【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』】第八回『敵は幾万』
2019年度2月24日日曜日放送NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第八回『敵は幾万』より
原作・脚本・作・宮藤官九郎 音楽・大友良英 語り・噺・ビートたけし・森山未來(古今亭志ん生役)
第八回『敵は幾万』より。
大金を抱えて上京してきた金栗実次(かなくり・さねつぐ・四三の長兄、中村獅童演)から、春野スヤ(綾瀬はるか演)の働きかけで資金を得たと知る金栗四三(しそう、中村勘九郎演)。
スヤと無邪気に野山を駆けまくっていた自分がオリンピックのために海を渡る不思議さを感じつつ、兄に一生懸命戦うことを誓う。
四三の壮行会が開かれた頃、スヤは熊本に嫁入りする。
見送る大勢の人々の「敵は幾万」の歌に包まれ、新橋駅からオリンピックに出陣する四三と三島弥彦(生田斗真演)。
まさに列車が動き出そうとしたとき、弥彦を呼ぶ声が……。それは母であった。
「弥彦-!しっかり、がんばって!」やはり、母は息子を愛していた!!涙の出陣である。
ちなみにストックホルムまでは、東京新橋駅から日本の港に。そこから日本海を渡り、シベリア鉄道に乗り、ロシアの港まで。そこからバルト海を渡り、スウェーデンのストックホルム…という17日間のルート。旅費や宿泊費はひとり千八百円(団体費五千円*五千万~一億円)!!
次回はシベリア鉄道での珍道中。この大河は低視聴率だそうだが、これは従来の大河ドラマファンが望むようなチョンマゲも、合戦も、殺陣も、謀略も歴史もない。
信長も龍馬も出ないし、誰もが知る人物は出ない。だが、だからこそ新しい。新感覚の大河ドラマである。ついていけない人間は観なければいい。多くの人は観ている。損するだけ。
この大河ドラマはどんどんどんどん面白くなってきた。もっともっとこれから面白くなる。
受動喫煙廃止の団体が「タバコを吸う場面をなくせ」といちゃもんをつける。まさにいちゃもん。当時の喫煙率は八割。殆どの人がタバコを吸っていた。すべては演出だ。現代劇ではないのだ。いちゃもんは無視すればいい。
はやく、のんの人見絹枝か前畑秀子が観たい!
薬師丸ひろ子は何役??松岡茉優や有村架純は何役???
どんどん面白くなるこの大河ドラマを観逃して、早合点で観なくなる、脱落したら大損!!騙されたと思って後二ヶ月観てみなさい!!中毒になるから(笑)
次回第九回『さらばシベリア鉄道』(2019年3月3日日曜日放送予定)に続く。