キャリアブレイン「介護保険施設などにレジオネラ対策を周知- 厚労省、マニュアルを改正」(http://www.cabrain.net/news/article/newsId/46137.html)。<以下引用>
<厚生労働省は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護付有料老人ホームなど、入浴設備を伴う施設などの業界団体に対し、レジオネラ症の発生を防ぐための改正された対策マニュアルを事務連絡した。マニュアルでは、配管が複雑化した近年の浴槽では衛生管理に十分に配慮する必要があると指摘。その上で、具体的な対応策について示している。レジオネラ症は、レジオネラ菌の感染により引き起こされる感染症。主な症状は、高熱や全身の倦怠感、頭痛などを伴うレジオネラ肺炎で、国内での感染源は公衆浴場などの入浴施設が最も多い。また、高齢者や糖尿病患者、慢性呼吸器疾患患者など、抵抗力が落ちた人が罹患しやすい傾向もあることから、厚労省では、特に入浴設備を伴う介護保険施設の業界団体に対し、改正された対策マニュアルを事務連絡した。マニュアルは、湯をろ過・消毒し、循環させて使い続ける「循環式浴槽」について、具体的な対策のポイントを示している。近年、浴槽の配管構造が複雑化し、ジャグジーや露天風呂などが設置される例が増えている点について、「レジオネラ症の発生事例を踏まえると、設備の衛生管理や構造設備上の措置を十分に行う必要がある」と指摘。留意すべきポイントとして、湯を貯めるタンクに土ぼこりなどが入りにくくすることや、連日使用する浴槽水や再利用された浴槽水をジャグジーや打たせ湯などに再活用しないことなどを挙げている。また、浴槽からあふれ出た湯を回収し、ろ過・消毒して循環させる「オーバーフロー回収槽」については、高い確率でレジオネラ菌に汚染されることから、特に注意を呼び掛けている。具体的なポイントとしては、▽循環させる浴槽の湯に、浴場内の床排水が混入しない構造とする▽内部の清掃をしやすくするため、回収槽は地下に埋設することは避ける▽回収槽の壁面の清掃と消毒を頻繁に行う―などを示した。さらに、シャワーの内部で、レジオネラ菌が検出されることもあると指摘。シャワーからの感染を防ぐため、半年に1回はシャワーヘッドとホースを点検し、1年に1回はその内部の汚れを洗浄・消毒するなどの対策が必要としている。>
施設に関しては、改訂「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/tp0628-1/)、「結核院内(施設内)感染予防の手引き(平成26年版)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000046630.pdf)、改訂「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/tebiki.pdf)、「保育園サーベイランス」導入のための自治体向け手引書(http://www.syndromic-surveillance.net/hoikuen/tebiki/hoikuen_surveillance_lg_tebiki.pdf)、「(改訂版)保育所における感染症対策ガイドライン」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku02.pdf)は周知徹底しておきたい。
<厚生労働省は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護付有料老人ホームなど、入浴設備を伴う施設などの業界団体に対し、レジオネラ症の発生を防ぐための改正された対策マニュアルを事務連絡した。マニュアルでは、配管が複雑化した近年の浴槽では衛生管理に十分に配慮する必要があると指摘。その上で、具体的な対応策について示している。レジオネラ症は、レジオネラ菌の感染により引き起こされる感染症。主な症状は、高熱や全身の倦怠感、頭痛などを伴うレジオネラ肺炎で、国内での感染源は公衆浴場などの入浴施設が最も多い。また、高齢者や糖尿病患者、慢性呼吸器疾患患者など、抵抗力が落ちた人が罹患しやすい傾向もあることから、厚労省では、特に入浴設備を伴う介護保険施設の業界団体に対し、改正された対策マニュアルを事務連絡した。マニュアルは、湯をろ過・消毒し、循環させて使い続ける「循環式浴槽」について、具体的な対策のポイントを示している。近年、浴槽の配管構造が複雑化し、ジャグジーや露天風呂などが設置される例が増えている点について、「レジオネラ症の発生事例を踏まえると、設備の衛生管理や構造設備上の措置を十分に行う必要がある」と指摘。留意すべきポイントとして、湯を貯めるタンクに土ぼこりなどが入りにくくすることや、連日使用する浴槽水や再利用された浴槽水をジャグジーや打たせ湯などに再活用しないことなどを挙げている。また、浴槽からあふれ出た湯を回収し、ろ過・消毒して循環させる「オーバーフロー回収槽」については、高い確率でレジオネラ菌に汚染されることから、特に注意を呼び掛けている。具体的なポイントとしては、▽循環させる浴槽の湯に、浴場内の床排水が混入しない構造とする▽内部の清掃をしやすくするため、回収槽は地下に埋設することは避ける▽回収槽の壁面の清掃と消毒を頻繁に行う―などを示した。さらに、シャワーの内部で、レジオネラ菌が検出されることもあると指摘。シャワーからの感染を防ぐため、半年に1回はシャワーヘッドとホースを点検し、1年に1回はその内部の汚れを洗浄・消毒するなどの対策が必要としている。>
施設に関しては、改訂「高齢者介護施設における感染対策マニュアル」(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/tp0628-1/)、「結核院内(施設内)感染予防の手引き(平成26年版)」(http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000046630.pdf)、改訂「インフルエンザ施設内感染予防の手引き」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/tebiki.pdf)、「保育園サーベイランス」導入のための自治体向け手引書(http://www.syndromic-surveillance.net/hoikuen/tebiki/hoikuen_surveillance_lg_tebiki.pdf)、「(改訂版)保育所における感染症対策ガイドライン」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku02.pdf)は周知徹底しておきたい。