla purezza del sapore)生クリームや脂などは入れなかった イタリア人の味覚はrigore(厳格さ、厳密さ)を何百年も保っているから...

そして「イタリア・サルーミ普及促進協会」の協力も得て モルタデッラの香り(profumo della mortadella)を抽出した ←ロータリーエバポレーター(Rotavapor)で蒸留した(distillare) 
何も加えずにモルタデッラ本来の脂(grasso)のみでモンテした(クリームを作った)やわらかなスプーマ

そしてのちにこれは スローフードのプレシディオを獲得したそうです!


 モルタデッラのスプーマが添えてある モルタデッラの純粋な味がしました♡


この「モルタデッラ・パニーノの思い出」の試食品は モルタデッラ・スプーマがの横に 切り分けたニョッコ・イングラッサート(Gnocco Ingrassato)が添えられて お皿にはピスタチオ・パウダーニンニクのクレーマが まるでキャンバスに絵を描くように描かれていました♡ (上の写真)


 
contaminazione sagge  文化の融合

Contaminazione selvatica(野生の汚染/融合)は 本来のオリジナリティが失われるものだが それに対してcontaminazione sagge(賢い汚染/融合)は 他の人との対話を通して他文化への扉を開くものだ(aprire alle altre culture)
*contaminazioneは「汚染」だが 対話による文化の「融合」という良い意味で用いられた


たとえば 店で働く各国から来た者たち皆に彼は Chi sei? (君は誰?何者だ?)「自分が何者かを皿(piatto)で表せ」 と言うそうです

   *      *      *


「エミリア・ハンバーグ」の試食


そうして次に見せていただいたのは なんと直径5センチのミニポーションのmini burger!!かっわいい♡ 

彼はストリートフードとしてのハンバーガーを創ることに挑戦し マンハッタンに なんと行列ができたそうです! アメリカのハンバーガーはサイズも大きいしecc...なので パンの大きさも肉もソースも すべてを作り変えたのです

パンは アマレーナから天然酵母を抽出したパンを使った エミリア地方に根ざしたパンだ

日本で神戸牛を食べた時に この肉汁のしたたるような(succulento)食感を 脂を加えずに表したいと考え コテキーノを蒸し器に入れてランブルスコワインで蒸して 脂(grasso)や液体(liquido)を除いて 蒸し器の中間の部分に残るゼラチン(gelatina)を使ったそうです  そのために噛むととても柔らかく 神戸牛あるいはそれ以上にジューシーで...♡
またスペック(lo speck)を刻んで入れ fumo(バーベキューの煙の感じ)を出したとのこと

そしてアフミカートチーズ サルサヴェルデ バルサミコ酢を加えたマヨネーズという 甘酸っぱいサルサ...名付けて「エミリア・ハンバーグ」!!

 Osteria Francescanaのロゴ入りの可愛いパッケージを開けると...

 直径5センチのカワイイ~ ミニハンバーグ♡

    *      *      *

デモンストレーションの最後に この場に居合わせた方々に 大変貴重なアドバイスをいただきました

組織作りは 世界一難しい 独りでは成し遂げることはできない 
判断の速さ(la velocità del pensiero)」は 仕事だけでなく 人生の中でも特に重要だ そしてまた「動きの速さ(la velocità del movimento)」があれば 自ずと仕事の精度も上がる
自己批判する精神 成長したい(andare avanti)という気持ち それらに加えて ひとつひとつの日々の積み重ねが大切だと 

特に今日は料理学校にいますので 今話していることは ここでは特に重要なことだと思います と…
テクニック」 これがないと偶然でしかものを創れない テクニックがあれば ものを創り出す「自由」を得て こうしてこの年齢になっても創り続けることが出来る 世界を旅しながら...  また世界を旅することも自分を高めることになる

もし失敗(皿を割る等)してしまったら...「No! 言い訳(scuca)は不要だ! それは集中していなかったからだ! シェフに謝らず自分に謝れ!」 この迫力に通訳も追いつかず すごい臨場感でした 

さらに それぞれのポジションの大切さ 毎日の小さな試合に勝ち続けること 自分への信頼感を失わないために...
そして 感情のコントロール 自己犠牲の精神もまた必要であること 毎日がワールドカップの決勝だと思い メンタルを強く持ち 自己批判をし 成長し続けること 

全員のチームワークで成し遂げられてこそ 完璧な勝利は嬉しいものであり すべての苦労を忘れさせ なおかつ心の中に永遠に残るものだ」と... つまり チーム全員で喜びを分かち合えなかったら それは本当の満足ではないのだと… それが一番言いたかった大切なメッセージなんだよと…
 
(お店では 料理はチームで作るもので チームワークなくしては成り立たない 調理師学校でも家族はずっとそう教わってきました なので 骨身に染みる言葉ですね...)


  *      *      *

最後に 「おっと、レモンタルトが落ちちゃった!“Oops – mi è caduta la crostatina del limone” (dal menu “Sensazioni”)」という 有名なドルチェの写真を見せていただきました 

日本人スタッフのタカ氏が作った テクノロジー 自然 詩的表現(gesto poetico) の融合のドルチェです
20世紀の重要な現代アーティストヨーゼフ・ボイスの  南イタリアのレモンをランプに見立てて ソケットにランプの代わりにレモンを入れると発光したという 最晩年の作品からインスピレーションを得て作られた メタファーとしてのドルチェのレシピ...


 ヨーゼフ・ボイスの作品(1985) Capri Battery


フランス人のシェフにとって 落ちちゃったものは「errore(失敗作)」 でもイタリア人のシェフにとっては「poesia(詩的表現)」なのであり イタリアのテリトリーをすべて表現するためのメッセージなのだよと… それが私にとって人生の秘訣なのだよと...

だから 人生に「詩(poesia)」のスペースを残しておくのが大切なのだよと... 
たとえば三つ星のレストランで 壊れたトルタを表すドルチェを出す なんていうこともまた 詩的表現のひとつなのだよと… 

これを聞いて あぁ...これがイタリアなんだ... と感動しました...

そのあと質疑応答があり クッキングショーは無事終了しました

 終了後も熱気あふれる会場 

  *     *     * 

このような私が こんなスゴイ場所に行くのは実はためらわれたのですが ぎりぎり最後に決断し 行ってよかった!
早く着いてしまいまたまた最前列(笑) 関係者やゲストの方々のすぐ後ろで緊張しました~ 
キッチンスタジオを出たら午後の部の参加者の皆様が もう沢山いらしていて... 熱気あふれるクッキングショー トップに上り詰めたシェフの大変貴重なお話と 物語性あふれる料理を体験できた 実に貴重な一日でした... また 料理の世界で頑張る家族への大きなメッセージをいただき いたく感謝しております

 いただいた資料 鉛筆が黒い木でできていてオシャレ♡

詳しくは こちら


追加:
Massimo Bottura氏の 2016年に「世界のベストレストラン ベスト50」で第1位を獲得された時のインタビュー"World's 50 Best Restaurants 2016, Bottura at the Top: Here is the Full List" は こちら

素晴らしいクッキングショーを開催してくださいました イタリア大使館貿易促進部・イタリアサルーミ普及促進協会様に 心よりお礼申し上げます




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「地中海、古代の神秘に出会える島 サルデーニャ 文化セミナー」に参加してPorcedduを初めて食べました(2017.2.19)@渋谷タロス&porchettaとporcedduの違いって?

2017年03月20日 | イタリア料理・イタリアン食材
「地中海、古代の神秘に出会える島 サルデーニャ 文化セミナー」に参加してPorcedduを初めて食べました(2017.2.19)@渋谷タロス&porchettaとporcedduの違いって?


サルデーニャ文化セミナーを聞きに 渋谷のタロスに行ってきました 「儀式のパン」の時以来ですが この日はサルデーニャ人の講師のお話のあとで 引き続きディナー 豚の丸焼き(Porceddu)を初めて食べました

サルデーニャ文化セミナーでは サルデーニャ出身の講師Martico Cappai氏より サルデーニャの起源から歴史 ヌラーゲについて 外からの影響を強く受けた沿岸部に対して 独自の文化を守り続けた内陸部(山岳部) その違いを さまざまな面から語っていただきました (Acci Gustoの時にお話を聞いて 今回が2度目ですので 大分聞き取れるようになりました♪) ←通訳付きです(^_^)

新石器時代の陶器では 貝殻を使い粘土にギザギザの模様を描いたり、貝殻模様を装飾としてデザインしたりしながら 陶器が作られるようになりました


ヌラーゲ文明では フェニキアとの交流が始まり豊かになったこと 聖水信仰と古墳について 様々な写真を見ながら説明してくださいました 

また 2月のオリスターノでのSa Sartiglia(騎馬祭り)の映像では 3頭の馬に3人の男がまたがり アクロバットのように駆け抜け それがすごい迫力… 息をのみました 

2月のCarnevale di Mamoiada(ヌオーロ県のマモイアーダのカーニバル) は黒いお面をつけます 
内陸部のこのカーニバルは マムトネス(Mammuttones)という黒いお面をつけ ヤギの毛皮をまとい 家畜に付けるベルをたくさん下げて街を練り歩くという なんともいえないミステリアスな魅力に満ちています 

  
ワインは沿岸部で早くから作られましたが 西ヨーロッパの最古のワインはサルデーニャで作られたと最近発表されたらしいです

詳しくは こちら

沿岸部では魚料理(カルロフォルテのマグロ祭り/Girotonnoが有名) 内陸部では牧畜製品が多いですね
Burrida a sa casteddaia
は カリアリの ハナカケトラザメの煮込み料理
Sa Merca di maggineは オリスターノ県のボラの料理

内陸部の料理では 6月の羊を使ったLa Pecora in Cappotto という料理がありますが 春の牧草を食べた羊がおいしいから6月の羊で作るとのこと

そして出ました intrecciati 子ヤギや子羊の内臓を 腸で編んで作るのですが これは編む技術が高い 


Sa panada
は 丸いパイ生地のかごのような中に詰め物をした料理で 肉やウナギ 豆などを入れます

儀式のパン(pane rituale)や フィリンデゥ(Su Filindeu)という細い芸術的なパスタ(作り手が減っている)など… 

また チーズは お母さんのお乳しか飲んでいない子ヤギの胃を吊り下げて作るチーズ Calle Crabittu これをこの日生まれて初めて食べたのです (パーネ・カラザウに少し塗って) 実に濃厚な 塩気の効いた忘れられない味でした この子ヤギの胃の中の酵素自身で熟成されるチーズ この酵素はどのチーズにも使われており まさに原初のチーズなのですね 

 パーネ・カラザウに少し乗せた Calles Crabittu 初めて食べた


追記: この凝乳酵素は レンネット(rennet) というそうです

Casu Marzu (カース・マルツゥ) これは有名なチーズバエのウジ虫のチーズですね!サルデーニャから持ち出せないそうです


Macarones de Busa
は 手で丸め 編み棒を使って中に空洞があるサルデーニャのニョッキ
Su Succuは サフランを使ったスープ 教会に女たちが頭に載せて運ぶ儀式があるという


装飾品では filigranaという金細工(oreficeria)
また coricheddosという宝石のようなドルチェ 最初はホントに装飾品かと思ったほど繊細で美しく見とれてしまいました♡

ドルチェは代表的なものに Seadas セアーダス(中にチーズ、揚げてはちみつをかける) パーネ・サーバ/pane saba(長く煮たワインのシロップをパン生地にかける)に使うサーバ(Saba)は 古代ローマから作られた砂糖の代わりのシロップ

またこの日はキャッケレ(豚の脂で揚げたお菓子)をいただきました♡

 Tharrosで食べたキャッケレ

様々なサルデーニャの文化に触れ またサルデーニャを愛するディープな方々とも出会うことができて とても有意義な夜でした♡ 

 Tharrosの前菜いろいろ♡

そのディナーのメインが Porcedduという仔豚の丸焼きでした 皮はパリパリでコラーゲンたっぷりで まさに「いのちをいただく」という感じでした 
ディナーでは 恐れ多くも主催者の方の隣に座らせていただき 食文化についての深~いお話をたくさん伺うことができ 実に貴重な体験でした♡

魚料理のメイン 2キロもあるボラ!!

私はイタリア料理のcucina poveraについて 今までよくわかっていなかったようです cucina riccaはお金をかけて美味しいのはあたりまえ でも様々な料理法により 貧しい材料でも美味しくいただくことができる それが食の文化だと…

たとえばローマのテスタッチョ地域の内臓料理 お給料のかわりに内蔵をもらい それで様々な料理を作った そこから内臓料理の文化が発展していったわけです 
そのほかイタリア人の食についての根源的な考え方も伺いました 
武器では民族は滅びないが 文化を破壊されると民族は滅びる...深く頷くお話でした

 
乾杯(salute!)をサルデーニャ語では 「アケンターノス/Akentannos!!」といいます "arriverà a 100 anni!"(100才まで生きるだろう!)という意味です♡

会場の Tharros(渋谷のサルデーニャ料理のお店)


      *     *     *


さて気になっていたのが実は 「Porchetta」と「Porceddu」はどう違うか?です~
ここからは予習したもので この日いただいたPorcedduは 味付けなどはちょっと違っていました:

porchettaとporceddu(サルデーニャ語)の違いは こちら

Porchetta e porceddu: dimensioni, cucina e speziatura(薬味)

La porchetta di Ariccia (Roma) IGP (Indicazione Geografica Protetta)* è molto diversa dal porceddu sardo PAT (Prodotto Agroalimentare Tipico/原産地名称保護制度) che è un suino da latte(乳飲み児の豚).

Il porceddu è dunque un maialino cresciuto che non supera mai i 10 chili(10キロ以下の豚), di solito è compreso tra i 5 e gli 8-9 chili.
Le differenze tra porchetta e porceddu vanno dal tipo di maiale usato fino alla preparazione con tutto quello che ci sta in mezzo(中の詰め物).

つまり porceddu(サルデーニャ)は 10キロ以下の 母豚のお乳だけで育った子豚を使い 中の詰め物も違います


La porchetta di Ariccia


La porchetta di Ariccia(Roma) viene fatta con suini(豚肉) di grosse dimensioni, con un bell’esemplare adulto, cresciuto e pasciuto(栄養充分な), come si suol dire, anche oltre il necessario per intenderci.
Si capisce subito che, per quanto entrambi gustosissimi, porchetta e porceddu, al palato(味覚) risultano profondamente diversi.

Più deciso il sapore del primo e dalla crosta croccantina(パリパリの硬い皮), più delicato e dalla carne molto tenera(やわらかい), che sa “di latte”, il secondo.

Un’altra differenza essenziale sta nella preparazione(料理の下ごしらえ) di porchetta e porceddu. 
Il maiale con cui viene fatta la porchetta viene infornato (焼き釜に入れる), la carcassa (形骸) dell’animale disossata(骨を取った) e poi il tutto è aromatizzato(香辛料を加える) con rosmarino, sale, aglio  (poco) e origano.

* IGPとは保護地理的表示(Indicazione Geografica Protetta)の略で、限定された土地で生産される農産物または食品の品質向上を目的にした技術の開発、発展を踏まえた保護制度です。
このため、IGPが認証される農産物、食品は、限定された地域で生産され、地理的特性をもつ製造、加工製法が求められ、生産または加工の過程の一定期間も指定された土地内で行われたものが対象です。 (DOPの妹のようなもの)
DOP=Denominazione di Origine Protettaイタリアにおける原産地名称保護制度



Il porceddu sardo


E il porceddu sardo? Il piccolo suino a differenza della porchetta non viene cotto in forno (オーブンで焼くのではなく) ma cucinato alla brace(炭火で焼く).

Il maialino da latte (乳飲み児の仔豚) dopo essere stato privato delle interiora (内臓を捨てられた) viene messo sulle graticole (焼き網) al girarrosto(ロースト用回転機). 

Il signor Giovanni e la signora Marinella, presenti con il Ristorante Sardo “Arte Sapori dalla Sardegna” all’Artigiano in Fiera ci spiegano che loro per preparare il porceddu non usano nessun ingrediente e nessun aroma, a parte il sale(塩以外に何も材料も香料も使わない), servono solo “legna e carbone” per arrostire(あぶる) al girarrosto il maialino.

Il vero segreto qui, fatta salva la bontà (旨さ) della carne, sta nella pazienza e nell’abilità dello chef, dell’arrostitore(焼き職人): il porceddu deve essere cucinato molto lentamente(ゆっくり焼かれる), deve stare qualcosa come “tre ore e mezza sul girarrosto” (ロースト用回転機の上で3時間半) ci dice sorridendo Giovanni, mentre è all’opera. 

Un’altra differenza tra porchetta e porceddu riguarda il modo di mangiarli(食べ方): il porceddu di norma (通常) viene servito ben caldo (暖かいまま食べる), non di rado (まれに) in piatti da portata cosparsi di mirto (キンバイカ), la porchetta invece viene consumata sia calda sia fredda(熱くても冷たくても).


 迫力あります porceddu


まとめますと ポルケッタは成人の豚(頭を切り落とす)の中に詰め物をして オーブンで焼いて 熱いままでも冷たくしても食べます

ポルチェッドゥ(サルデーニャ)は 母豚のお乳だけで育った10キロ以下の仔豚を 塩以外何も味付けせずに 炭火でゆっくり焼いて アツアツで食べる

地中海、古代の神秘に出会える島 サルデーニャ 文化セミナー」 開催のお知らせは こちら


素晴らしいセミナーを本当にありがとうございました!!

4月16日(日)にも第2回「サルデーニャ文化セミナー 歴史から食卓へ」が開催されます
詳しくは こちら


また 日伊協会でも6月3日に六本木Bar del Soleにて開催されます 楽しみ♡





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イタリア映画「大人の事情(Perfetti Sconosciuti)」ロードショー開始(2017.3.18~)@新宿シネマカリテ他

2017年03月17日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「大人の事情」(Perfetti Sconosciuti)ロードショー開始(2017.3.18~)@新宿シネマカリテ他



大人の事情』2017年3月18日(土)新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー!

「そのスマホ、あなたは愛する人に見せられますか?」月食の夜に交差する愛と嫉妬の人生讃歌!“イタリアのアカデミー賞”こと、「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」で作品賞・脚本賞のW受賞を果たし、本国では驚異的な28週間ロングランを記録した大人のコメディ映画です


スマホを幼馴染の間で「公開」するゲームを始めてしまう やがて 電話が鳴り メールが届き始める 
ひとつコールが鳴る度に 暴かれていくそれぞれの秘密...



まぁ 便利なモノは「筒抜け」ってことですね...  私はFacebookで 直接知らない人たちの あるいは尊敬していた有名な方たちの あまり知りたくないプライベートな面が丸見えなので少々ツライです((+_+))

色んなイタリア映画に出てきた俳優さんたちがまた出ています♪

2016年/イタリア/原題:Perfetti Sconosciuti

映画は こちら

*おまけ
ドイツの新聞記事で読んだのですが 人身事故等での警察による携帯電話等の押収は法律上正当化されるが 通信の秘密という基本的権利に触れるという問題があり 慎重に検討されなければならず むやみに押収せずに 電話会社に携帯使用の有無等を照会することで換えられるだろう という議論があるのだそうです ← 他の国では??

まっ 自分から見せてるんじゃしょうがないか( `ー´)ノ



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イタリアブックフェア2017開催のお知らせ(2017.3.27~4.9)@イタリア文化会館

2017年03月16日 | イタリアの本・絵本・雑誌
イタリアブックフェア2017開催のお知らせ(2017.3.27~4.9)@イタリア文化会館

イタリアブックフェア2017
L’Italia nei libri giapponesi 日本語で読むイタリア
」が 今年も開催されます:


毎春の恒例イベントとなった「イタリアブックフェア」は、今年で第9回を迎えます
今回は2014年以降に出版された書籍を中心に 約700点のイタリア関連日本語書籍と、イタリア語書籍を展示します

また書籍販売コーナーを設ける他、本に関わる多彩なイベントも開催いたします
イタリアについての本をまとめて手に取っていただけるまたとない機会です
ぜひ千鳥ヶ淵のお花見をかねてご来場ください!  

― 特別コーナー ― イタリアの絵本コーナー


イタリアの絵本約100冊を集めた特設読書コーナーでは、リラックスしながらイタリアの不思議な世界を堪能できます
イタリアで発売された最新の児童書、日本語にも翻訳され好評を博している絵本など、イタリアが誇る創作の世界をお楽しみください

音楽と朗読のグループVivaceによる絵本の朗読:  4月2日(日) 13:00~13:30, 14:30~15:00

イタリア語学習特設コーナーもあります

ローマのお花見」特別写真展(2017.3.27~4.9/エキジビションホール)は こちら
 
ローマのエウル地区に広がる公園では 毎年日本の桜が咲きます

デザイン展「OFFICINA CORRAINI - アートとデザインをつなぐ出版社」 (2017.3.27~4.9)は こちら

ブルーノ・ムナーリ等の作品を出版しているコッライーニ社の歩みを辿ります 


講演会:

サンドローネ・ダツィエーリ講演会「イタリアミステリーの今-小説からドラマへ
4月5日(水)18:30(18:00開場) *入場無料(要申込)
会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
昨年、日本でも出版され人気を博した『パードレはそこにいる』(早川書房)の著者、そしてミステリードラマの脚本も手がける小説家ダツィエーリの世界観に迫ります。

詳しくは こちら


著者による本の紹介:
石井元章 『明治期のイタリア留学 文化受容と語学習得』 吉川弘文館
4月6日(木)18:30(18:00開場) *入場無料(要申込)
会場:イタリア文化会館 B2F ホワイエ

詳しくは こちら


イタリアブックフェア2017については こちら

* 今年も千鳥ヶ淵にはたくさんの花見客が!! (ボートに乗ってみたい...) 私は2回程ブックフェアに行く予定です♡




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ふと思い立って「食生活アドバイザー3級」を受けてきました(2016.11.27)@FLAネットワーク協会主催

2017年03月13日 | スローフード・食育
ふと思い立って「食生活アドバイザー3級」を受けてきました(2016.11.27)@FLAネットワーク協会主催



伊検に独検と この3年間語学検定ばかりの日々にふと飽きてしまったのか(笑) 古本屋でふと手にした「食生活アドバイザー3級問題集」を買ったのがきっかけで 受けてきました食生活アドバイザー3級!

買った本は 「食生活アドバイザー3級公式テキスト」(FLAネットワーク協会編 これを読んでから 次に問題集2冊 「食生活アドバイザー検定3級問題集」(中継出版)と「食生活アドバイザー検定3級 合格力を鍛える100問100答」(中経出版)を立て続けにやり 2~3日で仕上げてしまいました~Σ(゚Д゚)

選択肢は5つあり 語学検定よりも数は多いですね あと質問は「もっとも適当なものを選べ」と「もっとも不適当なものを選べ」の2種類があります これを間違えたら大変!! ひっかけ問題もあります なんでも過去問に慣れるのは必須ですね!!


    *      *     *

「なんでも3級でいいのよ~」これを聞いた元クラスメート達はみな大爆笑!! でも 日本語で受ける試験の3級は 語学試験の3級と比べてなんと楽か!! 数年かかった伊検3級と比べてみてくださいよ~ 試験準備はわずか1週間!! 辞書も使わなくていいし~(^.^)/~~~

でもまぁ3級ではあっても「とりあえず基礎がわかってる」証明にはなるし 復習がてら 主婦歴〇十年のキャリアと生協のいろんな委員を歴任したり 家族に食の仕事についている者がいることもあり いやぁ~苦手な日本史とか日本地理よりもサクサクできましたよ食生活アドバイザーの過去問!!(伊検過去問でもハイパーマーケットが出題されたので いろいろ知っていると有利♪)

他にも食に関する検定はたくさんあるのですが 値段の高い講座を受けないと受験資格がないのとか 登録料などがかかるのがあって これにしました
合格講座を取らずに 古本のテキストと受験料だけでOK(-_-)/

受験を決めた決め手は 過去問での合格ライン越えと リーズナブルな受験料と 日程と確実に合格できるってことです


   *        *        *


過去問で まず「栄養」については すっかり忘れてて半分しか取れずヤバいなと思いましたが 食文化(通訳案内士の準備で食文化 懐石料理と会席料理の違いとか色々やってきたのでOK)や マナー 買い物の食品表示については 主婦歴と生協の委員歴でだいたいOK(いろんな食の安全のセミナーに出たりしてた) 食中毒については 何の菌がどんな中毒症状かはけっこう忘れてた 流通についてはスーパーの陳列とか販売方法は少しは慣れているので 専門用語をこのテキストでやりました 有機農産物や無農薬の正しい内容 マークの読み方とか食の安全・環境問題や自給率については長年見てきたのでOK!!

語学検定に比べて 準備する範囲がテキスト数冊に限定されているのと 内容を理解すればおのずと正解にたどり着けるので楽でした~ 

その後は... 11月中旬に受験票が届いたので (あまり早く届くと どこかになくしてしまうからこれでよいです!!) 直前期に問題集を一日1冊のペースでやったり... 11月はイベント続きで猛烈に忙しく 急ぎの用事以外はこの「来週の試験」準備に宛てておりました 

また 直前の11/23の新聞に「加工食品の原料原産地表示 「または」で重量割合変動示唆(毎日新聞)」という記事が載り 11月初旬に加工食品の原料原産地表示が変更になったのですが それが11/27の試験問題に反映されるか?ビミョー(*_*) ←出なかった(笑)

日曜の本番を前に 問題集やテキストを総ざらえして 漏斗で濾すように最後まで「解けなかった問題」を絞り込んでは理解し 最後に「模試」(1回分しかない)をやってみました!!

模試の結果は9割超え...しかしこれは大きな落とし穴でした!! 皆さん 問題集の模試は実際の試験などよりはるかにカンタンになっているのです!!

  *      *      *


そして当日:

やはり若い女性が多く 大学や専門学校等で栄養の勉強をされてるのかな? そんな中おばさんが一人(笑)
トイレで並んでいたら前の女性がぶあっついテキストを読んでいてビックリ( ゚Д゚) 思わず2級のテキストですか?と聞きそうになりました(笑) やはり古本屋で買った簡単な問題集くらいじゃダメだな~と思いました(笑) 試験には上記の本には載っていない問題もありましたし...(*_*)

やはり毎年いろんなひねった問題が出るので 何度もやって慣れておかないとダメなのは どの試験でも同じですね
ちなみに語学試験のように 翌日に解答がHPには出ずに 郵送での結果待ちとなります

そして12月20日(火) 合格証書が届きました!! 得点は74点 合格基準は6割

年会費6,000円かかる会員制度には 3級でもあり見送りました
HPに模範解答が出ていたので 自分でミスしたところを再度復習してからまた採点しました ←すぐに答えを見ちゃダメよ♪ 

食生活アドバイザー検定 こちら

* 伊検でお世話になった方に話したところ 「検定好きだね~」と笑われましたが これもすべて伊検から始まったのです♪ HPに解答が載ると心臓バクバクさせながら採点したあの日が なつかしい...(#^.^#)

*追記: 2017年3月12日(日) 昨日は「世界遺産検定」4級を受けてきました♡




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花見についてイタリア語で説明する(2015~16年)@アントニオ.マイッツァ先生の通訳案内士コースの宿題&グイダ・プリマベーラ

2017年03月09日 | 日本文化紹介
花見についてイタリア語で説明する(2015~16年)@アントニオ.マイッツァ先生の通訳案内士コースの宿題&グイダ・プリマベーラ


イタリア文化会館で2015年秋から半年間受けていた「通訳案内士試験のイタリア語」のレッスンで書いた宿題の「日本文化紹介」の作文です

これを各自当てられて暗記発表していました!!前半5レッスンは新聞記事&穴埋め問題演習 後半5レッスンは日本文化の発表練習 ラストは模試形式でした


Cultura giapponese

Spiegazione delle 50~60 parole


Hanami 花見

Gli hanami sono picnic che si fanno sotto i ciliegi in fiore, nel periodo della fioritura dei ciliegi, in Giappone.

花見は、日本の桜の開花の時期に、咲いている桜の下で行うピクニックです。

Si festeggiano insieme sotto gli alberi dei ciliegi ammirando la bellezza dei fiori.

一緒に木の下で祝います、花の美しさを愛でながら

Dal sud al nord il fronte della fioritura dei ciliegi vanno avanti, si può ammirare la fioritura quasi durante 2 mesi diverse fiori di ciliegi.

南から北まで 桜の開花前線が移動します、さまざまな桜をほぼ2か月間にわたって愛でることができます。

* ammirareは「愛でる」ですが 女性の美しさを愛でるというニュアンスで使われることもあるので注意!!

(58 parole)



まぁ 簡単な言い方じゃないとすぐに忘れてしまうので... 「暗記しなくてもいい」やり方じゃないとダメだと言われました 確かにしばらくたつと忘れてしまいます(笑)

このあとは 自分のよく行くお花見スポットについて話したり おススメの花見の場所について話したり いろいろつなげることができますね

マイッツァ先生は今 「グイダ・プリマベーラ」(イタリア語通訳アシスタント)養成イタリア語レッスンの講師も担当されていらっしゃいます!!

詳しくは こちら


 千鳥ヶ淵


また あちこちの語学学校でも 訪日イタリア人観光客の増加に伴い 日本文化紹介のコースがだんだんとできています♪ 外国に行くイタリア人の半数近くが またハネムーンでも 日本を選ぶのだそうです 日本語を話すイタリア人もこの頃よく見かけますし...

関係ないけど イタリア語を学ぶ日本人は2万人と少ないです...

   *     *    *

また イタリア文化会館で開催される「イタリアブックフェア2017」(2017.3.27~4.9)でも「ローマのお花見」の特別写真展が開催されます

詳しくは こちら

全国のお花見スポットは こちら


 ← 白石蔵王のお花見スポット 川の両岸に咲き乱れます♡

東京のお花見スポットは こちら


 千鳥ヶ淵 

ちなみに 3月8日は 「女性の日(ミモザの日)/festa delle donne」ですネ♡

* 今年はどれだけ桜を見にあちこち行けるかなぁ...毎日通り過ぎるだけの近所の公園の桜だけじゃ寂しいなぁ~ 






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「ルーチェ・チネチッタPresents CINEMA ITALIAN STYLE イタリア ネオ+クラッシコ映画祭2017」(2016.3.11~4.7)@YEBISU GARDEN CINEMA

2017年03月07日 | イタリア映画・映画
「ルーチェ・チネチッタPresents CINEMA ITALIAN STYLE イタリア ネオ+クラッシコ映画祭2017」(2016.3.11~4.7)@YEBISU GARDEN CINEMA




18作品の上映のうち、クラッシコにあたる旧作12作品は、すべてルーチェ・チネチッタが総力を挙げて手がけたデジタル・リマスター版にて上映します。
名画から、新しい巨匠までイタリア映画を十分に楽しんでもらえる3週間です。

上映作品:
ネオレアリズモの軌跡 
「無防備都市」、「戦火のかなた」、「自転車泥棒」「ウンベルトD」「青春群像」

わが青春のイタリア女優たち


 
「狂った夜」「汚れない抱擁」「激しい季節」「鞄を持った女」「わが青春のフロレンス」

* クラウディア・カルディナーレ主演作品がけっこうありますネ♡


イタリア式喜劇の笑み

「三月生れ」「気ままな情事」


現代の巨匠パオロ・ソレンティーノ初期傑作



「愛の果てへの旅」「もうひとりの男」


アンコール上映


「ロベレ将軍」「暗殺の森」「フェリーニの道化師」「ゴモラ」

映画史に残るイタリア映画のリストア版を 一挙に劇場で鑑賞できる貴重な機会です♡

詳しくは こちら





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当サークルで「ベネチアンガラスフュージング体験の会」を開催しました(2017.2.27)@スタジオサカミ(御徒町)

2017年03月04日 | イタリア製品
当サークルで「ベネチアンガラスフュージング体験の会」を開催しました(2017.2.27)@スタジオサカミ(御徒町)



私が昨年生まれて初めてのベネチアンガラスフュージング体験をして サークルの皆さんもぜひやってみたい!!とのことなので サークルの先生も含めて8名で行ってきました 御徒町のスタジオサカミ♪

私は前回ドーナツ型フレームで作り ミルフィオリを密に置かないと表面張力でくっつかず 焼くとちょっとでこぼこになってしまったので 今回はフレームなしの板ガラスのタイプにしました~ 
大きなビーズだと 最後の最後で入れるスペースが足りなくなることがあるため 今回は2回目なので 小さなビーズを選びました
また 銀枠ではなく板ガラスに乗せるタイプを選びました ←材料費もその分安くて2つ作れた♪

種類は フレームペンダント
(よくある丸いタイプ) リンプルペンダント(ぷくっとした形) オープンペンダント(ドーナツ型の細い枠の中にビーズを乗せるタイプ) ピアス・イヤリング(板ガラス) ストラップ&ペンダントセット(板ガラスで2種類作れる←今回これにした♪) の中から皆さん当日それぞれ選びました

 作品見本

前日に行った「ティツィアーノ展」の売店にあったヴェネツィアンビーズを見ながら どんなのにしようか考えたり...(こちらもヴェネツィア派絵画で ヴェネツィアンビーズも売っていました)
丸い枠に埋める時は まず周りにビーズを置いてから 中を入れてゆきます 
使う分のビーズを先に出しておくとよいです ピアスのような左右対称のものは うまく左右対照となる工夫がいります♪ ←違っても楽しいけれど(笑)

 ←ピアスは左右対称です♪

私は今回 小さなビーズをグラデーション(gradazione)をきかせてちりばめて作りました サークルの先生(デザイナー)に「どんなグラデーションがいい?」とアドバイスを受けながら♡
ストラップ(縦長)は ブルー 水色 うすいピンク ピンクというグラデーション
ネックレス(正方形)は 「赤 オレンジ 黄色」のグラデーションです!!

 ストラップとペンダント

皆は大きなビーズで早く終わりましたが 私は喋ったり写真撮ったりしながら 小さいビーズをたくさん密に入れてゆくので 今回は一番最後に終わりました(笑) 

焼き上がる間 ムラーノ島のヴェネツィアンビーズのお話をしていただきました 
ビーズの棒を作る時に 上から何度も色を重ねながら繰り返し焼くと 複雑な模様の棒になること またそれを引っ張りながら伸ばしてゆくのですが 何度も繰り返し引っ張ると細い棒になりますし またセロリのような変わった形の棒も見せていただきました 

 ← これを切って使います


職人さん達は技術を守るためムラーノ島から出られなかったとのこと 焼く温度は1,200度にもなります!買い付けに行き ヴェネツィアングラスのみを使うそうです♡

ここでは今回のような一日体験の他にも ガラスアクセサリー教室 七宝教室 彫金教室 とんぼ玉教室 ベネチアンガラスフュージングインストラクター短期養成講座等もあります 
また ホビーショー(4/27~29 東京ビックサイト)にも出展予定とのこと



待ちに待ったベネチアンガラスフュージング体験 それぞれの作品に皆さん満足(^^♪

スタジオサカミのブログにも載りました♡ 
ブログは こちら

帰りは御徒町駅高架下の 2k540 (ものづくりの街)をぶらついたりしながら終了となりました~ 皆さん2日間お疲れ様でした!! これで今年度(発足10年目)の活動終了です


スタジオサカミ
は こちら
 

前回のリポートは こちら
(2016年春)




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当サークルで「ティツィアーノ展見学会&イタリアンランチの会」を開きました(2017.2.26)@東京都美術館&Le quattro stagioni

2017年03月01日 | イタリアの美術館・博物館
当サークルで「ティツィアーノ展見学会&イタリアンランチの会」を開きました(2017.2.26)@東京都美術館&Le quattro stagioni



サークルの企画で 「ティツィアーノ展見学会&イタリアンランチの会」を開きました 今回は参加者11名と大勢でした♪
日曜午前でしたが さほど混んでいなくて見やすかったです 上野の美術館は広くてその分ゆっくり見られますね♡ (年齢と共に暗い部屋での小さな字が見えなくなって...トホホ)


吉祥寺にあるLCIで ティツィアーノ展の講座を担当されていらしたArianna先生がゲストでいらしてくださり 主な絵の説明をしてくださいました

ルネッサンスのフィレンツェ派は素描重視のフレスコ画が主でレオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ等
ヴェネツィア派は色彩重視の油彩画が主でティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ等がおり またヴェネツィアは湿度が高いためフレスコ画は向いていません 

今回の展覧会では ティツィアーノ作品は7作品 あとはヴェロネーゼ ティントレット ベッリーニ(ティツィアーノの師匠)ecc... ティツィアーノ以外の画家の絵も見られるからこそ 彼の絵の素晴らしさが際立つのですね 

最初は「復活のキリスト」(1510-12年、ウフィツィ美術館) これは20才頃の作品でとても勇壮な絵です 

ともかく「フローラ」(1515年頃、ウフィツィ美術館)の肌の美しさ モデルも若いし画家も若いし...左手のチョキの形は婚礼・婚約を表すそうです cortigiana(高級娼婦)がモデルともされています

ちょうどこの日の朝「日曜美術館」でティツィアーノ展の特集をやっていたのですが この中に出てきたボッティチェリの「春」のフローラよりも このティツィアーノの「フローラ」の方が若くてふくよかですね

「ダナエ」(1544-46年,カポディモンテ美術館)は ファルネーゼ枢機卿が「ウルビーノのヴィーナス」(1538年頃、ウフィツィ美術館、2008年に来日)の様な裸婦像を依頼したそうです 
上体をあげて足を開いているポーズがエロティックで ユピテルが黄金の雲となってダナエと交わろうとするシーンで 金貨の雨も描かれていますが これとは別に 天使ではなく老婆がその金貨の雨をエプロンで集める絵もあり 象徴的です こちらの「ダナエ」(1553,54年、プラド美術館)は フェリペ2世の依頼とのこと 
当時は神話の物語を隠れみのに裸体を描いた時代で 「ダナエ」の描かれたいきさつと当時の背景を知ってから見るとまた違いますね


教皇パウルス3世の肖像」(1543年,カポディモンテ美術館)は後期の肖像画ですが 教皇自身がティツィアーノのモデルとなって描かれた作品で 狡猾な老人の表情と ビロードの地マントの描き方が素晴らしいです ルネサンス期にここまでの筆感を表現した画家はおらず 人物を斜めに配して空間性を強調しています 


晩年に描かれた「マグダラのマリア」(1567年、カボディモンテ美術館)も素晴らしかった...何回かこのテーマで描いていたそうで その中の最後の作品です 円熟の魅力ですね 
これはローマのアレッサンドロ・ファルネーゼに贈られたと考えられています この表情から訴えかけるものが伝わってきますね 

彼は88才と高齢で 晩年の自画像が残っています 
また アンドレア・スキアヴォーネの版画もありました ヴェネツィア派の輪郭を知ることができた貴重な展覧会でした

  *     *      *

終了後 たまたま出口でやっていた「ヴェネツィアのマスク」を被って皆で記念写真!!←ちょうどヴェネツィアのカーニバルの時期です♪



このあと上野公園を歩いて ランチはいつもの上野Le quattro stagioni  ←個室です(^_^)

カンタンな総会 自己紹介や近況 そして「イタリアの世界遺産クイズ」をやり 景品は渋谷Bunkamura様からいただいた当選の景品♪ ←楽しみは皆で分け合いましょう~♡



会員さんの中にもイタリア語を頑張ってらっしゃる方 いろんな検定を受けている方もちらほら...今回はLCIのアリアンナ先生もいらしてくださり大盛況でした!!

夕方まで上野公園の中でコーヒーを飲みながら久しぶりのお喋り... このサークルも結成10年が経ちました 

いつもこんな感じで楽しくやっています♪ さて翌日はベネチアンガラスフュージング体験です!!


「ティツィアーノとヴェネツィア派展」は こちら (東京都美術館/4月2日まで)

次は「Mucha(ミュシャ)展」です (2017.3.8~6.5)@国立新美術館

上野のイタリアン Le quattro stagioniは こちら




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映像「江戸城の天守」&「上海博物館との共演」展を見ました(2017.2.11)@東京国立博物館 東洋館

2017年02月26日 | 日本文化紹介
映像「江戸城の天守」&「上海博物館との共演」展を見ました(2017.2.11)@東京国立博物館 東洋館



ティツィアーノとヴェネツィア派展」(東京都美術館)の 無料の記念講演会(半券で入れる)を聞きに行ったら 1時に整理券配布開始のところを1時10分に着いた時点で もう整理券終了!! ←3時間前から並び始めたとのこと...

がっくり(*´Д`)...なので すぐ向かいの東京国立博物館のミュージアムシアターに行き「江戸城の天守」の映像を見てから 「上海博物館との共演」展を見てきました!! かえってこの方がよかったかも??
インド 中国 タイ カンボジアその他のさまざまな展示物がありましたが 一番キョーレツだったのは エジプトのミイラ!! 初めてです実物を見たの...

 *       *       *

映像「江戸城の天守」は ちょうど2017年2月9日(木)に「家康の江戸城最強 最古級絵図を発見」の新聞記事を読んだ直後のため ワクワクで見ました♪

この記事にあることは 実は「家康」の建てた江戸城天守についてのことでして この映像は 三大将軍家光が建てた天守についてのものでしたので 反映はされていませんでしたが それでもナビゲーターの方はこの記事を見て驚いたそうです!!

今皇居にある江戸城跡は 明暦の大火(1657)で燃え残った四代目の天守台です
 
映像では 残された図面をもとに骨格を再現していますが 江戸城は石垣も含めると59メートルの高さだったそうですが 姫路城46メートル 松本城29メートルなので 日本最大だったのですね!

石垣の石は伊豆に採石に行ったということで 石垣の形に割り ふもとまで降ろしてから 船で江戸に運び 江戸城の石垣に使ったそうですが大変な作業でしたね~

屋根の銅瓦は白く ここ上野にある 旧寛永寺五重塔にもこの銅瓦が使われているそうです ぜひ帰り道にご覧くださいとのことでした♪ また日光東照宮社殿にも使われています 
銅板(黒い)は実に8万枚も使われており 耐久性・耐火性に優れていたそうです

また 破風の飾り金具二条城をまねたそうで 金芳金具の飾りがなされ 魚々子打ち(ななこうち)という細工で 平らな部分には墨が塗られ 金色との対照が見事でした 
この現物がミュージアムシアターのロビーにも展示されており ルーペで見ることが出来ます

城のてっぺんにあったしゃちほこは 大きさ2,4メートル 金の板で作られていたそうです 
もしも今この東京に 江戸城が現存していたら...という3D映像は迫力がありました...しかし今の高層ビルには負けるネ!!

まぁ何かが見られなくとも いろいろとあるので(そういえば「ラスコー展」もやっていた...)何かしらは楽しめる上野公園でした~(^.^)/~~~


ティツィアーノ展
は こちら
← 4月2日(日)まで

江戸城の天守は こちら ←3月31日まで!!
 
東京国立博物館 東洋館は こちら


江戸城は こちら


城についてイタリア語で話す」は こちら


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東都生協「プロに学ぶトマトづくり体験・交流/第一回」に参加しました(2017.1.15)@埼玉産直センター

2017年02月23日 | 東都生協関連
東都生協「プロに学ぶトマトづくり体験・交流/第一回」に参加しました(2017.1.15)@埼玉産直センター



埼玉産直センターに行くのは今回が初めてでした 長年こちらの野菜を東都生協でいただいているのですが 今までは「農家レストラン」等で来ていただいている時に交流しただけでしたが やっぱり現地を訪ねて初めてわかることがたくさんありますね(^_^)

第1回(1月半ば)は管理作業の簡単なお手伝い 第2回(3月末)は収穫のお手伝い!! 
この日は寒波の襲来で朝から雪がちらほら...でも途中止んでくれて あたたかなハウスの中は25度もあり暖かく 家族連れも含めた全員で楽しく作業を行いました

  白や黄色の服は害虫が好む色なので暗い色の服です

実はバスが早く着いたので 直売所で先にお買い物♪ 私は普段なかなか買えないロマネスクや 黄色いカリフラワー 「カリフローレ」というスティックカリフラワー そして名産の深谷ネギをお土産にどっさり!! そして帰りにはさらに苺(とちおとめ)を「15(いちご)の日」ということで買いました~ 直売所はなんといっても安い!! 収穫の時はトマトをどっさりいただけるというので楽しみ♪

 直売所の野菜


バスの人たちとマイカー(親子参加の方がメイン)の人たちが まずは一緒に生産者の皆さんのお話を聞いて トマトの栽培に関する学習をしました 実はクイズがあり張り切ってしまいました(笑)←クイズとか検定とか好きなんで♪

次にハウスに移動し 管理作業開始!!今回は 伸びてきた蔓をとめてあるクリップを外したり トマトを観察して色々なことを学ぶのがメインでした  さつまいもの収穫の援農の時は腰が痛くなったけど今回は楽でした(笑)

次に 最近テレビでも紹介されている「焼きネギ」をふるまっていただきました!!
これは炭火焼で真っ黒に焼いたネギを一本まるごと 熱々のまま皮をむいてハフハフいただく豪快な食べ方です!! 2本いただきました♪ (焼けてないところは辛い)
小さいお子さんも初めての焼きネギ体験に こんなにとろりと甘いとは!!と残らず平らげていました 私も実は初めてです 

 焼きネギたくさん!!

そしてみんなで「武州深谷煮ぼうとう」(渋沢栄一翁が好んで食べたという郷土料理)を作って 皆でいただきながら交流しました 私は小心者なので(?)一生懸命作り方を覚えてから行ったので 生産者の方のレシピのアレンジを聞きながら 大鍋の料理を皆で楽しく作り上げました 調理実習みたい? やはりお客さんじゃなく 片づけまで「いっしょにやる」のがこちらの流儀だそうで 楽しく交流できていいなぁ 

ちなみに 翌日また煮て食べるのは「たてっかえし」というそうです これはイタリア料理ではribollire(リボリータ/ribollitaというトスカーナのレシピがある) ですね!
私はこの翌日 せっせとお土産配りをして 煮ぼうとうをまたまた作ってしまいました!! 家のコンロで焼きネギはできないかなぁ?? ←試してみたらコンロの長さ分はできた(笑)

 煮ぼうとうの大鍋

そして肥料センターを見学 ここでは「すべての野菜に有機質肥料(ぼかし)を使っている」のだそうです 産直ならではのメリットもたくさんあり とても勉強になりました
3年前の大雪のハウス倒壊の時も組合員さんの支援があり 産直として頼りにされていることが生産者の励みとなり とうとう完全復活したとの言葉に感銘を受けました

その時の感謝の言葉を書いたプレートも 今回しっかり見てきました

 感謝のプレート

ここには200軒以上の生産者が所属し 実にたくさんの品目を作っています トマトの苗は何メートルまで伸びるのか? 接木(病気にかからず農薬を減らせるメリットがある)の台の苗と 接ぐ(実の成る)苗はどう違うのか 種の袋も見せていただきながら 管理の仕方のコツも少し教わりました
トマトの原産地はどこか? リコピンは生のトマトとピューレ等の加工品とどっちが多いか? 他にどんな品目を作っているか等々...たくさん教わりました!!

ベランダでトマトを育てているがいつも枯れてしまう という質問には 下葉が枯れるとそこから病気が出て枯れてしまうので 下葉が枯れたら取るのがよいのだそうです(^.^)/ ←私も経験ありマス...

百年トマト」という東都生協の登録トマトがありますが(初夏まで13週にわたって届けられます) この素晴らしいネーミングは「100年育て続けられるように」という意味をこめてつけられたそうです

 ← たった今届いた供給の中の登録チラシ


百年トマトは 「百年続く産地、百年続く産直を目指します」「僕らのこだわりのトマトをお届けします」「ナンバー1の産地を目指します」との目標を掲げています

埼玉産直センターのこのトマトの産地訪問企画はいつも人気のため 抽選とのことでした

広々とした景色を見るととてもほっとしますね 遠くに山も見えます また3月の収穫が楽しみです(^.^)/~~~

 埼玉産直センター

開催のお知らせは こちら


素晴らしい企画を立ててくださいました東都生協様に 心よりお礼申し上げます


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ヨーロッパ人の先史時代はサルデーニャ人のDNAの中に書かれていた/La preistoria europea è scritta nel DNA dei sardi(2017.2.14)

2017年02月19日 | イタリア旅行・世界遺産
ヨーロッパ人の先史時代は サルデーニャ人のDNAの中に書かれていた/La preistoria europea è scritta nel DNA dei sardi(2017.2.14)@サルデーニャの各新聞


 
2017年のバレンタインデーの日に サルデーニャのビッグニュースが飛び込んできました!! Facebookで読んだイタリアやサルデーニャの新聞記事で ある大がかりな遺伝子調査により 石器時代に農耕民族の登場によって消えた狩猟民族等 先史時代のヨーロッパ人の遺伝子が 島という閉ざされた環境にあったサルデーニャ人のDNAの中に発見されたというものでした

サルデーニャ人の起源に興味があったので いくつもの記事を探しては 片っ端から読みあさりました! 難しかったけどおぼろげにわかりました 

     *     *     *

15 febbraio 2017


La preistoria europea è scritta nel DNA dei sardi
ヨーロッパ人の先史時代は サルデーニャ人のDNAの中に書かれていた

 

Uno studio di un gruppo internazionale di scienziati ha messo in luce alcune caratteristiche peculiari del patrimonio genetico dei sardi.


科学者たちの国際的なグループの調査が、サルデーニャ人の遺伝的資質の いくつかの固有な特徴を明るみに出した。

In particolare, l’analisi del DNA mitocondriale degli attuali abitanti della Sardegna sembrerebbe indicare che la prima occupazione dell’isola risale al Mesolitico , mostrando inoltre l’esistenza di due origini genetiche ben distinte dei primi abitanti 

di Matteo Serra


特に、サルデーニャに今住んでいる住民たちのミトコンドリアのDNAの分析は、サルデーニャ島の初期の入植(定住)が中石器時代にさかのぼる ことを指示しているように思われる、 さらにその上に 初期の住民たちの とても際立った2つの遺伝子の起源を示しながらである。


Il patrimonio genetico dei sardi è unico nel suo genere, e contiene informazioni molto preziose sulle origini dell'occupazione della Sardegna nel contesto della preistoria europea.

サルデーニャ人の遺伝的資質は その種(人類)において唯一のものであり、 そしてヨーロッパ人の先史時代の脈絡(コンテクスト)における サルデーニャの占領の起源についてのとても詳細な情報を有しているのだ。


Lo dimostra uno studio pubblicato sulla rivista “Molecular Biology and Evolution” da un gruppo di ricerca internazionale guidato dalla genetista Anna Olivieri, dell'Università di Pavia.

そのことを証明しているあるひとつの研究が 「Molecular Biology and Evolution」という雑誌に公表された。これは パヴィア大学の遺伝学者 アンナ・オリヴィエリ(Anna Olivieri)によって率いられた国際的な調査グループによる研究である。

Le isole hanno sempre esercitato un fascino particolare su biologi evoluzionisti, genetisti e archeologi per via dell'isolamento geografico e delle caratteristiche spesso uniche delle popolazioni che le abitano.

サルデーニャ島は常に 特別な魅力を放ってきた、 生物学者たちに 進化論者たちに 遺伝学者たちに 考古学者たちに。 地理的な孤立(隔絶)によって また そこに住む人々の しばしば比類なき特徴によって。

In particolare la Sardegna, per la sua posizione chiave nel cuore del Mediterraneo, rappresenta un'arena di studio ideale.

特にサルデーニャは、 地中海の中心というその位置がカギとなり 理想的な研究の舞台となっているのだ。

Per comprendere meglio le origini genetiche dei sardi, i ricercatori hanno analizzato il DNA mitocondriale *(contenuto nei mitocondri, le "centrali energetiche" delle cellule) di 3491 attuali abitanti della Sardegna, confrontandolo con 21 campioni preistorici, con un ampio database di genomi mitocondriali non appartenenti a sardi e anche con quello di Ötzi, la più antica mummia europea (risalente  all'età del rame, attorno al 3300 a.C.), scoperta nel 1991 ai piedi del ghiacciaio del Similaun, al confine tra Italia e Austria.

  * (quello ereditato per via materna) (母系の遺伝による)  Stampaの記事より

サルデーニャ人の遺伝子の起源をより理解するために、 研究者たちは サルデーニャの現在の住民3,491人からの「ミトコンドリアのDNA/デオキシリボ核酸*) (ミトコンドリアの内容物、そして細胞の"エネルギーの中枢部)」を分析し、21先史時代のサンプルと比較しながら、 サルデーニャ人には表れていないミトコンドリアのゲノム(染色体の一種)の膨大なデータベースと比較しながら、またそして 1991年にイタリアとオーストリアの国境のSimilaunの氷河のふもとで発見された、ヨーロッパ最古のミイラである Oetzi (アイスマン), (紀元前約3,300年の銅器時代にさかのぼる)のミトコンドリアのゲノムとも比較したのだ。*

  * tra questi anche il famoso uomo di Similaun, Oetzi, che non ha mostrato di avere particolari 'parentele' con il popolo sardo, al contrario di quanto ipotizzato in precedenza .

その中には有名なSimilaunのアイスマン(Oetzi)があるが、それはあらかじめ仮説として立てたものとは反対に、サルデーニャ人との特別な「親戚関係」は見せなかった。 (ANSAの記事より補足)
 

I risultati evidenziano che la Sardegna rappresenta un'anomalia nel panorama genetico europeo, e per più di un motivo.

結果はサルデーニャがヨーロッパ人の遺伝子のパノラマにおける異例を示していることを明らかにしており、原因という以上のものだ。

Anzitutto, i ricercatori hanno scoperto che quasi l'80 per cento*  dei genomi mitocondriali dei sardi di oggi appartiene a rami genetici che non si trovano in nessun altro luogo al di fuori dell'isola.



何よりもまず、研究者たちは 現在のサルデーニャ人のミトコンドリアのゲノムの80%(サルデーニャ)島の外のどの場所にもない遺伝子の血統に属することを発見した。 * ←補足


* Dall'analisi dei dati è invece "emerso che l'80% dei genomi mitocondriali dei sardi moderni appartiene a gruppi genetici (aplogruppi) presenti solo in Sardegna".

このデータの分析から"現れたのは 現代サルデーニャ人のミトコンドリアのゲノムの80%サルデーニャにしか存在しない遺伝子グループ(アプログループ)に属している"ということだ  (ANSAの記事より) 

 
Inoltre, gli scienziati hanno classificato i genomi mitocondriali dei sardi in 89 gruppi genetici, detti aplogruppi.

さらにその他に、科学者たちはサルデーニャ人のミトコンドリアのゲノムを、aplogruppi(アプログループ)という89の遺伝子のグループに分類した

Quasi tutti gli aplogruppi, che probabilmente comparvero nell'isola dopo la sua prima occupazione, risalgono a un periodo compreso tra il Neolitico (tra 4000 e 7800 anni fa), il Nuragico (tra 2000 e 4000 anni fa) e il post-Nuragico (meno di 2000 anni fa).

ほとんどすべてのアプログループ(aplogruppi)は、おそらくサルデーニャ島に初期の占領(入植)のあとで現れたものだが、それらは新石器時代(4,000~7,800年前)、ヌラーゲ時代(2,000~4,000年前)、そしてポスト・ヌラーゲ時代(2,000年前よりも最近)が含まれた時代にさかのぼる。


Tuttavia, le origini di alcuni rari aplogruppi tra quelli appartenenti ai sardi moderni sono ancora più antiche, precedenti alla data di inizio più probabile del Neolitico in Sardegna, ossia circa 7800 anni fa. 

しかしながら、いくつかの珍しいアプログループ(aplogruppi)の起源は、それらは現代サルデーニャ人に属しているのだが、まださらに古く、おそらくはサルデーニャの新石器時代の始まりの時期よりももっと前、すなわち7,800年前である。

“Le nostre analisi suggeriscono la possibilità che diversi aplogruppi potessero essere già presenti nell'isola prima del Neolitico”, sottolinea Francesco Cucca, dell'Istituto di ricerca genetica e biomedica del CNR di Cagliari, co-autore dello studio.

「私たちの分析は、さまざまなアプログループが すでに新石器時代よりも前にサルデーニャ島にいた可能性を示唆しています。」と遺伝子調査研究所の フランチェスコ・クッカ(Francesco Cucca)氏は強調する、彼はカリアリのCNRの生体臨床医であり、この調査の共同指導者である。

Ma questo scenario, oltre a rappresentare la prova archeologica di un'occupazione della Sardegna già ai tempi del Mesolitico (quindi tra il 10.000 e l'8000 a.C.), suggerirebbe anche l'esistenza di una duplice origine genetica dei suoi abitanti.

しかしこのシナリオは、中石器時代での(つまり紀元前10,000~8,000年の間に) サルデーニャの入植の考古学的証拠を示すほかに、その住民たちの二重の遺伝子の起源をも示唆しているかもしれないのだ。

Due tra gli aplogruppi più antichi, chiamati K1a2d e U5b1i1 (che rappresentano quasi il tre per cento del totale), hanno infatti origini geografiche molto diverse: le radici dell'aplogruppo K1a2d sono collocate nel Vicino Oriente, mentre quelle di U5b1i1 nell'Europa occidentale.

より古いアプログループの中の2つ、K1a2dそして U5b1i1 と呼ばれるが、(それらは全グループの3%を占める)それらは実際 とても異なった地理的起源を持っている: K1a2dのアプログループの根(起源)は近東に位置しているのに対し、U5b1i1の起源は西ヨーロッパに位置しているのだ。

Lo studio evidenzia insomma che i sardi contemporanei sono portatori di un'eredità genetica unica, maturata soprattutto grazie al relativo isolamento dai tanti sconvolgimenti demografici che hanno caratterizzato il continente europeo. Un isolamento che ha favorito la conservazione di tracce genetiche così antiche.
 
この研究はようするに、現在のサルデーニャ人は、唯一の遺伝子の遺産の運搬人であることを明らかにしているのだ。ヨーロッパ大陸を特徴づけている多くの人口統計学の転覆による 比較的孤立した島のおかげで。孤立(隔絶)は このような古代の遺伝子の跡を保存するのが好きなようだ。


 “È ormai evidente - spiega Olivieri - che la mobilità umana, l'intercomunicazione e il flusso genetico attorno al Mediterraneo fin dai tempi dell'ultima era glaciale hanno lasciato firme ben precise, che sono sopravvissute fino ai giorni nostri. 

「ついにやっと明らかになった」とオリヴィエリは説明する、「地中海の周りでの人間の動き(移動)が、人々の間のコミュニケーションが、遺伝子の流れが、さいごの氷河時代からずっと とても正確な署名(サイン)を残したということが、そしてそれが私たちの時代まで生き残っていたということが。

E alcuni di questi segni del passato sono conservati dai sardi”.

そしてそれらの過去の中のいくつかの印が、サルデーニャ人によって保存されているということが。」

記事は こちら


   *     *     *


Il Dna dei sardi è il più simile
a quello degli europei preistorici
(サルデーニャ人のDNAは先史時代のヨーロッパ人のそれと最も似ている) 
 の記事(corriere)より補足:


Migrazioni
移住

All’inizio del Neolitico (tra 12 mila e 8 mila anni fa) i primi agricoltori arrivati in Europa dal Medio oriente occuparono le zone abitate da popolazioni più antiche di cacciatori-raccoglitori e, in parte, si mescolarono a loro.

新石器時代(12,000~8000年前)の初めに 中東からやってきた初期の農耕民族が それ以前にその地域に住んでいた狩猟・採集民族を占領した、そして一部は、彼らと交わった


In Sardegna, però, grazie anche all’isolamento, il mescolamento genetico è stato meno intenso e l’attuale popolazione presenta un Dna che ha ancora punti di contatto con quello di quei primi lontani abitanti.

サルデーニャでは、しかしながら、(島という)孤立(隔絶)のおかげで、遺伝子の混合はさほど激しくはなかった。 そして島に今住んでいる人々は、 はるか以前の初期の住民たちの持っていたDNAとの接点を持っているのだ。


Rifugi genetici
遺伝子の避難


«Finora si riteneva che i primi agricoltori, giunti in Europa tra 12 mila e 8 mila anni fa, avessero spazzato via le popolazioni più antiche di raccoglitori e cacciatori», spiega Alessandro Achilli, professore associato di genetica all’Università di Pavia.

「今まで 初期の農耕民族は、12,000~8,000年前にヨーロッパに到達したのですが、それよりも古い採集・狩猟民族一掃したのではないかと考えられていました。」と パヴィア大学の遺伝学の準教授 アレッサンドロ・アキーリ(Alessandro Achilli)は説明する。


Lo studio dei genetisti italiani, invece, dimostra che nelle popolazioni europee moderne è ancora possibile trovare tracce degli antenati paleolitici.

しかしながら、イタリアの遺伝学者たちの研究が、現代ヨーロッパ人の住民の中に、旧石器時代の祖先たちの痕跡を見つけることがまだ可能なのだ ということを示しているのです。

Secondo i ricercatori, le zone dove queste tracce hanno avuto più possibilità di essersi conservate fino a noi si trovano nell’area mediterranea e tra la Spagna settentrionale e la Francia sud-occidentale, in un’area chiamata rifugio franco-cantabrico * (che comprende i Paesi baschi).

調査員たちによると、この痕跡が私たちにまで保存されている可能性がより多いゾーンがあるのは、地中海のゾーンであり、スペイン北部と南西フランスの間の、フランコ・カンタブリコの隠れ家 * と呼ばれるエリア(バスクの国々も含む)にあるというのです。


* francoはフランスの  cantabricoは スペイン北部のカンタブリアの

ヨーロッパ人の遺伝子の歴史は こちら


なお この計画は 「Il progetto Italgenomics」と命名されたとのこと

  *     *     *

  補足:

高校の世界史の教科書の年表&記事より:

先史時代(preistoria):

旧石器時代(Paleolitico) 4,500,000~10,000年前 
= 狩猟・採集民族(cacciatori e raccoglitori)

・氷河時代(era glaciale)  10,000年前
 
中石器時代(Mesolitico) 10,000~8,000年前 あるいは12,000~8,000年前 
= 農耕(agricoltori)・牧畜民族

  新石器時代(il Neolitico) 4,000~7,000(7,800)年前 = 農耕・牧畜民族

原史時代:
   青銅器時代(l’età del rame) 5,500~3,500年前 
= シュメール人 灌漑農業開始

歴史時代:
  鉄器時代  3,500年前~       インド=ヨーロッパ語系民族の登場

 ・ヌラーゲ時代(il Nuragico) 2,000~4,000年前   
・ポスト・ヌラーゲ時代(il Post-Nuragico) 2,000年前~


   *    *    *


それ以外に見つけて読んだ記事:

Ancora 'vivo' Dna dei sardi preistorici (先史時代のサルデーニャ人のDNAはまだ"生きている") は こちら (ANSA)

L’origine dei sardi, nuovo studio: “Dna unico in tutta l’area euro-mediterranea”(サルデーニャ人の起源、新しい研究: "全ヨーロッパ・地中海エリアにおける唯一のDNA")
 は こちら (Sardiniapost)

Il Dna dei sardi è il più simile
a quello degli europei preistorici (サルデーニャ人のDNAは先史時代のヨーロッパ人のそれと最も似ている) 
 は 
こちら (corriere)

Il Dna dei primi sardi è ancora vivo
Svela una preistoria inedita e fa luce sull'origine degli europei
(初期/原始のサルデーニャ人のDNAはまだ生きている 未発表の先史時代をあばき、ヨーロッパ人の起源に光をあてる)
は 
こちら (ANSA)


italiani prima dei romani: il Dna dei sardi svela un popolo di 8 mila anni fa
(ローマ人より前のイタリア人: サルデーニャ人のDNAは8千年前の民族をあばく)

こちら (il messaggero)


伊検2級レベルの新聞記事です  勉強し続けてきてこれくらいの記事を読めるようになっておいてよかった♪ どんどん記事が出現してきて恐れおののきましたがなんとか読みました(笑) 
過去問ではさんざん苦しみましたが 伊検2級の読解に出てくる「新聞記事の読み方」(特に学術調査結果などがよく出ます)をきっちりやっておくと こうして自分でイタリアの情報を直接取ることができるようになるんだなぁと しみじみ嬉しい(*^^*)←理解不足やミスはご容赦ください

それにしても 孤立した島で何千年も住んでいたために 民族固有の遺伝子がこうして今も残っているなんて サルデーニャって遺伝子研究上でもすっごい場所なんですね!! 


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第23回 いたばし国際絵本翻訳大賞 結果発表!!@いたばし国際絵本翻訳大賞事務局

2017年02月16日 | イタリア語
第23回 いたばし国際絵本翻訳大賞 結果発表!!(2017.2.16)@いたばし国際絵本翻訳大賞事務局



板橋区では、外国文化に触れ国際理解を育むため 1994年より外国語絵本による翻訳コンテストを続けています
今年は 応募総数、英語部門791件、イタリア語部門246件でした


英語部門

最優秀翻訳大賞 1名
優秀賞 1名
特別賞 3名
  
イタリア語部門

最優秀翻訳大賞 1名(在イタリア)
優秀賞     1名
特別賞     2名

 ※入賞作品は、いたばしボローニャ子ども絵本館館内にて公開しております
 
審査員
•英語部門
  三辺 律子 先生(英米文学翻訳家)
  冨田 麗子 先生(翻訳家・絵本翻訳講師)
•イタリア語部門
  関口 英子 先生(翻訳家)
  副審査員 赤塚 きょう子 先生(翻訳家)

 
第23回いたばし国際絵本翻訳大賞
の経緯
【参加申込~結果発表】
平成28(2016)年8月20日 参加申込受付開始
平成28年10月31日 参加申込締切
平成28年11月30日 作品応募締切
平成29年2月16日 結果発表
 
【課題絵本】
英語部門
書名:「Stop,Thief!」
作: Heather Tekavec
絵: Pierre Pratt
  せっかく実ったいろいろな作物が荒らされています。困った農場主が、犬のマックスに泥棒をつかまえるように命じます。畑にいた小さな虫を犯人だと思いこんだマックスを、実は真犯人である動物たちがうまくけしかけます。さあ、大事な作物の運命は?
Material from Stop, Thief! written by Heather Tekavec and illustrated by Pierre Pratt is used by permission of Kids Can Press Ltd., Toronto, Canada. Text © 2014 Heather Tekavec. Illustrations © 2014 Pierre Pratt.
 
イタリア語部門
書名:「Che cos’ è un bambino?」

作・絵:Beatrice Alemagna
  世の中にはいろいろな子どもがいる。からだは小さくても、ときに大きなアイディアがひそんでいて、大人をあっと驚かせることもある。みんないつか大人になるのだけれど、いまはやさしく見守ってくれる目が必要なんだ……。イタリアを代表する絵本作家、B.アレマーニャによる、個性あふれる子ども讃歌。
Che cos’è un bambino, Beatrice Alemagna © 2008 Topipittori

 
【入賞作品の公開】
  入賞作品は、いたばしボローニャ子ども絵本館内及び主催事業で公開します。また板橋区立図書館等、区施設で公開する場合もあります。

次回の募集について
第24回いたばし国際絵本翻訳大賞」は 平成29年8月頃募集告知予定です
 
    *       *       *

講評(添付ファイルで読めます)を読んで大事なポイントをまとめました:

今回のテキスト絵本は一見したところ簡単そうに思えるが 実は訳しずらい (今回の英語部門のテキスト絵本も同様だったようです)
bello, grande, gentile, felice, cattivo… などよく使われる形容詞は奥が深く、何通りもの訳し方が考えらる←イタリア語の意味をしっかりとらえることがまずは大切!そこから適切な訳が浮かび上がってくるのですね

専門用語
などは子供にはわからないので 難しい言葉を避けつつ 挿絵と一体化して意味がしっかり伝わる訳文を心がけよう
どんなに正確な訳でも 子どもに理解できなければダメなのです

文体は 子どもに語りかけるような口調で しかも文末が単調にならないよう 繰り返しを避けるとよい 
訳し終えてから 絵本(もしくは本)をたくさん読んでいそうな人に一度読んでもらうとよい 自分で「読み聞かせ」をするつもりで 声を出して読むのもよい

原文から響いてくるリズムにも耳を傾けながら翻訳し 原文と同じリズムで訳すのがよい 音読したときに耳に心地よいし 文字数も絵本の同じスペースにすっぽり納まる とのこと

英語部門の講評より:

作者が読者の想像力に委ねているところは 勝手に訳者の「解釈」を 加えない方がよい
挿絵と違う訳はダメ 挿絵をよく見て!
誤訳に注意!! 特に英語部門は人数が多いため 何度もふるいにかけられます (一次・二次選考後 最終審査に残ったのは 36名)

複文の訳し方について 複文のあとで主文を訳すという順番は学校で習うものですが ネイティヴの人は文をひっくり返して読みませんし 翻訳でも 語の流れに従って訳すほうが自然になる場合が多い  (ここの 読みやすくする工夫の仕方はコツが必要ですね!)
文法は翻訳の骨であり 単語は翻訳の筋肉 
そして最後に 自分も面白がって訳すことが大事です

* テキスト絵本が簡単な年ほど かえって難しいようです また 今年の大賞受賞者はイタリア在住の方で やはり長年の蓄積と イタリア語を奥深く知るのが大切なんだなと感じました 子ども向けの工夫も忘れてはいけないですね!!


昨年のリポートは こちら


詳しくは こちら


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「岡山イタリアンメニュー講習会」に参加して一気に岡山が身近になりました!(2017.2.8)@日本イタリア料理協会

2017年02月13日 | イタリア料理・イタリアン食材
『「晴れの国おかやま」の食材を利用した 岡山イタリア料理講習会』に参加して一気に岡山が身近になりました!(2017.2.8)@日本イタリア料理協会


実をいうと今まで 岡山県ってほとんど知らなかったのですが こんなにも肥沃で素晴らしいところだったんですね!! あの大きなジャンボマッシュルーム 味わい深いジャージー牛 濃厚なジャージー牛の牛乳にチーズ 粒の大きな朝日米 そしてイタリアンのシェフたちの素晴らしいデモンストレーション 生産者の方たちの熱意あふれるお話...うーん行ってよかった!(^^)!

この日は 会場となる厨房メーカー エフ・エム・アイ テストキッチンは約90名のプロの料理人等で満席 私も緊張して赴きました 

イタリア料理業界の重鎮 アクアパッツァの日高シェフ 新進気鋭の若手シェフ HATAKE AOYAMAの神保シェフ 岡山の人気イタリアンのリストランテ・テラダの寺田シェフによる メニュー提案と調理デモンストレーションで この日 国産食材とイタリア料理の新しい可能性が生まれました!!

トップバッターは 新進気鋭の若手シェフ HATAKE AOYAMA神保シェフ

 ニシ貝を見せてくださった新保シェフ

前菜(アンティパスト)の「ニシ貝のアフミカート ブラウンマッシュルーム」は ニシ貝(サザエ大の巻貝)をクールブイヨンで温め ブラウンマッシュルームを加熱して刻み なんとそのマッシュルームが育った土(堆肥)に見立てて パンとともに刻んでパウダー状にしたとのことで 黒くて まるで土のような感じがしました
バルサミコ酢を煮詰めてかけたり ブラウンマッシュルームのジュ(汁)も加えて ハーブやエディブルフラワーを散らして お皿にはマスタードディジョンをディップソースとして キャンバスのように描くという一皿♡ さらにトリュフのように 生のブラウンマッシュルームをスライスしてふりかけて... 「景色や生産者の思いを ひとさらの中に込めた」とのシェフのメッセージでした 試食もさせていただきました

 前菜


 寺田シェフは 岡山視察の際にホスト役を務めてくださいました

次に 岡山の人気イタリアンのリストランテ・テラダの寺田シェフによるプリモ 「岡山産朝日米を使った 瀬戸内海産アナゴのリゾット」この日は岡山からいらしてくださいました

朝日米は ササ・コシなどのルーツとなる優良米で 大粒で甘味のあるリゾットにも向いた硬質米です (ササ・コシなどは軟質米) お酒づくりにも使われます

この日は「五城米」(岡山県内の五城地区で栽培されている)の生産者がかけつけ こだわりの生産方法を詳しくご説明くださいました 「地質 水 気象」の三拍子が揃っているとのこと 特別栽培米で特Aのブランド米です



あなごは 岡山では蒲焼で有名ですが この日のリゾットでは アオサ海苔を加えて海の香をまとわせて さらに 蒜山ジャージーバターも加えてアルデンテに仕上げました ここのキッチンに備え付けられたFMIコンベクションを使ってあなごを焼きました♪ 

岡山は標高差が800メートル近くあり 牛からあなごまで色々あります

 リゾット


そしていよいよアクア・パッツァ日高シェフが登場 今まで岡山は通り過ぎるだけでしたが 今はくまなく食材を探して訪ねていらっしゃるとのことで 地図を手に説明していただきました 

 日高シェフをテレビ以外で見るのは実は初めて♪

そして今回の岡山訪問で見たすべての食材を使ったという「岡山食材いっぱいの牡蠣フライのグラタン」をご紹介くださいました
 
たくさんの材料をすべて使うのは大変ですが 「その土地で生まれたものは相性がよい つなぎ合わせるものを考えるのが腕の見せ所」とのことでした! 岡山の牡蠣の大きなこと!! 実は日本第3の牡蠣の産地なのです 

蒜山ジャージー牛は 赤牛で ビステッカフィオレンティーナのごとく 硬いけれど噛めば噛むほど味わいが出る品種です 

このグラタンはなんと ジャージー牛のひき肉のパテで牡蠣を包んで揚げるというもの! しかもベシャメルソースで ちょっとした隠し味(若い頃出会ったシェフから教わった)があります♪ こんなトークもとても興味深く聞かせていただきました 

 こちらが完成したグラタン!

そして ダオルモ北村シェフによる「岡山かきのパスタ」の紹介 リングイネと合えたシンプルなパスタですが ひるぜんワインという山葡萄の赤ワインその他も使います 

ラストは ラ・ターナ・ディ・バッコ直伊シェフによる「ネブトとマッシュルームのエスカベッシュ」 ネブトという魚はイシモチジャコとも呼ばれる小魚で 素揚げが一番おいしいそうです ←二度揚げがいいそうです♪
岡山は小魚が多く 小魚を食べる文化があるそうです また今回は 瀬戸内の酢橘も使ったマリネ汁で ここでもブラウンマッシュルームが登場!!

 


そのあとは岡山県庁の方から食材のスライド紹介があり またまたマッシュルームの 三蔵農林さんの登場!! 三代目が 堆肥から自社製造でこだわっていること 堆肥の発酵温度を当てたり... 生産者は土・堆肥も食べて確認するそうです 
水分をぎりぎりまで飛ばして旨みを凝縮しており 手摘みでの収穫(1回だけでパッと詰め 何度も触れない)  働く人を大切にする職場とのことで嬉しいですね♡ ちなみにマッシュルームは1651年にパリで偶然発生したのだそうです 




おみやげには実に大きな(見たこともないほど大きな)ブラウンとホワイトマッシュルームをいただきました~ ジャンボマッシュルームという品種です 実は 生のマッシュルームをお刺身のように食べるのです サラダにトッピングしたり... うちに帰って早速サラダとグラタンを作っていただきました  他にもジャージー牛のゴーダチーズ朝日米も♡これはマッシュルームを入れたリゾットですね! ジャージー牛はオレイン酸が多く コレステロール値を抑えるそうです 

 ←いただいたお土産!


講習会終了後は試飲コーナーへ
乳脂肪分5.0%のプレミアムジャージー牛乳は実に濃厚で 子供の頃飲んだことがあるどこかの牧場の牛乳を思い出しました (普通の牛乳は3.5くらいです)
ひるぜんワインも 山葡萄は酸味があり 鉄分・ポリフェノールがたっぷり!!

 ジャージー牛の牛乳と ひるぜんワイン

今回の企画は イタリア料理協会と岡山県とのコラボで 岡山県産食材を使用したイタリア料理の開発・普及のため 3年目となる2016年10月末には 5人のイタリアンのシェフたちが食材視察に行ってきたとのこと 
特に 普段はなかなか近づくことのできない日生町漁協のカキいかだを見学し 900本もの垂下連にホタテ貝の殻がつけられ そこに牡蠣が養殖されている様子も見学されたそうです 

翌朝は日生漁協の競りを見学 すぐそばにある牡蠣の加工場も見学しました 夜は岡山の人々と食事と交流 有名シェフが来たのだからすごかった!!

シェフが勢ぞろい!


ちなみに 岡山県のグルメを見てみると こちら

岡山県といえば 岡山城(黒い壁が特色) 倉敷 焼き物は備前焼などが知られています  
他にも  野菜 花卉 全国的にも珍しい黄ニラ 果物 国内産のマスカットの約9割は岡山県で生産されています
 
瀬戸内海の海の幸の郷土料理は ばら寿司 たこめし ママカリ(サッパ)の酢漬けなどがあります 「かきおこ」って 牡蠣のお好み焼きの呼び名だそうです♪

とにかくこの日は 岡山の食材への熱い思いをひしひしと感じてきました 有名シェフたちも間近で見られて 試食にお土産までいただいて 本当に行ってよかったです♡

これからは あちこちのイタリアンのお店で 岡山の食材を使ったメニューが登場するかもしれませんね♪

とっとり・おかやま新橋館(アンテナショップ)は こちら (3/25,26に備前焼等のイベント・即売あり)

おかやま旅ネットは こちら

開催のお知らせは こちら

* 取材をさせていただきました日本イタリア料理協会様に心よりお礼申し上げます




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生誕110年 没後40年 ルキーノ・ヴィスコンティ監督作品「家族の肖像」デジタル完全修復版ロードショー開始(2017.2.11~)@岩波ホール他

2017年02月11日 | イタリア映画・映画

生誕110年 没後40年 ルキーノ・ヴィスコンティ監督作品「家族の肖像」デジタル完全修復版ロードショー開始(2017.2.11~)@岩波ホール他



18世紀イギリスで流行した<家族の肖像>と呼ばれる家族の団欒画のコレクションに囲まれて、ローマの豪邸に一人暮らす老教授。失われゆくものたちに埋もれ、孤独に生きていた彼の生活が、ある家族の闖入によって掻き乱されていく…。

1972年、前作『ルートヴィヒ』の完成間際に病いに倒れ、敬愛するドイツの文豪トーマス・マンが息を引き取ったというスイスの病院の同じ病室に身を置いていたルキーノ・ヴィスコンティ監督、その時65歳。

ライフワークとしていた諸作品(「魔の山」、「失われた時を求めて」etc...)の映画化を健康上の理由から断念せざるを得なくなった彼が、共同脚本のエンリコ・メディオーリに口にした「単純で簡潔な、一室内で終始する物語。登場人物は二人」というアイデアから生まれたのが本作。
美術のマリオ・ガルブリア指揮の下、制作されたスタジオのセット内ですべて撮影、車椅子を操りながら気迫と執念で撮り上げました。

長年に渡り協力関係にあった名優たちが奏でる、室内楽にも似た名演のアンサンブル。『山猫』で、最もヴィスコンティ自身に近い、と言われた滅びゆく貴族を見事に体現したバート・ランカスターが、ここでもまた、ヴィスコンティ自身の精神的な肖像とも言うべき教授役を味わい深く演じています。

始めは反目しながらも次第に強く惹かれていく、粗野な面と知性を同時に持つ美青年コンラッドには、公私にわたり監督から寵愛を受けたヘルムート・バーガー

気品あふれる存在感を過去作に焼き付けてきたシルヴァーナ・マンガーノが、貴族ならではの傍若無人さをまき散らす伯爵夫人に扮し、強烈な存在感を示します。
回想場面で登場する、クラウディア・カルディナーレ、ドミニク・サンダの特筆すべき美しさに、ため息が漏れることでしょう。

生誕110年、没後40年
を記念して、2016年春から再公開が続く名匠ルキーノ・ヴィスコンティの絢爛たる名作の数々。
その掉尾を飾るのが後期最高傑作と謳われる本作です。
1978年の初公開時から数えて、実に39年ぶりにスクリーンに甦ります


映画は こちら


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