長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

【大阪市給食費滞納】「義務教育やろ。何で払わなあかんねん!」保護者の低いモラル課題

2016年10月24日 19時25分00秒 | 日記



























【大阪市給食費滞納】「義務教育やろ。何で払わなあかんねん!」保護者の低いモラルなど課題さまざま…全国未納額22億円、弁護士導入の先行自治体で効果








【大阪市給食費滞納】「義務教育やろ。何で払わなあかんねん!」保護者の低いモラルなど課題さまざま…全国未納額22億円、弁護士導入の先行自治体で効果© 産経新聞 提供 【大阪市給食費滞納】「義務教育やろ。何で払わなあかんねん!」保護者の低いモラルなど課題さまざま…全国未納額22億円、弁護士導入の先行自治体で効果

 給食費滞納への対応として、大阪市教委が弁護士への一部委託を始めるが、この問題については全国の学校関係者が頭を悩ませている。文部科学省の調査では全国の公立小中の未納額推計は約22億円(平成24年度)にのぼる。背景には保護者のモラルの低さとともに制度上の問題も浮かび上がる。

 「義務教育やろ。何で俺らが払わなあかんねん」。大阪市立小学校で教諭をしていた50代の男性が、こうした発言を、給食費未納の保護者から浴びせられたのは1回にとどまらないという。

 公立小中学校では、調理設備や調理員の人件費などは自治体など学校の設置者が負担している。保護者に給食費として負担を求めているのは食材購入費などだけだ。しかし、それすら払おうとしない保護者への対応に、教育現場は労力を割かざるを得ないのが現状だという。

 「督促に反応してくれるだけでもましなのかもしれない。完全に無視され連絡もつかないこともある」。男性は、そうため息をついた。

 文科省の調査で未納の原因を尋ねたところ、「保護者の責任感や規範意識」と回答した学校は61・3%に上り、「経済的な問題」の33・9%を大きく上回った。

 一方で、管理制度の問題も一因にあるとみられる。

 全国の小中学校の7割近くが採用している学校ごとの独立会計(私会計)では、滞納の保護者との折衝は担任や教頭、校長ら学校現場が主体。通常業務に加えて家庭訪問で督促を行うなどの負担が大きい上、法的措置など強い対応に乗り出しにくい。このため自治体として給食費を一括管理する「公会計」に切り替える動きも出ている。

 大阪市教委は26年度に公会計に変更し、事務局職員が滞納への対応に主体的にあたるようになった。「学校現場の負担を減らすことができ、滞納者への対応も明確に行えるようになった」(担当者)。しかし教職員の負担は皆無ではなく、職員からの働きかけでも徴収に限界はある。

 大阪市に先行して、昨年度から弁護士への委託を本格導入している東京都練馬区によると、導入前の25年度1年間で約260万円に上った給食費未納額は、27年度では半分以下の約120万円に減少した。弁護士からの督促で分割納付に応じたり、短期の未納にとどまるケースが増えているという。

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宇都宮爆発:容疑者「自暴自棄」投稿…離婚訴訟に不満募る

2016年10月24日 19時22分57秒 | 日記
































宇都宮爆発:容疑者「自暴自棄」投稿…離婚訴訟に不満募る





 宇都宮市本丸町の宇都宮市城址(じょうし)公園で23日に爆発物で自殺したとみられる栗原敏勝容疑者(72)=同市針ケ谷町=は陸上自衛隊を退官後、自ら開設したとみられるブログや本人のアカウントとみられるフェイスブックなどへの書き込みを繰り返していた。以前は精神障害者支援団体の活動報告などが多かったが、今年に入ると元妻との離婚を巡る民事訴訟への不満をつづる回数が急激に増えた。「自暴自棄」などの書き込みもあり、心境の変化が事件の背景になった可能性がある。【伊澤拓也、山崎征克】

 栗原容疑者は退官後、支援団体の相談員として精神障害者と家族の支援に取り組んでいた。ブログなどでもその様子が報告されていたが、今年1月以降は離婚に至った経緯や、宇都宮家庭裁判所の裁判官や調停員への批判が次々と書き込まれるようになった。

 書き込みは内容が重複し、怒りの根深さが垣間見える。「債権差し押さえ命令で生活資金を没収された。住居も競売される」とも記し、金銭面で苦境に立たされていることもうかがわせた。

 事件の1週間前には「ネット炎上を期待しているが、訪問者さえ少なく、いろいろと工夫している。大げさにしなければならない」と、離婚後の孤立感が表れた投稿が掲載された。さまざまな時事のニュースに関するつぶやきでは、頻繁に「自暴自棄」という言葉が登場する。

 栗原容疑者は、通信機器など機材の取り扱いや気象に詳しい自衛官だったようだ。本人とみられる人物が今年4月、動画サイトに投稿した「栗原敏勝の自衛隊退官パーティー」という動画によると、栗原容疑者は36年間、自衛官として勤務し、1999年4月に定年退官。退官時の階級は中堅幹部にあたる2等陸佐で、所属は航空学校宇都宮分校だった。


全焼した栗原敏勝容疑者の自宅を調べる捜査員や消防隊員ら=宇都宮市針ケ谷町で2016年10月24日、野田樹撮影© 毎日新聞 全焼した栗原敏勝容疑者の自宅を調べる捜査員や消防隊員ら=宇都宮市針ケ谷町で2016年10月24日、…
 気象予報官としての職務が長く、同分校では91~96年に気象教官として学生約200人を指導したという。また、地上訓練機班長として訓練に使うフライトシミュレーターの改修やパソコンのCPU(中央演算処理装置)の改良などにあたった。

 宇都宮市内のホテルで開かれたというこのパーティーで、当時の同僚は「きちょうめん。しっかりとしたデータ管理で活躍された」と仕事ぶりを褒めたたえていた。

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【福〇清〇犯人説?】宇都宮で複数の爆発か、1人死亡3人けが 駐車場と公園

2016年10月23日 15時46分06秒 | 日記

























宇都宮で複数の爆発か、1人死亡3人けが 駐車場と公園








 23日午前11時33分ごろ、宇都宮市中央3丁目のコインパーキングで車が燃えているのを、警戒中の栃木県警の警察官が見つけた。その約6分後には、同市本丸町1丁目の宇都宮城址(じょうし)公園で人が燃えているのを別の警察官が見つけた。

 県警によると、1人が死亡し、公園内にいた3人がけがをしたという。

 現場の城址公園は宇都宮市役所のすぐ東側の住宅街にあり、コインパーキングは城址公園から直線距離で約150メートル北側にある。城址公園では「宇都宮城址まつり」が開かれていた。

 コインパーキングの近くに住む自営業の男性(48)は午前11時半ごろ、自宅でドーンという爆発音を耳にした。「窓ガラスが揺れるほどの大きい音だった」といい、しばらくして2回ほど爆発音が続いた。


コインパーキングで炎をあげ燃える車両(23日午前11時39分、宇都宮市、読者提供 車のナンバーにモザイクを入れています)© 朝日新聞 コインパーキングで炎をあげ燃える車両(23日午前11時39分、宇都宮市、読者提供…
 自宅を出ると、コインパーキングに止まっていた乗用車が火だるまの状態で、黒煙が上がり、しばらくして隣の車にも火が燃え移った。

 男性は「このあたりは市の中心部に近く、休日は市内に買い物に来たり、公園に行ったりする利用客が多い。今日は公園がお祭りで、周囲はいつも以上に人通りが多かった」と話した。

 現場近くの別の住民によると、爆発は2回あったという。1回目はコインパーキングの車が爆発、その約1分後に城址公園のベンチで爆発があった。ベンチは真ん中で折れて、近くの自転車も爆風で倒れていたという。

 城址公園での爆発現場近くにいた別の人の話によると、大きな音がして、音の方向を見ると、白いシャツの男性が倒れていた。腹部から出血し、ほぼ動いていないような状況だったという。

■現場の公園、当日イベントの予定

 23日午前に爆発音がした宇都宮城址(じょうし)公園は、宇都宮市役所の東約150メートルにある。宇都宮城の本丸跡に位置し、年間を通して様々な催しに使われる。市ホームページによると、23日は模擬店やステージイベントがある宇都宮城址まつりが開催されていたが、中止になった。

 公園内の清明館には歴史展示室や和室があり、様々な文化活動に利用されている。

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【結婚できないんじゃなく、しないんです】生涯独身でも、不幸とは限らない

2016年10月21日 18時56分27秒 | 日記






















【結婚できないんじゃなく、しないんです】生涯独身でも、不幸とは限らない




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ひかり




■そもそも生涯独身だと、不幸なの?

よくニュースなどに出てくる生涯未婚率。これは、50歳までに一度も結婚をしない人の割合を指します。

国立社会保障・人口問題研究所によると、直近の2010年の段階で、男性が20.1%、女性は10.6%だと言われています。

独身者の中には「自分も一生独身かもしれない」と不安がっている人は少なくありません。それは、生涯独身である不安というよりも、その結果、不幸になってしまう恐怖心からきていると言えるでしょう。

でも、そもそも生涯独身だったら、不幸なのでしょうか?

■生涯独身でも幸せな人はいる

生涯独身の人の中には、自らの意思で、独身でいる人もいれば、結婚の機会がなく、しなかった人もいます。

まず、自分の意思の場合は、不幸でも何でもありません。また、結婚の機会に恵まれなくて独身の人はどうか?というと、もし経済的にも精神的にも自立している人であれば、「自由な時間があり、自分のペースで生活できるから、不幸とは思っていない」という人は意外と多くいます。

「老後が心配」という人もいますが、夫婦共々高齢になったら、相手の介護をする体力がない、なんてこともありますし、現代は子供がいようと施設に入る人は少なくありません。子供は自身の人生で忙しいから、自分の介護のために子供の時間を奪いたくないと思う人だっているでしょう。

よく誤解されがちなのが、生涯独身なのと、「自分の思いを分かち合う人がいない」というのは、別の話です。後者は孤独です。それは、結婚経験者であっても、そういう人がいなければ寂しい人生になってしまうでしょう。

なんだかんだ言って、人は生まれるときも、死ぬときも一人です。だからこそ、心を許せるような友達がいて、また、一人で死ぬ覚悟を心のどこかで持てるのであれば、生涯独身でも、結婚経験者と変わらず、それなりに幸せな老後を過ごせる人もいるでしょう。

■結婚未経験者よりも、結婚して離婚した人の方が多い!?

ある程度の年齢になって独身でいる人の中には、生涯独身の人だけではなく、離婚経験者もいます。現在は、「3組に1組が離婚をしている」と言われているので、単純計算をすると、「生涯独身である人よりも、離婚して独身になった人の割合の方が多い」と言えます。

つまり、「そもそも結婚をしていない生涯独身者の方が、離婚の苦しみを味わわない分、よかったのでは?」なんて見方だってできるのです(笑)。とはいえ、もちろん何事も経験なので、離婚も含め、人生経験としては、決して悪いことではないですけどね。

だからと言って、別に結婚することを否定しているわけではありません。ただ、手放しに「結婚すればいい」というものではない、とは言いたいです。だからこそ、生涯未婚率など挙げて、独身者の不安をあおるニュースに対しては、疑問です。焦らせたところで、いい結婚はできないし、むしろ判断力を誤って、不幸になってしまうこともあるからです。

結局、「生涯未婚率」なんて話題をわざわざ出すのは、結婚相談所など、「結婚」をビジネスにしている人たちが多いもの。日常的に友人らの口から出る言葉でもないですしね。つまり、「結婚=幸せ、生涯独身=不幸」というロジックで、加入を薦めているだけのことです。そこにあるのは、相手への思いやりというよりは、自分のメリットです。

また結婚しない人が増えると、年金などを問題に出してくる人もいます。でも、そもそも戦後のベビーブームの人たちの老後を支えられるだけの多くの若者を増やすことなど、現実的に不可能です。少子化防止ばかりを目指さないで、今後は年金制度自体を変えていくことが重要です。もっと国がお金を増やす方法を考えるなり、税金の使い道を変えるなりして、今までの方法を変える方が効率的とも言えるでしょう。

結局、生涯未婚率についての話題は、「自分が独身であることに不安を感じている人」「それをビジネスにしようとしている人」、もしくは「人が独身であることを面白く思わない人」など、様々な人がいるからこそ、色々な反響があるのでしょうね。

では、「人が独身であることで面白くない人」というのは、どういう人なのでしょうか?

■なぜ、無理やり独身者に結婚を薦めるのか?

独身であることに、とやかく言ってくる人は、親族や近しい関係の人など、愛情から言ってくる人もいれば、逆に「独身者が幸せだと面白くない人」もいます。

たまに、「たばこの喫煙者に対して、一番厳しいことを言う人は、たばこを吸ったことがない人ではなく、頑張って禁煙している人が多い」なんてことを聞きます。

そういう人は、表向きは「たばこは健康に悪いし、お金だって馬鹿にならないし、百害あって一利なしだ」なんて正当化していても、心の奥底で思っていることは、「自分も頑張っているのだから(耐えているのだから)、それをやらないで、美味しそうにたばこを吸っている人はムカつく!」ということもあります(苦笑)。

もちろん本当に健康を取り戻し、禁煙の素晴らしさを実感して薦めている人もいるとは思います。でも、「薦める」のと、「無理強いする」のは、違います。無理強いするという行為は、やはりそこにあるのは「愛」よりも、「心の闇」なんですよね。

それで言うと、人が独身であることを否定的な人は、自分は今、結婚生活で不満を抱いていて、逆に独身で自由に楽しそうに過ごしている人を見ていると、「結婚もしないで、フラフラしちゃってさ!」「私は自分の時間もなく頑張っているのに、自分のことばかりできるなんて、ズルイ!」といった、イライラした気持ちがあることも少なくないもの。

そうでなければ、他人が独身であることをわざわざ否定もしなければ、結婚を無理強いする必要もないからです。人それぞれに幸せの形は違うし、もし自分は結婚して幸せなら、その幸せは人に押し付けずに、自分で噛みしめていればいいだけのことです。

もしくは、「こうでなくてはいけない」という価値観が凝り固まっている残念な人も、むやみに結婚を薦めがちです。つまり、どちらにしても、本当の意味で、幸せを理解している人でも、幸せな人でもないことが多いのです。だから、独身者は、そういった心無いアドバイスに心を乱される必要はありません。

ただ、だからと言って、「結婚制度」に否定をしているわけでもありません。人によっては合う制度なので、したい人はした方がいいと思います。結婚をすることで得られる幸せも、もちろんありますしね。

でも、逆に世の中には、「結婚制度そのものに対して、声高々に否定する独身の人」もいます。それはどうしてでしょうか?


よくニュースなどに出てくる生涯未婚率。そのデータに不安を感じる独身者は少なくありません。ただ、そもそも生涯独身だったら、不幸なのでしょうか?© All About よくニュースなどに出てくる生涯未婚率。そのデータに不安を感じる独身者は少なくあり…
■結婚制度を否定しなくてはいられないのは、なぜ?

結婚は権利であって、義務ではありません。だから、自分に合わないなら合わないで、しなければいいだけのことです。わざわざ否定をする必要はありません。

それでも、どうしても制度そのものを否定したくなる独身者はいます。そういう人は、「結婚していない自分を肯定したい」という気持ちが強く働いていると言えるでしょう。

前述の「むやみに結婚を薦める人」と同様、本当に自分のことを肯定できている人は、自分とは違う環境の人をわざわざ否定するような発言はしません。

否定をすればするほど、その否定しているものに対するコンプレックスが見え隠れすることはよくあることです。でも、コンプレックスは、自分と向き合って解決するしかありません。仮に人の価値観を変えられ、「独身は素晴らしいんだ」と思われたところで、自分が自分に納得できていなければ、何にもならないからです。

ただ、結婚制度に否定的な発言をする人は、わざわざそういったことをしなくてはいけないくらい、周りから自分が独身であることで、色々と失礼なことを言われてきた人も多いのかもしれません。だから、「反撃」という意味で、否定せずにはいられない、ということもあるでしょう。

また、それを否定しなくては、「結婚をしていない劣等感から、自分を否定してしまう」という恐れを抱いているところもあるのかもしれません。

つまり、最終的には、結婚制度うんぬんという話ではなく、自分自身の問題にぶつかるのです。

ただ、1つ良い点を挙げれば、一昔前のように、結婚していないだけで否定される発言を言われた時代から、今度は、結婚を否定できる発言が普通にできるようになってきたことは、いい意味で「時代が変わった」ということです。だったら、今後は、生き方の多様化が当たり前だと思われる世の中に、もっとなってほしいものですよね。

では最後に、これだけは伝えておきたいことがあります。「生涯独身は、不幸なのか?」ということに疑問を持つ人というのは、そもそも「幸せとは何か?」を理解していない人も少なくありません。

■幸せは、自分の心が決めるもの!

生涯独身でいたら、不幸かどうかと言うと……それは自分次第です。

生涯独身だから不幸で、結婚したら幸せなんて、そんなに人生は単純ではありません。結婚相手にもよりますし、子供の有無だって、関係してきます。自分が結婚に向いているタイプなのか、というのもあるでしょう。

「生涯独身になったら不幸なのか、幸せなのか」なんて、人に答えを求めたところで、本当の答えは出てきません。

そもそも幸せは、“自分の心”次第です。

自分が目の前にある幸せを見つけられる人は、比較的、どんな環境でも幸せでいられるし、自分にないものばかりに目がいく人は、どんなに恵まれた環境でも幸せではいられません。

仮に独身であっても、「自由な時間がある。自分で使えるお金がある。友達と遊ぶ時間がある。恋愛をする自由がある」と思える人は、おそらく幸せでしょう。

また、「人から見て、幸せそうに見えるか?」ばかりを気にしてしまう人も、自分軸で生きていないので、幸せにはなりにくいです。人にいくら幸せそうに見えたところで、自分が幸せを実感できなければ、意味はないですしね。

人にとって幸せな環境が、自分にとっても幸せとは限りません。逆に人にとって不幸な環境が、自分にとっても不幸とは限りません。つまり、それだけみんな、それぞれ「自分の人生を歩んでいる」ということなのです。そこに正解も不正解もありません。

誰の人生でもなく、自分の人生なのだから、自分が納得できるように、自分の人生を作っていくしかないのです。人と比べたところで、意味はありません。だからこそ、自分を信じて、自分が選ぶ道をしっかり歩んでいきたいものですよね。

一生独身であっても、幸せ体質の人は、幸せでいられます。

ただ、一昔前は女性が家庭に入り、男性に養ってもらう家庭環境が多く、生涯独身でも幸せな人という前例が少ないため、不安がっている人も少なくないのでしょう。女性が社会進出するのが当たり前になった現代、今後は、もっと結婚の形も変わってきますし、「生涯独身であることも、人によっては幸せな生き方だ」と、より認知されるようになってくるでしょう。

だから、むやみに生涯独身や生涯未婚率の話題に惑わされることなく、自分なりの幸せを掴める人でありたいものですね。

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グローバル化に疲弊した世界

2016年10月21日 18時02分14秒 | 日記


























グローバル化に疲弊した世界



 フランスの歴史学者のエマニュエル・トッド教授はアメリカの「トランプ現象」やイギリスの「EU離脱」などを”グローバル化への疲れた世界の現象”だと警鐘を鳴らしています。グローバル化が行き過ぎると人口のわずか1%の富裕層が特権化するといいます。英国のEU離脱やアメリカの「トランプ現象」は大衆の反発であり、「民主主義の復活」です。社会の衝突は経済的な原因から教育的な原因に移行したのです。日本でなくとも学歴主義・偏差値主義はあるといいます。

確かに高学歴なら一流で低学歴(といっても高卒専門学校卒でもですが)なら「じゃあガソリンスタンドで」「じゃあ、工場で」「事務職もうやってない(という嘘)」です。どんなに才能があっても低学歴なら認められないのです。そういうひとが1%に登り詰めるには、特殊な才能が認められるか、宝くじが当るか(笑)とにかく教育レベルはそのひとの経済的な将来を決めてしまうからです。

 ほとんどのひとが高等教育を受けるようになり、高学歴ないわゆる「学歴エリート」は低学歴を侮蔑的にみていて「上から目線」で大衆の反発を「ポピュリズム(大衆迎合)」と笑うだけです。低学歴はすべてを諦めざる得ない。

まことに哀しく、理不尽な社会です。偏差値や学歴ですべてが決まってしまう。まことに馬鹿げた社会であり世界なんです。

 私はこうした格差が、もっといえば高学歴な集団が、愚かな集団であると思います。大卒資格や博士号を得ることが駄目だというのではない。むしろいいことでしょう。只、本当のエリートとは社会的な責任(いわゆるノブレスオブリージュ)を自覚して社会的に貢献しているひとたちなんです。

 大学を出れば一流ではないのは馬鹿でもわかること。それがわからないから馬鹿だ、というんです。農協の人事担当や零細企業の人事担当者ならそれでもいいかもしれません。ですが、普通の企業はそういう学歴主義・偏差値主義で人事をしては馬鹿な学歴エリートをつかむことになります。

ほんとうにグローバル化に疲弊した世界はもう学歴に騙されない世界に変わり始めました。日本の企業や組織の変革は、いつ頃になるでしょうか?組織や会社がつぶれる前に、そのことを気づけばいいのですが(笑)こればかりは社会の変革ですから何ともならないかも知れません。まさに悪夢です。





山形県 フリージャーナリスト 緑川鷲羽(46)


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転職でバレる「どの職場でも二流の人」の末路 「仕事人生から転落」するのは、こんな人です

2016年10月21日 14時24分41秒 | 日記



























転職でバレる「どの職場でも二流の人」の末路 「仕事人生から転落」するのは、こんな人です







東洋経済オンライン
転職によってバレる二流の人の欠点とは?(写真:lightwavemedia / PIXTA)© 東洋経済オンライン 転職によってバレる二流の人の欠点とは?(写真:lightwavemedia / PIXTA)  
 「学歴・頭のIQ」で、「仕事能力」は判断できない。仕事ができるかどうかは、「仕事のIQ」にかかっている。

 『世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた』と『一流の育て方』(ミセス・パンプキンとの共著)が合わせて25万部突破の大ベストセラーになった「グローバルエリート」ことムーギー・キム氏。

 彼が2年半の歳月をかけて「仕事のIQの高め方」について完全に書き下ろした最新刊『最強の働き方――世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ77の教訓』は、アマゾンでも4日連続で総合1位を獲得するなど、早くも19万部を超える異例の大ベストセラーとなっている。

 本連載では、ムーギー氏が「世界中の上司に怒られ、凄すぎる部下・同僚に学んだ教訓」の数々を、『最強の働き方』を再編集しながら紹介していく。

 本連載の感想や著者への相談、一流・二流の体験談・目撃談はこちら

「転職で転落する人」は何がダメか?

 「うわー、今度はあの会社が、”業界のジョーカー”を雇ってしまったんか……」

 世界中の職場で働いていてよく目にするのは、面接はうまいが実力がまるでない二流の人を、転職先の企業が”間違って”雇ってしまうケースである。

 詳しいエピソードは後述するが、一般にエリート業界と呼ばれる外資系金融の世界でも「業界のババ抜き」と陰で呼ばれているような「二流以下の人」は少なからず実在する。

 そういう人は、どの会社に行ってもうだつが上がらず、自分の二流さがバレる前に、転職を繰り返したりする。

 転職も一事が万事で、学歴や頭の良さとは関係ない。本当に仕事ができる「仕事のIQ」が高いかどうかは、転職によって如実にあらわれるものだ。

 大事な点は、仕事がデキない二流の人は総じて、たとえ転職をせずに会社に残ったとしても、出世はしないし、たいして成果を残せないということである。

 では、いったい二流の人のどんな欠点が、転職によってバレるのか? 二流のビジネスパーソンたちはどのように「キャリア選択の失敗」を連発し、「キャリアの階段」をどんぐりコロコロ転げ落ちていくのか? 「それはそれは恥ずかしい二流の転職」について、さっそく紹介したいと思う。

 二流の転職でまずバレるのは、その人の「主体性のなさ」である。

向いていないのに世間体で「エリート」を目指す人たち

 【1】「自信と主体性のなさ」がバレる

 やれ「一部上場の大企業か、地元の母親でも知っている著名企業がいい」とか、やれ「学校の同窓会で威張れる一流企業で、できれば横文字で頭よさそうと思われる外資系の会社がいい」などという、「きわめて本質から離れた外形的な理由」で仕事を選んでいる人は、一目散に二流街道まっしぐらである。

 こんな「外形的な基準」でしか転職できない人は総じて自分に自信がなく、自己紹介するときに自分の出身校しか「自分を認められるもの」がなかったりする。

 そういう人に限って、「将来、人生で何を成し遂げたいか」「自分にとって大切な価値は何か」「自分が楽しいこと、得意なことは何か」という自己分析など二の次、三の次だ。この二流の人たちにとっては、「自分が何を達成したか」「何を達成しようとしているか」より「どの組織に所属しているか」が大切なのである。

 ちなみに三流すぎる人になると、パソコンの検索履歴に「就活偏差値」「転職偏差値」「企業偏差値」など、それはそれは恥ずかしいキーワードが乱舞していたりする。

 大学受験のみならず、社会に出ても「他人が決めた軸」でランキング付けされた「むなしい偏差値」の上下で自分のキャリアを選択する情けない”エリート“たち。彼らは、キャリア選択でも「主体性のない」恥ずかしい人々の典型だろう。

 自分がどのような基準で転職先を選んでいるかで、「自分の価値観への自信と主体性」の有無がバレると肝に銘じてほしい。

 【2】「実力のなさ」がバレる

 次に転職でバレるのが、自分が有言実行できる人物かどうか、つまり「口先に実力が伴っているか」どうかである。

 二流のエリートの特徴として、「面接だけはめちゃくちゃうまいが、いざ雇うと、えらくガッカリで全員を失望させる」という点が挙げられる。

 口先だけの二流の人は、面接のときだけいかにも問題意識が深く、意識が高く、行動力が旺盛で信頼できる印象を与える。

 しかしいざ働くと、そもそも学習能力がなく、これまでの経験や人脈の切り売りだけでしか貢献ができない。そして、自分が簡単にできないことは、部下にすべてを押し付ける、内実は「働かない二流のおじさん・おばさん」というケースも少なくないのだ。

 そういう人に限って、自分の二流さが社内にバレたタイミングを見計らって、また張り切って転職活動を再開する。

 古巣の会社としても、「できれば揉めずに平和に出て行ってほしい」と思っているので、彼ないし彼女の転職活動には大変協力的である。

 結果的に、「次はあの会社がだまされて雇ってしまった!」という、もはや「業界のババ抜き」みたいになっている二流のエリートが存在するのだ。

 二流どころか三流の「業界のババ抜き」を語るうえで、私の三流の友人・本山さん(仮名)に登場してもらおう。

外資を解雇され、クビにならない「安全地帯」の日系企業に

 本山さんの華々しい“転落キャリア”は、大手米系投資銀行のニューヨーク研修が終わった途端にクビになるという「スピード解雇」で幕開けした。

 外資金融を解雇された人の王道だが、その後、日系の金融機関という「クビにならない安全地帯」で数年過ごした本山さん。しかし彼は、景気回復の局面で欲を出して再び外資に舞い戻るものの、ものの見事にその2年後にはもう一度、その外資もクビになってしまった。

 その後は謎のベンチャーのCFO(最高財務責任者)などに雇われるも、金融業界にいただけで財務の専門家でも何でもないので、新天地でも周囲をガッカリさせつづけている。

 本山さんの三流さを知る周囲の人たちは「次はどの会社がこの“業界のジョーカー”を引き抜いてしまうのか」と固唾を飲んで見守っているのである。

 【3】「人脈のなさ」もバレる

 本題に戻り、もうひとつ転職でバレるのは「人脈のなさ」である。

 新卒直後ならいざ知らず、社会人生活が5年たっても10年たっても20年たっても、永遠に人脈が形成されない人たちがいる。

 そういう人たちに限って、いつまでも日曜日の『日経新聞』の求人欄を血眼になって読んでいたり、本当は年収2000万円の案件などほとんどないのに「年収2000万円の仕事がここに!」などという、「それはそれは恥ずかしい釣り文句」につられて、謎の求人メールに飛びついたりする。

 彼らは、客観的に見た自分の能力に、2000万円の市場価値がつくよう頑張ったりはしない。楽観的なことに、誰かが何かの間違いで、自分に2000万円放り投げてくれるかもしれないと、本気で信じているのだ。

 ポジションも上がってくると、転職は「誰を通じてその会社にアクセスしているか」が重要になる。

 新卒の数年間ならまだしも、30代中盤くらいからは、自分を信頼してくれて、自分と会社のフィットをわかっている「真の人脈」からの紹介ベースで転職するものだ。そういう人脈がなければ、新聞広告や求人メールに飛びつく無数の人々との激しい消耗戦になってしまうことが多い。

 だからこそ、自分と会社の双方をよく知る、信頼できる人脈をどれだけ築き上げたかどうかが、30歳からのキャリアには大切になるのだ。

 転職活動で頼るのが、謎の「2000万円稼ぎませんか?」などという求人メールだったとき、あなたの転職活動はすでに、恥ずかしい恥ずかしい三流の域に転落していると断言していいだろう。

 それでは、このような「二流の転職」を経験しないためには、どうしたらいいのか。仕事で自己実現を遂げている一流の人の共通点から、3つに絞って論じてみたいと思う。

「好き×得意×需要のあること」は何ですか?

 【1】「自分が楽しめること」「やりたいこと」を知っている

 仕事で自己実現を果たしている人は、そもそも「自分が何を好きなのか」を知っているものだ。

 以前、ウォーレン・バフェットがビル・ゲイツとともにワシントン大学で行った講演で、「自分が成功したのは、毎日やりたいことをやっているからだ」と断言していたものだが、「好きなこと」を知ることは自己実現への第一歩である。

 「あなた、人生で何やりたい人なの?」と問われて、すぐに答えられるだろうか。「自分が何をやりたいのか」という、シンプル極まりない質問に答えられない人が9割を超えるのが悲しい現実ではないだろうか。

 仮に「何がやりたいのか?」という自問にピンポイントで答えられなくても、自己実現の要素や方向性に関する、自己認識の深さが、一流の転職には大切なのである。

 【2】「自分が得意なこと」を知っている

 一流の仕事選びにとって次に大切なのは、「自分が何をできるか」「何なら他人との競争に勝てるのか」を熟知していることだ。

 当たり前の話だが、好きだからといって「苦手なこと」「自分がうまくできないこと」を仕事にしているようでは、それは単に「大迷惑な道楽者」である。好きだが他人がやったほうがよっぽどうまくできることを仕事にしてしまっては、自分も会社もお客も全員不幸になる。

 結局のところ、転職で成功しようと思えば、「自分の強み」を正確に理解し、それをありがたがってくれる職場とのマッチングの精度を上げることが非常に大切になるのだ。

 くれぐれも「好きだが不得意なこと」は趣味にとどめておき、「好き×得意」の交差点にキャリア上の自己実現を見いださなければならない。

 【3】「社会的にニーズがあること」を知っている

 最後に大切なのが、当たり前だが「社会的ニーズのあることを考える」ということである。

 世の中には研究が好きで、他人よりうまくできるものの、出来上がった商品がまったく売れないという人や研究所は多数存在する。

 私の友人に、ドイツ系シンガポール人で非常に優秀なエンジニアがいるが、彼が始めたベンチャーが、なんと「庭に入ってくる小動物に水鉄砲を発射して撃退する」機械だったのだ。この商品は案の定、1台も売れなかった。

 これは、「好きで得意だろうが、市場性がなければその仕事で自己実現はできない」という、とても恥ずかしい一例といえるだろう。

 仕事で自己実現をしようと思えば、「自分が好きなこと×得意なこと×市場性のあること」というシンプルだが最も重要な3つの問いに応えなければならない。

 さもなければ、一度しかない人生をかけて、①得意だがつまらないことに邁進するか、②好きだが苦手なことで他人に迷惑をかけるか、はたまた③結果的に誰も買わない「小動物水鉄砲撃退マシーン」をつくってしまうという、それはそれは二流の、恥ずかしい人生に転落してしまうのである。

(イラスト:岸 潤一)

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【安倍政権資質なし閣僚多し】稲田防衛相:矛盾突かれ答弁で涙…専門家「ボロが出た」

2016年10月20日 14時42分32秒 | 日記

























稲田防衛相:矛盾突かれ答弁で涙…専門家「ボロが出た」





質問の辻元氏「うろたえる大臣……国益を損ねている」

 8月に入閣した稲田朋美防衛相を巡り、開会中の国会で、過去の発言と防衛省トップとしての言動の食い違いがクローズアップされている。発言の矛盾を問われ、答弁で涙ぐむ場面もあった。安全保障法制のもと、自衛隊は駆け付け警護など新たな活動領域に踏み込む。それを指揮するトップに不安の声が上がっている。【遠藤拓、三股智子】

 野党は稲田氏に対し、9月30日の衆院予算委員会での辻元清美氏(民進党)による質問を皮切りに、日米安保や日本の核武装、尖閣諸島問題などを巡る過去の言葉を引用し、防衛相としての見解を繰り返しただしてきた。そのたびに稲田氏は政府の公式見解を述べ、過去の発言の修正に追われる印象を与えてきた。

 「こうした人物に我が子を預ける親は、私に限らず不安だろう」。陸上自衛官の次男を持つ北海道千歳市の50代の女性は懸念を口にした。「自衛隊などについて防衛相になる前からさまざまな発言をしていたが、言うことがくるっと変わった。南スーダンの訪問予定も体調を理由にキャンセルし、批判されれば慌てて訪問する印象だ」と話した。

 専門家はどう見るのか。

 軍事評論家の前田哲男さんは「資質もないのに大臣となり、ボロが出たのだろう」と厳しく指摘した。「防衛相には憲法と日米安保体制に折り合いを付ける覚悟と見識が求められる。稲田氏は、そのどちらも持ち合わせていないようだ。そこが野党側に狙われた」と分析する。

 一方、坂元一哉・大阪大大学院教授(国際政治学)は「日本独自の核保有を巡る発言は稲田氏が大臣になる前の発言だ。ここまで問題にするのはいかがなものか」と野党側の姿勢に疑問を呈し、「大臣になって間もない時期であり、まずは職務に専念してほしいと思う」と話した。


辻元清美氏の質問にうつむく稲田朋美防衛相=国会内で2016年9月30日午後2時54分、藤井太郎撮影© 毎日新聞 辻元清美氏の質問にうつむく稲田朋美防衛相=国会内で2016年9月30日午後2時…
 稲田氏が涙を浮かべたのは9月30日。辻元氏が8月15日(終戦の日)の全国戦没者追悼式を欠席した理由をただした時だ。稲田氏は海賊対処で自衛隊の駐留するアフリカ・ジブチを訪問中だった。

 辻元氏は「涙を浮かべ、震えていた。矛盾を突かれ、答弁しようがなかったのだろう。うろたえる防衛大臣を世界各国はどう思うか。国益を損ねている」と指摘する。

 一方、菅義偉官房長官は記者会見で「高い緊張感をもって職務を果たしている」と擁護した。

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関ヶ原の戦いは「裏切り者を見抜く」教科書だ 「友人、部下、同僚」こんな人物は要注意!

2016年10月20日 14時00分12秒 | 日記

























関ヶ原の戦いは「裏切り者を見抜く」教科書だ 「友人、部下、同僚」こんな人物は要注意!







数多くの「裏切り者」が現れた関ヶ原の戦いを知ると、裏切りを「見抜く」目が養われます(写真:akg-images/アフロ)© 東洋経済オンライン 数多くの「裏切り者」が現れた関ヶ原の戦いを知ると、裏切りを「見抜く」目が養われます(写真…  
 関ヶ原の戦いは「裏切り」によって勝負が決着したのは有名だ。

 よく知られているのは「小早川秀秋」の裏切りで、彼の決断が戦いの行方を左右したと広くいわれている。

 しかし、実際の関ヶ原の戦いで、石田三成率いる西軍を裏切ったのは小早川秀秋ひとりではなく、ほかの多くの大名も追随して裏切っている。

 彼らはなぜ「裏切った」のか? この「裏切り者」への道を選んだ彼らの動機を探っていくと、そこには現代にも通じる日本社会特有の「しがらみ」が見えてくる。

 「日本史を学び直すための最良の書」として、作家の佐藤優氏の座右の書である「伝説の学習参考書」が、全面改訂を経て『いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編』『いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編』として生まれ変わり、現在、累計15万部のベストセラーになっている。

 本記事では、同書の監修を担当し、東邦大学付属東邦中高等学校で長年教鞭をとってきた歴史家の山岸良二氏が、関ヶ原の戦いに見る「人が裏切る動機」を解説する。

西軍が負けたのはすべて三成のせい?

 「1600年の関ヶ原の戦いで、徳川家康率いる東軍が勝利した要因は何ですか?」

 そう質問されると、歴史ファンに限らず、多くのみなさんが「小早川秀秋の裏切り!」と即答するでしょう。

 もちろん、その答えは正解です。彼の裏切りによって、互角で推移していた戦いの形勢はいっきに東軍の優勢へと転じます。

 しかし、このとき西軍を裏切ったのは小早川秀秋だけではありません。ほかにも多くの西軍所属の大名が、大将である石田三成の指示に従いませんでした。なかには「本当の裏切り者」とも呼べる戦国武将もおり、これらが原因で西軍の劣勢は決定的となりました。

 小早川秀秋をはじめとする彼らが西軍を裏切った理由として、「石田三成が味方からも嫌われていた」ことが一般的によくいわれています。しかし、はたして本当に理由は「それだけ」だったのでしょうか。

 あらためて「裏切り者」となった人たちの動機を細かく見てみると、興味深いことに、そこには現代に生きる私たちの社会にも見られる、もっと「多様な理由」が存在します。

 そもそも「人が裏切る」動機は何なのか。どういう人間が裏切る可能性が高いのか。今回は「裏切り者」を見抜くコツを、裏切りが続出した関ヶ原の戦いを題材に解説したいと思います。

 今回も、よく聞かれる質問に答える形で、解説しましょう。

勝敗を左右した「裏切り」とは?

 Q1.「関ヶ原の戦い」はいつどこで行われたのですか?

 戦いが行われたのは、1600(慶長5)年9月15日です。ただし、この日付は「旧暦」で、いまの「西暦」に直すと秋本番の10月21日です。

 現在も東海道新幹線や名神高速道路などが走る「関ヶ原」は、岐阜県と滋賀県の県境に近く、北国街道、中山道、伊勢街道など主要街道が交わり「関所」が置かれるなど、古くから交通の要衝でした。

 「関ヶ原」の地名は、この「関所」に由来します。

 Q2.誰と誰が戦ったのですか?

 それぞれの主導者は、東軍「徳川家康」、西軍「石田三成」です。

 「東軍」は、主に東国の大名を中心に、豊臣秀吉の子飼い福島正則や黒田長政なども含む総勢7万4000。

 一方の「西軍」は、西国の大名が中心で、宇喜多秀家、小西行長、小早川秀秋など総勢8万2000。ちなみに西軍の「名目上」の総大将は、石田三成ではなく毛利輝元(てるもと)です。

 Q3.「戦いの原因」を教えてください

 原因は、「豊臣秀吉亡き後の政治の主導権争い」です。

 彼の息子、豊臣秀頼(ひでより)はまだ幼く、本来であれば徳川家康ら有力大名と石田三成ら優秀な文官との「合議」により政権運営が行われるはずでした。しかし、徳川家康はこれらのルールを無視し、次第に台頭していきます。

 その結果、「徳川家康に追随する大名」と「反感を募らせる石田三成のような大名」との間で亀裂が深まり、これがやがて「関ヶ原の戦い」へと発展します。

 Q4.どのように決着がついたのですか?

 戦いは、わずか半日で勝負がつきました。

 開戦時、東西両軍の兵力差はさほどなく、東軍を包囲するように布陣した西軍が有利な状況でした。

 しかし、戦闘に加わらない西軍大名が多く、戦況はしばらく拮抗します。やがて、家康の鼓舞に東軍がやや勢いを増すと、これを見た小早川秀秋はじめ西軍の一角が東軍に寝返り、この結果、石田三成ら西軍はなすすべなく敗走しました。

 Q5.裏切り者の「動機」は何だったのですか?

 そこには、大きく分けて「5つの動機」が存在します。

 西軍を裏切った大名を例にとりながら、「人が裏切る動機」を分析してみましょう。

「怨恨」「血縁」裏切りの動機は十人十色

 1.「冷遇」されたことへ恨み(小早川秀秋)

 裏切る動機のひとつめは、「小早川秀秋」(筑前名島〔福岡県〕30万石)に代表される、「冷遇」されたことに対する個人的な恨みです。

 小早川秀秋はもともと豊臣秀吉の妻、北政所(きたのまんどころ、おね)の甥で、子どもに恵まれなかった秀吉の養子となり「後継者候補」といわれていました。

 しかし、秀吉に実子「秀頼」が誕生すると、一大名の小早川家に養子に出されてしまいます。その後も戦場での失態から領地を没収されて左遷されるなど、石田三成ら豊臣政権から「さんざん、冷遇」されました。

 やがて小早川秀秋は旧領を取り戻しますが、このとき手を貸してくれたのが徳川家康です。石田三成らに対する「冷遇されたことへの恨み」が、小早川秀秋が裏切ることになった要因のひとつです。

 2.もともと「寝返る先」と仲がよかった(吉川広家)

 吉川広家(きっかわ ひろいえ、出雲・隠岐〔島根県〕14万石)は関ヶ原の戦い以前から、黒田長政をはじめ多くの東軍の大名と非常に親しく、しかも東軍の勝利を確信していました。

 しかし、彼は「諸事情から自らの望む陣営に加われなかった」のです。

 吉川広家は西軍の「名目上」の大将、毛利輝元のいとこで、吉川家は代々毛利「本家」を支える重要な「支族」の地位にありました。そのため、毛利輝元の西軍に参加するという意向に従い、広家も「表面上」これに追随します。

 ただ、水面下では「開戦前」から家康に内通しており、最後まで戦闘に加わらずに味方の進撃を妨害し続けるなど、「利敵行為」に徹しました。

 3.本人の意志ではなく「身内」に反対されて(鍋島勝茂)

 「本人の意志」ではなく「身内からの強い反対」にあって寝返った大名もいました。「鍋島勝茂」(なべしま かつしげ、肥前佐賀〔佐賀県〕35万石)です。

 勝茂の父、鍋島直茂(なおしげ)は、かつて島津家らと九州の覇権を争った龍造寺家の家臣でありながら、実質的には「当主」として君臨していた実力者でした。

 子の勝茂は、はじめは「独断」で西軍に属し、東軍の拠点を次々と攻略していたところ、本国の父、直茂から「いますぐ東軍に所属せよ」との命令が届き、関ヶ原の決戦を前に急きょ、戦線を離脱します。

 この父親の「卓見」が、鍋島家を救ったのです。

 4.わが身の「生き残り」を最優先して(小川祐忠)

 戦国時代によく見られる、典型的な「なりふり構わぬ」生き残り戦略。その代表例は、小川祐忠(おがわ すけただ、伊予今治〔愛媛県〕7万石)でしょう。

 小川祐忠は、当初は六角家に仕えていましたが、織田・浅井連合軍により六角家が滅ぼされると、浅井家に仕えます。

 やがてその浅井が織田に滅ぼされると今度は織田に、織田が明智光秀の手に倒れると明智に、明智がやられると柴田勝家に、柴田が滅ぶと豊臣秀吉にと、自らは「恥も外聞もなく」生き残る道を選びます。

 彼にとってみれば、関ヶ原の戦いもそうした「生き残り戦略」の延長にすぎなかったのでしょう。

最も多かったのは「勝ち馬に乗る」ため?

 5.最後に「勝ち馬」に乗ろうとして(赤座直保、朽木元綱)

 どっちつかずの日和見でしたが、「東軍が勝つ!」と見るや、体よく勝ち馬に乗ろうとした者もいます。数からいえば、これがいちばん多かったでしょう。

 赤座直保(あかざ なおやす、越前今庄〔福井県〕2万石)や朽木元綱(くつき もとつな、近江高島〔滋賀県〕9500石余)らは西軍に属し、関ヶ原の戦い当日を迎えます。このとき、東軍への寝返りを画策していましたが、その「事前通告」は家康にしておらず、最後まで態度は「流動的」でした。

 戦いがはじまり、やがて「小早川秀秋の裏切り」を見るや、小早川軍の前面に布陣していた赤座や朽木は、小早川軍の先陣をつかさどる形で「勝ち馬」に乗ろうとして西軍を裏切ります。その結果、東軍を勝利に導きましたが、当然その「功績」はまったく家康には認められませんでした。

 【番外編】「私は裏切っていません!」(島津義弘)

 島津義弘(しまづ よしひろ、薩摩・大隅〔鹿児島県〕56万石)は裏切り者のひとりとして扱われることもありますが、終始戦闘には参加しておらず、これは「誤解」です。

 西軍の事前の作戦会議で、当日の島津隊はもともと兵力も少なかったことから「二番備(にばんぞなえ)」、つまり敗北寸前の敵に「とどめの一撃」を加える役割を命じられていました。戦闘への不参加はこのための「兵力温存」であり、小早川秀秋、吉川広家らの動向とはまったく異なります。

 ただし、「じつは石田三成の采配に不満をもち、兵を動かさなかった」とも言われます。

 結局、島津隊の出る幕がないうちに西軍が崩壊したため、島津義弘は敵陣を「中央突破」し、家康本陣をかすめて戦線を離脱しました。

 西軍を裏切った大名の動機をあらためて詳しく見ていくと、意外にも「石田三成本人への怨恨」を挙げる大名は少ないようです。

 もちろん、石田三成を嫌っていた大名ははじめから家康の側につくでしょうから、それはある意味、当然ともいえます。「関ヶ原の決戦当日をむかえるまでの石田三成は、それなりに西軍をよくまとめていた」とも思います。

 とはいえ、石田三成が西軍の大名から好かれていた様子もなく、そうでなければ、これほどの「裏切り」が続出するわけがありません。やはり、「石田三成に人望がなかった」というのも本当のようです。

 もし、徳川家康に匹敵する人望を石田三成がそなえていたら、戦いの結果は違っていたかもしれません。

「裏切りは当たり前」だった戦国時代

 現代に生きる私たちの価値観では、「裏切り」と聞くと非常にマイナスイメージがあります。しかし、当時はむしろ「裏切りが当たり前」の時代でした。

 自分たちが「生き残る」ために烏合(うごう)離散は日常茶飯事。このころはまだ「武士道」などという言葉すら存在していません。下克上の戦国時代を生き抜いてきた大名たちにとって、裏切りは特別なことではなかったのです。

 もうひとつ、多くの裏切りが起きた背景には「徳川家康の画策」がありました。家康は情報網を駆使して事前に周到な策をめぐらせ、裏切りを誘発していたのです。

 この時期、家康は西軍に味方しそうな各地の大名たちに膨大な数の手紙を書き送り、決戦の前から懐柔していました。その結果、西軍には家康に内通した大名たちも多かったのです。

 石田三成は、そうしたことに警戒はしていなかったのか。怪しい動きを察知することはできなかったのか。裏切る人の動機はさまざまありますが、結果からすれば、内通を見抜けなかった石田三成は脇が甘かったと言わざるを得ません。

 このように関ヶ原の戦いを見てみると、現代にも通じるさまざまな教訓を得ることができます。「勝利する者」は事前に周到な準備をし、逆に「敗者」の側から見れば、裏切る者には何かしらの「動機」があり、それを冷静に見抜けなかったことが敗北につながりました。

 日本史には、このように人間関係を考えるヒントが詰まっています。ぜひ歴史を学び直すことで、ビジネスや実生活で生き抜くための「人間関係の武器」を手に入れてください。

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SMAP・木村拓哉、NHK大河『西郷どん』主演を熱望も……『龍馬伝』突っぱねた過去

2016年10月19日 18時27分56秒 | 日記





























SMAP・木村拓哉、NHK大河『西郷どん』主演を熱望も……『龍馬伝』突っぱねた過去




サイゾー
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5 時間前



© Cyzo 提供
 かつて“大河主演説”が流れたものの、いつの間にか立ち消えになっていたSMAP・木村拓哉。ところが、再来年の放送が発表された『西郷どん』主演に、ジャニーズ事務所が木村を猛プッシュしているようだ。果たしてこの逆オファーは実るのだろうか?

 NHKは先月8日、2018年度のNHK大河ドラマが西郷隆盛を主人公にした『西郷(せご)どん』であることを発表。主演については、一部スポーツ紙で堤真一と報じられたものの、この日は明らかにしなかった。

「9月上旬頃から、業界内で『西郷どん』の主演として木村の名前がささやかれるようになりました。グループ解散騒動により、現在タレントとしての価値が急落している木村だけに、この主演を是が非でも手にしたいところでしょう」(芸能プロ関係者)

 一説には、木村は大河主演のための実績作りとして、年末の『NHK紅白歌合戦』出演に前向きだともいわれている。しかし過去には、NHKからの大河主演オファーを突っぱねた経緯があるため、「大河主演の可能性は低い」(同)という。

「木村は福山雅治が主演した、2010年の『龍馬伝』で最初にオファーを受けていました。しかし、大河の撮影に入ると、ほぼ1年間の拘束が決定してしまうため、『長期間、木村をNHKに預けるのは無理』だとして、ジャニーズサイドが断ったんです。このように、かつてはNHKから主演を熱望されていたものの、現在はジャニーズ、木村サイドが逆オファーをかけているとのことで、すっかり立場は逆転してしまいました」(同)

 大河ドラマは通例、放送前年9月にクランクインし、翌年10月のクランクアップとなる。その期間は、その他撮影や各メディアの取材会など、大きな仕事を入れることはほぼ不可能といわれている。

「『篤姫』で主演した宮崎あおいは、大河撮影中に主演映画『少年メリケンサック』の撮影を行ったそうですが、これは異例中の異例。クランクイン前から10日前後の撮休日を申請しておき、その間に突貫工事で映画を撮り終えたそうです」(テレビ局関係者)

 同様のハードスケジュールが予想されたとしても、失地回復のために、大河主演の座を勝ち取りたい様子の木村。いまだNHKとの綱引きは水面下で継続中とみられるが、果たして軍配はどちらに上がるのだろうか。

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ボブ・ディランがノーベル賞にシラけている理由、周囲の熱狂のバカらしさ

2016年10月19日 16時16分22秒 | 日記































ボブ・ディランがノーベル賞にシラけている理由、周囲の熱狂のバカらしさ




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日刊SPA!

 全世界を驚かせたボブ・ディランのノーベル文学賞受賞。長らく候補に挙がっていたとはいえ、その衝撃の大きさは想像以上だったようだ。日本ではおおむねお祝いムードなのだが、欧米では受賞の是非をめぐる議論が巻き起こっているという。特に文壇から発せられる疑問の声は小さくない。

◆ディランにとって「文学」扱いは迷惑?

 小説『トレインスポッティング』の著者であるアーヴィン・ウェルシュは、「これは、ボケて支離滅裂の年寄りヒッピーたちの臭い前立腺からもぎ取られた、ノスタルジー優先の良くない受賞だ」(BBC NEWS 日本語版 10月14日配信)と痛烈に批判した。

 小説家のジョディ・ピコーも祝意は示しつつ、「だったら私でもグラミーもらえるかしら?」とのハッシュタグを付け加えることを忘れなかったという。

 だが周囲の喧噪をよそに、かたくなに沈黙を守るディランの真意はどこにあるのだろうか? 受賞決定から2日ほど経ってもコメントひとつ発表せず、ノーベル賞事務局さえコンタクトが取れずにいるという。(注・10月15日現在)

 こうした状況をある程度予想していたのが英紙ガーディアンだった。

 10月13日に配信された記事で、イギリスの小説家、ウィル・セルフの見解を紹介している。セルフによれば、ディランはサルトルにならって受賞を辞退するだろうというのだ。爆弾や武器によって築いた財産から生まれた勲章を手にすることは、かえってディランの価値を貶める。それが彼の理屈だ。

 ただし、そのような理由からディランが受賞を拒否するとは考えにくい。なぜなら一昨年のスーパーボウルのハーフタイムでクライスラー社のCMに出演し、「アメリカ以上にアメリカ的なものなど、この世にない」と、ドナルド・トランプも真っ青のナレーションを吹き込むのがリアリストたるディランの真骨頂だからである。

●OFFICIAL Chrysler and Bob Dylan Super Bowl Commercial 2014 America’s Import

 ゆえに、もしそれが現実に起こるとすれば、もっと個人的な理由からだろう。

 長年の友人でソングライターのボブ・ニューワースはワシントンポストの取材に対し、「受賞の事実そのものを認めないだろう」(原文・He may not even acknowledge it)という言い方をしている。つまり、自身の音楽が“文学”として評価されることに、ただならぬ違和感を覚えているのではないだろうか。

◆CDに歌詞カードを付けなくなったディランの真意は

 そのひとつに、ディランがある時期からCDに歌詞カードを付けなくなったことが挙げられる。日本語盤ライナーには詞の対訳のみ掲載されているが、原盤には歌詞に関する情報が全く存在しない。

 もちろん公式サイトで全て確認できるから必要ないのもあるだろうが、最大の理由は、音楽よりも詞ばかりが深読みされる事態にディランが辟易している点だろう。彼の神格化に貢献した“Dylanologists”(ディラン学者)の存在こそが、ミュージシャンとしてのディランを悩ませている皮肉。

 そこへノーベル「文学」賞なる重石も加わるとなれば、ディランの音楽は“聴かれる”ものではなく、永遠に“読まれる”ものとして扱われてしまう危険すらあるのだ。

 そしてディランは、何よりも自身をミュージシャンだと考えている。次の発言からよく分かるだろう。

<俺にとって興味があったのは、ミュージシャンであることだった。シンガーであることも大事だし、曲も大事だ。しかし、脳裏のどこかで常に一番最初に来るのは、ミュージシャンであることだった。

(中略)他の連中が「ラン・ルドルフ・ラン」に夢中だった頃、俺の興味はレッドベリーにあった。ステラの12弦ギターを弾いてた頃さ。「あれをどうやって弾いているんだろう?」「どこに行けば、あの12弦ギターを買えるんだろう?」って。(中略)俺の理知は常にそういう働き方をした。音楽に関して。>

(『インスピレーション』よりボブ・ディランのインタビュー 著:ポール・ゾロ 訳:丸山京子)

 “ノーベル賞などより、ガーシュウィン賞やケネディ・センター名誉賞の方が、遥かに重要なのだ”と語ったとしても、全く驚かない。それほどまでにミュージシャンであることへの強いこだわりが感じられるエピソードだ。

◆ディランを「反体制」だという人たちのカン違い

 最後に考えられるのが、ノーベル文学賞にある種の政治的なメッセージが込められる可能性への嫌気である。つまり、トランプ、プーチン、ルペンなどが台頭する世界情勢へのアンチテーゼとして担ぎ上げられるのはまっぴらごめんだ、と。

 なぜなら、ディランにとって詩や曲を書くことは、社会を改良することと何の関係も持たないからである。

「詩人はPTAに出席しない。詩人は、そうだな、例えば住宅改善事務局の前でピケを張ったりしない。」(『インスピレーション』)

 これこそが、ディランの基本理念なのだ。


日刊SPA!© SPA! 提供 日刊SPA!
 自伝の中で、なぜロバート・ジョンソンに取りつかれたのかを分析している箇所がある。

<彼は、孤独だとも絶望したとも束縛されているとも叫ばない―――何物にも臆さない。偉大な人の例に漏れず、彼はほかの人とはまったく違う道を行っていた。

 ジョンソンは、富裕階級や人種差別に抗議をする「ワシントン・イズ・ブルジョア・タウン」のような歌とはまったく結びつかない。>

(『ボブ・ディラン自伝』 訳:菅野ヘッケル)

 もし、ノーベル委員会に何らかの意図を感じたとするならば、ディランが真っ先に思い出すのはロバート・ジョンソンのことだろう。だがそのもろもろをもひっくり返して、何食わぬ顔で授賞式に顔を出すことも考えられる。

 いずれにせよ、ボブ・ディランにとってノーベル文学賞とは、喜びにも悲しみにも値しない、皆いずれ忘れ去るだけの出来事として処理されるはずだ。

●Bob Dylan – Unbelievable

<TEXT/音楽批評・石黒隆之>

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北米公開の『シン・ゴジラ』、現地の反応は? 米国在住ライターが配給戦略を分析

2016年10月19日 16時12分25秒 | 日記





























北米公開の『シン・ゴジラ』、現地の反応は? 米国在住ライターが配給戦略を分析




Real Sound
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Real Sound



株式会社サイゾー





© Real Sound 提供
 10月11日(火)、北米488館で『シン・ゴジラ』(英題:Godzilla Resurgence)が封切られた。10月18日までの興行成績はおよそ150万ドル(約1億5000万円)と、まずまずの成績を残した。公開週末のランキングでは19位につけている。ただし、この数字が今後上乗せされていくことはない。北米配給を手がけるFUNIMATIONは、“10月11日(火)から18日(火)までの1週間限定公開”というイレギュラーな配給方針を打ち出しているからだ。 参考:『君の名は。』エグゼクティブプロデューサーが語る、大ヒットの要因と東宝好調の秘訣  FUNIMATIONはテキサス州に本社を置く映像配給会社で、『ドラゴンボールZ』の北米放送権で名を挙げた。『鋼の錬金術師』などの日本産アニメのほか、『進撃の巨人』はアニメ版の放送権と実写版の配給権を獲得、アニメでは細田守監督の『バケモノの子』や新海誠監督の『君の名は。』、実写版『るろうに剣心』の配給も手がける。  だが、FUNIMATIONの主戦場は劇場ではなく、自社経営のケーブルテレビチャンネルでの放映や、オンライン配信だ。『シン・ゴジラ』の北米配給では、アメリカにおける潜在的ゴジラファンを1週間限定で各地劇場に集合させることによって瞬間風速をあげ、SNSなどネット上でBUZZを作ることを目的としたのだろう。  通常『シン・ゴジラ』のような特定ジャンルに属する作品の配給戦略は、ニューヨーク及びロサンゼルスのアート系劇場で数館限定公開し、じわじわと地方都市へ拡げていくことが多い。今回の劇場公開は、『シン・ゴジラ』のソフト化や配信でのパフォーマンスを視野に入れた、宣伝に限りなく近い劇場公開と言えるだろう。  アメリカでは映像配信大手のNetflixが、オリジナル作品を1週間のみ劇場公開することによってアカデミー賞ノミネート資格を取得するといった配給方法を取ってきたが、情報を拡散させるための配給という形も定着していくかもしれない。一方、アメリカの批評家筋の中には、2014年の『GODZILLA ゴジラ』との混同を避けるために短期集中公開に踏み切ったのではないかとの見方もある。  ところで、『シン・ゴジラ』のアメリカでの評価はいかなるものだったのだろうか。映画批評サイトRotten TomatoesのTomato Materでは一般81%、プロによる評価は75%と概ね好評だ。  Indiewire誌は総合評価にB−をつけながらも、「モンスター映画の王者は最も風変わりな作品で復活した。ほぼ官邸内で繰り広げられる最初のゴジラ映画へようこそ! 東宝が新しいゴジラ映画に『エヴァンゲリオン』の庵野秀明を指名した時点で思惑通りの出来栄えだ」と好意的に書いている。  ニューヨークタイムズ紙は、『物語は大雑把でついていけず、風変わりなキャラクターや日本の観客にしかウケないカメオ出演ばかり。これは怪獣映画ではなく風刺映画だ。オリジナルのゴジラ同様、2016年のゴジラは核問題をはらんでいる。日米の愛憎相半ばする関係も示唆しながら』と手厳しいながらも的確に評している。  筆者が訪れた2回の上映でも、黒いゴジラTシャツを着込んだオタクファンたちで満席の劇場はゴジラ登場に歓喜の声をあげるのではなく、日本政府の意思決定の鈍さに失笑が漏れていた。ちなみに、石原さとみが演じたカヨコが発するセリフは日本語・英語ともに英語字幕がつけられていたのだが、米国大統領特使という特異なキャラクター設定を疑問視する向きはみられなかった。(小川詩子)

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まゆゆ話題写真集「自分の大きなターニングポイントになる」【渡辺麻友インタビュー・前編】

2016年10月19日 16時07分33秒 | 日記




























まゆゆ、話題の写真集は「自分の大きなターニングポイントになる」【渡辺麻友インタビュー・前編】




ORICON STYLE

写真集『知らないうちに』で初の下着姿を披露したAKB48・渡辺麻友(撮影:中村和孝)© 芸能ニュース 提供 写真集『知らないうちに』で初の下着姿を披露したAKB48・渡辺麻友(撮影:中村和孝)
 人気アイドルグループ・AKB48の渡辺麻友(22)が、5年ぶりとなる写真集『知らないうちに』(講談社)を10月25日に発売する。先行公開されたカットでは、美しいヒップの大胆露出カットや大人っぽいランジェリーに初挑戦しており、“オトナSEXY”なまゆゆが大きな話題を呼んだ。米・ロサンゼルスで撮影された本作に込めた思いや大人への挑戦の決意、さらにAKB48の活動について、ORICON STYLEはまゆゆ本人に話を聞いてみた。

■テーマは「まゆゆの人間らしさ」 あのころの印象をアップデートしたい

――写真集の先行カットとして、“お尻カット”や“下着カット”が公開されましたが、反響はいかがでしょうか?

【渡辺】一発目のお尻写真が公開された日は、AKB48のメンバーや友だちから「お尻出ちゃってるけど、いいの?」というLINEがきました。自分としては、撮影した直後に見て「いいな」と思っていましたし、公開前に何度も見ていたので少し感覚が麻痺していた感じもあったのですが、多くの人に驚いていただいて。いろいろと話題にもなったので、最初にあの写真を公開して良かったと思います。

――公開された写真以外にもセクシーなカットが多数掲載されていますが、ここまで肌を露出することに抵抗感はなかったでしょうか?

【渡辺】水着のグラビアに苦手意識がありますが、自分の写真集については「いい作品を作りたい」という思いから、抵抗はありませんでした。セクシーカットといっても、単に露出するだけではなく“品のあるセクシー”を表現したいと考えて、事前にカメラマンさんやスタイリストさんと相談して、撮影も試行錯誤しながら進めていったので、自分としても納得できる上品なセクシーを表現できたんじゃないかな、と思っています。

――本作のテーマは「まゆゆの人間らしさ」と伺いました。どのような意図なのでしょうか?

【渡辺】多くの方にとって“渡辺麻友=王道アイドル”というイメージが強いと思うんです。そういう印象からアップデートして、「あの頃の私じゃないんです」という部分を、この作品を見て、「脱・王道アイドル」を感じていただきたいと考えました。

――そのように意識するようになったきっかけは、何だったのでしょう?

【渡辺】単純に一つの出来事ではなく、20歳になったころを境にいろいろと考えるようになりました。10代のころは「いつでも完璧100%アイドル」という役目をまっとうする、という意識が強かったです。でも、ずっとそのままで活動していくわけにもいかないですし、等身大の自分を出していきたいと思い始めました。それ以降、ソロ活動の時は素に近い自分を徐々に出すように心がけていたのですが、最近ではAKB48としてアイドル活動するときにも本来の自分を出せるようになりました。

■撮影前に感じた大きなプレッシャー 開放してくれた街・ロサンゼルスとの縁

――そんな思いの中で撮影された今回の作品で、一皮むけた手ごたえはありますか?

【渡辺】(力を込めて)かなり! 一皮どころか十皮くらいむけた感じです! ロケ地のロスの解放感もあり、自分自身もすべて解放できた感覚です。この作品の撮影前と撮影後では、カメラの前に立つ自分の意識も変わった気がします。以前は、カメラを向けられると無意識のうちに構えてしまっていたのですが、この写真集の撮影の時はそんな意識がなくなって。帰国してすぐの撮影では、カメラの前でも自然と自分をさらけ出せるようになりました。今後の活動に向けて、この写真集が自分の一つの大きなターニングポイントになる気がします。

――撮影前から、そうなりそうな予感はありましたか?

【渡辺】全然なくて、出発直前まですごく不安と心配だらけでした。一流のスタッフさんが私のために準備してくださっているので、「私がしっかり期待に応えないと」と勝手にプレッシャーを感じてしまい、おなかが痛くなってしまって…。そんなことを考えながらロスへ飛び立ちました。でも現地では、そんなことも忘れて開放的な気持ちで撮影に臨むことができて、とてもよかったです。撮影場所は建築物がおしゃれなパリやロンドン、ニューヨークも候補に挙がっていたのですが、1年前にプライベート旅行して、とても居心地が良くて大好きな街になったロスに決まって。他の場所だったらこんなに自分で納得できる作品になっていなかったと思うので、1年前の旅行も何かしらつながっているんだな、と不思議な縁を感じました。

――おすすめカットを教えてください。

【渡辺】自分で言うのも恥ずかしいのですが(笑)、捨てカットがないくらいの自信作なので、1カットを選ぶのも難しいです…。(熟考しながら)赤い水着にチェックのシャツを羽織って振り返ったカットかな。この表情は、自分でも初めて見る表情で、「自分でもこんな顔ができるんだ」と思いました。全体のバランスもよく、クールな雰囲気で気に入っています。「こんな顔もできるんだぞ」というところをぜひ見ていただきたいです。

(あす15日配信の後編に続く)

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「真田丸」岡本健一 三谷が託した“幸村より強い男”

2016年10月19日 16時03分22秒 | 日記





























「真田丸」岡本健一 三谷が託した“幸村より強い男”




スマートザテレビジョン



© KADOKAWA MAGAZINES 提供
大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)10月23日(日)放送からは、大坂城に入った真田幸村(堺雅人)と共に徳川と戦う“大坂五人衆”たちが本格的に登場する。出自も目的もバラバラな彼らだが、次第に力を合わせるようになる。

そんな五人衆の一人・毛利勝永を演じる岡本健一を直撃。「男闘呼組」としてデビューし、現在は舞台を中心に活躍する岡本が、勝永役と「真田丸」への思いを語った。

――まずは、オファーの経緯を教えてください。

19歳のときに初舞台を踏んでから、年に2、3回ほど舞台出演を続けて今に至りますが、2年前の’14年に初めて三谷幸喜さんの舞台「抜け目のない未亡人」に出演しました。その本番前に、三谷さんから「岡本さんは、大河ドラマとか興味ありますか?」と聞かれたんです。そこで出演のお話をいただいたのですが、それから時間が空いて「本当なのかな」と思っている頃に正式なオファーをいただきました。

――勝永について調べたことや、そこから感じた人物像を教えてください。

勝永のことを知らなかったので、オファーが来てから、資料を何十冊も読んで深めていきました。勝永の父の吉成は、秀吉の若い頃から付き従っていた人で、勝永自身も豊臣家にずっと仕えていたんです。幼少期から武術、能、茶などを習っていて文武両道。朝鮮出兵にも行っていますし、伏見城の戦いでは最大の戦績を挙げている。史実で言えば、幸村よりも手柄を挙げているようです。歴史に詳しい人からも、歴代の武将で一番強かったのではないかと聞いています。

ただ、そこまで名が残っていないというのは、名声や金、領地を増やすといったことに、まったく興味がない人だったのかなと想像しています。

――役作りはどのようにされましたか?

ひげや髪の毛は地毛です。ちょうど、「真田丸」の前にやった舞台で髪の毛を長くしていたので、そのまま挑み、体作りは、今回の撮影のためにではありませんが、殺陣や筋力トレーニング、武術の稽古のようなことは、前から少しやっていました。勝永になりきるなら、自分自身が実際に強くなるのが一番だと思うので、そのような稽古を続けています。

――演じるにあたって、ゆかりの地などは訪れましたか?

調べてみると、大坂の陣では秀頼(中川大志)の介錯をしたという話があったので、大坂城や四天王寺などは行きました。周囲は建物ばかりですが、広い大坂城の中でも人気のないところを見つけて、ちょっとイメージを膨らませたり、堀や門を見て「ここから、攻めて行ったんだな」と想像したりしました。

――大阪で感じたものはありますか?

僕の想像以上に、戦場というものはすさまじかったんだろうなということですね。それから、肉体的にもう少し強くならないといけないなと思いました。大坂城の端から端まで歩くだけで疲れてしまったんで(笑)。

――終盤からの登場ですが、ここまでの「真田丸」をどのようにご覧になっていましたか?

毎回に起承転結があって、見ていてドキドキしたり、心を打たれたり…それでいて登場人物の人間らしい部分が本当にうまく書かれているなと思います。

ストーリーを追いながら、「この時期には、勝永はこういうことをやっているはずだな」と描かれていない部分をイメージしていたのですが、ものすごく引き込まれました。それで、春くらいに三谷さんに、「オンエアを見て、いたく感動しています。台本をいただけるのを楽しみにしています」とメールしたら、「真田幸村より強いと言われた、最強のライバル毛利勝永。よろしくお願いします」という返信をいただきました。

――台本を読まれて、三谷さんの描く勝永はどんなキャラクターとして捉えましたか?

勝永は、多くを語らずに進んでいくところや、不言実行というか行動で示していくところ、何も恐れないところなど、こうありたいなと思う部分をたくさん持っている人ですね。かなりクールで、根底にはものすごく強い部分がある感じがしました。

はじめは、幸村に対しても、「名は聞いているが、すごかったのは父の昌幸(草刈正雄)じゃないか?」と、少し下に見ているのですが、幸村の策が周りの想像を超えたものなので、その部分では認めるようになります。ただ、完全に認めるのは、戦場に出てからですね。

――勝永の登場する「真田丸」終盤の見どころをどのように感じていますか?

五人衆は面白く描かれていますが、現代で言えば、全員が全日本チャンピオンや有段者というような実力者たちです。お家復興やキリスト教布教と、みんなばらばらな目的を持っているのですが、そんな彼らが次第に同じ方向を向いていくのが面白いですね。

それに、大坂城の中枢にいる人たちと牢人たちの関係性も面白いです。牢人衆は“絶対に勝てる”と思って戦準備をするのですが、どれだけやる気や力があっても、許可がないと結局動けない。そのあたりは、すごく現代とリンクする気がします。

一方で、戦わないで何とかしようとする中枢の人たちの気持ちや、秀頼を守ろうとする茶々(竹内結子)の気持ちも分かるんですよね。

――堺さんとの共演の印象を教えてください。

共演は初めてですが、スタジオの中にずっといて、どうしたら事が上手く運ぶかを考えて、現場にいい流れを作ってくれています。自分が引っ張っていくというより、引いた目で見ながらムードを作っている気がします。

――あらためて勝永を今後どのように演じていきたいか、意気込みをお願いします。

実在の人物を演じるときはいつもそうですが、その当時の本人を知っている人たちが仮にドラマを見たとしても、納得してもらえるように作っていきたいと思っています。

それから、勝永という人がこういう生き方をして、こんな仲間たちと共に戦って、こうやって亡くなっていったんだなと、見ている方の心に刻めればいいなと思います。

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石原さとみの意外な“裏の顔”を関係者が暴露! 酔うとキワどい発言も…!?

2016年10月19日 15時55分43秒 | 日記


























石原さとみの意外な“裏の顔”を関係者が暴露! 酔うとキワどい発言も…!?




TOCANA
TOCANA


 10代女性の「なりたい顔ランキング」で1位に輝いたこともある女優の石原さとみ。女性だけでなく、男性からも「あの唇がたまらない」「一度でいいから抱いてみたい」と大人気だ。現在、日本テレビで放送中の主演ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール」では、活字メディアになくてはならない校閲部員役を熱演。初回放送では、そのぶっ飛んだ設定にマスコミ業界から「ありえない」という声しか上がっていないが、石原のプロモーションドラマと思って見ればその怒りも収まろう。

 一方で、テレビには映らない“裏の顔”もあるという。ドラマ関係者が明かす。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2016/10/post_11213.html】

「実は彼女、芸能人仲間に対しては愛嬌があるのですが、ADや事務所スタッフなど自分より“下”と思っている人には素っ気ないんです。そりゃあ、どこかで力を抜かないとやっていられないとは思いますが、落差が激しすぎるんですよね」

 石原と言えば、創価高校出身の学会員タレントとして有名。学会内ではすでに“幹部待遇”のウワサもあるほどだそうだ。

「池田大作先生のお気に入りで、彼女もビジネスではなく、本気で信仰しているそうです。年に数回ある集会にも、学会仲間と顔を出しているとか」(事情通)。

 では、男関係はどうだろうか。過去、事務所マネジャーやイケメン俳優・佐藤健と浮名を流してきたが……。

「佐藤さんとは舞台『ロミオ&ジュリエット』の共演を機に、役柄同様の関係になったそうです。私生活も役柄に“引っ張られてしまう”のは彼女の特徴。同舞台の打ち上げでは、ひと目もはばからず、会場の片隅でイチャイチャしだして、その様子が一部週刊誌で報じられてしまいました」(スポーツ紙記者)

 のちに佐藤は、ある先輩俳優との食事会で石原について聞かれ、ひと言「今までで1番良かった」とだけ答えていたという。女性誌記者も「最初にウワサになった男性マネジャーとは、自宅でツイスターゲームに興じていたそうです。エロすぎますよね(笑)」と話す。

 そして酒グセは、お世辞にも良いとは言えない。仕事で海外に出かけた際、ついつい気が緩んでしまったのか、スタッフとの打ち上げであっと言う間に酔っ払ってしまったという。前出スポーツ紙記者が明かす。


© TOCANA 提供
「実は彼女、酔うと下ネタもバンバン言うキャラに変貌するんです。かなりキワどい発言も飛び交っていたそうです」

 これらの発言を聞いた男性は「この女、それなりに経験してるな」と直感したという。女優にとって男性遍歴はいわば“芸の肥やし”。大竹しのぶ然り、高畑淳子然り、大物になればなるほどケタ違いの武勇伝と気難しさを持っているものだ。石原が名実共にトップ女優になる日は近い――。

※画像は、「地味にスゴイ!校閲ガール/日本テレビ」より引用

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小室 KEIKO倒れ「涙をただこぼすだけでした」と告白

2016年10月19日 07時22分50秒 | 日記



























小室 KEIKO倒れ「涙をただこぼすだけでした」と告白




デイリースポーツ


 globeのメンバーで音楽プロデューサーの小室哲哉が18日、ツイッターを更新。2011年10月24日に妻でglobeのボーカル・KEIKOがくも膜下出血で倒れた時を振り返り、「しばらくは感情を吐き出せなく、ひとり病院の廊下で涙をただこぼすだけでした」と明かした。

 小室のツイッターにはこの日、小室が作詞作曲し、安室奈美恵が歌った「RESPECT the POWER OF LOVE」(99年発表)の歌詞に、乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央が「すごく勇気づけられた」とつづっていたことを伝えるメッセージが届いた。

 このメッセージを添付した小室は「ご本人もご家族も素晴らしい」と麻央と夫の市川海老蔵ら家族ががんと向き合う姿勢に敬服する気持ちを記し、「比較にもなりませんが、僕は桂子が倒れたときから、しばらくは感情を吐き出せなく、笑顔もなく、ひとり病院の廊下で涙をただこぼすだけでした」と打ち明けた。


音楽プロデューサーの小室哲哉© デイリースポーツ/神戸新聞社 音楽プロデューサーの小室哲哉
 そして、ブログを通じてがんとの闘いをつづり、がんと正面から向き合う夫妻の姿に「ご夫婦で日々を綴る勇気、背中合わせのお気持ち、少しだけわかります。甘いな、僕は。」とつづった。

 麻央は18日のブログで“どうして こんなに ただ前に 進まなきゃならない”という歌詞に言及し、「苦しい思いを表している言葉なのに、何故かすごく勇気づけられた」と明かしている。

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