保健福祉の現場から

感じるままに

急性心筋梗塞の医療体制の評価指標

2015年07月19日 | Weblog
医療計画(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html)の別表(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/dl/tsuuchi_iryou_taisei2.pdf)「別表3急性心筋梗塞の医療体制構築に係る現状把握のための指標例」は病床機能報告(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055891.html)等を踏まえて見直してもよいのではないか。従来の指標例にはないもので、地域医療構想策定ガイドライン(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000080284.html)(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000088510.pdf)p50~55「公表しなければならない項目」の中で、急性心筋梗塞医療に関するものとして、「医療機器台数(マルチスライスCT、MRI、血管連続撮影装置、PET、PET-CT、PET-MRI)」、「心大血管疾患リハビリテーション料Ⅰ、Ⅱ」がある。この県の医療計画(http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000059/59514/keikaku7p184-231.pdf)p213「カテーテル治療算定件数(年齢調整標準化レセプト出現比)」「心臓血管手術算定件数(年齢調整標準化レセプト出現比)」が出ているように、「医療計画作成支援データブック」(http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=141464&name=2r98520000036flz.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000036854.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000036855.pdf)のSCRデータ(年齢調整標準化レセプト出現比)を評価指標として積極的に活用すべきである。医療施設調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/chousahyo/index.html#00450021)の病院票(http://www.mhlw.go.jp/toukei/chousahyo/dl/iryoushisetu/H26_seitai_byouin.pdf)から急性心筋梗塞医療に関するものとして「冠動脈CT・心臓MRIの9月中の患者数」「CCUの9月中の取扱患者延数」がある。患者調査(http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/10-20.html)の主傷病名(http://www.mhlw.go.jp/toukei/chousahyo/dl/kanjya/H26_byouin_nyuin_kisuu.pdf)で急性心筋梗塞の病名を拾えば、患者数や受療率の推計も可能であろう。日本心臓リハビリテーション学会心臓リハビリテーション指導士(http://square.umin.ac.jp/jacrreha/)も把握できる。各都道府県の医療機能情報(http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/teikyouseido/dl/youryou.pdf)からも様々な評価指標が考えられる。医政局長通知(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/dl/tsuuchi_iryou_keikaku.pdf)p3では「例示した指標のうち「必須指標」及び「推奨指標」以外の指標も含め、現状把握のために活用するか否かについて、作業部会等で検討を行うとともに、その結果を公表し、厚生労働省に報告すること。」とあるように、自治体独自の評価指標を設定できる。なお、「別表3急性心筋梗塞の医療体制構築に係る現状把握のための指標例」(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/dl/tsuuchi_iryou_taisei2.pdf)にある「来院から心臓カテーテル検査までに要した平均時間」については、急性期病院の協力を得て把握したい。地域医療構想策定ガイドライン(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000081306.pdf)(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000088510.pdf)p28「病床の機能分化・連携に係る具体的な取組例」の中に「病床機能に応じた臨床指標(Quality Indicator)を用いた医療の質評価・向上の支援」があったが、「医療の質の評価・公表等推進事業」(http://www.ajha.or.jp/hms/qualityhealthcare/indicator/13/)等でデータが出ていればみておきたい。「別表3急性心筋梗塞の医療体制構築に係る現状把握のための指標例」(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/dl/tsuuchi_iryou_taisei2.pdf)には、急性心筋梗塞の必須・推奨指標として「在宅等生活の場に復帰した患者の割合【患者調査(個票)】」「退院患者平均在院日数【患者調査】」があり、医療の質評価として、二次医療圏(構想区域)ごとで把握しておきたいものである。
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