長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

世界中に愛を伝えたい ブログ連載小説3

2012年10月31日 07時17分33秒 | 日記
         3 山形市での日々



  はるかが山形市にきてから、もう数ケ月が経つ。
 はるかこと、黒野はるかが山形市にきたのは、高校を卒業して、大学に入ったくらいの時だから、黒野はるかは山形市通って訳でもない。それどころか、はるかはまだまだ山形市について知らないことの方が、多い。いっぱい知っているようでも、はるかはまだ無知で、『異邦人』って感じなのだ。はるかの住んでいるのは市の郊外町のせいか、そんなに山形市のひとが冷たいとかは感じない。
でも、そういう山形市での日々も、また楽しい。

 はるかの父が始めた食堂も、けっこう客がくるようになっていた。
『黒野食堂』は、山形市の下町にある大衆食堂だ。下町だから、なんというか田舎くさいっていうか醤油くさいっていうか…とにかくそんな感じの店である。けして、青山や渋谷にあるようなお洒落なフレンチ・レストランとかそういう店ではない。
 何度もいうが『大衆の食堂』なのだ。近所の学生やおっちゃんおばちゃんの食堂!だ。だから、けして食堂のラーメンとか定食も(値段が)高くない。そりゃあそうだ。値段が高けりゃお客さんがこなくなる。官僚とかが接待で行く『向島の料亭』じゃないんだから、値段が高くては客がこなくなるだけだ。そんなに高級で美味な料理を出す訳じゃないんだから。でも、けしてマズい料理を出す訳でもないけどね。
 一方的にはるかこと黒野はるかの話しをしてきたので、これからは主人公の鈴木ちひろの話しもしようと思う。
 ちひろもはるかと同じく、『作家志望』で、大学の文学部に入るために勉強と執筆を続けたが『鳴かず飛ばず…』だった。しかし、彼女は『M田ショック』に次ぐショックを受けていた。(『M田ショック』とは、ちひろが作家になる前、どうしても出版したくって「小平」という作品をM新聞出版局第一編集部に送り、そこのM田という中年男に罵倒された事件をいう。彼女は「ひとの読む水準に達してないんだよ!」などと罵倒された。)『M田ショック』パート2ともいうべきショック…『白戦ショック』である!
 今度は「ゴースト・ホテル」という作品を白戦社に送り、そこのH田均という男に、また、罵倒されたのだ。また、彼女は「ひとの読む水準に達してないんだよ!」などと罵倒されたのだ。この『白戦ショック』に彼女はしばらく打ちひしがれたとさやかは言った。 当然だろう。偉そうに、「ひとの読む水準に達してないんだよ!」などというのはM田だけだと思っていたからだ。M田は特殊な特異な人物だと思っていたところに、「いや、もっともっとM田ならぬH田もいるよ!」と頭をこづかれた思いだったに違いない。
 とにかく、はるかが知らない間に、鈴木ちひろは『白戦ショック』という事件に遭遇していた。
 その頃、はるかはそんなことなどつゆ知らず、ただキャンパス・ライフを謳歌していただけだった。でも、知らないのもムリもなく、だろう。なぜなら、鈴木ちひろはそうしたことを一言もいわないからだ。…弱さを見せるのが嫌いな娘なのだ。負ずぎらいの娘なのだ。だから、そういう情報ははるかにはのちのちになってからしか手に入らない。くやしい。
 そういえば、なぜ彼女は東京に住まないのだろう。その方が便利なのに。
 これに対して鈴木ちひろは、
「東京にいなくても地方でも仕事は出来るわ。今や、インターネットで世界中とつながる時代なのよ。SOHOでね」
 と言った。はるかはわからなかったので、「SOHOって?」ときいた。
「バカね、はるか…。SOHOっていうのはスモール・オフィス・ホーム・オフィスって意味だよ。つまり、コンピュータと回線さえあれば地方にいながらにして山形市でもNYでもどこにでも繋げられるってことよ」
「でも、仕事にいくには東京に住んだほうが便利でしょ?」
「……う~ん、まぁね。でも、やっぱり東京はひとの住むところじゃないわ。遊ぶにはいいけど。物価も高いし、ひとが蟻の巣ひっかきまわしたようにウジャウジヤいるでしょう? そういうのって私はあんまり好きじゃないんだ」
「やっぱり米沢が好きってこと?」
「ちがうわ!」
 ちひろは言った。でも、はるかにはそれが嘘であることもわかっていた。あの娘は故郷が好きなのだ。はるかはなんとなく嬉しくなったのを覚えている。

 しばらくしてから、電話のベルがリーンとなった。
「はい、黒野です。あ! ちひろ?」
 それはちひろからだった。
「はるか! ひさしぶりね」
 ちひろはアハハと笑った。
「うん。ひさしぶり。……何か用?」
「あのね。明日、ちょっと大学の下見に山形市まで行くんだ」
「あ、そう。それで?」
「それではるかの家にいこうかな、と思ってね。いいか?」
「うん!いいよ、おいで!」はるかは微笑って頷いた。
「うん。…とにかく」
「とにかく?」
 ちひろの声が元気で明るいものになった。「とにかく、はるか、どうせ暇なんでしょう? 迎えにきてくね」
「『つばさ』でくるの? 山形駅ね?……わかった」
 はるかはもう一度、弾かれたように頷いた。

  鈴木ちひろは次の日の午前中の新幹線で山形駅に着いた。
 その日は、あまりいい天気とはいいがたいものだった。雲はどんよりとしていて、それでいて太陽の光もちらほら見えたりもする。
「おそい、はるか」
 ちひろは駅に着いて少し待ったのか、そう悪態をはるかについた。
「ゴメン、ゴメン」
 はるかは笑った。
「笑いごとじゃないわ……迎えに来ないかと思った」
「そしたらどうしてた?泣いてた?」
「私は幼児じゃないのよ」
「そうでしょうよ」はるかはもう一度笑った。そして「ひさしぶりに顔合わせたね。元気だった? ちひろ」と言った。
「まぁね、でもお腹空いちゃった」
「わかったわよ」はるかもニヤニヤ言った。「じゃあ、割り勘ね。牛丼でいい?」
「うん」
 こうして、はるかとちひろは安っぽい牛丼屋へ入り、食べ、それからなんとなく映画を観た。その映画は、『マザー・テレサ』というドキュメンタリー映画だった。そう、97年9月5日に心臓病のために亡くなったマザー・テレサの映画だった。あの、『スラム街の聖女』である。
 あらすじはこんな感じだ。

 1997年9月5日、「スラム街の聖女」と呼ばれたマザー・テレサが心臓病のために亡くなった。この死はダイアナ元英国皇太子妃の死からわずか一週間後のことだった。
 マザーの持ち物はいつもサリーと草履だけ。なぜ、あれほどまでにマザーや仲間たちは貧困者に愛をあたえつづけることが出来たのか?その愛に迫るのが、このドキュメンタリー映画だった。
 マザー・テレサは1910年8月26日、マケドニアのスコピエに生まれた。明るく活発なこの少女は、ある本にであう。聖人フランシスコの話だった。そしてテレサ(本名・アグネス)は決心する。神に仕えようと。そして彼女は修道女となり、インドへ渡る。
 インドで教師としての数年間は、平和そのものだった。が、第二次世界大戦や内戦による飢饉で餓死者が多くでる。悩むテレサの耳に、そんな中、神の声がきこえる。「貧しいものを救え」。こうしてテレサは修道院を後にし、スラム街に。しかし、そこは予想以上の酷さだった。必死に貧困者救済に勤めるマザー・テレサには迫害がまっていた。しかし、マザーの献身的な活動をみて、批判者もしだいに矛をおさめていく。50年、『神の愛の宣教者会』設立。以後、『孤児たちの家』や『死を待つひとの家』『ハンセン病患者の家』をつぎつぎと設立していく。やがて半世紀、マザーはノーベル平和賞を受賞。しかし、マザーの活動にも終りがくる。後継者も次々と育ち、さらに活動しようとしていたやさきの1997年、マザーはこの世を去ってしまったのだ。
 マザーは言います。「この国のどこに飢えたひとが?この国のどこに裸のひとが?
 この国のどこに家のないひとが?と尋ねられます。
 いえ、この国にも飢えはあります。”一切れのパン”を求める飢えではなく、”愛を求める”激しい飢えです。心の飢えなのです。愛を与えられず、誰からも必要とされない心の飢え……これが一番の飢えなのです」
「与えなさい、心が痛むほどに…」 マザー・テレサ

 なんともいいようもない感動的なドキュメンタリー映画だった。はるかはいいようもないほど感動し感銘を受けた。でも、ちひろはそうでもないようだった。別に、彼女が冷たいから…ではないだろう。きっと、ちひろはこの映画を何度もすでに観ているからだ。
 そうに違いない。
 なにせ、鈴木ちひろっていうのは、マザーみたいな活動にひと一倍共鳴したり感銘をしたりするほうなのだ。でも、裏では人一倍感動するたちなのである。だから、この映画を初めてみた時、鈴木ちひろは涙でうるうるしたに違いない。きっとそうだ!

「なかなか感動的な映画だったわね」
 はるかたちは映画館を出て、山形市の街を歩いているところだった。はるかはふいにそう言った。
 はるかは、
「つまらなかった?」と歩きながら、尋ねた。
「いや………まぁまぁね」
「まぁまあ?」
「まあね」
 これじゃあ、会話になっていない。しかし、それはそれで楽しい思い出だった。
 しばらく歩いていると、偶然、はるかは父をみかけた。はるかとちひろが帰ろうとオフィス街を歩いている時だった。ちょうど夕方で、暮れゆく太陽の赤色がビルの窓に反射して、辺りをセピア色に染めていた。
 交差点にはひとがどっと溢れ、信号が青になるのを待っていた。皆、せわしなく、きびしい顔をして、なんだか変だった。そんな時、現付きバイクに乗ったはるかの父がそんな集団の横を通り過ぎた。きっと出前だ。はるかはそう思った。
 でも、それは不思議な光景でもあった。
 ほんの少し前、銀行マンだった頃の父も、交差点にたまっているエリートのひとりだったに違いない。まじめできびしい顔をして、信号待ちをしていたに違いない。
 しかし、いまは違う。もうそんなんじゃない。父はいい意味で違ってしまったのだ。へらへらとTVをみて笑ったり、ゴロゴロして欠伸したり、そんな風にかわった。もちろんエリートのほうがいいってひともいるだろう。だけど、はるかはいまの父のほうが好きだ。 セカセカ働いて、いずれ過労で死ぬより、ラーメンや親子丼やらを作って680円や800円もらうほうが人間らしいではないか。はるかはそう思う。
 その時、信号がかわり、どっと人が流れた。はるかとちひろも歩きだす。そうしながらはるかは考えた。
 その父と会社員やOL達とのすれ違いはほんの一瞬だったのに、父の変貌をかい間みせてくれた。それまでの、父の長い生活。はるかと母があのなつかしい田舎町で生活していたのと同じ時間、父は大都会東京で呼吸していたのだ。仕事したり、ごはん食べたり、映画をみたり、同僚と赤ちょうちんにいったり、時にははるかと母を思い出したりして。
 その間に、父は、はるかや母のことを捨ててしまいたい、と思ったこともあったろうか? 多分、あったに違いない。きっとあったろう。
 父も人間だから、ストレスやいやなものをももっていたに違いない。人間は誰でも人生の中において嫌な目にあう。そして、どうしようもないドロドロしたものを心に持つようになる。それは誰だって例外ではないのだ。
 だが、父はそれがいやだったのかも知れない。だから、「脱サラ」で食堂を始めたのだ。そして、はるかも父のように心のドロドロしたものを捨てたいと思っている。だから、とりあえず、他人には親切にしよう……そう思ってる。
「ねぇ、ちひろ」はるかは言った。「これからどこ行く?」
「そうだね…ディズニーランドとか?」
「あはは…。ねぇ、ノーパンしゃぶしゃぶ行く? ちひろ」
「バーカ。…はるかの食堂みたいわ」
 ふたりはあははと笑った。で、はるかが、「ねぇ、ちひろ。うちのお父さんね。きっとあんたの顔みたらきくわよ」
「なんて?」
「”コンパとかないのか?”って」
「”コンパ”?」
「そう」はるかは笑った。そして続けた。「お父さんのクセなのよ。女の子みるとコンパは? コンパは?っていうのが」
「ふ~ん。でも私まだ高校三年生だよ」
 鈴木ちひろは横顔のまま、微笑んだ。

  やがて、はるかとちひろは下町にある『黒野食堂』に歩きついた。すると、
「やぁ、ちひろちゃん、ひさしぶり」
「ちひろちゃん、元気だった?」
 と、はるかの父と母がちひろを出迎えた。
 ここでも性格のいいちひろは、
「おひさしぶりです。おじさん、おばさん。お世話になります」と深々と頭をさげた。
「うんうん。まぁ……ちらかってるけど、中に入って」
「はい」
 ちひろはもう一度頭をさげた。
「ところで……山大受験するんだってね」
「えぇ、まぁ、一応」
「すごいね」父は感心した。そして、「じゃあ、医学部?」と言った。
「いえ。人文学部ですよ」
「ところで…」
「はい?」
「ところで…ちひろちゃん。恋してる?」父は馬鹿なことをニコニコと尋ねた。彼女に浮いた話しのひとつやふたつあってもおかしくない頃だった。
「してませんよ」ちひろはあははと笑った。
「そうか。そりゃあ寂しいね。コンパとかないの?」
 父ははるかの予想どおりに、ちひろにそうきいた。ので、はるかは、
「ほらね」と彼女にウインクして見せた。
 それに対して、鈴木ちひろは苦笑するだけだった。

  次の日、ちひろは大学の下見を終えると、足速に新幹線で米沢へと戻った。
 米沢駅では、母が出迎えたという。そして、ふたりは歩きだした。自宅に向かって。
「おかえりなさいちひろ……疲れたでしょう?」
「いや、だいじょうぶよ」
「そう?……山形市はどうだった?」
「まぁまあ」
「そう。…ところで、今度は『オードリー・ヘプバーン』の伝記小説書いてるんですって? どう? はるかちゃん、執筆の調子は?」
 母は興味深々に尋ねたという。それに対して、ちひろは、
「それはやめたって! というより保留ね。…いまさら『オードリー・ヘプバーン』の伝記小説じゃあ、世間や文壇へのインパクトが弱いからって」と言った。
「インパクト? はるかちゃんは、そんなものを執筆の基準に…?」
「なぜ悪いの?!」ちひろはキッとした目で言った。「はるかは成功するためにやっているのよ。そのためにはなんだってやるわよ」
「はぁ……そう…」母はそう言うしかなかったという。
 ちひろは横顔のまま笑った、という。
 まだ、ちひろ発病前のこと、である。                      


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裁判員裁判 東電社員殺害再審「マイナリさん無罪」控訴審後謝罪

2012年10月30日 08時11分03秒 | 日記
裁判員制度

東電社員殺害事件で犯人とされていた再審裁判でゴビンダ・プラサド・マイナリさん(46)が「無罪」であり、控訴審裁判後、裁判官らが正式に謝罪した。「山口県光市母子殺害事件」で死刑が確定した元・少年(31・福田孝行)が広島地裁に再審請求をしているのがわかった。どこまでも反省がない。「おい小池!」の指名手配写真でしられる殺人罪の小池俊一容疑者(偽名・小笠原準一)が、病死していたことがわかった。10年前から同居していた女性(67)は「偽名とは知っていたが小池容疑者とは知らなかった」と証言している。警察は容疑者死亡のまま書類送検するとしている。「秋葉原17人殺傷事件(2008年)」で裁判になっている加藤智大被告(ともひろ、29)が2審でも死刑が確定した。加藤智大被告は悪魔のようなへたれであり、死刑にしなければ道理が立たない。確実に死刑にするしかない。AIJ投資顧問(東京都中央区)による企業年金消失問題で、厚生年金基金などから資金約70億円を運用せずだまし取ったとして警視庁捜査2課は浅川和彦・同社社長ら4人を逮捕した。2012年6月15日、オウム真理教元信者で「地下鉄サリン実行犯等」の指名手配中の高橋克也被告(54)が、東京大田区の漫画喫茶で逮捕された。オウム手配犯では最後の手配犯であった。だが、真相など解明されないだろう。現在「仮病」をつかっている麻原彰晃(本名・松本智津夫)しか「本当の真相」などわからない。2012年6月10日、大阪ミナミで通り魔事件がありました。2人刺殺した容疑者は礒飛(いそひ)京三容疑者(36)で、被害者は東京都久留米市の音楽イベント・プロデューサの南野信吾さん(42)と大阪中央区の佐々木トシさん(66)です。犯人は自殺しようとしたが死にきれず、人を殺せば死刑になると思った、という。とんでもない馬鹿野郎ですね。2012年4月23日午前7時55分、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょうしのかみきたうら)の府道で、無免許運転で18歳の無職の少年(居眠り?)の乗用車が集団登校中の集団に突っ込んだ。この事件で松村幸姫(ゆきひ)さん(26)とお腹の胎児と小谷(おだに)真緒さん(7)が死亡、他3人が重体、3人が重傷、3人が軽傷となった。犯人の親は「一生をかけて償うしかない」というが…。無免許で一晩中友達乗せてドライブしていたというし…。死んだ人間は生き返らないからね。だからこの被告少年(18)は悪質だとして少年院裁判所は逆送、少年は成人同等の裁判を受けることになった。死刑だといいよね。1997年3月19日東京都渋谷区のアパートの空家で、東京電力会社員の女性(当時・39)が殺害され遺体でみつかった事件で隣のアパートに住むネパール人被告が冤罪で逮捕された事の続報です。遺体の体内にあった精液とネパール人ゴンビダ・プラサド・マイナリさん(45)のDNAが違うということがわかり釈放されました。しかし、15年間も冤罪で刑務所にぶち込まれていた訳です。今後、こういうことがないようにしてほしい。また名張毒ぶどう酒事件(1961年)の奥西死刑囚の再審が認められませんでした。また横浜地裁は建設石綿(アスベスト)損害賠償を棄却です。神奈川県の元作業員と遺族87人が国と建設会社44社を訴えたのですが、残念な結果でした。2012年5月21日18時頃、渋谷地下鉄駅で男がエスカレーターで男性被害者(53)の右腹と右耳をナイフで刺し逃走中でしたが逮捕されました。渡辺和宏被告(32)が逮捕です。「(被害者と)肩がぶつかり頭にきてサバイバル・ナイフで刺した」という。また千葉県の15歳のガキ(男子)が自分の祖母を殺して逮捕されましたね。裁判員裁判更新から3年、裁判員裁判で殺人事件に裁判員が関与するのを64%が肯定、性犯罪を外すは男性13%女性24%賛成、ストレスは女性で51%だといいます。(毎日新聞2012年5月18日記事)性犯罪が厳罰化の傾向です。殺人未遂やわいせつ致傷などといった量刑拡大です。まあ強姦とか痴漢とか盗撮とか「明らかな犯罪」「女性の敵」ですね。さすがに死刑まではいかないけど、まあ女性の敵です。2012年4月29日午前に高速バスが衝突事故を起こし7人死亡、32人重体、36人が怪我です。群馬県の関越道で「陸援隊」が運営する針生エキスプレスの高速ツアーバス(TDL行き)の運転手が居眠り運転をして事故を起こしたそうです。日弁連新会長に山岸憲司氏(元・日弁連事務総長・64)が宇都宮健児氏(65)を破り、初当選ですね。おめでとうございます。2012年4月25日元夫の白田(はくた)正男(47)が元妻の優子さん(32)を刺殺し自殺した。これは遺憾な事件ですが、またもDV・ストーカーでの被害者です。警察のストーカー法案と行動は「ザル法」です。警察は事件が起きないと行動しない。まあ、「お役所仕事」ですから。2012年4月13日、木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判(さいたま地裁・大熊一之裁判長)で、木嶋被告が3人殺害したとして死刑求刑です。殺害を否定し、殺害で得た大金で贅沢生活…と、更生の可能性皆無との判断です。被害者は東京都・寺田隆夫さん、千葉・安藤建三さん、東京・大出嘉之さん、らでいずれも睡眠薬で眠らされ練炭自殺にみせかけて木嶋被告に殺害されています。密室殺人なだけに直接証拠がなく、状況証拠を積み上げている状態です。木嶋被告は控訴しましたね。とんでもないデブスです。金の為に人殺しをしたデブスです。裁判員裁判は前奥中央に「裁判官3人」右左となりに裁判員3人ずつ向かって左に検察官、向かって右に弁護人、真中が被告人です。木嶋裁判では起訴10件、法廷36回(詐欺など)、証人60人でした。アメリカの陪審員制度では「全員一致が条件」だが日本の司法は「多数決」です。それでも「死刑」であったらしいです。木嶋裁判は最初アトランダムに249人に「呼び出し状」を送り、61人がきてアトランダムに6人の裁判員と補欠6人(法廷後ろで全部聞く。裁判員の補欠)が決まりました。裁判員を断るのには「重要な仕事がその日ある」「高齢者」「学生」「病気」「通院」「葬儀」「手術」「介護」「マスコミ関係者」「警察関係者」「弁護士」などで、被告と親しい人はもちろんダメ。民間の声を入れる為と称して3年間で2万6000人が裁判員になり、そのうち死刑判決は18件です。基本的には評議(裁判の公ではなく裁判官との密談)内容は一生秘密(守秘義務)ですね。ブログやマスコミや他人に言ってはダメ。裁判員は日当1万円ですがやりたくない。交通費や宿泊代(ビジネスホテル)、弁当もでるが嫌だ。まあ、私緑川鷲羽わしゅうは「うつ病」だから「赤紙」は来ないか。バンザーイ!とにかく他人に死刑求刑など嫌ですよね。2012年2月20日、山口県光市で本村さんの奥さん(弥生さん)と赤ん坊の友夏ちゃんを当時18歳の強姦魔の少年がわいせつ目的で殺害した事件の最終判決があった。事件から13年後の判決は「死刑」だ。まあ、妥当な判決だ。強姦魔の元・少年(30)は未だに反省も謝罪もないという。「死刑」になりたくなくて一時期「過失致死」を訴えていました。弥生さんに甘えたかった。友夏ちゃんを押入れの袋にいれたのは「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」という。確実に「死刑」にせねば気軽にシャバに出せばまた強姦殺しをする。毎日新聞などは1999年に発生した元・少年18歳(大月(旧姓・福田)孝行)の匿名を死刑が確定しても続けるという。本村洋さんの13年の苦悩などどうでもいい、とでもいうのか?というか元少年の「心の更生」などと偉ぶっているが偽善でしかない。大月はセックスをしたくて本村さんの家に配管工と称して押し入り、洋さんの妻・弥生さんを殺害後死姦、赤ん坊の夕夏ちゃんも殺した。「心の更生を期待する」だの笑わせる。大月は今も反省などしていない。「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」「オスはメスを求めメスはオスを求める、これ自然の摂理ね。被害者さんあれ調子のってまんなあ」…。どこが「心の厚生」につながるのか?ナチスや宅間守、酒鬼薔薇聖斗(東真一郎)と何が違うのか?その程度の話、でしかない。2011年11月16日最高裁で「裁判員裁判は憲法違反だ」という裁判に「裁判員裁判は憲法違反とまではいえない」と判決が下った。それでいいのか?私には理解できない。 2011年7月4日、千葉県地方裁判所で2007年イギリス人英会話教師(当時)リンゼイ・アン・ホーカーさんを強姦殺害の末長期逃亡していて逮捕された市橋達也被告の「裁判員裁判」で無期懲役求刑です。市橋達也被告は「強姦はしたが殺意はなかった」といい逃れです。これにはリンゼイさんの遺族も厳しい態度でした。2011年7月21日判決です。2011年6月17日羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(49)に大阪地検が逆転の実刑判決です。懲役8年。未公開株を一株40万円のものを3倍の120万円(被害額3億7000万円)で会社社長に売って現金を詐取した犯行でです。自業自得ですね。2011年6月11日千葉県木更津市での女性遺体遺棄事件(被害者・千葉県女子大生・菊池果奈さん(19))で24歳の犯人(本田祐樹被告)が逮捕されました。遺体遺棄の際の指紋が決め手になったという。2011年6月8日児童8人が犠牲になった大阪教育大学附属池田小学校(大阪府池田市)の乱入事件(犯人はすでに死刑執行)から10年となり「追悼式」が開かれた。また2011年6月7日タレントの山口もえの夫(尾関茂雄被告(36))が風営法違反で逮捕されたという。東京港区西麻布の会員制高級クラブ「Birth NISHIAZABU」の営業を無許可でやっていた疑い。元・IT青年実業者だが、社長をクビになり金に困っての犯行のようだ。2011年5月12日東京都立川市の日月警備所に2人組の強盗が乱入、過去最高額6億400万円が強奪された事件で31歳の男(住所不定職業不詳の植木秀明容疑者)を逮捕、渡辺豊容疑者(41)も2011年6月2日逮捕です。この事件には10人以上の暴力団関係者が加担しているそうです。卒業式の君が代の斉唱時不起立を理由に東京都教諭の定年後の再雇用を拒否したのは「思想と良心の自由」を保障した憲法に違反する、と元都立高校教諭の申谷(さるや)雄二さん(64)が都に賠償を求めた裁判で、最高裁は「都が合憲」と判断し結審した。「思想の自由」など知った事ではないとでもいうのか?理解に苦しみます。また茨城県利根町布川(ふかわ)で67年、大工の男性(当時62歳)が殺害された事件で無期懲役が確定していた仮保釈中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男(たかお)さん(64)に水戸地検は無罪を求刑した。いわゆる「布川事件」で冤罪が晴れた訳だ。しかし、桜井さん杉山さんの失った時間は戻ってこない。2011年5月23日岡山市で16歳長女を縛り死なせたとして37歳の母親が、虐待致死の疑いで逮捕された。岡山市北区北方2の6の無職・清原陽子容疑者(37)は、長女で知的障害を持つ高等支援学校に通う長女(16)を裸にして手足を縄で縛り風呂に監禁。長女は体重27Kgで餓死したという。容疑者は「しつけ」といい、その後黙秘している。舞鶴少女殺害の被告に無期懲役判決です。京都府舞鶴市で2008年、府立高校一年生の小杉美穂さん(当時15歳)が殺害された事件で殺人と強制わいせつ致死罪の罪に問われた中勝美(なかかつみ、62歳)に京都地検は無期懲役判決を下しました。殺人を犯しながら反省もせず「無罪」だのという。遺族にはやりきれない事だろう。2009年に起きた海上自衛隊あたご漁船衝突事故で、後潟桂太郎被告(38)と長岩友久被告(37)が横浜地検で無罪判決です。漁船側に回避義務があったといいます。よくわからないが無罪かどうかは意見は十人十色ですね。今年今月の鹿児島県指宿市の夫婦殺害事件で、自首した川下誠被告(47)が逮捕起訴されました。2011年4月12日検察の証拠資料改ざんしたいわゆる「検察事件・村木厚子さん冤罪事件」で前田恒彦被告(43)に懲役1年6ヶ月の実刑です。また磯谷利恵さん(当時31歳)が殺害された「名古屋闇サイト殺人事件」で死刑であった被告のひとりが「死刑」から「無期懲役」に減免です(他の2人は死刑)。これでは遺族がうかばれませんね。堀慶未被告(よしとも・35歳)が裁判が不服として上告、川岸健治被告(44)は上告なしです。鬼畜め!2009年「秋葉原連続通り魔事件(7人死亡10人負傷)」の犯人・加藤智大被告に死刑求刑です。加藤智大被告の「責任能力」を認めた訳です。平成6年(1994年)「連続リンチ殺害事件(4人虐殺)」で犯人で当時18歳から19歳の元・少年(小林正人死刑囚(36)、小森攘死刑囚(35)、芳我匡由死刑囚(35))に死刑求刑です。これはもちろん当たり前なんですが、何故ここまで時間がかかるのか?これは元・少年の鬼畜どもが何度も控訴、上告したからです。鬼畜の殺戮魔の小林、小森、芳我らは「未成年だったからまだひとの死の重さがわからなかった」と抜かしたとききます。こういう輩は早く「死刑執行」すべきですね。裁判には「三審制」というのがあります。「地方裁判所」で納得がいかなければ「控訴」して「高等裁判所」で裁判、それでも納得いかねば「上告」して「最高裁判所」まで裁判することができるのが「三審制」です。2010年12月10日、裁判員裁判では初の「死刑求刑からの無罪判決」でした。鹿児島の夫婦強殺事件で白浜政広被告(71)が無罪判決です。ですが、事件現場に指紋や皮膚DNAが残り、アリバイがない、「事件現場には一度も行ってない」が嘘、という「明らかな冤罪」とは言えません。いわゆる「疑わしきは被告の利益に」というグレー判決です。2010年11月19日、宮城県石巻市での被告少年(19)が3人殺傷した事件で裁判員裁判未成年初の「死刑求刑」がされました。2010年10月25日裁判員裁判初の「死刑求刑」がなされました。横浜市で殺害し、遺体をバラバラにし遺棄した鬼畜・池田容之(ひろゆき・32)被告が「死刑求刑」です。また類似事件は秋葉原の耳掻き店に勤める江尻美保さん(21)をストーカーして祖母の鈴木芳江さん(78)とともに殺害した事件で、林貢二(こうじ、42)被告に死刑求刑がなされました。裁判員裁判では初の「死刑求刑」ですが「無期懲役」でしたね。「無期懲役」が確定しました。2010年8月「死刑制度の再考を」と千葉景子法務大臣の意向で「死刑執行場」がマスコミに公開されました。世界200国で「死刑制度廃止」されているのですが、日本は存続するという。が、遺族からみたら「何で娘が殺されたのにあいつ(犯人)はのうのうと生きているんだ?!」という感情は当然だろう。それがひとの情というものだ。私だってそういう気持ちはよくわかる。だから敵を謀殺したのだ。それが人間というものなのだ。そんな「死刑制度」のウイッキペデアです。死刑制度があるのは米国(州によってない州も)日本や東アジア、中央アジア、中東、東アフリカです。トルコは死刑制度を廃止することを条件にEU加盟しました。物凄く死刑をしているのは中国と北朝鮮です。実は国連に「死刑廃止条約」というのがあるのですが、日本などや中国は認めていません。北朝鮮は独裁国家だからです。死刑廃止派は「冤罪だったら?」「生きて罪を償わせたら?」といい、死刑存続派は「遺族の気持ちは?」「命で償うべきでは?」といいます。現在107人の死刑囚が「拘置所」で24時間監視中です。刑務所ではないので作業などはありません。一般的に警察に捕まると「留置所」に入れられ法が決まるまで「拘置所(警察庁管轄)」に保留され、法が決まったら「刑務所(法務省管轄)」で作業など(禁固刑は作業なし)をして罪を償う訳です。法務大臣がサインすれば死刑執行されますが2001年から2009年まで7人しか執行されていません。ちなみに「無期懲役」とは10年から30年で刑務所から出されます。税金負担軽減の為ですが、なら「終身刑」にしたら?という意見がありますが介護費医療費など「終身刑(一生出られない)」の方が税金負担は大きいです。2004年5月裁判員法成立、2009年5月裁判員法施行、2009年8月に初の裁判員裁判が開始されました。何故一般のひとが裁判に参加することになったか?は日本の裁判は「お上が取り行う」ということでプロの裁判官が行っていました。しかし、1980年代から死刑囚の最審無罪、つまりえん罪が相次いで明らかになり、弁護士から「裁判官は検察官の主張を採用し過ぎる」との批判が強くなったからだそうです。最高裁や法務省は消極的でしたが、五年という異例の周知、準備期間を経て今年から始めました。日本には昔国民が裁判に関わったことがありました。戦前の1928年に国民だけで有罪・無罪を審査する陪審員制度が導入されて、484件審理されました。でも、国民の出した決論が裁判官を拘束しないシステムだった為に浸透せずに43年に停止されたそうです。なぜ「陪審員」でなく「裁判員」なのか?ですが、海外では事件ごとに国民が審理する陪審員制度と、審議制度があり、審議会はどちらを選ぶか激論になることがあり、松尾浩也東京大学名誉教授が参加する国民を「裁判員」と呼びましたそうです。事件ごとに裁判員6人と補欠3人裁判官3人で有罪無罪と量刑を決める日本独自案ができたそうです。最初の裁判員制度の事件は東京都内で近所トラブルで小島千枝さん(66、本名文春子)を藤井勝吉被告が刺殺した事件でありました。裁判員は女性5人に男性1人でした。裁判員は46人の中から選ばれました。裁判は裁判員がわかり易いようにコンピューターグラフィックやわかり易い言葉で行っていました。また死体の傷の写真にはさすがに目をそらしたり眉をひそめていたそうです。裁判員制度は私は反対します。なぜならプロではなくアマチュアが審理を行なうからです。プロの裁判官や弁護士なら冷静沈着に裁きが出来ます。が、ど素人は「感情論」になるに決まっています。例えば、山口県光市の母子殺害事件のような判例の場合、「被害者の本村さんのいう通りだ!」「犯人元・少年は強姦魔だ!」などとなるに決まっています。そもそもなぜ国民が参加する必要があるのか意味がわかりません。参加するにしても何故「凶悪事件だけ」なのでしょうか?もっと軽い万引きやひったくりでは何故駄目なのでしょうか分からないです。私は参加したくありません。国民の7割が参加したくありませんと言っています。意味がわかりません。何故「凶悪事件だけ」なんですか?もっと軽い万引きやひったくりでは駄目なのでしょうか分からないです。説明してください。またいわゆる「時効」が廃止されました。「逃げ得を許さない」それはそれでいいのですが、犯罪から30年や50年喪たつと供述やアリバイ、証拠も散在しますし、「30年前の5月4日の午後何をしていた?」などときかれてもアインシュタインでも答えられない。足利事件のような冤罪をどう防ぐのかが課題です。今回は官僚の「天下り」についてです。天下りは有名でしょうが、本当に知っているひとは少ないです。民主党政権は天下り早期退職を禁止にする方針です。が、公務員を65歳まで勤務させていくとやはり無断な仕事をまた造る可能性はありますね。公務員の2割カットにしても(私は個人的には3割カットボーナスカットするべきだと思う)官僚や役人が反発するに決まっています。公務員は低給料ですが「天下り」で何十億円くらい(税金を)貰う訳です。八ツ場(やんば)ダムにしても50年間で3600億円使ったらしいけど何千人の官僚が「甘い汁」を吸ったことでしょうか。すべては「天下り」が原因な訳です。官僚に「65歳定年」を聞くと「いらない老人事務次官が永くいすわって人事が沈滞する」と答えます。公務員も民間企業のように「抜擢」や「降格」「外からも人材抜擢」をするべきです。でも公務員改革は明治以来の「公務員給料法」をかえないと無理です。あのマッカーサーでさえかえられなかった法律
です。民主党は出来るでしょうか?みんなの党は「内閣人事局」を提案しています。霞が関幕府を倒せるか?官僚の新人はまだ「改革意識」があるそうですが…。「身分」から「職業」へです。まあ、頑張ってください。
 
          教育の失敗、ノブレス・オブリージュ
 
 「エリエール」で知られる大王製紙の前会長で創業者の孫の井川意高(いかわもとたか)容疑者(47)がグループ企業から100億円横領して刑事告訴された。全部ギャンブルで遣い果たしたという。とんでもない「バカボン」です。もう少しノブレスオブリージュや社会道徳が欲しかった。だが、そんな大金私財で返せる訳もなく、自殺して「死亡保険」でちょっとははらってほしい。 2011年10月3日朝霞(あさか)国家公務員宿舎建設が「凍結」された。16宿舎を解体して朝霞国家公務員宿舎に統合するというが、都心の一等地(埼玉県)なのに家賃月4万円(税込宿代+光熱費込み)という贅沢宿舎に「ふざけるな!」「その分を東日本大震災復興費に当てろ!」と不満轟々でした。ですが「廃止」でなく「凍結」ということはいずれ「解凍」するということです。実は役人を監視する役人つまり「マネジャー」が20万人(地方出先機関)います。銀行じゃないので「無駄」ですよね。政治家は官僚に舐められているのは官僚と「同じ土俵」で対峙しちゃうから。だから騙されたり詐欺まがいの官僚言葉でしてやられる。政治家は「国民の立場に立てばダメだ!」ときっぱりいえばいいだけ。パブリックサーヴァント(公僕)という事を忘れるな。また「人事院勧告」とは「人事院」とは「国の人事部」です。国家公務員や国会議員の給料を韓国する行政機関です。が、だいたい民間が年収406万円にたいして公務員年収は633万9000円です。人事院は「民間と同じ基準で」というが「エリート企業と同じ…」というおまけつきなんです。2010年11月26日、馬渕氏仙谷氏の問責決議案が可決されました。馬渕国土交通大臣は「尖閣諸島中国漁船衝突ビデオ流出事件」で仙谷官房長官は「自衛隊を「暴力装置」」と発言したことでだ。2010年11月22日、国会軽視発言をうけて菅内閣の柳田法相が辞任しました。菅直人総理大臣ならびに仙谷官房長官、馬渕大臣、前原大臣らの「ドミノ辞任」の問責決議案も野党は検討しているようです。民主党の柳田法務大臣が地元広島でのパーティーで「法務関係なんかさっぱりわからないから官僚まかせ(馬鹿で資質がないから)」「法務大臣としての国会答弁は2つだけ。「個別の案件にはお答え出来かねます」と「法的観念に対して適切に対処していきます」だよ(笑)」と言って(39回も言っている)反感され一応謝罪しました(馬鹿のひとつ覚えの「真摯に対応していきます。謝罪いたし…」を20回繰り返す)。このひと馬鹿なの?菅内閣支持率は26%、「法相辞任するべき」は79%です。現在、「官僚の天下り」は4500の特殊法人団体に2万5000人が天下りして毎年12兆円が無駄になっています。民主党政権になってから「天下り」を禁止するとの「建前論」から事実上の天下りである現役官僚による民間企業への出向を良しとした。「退官後」からの天下りより「現役」であるほうがむしろ悪質で質が悪い、という現役経済産業省官僚の古賀茂明氏の主張は至極当然で正論である。だが、その古賀氏を官房長官(当時)である仙谷由人(せんごくよしと)氏が恫喝し、2週間もの「ひとり全国出張」を科して虐めるなど言語道断である。いったい「影の首相」は国民と官僚機関や労組のどちらの味方なのか?なお官僚とはキャリア役人のことです。キャリアとはかなり難しい国家公務員試験をパスした役人のことでおもに中央官庁(霞が関)に勤める 官僚のことです。
おもに東京大学法学部卒業が多いといわれます。何故かといえば東京大学(旧・帝都大学)法学部は元元、「官僚を育てる為に作られた大学」だからです。東京大学以外でキャリア試験をパスしていないひとは「ノンキャリア」といわれなかなか出世することが出来ません。そんな中で逮捕されました村木厚子元・被告は異例の出世をしたことになりますね(村木氏は2010年9月10日に「無罪」です)。また官僚の騙しのテクニックを教えます。官僚は正面からは抵抗しません。例えば霞が関文学というのがある。「財政」は予算編成のことです。「調査審議する」は予算編成を含まないことです。すれ違い答弁もします。とにかくくねくねといい逃れます。「完全無料化」と「完全に無料化」は「に」が入っただけでかなり違います。にが入ると「完全無料化」ではなく民間法人や国の持ち株主化も含まれる訳です。
官僚の主な仕事は「国会対策(政治家の答弁)」です。
つまり政治家がどんな質問をしてどんな答えをするか決めて「作文」を作成することです。政治家は官僚の「操り人形」のようなものなんです。だからこの統治能力をなくすべきです。官僚が「政治家の作文を造るのは止めさせて」政治家に自分自身の頭で考えさせることです。
官僚にももちろん定年は「建前として」あります。が、官僚社会は完全なピラミッド形式です。一番偉いのは大臣(政治家)ですが、官庁のトップは「事務次官」です。ですが事務次官はたったひとりしかなれません。当然ながら歳をとるごとに「間引き」される訳です。
だから官僚は定年前に省庁の関連会社に天下りする訳です。ですが「再就職」とはいえ、官僚はハローワーク(職業安定所)で職場を探す訳ではありません。退職金何千万円を貰った後で「渡り」と言って出身省庁関連会社役員など数年間だけ席を置き、次々と会社役員などを渡り歩き、その度々に「何千万円」もの退職金を貰います。合計金額は何億円の退職金を貰うそうです。その再就職先で元・官僚は何日も出社せずに、官庁と天下り会社の「口聞き(公共事業の斡旋など)」をするだけです。
能力が本当にあるひとならいいんですが…。まあ、一般会社では「渡り」はもちろん「官庁省庁による再就職活動」などすることはありません。官僚はハローワーク(就職案内所)で再就職活動をしてください。それがノーマルな就職活動というものです。とにかく「天下り」や「渡り」を禁止してください。官僚はハローワークに行って就職活動をしてください。
まあ、天下り先の公益法人の廃止ですね。

よく聞かれる「友愛」とはプリンシィプルやノブレス・オブリージュではないだろうか。「友愛」を一般化することなど不可能です。意味もありません。猿の世界を見ればいい。ボス猿は仲間の嫌いな猿をいじめ抜く。いじめられた猿は隅で小さくなっている。人間は猿とは違う。いじめられたら「負けたままで堪るか。今に見ていろ!」という人間が出てくる。この反発力が人類を発展させてきた。皆がニコニコ笑ってお互いが好きという世界はむしろ不気味だし、人間の成長もあり得ない。あのソクラテスでさえ死のまぎわは「私は知識の海の浜辺で貝殻を拾っているだけだ」という。あの天才のソクラテスでさえ「自分の無知」を認めて死んだ。なのにソクラテスの半分のIQもない輩がわかったことを言うのは醜悪です。私だって「知らないことばかり」です。もっと自分の頭で考えるところです。知らないことは知らないことです。わかったふりでは何も変わらない。お互い勉強不足ですね。頑張ってください。
また「お金儲け」のことですが、確かに「お金」は大事です。どんな綺麗事を言ったところでお金がなければ一切れのパンさえ買えない。それが現実です。だがだからと言ってホリエモンや小室哲哉のように「命の次に大事なのはお金だ!」では只の馬鹿です。よく論語と算盤というように「お金儲け」と「論語(道徳)」は両立するべきです。「命の次に大事なのはお金だ」では只の福永法源です。所詮、お金儲けには論語がないと只のホリエモンや小室哲哉や福永法源のように没落する。要は何の為にお金儲けをするか?だ。私利私欲では何も変わらない。自民党政権になったところで何も生活は飛躍的には変わらない。宝くじを買ったって当たる訳ありません。努力なきところでペイなきです。論語と算盤というように人間はいかになろうともプリンシプルを失っては生きていけないのです。悪銭身につかずです。努力なきところにお金儲けなしです。ホリエモンや福永法源や小室哲哉では意味がありません。もっとプリンシプルをしっかり持ってください。上杉の義を持ってく
ださい。それがプリンシプル(原理・原則)です。
またノブレス・オブリージュとは高貴なる責任です。高い地位やポジションにいるひとやパブリックサーバント(公僕)には責任がともなうということです。只の権力欲や出世心では高い地位やポジションについても失敗する。高い地位のひとには「社会的貢献の責任」がともなうということです。頑張ってください。 
 
 
      アジア共同体(AAU)
 
 「APECって何ですか?」ですが「Asia Pacific Economic Coopperation.(アジア太平洋経済協力会議)」です。カナダ、米国、メキシコ、ペルー、チリ、ロシア、韓国、日本、中国、香港、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドの21カ国が加盟して「関税撤廃」などで協議しています。自由貿易交渉いわゆるFTAで日本はEPA(経済連携協定)で日本は出遅れました。アフリカ支援金が1・8兆円に決まりましたね。政府はEPAでの交渉を諦めて、WTO(世界貿易機関)を軸に考えているそうです。何にしても交渉の停滞は致命的でしょう。誰かがAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で交渉するべきなのですという。が、アジアとアメリカ合衆国が(しかもヨーロッパまでが)集まるまるで国連のような経済協力会議では話になりません。戦前の大英帝国、戦後のアメリカ合衆国のような代わりを中国に「屋台骨」として期待しても無駄です。中国を過大評価しては危険でしょうね。中国経済はまだ弱く、戦後のアメリカ合衆国のような代わりはまだ無理じゃないかと思う。日本は「ものつくり」国家です。が、だからといってアメリカ合衆国が「ものつくり」を忘れたか?と思うのは違います。世界優良百社の中にアメリカ合衆国の企業は60社入ります。日本企業は8社だけです。アメリカ合衆国の企
業は世界的巨大企業です。例えばコカ・コーラやインテル、ペプシコーラなどです。ポスト自動車はグリーンニューデールの環境商品です。アジアはアジアでまとまるべきなのです。BRICs(ブリックス)という新興国がある。国名ではありません。それぞれブラジル(人口1億人GDP1兆ドル)、ロシア(人口1億人GDP1兆ドル)、インド(人口11億人GDP1兆ドル)、中国(人口13億人GDP3兆ドル)などである。ロシアは石油ガスのエネルギー資源国。ブラジルは農業資源国です。またアジアの工業新興国の中国とインドは私の私案AAUの加盟国です。景気刺激策が効果を表しているのが中国とインドです。株価が右肩上がりです。中国は最近中に日本を抜いて世界第二の経済力を持つだろう。つまり日本は第三の国に落ちぶれるということです。ブラジルは日本より高くなり、ロシアは日本より株価が低いものの右肩上がりです。 今、日本にはAPEC(アジア太平洋協力会
議)などがあるが、アジア、EU、アメリカなどがほとんどごちゃごちゃになっている感じです。南北アメリカにはNAFTA、ヨーロッパにはEU、アフリカにはAUなどあるが、アジアだけの共同体というものはない。日本とフィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアのASEAN(東南アジア諸国連合)諸国、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、ブルネイを加えた国で共同体をつくるべきだ。
その名称はAAU(アジア共同体)、こう書くと戦前の「大東亜共栄圏」をイメージする方もいるかもしれない。しかし、そういう日本だけが得する共同体ではなく、互いの国が共通の利益を共に守り合う構想である。 そのさいリーダーは日本ではなくシンガポールであるべきだ。シンガポールは日本の淡路島の大きさに満たない小国ながら、大中継点として発展し、外交もうまい。副リーダーは中国でいいだろう。アジアの中の日本人像は「ブロンドの髪に青い目で肌だけは黄色」 という異国人である。そんな日本人がリーダーでは駄目なのだ。石油はインドネシアやブルネイが中心になる。オーストラリアの国土の半分の天然資源は手付かずという。50年というスパンで開発計画は可能です。森林資源もマレーシア、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンに豊富です。また、フィリピン、インドネシア、タイ、マレーシアは農業国だから資源国になりえる。何故オーストラリアとニュージーランドをAAUに入れるのか? そ
れはオーストラリアとニュージーランドは白人国家で、イギリスのコモンウェルズ(英連邦)だからだ。アメリカとイギリスと肌の色が同じであり宗教も人種も同じだ。「肌の色が違うだけなのに……」というのは甘い。なぜアメリカがドイツでなく日本に二回も原爆を落としたのか考えたらいい。彼らの中に日本人は人種的にワンランク下だという心理があるからだ。オーストラリアとニュージーランドはアメリカと同じアングロサクソン系人種である。ドイツはゲルマン系、第二次世界大戦ではアメリカイギリスに見捨てられた。しかし、アングロサクソン系国で見捨てられた国はなかった。オーストラリアとニュージーランドはAAUが人種的に叩かれない為の切り札である。オーストラリアとニュージーランドもアジアの一員と自覚している。だから朝鮮戦争のとき数万人もの兵士を送ったのである。今こそアジア共同体で本当の自立をしようではないか。
AAUには当然人口10億人のインドももちろん必要である。かっては貧乏だったインドもバンガロールではコンピュータープログラム、ニューデリーでもかなり勢いがあります。AAUには絶対必要であります。 
 

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震災から1年半 「2030年原発ゼロ」日本海などにメタンハードレート

2012年10月30日 07時59分38秒 | 日記
「東日本大震災」 
 
日本海などにメタンハイドレート群が見つかりました。網走沖、秋田山形新潟沖、隠岐周辺沖にかなりの量のメタンハイドレート(メタンガスが凍ったもの)があるという。原発にかわる代価エネルギーとして期待大ですね。よかったですね。小林よしのり著作「ゴーマニズム宣言スペシャル 脱原発論」小学館刊行「読書感想文」フリージャーナリスト緑川鷲羽わしゅう。まず私が主張したいのは私は「原子力ムラ」の人間ではなく、「利権」とも無縁であるということ。マンガチックな「原発ブラボー再稼働」でもないということ。そして小林よしのり氏の本を読んで、「首相官邸の前で集団ヒステリーでお祭りデモに参加している連中と同じだ」という感想だ。確かに福島原発事故や乳飲み子の母や赤ん坊が泣いている映像を観たら誰だって「脱原発」になるのが人情だ。しかし、したり顔で「脱原発」を主張するなど赤ん坊でも出来る事なんだよ。小林氏は「一時的に電力が足りなくなって企業が出ていく?その程度の企業なら外国にどうぞ」という。現実がわかっていない。電力不足が「一時的」な訳ないだろう。企業は漫画家とは違う。1円2円の円高、電力料金で中小零細企業(全体の99%)は採算をとっている。そんな企業が中国やベトナム、インド、ミャンマーに出ていけば二度と帰って来ない。深刻な失業率になるだろう。漫画家の替りなど幾らでもいるが、職場の替りはない。また小林氏は「自分が9歳の頃(1956代)には原発はおろか火鉢しかなかった。大学生の頃漫画家デビューしたが(1970年代)、九州ではまだ原発はなくても幸せであった」という。現代エネルギー革命や、産業イノベーションがわかっていない。氏が学生や幼かった頃にはなかったスパコン、コンピュータやハイテク家電、スマートフォン、高品質テレビ、(節電)家電、クーラー…なにより電気がなければ水道の水さえ流れない。そういう基本的な事がわかっていない。悪戯に原発の危険や人々の恐怖心を煽り「原発は安全じゃない」と断罪する。これでは農家の恐怖心ばかり煽る農協と同じではないか。絶対に安全なものなどこの世に存在しない。車も飛行機もバスも全部「危険」であろう。何より太陽光や風力といういわゆる「再生可能エネルギー」が電力の1%であり、原発分はいままで30%であり、その分がすべて火力に特化しているから(電力の約99%)「電力不足」「電力料金値上げ」があるのであって、火力発電のエネルギー源の価格高騰に触れられていない。今「円高」であるので石油やガスの値段は高くない。だが、石油・ガスの価格高騰は続いている。価格高騰問題に触れられていないのは違和感がある。原発分の30%のキャパシティを太陽光・風力ではカバー出来ないのだ。それが現実だ。小林氏はあまりに感情に流され、プラグマティズムやコンストラクティブな思考を怠っている。只の「お涙頂戴」の「感情論」に騙されて、したい顔で「脱原発」では救われない。4号機の核燃料棒プールの危機など、政府も関係者も皆知っている。プロパガンダで原子力発電とオウム真理教を結び付けて描いているが、原子力を再稼働したり原発を廃炉にしながら新エネルギー開発(メタンハイドレード、シェールガス、地熱発電、新潟沖の未知の石油)していくのが「ヒトラー」(笑)だとでもいいたいのか?TPP交渉は「ナチス」(笑)か?私も政府の「冷温停止状態」「安全宣言」など信じていない。3・11の事故後すぐ私は「メルトダウン」もしくは「メルトスルー」していると思っていたのだ。だが「危険だ、危険だ」といっていても仕方ない。小林氏は「安全だというならお前が福島に住んでみろ!」という。私は福島ではないがすぐ近くの米沢(福島市郡山市のすぐ隣り)に住んでいるが健康だ。氏のいう「原発の代替案」が太陽光や風力では「お先真っ暗」だ。むしろ大事なのは「脱原発」と「原発再稼働」を二極化しないことだ。原発を求めている人々すべて賄賂をもらっているとか、右翼と決めつける氏こそ「左翼」になった「元・右翼」である。どっちみち福島原発事故で「新規原発開発」も「既存の原発再稼働」も殆どムリで、30年後には自然と「脱原発」になる。原発は全部停まるのだ。私だって将来的には「脱原発」の人間だ。氏の漫画は「感情論」であり「結果論」である。事故を観て恐怖を感じ、集団ヒステリー集団アレルギー、感情論を「プロパガンダ漫画」で描いているに過ぎない。こんなものでまともな代替案もなく、したり顔で「脱原発」を叫ぶなど、まさに「団塊の世代の安保闘争」「集団ヒステリーお祭りデモ」だ。マンガチックであり、主張が「子供」である。本書は一読の価値は確かにある。だが、氏がオウムテロの時のように脅迫に晒されているのは甚だ不幸ではあるが、こんなひとがジャーナリストの仲間とは、日本も甚だ「呑気な国」である。                
2012年10月1日青森県下北半島の大間原発(Jパワー)の再建設が始まりました。集団ヒステリーの「脱原発」ポピュリスト達はまた反発しています。が、Jパワーの会長は「原則40年稼働させたい」と現実的思考です。こういう現実がわかるひとの台頭は喜ばしい限りです。2012年9月27日「指定廃棄物(核のゴミ)」最終処理場が千葉県・宮城県・群馬県・栃木県・茨城県に決まりました。2012年9月20日「原子力規制委員会」が発足です。委員長・田中俊一氏。経団連など財界は「原発2030年代ゼロ」に反対していて、米倉氏が政府戦略会議辞職です。まあ、現実が見えている人々には当たり前の意見ですね。理由は後述しています。政府はとうとう「30年代原発ゼロ」を決定してしまいました。まさにポピュリズム(大衆迎合)です。でも閣議決定は見送りであるという。経済界からのはんぱつのおかげですよ。現実が見えない人たち(脱原発論者)には困ったものです。政府エネルギー戦略会議は「核燃料サイクルを維持」する方針を固め、もんじゅを研究炉にし、30年代に原発ゼロも併記するといいます。「2030年原発ゼロ」目標が、世論の圧力で明文化された。青森県の三村知事が、核燃料サイクル堅持を要望しています。国民の7割が脱原発をしたり顔で主張し、古川国家戦略担当大臣を枝野経済産業大臣も「脱原発」を決めてしまいたいといいます。やめて欲しいのはあと数か月後にはなくなる民主党政権に今後数十年続くエネルギー政策を付け焼刃で決めてほしくないということです。脱原発をし、原発をゼロにすると三十年後には核燃料再生が不要になります。青森県は結果として「核燃料永久貯蔵地」になってしまいます。青森県は「中間貯蔵地」であり「永久貯蔵地」という話になると話は違ってくると思います。事故調(福島原発事故調査委員会)のレポートは本質を突いていない。事故とは物理的な原因が起こり、波紋のように広がるものです。管首相(当時)や斑目委員長(当時)や枝野官房長官(当時)が悪かったうんぬんの前に物理的な自証を考えるべきです。「もう少しいい人材と英雄や天才的人物がいれば事故は防げた」とは思いません。全電源が地震や津波で喪失したら原子炉は冷やせないし、核は暴走する。どんな天才がいようが事故は(遅らせることは出来たかもしれないが)発生したと思います。設計上の問題であり、人材・組織の問題ではないからです。事故調のレポートは「犯人捜し」で、「脱原発論者」は「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」だと私は断言します。理由は後述します。南海トラフの巨大地震被害想定は死者32人、浸水1015平方キロでそうです。10分以内の避難で14万人減、100%耐震化で3万人減です。備えあれば憂いなし、ということですか。全国の工業団地に万単位のメガソーラー計画があるそうです。だが、どんなに太陽光パネルを張り巡らせても原発分の3割は無理なんですよ。現在の技術では。だから単純にしたり顔で無策で「脱原発!」と声高に叫んでも集団ヒステリーだ、というんですよ。原発の将来を考える国民会議並びに国家エネルギー戦略会議は「1930年代前半に原発ゼロに」との結果になりました。東京電力福島第一原子力発電所事故の原因などを政府の事故調査・検証委員会は2012年7月23日最終報告書をまとめ、野田首相に提出した。被害が拡大した根源的問題として「東電も国も安全神話にとらわれていた」と指摘。危機管理対策の練り直しを促したとのこと。我が師・大前研一先生は政府と国双方のレポートを読み「率直に言ってどちらも役に立たないな」といいます。原因は津波?なら福島第二原発や東海第二原発は何故大丈夫であったのか?違いは「外部電源」です。福島第一原発は地震で外部電源がやられ、さらに津波で非常用電源もやられてメルトダウンしたのです。「外部電源」さえ無事なら大丈夫なんです。また「活断層の傍に原発あるから危険…脱原発!」というのには私は与しません。なら新潟の地震のとき柏崎刈羽原発は何故大丈夫だったのか?「脱原発デモ」など改革でも革命でも何でもない。くだらん「集団ヒステリー」でしかない。「再生可能エネルギー(太陽光・風力)」で原発分の30%のキャパはカバーできない。「集団ヒステリーデモ」などやめるべきだ。変なガキが「(nhkクロ現で「脱原発デモ」を取り上げることで)デモがないとかいっていたおっさんも黙るな」と悪口を書き込んでいた。私緑川鷲羽わしゅうは「デモがない」などといっていない。原子力規制委員会で委員長として田中俊一氏が内定しました。田中氏は放射線物理の専門家です。が、私は残念です。我が師・大前研一先生こそ委員長・規制庁長官にふさわしいと思っていたからです。福島第一原発の事故調査委員会で電力会社(東電)と民主党(官邸)・政府・当局が地震、津波対策を先送りしたことを「事故の根本的原因」と指摘し「自然災害ではなく人災」と断定しました。我が師・大前研一先生は「人災は一致するが、其のうえで「交流電源が長期的な損失を前提にしなくていい」という事故調のスタンスに問題があった」といいます。それに事故調は原子炉の分析を行っていません。原子炉内部にはいれない、ということで関係者1000人からアンケートをとり分厚い調査書を作成しただけ。こんなもの馬鹿馬鹿しい週刊誌やワイドショーと同じです。「外部電源」に触れられてないが「外部電源」が損失すれば3・11と同じことになります。再生可能エネルギー20年20%買い取りですが今は再生可能エネルギーのほうが値段が高く誰も買いません。夜間の電力料金引き下げも再生可能エネルギー20年20%も原発フル稼働しないと無理です。このままヒステリーで「脱原発」ムードでは日本の自殺です。皆さん目を覚ましてください。原発と原爆は違います。皆さんは誰かと同じでいい、皆脱原発というし、みたいな、「団塊世代の安保闘争」みたいな馬鹿はやめて目覚めてください。2012年7月5日に国会事故調が報告書を完成。述べ1167人に調査して、「東電・保安院の怠惰」否定せず、とした。地震・津波が起因ではあるが「人災」だ、という。2012年7月1日から再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、バイオマス)の買い取り法案が実施されましたね。誰が買うのか?政府か?電気会社か?株式会社か?いいえ、国民です。国民が電力料金に上乗せして払うのです。今まで再生可能エネルギーは1Kwh=10円くらいで採算がとれず普及しませんでした。それが太陽光(10円→42円)風力(10円→23円)地熱(時価→27円)となり値上げ分は国民が払います。最初は84円負担ですが国が再生可能エネルギーを30%にすれば月に800円から2300円の値上げになります。電気は税のようなもので選べないし、電気がなければ生活できません。基本的なことですが「再生可能エネルギー」が「原発分の30%」をつくれるか?ですがつくれないんです、今現在は。まあ、携帯電話みたいなものです。最初の20年前の携帯電話はカバンくらいおおきかった。それがいまや掌に隠れるほど小さくなり、且つ高性能になりました。再生可能エネルギーも同じようにイノベーションで大きく成長分野としては有望です。だが、今はまだ原子力程のキャパは無理なんです。福島第一原発事故で、日本国内では「原発の建設は危ない」と思いがちです。が、日本の原子炉建設メーカーである日立や三菱重工や東芝らは優秀です。世界でも日本勢に匹敵しているのはフランスのアレヴァ社くらいです。この市場に対しては韓国や中国も虎視眈々と参入を狙っています。しかし、日本勢の足元にも及びません。東芝・米ウエスチングハウス連合の原子炉である「AP1000」は、仮に福島原発事故と同じになっても最後まで自力で冷却できる設計であるそうです。今は原子炉建設は被害感情もあって難しい。だが、20年から30年後再生可能エネルギーに限界がきたとき原発が見直されると思います。また反原発脱原発ムードを創ったのはマスコミです。過剰報道をするから「脱原発デモ」などが起こるのです。脱原発のデモ(作家・大江健三郎・音楽家・坂本龍一呼びかけ)で代々木公園で10万人のデモがありました。いっとくが原発と原爆は全然違う。プロパガンダ(大衆操作)にいいからってリンクさせるな。私緑川鷲羽の立場はけして「原発ブラボー再稼働」などの漫画チックなバカげた考えの立場ではありません。私も「将来的には「脱原発」」という立場なんです。私が言いたいのは福島の原発事故や乳飲み子の母親と赤ん坊の涙をみれば誰だって「脱原発」の考えになるし、それが人情でしょう。が、只したり顔で「脱原発」と声高に叫ぶのなんて赤ん坊でもできる事なんですよ。大飯原発は再稼働したが、依然として原発分の3割の電力は火力発電に特化したまま。このままなら電力不足、電気料金高騰…最悪な事態が日本の産業に壁として立ちはだかります。それでもいい。何が何でも「脱原発」というなら地獄に行ってください。どんなに悲惨な日本経済になるか。勿論福島原発があんなことになって「新規原発開発」も「既存原発再稼働」も無理だし、拒絶反応もわかる。だが、真実から逃げて「脱原発!」と無策で叫んでいたら状況は好転するんですか?小林よしのりも櫻井よしこも勝間和代も無知すぎる。我々は甘い嘘よりもつらい現実に目を向けるべきだ。現時点で「再生可能エネルギー(風力・太陽光など)」では原発分の3割のキャパはカバー出来ない。将来の地熱発電やメタンハイドレードや新潟県沖の未知の石油など「将来のエネルギー開発」を急ぎながら、私だって嫌だが原発を廃炉にしていきながら「(日本経済に深刻な悪影響のある)計画停電」を回避していきましょう。甘い嘘や夢では食べていけない。我々は現実的な行動と思想で行動しよう。団塊の世代の「安保闘争」みたいな集団ヒステリーではなく、現実的に行動しようよ。悪戯に恐怖心を煽る前にもっと勉強しろ。このままでは日本の中小零細企業は電気関連でバタバタつぶれるぞ。もっと皆にはコンストラクティブな議論をして欲しい。集団ヒステリーでお祭りデモに参加してる人達を説得して下さい。2012年6月8日、野田首相は「原発を再稼働しないと日本がたちゆかなくなる」と会見。大飯原発を16日に再稼働し、夏期間限定ではない、と表明した。正論だね。大飯原発3,4号機の再稼働を橋下大阪市長は「ピーク時の3か月限定」というが賛成できません。ひとつは原子炉の安全性というのは、飛行機が離陸時と着陸時がリスクが高いのと同じに、原発は稼働時と停止時が高いリスクのタイミングだからです。一度稼働して定常状態になればリスクは高くありません。もうひとつは再び福島第一原発事故のような津波や地震が来ても、大飯原発は大丈夫で問題ないということです。これは専門家も証明しています。但し、今の事故調や民主党政権(というより財務省内閣)が原発を再び稼働させるのは橋下さんでなくとも疑問が残るでしょう。規制庁だの事故調だの「今更」です。あの3・11から1か月の「無政府状態」の方がむしろ事故被害より「国家として恐怖の国」なのです。事故調は管直人前首相、枝野経産相、海江田万里・元経済産業大臣を国会で証人喚問しました。またしらばっくれています。自分には罪がない、だの、知らなかった、だの。政治家も官僚もいつもそれです。だから私は嫌いなんです。政府は原発15%路線で検討だそうです。また東電がいよいよ完全国有化ですね。数兆円という損害賠償も税金で負担です。また東電新社長に広瀬直己氏(59歳・常務)です。2012年4月26日旧ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故から26年目ですね。東京湾北部地震での予想死者数は9700人だそうです。また東電会長に下河辺(しもこうべ)和彦・運営委員会委員長(64)=弁護士が就任だそうです。天下りの馬鹿どもはどんどんリストラしてくださいね。福井の大飯原発再稼働です。まずはよかった。原発が稼働しなければ火力発電に原発の30%分が特価したままとなり電力不足電気料金値上げですから。脱原発の過激派のひとたちももう少し頭つかおうね。2012年4月から放射線セシウムの新基準が決定されました。肉・魚・野菜・米100ベクレル、水10ベクレル、乳児用食品牛乳50ベクレルです。放射線暫定基準は500ベクレルから100ベクレルになった訳です。まあ100ベクレルでも健康に悪くはないし安全なのですが、「集団ヒステリー」ですね。生協は肉・野菜を50ベクレル、水牛乳を10ベクレル魚50ベクレル乳児用食品4ベクレルお菓子4ベクレルにしています。「集団ヒステリー」になって「ベクレル・デフレ」になるのが危険。一般的に国際基準は1000ベクレルなのだから。親ばかで「安全なものを子供に食べさせたい」も危険です。人間はそんなに簡単には死なない。自然界には常に40ベクレルは浮遊している。何も食べないわけにはいかない。出荷停止は24種類だ。昔からスリーマイルやチェルノブイリでICRP(国際自然保護委員会)では370ベクレルを国際基準としている。チェルノブイリと基準を日本は踏襲するべき。だが、とにかく福島の原発事故での集団アレルギーで、原発近くの産地食糧を食べたくないが国民の38%もいるという。とくにいえるのは食品の放射線濃度の検査費の高騰がもろに食品にくるということ。問題は3つ。1つ機械が足りない(高精度測定器1台2000万円・改修費700万円(2トン)維持費500万円)千葉県2機、福島10機。2つは時間がかかる。3つは数が多い(主要4産地、その他32産地)。「集団ヒステリー」は高くつくということだ。
南海トラフ(駿河湾から九州沖の浅い海溝)での巨大地震での予想津波は20メートル超と試算しました。どこに逃げればいいのでしょうか?また福島産コメは100ベクレル超で廃棄。あと驚いたのですが福島県民全員に補償する(浜通り40万円、中通り20万円、会津10万円)。新潟県の柏崎刈羽第一原発6号機が停止し、残りは北海道の泊原発3号機1機だけになった(泊原発も4月で停止)。「帰還困難」の慰謝料が600万円、「居住制限」の慰謝料は240万円と決まりました。 3・11「東日本大震災」から1年である。福島第一原発事故後、原発はゴキブリのように嫌われ、すべての発電は火力に特価した。私緑川鷲羽わしゅうも原発にかわる電力をいろいろ考えてみた。そこでアイスランドのような地熱発電ではないか、という結論に至ったのである。日本には火山・温泉も多く、アイスランドと似ている。勿論地熱発電には反対意見もある。①初期費用が高い(1回のボーリングで1億円)②温泉が涸れるのではないか?という不安③国立公園内であること。だが、仮に日本のすべての地熱を発電に使うと原発20基分だ。サトウキビ、海藻、ミドリムシなどからのバイオエタノール(開発中)、また日本海には天然ガスが凍ったメタンハイドレードが100年分ある。しかし、すべては未来でのこと。が、原発を蠅のように嫌うなら以上の発電しかない。原発がダメなら地熱・バイオエタノールだ。政府は東電の全役員に辞任を要求しました。また放射能汚染は深刻ですね。除染には2014年3月までかかるそうです。それだけ汚染は深刻だ、ということですね。①汚泥(おでい)は東京下水だけで160トン・13都県6万9000t。②家庭用ごみ7県で1万5400トンです。焼いても沸騰させても放射性セシウムは減らないからたまるのです。今は原発から放射能汚染物質はでていません。国は8000ベクレル以下は埋め立ててもかまわないという方針です。が、また子持ちの母親の涙のプロパガンダで反対され「埋め立て」は進んでません。ちなみに1ベクレルは0.0001ミリシーベルトです。ごみを分担するから「絆」ではなく東北地方にゴミ処理場や電力施設をつくって復興を図るべきです。東京電力は政府から9808億円の大借金をして、「2011年度の賠償金」を払いかえしていく予定です。政府は福島第一原発事故の「廃炉」まで30年かかると明らかにしました。やっぱりね。復興債の償還は25年間だという。また福島第一原発の2号機が一時臨界になり微量のキセノン(放射性物質)が検出されたという。震災で転校が2万5025人で7割が福島であるという。2011年3月11日の東日本大震災では義援金が3245億円が集まったが1109億円が渡っていない。義援金は税金ではないので政治家や官僚が配っている訳ではないのです。それぞれ国レベルの配分委員会(堀田力会長、プール金363億円)で被災者・原発避難者(避難地区認定住民のみ)・家が半壊または全壊したひと(家が壊れない被災地は☓)に渡される訳です。国単位の委員会から県単位の配分委員会(プール金403億円)にいき市町村単位の委員会(プール金343億円)から被災者に渡る。一家族に110万円から51万円くらい。募金では税金ではないので救えないのです。困っているひとの「一息」のためが義援金です。 9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。ボランティアさんは「自己完結型」で被災地にいってください。食料も水もテント、車、被災民に迷惑にならないで「お役に立つ」仕事をしてください。2000万トンの瓦礫を分別・撤去・処分するのに最低でも5年はかかるそうです。瓦礫処理代は3000億円、道路・港湾整備に1.3兆円です。トモダチ作戦には68億円かかったそうです。ちなみに「余震はいつまで続くの?」という質問ですが、何十年と弱まりながら続きます。震度0という微弱な地震が阪神淡路大震災の神戸地方ではまだ余震があるという。マスコミの広報でおなじみになったメガネの中年のおじさん・西山秀彦さんは経済産業省でTPPに関して担当していた方です。前任者の中村氏、根井(ねい)氏は専門家でしたが、専門的過ぎて説明がわからないと移動になりました。現在原発の処理班は257名です。東京電力社員207人、関連会社社員50名で免震重要棟というところでパンやレトルト食品を食べながら通路に雑魚寝して頑張っています。「原発はいつ終結するの?」は、せいぜい10年から20年です。ですが、日本の技術力は災害後わずか6日間で870Kmもの寸断された道路を復旧させたことです。それというのも「災害対応対策協定」というのをゼネコンや中小土木業者と協定を結んでいたからに他なりません。また「品薄」ですが確かに「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」「ペットボトル水」「ビデオテープ」「紙おむつ」がないですが、「買い占め」というよりは容器の石油原料が足りないのと「計画停電」のせいです。教育の遅れも深刻です。震災孤児は阪神淡路大震災の64人を上回る150人以上だそうですね。政府は農作物・コメの作付け制限を実施、「原発事故での放射能汚染には賠償金を払う」と決めました。東京電力は当分の間「計画停電」を実施しない予定です。福島第一原子力発電所事故が長期戦となるとして20キロ圏の住民の一時帰宅在を政府が認めました。海水の放射性ヨウ素の濃度が通常の14万倍で、震災転校は1万1000人、一時補正4兆円、支援額1兆円だそうです。日米軍による「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」が終了しました。これから2、3ヶ月はボランティアさんが大勢きて「瓦礫の撤去」「掃除」「遺体捜索」「ペットの世話」などマンパワーが必要だが1年、3年となってくると「心のケア」「生活相談」「うつ病」「不眠」「PTSD」「猛暑」など精神科医や主婦やケア・マネージャー、ボランティア・コーディネーターが必要になる。ちなみにですが「4号機はメルトダウンしてないの?」は、4号機は地震津波時に休炉中で炉心に燃料棒そのものがない為、(使用済み核燃料棒以外では)危険が少ないということです。メルトダウンでプルトニウムや放射性ヨウ素・放射線セシウムが検知されたということは、「炉心の下」か「配管」か「サプレッション・プール」かにヒビがはいっていて漏れ出しているのですね。今、「集中環境室」に低濃度放射能汚染水が溜まっていて、高濃度放射能汚染水を入れたい為に海に仕方なく放出したのです。「苦悩の内陸部避難」が始まりました。宮城南三陸町、岩手県・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市などの避難民が内陸部に「集団避難」しました。今、汚染水が直接海に流れている状態でした。ピット(電源ケーブル収納施設)に亀裂があり1000mSv/hの放射性ヨウ素が出ていました。一回コンクリートで固めて亀裂を埋めようとしたが失敗、高分子ポリマーという水をジェル状にするものを注入し、その後コンクリートを注入しましたが失敗。2011年4月6日早朝、2号機のピット(立て杭)から海に漏れていた高濃度放射能汚染水が、水ガラスという物質を注入したことにより海への流出が止まりました。これは一端の朗報です。 「大規模停電」を防ぐ為の「計画停電」は愚策である。しかも「計画停電」は栃木や埼玉、静岡という「田舎」ばかり…。「節電」というなら何故「東京26区」はダメなのだ?品川区や新宿区一回「計画停電」で神奈川県全体分ではないか。ならどうすればいいかをこの「プランナー」で「ストラテジスト(戦略家)」のフリージャーナリスト・緑川鷲羽(わしゅう)さんが献策する。まずは①「サマータイム導入」②「夏の高校野球・甲子園の延期(夏ではクーラーとテレビ齧りつきで電力の無駄)」③「電気の無駄使いに罰金(許容量の30%や50%なら無駄使いする度に罰金が重くなる)」④10年間限定で復興財源に消費税2%増税(40兆円)する。⑤地方分権化(道州制)。戦略とは顧客(国民)第一主義でなければならない。なんとか総研とか○○大学教授だの集めるだけ無駄。知恵や策略とはそんな学歴エリートには考えられないものなのだ。が、とうとう策がなくなって低レベルの放射線汚染水を海に「緊急避難で」放出しました。大事なのはメルトダウン(炉心熔解)が1号機2号機3号機ではすでに起こっていて、4号機の使用済み核燃料棒も危険だということ。メルトダウンしたからこそ原発付近で通常の3000倍や4000倍の放射能や「プルトニウム」がトレンチやピット(立て杭)から検出されているのです。1日に600tも冷却の為に放水すれば「満杯」になるのは道理。後、4、5年は放水をやり続けなければならない。10年後くらいで落ち着いたら燃料棒を搬出し、コンクリート漬けにするしかない。チェルノブイリ事故のときのような「直ちにコンクリート漬け」は「YES」といいがたい。コンクリートは熱に弱く、チェルノブイリ原発のいわゆる「石棺」はヒビがはいって放射能漏れが起きている。「コンクリート漬け」は10年後だ。原発付近は漁業権が放棄されている為、魚介類で「被曝」する訳ではありません。政府・民主党は東日本大震災の復興のために「復興構想会議」を設置して有識者を集めて「復興戦略」を考える予定であるといいます。また震災では内定取り消しが数百人、失業も何万人規模になりました。東電は1号機から4号機まで「廃炉」にすると発表しましたね。今は「合成樹脂」を瓦礫などに蒔いて「放射性物質」の飛散を止めようと足掻いています。「冷却水システム」は稼働確認され「電源」はいれました。仏の放水ロボット「タロン」も搭載するようです。基本的には「メガフロート」という「放射性物質汚染水貯蔵庫」に汚染水を移動させる予定であるそうです。なお海水ではなく今度は「淡水」を替りに注入しています。これは海水だと塩害があり、塩分が炉心の底にたまる為の処置です。だが「風評被害」が酷くなっています。福島第一原子力発電所から遥かに離れた九州や山口県の部品メーカーや繊維メーカーが「輸出先の外国企業」から「放射能に汚染されていないか証明書を下さい」などといわれているそうです。「日本の食料危ない」など明らかな「風評被害」が出ています。これにたいして説明責任がある「政府・民主党」ですがデマをとめる術を知りません。ちなみに福島第一原子力発電所の1号機(1971年3月26日)、2号機(1974年7月18日)、3号機(1976年3月14日)、4号機(1978年10月24日)、5号機(1978年4月18日)、6号機(1979年10月24日)という完成日です。でも古いから「安全じゃない」訳ではありません。1号機はGE製です。2号機からは「日本人」が一生懸命「真似して」作りました。部品交換やモデルチェンジしているので古いから事故…という因果関係ではありません。制御棒はきちんと入った為に核分裂・爆発にはなりません。だが燃料棒の「崩壊熱」で炉心が溶けてメルトダウンしたようです。なお「水素爆発」とは、炉心の燃料棒の冷却水が少なくなって燃料棒が露出して、化学反応を起し大量の水素が発生した。水素は空気より軽い為に建家の屋上にたまり引火して「水素爆発」したのです。「核爆発」ではありません。ですが福島第一原子力発電所の自主退避のエリアには「寝たきり老人」や「牛や鶏を飼っている酪農家」もいます。被害の「賠償金額」は物凄いことになりそうですね。「プルトニウム漏れ」はプルサーマル(プルトニウム・サーマルリアクター(プルトニウム軽水炉(ただの水の炉)和製英語))の3号機からでしょうと思います。プルサーマルとは「原子力発電」で「ウラン」や「プルトニウム」がでてその「プルトニウム」を再利用する原子炉です。ですが青森県六ヶ所村に処分する核燃料棒を集めることにはなっていますが、「最終処理場」はきまっていません。大前先生は「ロシアと仲良くなってシベリアやツンドラ地帯に燃料棒を埋葬するのがいい」といいますが違います。あの一帯の地下には「有毒ガス」が眠っていて掘れば「有毒ガス」が世界中に風で飛散してしまいます。なおプルサーマルの為の燃料は「MOX燃料」というものですが日本には処理後のプルトニウムを「MOX燃料」にする施設がありません。だから自衛隊の護衛をつけ、テロリストに「核爆弾の材料・プルトニウム」を盗まれないように、再処理施設のある仏のAREVAの工場まで運んだのでした。そのニュースを覚えていますか?今回の福島第一原子力発電所事故と「チェルノブイリ事故」の違いは「核爆発」と「メルトダウン」の違いです。水や食料が「摂取制限」「出荷制限」ときくと過剰反応してしまっては敵の思う壺です。もっと冷静になってください。また「SPEEDIって何ですか?」ですが「System Prediction of Einvriroental Emergency Dose Information.」(緊急時迅速放射能影響予想)というものです。風向きや温度、大気、気象、陸地や海面の起伏などを計算して放射能影響を地図上でグラフ化するシステムです。なお「原子力安全保安院」は経済産業省管轄の役人ですが、「原子力委員会」は「保安委員」を監視する有識者の団体です。2011年3月29日に海水から通常の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたそうです。だが、1号機から6号機までのコントロール室などの照明が灯りました。実は日本の土壌にもウランが通常あります。東西冷戦下にアメリカや旧・ソ連が空気中、大気圏中で(今は地下で)核実験をしたからなんですね。だが、プルトニウムというのは重くて飛散しずらいので「放射性ヨウ素」や「セシウム」のように悪戯に恐れる必要はありません。ちなみに日本の電力の割合ですが、火力発電が60%、原子力発電が30%、水力が10%くらいです。水力発電所はもう日本中にダムをすべて造ってしまったので頭打ちです。火力発電はオイルショックなどがあったために原子力発電がいい、と始められたためです。放射線は細胞やDNAを傷つける為に恐れられています。が、大人や老人には免疫もあり、むしろ子供や赤ん坊の甲状腺(成長ホルモンや新陳代謝を司る喉のところ)がダメージを受けるといわれています。もちろんかなりの放射性ヨウ素をあびた場合は…ということですが。放射線は宇宙からも、大地からも、食料からも、大気からも出ています。世界平均放射線比率は2.4mSv(日本は1.24mSv)です。「暫定摂取制限」とは原子力安全保安院が決めていた摂取制限を、暫定的に政府が決めました。食べ物で(2000ベクレル/kg=0.049mSv/kg)、水で(大人(300ベクレル/kg=0.0007mSv)乳児で(100ベクレル/kg=0.002mSv))まで安全です。年間では50mSv(ミリシーベルト・日本は33.3mSv)まで安全。水で洗い流すだけで放射性ヨウ素は「半減」します。が、水を沸騰させては駄目です。放射性ヨウ素は「細菌」ではありません。沸騰すれば濃度が増して危険です。妊婦やおっぱいは安全です。「計画停電」ですが来年(2012年)夏くらいまで続きそうですね。ちなみに東京ドームの一回分のナイター戦で6000Kw(6000万世帯分) です。被災地に陸海空自衛隊10万人が派遣されていますが、キャンプをはって寝泊まりしています。自衛隊というのは「食料」「トイレ」「お風呂」など「自己完結」でできるから便利な軍隊なんです。在日アメリカ軍も「ともだち作戦(オペレーション・トモダチ)」で頑張ってました。仏からの専門家チームもありがたかったです。何故仏は原発に詳しいのか?は仏は世界一の「原発大国」だからです。原発59基、電力割合77%です。ちなみに日本の電力会社は「北海道電力」「東北電力」「東京電力」「北陸電力」「中部電力」「四国電力」「関西電力」「九州電力」「沖縄電力」があり、他に制御電力事業会社として「J-POWER」「日本原子力発電株式会社」などがあります。世界では仏EDF(4004wh)、ドイツEON(3454wh)仏ENEL(2877wh)日本・東京電力(2602wh)、米国エクセロン(1731wh)という順位になります。今回の東日本大震災の被害額は25兆円といわれています。阪神淡路大震災は10兆円でした。88年前の関東大震災は死者10万人で復興院の長官は歴史上の人物・後藤新平がなり、110兆円、遷都しない、耐震化などものの見事に決めていき首都は復興したのです。平成の後藤新平よ、いでよ!というところですが五百旗頭(いおきべ)真さんが「復興委員会会長」になりました。日本赤十字(1887年創設、トップ皇后陛下)には1160億円以上もの義援金が寄せられたそうです(経済界からはソフトバンクの孫正義氏が6300億円の自己資産から100億円の義援金。石川遼プロは今季(2011年)賞金全額寄付)。まだまだ日本人も捨てた物じゃあありません。仮設住宅建設も急ピッチで建てられていますが、コミュニティーごとで移動ということになりそうです。なぜなら1995年の阪神淡路大震災のときは「抽選方式」にしたため隣は見知らぬ他人で「老人の孤独死」などあったからです。地震保険(上限5000万円)は火災保険のオプションです。地震保険だけにはいることは出来ません。東北には472社の部品メーカーがありますが、大震災で「部品」がつくれなくなり「日本経済」が大打撃です。しかしテレビは「行政を動かす」「人命を救う」「支援を広げる」効果はあったと思います。民主党政権は「復興財源」として4000億円の赤字国債を発行するというが、あまりおすすめできません。これ以上借金が増えれば「日本国債」が暴落するからです。あと「過剰反応」にも罰則ですね。水道水にたった210ベクレルが…でペットボトル水を過剰反応で買い占める。それは1年間飲み続けてもレントゲン一回分でしかない。「専門家」ももっとちゃんと「説明」しないと「日本復興」は道さえなくなる。まずは「冷静な行動」をしてください。それにしても何故「政府・民主党」が「メルトダウンはしていない」と何故嘘の報道をしたのか?私には理解できません。まるで「大本営発表」です。嘘はすぐばれます。今回の2011年3月11日の「東北関東大震災」では未曾有の大災害で、死者・行方不明者2万9000人避難民12万人、福島第一原子力発電所の1号機から4号機まで大変な状態になりました。1号機と3号機では一時燃料棒内の冷却水が不足して、水素が建家にたまり「水素爆発」しました。これにより、1号機3号機の建物が爆破、2号機の圧力抑制室(サプレッション・プール)では一部破損炎上(鎮火しました)「電源復旧」を目指しています。3号機4号機に放水、1号機4号機2号機の通電を確認(中央制御室の照明など)しました。3号機5号機6号機も照明点灯。汚染たまり水が1000mSvという値です。だが、病院・避難所で死者が相次いでいます。福島第一原子力発電所付近の海水からは「放射性ヨウ素131,134,137」が検出されましたね。だが、人体に影響のないレベルです。この前210Bq(ベクレル)であった葛飾区の東京都の水道水の放射性ヨウ素131は2011年3月24日76Bqまで減り、東京都は「摂取制限」を解除しました。あまり「過剰反応」をし過ぎると「限度」がなくなりますよ。また3号機の地下室で作業中であった3人の作業員が被曝してそのうち2人が病院に搬送されたそうです。3号機のタービン建家地下室にたまっていた30cmの水に足をとられ、170から180mSv(ミリ・シーベルト)被曝したという。当然、作業員は放射能防護服だった。が、長靴とズボンの隙間から放射性水がはいり、知らぬ間に被曝したようです。「β線熱傷(火傷と同じ病状)」だそうです。だが、2011年3月28日3人は退院です。発電所を地下にしたのは愚ですね。雨水海水ですぐ駄目になる。ここで原子力保安院が「福島第一原子力発電所事故の「危機レベル」は7」といい世界中で納得です。何故ならスリーマイル島原発事故のレベル6より酷い状態であるからです。1時間あたりの放射性が1号機6万μSv、2号機100万μSv、3号機が75万μSv、4号機が500万μSvで、3号機建家の地下水から放射性ヨウ素134が69億ベクレル(Bq)、放射性ヨウ素131が13000万μSvです。一時39京ベクレルまでいったそうです。69億ベクレル(2011年3月27日深夜「検知されていない。誤りでありました」と原子力安全保安院(経産省管轄役人)が訂正しました。)など通常ならありえないことで、放射能炉心の一部が破損して漏れてる可能性が高いそうです。が、「原発の現場」でです。「過剰反応」はやめて下さい。
また1号機2号機3号機のタービン建家のトレンチ(配菅構)に放射能に汚染された水が発見されました。1号機が0.4mSv1h、2号機が1000mSv1h、3号機は?です。また原発事故では0.54ベクレルのプルトニウム(238,239,240)が検出されたそうです。「早くコンクリートで固めろ」というのは時期早々で5年から10年後ならいいでしょう。燃料棒はどちらにしても取り除く必要があり、地下800mから1000mに永久埋葬することだ。今回の福島第一原子力発電所の事故の反省を刈谷原発などに活かす必要があり、いいますが「原発に「絶対安全」」などない。もんじゅのような高速増殖炉はやめたらいい。放水車にしても5気圧以上必要です。売れなくなる東芝・日立・三菱の原発産業はGE、WH、AREGVAの傘下にはいること。

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裁判員裁判 「山口県光市母子殺害事件」元・少年(31)再審請求へ

2012年10月29日 08時18分30秒 | 日記
裁判員制度

「山口県光市母子殺害事件」で死刑が確定した元・少年(31・福田孝行)が広島地裁に再審請求をしているのがわかった。どこまでも反省がない。「おい小池!」の指名手配写真でしられる殺人罪の小池俊一容疑者(偽名・小笠原準一)が、病死していたことがわかった。10年前から同居していた女性(67)は「偽名とは知っていたが小池容疑者とは知らなかった」と証言している。警察は容疑者死亡のまま書類送検するとしている。「秋葉原17人殺傷事件(2008年)」で裁判になっている加藤智大被告(ともひろ、29)が2審でも死刑が確定した。加藤智大被告は悪魔のようなへたれであり、死刑にしなければ道理が立たない。確実に死刑にするしかない。AIJ投資顧問(東京都中央区)による企業年金消失問題で、厚生年金基金などから資金約70億円を運用せずだまし取ったとして警視庁捜査2課は浅川和彦・同社社長ら4人を逮捕した。2012年6月15日、オウム真理教元信者で「地下鉄サリン実行犯等」の指名手配中の高橋克也被告(54)が、東京大田区の漫画喫茶で逮捕された。オウム手配犯では最後の手配犯であった。だが、真相など解明されないだろう。現在「仮病」をつかっている麻原彰晃(本名・松本智津夫)しか「本当の真相」などわからない。2012年6月10日、大阪ミナミで通り魔事件がありました。2人刺殺した容疑者は礒飛(いそひ)京三容疑者(36)で、被害者は東京都久留米市の音楽イベント・プロデューサの南野信吾さん(42)と大阪中央区の佐々木トシさん(66)です。犯人は自殺しようとしたが死にきれず、人を殺せば死刑になると思った、という。とんでもない馬鹿野郎ですね。2012年4月23日午前7時55分、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょうしのかみきたうら)の府道で、無免許運転で18歳の無職の少年(居眠り?)の乗用車が集団登校中の集団に突っ込んだ。この事件で松村幸姫(ゆきひ)さん(26)とお腹の胎児と小谷(おだに)真緒さん(7)が死亡、他3人が重体、3人が重傷、3人が軽傷となった。犯人の親は「一生をかけて償うしかない」というが…。無免許で一晩中友達乗せてドライブしていたというし…。死んだ人間は生き返らないからね。だからこの被告少年(18)は悪質だとして少年院裁判所は逆送、少年は成人同等の裁判を受けることになった。死刑だといいよね。1997年3月19日東京都渋谷区のアパートの空家で、東京電力会社員の女性(当時・39)が殺害され遺体でみつかった事件で隣のアパートに住むネパール人被告が冤罪で逮捕された事の続報です。遺体の体内にあった精液とネパール人ゴンビダ・プラサド・マイナリさん(45)のDNAが違うということがわかり釈放されました。しかし、15年間も冤罪で刑務所にぶち込まれていた訳です。今後、こういうことがないようにしてほしい。また名張毒ぶどう酒事件(1961年)の奥西死刑囚の再審が認められませんでした。また横浜地裁は建設石綿(アスベスト)損害賠償を棄却です。神奈川県の元作業員と遺族87人が国と建設会社44社を訴えたのですが、残念な結果でした。2012年5月21日18時頃、渋谷地下鉄駅で男がエスカレーターで男性被害者(53)の右腹と右耳をナイフで刺し逃走中でしたが逮捕されました。渡辺和宏被告(32)が逮捕です。「(被害者と)肩がぶつかり頭にきてサバイバル・ナイフで刺した」という。また千葉県の15歳のガキ(男子)が自分の祖母を殺して逮捕されましたね。裁判員裁判更新から3年、裁判員裁判で殺人事件に裁判員が関与するのを64%が肯定、性犯罪を外すは男性13%女性24%賛成、ストレスは女性で51%だといいます。(毎日新聞2012年5月18日記事)性犯罪が厳罰化の傾向です。殺人未遂やわいせつ致傷などといった量刑拡大です。まあ強姦とか痴漢とか盗撮とか「明らかな犯罪」「女性の敵」ですね。さすがに死刑まではいかないけど、まあ女性の敵です。2012年4月29日午前に高速バスが衝突事故を起こし7人死亡、32人重体、36人が怪我です。群馬県の関越道で「陸援隊」が運営する針生エキスプレスの高速ツアーバス(TDL行き)の運転手が居眠り運転をして事故を起こしたそうです。日弁連新会長に山岸憲司氏(元・日弁連事務総長・64)が宇都宮健児氏(65)を破り、初当選ですね。おめでとうございます。2012年4月25日元夫の白田(はくた)正男(47)が元妻の優子さん(32)を刺殺し自殺した。これは遺憾な事件ですが、またもDV・ストーカーでの被害者です。警察のストーカー法案と行動は「ザル法」です。警察は事件が起きないと行動しない。まあ、「お役所仕事」ですから。2012年4月13日、木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判(さいたま地裁・大熊一之裁判長)で、木嶋被告が3人殺害したとして死刑求刑です。殺害を否定し、殺害で得た大金で贅沢生活…と、更生の可能性皆無との判断です。被害者は東京都・寺田隆夫さん、千葉・安藤建三さん、東京・大出嘉之さん、らでいずれも睡眠薬で眠らされ練炭自殺にみせかけて木嶋被告に殺害されています。密室殺人なだけに直接証拠がなく、状況証拠を積み上げている状態です。木嶋被告は控訴しましたね。とんでもないデブスです。金の為に人殺しをしたデブスです。裁判員裁判は前奥中央に「裁判官3人」右左となりに裁判員3人ずつ向かって左に検察官、向かって右に弁護人、真中が被告人です。木嶋裁判では起訴10件、法廷36回(詐欺など)、証人60人でした。アメリカの陪審員制度では「全員一致が条件」だが日本の司法は「多数決」です。それでも「死刑」であったらしいです。木嶋裁判は最初アトランダムに249人に「呼び出し状」を送り、61人がきてアトランダムに6人の裁判員と補欠6人(法廷後ろで全部聞く。裁判員の補欠)が決まりました。裁判員を断るのには「重要な仕事がその日ある」「高齢者」「学生」「病気」「通院」「葬儀」「手術」「介護」「マスコミ関係者」「警察関係者」「弁護士」などで、被告と親しい人はもちろんダメ。民間の声を入れる為と称して3年間で2万6000人が裁判員になり、そのうち死刑判決は18件です。基本的には評議(裁判の公ではなく裁判官との密談)内容は一生秘密(守秘義務)ですね。ブログやマスコミや他人に言ってはダメ。裁判員は日当1万円ですがやりたくない。交通費や宿泊代(ビジネスホテル)、弁当もでるが嫌だ。まあ、私緑川鷲羽わしゅうは「うつ病」だから「赤紙」は来ないか。バンザーイ!とにかく他人に死刑求刑など嫌ですよね。2012年2月20日、山口県光市で本村さんの奥さん(弥生さん)と赤ん坊の友夏ちゃんを当時18歳の強姦魔の少年がわいせつ目的で殺害した事件の最終判決があった。事件から13年後の判決は「死刑」だ。まあ、妥当な判決だ。強姦魔の元・少年(30)は未だに反省も謝罪もないという。「死刑」になりたくなくて一時期「過失致死」を訴えていました。弥生さんに甘えたかった。友夏ちゃんを押入れの袋にいれたのは「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」という。確実に「死刑」にせねば気軽にシャバに出せばまた強姦殺しをする。毎日新聞などは1999年に発生した元・少年18歳(大月(旧姓・福田)孝行)の匿名を死刑が確定しても続けるという。本村洋さんの13年の苦悩などどうでもいい、とでもいうのか?というか元少年の「心の更生」などと偉ぶっているが偽善でしかない。大月はセックスをしたくて本村さんの家に配管工と称して押し入り、洋さんの妻・弥生さんを殺害後死姦、赤ん坊の夕夏ちゃんも殺した。「心の更生を期待する」だの笑わせる。大月は今も反省などしていない。「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」「オスはメスを求めメスはオスを求める、これ自然の摂理ね。被害者さんあれ調子のってまんなあ」…。どこが「心の厚生」につながるのか?ナチスや宅間守、酒鬼薔薇聖斗(東真一郎)と何が違うのか?その程度の話、でしかない。2011年11月16日最高裁で「裁判員裁判は憲法違反だ」という裁判に「裁判員裁判は憲法違反とまではいえない」と判決が下った。それでいいのか?私には理解できない。 2011年7月4日、千葉県地方裁判所で2007年イギリス人英会話教師(当時)リンゼイ・アン・ホーカーさんを強姦殺害の末長期逃亡していて逮捕された市橋達也被告の「裁判員裁判」で無期懲役求刑です。市橋達也被告は「強姦はしたが殺意はなかった」といい逃れです。これにはリンゼイさんの遺族も厳しい態度でした。2011年7月21日判決です。2011年6月17日羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(49)に大阪地検が逆転の実刑判決です。懲役8年。未公開株を一株40万円のものを3倍の120万円(被害額3億7000万円)で会社社長に売って現金を詐取した犯行でです。自業自得ですね。2011年6月11日千葉県木更津市での女性遺体遺棄事件(被害者・千葉県女子大生・菊池果奈さん(19))で24歳の犯人(本田祐樹被告)が逮捕されました。遺体遺棄の際の指紋が決め手になったという。2011年6月8日児童8人が犠牲になった大阪教育大学附属池田小学校(大阪府池田市)の乱入事件(犯人はすでに死刑執行)から10年となり「追悼式」が開かれた。また2011年6月7日タレントの山口もえの夫(尾関茂雄被告(36))が風営法違反で逮捕されたという。東京港区西麻布の会員制高級クラブ「Birth NISHIAZABU」の営業を無許可でやっていた疑い。元・IT青年実業者だが、社長をクビになり金に困っての犯行のようだ。2011年5月12日東京都立川市の日月警備所に2人組の強盗が乱入、過去最高額6億400万円が強奪された事件で31歳の男(住所不定職業不詳の植木秀明容疑者)を逮捕、渡辺豊容疑者(41)も2011年6月2日逮捕です。この事件には10人以上の暴力団関係者が加担しているそうです。卒業式の君が代の斉唱時不起立を理由に東京都教諭の定年後の再雇用を拒否したのは「思想と良心の自由」を保障した憲法に違反する、と元都立高校教諭の申谷(さるや)雄二さん(64)が都に賠償を求めた裁判で、最高裁は「都が合憲」と判断し結審した。「思想の自由」など知った事ではないとでもいうのか?理解に苦しみます。また茨城県利根町布川(ふかわ)で67年、大工の男性(当時62歳)が殺害された事件で無期懲役が確定していた仮保釈中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男(たかお)さん(64)に水戸地検は無罪を求刑した。いわゆる「布川事件」で冤罪が晴れた訳だ。しかし、桜井さん杉山さんの失った時間は戻ってこない。2011年5月23日岡山市で16歳長女を縛り死なせたとして37歳の母親が、虐待致死の疑いで逮捕された。岡山市北区北方2の6の無職・清原陽子容疑者(37)は、長女で知的障害を持つ高等支援学校に通う長女(16)を裸にして手足を縄で縛り風呂に監禁。長女は体重27Kgで餓死したという。容疑者は「しつけ」といい、その後黙秘している。舞鶴少女殺害の被告に無期懲役判決です。京都府舞鶴市で2008年、府立高校一年生の小杉美穂さん(当時15歳)が殺害された事件で殺人と強制わいせつ致死罪の罪に問われた中勝美(なかかつみ、62歳)に京都地検は無期懲役判決を下しました。殺人を犯しながら反省もせず「無罪」だのという。遺族にはやりきれない事だろう。2009年に起きた海上自衛隊あたご漁船衝突事故で、後潟桂太郎被告(38)と長岩友久被告(37)が横浜地検で無罪判決です。漁船側に回避義務があったといいます。よくわからないが無罪かどうかは意見は十人十色ですね。今年今月の鹿児島県指宿市の夫婦殺害事件で、自首した川下誠被告(47)が逮捕起訴されました。2011年4月12日検察の証拠資料改ざんしたいわゆる「検察事件・村木厚子さん冤罪事件」で前田恒彦被告(43)に懲役1年6ヶ月の実刑です。また磯谷利恵さん(当時31歳)が殺害された「名古屋闇サイト殺人事件」で死刑であった被告のひとりが「死刑」から「無期懲役」に減免です(他の2人は死刑)。これでは遺族がうかばれませんね。堀慶未被告(よしとも・35歳)が裁判が不服として上告、川岸健治被告(44)は上告なしです。鬼畜め!2009年「秋葉原連続通り魔事件(7人死亡10人負傷)」の犯人・加藤智大被告に死刑求刑です。加藤智大被告の「責任能力」を認めた訳です。平成6年(1994年)「連続リンチ殺害事件(4人虐殺)」で犯人で当時18歳から19歳の元・少年(小林正人死刑囚(36)、小森攘死刑囚(35)、芳我匡由死刑囚(35))に死刑求刑です。これはもちろん当たり前なんですが、何故ここまで時間がかかるのか?これは元・少年の鬼畜どもが何度も控訴、上告したからです。鬼畜の殺戮魔の小林、小森、芳我らは「未成年だったからまだひとの死の重さがわからなかった」と抜かしたとききます。こういう輩は早く「死刑執行」すべきですね。裁判には「三審制」というのがあります。「地方裁判所」で納得がいかなければ「控訴」して「高等裁判所」で裁判、それでも納得いかねば「上告」して「最高裁判所」まで裁判することができるのが「三審制」です。2010年12月10日、裁判員裁判では初の「死刑求刑からの無罪判決」でした。鹿児島の夫婦強殺事件で白浜政広被告(71)が無罪判決です。ですが、事件現場に指紋や皮膚DNAが残り、アリバイがない、「事件現場には一度も行ってない」が嘘、という「明らかな冤罪」とは言えません。いわゆる「疑わしきは被告の利益に」というグレー判決です。2010年11月19日、宮城県石巻市での被告少年(19)が3人殺傷した事件で裁判員裁判未成年初の「死刑求刑」がされました。2010年10月25日裁判員裁判初の「死刑求刑」がなされました。横浜市で殺害し、遺体をバラバラにし遺棄した鬼畜・池田容之(ひろゆき・32)被告が「死刑求刑」です。また類似事件は秋葉原の耳掻き店に勤める江尻美保さん(21)をストーカーして祖母の鈴木芳江さん(78)とともに殺害した事件で、林貢二(こうじ、42)被告に死刑求刑がなされました。裁判員裁判では初の「死刑求刑」ですが「無期懲役」でしたね。「無期懲役」が確定しました。2010年8月「死刑制度の再考を」と千葉景子法務大臣の意向で「死刑執行場」がマスコミに公開されました。世界200国で「死刑制度廃止」されているのですが、日本は存続するという。が、遺族からみたら「何で娘が殺されたのにあいつ(犯人)はのうのうと生きているんだ?!」という感情は当然だろう。それがひとの情というものだ。私だってそういう気持ちはよくわかる。だから敵を謀殺したのだ。それが人間というものなのだ。そんな「死刑制度」のウイッキペデアです。死刑制度があるのは米国(州によってない州も)日本や東アジア、中央アジア、中東、東アフリカです。トルコは死刑制度を廃止することを条件にEU加盟しました。物凄く死刑をしているのは中国と北朝鮮です。実は国連に「死刑廃止条約」というのがあるのですが、日本などや中国は認めていません。北朝鮮は独裁国家だからです。死刑廃止派は「冤罪だったら?」「生きて罪を償わせたら?」といい、死刑存続派は「遺族の気持ちは?」「命で償うべきでは?」といいます。現在107人の死刑囚が「拘置所」で24時間監視中です。刑務所ではないので作業などはありません。一般的に警察に捕まると「留置所」に入れられ法が決まるまで「拘置所(警察庁管轄)」に保留され、法が決まったら「刑務所(法務省管轄)」で作業など(禁固刑は作業なし)をして罪を償う訳です。法務大臣がサインすれば死刑執行されますが2001年から2009年まで7人しか執行されていません。ちなみに「無期懲役」とは10年から30年で刑務所から出されます。税金負担軽減の為ですが、なら「終身刑」にしたら?という意見がありますが介護費医療費など「終身刑(一生出られない)」の方が税金負担は大きいです。2004年5月裁判員法成立、2009年5月裁判員法施行、2009年8月に初の裁判員裁判が開始されました。何故一般のひとが裁判に参加することになったか?は日本の裁判は「お上が取り行う」ということでプロの裁判官が行っていました。しかし、1980年代から死刑囚の最審無罪、つまりえん罪が相次いで明らかになり、弁護士から「裁判官は検察官の主張を採用し過ぎる」との批判が強くなったからだそうです。最高裁や法務省は消極的でしたが、五年という異例の周知、準備期間を経て今年から始めました。日本には昔国民が裁判に関わったことがありました。戦前の1928年に国民だけで有罪・無罪を審査する陪審員制度が導入されて、484件審理されました。でも、国民の出した決論が裁判官を拘束しないシステムだった為に浸透せずに43年に停止されたそうです。なぜ「陪審員」でなく「裁判員」なのか?ですが、海外では事件ごとに国民が審理する陪審員制度と、審議制度があり、審議会はどちらを選ぶか激論になることがあり、松尾浩也東京大学名誉教授が参加する国民を「裁判員」と呼びましたそうです。事件ごとに裁判員6人と補欠3人裁判官3人で有罪無罪と量刑を決める日本独自案ができたそうです。最初の裁判員制度の事件は東京都内で近所トラブルで小島千枝さん(66、本名文春子)を藤井勝吉被告が刺殺した事件でありました。裁判員は女性5人に男性1人でした。裁判員は46人の中から選ばれました。裁判は裁判員がわかり易いようにコンピューターグラフィックやわかり易い言葉で行っていました。また死体の傷の写真にはさすがに目をそらしたり眉をひそめていたそうです。裁判員制度は私は反対します。なぜならプロではなくアマチュアが審理を行なうからです。プロの裁判官や弁護士なら冷静沈着に裁きが出来ます。が、ど素人は「感情論」になるに決まっています。例えば、山口県光市の母子殺害事件のような判例の場合、「被害者の本村さんのいう通りだ!」「犯人元・少年は強姦魔だ!」などとなるに決まっています。そもそもなぜ国民が参加する必要があるのか意味がわかりません。参加するにしても何故「凶悪事件だけ」なのでしょうか?もっと軽い万引きやひったくりでは何故駄目なのでしょうか分からないです。私は参加したくありません。国民の7割が参加したくありませんと言っています。意味がわかりません。何故「凶悪事件だけ」なんですか?もっと軽い万引きやひったくりでは駄目なのでしょうか分からないです。説明してください。またいわゆる「時効」が廃止されました。「逃げ得を許さない」それはそれでいいのですが、犯罪から30年や50年喪たつと供述やアリバイ、証拠も散在しますし、「30年前の5月4日の午後何をしていた?」などときかれてもアインシュタインでも答えられない。足利事件のような冤罪をどう防ぐのかが課題です。今回は官僚の「天下り」についてです。天下りは有名でしょうが、本当に知っているひとは少ないです。民主党政権は天下り早期退職を禁止にする方針です。が、公務員を65歳まで勤務させていくとやはり無断な仕事をまた造る可能性はありますね。公務員の2割カットにしても(私は個人的には3割カットボーナスカットするべきだと思う)官僚や役人が反発するに決まっています。公務員は低給料ですが「天下り」で何十億円くらい(税金を)貰う訳です。八ツ場(やんば)ダムにしても50年間で3600億円使ったらしいけど何千人の官僚が「甘い汁」を吸ったことでしょうか。すべては「天下り」が原因な訳です。官僚に「65歳定年」を聞くと「いらない老人事務次官が永くいすわって人事が沈滞する」と答えます。公務員も民間企業のように「抜擢」や「降格」「外からも人材抜擢」をするべきです。でも公務員改革は明治以来の「公務員給料法」をかえないと無理です。あのマッカーサーでさえかえられなかった法律
です。民主党は出来るでしょうか?みんなの党は「内閣人事局」を提案しています。霞が関幕府を倒せるか?官僚の新人はまだ「改革意識」があるそうですが…。「身分」から「職業」へです。まあ、頑張ってください。
 
          教育の失敗、ノブレス・オブリージュ
 
 「エリエール」で知られる大王製紙の前会長で創業者の孫の井川意高(いかわもとたか)容疑者(47)がグループ企業から100億円横領して刑事告訴された。全部ギャンブルで遣い果たしたという。とんでもない「バカボン」です。もう少しノブレスオブリージュや社会道徳が欲しかった。だが、そんな大金私財で返せる訳もなく、自殺して「死亡保険」でちょっとははらってほしい。 2011年10月3日朝霞(あさか)国家公務員宿舎建設が「凍結」された。16宿舎を解体して朝霞国家公務員宿舎に統合するというが、都心の一等地(埼玉県)なのに家賃月4万円(税込宿代+光熱費込み)という贅沢宿舎に「ふざけるな!」「その分を東日本大震災復興費に当てろ!」と不満轟々でした。ですが「廃止」でなく「凍結」ということはいずれ「解凍」するということです。実は役人を監視する役人つまり「マネジャー」が20万人(地方出先機関)います。銀行じゃないので「無駄」ですよね。政治家は官僚に舐められているのは官僚と「同じ土俵」で対峙しちゃうから。だから騙されたり詐欺まがいの官僚言葉でしてやられる。政治家は「国民の立場に立てばダメだ!」ときっぱりいえばいいだけ。パブリックサーヴァント(公僕)という事を忘れるな。また「人事院勧告」とは「人事院」とは「国の人事部」です。国家公務員や国会議員の給料を韓国する行政機関です。が、だいたい民間が年収406万円にたいして公務員年収は633万9000円です。人事院は「民間と同じ基準で」というが「エリート企業と同じ…」というおまけつきなんです。2010年11月26日、馬渕氏仙谷氏の問責決議案が可決されました。馬渕国土交通大臣は「尖閣諸島中国漁船衝突ビデオ流出事件」で仙谷官房長官は「自衛隊を「暴力装置」」と発言したことでだ。2010年11月22日、国会軽視発言をうけて菅内閣の柳田法相が辞任しました。菅直人総理大臣ならびに仙谷官房長官、馬渕大臣、前原大臣らの「ドミノ辞任」の問責決議案も野党は検討しているようです。民主党の柳田法務大臣が地元広島でのパーティーで「法務関係なんかさっぱりわからないから官僚まかせ(馬鹿で資質がないから)」「法務大臣としての国会答弁は2つだけ。「個別の案件にはお答え出来かねます」と「法的観念に対して適切に対処していきます」だよ(笑)」と言って(39回も言っている)反感され一応謝罪しました(馬鹿のひとつ覚えの「真摯に対応していきます。謝罪いたし…」を20回繰り返す)。このひと馬鹿なの?菅内閣支持率は26%、「法相辞任するべき」は79%です。現在、「官僚の天下り」は4500の特殊法人団体に2万5000人が天下りして毎年12兆円が無駄になっています。民主党政権になってから「天下り」を禁止するとの「建前論」から事実上の天下りである現役官僚による民間企業への出向を良しとした。「退官後」からの天下りより「現役」であるほうがむしろ悪質で質が悪い、という現役経済産業省官僚の古賀茂明氏の主張は至極当然で正論である。だが、その古賀氏を官房長官(当時)である仙谷由人(せんごくよしと)氏が恫喝し、2週間もの「ひとり全国出張」を科して虐めるなど言語道断である。いったい「影の首相」は国民と官僚機関や労組のどちらの味方なのか?なお官僚とはキャリア役人のことです。キャリアとはかなり難しい国家公務員試験をパスした役人のことでおもに中央官庁(霞が関)に勤める 官僚のことです。
おもに東京大学法学部卒業が多いといわれます。何故かといえば東京大学(旧・帝都大学)法学部は元元、「官僚を育てる為に作られた大学」だからです。東京大学以外でキャリア試験をパスしていないひとは「ノンキャリア」といわれなかなか出世することが出来ません。そんな中で逮捕されました村木厚子元・被告は異例の出世をしたことになりますね(村木氏は2010年9月10日に「無罪」です)。また官僚の騙しのテクニックを教えます。官僚は正面からは抵抗しません。例えば霞が関文学というのがある。「財政」は予算編成のことです。「調査審議する」は予算編成を含まないことです。すれ違い答弁もします。とにかくくねくねといい逃れます。「完全無料化」と「完全に無料化」は「に」が入っただけでかなり違います。にが入ると「完全無料化」ではなく民間法人や国の持ち株主化も含まれる訳です。
官僚の主な仕事は「国会対策(政治家の答弁)」です。
つまり政治家がどんな質問をしてどんな答えをするか決めて「作文」を作成することです。政治家は官僚の「操り人形」のようなものなんです。だからこの統治能力をなくすべきです。官僚が「政治家の作文を造るのは止めさせて」政治家に自分自身の頭で考えさせることです。
官僚にももちろん定年は「建前として」あります。が、官僚社会は完全なピラミッド形式です。一番偉いのは大臣(政治家)ですが、官庁のトップは「事務次官」です。ですが事務次官はたったひとりしかなれません。当然ながら歳をとるごとに「間引き」される訳です。
だから官僚は定年前に省庁の関連会社に天下りする訳です。ですが「再就職」とはいえ、官僚はハローワーク(職業安定所)で職場を探す訳ではありません。退職金何千万円を貰った後で「渡り」と言って出身省庁関連会社役員など数年間だけ席を置き、次々と会社役員などを渡り歩き、その度々に「何千万円」もの退職金を貰います。合計金額は何億円の退職金を貰うそうです。その再就職先で元・官僚は何日も出社せずに、官庁と天下り会社の「口聞き(公共事業の斡旋など)」をするだけです。
能力が本当にあるひとならいいんですが…。まあ、一般会社では「渡り」はもちろん「官庁省庁による再就職活動」などすることはありません。官僚はハローワーク(就職案内所)で再就職活動をしてください。それがノーマルな就職活動というものです。とにかく「天下り」や「渡り」を禁止してください。官僚はハローワークに行って就職活動をしてください。
まあ、天下り先の公益法人の廃止ですね。

よく聞かれる「友愛」とはプリンシィプルやノブレス・オブリージュではないだろうか。「友愛」を一般化することなど不可能です。意味もありません。猿の世界を見ればいい。ボス猿は仲間の嫌いな猿をいじめ抜く。いじめられた猿は隅で小さくなっている。人間は猿とは違う。いじめられたら「負けたままで堪るか。今に見ていろ!」という人間が出てくる。この反発力が人類を発展させてきた。皆がニコニコ笑ってお互いが好きという世界はむしろ不気味だし、人間の成長もあり得ない。あのソクラテスでさえ死のまぎわは「私は知識の海の浜辺で貝殻を拾っているだけだ」という。あの天才のソクラテスでさえ「自分の無知」を認めて死んだ。なのにソクラテスの半分のIQもない輩がわかったことを言うのは醜悪です。私だって「知らないことばかり」です。もっと自分の頭で考えるところです。知らないことは知らないことです。わかったふりでは何も変わらない。お互い勉強不足ですね。頑張ってください。
また「お金儲け」のことですが、確かに「お金」は大事です。どんな綺麗事を言ったところでお金がなければ一切れのパンさえ買えない。それが現実です。だがだからと言ってホリエモンや小室哲哉のように「命の次に大事なのはお金だ!」では只の馬鹿です。よく論語と算盤というように「お金儲け」と「論語(道徳)」は両立するべきです。「命の次に大事なのはお金だ」では只の福永法源です。所詮、お金儲けには論語がないと只のホリエモンや小室哲哉や福永法源のように没落する。要は何の為にお金儲けをするか?だ。私利私欲では何も変わらない。自民党政権になったところで何も生活は飛躍的には変わらない。宝くじを買ったって当たる訳ありません。努力なきところでペイなきです。論語と算盤というように人間はいかになろうともプリンシプルを失っては生きていけないのです。悪銭身につかずです。努力なきところにお金儲けなしです。ホリエモンや福永法源や小室哲哉では意味がありません。もっとプリンシプルをしっかり持ってください。上杉の義を持ってく
ださい。それがプリンシプル(原理・原則)です。
またノブレス・オブリージュとは高貴なる責任です。高い地位やポジションにいるひとやパブリックサーバント(公僕)には責任がともなうということです。只の権力欲や出世心では高い地位やポジションについても失敗する。高い地位のひとには「社会的貢献の責任」がともなうということです。頑張ってください。 
 

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世界中に愛を伝えたい ブログ連載小説2

2012年10月29日 08時07分11秒 | 日記
         2 小説家志望




  今、ぞぐぞくと「作家志望」の日本人が増えているという。
 カルチャー・スクールで、とか、新人賞狙いで、とか、とにかく増えてるという。一説には1万人は志望者がいるらしい。もちろん全員が全員、品質の高いものを書く訳ではな       げこくじょう            
いから1万人の下剋上…ってことでもあるまい。
 当時のはるかもそのひとりだった。
 なぜ、作家に憧れるひとが多いのだろう?直木賞作家の高橋義夫氏によれば、勘違いからだろう、って言ってた。作家になれば楽ができる、とか、原稿とぺんだけでいいから手軽、とか、出版してすぐにベストセラーで金持ちになれる、とか思ってるんじゃないですか?それで作家志望者が増えてるんでしょう。って言ってた。
 こういうひとたちは日本の出版不況がわかってないのかも知れない。今や日本人のほとんどは一ケ月に一冊の活字本も読まない、って現実がわかってないのだ。
(そのくせハリー・ポッターや”電車男”だけを読む。偏っているのだ)
 日本の出版社の編集員は、上司から、「作家に出版しようとか間違ってもいうな」と釘をさされているという。出版して売れる本は、日本ではマンガかゲーム戦略本かヘア・ヌード、アイドルの写真集、と相場が決まっている。活字本は、有名作家や有名タレントのものでもないかぎり売れない。「くよくよするな」とかいう本もあるが、あれは外人有名作家だから売れるのであって、内容はD・カーネギーの「道は開ける」のパクリ。ただの、パクリ、だ。「ハリー・ポッター」なんてのは宮崎駿のアニメと指輪物語のパクリだ。
 まぁ、出版されて売れただけマシだけどね。

  はるかももちろん、その「作家志望」の人物のひとりだった。彼女は、なにかというと執筆していた。内容は知らないが、だいたい分かる。それらを執筆して、推敲を重ね、コピーをとって郵送する。でも、当時ははるかの作品は認められることはなかった。「あなたは一生一般向きのちゃんとした小説は書けませんぞ」などといわれたり、「ひとの読む水準に達してないんだよ」などと罵倒されたりしたという。作品を出版社に送っても、ボールのようにポンポンと(出版を断って)原稿が戻されることがしばしばあったという。それならいいんだが、何の返答もしない作品の返却もしない”まったくの無視”ってのも多かったという。
「物書きになる、などという野心はいますぐ捨てて、裁縫や料理でも習ったらよい」
と、戒める人間までいた。
 まぁ、最初は誰でもこんなものである。
 いきなりベストセラー作家とか直木賞、ノーヴェル…などというのはある訳がない。はるかにしたってそれくらいわかっていただろう。
 G・B・Sやモンゴメリやオールコットもそうだった。

  高校時代のちひろは、病気がちだった。ちひろも執筆は順調とはいえ、出版や文学賞もダメで、陰鬱な日々が続いた。こうして長編小説が五編できた。この頃には例の「ゴルバチョフxゴルバチョフ」や「小説・上杉鷹山」「勝海舟」「おいどん! 西郷隆盛」「龍馬!」「北朝鮮よさらば」「新・マネー革命」「高杉晋作」「アンネ・フランク」………などの作品も完成していたが、誰も審美眼がなくてその凄さがわからなかった。
 ちひろは、その原稿をあらゆる出版社に送ったが全部突き返された。次作を是非拝見したいという出版社もあるにはあったが、どの出版社も頑として受け付けない。
 ちなみにちひろの作品は、文章に問題があった訳ではない。思想に問題があったのである。
 心労が溜まり病状が悪化して、ちひろはその年の9月に入院してしまった。はるかがちひろが倒れたってきいたのは、近くの湖をみていた時のことだった。
「はねかお姉ちゃーん! 大変ーっ!」
 っていって、ちひろの妹まゆちゃんが駆けてきて大声でいった。「……どうしたの?」「はあ…はあ…お姉ちゃんが倒れたの!大変!」
「……ちひろが?!」
 はるかは焦り捲ってきいた。
 …ちひろが倒れた………ちひろが……
 はるかはあぁと空を見上げた。
 ちひろはすぐに入院してしまった。はるかは真っ赤な顔をしてうんうんうなりながら、救急車で運ばれるちひろをただ見送った。それはほんとうに緊迫した瞬間だった。…確かに、ちひろはこれまでも何度も入院はしていた。しかし、倒れたのはこれが初めてだった。……そんなこともあってものすごく切ない気持ちになった。
「だいじょうぶかなぁ?お姉ちゃん」
 病院へ向かうタクシーの中で、まゆちゃんが寂しく呟いた。
「だいじょうぶよ、まゆちゃん。ちひろが入院するなんて……いままでだっていっぱいあったじゃない」はるかは明るく装って、言った。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
「本当?」
「えぇ、そう。心配ないって…」
 はるかは言った。でもそれはまゆちゃんに言ったのではなかった。自分に言いきかせたのだ。 …ちひろはだいしょうぶだ……って、自分に。
「そうね」
 まゆちゃんはゆっくりと頷いた。その瞳はどこか遠くをみているような感じで、心細く見えた。はるかはそんなまゆちゃんの胸の中にあるものが痛いほどわかった。
 きっと、このままちひろが遠くにいってしまいそうな不安にかられたんだろう。はるかもつらかったけど、「だいじょうぶよ」って無理に笑顔をつくり、
「きっとまた元気になって暴れるわよ」
 と冗談をいった。
「そうね。きっと……」
 はるかたちは青空の下で、確信したように頷いていた。
  やがて夕暮れとなり、やっと面会が許された。
 辺りはセピア色だった。そのベットにちひろが寝ていた。それはかけがえのないほど可愛くって、しかし、今にでもすうっといなくなってしまいそうな表情だった。ちひろはすやすやと眠っていた。まるで白雪姫のように。
 医者の先生は「だいじょうぶ」といった。大丈夫なのだ!ちひろは今回はだいじょうぶ、なんだかはるかは、胸に熱いものが込み上げてきて、涙がでそうになった。
 ちひろ、ちひろ、愛してるよ、だからずっと死なないで、少なくともはるかより先に死なないで。はるかはそう祈った。
「………お姉ちゃん…」
 まゆちゃんは眠っているちひろの手をにぎり、呟いた。
 はるかはすっと側により、まゆちゃんの肩をそっと抱いてあげた。とにかく安心した。医者もだいじょうぶっていってくれてるし、ちひろだってすぐによくなるに違いない。
 はるかはニコリとした。

  それからしばらくして、はるかはちひろの見舞いにいった。
 ちひろは「はるか、小説、どんなの書いてるの?」と、尋ねた。
「内緒……まあ、伝記物だよ」
「伝記物?」
「あぁ」
「誰の?読ませてよ…」
「ダメ!」はるかは拒否した。出版が決まり、本になってから読ませるっていうのだ。
 いつになることやら、ってその時、ちひろはそう思った。
  はるかこと黒野はるかの父がエリート銀行員だったころは今や昔。
 なにを思ったか、はるかパパは「脱サラだ!食堂始めるぞ」なんて言い出して、それで本当に銀行を辞めてしまった。それがはるかが高校生の頃…。そして父は、東京から地元に帰ってきて「修行」の日々となった。
 コックというか食堂の料理人の修行だ。「料理」の。
 この高校時代、はるかはほんとうに忙しかった。なんせ山形中央大学受けるって決めてたからだ。とにかく有名大学や難関大学は避けて、はるかでも入れる大学を、と思った。はるかは天才ではないし、頭もあまりよくない。ちひろのほうが頭はいい。とにかく、はるかは大学ならどこでもいいって思ってた。そう思いながら受験勉強をコツコツしていた。 はるかの父は山形市で食堂を始めるって言ってたので、はるかも母も、”山形市に一緒に行こう”って決めてた。
  その頃、ちひろは?というと、趣味に没頭していた。


         サクラサク



  ちひろがモラトリアム的なことをやっている間、はるかこと黒野はるかは受験勉強に励んでいた。はるかの文学作品はボツだらけ、絵や音楽、脚本にいたってはゴミ扱いだった。
 それでも彼女は諦めなかった。
”なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬはひとのなさぬなりけり”、である。
 はるかも諦めなかった。
 そして、遂にはるかはやりとげた。成し遂げた。そう、大学に合格したのだ。そして、山形中央大学にいくため、と、父親が山形市で『黒野食堂』をつくるので一緒に転居するっていうので、皆に「さよなら」を言った。
 はるかの母は、本当に長い間、父が単身赴任で東京にいるときから、家族皆で暮らす日をまっていた。ほんとうに長い間まっていたのだ。
 今は亡きはるかのお婆ちゃん(父の母)の看病をしながら、ひたすら待っていた。
 そしてやっと家族三人で暮らせる日がきたのだ。
 母はそんなに強い性格のひとではない。しかし、さしてつらそうでもなく見えた。それはそう明るくふるまっていたせいもあろう。とにかく母は明るくふるまい、強くふるまっていた。それは、こんなの何でもないわ、っていう強がりだったのかも知れない。
 愚痴にしても笑っていうので、きいてるちひろの母・良子おばさんも愚痴にきこえなかったに違いない。はるかの母はそんなひとだ。
 とにかく母とはるかの二人で父を待って暮らした日々は、はるかたちの多くのものを見せてくれた。
 うららかな春が近付き、気温もなんとなくポカポカと暖かくなってきて、いざここを離れるとなるといろいろ考えてしまった。窓から見える山々も、澄んだ空も湖も、なにもかもが明るくはるかの胸にしみわたるような気がした。そして、はるかは自分がいなくなったらちひろはどうするんだろう?、って思った。一つ年下の親友、ちひろは……
 米沢での最後の頃、はるかは緑川家に飼われていたルーカスという名前の犬をよく散歩に連れていくようになった。ルーカスは白くて大きいセントバーナードのオスだ。
 散歩は早朝にいくことが多かった。早朝の湖はきらりと輝いて見えた。きらきらと朝日が差し込んで、春風で湖面に幾重もの小波がたち、ハレーションをおこす。どこまでも続くような静寂、それはしんとした光景だった。
 いつ頃からか、ちひろも散歩についてくるようになった。それは好ましいことだとはるかは思った。やはり部屋でじっとしているよりは散歩でもしたほうがいいにきまってる。特に、ちひろのような病気がちな人間にとっては。

「ねえ、湖みにいこうよ……ちひろ」
 とはるかはこの土地を離れる前に彼女に言った。初春の荒れた湖を近くでみてなんになるのか、だけどどうしてもはるかはみてみたかったのだ。
「いいわよ」
 ちひろは言った。
 初春の荒れた湖。
 つめたい風とあたたかい風がまざったような春風がふいて、やわらかく頬にあたった。だが、それはやはりつめたい。山の頂きにはまだ残雪が残っている。さすがにこんな光景をみようなんて物好きもいないらしく、人影はなかった。だけど不思議なもので、湖を見ていると、寒かろうが暑かろうが、独りだろうと大勢だろうと、そんなことは忘れてしまう。何か別の世界に引き込まれたような、それでいてはかないような湖の光景…。
 ずうっとずうっと見てても飽きないだろう。だけど今まではあまりにも身近にありすぎて、波の音や森の匂いや切ないほどの風景も、なにも改めて思うことはなかった。
 はるかはこの土地を離れることも、この湖を離れることもないだろう、と今までは思っていた。だけどそれは違った・これからはこの土地や仲良しの友達とも別れてしまわなければならないのだ。はるかが生まれ育った場所から突然に、はるかの存在が消えてしまう。いろいろななつかしい思い出とともに…。そんな現実を受けとめるには、あまりにもはるかは若すぎて、とても心細かった。
「ちひろ、私、本当はここを離れたくない!ずうっとずうっと、皆と一緒に湖を眺めながら暮らしたい」と私は思わず泣きそうになりながら言った。
「バーカね」
 とちひろは寂しげな横顔のままいった。長い黒髪が冷たい風に揺れていた。あんまり寒いので白い肌は少し赤くほてり小刻みに震えていて、それでも瞳だけはきらきら輝いていた。…それから、しばらくの静寂をやぶるようにちひろはフト、平然と言った。
「バーカね。何かを得るときにはなにかを失うってのは当たり前のことじしょう? それがわかんないなんて、はるかって子供だねぇ」
「でも……」
「胸をときめかす思い出だとかなつかしい光景だとかなんて……山形市いったらすぐに忘れちまうわ。人生には出会いもあれば別れもある。それが普通じゃない?」
「う、うん」
「まぁ、心配しないで」ちひろはいやりと笑い、続けて「山形市と米沢市はともに山形県なんだし、新幹線で三十分よ」
 はるかは「そんときは身分が違うからな、ちひろとあたしは」
「どんな風に…?」
「作家先生と凡人の学生……ってね」
「なにいってんだか」
 ふたりは笑った。
「あっちついたら手紙出すわ」と、はるかは思い出したように明るく言った。
「うん」彼女は横顔のまま答えた。
「小説……どんなの書いてるの?」
「秘密」
「教えてよ、ねぇ」
「うるさいんだよ。とにかく……風邪ひいちまいそうだから帰ろうよ」
 はるかは悪態をつきながら言った。
 でも、それはなんとなくはかないような愛しいような、そんな風にも見えた。

  それからはるかは近所のひとに別れをいったり、同級生だった女の子たちに別れをいったり、高校時代にちょっと付き合っていた男の子に「さよなら」をいったり、いろいろした。そんな律義なところは母親ゆずりだな、とはるかはひとりで思った。母も母で、近所のひとみんなに挨拶してまわっていた。それはきらきらと輝くようなやさして思い出でもある。そしてそれらを思い出す時、はるかは胸がきゅんとしめつけれられるような感傷を感じるのだ。



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世界中に愛を伝えたい ブログ連載小説1

2012年10月28日 08時28分12秒 | 日記
小説

 世界中に、



      愛を伝えたい

                     
                   total-produced&presented& written by
                       washu  midorikawa
                        緑川  鷲羽
 この作品はフィクションです。


  人生を大切に思うかと言われるか。それならば時間をむだ使いなさらぬがよろしい。時間こそ、人生を形作る材料なのだから。
                  「フランクリン自伝」より



  this story is a dramatic interoretation
  of events and characters based on public
  sources and an in complete historical record.
  some scenes and events are presented as
  composites or have been hypothesized or condensed.

         あらすじ
 著者・緑川鷲羽が数年前に出会った「ちひろ」という少女の回想である。ちひろは白血病で、何年か前に手術をした。ドナーは祖母だったという。しかし、その祖母も亡くなり、ちひろの話しを元に著者が回想。やがて、ちひろと会わなくなった。病院にこないのだ。守秘義務で本質はわからないが、風の噂で白血病が再発して亡くなったのだという。ちひろは確かに存在し、生きていた、そして著者に温かい感情と思い出を残してくれたのである。これは、ちひろという美少女との、きらきらした思い出である。    おわり


         1 それぞれの立志


  はるかの名前、「黒野はるか」、なんてけっこう洒落てる名前である。もちろん、ちひろなんて名前も洒落てるって思う。そう、あの鈴木ちひろ、だ。
 でも、考えてもみれば、黒野はるかが「作家のまねごと」なんて、笑ってしまう。ちひろじゃあるまいし、一日中部屋の中にいて、机の原稿用紙にむかっているなんて、はるかとしても信じられないことだろう。でも、ちひろのことを知っているのは、はるかだけなんだから、頑張ってもらわねば。
  鈴木ちひろは、1989年1月6日に生まれた。誕生地は米沢市。米沢は、上杉の城下町として全国的に有名なところだ。米沢の有名人は、上杉謙信や上杉鷹山などだが、そのほかにも米沢牛や鯉の旨煮など物産も多い。それ以外は日本中の街と同じように、静かで自然がいっぱいで風光明媚な所だ。
 鈴木ちひろという赤ん坊は、未熟児も未熟児…。でも、だからといってちひろは『ブス』ではなかった。彼女は美少女だった。小さくて丸い顔、大きな可愛らしい瞳には睫がびっしりと生えていて、髪が長く、全身や手足がきゅっと小さくて細くって白い。彼女はまるで妖精のようだった。それぐらい可愛い娘だった。
  ちひろのお父さんもお母さんも、彼女の理解者だった。

  ちひろは米沢市に住んでいた高校三年生の美少女である。ちひろは朝早くに目がさめた。平日であるのでまだ学校がある。もうすぐ卒業ということで進路に迷っていたという。 ちひろはストーブに火をつけ、「寒い寒い」といいながらパジャマを脱ぎ、セーラー服を着た。スカーフを整え、髪をポニーテールにした。
「おはよう!」
 ちひろはリビングにで二階からおりて、新聞を読む父親に挨拶した。ちひろの父は優しいひとで名を雄三といった。母も食事をつくっているところだった。
「また鮭の切り身と納豆?」ちひろは文句をいった。
「贅沢はだめだぞ、ちひろ」父は諫めた。すると、ちひろは「冗談よ」と舌を出した。
「進路は考えているの? ちひろ」
 母は御飯をテーブルに運びながらきいた。
「まぁ…」ちひろは続けた。「もう高三なんだし、大学受けようと思ってるの」
「大学? どこ?」
「山大」
 父は笑って「もっとマシなところにいけないのかい、ちひろ?」
「だって私頭悪いもん。山大だって危ないかもよ」
 ちひろはからから笑った。
  朝飯をすませると、ちひろは歯を磨き、祖母の位牌に手を合わせ「いってきま~す」と出掛けた。「ちひろ! 弁当忘れてるわよ!」母の声が追いかけた。
「よっ! おはよう、ちひろ!」
 ちひろの女友達、裕子となつみが声をかけた。
 もう冬だった。
「進路決まった?」ちひろはきいた。
 裕子は「わかんないよ」といった。なつみは「私は女優……ぜったいスターになる!」「本当? またなつみったら」
 ちひろと裕子が笑うと、なつみは真剣な顔で「本当よ、東京に行くわ。役がつくまで帰ってこないわ」と校門をくぐった。
「よう、おはよう皆」
 生徒会長のメガネの鈴木一郎はマフラーにコート姿のまま、ちひろたちに声をかけた。「おはよう、会長」裕子はにやりといった。
「もう卒業だし、生徒会長もおわりさ」
 鈴木は意味ありげな目でちひろを見ていた。ちひろは目をそらした。わざとらしかった。 するとケンカっぱやい米田安男が「おはよう!」とやってきた。
  一同は校舎に入っていった。もう高三で、進路、を考える時期だった。


 ちひろの母親・良子おばさんは平凡な主婦だった。黒野はるかはというと、ちひろのいっこ上くらいに生まれている。
 彼女とは近所なので、はるかは幼馴染みってところ。
 だから、鈴木ちひろのことはたいがい知ってる。
 もちろん知らないことの方が多いが、その人が死んでから”いいかげんな”伝記を書こうとする”他人”よりは、鈴木ちひろのことをはるかはよく知っている。
 ちひろは作家に憧れてもいた。
 ちひろがなぜ作家になりたいと思ったか、知ってます?
 そう、ゲーテです。ゲーテ。
 彼女は、小学生の時、図書館でゲーテの詩集を読んで、「作家になろう」と思ったそうだ。「なんか、強烈なインスピレーションを受けた」とかなんとか言って。
 しかし、はるかなんかは”その話は嘘っぽい”って感じた。
 だって、小学生で「ゲーテ」だもの。
 それに、ゲーテって詩人でしょ? そう思って、はるかはちひろに尋ねた。
「ゲーテって詩人でしょ?(実際にはゲーテは詩のほか小説や戯曲や政治や絵画や音楽といろいろやった)なんで詩じゃなくて作家なの?」
 すると鈴木ちひろは言った。
「詩ではペイしないわ。作家ならペイするわ」
「ペイって?」
「ペイっていうのは儲かるって意味の英語。詩人では食べていけないってこと」
「作家ならなんとかなるっていうの?」
「まぁ」
「ふ~ん」
 はるかはそう言った。
 そういえば、最近日本では、一か月に一冊の活字本も読まないって人間が増えているという。ただし、本を読む時間がないからではない。漫画やワイドショー、トレンデイ・ドラマ…そうしたものだけ観て、時間をツブしているのだ。それで、今、出版不況で、出版社の編集員も上司から、「間違っても、出版しよう、と作家に言うな」と釘を刺されているという。自費出版などなら別だが、日本では有名タレントや有名作家以外で(自腹でなく)本を出版するのは「至難の技」なのだ。だから、日本の本屋は、マンガ本やヌード写真やアイドル本などだけが溢れかえっている。だから、作家でもペイしないかも知れない。
 黒野はるかとちひろが仲良くなったのは、ちょうどその頃だった。
 そう、「幽霊屋敷事件」だ。
 はるかこと黒野はるかとちひろが仲良くなったのは「幽霊屋敷の探検」の頃だった。
 鈴木家のペンションとはるかん家の裏山には、近所の人々から「幽霊屋敷」と恐れられた洋館があった。その館は誰も住んでなくて、ボロボロで、まさしく「幽霊屋敷」だった。 子供達はよく、屋敷に入ると呪い殺される、などと噂したものだ。
 そして、本当に幽霊をみた、などという噂まで現れたりもした。もちろん噂だ。
 だが、噂が本当になった。しかも、はるかがみることになるなんて思いもしなかった。「探検しようよ。あの幽霊屋敷の」
 夜、はるかがちひろのところへ訪ねてきて、ニヤリと笑ってそう言った。
「え?」
 ちひろはききかえした。
「探検よ」
「探検?」
「そう、探検。あの幽霊屋敷の探検にいこう!そして幽霊をつかまるんだ」
 確か彼女はそう言ったように思う。…掴まえる?幽霊を……?
 中学校の二、三年生くらいだったろうか。「幽霊屋敷の探検」ごっこははるかもよく覚えている。「探検」といってもたいしたことはない。裏の、誰も住んでない館に探検にいく、いや、ただ見てくる、といったものだった。しかも夜に、だ。昼間でも「幽霊屋敷」と子供達に怖がられていた場所は、夜になるともっと不気味で本当に怖かった。もちろんちひろは皆が心配するし、危ないから、と反対したが、はるかは「怖いの?情ないなぁ」というばかりだった。
「怖くなんかないわよ!」
  ちひろは強がりを言った。…幽霊なんて怖いもんですか…怖く…なん…て……ないわ…。「よし、じゃあ行こう!」
 はるかは強く言った。
 ちひろははるかが強引に懐中電灯を片手にもって歩いていったので、仕方なくついていったって感じだった。ちひろたちは異様に大きく成長した雑草や木々の茂みをかきわけめように進み、やがて屋敷の前に出た。月明りに照らされ、屋敷は、暗闇に青白く浮かびあがっていた。「や、やっぱり怖いよーっ!」とちひろが叫んだら、はるかがニヤリと笑い「情けない!怖がってやんの」といった。そういいながらも、彼女は輝くように美しかった。
「あ。待って、はるか」
 ちひろはすっかり蒼褪めて、館へと歩いていく彼女にそう小声でいって、歩いていた。…なんだか神秘的な、という感じの静寂。もうその頃には、怖いというよりオバケをみてやるんだっていうヤケッパチな気持ちにもはるかはなっていた。そして「探検」に夢中になった。 月明りが、屋敷を蒼白く浮かびあがらせ、とても不気味だった。
「待ってよ、はるか」
「はやく、ちひろ」
 はるかは笑った。
 月明りに照らされた木造の屋敷の壁や、不気味な階段、夜の闇に浮かぶステンド・ガラス、シャンデリア…それらを二人で肩を抱きつつ、怖々と見ていく。やっぱり怖い。
 しかし、なかなか幽霊は出てこない。当たり前か。とにかく、ちひろはなんとなくホッとした気持ちになっていた。幽霊はいない!、なんとなく気も晴れてきた。
「幽霊でないね」
「あぁ」はるかの言葉に答えるようにちひろはいった。
「恥ずかしくってでてこれないのかもね」
 ちひろは強がりを言った。そして、手が震えつつも少し笑顔になっていた。それから階段を踏み外さないようにライトで照らしつつ、一歩一歩降りていった。ーと、その時だ。ちひろは背筋がひやりとなった。なぜって?出たのだ、幽霊が!
「きゃあぁっ!」
 窓を横切る白いものに驚いて、ちひろはそんな悲鳴をあげた。幽霊だ!幽霊がでたんだ! ちひろこと鈴木ちひろはそれから必死になって泣きながら逃げ出した。とにかく必死だった。幽霊にとりつかれたら大変だ…。もう、考えれば笑ってしまうほど情けなかった。 そりゃあ「幽霊が出た」って信じるほうも信じるほうだけどね。
 ちひろだっておかしいと思ったよ。一瞬ね…。
「幽霊」の正体は翌日に判明した。
 ちひろはなんとなく怖くってはるかの家に訪ねていった。昼間だったが、黒野はるかは留守だった。それで、はるかの妹が出てきた。
「お姉ちゃん、外出してるの」
「外出?」
「うん。」
 妹は少し悲しそうにうなづいた。
「ここのところなんかマネキンとか白いシーツとかロープとか部屋に持ってって何か作ってるみたいだったよ。『幽霊』がどうの…って」
「ゆ、幽霊?!」
 ちひろは聞き返した。
幽霊…幽霊……まさか!
「まさか!」
 ちひろはひとりごとを言った。そして、きょとんとする妹を置き去り(?)にして、ちひろは走って、とにかく走って『幽霊屋敷』までいった。昼だから怖くはない。いや、それどころではない。幽霊の正体…それが知りたいのだ! 幽霊の正体!
 ちひろは、昨夜に『幽霊』と遭遇した階段あたりをよく見た。すると、
「あっ」
 となった。『マネキン』があった。白いシーツがかぶせてあって、ロープで吊されている。極めつけは、ケチャップか赤インキかでの血だ。…それを発見した。
 ちひろは怒るよりも、あきれてしまった。
 なんのために、ここまでするんだろう? ちひろは思った。ただちひろが怖がるのを見るため…? なんて娘だろう。
 春の暖かい陽射しが屋根のボロ穴から差し込んで、きらきらと輝いてみえた。ちひろは茫然とそれらを眺めて、考えてしまった。
 それからだいぶたってから、ちひろはトボトボと家に帰った。
 ちょうどはるかが帰ってきた。
 熱で頬を赤くして、良子おばちゃんの肩につかまりながらダルそうな足取りではるかが歩いてきた。そしてちひろの表情を見て彼女はニヤリと笑い、
「ばれたか」
 と言った。
「ばれたか…じゃないでしょ!」
 ちひろは一瞬、怒りと恥ずかしさで真っ赤になった。そして、その怒りのままはるかの頬に強烈なビンタをおみまいした。
 彼女はその勢いでもんどりうって倒れ、ザザッと地面に横たわった。良子おばさんがすぐに「ちひろちゃん、はるかは今、病院に」といいかけたが、ちひろは
「はるかのバカ!」と言ってさえぎった。なぜだか目から涙があふれでた。
「バカ! あんなことばかりしてると…私にだって考えがあるからね!」
 はるかは起き上がり、そして申し訳なさそうな寂しげな顔をした。きっと、ちひろに絶交されるのを感じたのだろう。だから、はるかは、いままでどんなことがあっても口にしたことのない言葉を口にした。
「ごめん、ちひろ」
 と。
 ちひろはびっくりした。いや、ちひろだけではない。良子おばさんもまゆちゃんもビックリしていた。驚いた。はるかが、あやまった。あのはるかが。
 ちひろたちは黙ってしまった。そして、しんとした静寂と春のそよ風にしばらく吹かれて立ち尽くしていた。
「あはは…それにしてもさぁ」
 はるかがそんな静寂をやぶるように笑いだした。
「それにしてもさぁ、よく信じたもんだよね。『幽霊』なんてさ。そんなんいる訳ないじゃないの。それを泣きながら逃げ出すんだから…あっははは」
 彼女は身をよじって大笑いした。
 で、ちひろもつられてプッと吹き出してしまった。「くそっ、やられた」と自分を笑った。そうしながらもちひろは真っ赤になった。
「まいったよ、本当」
「どうだ、まいったか」
 はるかが言った。そしてふたりして大笑いした。
 そして、それを機会に、はるかとちひろは大の親友となってしまったのだった。





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中国の正体 中国「高度成長期」終焉 反日デモに見る「器の小ささ」

2012年10月26日 11時53分46秒 | 日記
  中国の正体
  
 中国の2012年の7-9月のGDP成長率は前年同期比7.4%増加となりました。短期的な視点で見るとわからないのですが、経済成長率は長期的視点で見ると落ち込んでいるのは明白です。中国政府は8%台を死守したいということでしたが7%台に落ち込みました。中国の「高度経済成長」の終りといえるでしょう。成長率は4%、3%…と軟着陸するだけで御の字です。すでに豊かになっているひとはいいです。が、中国にはこれから豊かになろうというひとが7億人いるといわれています。彼らからすれば成長が止まり、自分たちが見捨てられていくのは許せないと思います。中国の政治も揺らいでいます。「薄煕来事件」「反日デモ」(笑)などです。上海閥と中国共産党青年部との対立、胡錦濤と習近平も一枚岩ではない。何故東京都ではなく「国」が尖閣諸島を購入したかは、石原慎太郎東京都知事(当時)の対中強硬発言を止める為でした。が、それを中国側にまともに伝える事も出来ず、中国人の怒りを買ってしまった。石原氏は「戦争も辞さない」と発言していました。が、「警視庁」しかもたない東京都知事が何を滑稽なことをいっているのか?と呆れてしまいます。石原氏の新党とやらも「戦争も辞さない(笑)」政党なのでしょうか(笑)。2012年は日中国交正常化40周年でした。が、それどころではないまで日中関係は冷え込んでいます。石原氏小林よしのり氏ら「右翼」のせいです。台湾の「国家交響楽団」の日本人だけが入国拒否されるなど異常事態と言わねばなりません。今後の外交戦略はよほど慎重にしないと縺れるばかりですね。日本政府は2012年10月5日、着任前に急死した西宮伸一中国大使の後任として、木寺昌人官房副長官を起用する方針を決めた。そうした中、オーストラリアの閣僚が、日本政府における尖閣諸島国有化の姿勢を支持しないという中国当局メディアの報道を否定しました。中国メディアに「事実と異なる」と声明したのです。オーストラリアの輸出率を見れば、今や、日本を抜いて中国がトップです。オーストラリアの幹部も中国にいけば、ご機嫌取りの為に同じような趣旨のことをいったのでしょうね(笑)。木寺氏は中国にとっても無名の人物だと思います。が、外交調整能力に長けた人物だそうです。外務省OBに軒並み断られて最後に白羽の矢が立った人物であるそうです。大変な仕事ですが頑張ってください。尖閣諸島のことをいえば皆が勘違いをしていると思います。台湾は確かに「領土問題」と口には出しますが本気で、領土として尖閣をとることを考えていないのです。漁民が、安全に漁が出来れば問題は解決すると思います。日本の漁民は、NZ沖でイカを獲ったり、世界中でマグロを獲っています。つまり、領土=漁業権ではないのです。竹島にしても島根県は「領土問題」と主張しますが、今、竹島沖で漁船がどれだけの漁をしているか?そこでの収益はいくらか?それがはっきりすれば問題が違ってみえる筈です。反日デモにおける破壊デモも、中国企業も台湾企業も、労働者のストレス発散の為にやられています。やりたくもない単純作業を薄給でやらされフラストレーションも溜まるのでしょう。ですがデモは逆効果です。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は1兆3000億円をかけて3年以内に300万台の工業用ロボットを導入する予定です。破壊デモは「ロボット化」を促進するだけです。日本も労働者騒動以後「ロボット化」が進みました。中国でもそうなる訳です。日本で2012年秋に開かれたIMF(国際通貨基金)の会議に中国幹部が来日しなかった。当然「(尖閣のこともあるので)日本に恥じをかかせよう」という狙いだ。が、これは「チャイナ・リスク(中国のリスク)」を世界に見せつけた形になったと思う。ラガルドIMF理事が「大変に遺憾」と、欧州危機で世界中が大変なことになっているときになんだよ中国は、と不快感を隠せない様子であった。世界第二位の世界経済大国らしからぬ「器の小ささ」である。また中国の新聞紙はNYタイムズ紙に「DUAOYU ISLAND BEJONG TO CHINA」という中国日報が2面カラー広告を掲載させ「中国の領土・尖閣諸島を日本国が奪った」と広告という形で掲載させた。中国のテレビも新聞もすべて中国共産党中央宣伝部が統括している。中国共産党の不利益になることは書かないし報道もしない。いやできない。ツイッターやブログでさえ監視されてうっかり悪口や反政府活動をしたら投獄は覚悟せねばならない。日本は中国のようなプロパガンダ(大衆操作)の戦略が残念ながらない。中国人のように反日デモしろとは言わないが、もう少し言葉だけで「戦略会議」「国家戦略」ではなく、戦略的な活動が日本には欲しい。日本に「戦略家・軍師」さえいれば…。亡命チベット人の新たな新指導者として、ロブワン・マング氏(44)首相が台頭してきた。これはいい状態ではある。だが、チベット独立などムリである。そんなことは中国共産党が許す訳ないし、中共が滅んでも、新政権が中国国土の3分の1のチベット自治区を手放す訳はない。日本と中国の関係は1972年9月29日の田中角栄首相(当時)の電撃的訪中により周恩来首相(当時)とがっしりと握手して40年目になります。田中角栄は無学ではあったが「中国の市場としての魅力」を嗅ぎ分けた天才的政治家であった。日中の友好の証としてパンダ(カンカン、ランラン)が贈られた。日本の中国への好感度は70年代は80%だったが、2012年は26.6%まで落ち込んだ。2012年は「日中国民交流友好年」であったのだ。尖閣諸島の国有化も中国側は「まさかやらないだろう」日本側は「これくらいで怒らないだろう」という読み違いがあった。かつてソ連が中国と敵対関係になりつつあって、米国ニクソン大統領(当時)とキッシンジャー国務長官(当時)が電撃訪中して毛沢東と握手した。角栄はニクソンの真似をした。日本は円借款、ODA、工場誘致、技術提携とやった。「同文同種(同じ文字を使う人種同士わかりあえる・日本財界マスコミ)」といい90年代は小平が「改革開放政策(経済の資本主義化)」を実施。ソ連崩壊(91年)、2010年中国GDP世界第二位になると中国人は観光客として年間113万人訪日し、1人当たり17万6000円も金を落としてくれるお得意様になった。2005年2010年2012年「反日デモ」が起こった。日本企業やスーパーを破壊し放火した被害額は1億円とも。だが、困るのは在中日本企業で働く1000万人の中国人労働者だ。そもそも中国人はメンツを重んじる人種」だ。9月のロシアでのAPECで野田首相に胡錦濤国家主席が(立ち話にせよ)「尖閣国有化しないで」といったのにその2日後に「尖閣諸島国有化」をしたのが間違い。2012年10月18日は柳条湖事件(満州侵略)から81年、野田訪中が7月7日(盧溝橋事件)だったり、来年(2013年)の訪中日が南京大虐殺の日だったり。火に油を注ぐような無知外交が仇ですね。日中の貿易額は27兆円(年間)、中国市場は34兆円(年・世界一の日本の貿易相手)だ。中国とは喧嘩は出来ぬ。だが、両国に知日家・知中家がいないのが不幸ですよね。日本側が中国のレアアースを買うなど妥協案を出すべきです。まあ、玄葉外相だの田中真紀子だのじゃダメだわな。2012年9月27日、中国の外相・楊潔(ようけつち)外相が国連で演説し、「日本側が中国から尖閣諸島を盗んだ」と演説しました。ここで頭にきて「中国をやっつけろ!」となってはダメだ。政冷経熱(政治は冷たくとも経済は熱い)でいこうよ。日中国交正常化40周年の中国での式典を中止する、と中国側(中国政府)が伝達してきました。尖閣諸島国有化への反発といわれています。尖閣諸島に百隻以上の民間中国漁船が到着、それも受けて日本外務省事務次官の河相周夫(ちかお)外務事務次官が2012年9月24日訪中、25日に中国事務次官・張志軍外務事務次官と会談するという。南沙諸島問題を抱えるASEAN諸国でも中国への苦慮が日本と同じだけあるといいます。ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイなどで「南沙諸島は中国のものだ」としている中国に不満爆発寸前だという。これは日本と(尖閣諸島を中国の領土だと主張している)中国と似ていますね。我々は世界第二位の経済大国・中国とも世界第一位の米国とも懇篤に付き合うべきだ。が、ASEAN諸国と裏で手を組んでいても外交上マイナスにはならない。外交とは狡猾でなければね。「反日デモ」鎮静化ですね。これは10月の中国共産党全国人民代表者会議(全人代)までには鎮静化しなければ、という中国政府の封じ込め作戦が効を達したという訳です。まあ、「ガス抜き」で蟻族たちの不満を解消させた訳です。2012年9月14日、中国公船が国有化後は初めて尖閣領海を侵入しました。またしても大規模「反日デモ」ですしたね。反日デモはどんどん過激化して暴徒化していきましたっけ。中国在住の日本人も「日本語を話すとリンチにあいそうで怖い」といってました。そういえば満州事変(侵略・1931年)の発端となった柳条湖事件(侵略)から81年です。中国当局は西安での反日デモを禁止通達を出しました。瀋陽では投石もあったという。中国監視船3隻が尖閣諸島領海侵犯です。「反日デモ」が続きますよね。暴徒と化した中国人が日本製の製品を壊す、日本料理店破壊など北京、南京、蘇州、青島、珠海、西安…そのエネルギーを反中国共産党(独裁体制)に向ければ「中国版ジャスミン革命」になるのになあ、と私などは思ったりします。反日デモは深釧で暴徒化して武装警察隊が催涙ガスを使った。壊すことが愛国なのか?意味がわかりません。只のテロと同じレベルである。だが、そこは中共がうまい。反日デモで「ガス抜き」に成功しています。2012年9月2日、東京都の職員が尖閣諸島を洋上調査を強行しました。そして血税20億円で「国有化」しました。あまりいい策とは思いません。火に油を注ぐだけですから。当たり前ながら中国側は大反発しています。中国も毛沢東・周恩来・小平以後カリスマ的人物がなく、韓国も朴正煕以来いい人物がなく「反日デモ」でガス抜きをして反政府運動にならないように日本国を「スケープゴート」にするしかありません。まあ日本側も侵略戦争や従軍慰安婦問題や戦争時軍事帝国時代の虐殺・強姦・略奪・(数は30万人ではないかも知れないが)南京大虐殺など本当の謝罪・賠償がまだだ。真珠湾奇襲攻撃への謝罪くらいしろよ、という事です。大事なのは脱原発のような集団ヒステリーで「反中国」「反韓国」にならない事。政治は冷たいけど経済は熱い「政冷経熱」でいこう。KARAや東方神起やBIGBANGや少女時代のCDは買おう。三国志や韓国ドラマを観よう。政治を経済問題にリンクさせないようにという両国の本音を知ろう。韓国人や中国人だって嵐やSMAPやAKB48の音楽を愛しているし、日本のアニメや漫画を愛している。集団ヒステリーはやめよう。右翼のプロパガンダに騙されないで。2012年8月27日、北京で丹羽駐中国大使の車が襲われました。2台の車に幅寄せされ公用車の日本国旗を奪われたが、丹羽大使らに怪我はなかった。男2人が逮捕されたが起訴はされずであった。中国側は早く幕引きがしたいのだ。何せ犯人を英雄視する中国人が大勢いるから。まあ、いいだろう。2012年8月19日、尖閣諸島に日本人右翼地方議員10人が上陸、これが火に油を注ぐ結果となり中国各地で「反日デモ」が相次いだ。これを受けてか外務省との軋轢が問題視されていた丹羽宇一朗駐中国大使(73)を更迭、後任を西宮伸一外務審議官(経済担当、60、2012年9月16日病死・後任者へ)とした。藤崎一郎駐米大使(65)の後任に、佐々江賢一郎外務事務次官(60)、武藤正敏駐韓国大使(63)の後任に別所浩郎(こうろう)外務審議官(政務担当、59)を充てるなどした。2012年8月15日、香港の中国人活動家7人が沖縄県尖閣諸島(の魚釣島)に上陸して、不法入国の疑いで計14人の中国人活動家を現行犯逮捕した。香港当局も出港を容認していたようで、「反日感情」の現れです。ここでも「過去の侵略戦争の謝罪と賠償の解決なし」という日本側の問題があるようです。強制送還で仕方がない。大事なのは中国と台湾という国際政治上重要な提携相手を失うべきではない。香港の活動家たちは何故上陸出来たのか?海上保安庁の目をかいくぐって何故上陸出来たのか?ニュースだけではわかりませんね。多分、活動家のバックにお金持ちのパトロンがいてお金を出しているのでしょう(中国政府関係者も含めて)。だが、今回も強制送還で「正解」である。何故なら国民も民主党議員や凡俗の政治家も知らないかつての自民党と中国側との昔の「密約」があったからです。それは(1)中国は、実効支配の原則から尖閣諸島を日本領土として認める。(2)しかし一方で、中国も国内法では領土権を主張できる。というもの。尖閣諸島で逮捕した中国人は「密約」によれば日本で裁判にかけることなく逮捕して中国側に引き渡すのが「正解」であり、「約束」なのです。ゆえに、今回は中国政府も公式には大きく騒ぎ立てるようなことをしていないのです。オスプレイ問題もまた「「軍政」に関わることは米軍に従う」という日米安保条約ならびに「沖縄返還の条件」でもあります。知らないのは国民と民主党政治家と無能集団だけ、というまたまた「お先真っ暗」な状態なのです。ベトナム戦争や湾岸戦争などでも、日本の国防とは関係ない争いでも、米軍が沖縄を利用したのは「約束通り」に米国軍は「軍政」として沖縄をつかったまでなんです。日本政府(国)が合意しているのですから、米国軍人からみれば「当たり前じゃん」ということ。沖縄県知事や県民や日本国民は「沖縄の軍政に文句を言う権限」など密約上ない、のです。北方領土もまたしかり、です。北方領土に関しては森喜朗元首相がその辺を知っていますから森氏に任せるのが正解ですね。残念なことに民主党議員も国民も無知で傲慢です。「脱原発」だの「沖縄に基地いらない」だの無邪気に強く主張はしますが、「外交感覚ゼロ」…まるで「集団ヒステリー」「農民一揆」「団塊世代の安保闘争」です。こういう密約があることさえわからぬでしたり顔で主張してないで、ここはまず反省と熟考の余地を、という事ですね。台湾企業・鴻海(ホンハイ)と事業提携をしている(というか殆ど子会社化されている)シャープは大阪堺市の工場や東京都内の事業拠点の2ビルを売却し大幅な赤字を補てんするという。マーケットは大規模なリストラがなければ納得しまい。電子機器の受託製造で世界最大の鴻海(ホンハイ)精密工業グループの郭台銘会長は台湾も領有権を主張している沖縄県・尖閣諸島に関して、「日本が望むなら私が出資する。日台双方で東シナ海の油田開発を行って共に利益を生み出せたらよい」と発言したそうです。大前先生はおそらくは「売名行為」であろう、と言います。本気ではなく仮に5000億円払っても「売名行為」として安いもの、だといいます。「シャープとの提携」にしても本当は「買収」で、シャープは鴻海の日本支社ですね。また台湾の大手石油メーカーの奇美実業は液晶事業から撤退しました。ここでも最大株主の郭台銘会長が「おいしい所とり」です。世界のシャープの買収や鴻海などで世界的な富豪となった郭氏は、笑いが止まらないことでしょう。また中国の民主活動家の李旺陽(60)が当局の手により自殺に見せかけられて殺害されたという。勿論証拠はない。中国人民銀行(中央銀行)は金利を0.25%引き下げるという。また「金儲けの神様」と呼ばれ活躍した直木賞作家で経済評論家の邱永漢(きゅうえいかん・本名・丘永漢)さんが2012年5月16日、都内の病院で心不全のため死去しました。享年88歳。氏は台湾生まれで1954年に日本に亡命、1956年に亡命生活を書いた「香港」で直木賞をうけました。次々といい人物が死去しますね。残念です。ご愁傷様。また中国の民主活動家・陳光誠氏が中国の米国大使館に亡命してしばらく経つ。報復のためか陳光誠のおいが殺人容疑で逮捕されたという。また北京で開かれた日中韓経済閣僚会議では日中韓で今年度内(2012年)のFTA交渉合意を目指す。日本にとって中国は米国につぐ第二位の貿易国、韓国も米国・EUにつぐ第四位の貿易国です。はやくFTA合意が成ればいいですね。また中国政府は陳氏の「出国」を認めましたね。1989年亡命の故・方励之氏、1997年の魏京生氏、1998年の王丹氏、2006年の余傑氏に続いてですね。まだ陳氏の自宅には監視村人(日当100元(16400円))がいつも睨みをきかせている。さて今回は中国の商標権や特許の話です。例えば日本側アニメ「クレヨンしんちゃん」というのがあります。ですが、中国人が勝手に1997年に「蠟筆小新(ラオデーシャオシン)」として名前やイラストを著作者に無断で、商標登録していたのです。驚いたのは日本人で、
当然、「著作権違法だ」と裁判になりました。2004年から8年かけてやっと日本側が「著作権保護適用」として勝訴しました。ですがドラえもんやプリキュア、ワンピース、ハローキティ、iPad(裁判中)など、訴訟金目当てに中国では無数に無断商標登録されています。著作権とは「イラスト」「音楽」「作品」「文章」「映像」などそのひとが創造した時点で自動的に発生する権利です。この私の文章も私緑川鷲羽わしゅうの著作物です。一方、商標権とはネーミングやイラストやマスコットなど早い者勝ちの登録制度です。つまり発明のような先願主義です。特許、実用新案、商標権などです。なりすまし商標が「SQNY」「HITACCHI」などです。これは少し笑えます。が、先取り商標といって「地名」「ブランド名」なども登録されています。有田焼、秋葉原、米沢牛、大阪…。まあ、どっちみち金が欲しいだけです。「face book」でさえ登録されていますが、中国でface bookは言論統制で使用不可です。北朝鮮にも特許庁があって「スターバックス」のロゴと文字・イラストが無断登録されているのです。これは中国がいかに知的財産権(特許・実用新案・商標)の戦略があるかだと思います。日本の特許庁の官僚と話した事があるのですが、「特許庁は商売じゃないのだから特許料金を下げればいい」と私の案に賛成していただきました。確かに出願料や審査料金を安くすれば玉石混合で「つまんない発明」も多くあると思います。だが「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」です。日本も「知的財産戦略」で特許・実用新案・商標登録の金額を10分の1に下げましょうよ。それでいい発明が20も30もあったらそれこそ日本の勝利なんですから。また天安門事件の民主活動家で、米国に亡命中であった学者の方励之氏(76)が死去したといいます。死因は不明。ご愁傷様です。私緑川鷲羽わしゅうは「従軍慰安婦」はいたと思っています。20万人ではないにしろね。だから、裁判で確実に過去の日本軍兵士に被害にあったと確実に認められたひとには賠償金と国家として謝罪するべきです。もちろん、私は先の戦争で大爆撃を受け「焼野原」になった日本を再生させ「世界に冠たる経済大国」にしてくれた先輩の皆さんや、犬死だが戦争で命をおとした霊兵も尊敬しています。が、一方で「侵略戦争などなかった」だの「朝鮮併合」はなかっただの「従軍慰安婦はいなかった」「南京大虐殺はなかった」という人間は許すことは出来ません。私の命をかけてでもストップさせます。売国奴の国辱行為は私が許しません。また重慶トップ・薄煕来氏が失脚しましたね。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は、共産党の支配下にある軍を「国有化」するという主張を「断固阻止する」とタブーに触れました。中国は「中国共産党が国家運営」している状態です。土地も共産主義上からか売却はなく、50年ローン70年ローン。土地と共に軍隊も保有しています。党中央から選出される「党中央委員会」と人民代表会議から選出される人物はほぼ同一人物です。歴史的には中国人民解放軍(中国共産党)が中華民国軍(国民党)を台湾に追い払って勝利したわけです。中国共産党は毛沢東を忘れたいし、2000万人~5000万人の死者をだした大躍進や文化大革命を国民に思い出されたくないのです。薄煕来氏は毛沢東回顧主義者で、繁栄から取り残されたひとに救済を、黒社会撲滅に熱心で国民に人気がありました。人気者を失脚させた訳ですから「夫人が殺人に関与していた」「習近平氏の盗聴をしていた」とネガティブ・キャンペーンが出されるのです。「盗作」に関してはiPadの件もありさすがにアメリカ人も怒っているそうです。ですが日本だって昔は中国程ではないが「猿まね」をしていました。いつか通る道です。また「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。中国軍の軍事費拡大が拡大しています。中国側は「中国軍の近代化には17兆円必要」といいます。2009年のデーターですが日本より中国の軍事費は500億円の差があったそうです。これは東アジアの軍事バランスにとって重要です。また4月から6月のGDPは日本1兆2883億ドル、中国1兆3389億ドル、GDP成長は米国14兆ドル、日本1.8兆ドル、中国31.28。経済成長は米国-2.4%日本-5.2%中国7.1%…というデーターがありますがこれは誤ったデーターです。日本中国は四半期の数字で米国は一年間の数字です。こんな出鱈目な数字をだしてくるひとの気が知れません。「日本の負け」が決まった訳ではありません。策はあるのです。負け犬のように尻尾をまいて逃げる前に策を打ってください。中国はGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりました。でも人口がそもそも違うんです。中国の人口は13億人。日本は1億2000万人です。一人当たりのGDPは日本が3万9731ドルに対して中国は3678ドルです。軍事費は近代化が急務なようで中国政府は6兆9000億円といいますが実は12兆8000億円といわれています。日本の軍事費は510億円です。なぜかというと国産空母を製作中だからです。世界で空母を持つ国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ウクライナ、インド、ブラジル、イタリアだけ。中国は空母を保有し東シナ海や南シナ海や台湾などのいわゆる「領土問題」に睨みをきかせる為に空母(航空母艦)を保有したいのですね。しかし、中国にも「頭が痛い問題」があります。それが日本以上の少子超高齢化問題(8-4-2-1問題)です。国連の定義に65歳以上の人口割合で7%以上が「高齢化社会」。14%以上が「高齢社会」。21%以上が「超高齢化社会」といいます。日本は23%。中国は33%(1億3474万人。10年後2億4800万人。20年後4億人)です。これから中国は労働者・人材不足でバブルが弾けますね。中国が日本の領土である「尖閣諸島」を「中国領土だ」といいます。また民衆の人海戦術のデモですか?尖閣諸島は日本の領土であり1895年に日本の領土になり、その前は「琉球王国」つまり沖縄人の領土でした。中国人のデモを止めたければまた入江紗綾でもだせば(笑)。まあこれは冗談です。紗綾だかの小娘なんか役に立ちません。反日デモにしても反中デモにしても屈折した「愛国心」は「暴挙」なだけです。尖閣諸島問題はアーミテージ元国務次官補は「日本は中国に試されている」と観ているそうです。まあ「反日デモ」自体は2005年もあったお祭りみたいなものです。が、海上保安庁も尖閣諸島で海保の船に中国船が衝突してきた、というなら何故そのときの映像を世界にむけて放送しないのですか?どこまで民主党政権は無策なんですか?報道させてそのうえで「政府恩赦」という形で罪人を許して中国に帰せばいいだけだったのです。どこまで無策なんですか?尖閣諸島も日中の「共同開発区域」でいいじゃありませんか。北方領土だって3島返還で「共同開発区域」でいいでしょう?どこまで無策なんですか?まず日本のODA(政府開発援助)について一席。860兆円の大借金がある日本ですが、ODA援助はまだやっています。ODAには二国間援助と無償資金援助と有償資金援助があります。基本的には有償とは返済を求める援助ですがローン金利は援助国の政情によりまちまちです。アフガニスタンの金利は0.01%。返済に40年です。日本のODAの総額は32兆円です。189ヶ国(先進国以外すべてに援助しました)。貧困をなくすのがODAの目的だからです。戦後の日本も貧しかった。その為に米国から脱脂粉乳などの食料援助や技術援助を受けました(総額12兆円)。東海道新幹線や東名自動車道路も世界銀行から借金してつくりました。ローン返済は1990年で完済しました。日本のODAは最初は侵略した国への賠償でした。72年に田中角栄がニクソンの真似をして北京に行き「日中国交正常化」がなります。そのとき、周恩来首相(当時)は「賠償はいらない」といいます。だが、日本は円借款という形で中国に援助します。(全部中国のクレムリン・中南海の老人たちのポケットにはいっただけ)。例えば北京首都空港も日本のODA300億円でつくられました。日本はアフリカにも援助しています。クロマグロ輸入禁止のときはアフリカ諸国が日本側について反対してくれました。援助のポリシーは「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えること」です。ODAによってその国が発展すれば現在の中国のように日本製品がどさどさ売れます。まあ、「先行投資」ですね。今、中国人のお金持ち(1億人いる(年収1000万円以上または350万円でも(日本と物価が違うから。30億円以上は6038人)))が狙うのは日本の不動産である。なぜなら今、上海はバブルで日本の不動産しかも山手線エリアが上海の不動産価格より安いから。後は中国ならではの事情があって、中国は社会主義国で土地保有が認められてないんです。中国の不動産は建前上は中国共産党のもので、国民に借款する、ということです。また中国人の観光客は100万人で規制緩和でこれから日本に観光で訪れる中国人は1000万人といわれています。しかも、今でさえ富士山周辺の別荘のほとんどは中国人オーナーが所有しているそうです。人民元が高くなれば日本の土地や金融不動産や会社が安くなる訳です。まるでバブル時代の日本がアメリカの土地や会社や絵画を買い漁ったときに似ていますね。また、ブレイン・ドレイン(頭脳・技術流出)が加速しています。まず工業国家として大事な「金型技術」ですが、中国や韓国に流出しています。中国BYD社にオギハラ社(日本の大手金型会社)が買収されたのは有名ですね。日本人の「金型職人」もリストラや倒産、失業や定年で職を離れ、中国や韓国企業が高待遇で招いて指導させているといいます。例えば全米高速鉄道計画(グリーン・ニューディールの一環、建設費4兆円)。日本から新幹線「はやて」を中国は購入したのですが、すぐに猿真似して「CRH2中国製新幹線」としてアメリカにセールスしています。また韓国も日本の猿真似が目立ちます。ちなみに韓国のサムスン電子という会社は今や世界一の家電メーカーです。なぜか?これは韓国が5000万人の人口しかない、ということで世界で売らないと食べられないということです。例えば韓国企業に入るには一流大学卒業のちTOEIC780点以上の「英語力」が必要になります。サムスンは世界一の利益をあげています。それは「金融、IT、英語」という人材がいるからです。日本人にそういう人材がいくらいますか?

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アメリカの正体 オバマ大統領VSロムニー共和党代表最終回テレビ討論

2012年10月23日 07時58分34秒 | 日記
アメリカの正体
  
2012年10月23日アメリカの現職オバマ大統領(民主党)とロムニー候補(共和党)とのテレビ討論最終回が開かれました。議題は「外交」でした。二回目は両候補とも「経済問題」にすべての時間を割き、好感度はオバマ氏45%ロムニー氏38%でした。2012年10月8日、ベネズエラの大統領選挙でチャベス大統領が4選で当選した。反米の独裁者だが、豊富な石油資源での大金を貧困層にばら撒いていて、無税や教育料金・医療費などをほぼ無料にしているため人気は絶大だ。2012年10月、オバマ大統領(民主党)とロムニー共和党代表によるテレビ討論があった。殆どの時間を雇用問題に占められ、評価はオバマ大統領支持25%ロムニー共和党代表支持67%であったという。2012年9月11日は、「米国同時多発テロ」から11年です。アフガンは泥沼化していますが、よほどのことがない限り「オバマ現職大統領再選確実」です。2012年11月の米国大統領選挙で共和党米国大統領候補に内定しているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は選挙のパートナー(副大統領候補)にポール・ライアン(42)下院議員を選ぶと発表しました。ロムニー氏はライアン氏を「行動力と洞察力を備えた聡明なリーダー」と説明。ライアン氏は「この70年間で経済が最も悪い。どんないい訳をしようが失敗だ」とオバマ大統領の経済政策(オバマノミックス)を批判しています。ライアン氏は経済に明るく、「小さな政府」路線で「レーガンの再来」と評判だといいます。確かに彼の言う「結論」は薔薇色です。が、そこに至るまでの「プロセス」が曖昧です。私はライアン氏を「本物ではない」と評価しています。こういうひとはオバマ氏を悪役にして、英雄気取りでヒーローのポーズをとっているだけですよ。よく「経済馬鹿」という悪口も聴きますしね。ライアン氏の「経済政策案」というのが「本物」であるならば「実施」すればすぐわかると思います。だが、結局プロセスがアバウト過ぎるから失敗するでしょう。いわゆる「経済通の机上の空論」なんです。まあ、米国は3年間サブプライム不況の後遺症から回復したばかり。でも、米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は債務超過から資金超過になったのはオバマ大統領の経済政策の成果です。今、現在進行形な米国の不幸は「学生ローン」の問題です。アメリカ人の1人当たりのローン額は、平均2万5000ドル(約196万円)です。ロムニーもライアンもいらないが、今後この「学生ローン」が問題視されると思います。職に就き年棒5万ドルから10万ドルと稼げればローンは返済できる。だが、失業者が拡大すれば「第二のサブプライム・ショック」にもなりかねません。4年後の2016年の民主党アメリカ大統領候補に、ヒラリー・クリントン氏との意見が60%だという。クリントン国務長官の好感度は高く、アメリカ大統領初の女性大統領という声が大多数だという。まあ、ありかな。2012年11月の米国大統領選挙は共和党代表のロムニー氏VSオバマ現職大統領(民主党)の一騎打ちとなりました。結果は?です。オランド仏新大統領は「緊縮より成長を」というが「夢物語」を語っているに過ぎない。「成長すれば緊縮策をしなくていい」などというが相当成長しなければならない。成功例はある。レーガン元米国大統領とサッチャー元英国首相だ。だが「小さな政府」路線でおもいっきり全部の規制を撤廃した。当然最初は大量の失業者がでる。改革の芽が花開くのは15年後か20年後だ。だからレーガン氏サッチャー女史も現職を追われた。米国はクリントン時代に高度成長という改革の花が咲き、英国もブレア政権に成長した。改革とはそれぐらい時間がかかるものだ。改革の成果を拙速に問うべきじゃない。ちなみに小泉改革とは名ばかりで、郵政民営化法案以外(といっても郵政国有化に復帰しつつあるが)何のいいこともしていない。だから日本には「改革の芽」などない。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、「我々は(日本のような)デフレに陥るのを回避した」と発表。バブル崩壊後の長期デフレ不況になった日本のようにはならないといいます。非正規雇用と正規雇用の均衡処分、医療、介護など成長分野の需要を掘り起こすと。でも、米国は90兆円規模の資金を投入して「ゼロ金利」にし、日本化していますね(笑)。日本は少子高齢化と国内消費冷え込み、外国人(優秀な技術をもつ外国人)労働がほぼゼロに近く、ダイナミックな政策がとれません。しかも日本の企業は一部経営難な企業を除けば、構造的に企業が資金を必要としていません。2001年から2006年にかけて日銀が30兆円規模の資金をマーケットに投入しました。しかし、ニーズがなく資金は吸収されませんでした。で、悪名高い「中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)」につながってしまった。日本の中小企業は「借りてもどうせ後で貸しはがされる」と思いだれも借りません。だが、米国はラッキーです。米ドルは世界通貨であるため輪転機でドルを刷れば世界中で買えます。日本、中国、ブラジルなどの世界の国々はそうはいきません。世界で買うときは外貨(米ドル)を手に入れなければならないのです。日米貿易戦争は30年の歴史があります。だから日本人はそのような米国の経済を知っています。だが、中国はまだ知りません。米国に「いじめられてる」最中です。是非、日本の経験を中国は学んでほしいと思います。またオバマ大統領がアフガン電撃訪問です。ビンラディン殺害から1年目ですね。2012年4月30日、野田首相が訪米してワシントンDCでオバマ大統領との「日米首脳会談」が開催された。中国の台頭に対しての日米の防衛・経済連携で合意したという。米連邦準備制度委員会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)は「事実上のゼロ金利制度」を続けるそうです。さすがはバーナンキ理事長です。日本の「失われた20年」を反面教師にしている。また米国では民主党バラク・オバマ大統領と共和党のロムニー氏(前マサチューセッツ州知事)の一騎打ちです。しかし、今のままではロムニー氏はオバマ大統領に勝てないだろう。ロムニー氏は海外に200億円の資産を持っていて、米国内に税金を払っていない。違法ではないが一般的なアメリカ人には「99%の俺らと違う1%のやつだ」と映る。EU内の失業率は10.8%になりPIIGSが足を引っ張っている。スペインの失業率は20%でギリシャ・ポルトガルも同じ。日本とドイツの失業率は10%と非常に優秀な結果です。まあ、日本の場合、職を求めていない完全失業者はカウントされていないけどね(笑)。これから起こるであろう「イランへの攻撃(イラン戦争)」は軍産複合体の「ウォーエコノミー(戦争犯罪)」によるものだが、軍資金はまた日本からということに(中国や韓国・EUも)なりそうですね。また戦後に掃海艇をだして大金出して感謝もされず…ですか(笑)。広島長崎の原爆を米人に知らせよ。1945年8月、広島と長崎に米軍機による原爆投下が行われ軍人でもなんでもない無辜の、一般人が何百万人も虐殺されました。これは明らかな「戦争犯罪」であり「(民間人を巻き込まないという)国際法違反」なんです。でも米国では「戦争終結を早める為」もしくは「戦争続行での米兵の死をすくう為」に原爆投下したのだ、と詭弁を学校で教えられるそうです。もちろん原爆被害者の死体写真も教科書には何も書いていません。原爆など落とさなくとも戦争は終わっていたでしょうね。日本全土が焦土と化し、昭和天皇・裕仁も自決を覚悟していたそうですから。まあ、映画「パールハーバー」の演者も詭弁を言っていたでしょう?これは「帝国日本軍による侵略と無辜の民虐殺」と同レベルです。謝って改めるに憚る事なかれ、だ。まずは隗より始めよ。「セキュリティサミット」で米国のオバマ大統領と韓国の李明博大統領が会談し「北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星をあげるとカバー)」の打ち上げ停止を呼びかけた。米国は北への食糧支援もやめるとも。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。またモトローラ・モビリティ/モトローラ・ソリューションは創業者家出身で90年に会長を辞任するまで30年に渡りIT業界の牽引役だった巨人、ロバート・ガルビン氏(89)の死去を発表しました。ソニーの盛田氏(故人)と通商でやりあって(日本が半導体を失う羽目になった)日本が韓国に半導体工場を移して「寝首をかかれた」一件の「大悪人」です。米国は何年か前に未来学者のハーマン・カーン氏が「2000年には日本のGDPは米国経済を抜く」といいました。結果は…。私は米国経済がさらにコケル心配をしています。ジョブズに加えガルビンも死んだからです。杞憂だといいのですがね。アメリカの失業率が9.1%となり米国内各地でデモが頻発しています。彼ら彼女らは「Job! Job! Job!(仕事をよこせ!)」といいます。ですが、米国には仕事はありません。でも、だからって馬鹿みたいに「ニューディール政策もどき」みたいなことをしても駄目です。要は政府役人なんかに景気は治せないと悟り、自分で「沈みゆくタイタニック号」から少しでも大金をぶんどり逃げるという「走為上の計」です。9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。2011年7月3日タイで総選挙が行われタクシン派が圧勝、タクシン氏の妹・インラック・シナワット氏(44)が女性初首相に決まりました。また米国とフィリピンが協力関係構築で東シナ海での中国のけん制を計りました。ここ10年程で米国内ではKKK(クークラッククラン)のような「白人至上主義」が吹き荒れていて不法移民や有色人種が年に7000人以上殺されているという。9歳の少女までメキシコ人というだけで殺害された。とんでもないことだ。また米国クリントン国務長官が世界銀行総裁に転身の意向だそうです。驚きの転身ですよね。ペルー大統領選挙は元・軍人のオジャンタ・ウマラ氏(45)が勝利、日系人で女性・フジモリ元・大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(36)は敗北しました。米商務長官がエジソン・インターナショナルのジョン・ブライソン氏を内定(ロック商務長官が中国大使に成るため)しました。2012年米国大統領選挙で民主党の候補はオバマ大統領でほぼ決まりですが、野党共和党は有力な対抗馬はなく、ロムニー氏が共和党候補者になりそうです。オバマさん再選かな。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。2011年5月1日夜、米軍がパキスタン・アボッタバードで9・11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者(54)を銃撃戦(「ジェロニモ作戦」)の末殺害したとオバマ大統領は勝利宣言をした。「正義を遂行した」という。DNA鑑定でも本人だとする。ビンラディンは丸腰であったという。遺体写真は公開するか米政府は迷っている。反米感情を煽る可能性が高いからだ。だが、アルカイダの報復テロが怖いからしばらくは米国に行きたくないな。だが、アルカイダやビンラディンとイスラム教は関係ない。2011年4月29日米国内で16以上の竜巻があり、300人死亡2000人が怪我です。FOMC(米国連邦公開委員会)は米国追加緩和を2011年6月で終了とした。「ゼロ金利」は継続です。「舌禍」で更迭された前・米アフガン司令官・マクリタル氏の証拠がなかったことがわかりました。またキューバは市場主義を一部導入するそうです。やはり共産主義では駄目だということか(笑)。バラクオバマ氏が大統領選挙に出馬表明し、選挙活動を始動した。二期目も「Yes We Can」でいくらしい。そして、とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。米国は「ウィキリークス」や開設者のアサンジ容疑者を本格的に捜査することをきめましたね。また民主党上院議員の女性・ガブリエル・ギフォーズ代議士(40)が銃で暗殺されかけました。銃弾は左脳を貫通しており、意識不明の重体だそうです。FRB(連邦準備委員会)が更なる追加緩和で米国債48兆円購入です。これは米国債を購入することで資金を市場に還流させる策です。FOMC(Federal Open Merker Oommictee. )つまり金融会議で決まりました。2010年11月中間選挙で、オバマ「民主党」が大敗です。下院(民主党184、共和党239)上院(民主党51、共和党46)知事(民主党15、共和党27)と大敗でオバマ大統領は2期目は無理ではないか?といわれていますね。今、米国政界で話題の女性がいる。それが元・アラスカ州知事で、マケイン共和党候補とタッグを組みオバマ・ヒラリーと大統領を戦ったメガネの美人女性である。大統領選挙では長女が未婚で妊娠(長女と彼氏は結婚しなかった)という敵失やオバマの天才的演説もあり敗退。選挙後忘れ去られた。が、自伝本「ならず者で生きる」を出版し全米をまわりベストセラーになった。2012年のアメリカ大統領選挙にでる予定だという。準ミス・アラスカ、TVレポーターを経て政治家になったひとで、メガネは日本製だ。「Yes we can」ではなく「OH,no you don't」といおう、という。アンチ・オバマの受け皿…それがサラ・ペイリン女史(46)である。ですがペイリンさんは「世界情勢」に無知なようで「北朝鮮からの韓国への攻撃事件」で「同盟国の「北朝鮮」を支援する」といいました。また「アフリカ」を「アフリカというひとつの国」だと思っていたそうです。このひとが未来の「女性初の米国大統領」ですか?大丈夫なんですか?なおFRBのバーナンキ議長は否定したが、結論は米国経済が「二番底」に陥ったということである。失業者はさらに5万4000人増加し、失業率は9.6%です。住宅市場も商業ビル市場や雇用の景気回復も遅れている。しかし雇用は「遅行指数」である。オバマミックスは失敗した。米国の心配はかつての日本のような長期低迷にならないかということ。その2はあまりにも米国経済が中国に依存していること。9000億円の大豆輸出など依存が過ぎる。中国がこけたら米国もこける状態だ。また金融規制法(ボルガー・ルール)は米国以外ではどの国も採用しないだろうとFRBが皮肉でいう。しかし研究価値はある。それは金融規制法+消費者投資家保護ならばの話である。ニューヨークのタイムズスクエアで爆発物をつんだ不審車が発見されました。まだ爆発未遂でです。イスラム・テロ集団の仕業でした。ホルダー司法長官は「タリバンの仕業だ」と認めてますね。各国首脳NPT会議もありますしね。米国の核弾頭数は5113発だと明かしましたね。またルイジアナ沖の原油流出は対応が遅れていました。漁業関係者に被害がでていましたね。もう終結から1年になります。事故が起きたのは2010年4月20日メキシコ湾沖のパイプラインのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)社の「ディープ・ウォーター・ホライズン(DWH)」という海上のくみあげ施設である。海底1500mから原油のある5500mまでボーリングして、そこの給油口が爆発して炎上、DWHの施設が破壊され海の藻屑となり原油だけが海上に垂れ流しの状態になっていました。日本ではあまりニュースになってないが、欧米ではメキシコ湾海流にのれば原油がヨーロッパにまでいく可能性があり大変なニュースになっていた。メキシコ湾の牡蠣、海老などが全滅し、ペリカンなど500羽が死んだ。またこの湾は日本に輸出される大西洋クロマグロの産卵地であり、日本の市場にも影響が出そうだ。BP社はこれまでトップが謝罪していない。が、幹部のスウェーデン人が謝罪したが、このひとは英会話が下手糞で「一般庶民の皆さん本当に申し訳ありませんでした」の「一般庶民」を「スモール・ピープル(小さいひと)」といってしまい米国人(BP社は英国企業で、さらに英国人の年金機構のほとんどがBP社に投資しており英国人年金に黄色信号が灯っていた)の怒りを買った。オバマ大統領は初動対策に遅れて大変な被害がでていたがこれまで何度も海底1500mの原油流出を止めようと作戦が実施された。1、ドーム作戦(原油流出口をドーム型のもので止める作戦。失敗)2、トップキル作戦(流出口そのものを止める。失敗)3、キャップ作戦(50cmの流出口そのものにキャップする。少し成功。だが原油流出の3分の1しか止められず)4、最終作戦(1500mの海底の左右からボウリングして5500mの原油ラインそのものを止める)。最終作戦は9月頃までかかった。しかし、7月で止めましたね。よかったと思います。だが、米国景気は確実に回復しているようです。GDP1月から3月まで前年比3,2%増です。ここではオバマ大統領のことを書き込みします。大統領の支持率は平均57%と第二次世界大戦後、大統領選を経て就任した9人の大統領のうちレーガン氏と同率のワースト2位です。が、これはオバマ大統領に対しての否定的側面を強調していました。最も低かったのはクリントン大統領です。ブッシュ父の政権が経済を破壊した後だけに後始末が大変だった為です。が、オバマ大統領は実行力が伴っていません。演説だけは上手いけど何も出来ないってことです。国民健康保険制度などまったくのデッドラインです。演説だけ上手くても政治や経済はよくなりません。金融政策は金融機関の事業内容に一定の制限を設ける内容で、銀行にヘッジファンドの保有・出資などを禁止、大手金融機関の負債の規模に上限を設定することです。これが実現化すれば利権まみれのウォール街を変えることが出来ます。が、一般の投資家から集めた資金だけで運用するというのは結果的には正しいかも知れないけど、ファンドを通じての銀行貸出がなくなるということは世界経済を動かす為の「潤滑油」がなくなる訳です。米証券取引委員会(SEC)がゴールドマンサックスを訴追しました。容疑は詐欺です。またバーナンキFRB議長の再選についても批判が出ています。オバマ大統領の経済的側近はボルガー元FRB議長ですがあまりに老人過ぎます。オバマ大統領は演説だけは上手いけど「青い」し「言葉多しは品少なし」です。もっと現実的な策士になってください。政治は弁論大会ではありませんよ。オバマ大統領は個人的には好きな政治家です。それだけに実行力のなさが情けないのです。もっと策士になってください。今回は「アメリカ合衆国」のウィキペディアです。
オバマ大統領は「核配備削減演説」でノーベル平和賞をもらいましたが、あくまで「配備」をやめるということでロシアと合意したことを考えて下さい。「削減」ではなく「配備」をやめるという。つまり、核弾頭を大陸間弾道ミサイル(ICBM,SLBM)から外すだけです。これは米ソ冷戦時の「MADポリシー」よりはましです。つまりMUTUAL ASSURED DESTRUCTION(相互確認破壊能力)でどちらも核で牽制しあっていた時代です。「キューバ危機」(ソ連が1960年代にキューバにソ連の核ミサイル基地を作ろうとして米ソが核戦争手前までいった危機)が有名ですね。ちなみにNPT(核拡散防止条約)は条約作成時は核兵器保有国は国連常任理事国(米ソ英仏中)だけでした。ダライ・ラマとオバマ米国大統領が会談しました。米露新核軍縮条約調印です。7年で1550発のICBMやSLBMつまり大陸弾道ミサイルを削減するそうです。が、問題は3位の中国がはいっていません。中国はやはり反発していますね。また米国大統領は北朝鮮をテロ指定国家と認定しないそうです。あまりに甘い判断です(人質をとられていた為)。デトロイト上空で米国飛行機内で爆発テロ未遂事件(09年12月26日)がありました。アルカイダのイエメンを拠点とするナイジェリア国籍のアブドルムタラブ容疑者(23)が起こしたテロ未遂事件であった。「アラビア半島のアルカイダ」というテロ組織からインターネットで犯行声明がありました。イエメンの米英大使館はテロの標的になる為に封鎖しましたね。オバマ大統領は2011年7月から米軍のアフガニスタン撤退を開始すると宣言しましたね。また2010年夏迄に3万人増派するそうです。有人月探査計画は打ち切りになりました。今までに90億ドル投入されていました。NATOも増派を検討中です。キューバのグァンタナモ刑務所をアメリカ合衆国本土に移すそうです。09年11月17日、米中首脳会議がありましたね。オバマ大統領と胡錦涛主席で「非核」「地球温暖化防止」で合意しましたね。が、オバマ大統領のスタンスは「同盟は日本重視」「経済国際協調は中国」…今米国の軸足がブレまくっています。経済的には中国に頼らざる得ないが、日本の技術力もあなどれない。オバマ大統領の外交姿勢があまりにお粗末です。またオバマ大統領は内政(例えば国民保険制度(医療制度法案は可決されました。4600万人の無加入者のうち3400万人加入可能)や景気回復対策)もお粗末です。まあ、確かに批判だけなら誰にでも言えるって言われればその通りです。米国ではオバマ離れが進んでいます。まあ、頑張ってください。ロシアとは第一次戦略兵器削減条約(START1)の「つなぎ」で合意しました。オバマ大統領は09年11月13日に来日しましたね。「米国とアジアの関係強化」と「スマートグリッド(賢い送電網)研究」を打ち出し、あっという間に鳩山元首相と茶飲み話し的に会談して去りました。まあ、普天間基
地問題は先送りです。そして鳩山元首相の「日米関係はすべての礎」という虚しい言葉に顔をしかめた。が、インド洋での給油活動はやめるが、アフガニスタンに50億ドル寄付すると聴いてにんまりしましたね。所詮は日本は「世界のATM」か?オバマ大統領は09年度のノーベル平和賞ですね。プラハでの「核なき世界」という演説が評価されたようです。 ノーベル賞はスウェーデンでですが、ノーベル平和賞だけはノルウェーで決まります。やや話題性を狙ってオバマ米国大統領を選んだようです。例えばマザーテレサさんなら誰しも納得します。が、金大中さんやアラファトさんはふさわしくありません。むしろ米国大統領はノーベル賞をもらったことでイランや北朝鮮への爆撃がうまくできない状態です。また日米共同で核廃絶を提案してしまいました。が、例えば北朝鮮は中国、イランは200発核ミサイルをもつイスラエルを炊きつければいい訳です。イスラエルは必ずイランの核施設を叩きます。また北朝鮮は永くはもちません。東京オリンピック誘致は失敗でした。私は東京オリンピック誘致は反対でした。が、広島長崎がオリンピック誘致するのは賛成します。是非ともやってほしい。是非とも頑張ってください。米国は7月から9月までのGDPは3・5%増加しました。が、長引く個人消費低迷と失業率上昇(10・2%)です。米国の今年9月まで一年間の財政赤字は1兆4190億ドル(129兆円)で、これから10年間の累積赤字予想額は9兆ドルでかなり深刻ですね。米国はかつてのバブル経済崩壊後の日本の轍を踏襲しようとしています。日本から学べることは「マネーサプライや金利の上げ下げ」では「景気回復にならない」ということです。オバマプランなどは日本の同じ轍を踏襲するだけです。09年9月11日はアメリカ同時多発テロから8年ですね。が、ロシアへの配慮で東欧(ポーランド、チェコ)へのMD(ミサイル防衛計画)の配備を中止しました。またオバマ大統領はいわゆる「国民保険制度」を政策として法案化しようとしてかなり反発されています。実はアメリカ合衆国は日本のような「国民保険」がありません。だからアメリカ人は高額な医療費を払っています。これは大事な法案なのに野党共和党のネガティブキャンペーンで国民は騙されています。目を覚ませ、アメリカ人。また米国駐日大使のジョン・ルース氏(54)が到着いたしましたね。氏はカリフォルニアのシリコンバレーの弁護士です。アメリカの正式な国名は「アメリカ合衆国」です。合衆国とは50の州の合衆国ということです。首都はワシントンDCです。 アメリカ合衆国が戦争する訳は?ですか?その前にアメリカ合衆国のGDP(国内総生産)は1350兆円です。2位の日本は466兆円です。中国は367兆円です。ノーベル賞は298人で自動車保有率3億人で人口も3億人です。アメリカ合衆国はヨーロッパからアメリカ大陸に着いてアメリカネイティブアメリカンを追い出して合衆国を作る訳です。つまり植民地国家です。アメリカ国旗は星が50です
が州の数と同じくらいです。昔は11州でした。アメリカ合衆国の軍事費用は1790兆円です。が、軍産複合体ということがあります。つまり戦争経済ということです。アメリカ合衆国は軍事産業と軍部(ペンタゴン)と政治家の複合体な訳です。ベトナム戦争もケネディ大統領が止めようとしましたが軍産複合体が「戦争」を欲しがりケネディ大統領は暗殺されてしまいました。アメリカ合衆国にとっては戦争経済を必要としているのです。アメリカ合衆国が戦争という需要で兵器を消費するとともに実験もかねて他国に自国の兵器を売却して儲ける訳です。アメリカ合衆国は欧州軍や中央軍やアフリカ軍や北米軍や南米軍など「戦争体制」を布いてます。が、アメリカは戦争体制を維持することで「世界の警察」と呼ばれています。ベトナム戦争の時は懲兵制度であった為に「反戦争」(いわゆるヒッピー反戦運動)がありました。が、今は志願制度です。NASAは只の宇宙開発しているだけではありません。例えばインターネットサービスは軍事システムでした。冷戦終結で敵がいなくなったのでインターネットやGPSが民間化された訳です。但し正確なデータではありません。GPSなどは普段は敵に利用されないように正確なデータではありません。が、戦争の時は正確に直したりします。また日米安保条約ですが、アメリカ合衆国は日本や韓国を北朝鮮から守ってくれる訳ではありません。アメリカ合衆国が安全なら日本や韓国など関係ないのである。アメリカ合衆国が無事なら何でもいいのです。冷戦の体制のままです。日本が戦争に負けた時「ソ連や中国ら共産主義国へのショーウィンドウ」として日本と西ドイツは優遇されました。日本は軍事費用が少なく済みました。もちろん日本人も頑張っていました。が、在日米軍がいなかったら「まともに戦えば3時間しか持たない自衛隊の守る日本」はすぐにひあがります。アメリカ合衆国の核の傘(パックス・アメリカーナ)があればこそ日本が攻撃されたらアメリカ合衆国軍はすぐに攻撃し返すということです。アメリカ合衆国は日本を守っている代わりに「年次経済報告書」という形でアメリカ合衆国の商品や消費を促すこともします。アメリカ合衆国はボランティア活動をしている訳ではないのである。郵政民営化も米国からも働きかけがありました。郵政費用を米国金融機関が持つようにすることを狙ったのです。なおアメリカ合衆国は日本からのリクエストは受け入れません。アメリカ合衆国は優秀なセールスマンです。オバマ大統領はアメリカ合衆国の優秀なセールスマンです。地球温暖化防止に積極的です。環境産業の利権の為です。GMの破綻もしました。核兵器削減もします。アメリカ合衆国の核兵器は3000発、ロシアは2000発です。大統領はアメリカ合衆国が広島長崎で核兵器を使用した悪を、認めました。が、核兵器削減はもっと詰めてます。すぐに核兵器削減が実現する訳ではありません。が、かつて昔はミサイルから核弾頭を外しただけで「削減」としていたよりは「二度と使えなくする」大統領案はいいと思う。アメリカ合衆国の消費は世界一です。アメリカ合衆国は大統領のビジョンで動いています。正直な話、中国や日本の商品のほとんどをアメリカ合衆国が消費していた訳です。中国経済を戦前の大英帝国や戦後のアメリカ合衆国のようなシステムとして期待しても無駄です。中国経済はアメリカ合衆国経済のような強さはありません。またアメリカ合衆国の失業率が改善しましたね。9・4%減少数は666万4000人です。が、ファニーメイ(アメリカ合衆国国営ファンド)は大幅赤字です。148億ドル(1兆4000億円)です。
アメリカンドリームという言葉があります。これはアメリカ合衆国の人口の僅か1%ですが毎年億万長者が出ます。ビルゲイツなどは5兆円持っています。が、ほとんどは貧乏です。だからドリームな訳です。なお、CIAとはアメリカ中央情報局(セントラルインテリジェンスエージェンシー)つまりスパイ組織です。主な仕事は情報収拾と分析です。映画のようなどんぱちはありません。また日本には「スパイ防止法」がない訳に外国のスパイがうようよいます。が、CIAエージェントは頭がいいです。が、カバーとしてジャーナリストにはなれません。これは普通のジャーナリストの命を守る為です。また昔は外国の要人を暗殺したりしていました(キューバのカストロ暗殺計画やケネディ大統領暗殺など)が、フーバー大統領時代に禁止になりました。FBIとは連邦捜査局つまり州をまたぐ警察署です。NSCとは国家安全保証会議のことです。また服部くん事件などで「アメリカ合衆国の銃規制を」という意見があります。ですがアメリカ合衆国には全米ライフル協会(NRA)という大変に巨大なロビーイスト集団があります。またアメリカ合衆国はフィリピン並みに治安が悪いのです。「自分の命は自分ひとりで守る」という西部劇のようなメンタルがアメリカ人にはあります。銃規制など無理です。何故銃を持つのか?は権利だからです。アメリカ合衆国憲法修正案第二条「人民の武装権利」だからです。まず歴史を知らなければならない。アメリカ合衆国はイギリス植民地から銃を持ち独立しました。アメリカ合衆国は50州あります。その州ごとに州兵がいて、その上に連邦軍があります。州兵はまずはボランティア活動で日本でいうなら消防団と同じレベルです。アメリカ人にとって銃は「護身用」か「民主主義の象徴」です。アメリカ合衆国の人口は3億1万5千人です。銃は3億丁。が、銃は4割しか持ってない。ニューヨークやワシントンDCは持っていない。中西部の治安の悪いところでは何丁も持っている。子供でも18歳以上ならスーパーや店で銃を売っています。
安い値段では女性の護身用の小さな銃なら数十ドルなどです。銃のクリスマスセールもあります。日本人は銃があるからない方がいい…と考えがちだが、アメリカ人は「護身用」の為に持っていないから応戦できなくて銃被害が出ると考える。アメリカ合衆国の銃犯罪32万7771件(日本48件)銃犯罪の死者1万177人(日本29人)です。NRAは「銃がひとを殺すのではない。ひとがひとを殺すのである」と主張します。まずはアメリカ合衆国に行って警察官に銃を突き付けられたら、懐に手をやってはならない。銃をうつとおもわれて発砲されるからです。なお、全米ライフル協会(NRA)は非常に強い組織である。会員400万人、資産212億円(会費、銃メーカー寄付金)で例えば銃規制政治家に反対側に投票する投票活動をしたり銃規制反対政治家に政治資金をやったりします。かなり強いロビー団体です。アメリカ合衆国の強さは世界中から優秀な人材(もちろん玉石混合で英語も話せない何の技
術もないひとも多いのですが)が集まってくることでシリコンバレーのような頭脳集団があるということです。またアメリカ合衆国には弁護士が多過ぎます。例のO・J・シンプソン裁判などは悪例です。何でも裁判で訴えるのがアメリカ流ということです。なお、更にまた新しいアメリカ合衆国情報を随時更新します。またハーバード大学の黒人のゲーツ教授が逮捕された誤認逮捕された事件でオバマ大統領が「警察は不法な愚かな行為をした」と発言した件で大統領は謝罪しましたね。アメリカ合衆国はこういう人種差別があるとことです。差別はなくならないだろうね。では。


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裁判員裁判 「おい小池!」指名手配犯・小池俊一(偽名・小笠原準一)容疑者病死

2012年10月22日 07時28分22秒 | 日記
裁判員制度

「おい小池!」の指名手配写真でしられる殺人罪の小池俊一容疑者(偽名・小笠原準一)が、病死していたことがわかった。10年前から同居していた女性(67)は「偽名とは知っていたが小池容疑者とは知らなかった」と証言している。警察は容疑者死亡のまま書類送検するとしている。「秋葉原17人殺傷事件(2008年)」で裁判になっている加藤智大被告(ともひろ、29)が2審でも死刑が確定した。加藤智大被告は悪魔のようなへたれであり、死刑にしなければ道理が立たない。確実に死刑にするしかない。AIJ投資顧問(東京都中央区)による企業年金消失問題で、厚生年金基金などから資金約70億円を運用せずだまし取ったとして警視庁捜査2課は浅川和彦・同社社長ら4人を逮捕した。2012年6月15日、オウム真理教元信者で「地下鉄サリン実行犯等」の指名手配中の高橋克也被告(54)が、東京大田区の漫画喫茶で逮捕された。オウム手配犯では最後の手配犯であった。だが、真相など解明されないだろう。現在「仮病」をつかっている麻原彰晃(本名・松本智津夫)しか「本当の真相」などわからない。2012年6月10日、大阪ミナミで通り魔事件がありました。2人刺殺した容疑者は礒飛(いそひ)京三容疑者(36)で、被害者は東京都久留米市の音楽イベント・プロデューサの南野信吾さん(42)と大阪中央区の佐々木トシさん(66)です。犯人は自殺しようとしたが死にきれず、人を殺せば死刑になると思った、という。とんでもない馬鹿野郎ですね。2012年4月23日午前7時55分、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょうしのかみきたうら)の府道で、無免許運転で18歳の無職の少年(居眠り?)の乗用車が集団登校中の集団に突っ込んだ。この事件で松村幸姫(ゆきひ)さん(26)とお腹の胎児と小谷(おだに)真緒さん(7)が死亡、他3人が重体、3人が重傷、3人が軽傷となった。犯人の親は「一生をかけて償うしかない」というが…。無免許で一晩中友達乗せてドライブしていたというし…。死んだ人間は生き返らないからね。だからこの被告少年(18)は悪質だとして少年院裁判所は逆送、少年は成人同等の裁判を受けることになった。死刑だといいよね。1997年3月19日東京都渋谷区のアパートの空家で、東京電力会社員の女性(当時・39)が殺害され遺体でみつかった事件で隣のアパートに住むネパール人被告が冤罪で逮捕された事の続報です。遺体の体内にあった精液とネパール人ゴンビダ・プラサド・マイナリさん(45)のDNAが違うということがわかり釈放されました。しかし、15年間も冤罪で刑務所にぶち込まれていた訳です。今後、こういうことがないようにしてほしい。また名張毒ぶどう酒事件(1961年)の奥西死刑囚の再審が認められませんでした。また横浜地裁は建設石綿(アスベスト)損害賠償を棄却です。神奈川県の元作業員と遺族87人が国と建設会社44社を訴えたのですが、残念な結果でした。2012年5月21日18時頃、渋谷地下鉄駅で男がエスカレーターで男性被害者(53)の右腹と右耳をナイフで刺し逃走中でしたが逮捕されました。渡辺和宏被告(32)が逮捕です。「(被害者と)肩がぶつかり頭にきてサバイバル・ナイフで刺した」という。また千葉県の15歳のガキ(男子)が自分の祖母を殺して逮捕されましたね。裁判員裁判更新から3年、裁判員裁判で殺人事件に裁判員が関与するのを64%が肯定、性犯罪を外すは男性13%女性24%賛成、ストレスは女性で51%だといいます。(毎日新聞2012年5月18日記事)性犯罪が厳罰化の傾向です。殺人未遂やわいせつ致傷などといった量刑拡大です。まあ強姦とか痴漢とか盗撮とか「明らかな犯罪」「女性の敵」ですね。さすがに死刑まではいかないけど、まあ女性の敵です。2012年4月29日午前に高速バスが衝突事故を起こし7人死亡、32人重体、36人が怪我です。群馬県の関越道で「陸援隊」が運営する針生エキスプレスの高速ツアーバス(TDL行き)の運転手が居眠り運転をして事故を起こしたそうです。日弁連新会長に山岸憲司氏(元・日弁連事務総長・64)が宇都宮健児氏(65)を破り、初当選ですね。おめでとうございます。2012年4月25日元夫の白田(はくた)正男(47)が元妻の優子さん(32)を刺殺し自殺した。これは遺憾な事件ですが、またもDV・ストーカーでの被害者です。警察のストーカー法案と行動は「ザル法」です。警察は事件が起きないと行動しない。まあ、「お役所仕事」ですから。2012年4月13日、木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判(さいたま地裁・大熊一之裁判長)で、木嶋被告が3人殺害したとして死刑求刑です。殺害を否定し、殺害で得た大金で贅沢生活…と、更生の可能性皆無との判断です。被害者は東京都・寺田隆夫さん、千葉・安藤建三さん、東京・大出嘉之さん、らでいずれも睡眠薬で眠らされ練炭自殺にみせかけて木嶋被告に殺害されています。密室殺人なだけに直接証拠がなく、状況証拠を積み上げている状態です。木嶋被告は控訴しましたね。とんでもないデブスです。金の為に人殺しをしたデブスです。裁判員裁判は前奥中央に「裁判官3人」右左となりに裁判員3人ずつ向かって左に検察官、向かって右に弁護人、真中が被告人です。木嶋裁判では起訴10件、法廷36回(詐欺など)、証人60人でした。アメリカの陪審員制度では「全員一致が条件」だが日本の司法は「多数決」です。それでも「死刑」であったらしいです。木嶋裁判は最初アトランダムに249人に「呼び出し状」を送り、61人がきてアトランダムに6人の裁判員と補欠6人(法廷後ろで全部聞く。裁判員の補欠)が決まりました。裁判員を断るのには「重要な仕事がその日ある」「高齢者」「学生」「病気」「通院」「葬儀」「手術」「介護」「マスコミ関係者」「警察関係者」「弁護士」などで、被告と親しい人はもちろんダメ。民間の声を入れる為と称して3年間で2万6000人が裁判員になり、そのうち死刑判決は18件です。基本的には評議(裁判の公ではなく裁判官との密談)内容は一生秘密(守秘義務)ですね。ブログやマスコミや他人に言ってはダメ。裁判員は日当1万円ですがやりたくない。交通費や宿泊代(ビジネスホテル)、弁当もでるが嫌だ。まあ、私緑川鷲羽わしゅうは「うつ病」だから「赤紙」は来ないか。バンザーイ!とにかく他人に死刑求刑など嫌ですよね。2012年2月20日、山口県光市で本村さんの奥さん(弥生さん)と赤ん坊の友夏ちゃんを当時18歳の強姦魔の少年がわいせつ目的で殺害した事件の最終判決があった。事件から13年後の判決は「死刑」だ。まあ、妥当な判決だ。強姦魔の元・少年(30)は未だに反省も謝罪もないという。「死刑」になりたくなくて一時期「過失致死」を訴えていました。弥生さんに甘えたかった。友夏ちゃんを押入れの袋にいれたのは「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」という。確実に「死刑」にせねば気軽にシャバに出せばまた強姦殺しをする。毎日新聞などは1999年に発生した元・少年18歳(大月(旧姓・福田)孝行)の匿名を死刑が確定しても続けるという。本村洋さんの13年の苦悩などどうでもいい、とでもいうのか?というか元少年の「心の更生」などと偉ぶっているが偽善でしかない。大月はセックスをしたくて本村さんの家に配管工と称して押し入り、洋さんの妻・弥生さんを殺害後死姦、赤ん坊の夕夏ちゃんも殺した。「心の更生を期待する」だの笑わせる。大月は今も反省などしていない。「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」「オスはメスを求めメスはオスを求める、これ自然の摂理ね。被害者さんあれ調子のってまんなあ」…。どこが「心の厚生」につながるのか?ナチスや宅間守、酒鬼薔薇聖斗(東真一郎)と何が違うのか?その程度の話、でしかない。2011年11月16日最高裁で「裁判員裁判は憲法違反だ」という裁判に「裁判員裁判は憲法違反とまではいえない」と判決が下った。それでいいのか?私には理解できない。 2011年7月4日、千葉県地方裁判所で2007年イギリス人英会話教師(当時)リンゼイ・アン・ホーカーさんを強姦殺害の末長期逃亡していて逮捕された市橋達也被告の「裁判員裁判」で無期懲役求刑です。市橋達也被告は「強姦はしたが殺意はなかった」といい逃れです。これにはリンゼイさんの遺族も厳しい態度でした。2011年7月21日判決です。2011年6月17日羽賀研二(本名・当真美喜男)被告(49)に大阪地検が逆転の実刑判決です。懲役8年。未公開株を一株40万円のものを3倍の120万円(被害額3億7000万円)で会社社長に売って現金を詐取した犯行でです。自業自得ですね。2011年6月11日千葉県木更津市での女性遺体遺棄事件(被害者・千葉県女子大生・菊池果奈さん(19))で24歳の犯人(本田祐樹被告)が逮捕されました。遺体遺棄の際の指紋が決め手になったという。2011年6月8日児童8人が犠牲になった大阪教育大学附属池田小学校(大阪府池田市)の乱入事件(犯人はすでに死刑執行)から10年となり「追悼式」が開かれた。また2011年6月7日タレントの山口もえの夫(尾関茂雄被告(36))が風営法違反で逮捕されたという。東京港区西麻布の会員制高級クラブ「Birth NISHIAZABU」の営業を無許可でやっていた疑い。元・IT青年実業者だが、社長をクビになり金に困っての犯行のようだ。2011年5月12日東京都立川市の日月警備所に2人組の強盗が乱入、過去最高額6億400万円が強奪された事件で31歳の男(住所不定職業不詳の植木秀明容疑者)を逮捕、渡辺豊容疑者(41)も2011年6月2日逮捕です。この事件には10人以上の暴力団関係者が加担しているそうです。卒業式の君が代の斉唱時不起立を理由に東京都教諭の定年後の再雇用を拒否したのは「思想と良心の自由」を保障した憲法に違反する、と元都立高校教諭の申谷(さるや)雄二さん(64)が都に賠償を求めた裁判で、最高裁は「都が合憲」と判断し結審した。「思想の自由」など知った事ではないとでもいうのか?理解に苦しみます。また茨城県利根町布川(ふかわ)で67年、大工の男性(当時62歳)が殺害された事件で無期懲役が確定していた仮保釈中の桜井昌司さん(64)と杉山卓男(たかお)さん(64)に水戸地検は無罪を求刑した。いわゆる「布川事件」で冤罪が晴れた訳だ。しかし、桜井さん杉山さんの失った時間は戻ってこない。2011年5月23日岡山市で16歳長女を縛り死なせたとして37歳の母親が、虐待致死の疑いで逮捕された。岡山市北区北方2の6の無職・清原陽子容疑者(37)は、長女で知的障害を持つ高等支援学校に通う長女(16)を裸にして手足を縄で縛り風呂に監禁。長女は体重27Kgで餓死したという。容疑者は「しつけ」といい、その後黙秘している。舞鶴少女殺害の被告に無期懲役判決です。京都府舞鶴市で2008年、府立高校一年生の小杉美穂さん(当時15歳)が殺害された事件で殺人と強制わいせつ致死罪の罪に問われた中勝美(なかかつみ、62歳)に京都地検は無期懲役判決を下しました。殺人を犯しながら反省もせず「無罪」だのという。遺族にはやりきれない事だろう。2009年に起きた海上自衛隊あたご漁船衝突事故で、後潟桂太郎被告(38)と長岩友久被告(37)が横浜地検で無罪判決です。漁船側に回避義務があったといいます。よくわからないが無罪かどうかは意見は十人十色ですね。今年今月の鹿児島県指宿市の夫婦殺害事件で、自首した川下誠被告(47)が逮捕起訴されました。2011年4月12日検察の証拠資料改ざんしたいわゆる「検察事件・村木厚子さん冤罪事件」で前田恒彦被告(43)に懲役1年6ヶ月の実刑です。また磯谷利恵さん(当時31歳)が殺害された「名古屋闇サイト殺人事件」で死刑であった被告のひとりが「死刑」から「無期懲役」に減免です(他の2人は死刑)。これでは遺族がうかばれませんね。堀慶未被告(よしとも・35歳)が裁判が不服として上告、川岸健治被告(44)は上告なしです。鬼畜め!2009年「秋葉原連続通り魔事件(7人死亡10人負傷)」の犯人・加藤智大被告に死刑求刑です。加藤智大被告の「責任能力」を認めた訳です。平成6年(1994年)「連続リンチ殺害事件(4人虐殺)」で犯人で当時18歳から19歳の元・少年(小林正人死刑囚(36)、小森攘死刑囚(35)、芳我匡由死刑囚(35))に死刑求刑です。これはもちろん当たり前なんですが、何故ここまで時間がかかるのか?これは元・少年の鬼畜どもが何度も控訴、上告したからです。鬼畜の殺戮魔の小林、小森、芳我らは「未成年だったからまだひとの死の重さがわからなかった」と抜かしたとききます。こういう輩は早く「死刑執行」すべきですね。裁判には「三審制」というのがあります。「地方裁判所」で納得がいかなければ「控訴」して「高等裁判所」で裁判、それでも納得いかねば「上告」して「最高裁判所」まで裁判することができるのが「三審制」です。2010年12月10日、裁判員裁判では初の「死刑求刑からの無罪判決」でした。鹿児島の夫婦強殺事件で白浜政広被告(71)が無罪判決です。ですが、事件現場に指紋や皮膚DNAが残り、アリバイがない、「事件現場には一度も行ってない」が嘘、という「明らかな冤罪」とは言えません。いわゆる「疑わしきは被告の利益に」というグレー判決です。2010年11月19日、宮城県石巻市での被告少年(19)が3人殺傷した事件で裁判員裁判未成年初の「死刑求刑」がされました。2010年10月25日裁判員裁判初の「死刑求刑」がなされました。横浜市で殺害し、遺体をバラバラにし遺棄した鬼畜・池田容之(ひろゆき・32)被告が「死刑求刑」です。また類似事件は秋葉原の耳掻き店に勤める江尻美保さん(21)をストーカーして祖母の鈴木芳江さん(78)とともに殺害した事件で、林貢二(こうじ、42)被告に死刑求刑がなされました。裁判員裁判では初の「死刑求刑」ですが「無期懲役」でしたね。「無期懲役」が確定しました。2010年8月「死刑制度の再考を」と千葉景子法務大臣の意向で「死刑執行場」がマスコミに公開されました。世界200国で「死刑制度廃止」されているのですが、日本は存続するという。が、遺族からみたら「何で娘が殺されたのにあいつ(犯人)はのうのうと生きているんだ?!」という感情は当然だろう。それがひとの情というものだ。私だってそういう気持ちはよくわかる。だから敵を謀殺したのだ。それが人間というものなのだ。そんな「死刑制度」のウイッキペデアです。死刑制度があるのは米国(州によってない州も)日本や東アジア、中央アジア、中東、東アフリカです。トルコは死刑制度を廃止することを条件にEU加盟しました。物凄く死刑をしているのは中国と北朝鮮です。実は国連に「死刑廃止条約」というのがあるのですが、日本などや中国は認めていません。北朝鮮は独裁国家だからです。死刑廃止派は「冤罪だったら?」「生きて罪を償わせたら?」といい、死刑存続派は「遺族の気持ちは?」「命で償うべきでは?」といいます。現在107人の死刑囚が「拘置所」で24時間監視中です。刑務所ではないので作業などはありません。一般的に警察に捕まると「留置所」に入れられ法が決まるまで「拘置所(警察庁管轄)」に保留され、法が決まったら「刑務所(法務省管轄)」で作業など(禁固刑は作業なし)をして罪を償う訳です。法務大臣がサインすれば死刑執行されますが2001年から2009年まで7人しか執行されていません。ちなみに「無期懲役」とは10年から30年で刑務所から出されます。税金負担軽減の為ですが、なら「終身刑」にしたら?という意見がありますが介護費医療費など「終身刑(一生出られない)」の方が税金負担は大きいです。2004年5月裁判員法成立、2009年5月裁判員法施行、2009年8月に初の裁判員裁判が開始されました。何故一般のひとが裁判に参加することになったか?は日本の裁判は「お上が取り行う」ということでプロの裁判官が行っていました。しかし、1980年代から死刑囚の最審無罪、つまりえん罪が相次いで明らかになり、弁護士から「裁判官は検察官の主張を採用し過ぎる」との批判が強くなったからだそうです。最高裁や法務省は消極的でしたが、五年という異例の周知、準備期間を経て今年から始めました。日本には昔国民が裁判に関わったことがありました。戦前の1928年に国民だけで有罪・無罪を審査する陪審員制度が導入されて、484件審理されました。でも、国民の出した決論が裁判官を拘束しないシステムだった為に浸透せずに43年に停止されたそうです。なぜ「陪審員」でなく「裁判員」なのか?ですが、海外では事件ごとに国民が審理する陪審員制度と、審議制度があり、審議会はどちらを選ぶか激論になることがあり、松尾浩也東京大学名誉教授が参加する国民を「裁判員」と呼びましたそうです。事件ごとに裁判員6人と補欠3人裁判官3人で有罪無罪と量刑を決める日本独自案ができたそうです。最初の裁判員制度の事件は東京都内で近所トラブルで小島千枝さん(66、本名文春子)を藤井勝吉被告が刺殺した事件でありました。裁判員は女性5人に男性1人でした。裁判員は46人の中から選ばれました。裁判は裁判員がわかり易いようにコンピューターグラフィックやわかり易い言葉で行っていました。また死体の傷の写真にはさすがに目をそらしたり眉をひそめていたそうです。裁判員制度は私は反対します。なぜならプロではなくアマチュアが審理を行なうからです。プロの裁判官や弁護士なら冷静沈着に裁きが出来ます。が、ど素人は「感情論」になるに決まっています。例えば、山口県光市の母子殺害事件のような判例の場合、「被害者の本村さんのいう通りだ!」「犯人元・少年は強姦魔だ!」などとなるに決まっています。そもそもなぜ国民が参加する必要があるのか意味がわかりません。参加するにしても何故「凶悪事件だけ」なのでしょうか?もっと軽い万引きやひったくりでは何故駄目なのでしょうか分からないです。私は参加したくありません。国民の7割が参加したくありませんと言っています。意味がわかりません。何故「凶悪事件だけ」なんですか?もっと軽い万引きやひったくりでは駄目なのでしょうか分からないです。説明してください。またいわゆる「時効」が廃止されました。「逃げ得を許さない」それはそれでいいのですが、犯罪から30年や50年喪たつと供述やアリバイ、証拠も散在しますし、「30年前の5月4日の午後何をしていた?」などときかれてもアインシュタインでも答えられない。足利事件のような冤罪をどう防ぐのかが課題です。今回は官僚の「天下り」についてです。天下りは有名でしょうが、本当に知っているひとは少ないです。民主党政権は天下り早期退職を禁止にする方針です。が、公務員を65歳まで勤務させていくとやはり無断な仕事をまた造る可能性はありますね。公務員の2割カットにしても(私は個人的には3割カットボーナスカットするべきだと思う)官僚や役人が反発するに決まっています。公務員は低給料ですが「天下り」で何十億円くらい(税金を)貰う訳です。八ツ場(やんば)ダムにしても50年間で3600億円使ったらしいけど何千人の官僚が「甘い汁」を吸ったことでしょうか。すべては「天下り」が原因な訳です。官僚に「65歳定年」を聞くと「いらない老人事務次官が永くいすわって人事が沈滞する」と答えます。公務員も民間企業のように「抜擢」や「降格」「外からも人材抜擢」をするべきです。でも公務員改革は明治以来の「公務員給料法」をかえないと無理です。あのマッカーサーでさえかえられなかった法律
です。民主党は出来るでしょうか?みんなの党は「内閣人事局」を提案しています。霞が関幕府を倒せるか?官僚の新人はまだ「改革意識」があるそうですが…。「身分」から「職業」へです。まあ、頑張ってください。
 
          教育の失敗、ノブレス・オブリージュ
 
 「エリエール」で知られる大王製紙の前会長で創業者の孫の井川意高(いかわもとたか)容疑者(47)がグループ企業から100億円横領して刑事告訴された。全部ギャンブルで遣い果たしたという。とんでもない「バカボン」です。もう少しノブレスオブリージュや社会道徳が欲しかった。だが、そんな大金私財で返せる訳もなく、自殺して「死亡保険」でちょっとははらってほしい。 2011年10月3日朝霞(あさか)国家公務員宿舎建設が「凍結」された。16宿舎を解体して朝霞国家公務員宿舎に統合するというが、都心の一等地(埼玉県)なのに家賃月4万円(税込宿代+光熱費込み)という贅沢宿舎に「ふざけるな!」「その分を東日本大震災復興費に当てろ!」と不満轟々でした。ですが「廃止」でなく「凍結」ということはいずれ「解凍」するということです。実は役人を監視する役人つまり「マネジャー」が20万人(地方出先機関)います。銀行じゃないので「無駄」ですよね。政治家は官僚に舐められているのは官僚と「同じ土俵」で対峙しちゃうから。だから騙されたり詐欺まがいの官僚言葉でしてやられる。政治家は「国民の立場に立てばダメだ!」ときっぱりいえばいいだけ。パブリックサーヴァント(公僕)という事を忘れるな。また「人事院勧告」とは「人事院」とは「国の人事部」です。国家公務員や国会議員の給料を韓国する行政機関です。が、だいたい民間が年収406万円にたいして公務員年収は633万9000円です。人事院は「民間と同じ基準で」というが「エリート企業と同じ…」というおまけつきなんです。2010年11月26日、馬渕氏仙谷氏の問責決議案が可決されました。馬渕国土交通大臣は「尖閣諸島中国漁船衝突ビデオ流出事件」で仙谷官房長官は「自衛隊を「暴力装置」」と発言したことでだ。2010年11月22日、国会軽視発言をうけて菅内閣の柳田法相が辞任しました。菅直人総理大臣ならびに仙谷官房長官、馬渕大臣、前原大臣らの「ドミノ辞任」の問責決議案も野党は検討しているようです。民主党の柳田法務大臣が地元広島でのパーティーで「法務関係なんかさっぱりわからないから官僚まかせ(馬鹿で資質がないから)」「法務大臣としての国会答弁は2つだけ。「個別の案件にはお答え出来かねます」と「法的観念に対して適切に対処していきます」だよ(笑)」と言って(39回も言っている)反感され一応謝罪しました(馬鹿のひとつ覚えの「真摯に対応していきます。謝罪いたし…」を20回繰り返す)。このひと馬鹿なの?菅内閣支持率は26%、「法相辞任するべき」は79%です。現在、「官僚の天下り」は4500の特殊法人団体に2万5000人が天下りして毎年12兆円が無駄になっています。民主党政権になってから「天下り」を禁止するとの「建前論」から事実上の天下りである現役官僚による民間企業への出向を良しとした。「退官後」からの天下りより「現役」であるほうがむしろ悪質で質が悪い、という現役経済産業省官僚の古賀茂明氏の主張は至極当然で正論である。だが、その古賀氏を官房長官(当時)である仙谷由人(せんごくよしと)氏が恫喝し、2週間もの「ひとり全国出張」を科して虐めるなど言語道断である。いったい「影の首相」は国民と官僚機関や労組のどちらの味方なのか?なお官僚とはキャリア役人のことです。キャリアとはかなり難しい国家公務員試験をパスした役人のことでおもに中央官庁(霞が関)に勤める 官僚のことです。
おもに東京大学法学部卒業が多いといわれます。何故かといえば東京大学(旧・帝都大学)法学部は元元、「官僚を育てる為に作られた大学」だからです。東京大学以外でキャリア試験をパスしていないひとは「ノンキャリア」といわれなかなか出世することが出来ません。そんな中で逮捕されました村木厚子元・被告は異例の出世をしたことになりますね(村木氏は2010年9月10日に「無罪」です)。また官僚の騙しのテクニックを教えます。官僚は正面からは抵抗しません。例えば霞が関文学というのがある。「財政」は予算編成のことです。「調査審議する」は予算編成を含まないことです。すれ違い答弁もします。とにかくくねくねといい逃れます。「完全無料化」と「完全に無料化」は「に」が入っただけでかなり違います。にが入ると「完全無料化」ではなく民間法人や国の持ち株主化も含まれる訳です。
官僚の主な仕事は「国会対策(政治家の答弁)」です。
つまり政治家がどんな質問をしてどんな答えをするか決めて「作文」を作成することです。政治家は官僚の「操り人形」のようなものなんです。だからこの統治能力をなくすべきです。官僚が「政治家の作文を造るのは止めさせて」政治家に自分自身の頭で考えさせることです。
官僚にももちろん定年は「建前として」あります。が、官僚社会は完全なピラミッド形式です。一番偉いのは大臣(政治家)ですが、官庁のトップは「事務次官」です。ですが事務次官はたったひとりしかなれません。当然ながら歳をとるごとに「間引き」される訳です。
だから官僚は定年前に省庁の関連会社に天下りする訳です。ですが「再就職」とはいえ、官僚はハローワーク(職業安定所)で職場を探す訳ではありません。退職金何千万円を貰った後で「渡り」と言って出身省庁関連会社役員など数年間だけ席を置き、次々と会社役員などを渡り歩き、その度々に「何千万円」もの退職金を貰います。合計金額は何億円の退職金を貰うそうです。その再就職先で元・官僚は何日も出社せずに、官庁と天下り会社の「口聞き(公共事業の斡旋など)」をするだけです。
能力が本当にあるひとならいいんですが…。まあ、一般会社では「渡り」はもちろん「官庁省庁による再就職活動」などすることはありません。官僚はハローワーク(就職案内所)で再就職活動をしてください。それがノーマルな就職活動というものです。とにかく「天下り」や「渡り」を禁止してください。官僚はハローワークに行って就職活動をしてください。
まあ、天下り先の公益法人の廃止ですね。

よく聞かれる「友愛」とはプリンシィプルやノブレス・オブリージュではないだろうか。「友愛」を一般化することなど不可能です。意味もありません。猿の世界を見ればいい。ボス猿は仲間の嫌いな猿をいじめ抜く。いじめられた猿は隅で小さくなっている。人間は猿とは違う。いじめられたら「負けたままで堪るか。今に見ていろ!」という人間が出てくる。この反発力が人類を発展させてきた。皆がニコニコ笑ってお互いが好きという世界はむしろ不気味だし、人間の成長もあり得ない。あのソクラテスでさえ死のまぎわは「私は知識の海の浜辺で貝殻を拾っているだけだ」という。あの天才のソクラテスでさえ「自分の無知」を認めて死んだ。なのにソクラテスの半分のIQもない輩がわかったことを言うのは醜悪です。私だって「知らないことばかり」です。もっと自分の頭で考えるところです。知らないことは知らないことです。わかったふりでは何も変わらない。お互い勉強不足ですね。頑張ってください。
また「お金儲け」のことですが、確かに「お金」は大事です。どんな綺麗事を言ったところでお金がなければ一切れのパンさえ買えない。それが現実です。だがだからと言ってホリエモンや小室哲哉のように「命の次に大事なのはお金だ!」では只の馬鹿です。よく論語と算盤というように「お金儲け」と「論語(道徳)」は両立するべきです。「命の次に大事なのはお金だ」では只の福永法源です。所詮、お金儲けには論語がないと只のホリエモンや小室哲哉や福永法源のように没落する。要は何の為にお金儲けをするか?だ。私利私欲では何も変わらない。自民党政権になったところで何も生活は飛躍的には変わらない。宝くじを買ったって当たる訳ありません。努力なきところでペイなきです。論語と算盤というように人間はいかになろうともプリンシプルを失っては生きていけないのです。悪銭身につかずです。努力なきところにお金儲けなしです。ホリエモンや福永法源や小室哲哉では意味がありません。もっとプリンシプルをしっかり持ってください。上杉の義を持ってく
ださい。それがプリンシプル(原理・原則)です。
またノブレス・オブリージュとは高貴なる責任です。高い地位やポジションにいるひとやパブリックサーバント(公僕)には責任がともなうということです。只の権力欲や出世心では高い地位やポジションについても失敗する。高い地位のひとには「社会的貢献の責任」がともなうということです。頑張ってください。 
 
 

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中国の正体 尖閣諸島問題と「領土問題」=「漁業権」ではない真実

2012年10月19日 13時07分30秒 | 日記
 中国の正体
  
 日本政府は2012年10月5日、着任前に急死した西宮伸一中国大使の後任として、木寺昌人官房副長官を起用する方針を決めた。そうした中、オーストラリアの閣僚が、日本政府における尖閣諸島国有化の姿勢を支持しないという中国当局メディアの報道を否定しました。中国メディアに「事実と異なる」と声明したのです。オーストラリアの輸出率を見れば、今や、日本を抜いて中国がトップです。オーストラリアの幹部も中国にいけば、ご機嫌取りの為に同じような趣旨のことをいったのでしょうね(笑)。木寺氏は中国にとっても無名の人物だと思います。が、外交調整能力に長けた人物だそうです。外務省OBに軒並み断られて最後に白羽の矢が立った人物であるそうです。大変な仕事ですが頑張ってください。尖閣諸島のことをいえば皆が勘違いをしていると思います。台湾は確かに「領土問題」と口には出しますが本気で、領土として尖閣をとることを考えていないのです。漁民が、安全に漁が出来れば問題は解決すると思います。日本の漁民は、NZ沖でイカを獲ったり、世界中でマグロを獲っています。つまり、領土=漁業権ではないのです。竹島にしても島根県は「領土問題」と主張しますが、今、竹島沖で漁船がどれだけの漁をしているか?そこでの収益はいくらか?それがはっきりすれば問題が違ってみえる筈です。反日デモにおける破壊デモも、中国企業も台湾企業も、労働者のストレス発散の為にやられています。やりたくもない単純作業を薄給でやらされフラストレーションも溜まるのでしょう。ですがデモは逆効果です。台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は1兆3000億円をかけて3年以内に300万台の工業用ロボットを導入する予定です。破壊デモは「ロボット化」を促進するだけです。日本も労働者騒動以後「ロボット化」が進みました。中国でもそうなる訳です。日本で2012年秋に開かれたIMF(国際通貨基金)の会議に中国幹部が来日しなかった。当然「(尖閣のこともあるので)日本に恥じをかかせよう」という狙いだ。が、これは「チャイナ・リスク(中国のリスク)」を世界に見せつけた形になったと思う。ラガルドIMF理事が「大変に遺憾」と、欧州危機で世界中が大変なことになっているときになんだよ中国は、と不快感を隠せない様子であった。世界第二位の世界経済大国らしからぬ「器の小ささ」である。また中国の新聞紙はNYタイムズ紙に「DUAOYU ISLAND BEJONG TO CHINA」という中国日報が2面カラー広告を掲載させ「中国の領土・尖閣諸島を日本国が奪った」と広告という形で掲載させた。中国のテレビも新聞もすべて中国共産党中央宣伝部が統括している。中国共産党の不利益になることは書かないし報道もしない。いやできない。ツイッターやブログでさえ監視されてうっかり悪口や反政府活動をしたら投獄は覚悟せねばならない。日本は中国のようなプロパガンダ(大衆操作)の戦略が残念ながらない。中国人のように反日デモしろとは言わないが、もう少し言葉だけで「戦略会議」「国家戦略」ではなく、戦略的な活動が日本には欲しい。日本に「戦略家・軍師」さえいれば…。亡命チベット人の新たな新指導者として、ロブワン・マング氏(44)首相が台頭してきた。これはいい状態ではある。だが、チベット独立などムリである。そんなことは中国共産党が許す訳ないし、中共が滅んでも、新政権が中国国土の3分の1のチベット自治区を手放す訳はない。日本と中国の関係は1972年9月29日の田中角栄首相(当時)の電撃的訪中により周恩来首相(当時)とがっしりと握手して40年目になります。田中角栄は無学ではあったが「中国の市場としての魅力」を嗅ぎ分けた天才的政治家であった。日中の友好の証としてパンダ(カンカン、ランラン)が贈られた。日本の中国への好感度は70年代は80%だったが、2012年は26.6%まで落ち込んだ。2012年は「日中国民交流友好年」であったのだ。尖閣諸島の国有化も中国側は「まさかやらないだろう」日本側は「これくらいで怒らないだろう」という読み違いがあった。かつてソ連が中国と敵対関係になりつつあって、米国ニクソン大統領(当時)とキッシンジャー国務長官(当時)が電撃訪中して毛沢東と握手した。角栄はニクソンの真似をした。日本は円借款、ODA、工場誘致、技術提携とやった。「同文同種(同じ文字を使う人種同士わかりあえる・日本財界マスコミ)」といい90年代は小平が「改革開放政策(経済の資本主義化)」を実施。ソ連崩壊(91年)、2010年中国GDP世界第二位になると中国人は観光客として年間113万人訪日し、1人当たり17万6000円も金を落としてくれるお得意様になった。2005年2010年2012年「反日デモ」が起こった。日本企業やスーパーを破壊し放火した被害額は1億円とも。だが、困るのは在中日本企業で働く1000万人の中国人労働者だ。そもそも中国人はメンツを重んじる人種」だ。9月のロシアでのAPECで野田首相に胡錦濤国家主席が(立ち話にせよ)「尖閣国有化しないで」といったのにその2日後に「尖閣諸島国有化」をしたのが間違い。2012年10月18日は柳条湖事件(満州侵略)から81年、野田訪中が7月7日(盧溝橋事件)だったり、来年(2013年)の訪中日が南京大虐殺の日だったり。火に油を注ぐような無知外交が仇ですね。日中の貿易額は27兆円(年間)、中国市場は34兆円(年・世界一の日本の貿易相手)だ。中国とは喧嘩は出来ぬ。だが、両国に知日家・知中家がいないのが不幸ですよね。日本側が中国のレアアースを買うなど妥協案を出すべきです。まあ、玄葉外相だの田中真紀子だのじゃダメだわな。2012年9月27日、中国の外相・楊潔(ようけつち)外相が国連で演説し、「日本側が中国から尖閣諸島を盗んだ」と演説しました。ここで頭にきて「中国をやっつけろ!」となってはダメだ。政冷経熱(政治は冷たくとも経済は熱い)でいこうよ。日中国交正常化40周年の中国での式典を中止する、と中国側(中国政府)が伝達してきました。尖閣諸島国有化への反発といわれています。尖閣諸島に百隻以上の民間中国漁船が到着、それも受けて日本外務省事務次官の河相周夫(ちかお)外務事務次官が2012年9月24日訪中、25日に中国事務次官・張志軍外務事務次官と会談するという。南沙諸島問題を抱えるASEAN諸国でも中国への苦慮が日本と同じだけあるといいます。ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイなどで「南沙諸島は中国のものだ」としている中国に不満爆発寸前だという。これは日本と(尖閣諸島を中国の領土だと主張している)中国と似ていますね。我々は世界第二位の経済大国・中国とも世界第一位の米国とも懇篤に付き合うべきだ。が、ASEAN諸国と裏で手を組んでいても外交上マイナスにはならない。外交とは狡猾でなければね。「反日デモ」鎮静化ですね。これは10月の中国共産党全国人民代表者会議(全人代)までには鎮静化しなければ、という中国政府の封じ込め作戦が効を達したという訳です。まあ、「ガス抜き」で蟻族たちの不満を解消させた訳です。2012年9月14日、中国公船が国有化後は初めて尖閣領海を侵入しました。またしても大規模「反日デモ」ですしたね。反日デモはどんどん過激化して暴徒化していきましたっけ。中国在住の日本人も「日本語を話すとリンチにあいそうで怖い」といってました。そういえば満州事変(侵略・1931年)の発端となった柳条湖事件(侵略)から81年です。中国当局は西安での反日デモを禁止通達を出しました。瀋陽では投石もあったという。中国監視船3隻が尖閣諸島領海侵犯です。「反日デモ」が続きますよね。暴徒と化した中国人が日本製の製品を壊す、日本料理店破壊など北京、南京、蘇州、青島、珠海、西安…そのエネルギーを反中国共産党(独裁体制)に向ければ「中国版ジャスミン革命」になるのになあ、と私などは思ったりします。反日デモは深釧で暴徒化して武装警察隊が催涙ガスを使った。壊すことが愛国なのか?意味がわかりません。只のテロと同じレベルである。だが、そこは中共がうまい。反日デモで「ガス抜き」に成功しています。2012年9月2日、東京都の職員が尖閣諸島を洋上調査を強行しました。そして血税20億円で「国有化」しました。あまりいい策とは思いません。火に油を注ぐだけですから。当たり前ながら中国側は大反発しています。中国も毛沢東・周恩来・小平以後カリスマ的人物がなく、韓国も朴正煕以来いい人物がなく「反日デモ」でガス抜きをして反政府運動にならないように日本国を「スケープゴート」にするしかありません。まあ日本側も侵略戦争や従軍慰安婦問題や戦争時軍事帝国時代の虐殺・強姦・略奪・(数は30万人ではないかも知れないが)南京大虐殺など本当の謝罪・賠償がまだだ。真珠湾奇襲攻撃への謝罪くらいしろよ、という事です。大事なのは脱原発のような集団ヒステリーで「反中国」「反韓国」にならない事。政治は冷たいけど経済は熱い「政冷経熱」でいこう。KARAや東方神起やBIGBANGや少女時代のCDは買おう。三国志や韓国ドラマを観よう。政治を経済問題にリンクさせないようにという両国の本音を知ろう。韓国人や中国人だって嵐やSMAPやAKB48の音楽を愛しているし、日本のアニメや漫画を愛している。集団ヒステリーはやめよう。右翼のプロパガンダに騙されないで。2012年8月27日、北京で丹羽駐中国大使の車が襲われました。2台の車に幅寄せされ公用車の日本国旗を奪われたが、丹羽大使らに怪我はなかった。男2人が逮捕されたが起訴はされずであった。中国側は早く幕引きがしたいのだ。何せ犯人を英雄視する中国人が大勢いるから。まあ、いいだろう。2012年8月19日、尖閣諸島に日本人右翼地方議員10人が上陸、これが火に油を注ぐ結果となり中国各地で「反日デモ」が相次いだ。これを受けてか外務省との軋轢が問題視されていた丹羽宇一朗駐中国大使(73)を更迭、後任を西宮伸一外務審議官(経済担当、60、2012年9月16日病死・後任者へ)とした。藤崎一郎駐米大使(65)の後任に、佐々江賢一郎外務事務次官(60)、武藤正敏駐韓国大使(63)の後任に別所浩郎(こうろう)外務審議官(政務担当、59)を充てるなどした。2012年8月15日、香港の中国人活動家7人が沖縄県尖閣諸島(の魚釣島)に上陸して、不法入国の疑いで計14人の中国人活動家を現行犯逮捕した。香港当局も出港を容認していたようで、「反日感情」の現れです。ここでも「過去の侵略戦争の謝罪と賠償の解決なし」という日本側の問題があるようです。強制送還で仕方がない。大事なのは中国と台湾という国際政治上重要な提携相手を失うべきではない。香港の活動家たちは何故上陸出来たのか?海上保安庁の目をかいくぐって何故上陸出来たのか?ニュースだけではわかりませんね。多分、活動家のバックにお金持ちのパトロンがいてお金を出しているのでしょう(中国政府関係者も含めて)。だが、今回も強制送還で「正解」である。何故なら国民も民主党議員や凡俗の政治家も知らないかつての自民党と中国側との昔の「密約」があったからです。それは(1)中国は、実効支配の原則から尖閣諸島を日本領土として認める。(2)しかし一方で、中国も国内法では領土権を主張できる。というもの。尖閣諸島で逮捕した中国人は「密約」によれば日本で裁判にかけることなく逮捕して中国側に引き渡すのが「正解」であり、「約束」なのです。ゆえに、今回は中国政府も公式には大きく騒ぎ立てるようなことをしていないのです。オスプレイ問題もまた「「軍政」に関わることは米軍に従う」という日米安保条約ならびに「沖縄返還の条件」でもあります。知らないのは国民と民主党政治家と無能集団だけ、というまたまた「お先真っ暗」な状態なのです。ベトナム戦争や湾岸戦争などでも、日本の国防とは関係ない争いでも、米軍が沖縄を利用したのは「約束通り」に米国軍は「軍政」として沖縄をつかったまでなんです。日本政府(国)が合意しているのですから、米国軍人からみれば「当たり前じゃん」ということ。沖縄県知事や県民や日本国民は「沖縄の軍政に文句を言う権限」など密約上ない、のです。北方領土もまたしかり、です。北方領土に関しては森喜朗元首相がその辺を知っていますから森氏に任せるのが正解ですね。残念なことに民主党議員も国民も無知で傲慢です。「脱原発」だの「沖縄に基地いらない」だの無邪気に強く主張はしますが、「外交感覚ゼロ」…まるで「集団ヒステリー」「農民一揆」「団塊世代の安保闘争」です。こういう密約があることさえわからぬでしたり顔で主張してないで、ここはまず反省と熟考の余地を、という事ですね。台湾企業・鴻海(ホンハイ)と事業提携をしている(というか殆ど子会社化されている)シャープは大阪堺市の工場や東京都内の事業拠点の2ビルを売却し大幅な赤字を補てんするという。マーケットは大規模なリストラがなければ納得しまい。電子機器の受託製造で世界最大の鴻海(ホンハイ)精密工業グループの郭台銘会長は台湾も領有権を主張している沖縄県・尖閣諸島に関して、「日本が望むなら私が出資する。日台双方で東シナ海の油田開発を行って共に利益を生み出せたらよい」と発言したそうです。大前先生はおそらくは「売名行為」であろう、と言います。本気ではなく仮に5000億円払っても「売名行為」として安いもの、だといいます。「シャープとの提携」にしても本当は「買収」で、シャープは鴻海の日本支社ですね。また台湾の大手石油メーカーの奇美実業は液晶事業から撤退しました。ここでも最大株主の郭台銘会長が「おいしい所とり」です。世界のシャープの買収や鴻海などで世界的な富豪となった郭氏は、笑いが止まらないことでしょう。また中国の民主活動家の李旺陽(60)が当局の手により自殺に見せかけられて殺害されたという。勿論証拠はない。中国人民銀行(中央銀行)は金利を0.25%引き下げるという。また「金儲けの神様」と呼ばれ活躍した直木賞作家で経済評論家の邱永漢(きゅうえいかん・本名・丘永漢)さんが2012年5月16日、都内の病院で心不全のため死去しました。享年88歳。氏は台湾生まれで1954年に日本に亡命、1956年に亡命生活を書いた「香港」で直木賞をうけました。次々といい人物が死去しますね。残念です。ご愁傷様。また中国の民主活動家・陳光誠氏が中国の米国大使館に亡命してしばらく経つ。報復のためか陳光誠のおいが殺人容疑で逮捕されたという。また北京で開かれた日中韓経済閣僚会議では日中韓で今年度内(2012年)のFTA交渉合意を目指す。日本にとって中国は米国につぐ第二位の貿易国、韓国も米国・EUにつぐ第四位の貿易国です。はやくFTA合意が成ればいいですね。また中国政府は陳氏の「出国」を認めましたね。1989年亡命の故・方励之氏、1997年の魏京生氏、1998年の王丹氏、2006年の余傑氏に続いてですね。まだ陳氏の自宅には監視村人(日当100元(16400円))がいつも睨みをきかせている。さて今回は中国の商標権や特許の話です。例えば日本側アニメ「クレヨンしんちゃん」というのがあります。ですが、中国人が勝手に1997年に「蠟筆小新(ラオデーシャオシン)」として名前やイラストを著作者に無断で、商標登録していたのです。驚いたのは日本人で、
当然、「著作権違法だ」と裁判になりました。2004年から8年かけてやっと日本側が「著作権保護適用」として勝訴しました。ですがドラえもんやプリキュア、ワンピース、ハローキティ、iPad(裁判中)など、訴訟金目当てに中国では無数に無断商標登録されています。著作権とは「イラスト」「音楽」「作品」「文章」「映像」などそのひとが創造した時点で自動的に発生する権利です。この私の文章も私緑川鷲羽わしゅうの著作物です。一方、商標権とはネーミングやイラストやマスコットなど早い者勝ちの登録制度です。つまり発明のような先願主義です。特許、実用新案、商標権などです。なりすまし商標が「SQNY」「HITACCHI」などです。これは少し笑えます。が、先取り商標といって「地名」「ブランド名」なども登録されています。有田焼、秋葉原、米沢牛、大阪…。まあ、どっちみち金が欲しいだけです。「face book」でさえ登録されていますが、中国でface bookは言論統制で使用不可です。北朝鮮にも特許庁があって「スターバックス」のロゴと文字・イラストが無断登録されているのです。これは中国がいかに知的財産権(特許・実用新案・商標)の戦略があるかだと思います。日本の特許庁の官僚と話した事があるのですが、「特許庁は商売じゃないのだから特許料金を下げればいい」と私の案に賛成していただきました。確かに出願料や審査料金を安くすれば玉石混合で「つまんない発明」も多くあると思います。だが「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」です。日本も「知的財産戦略」で特許・実用新案・商標登録の金額を10分の1に下げましょうよ。それでいい発明が20も30もあったらそれこそ日本の勝利なんですから。また天安門事件の民主活動家で、米国に亡命中であった学者の方励之氏(76)が死去したといいます。死因は不明。ご愁傷様です。私緑川鷲羽わしゅうは「従軍慰安婦」はいたと思っています。20万人ではないにしろね。だから、裁判で確実に過去の日本軍兵士に被害にあったと確実に認められたひとには賠償金と国家として謝罪するべきです。もちろん、私は先の戦争で大爆撃を受け「焼野原」になった日本を再生させ「世界に冠たる経済大国」にしてくれた先輩の皆さんや、犬死だが戦争で命をおとした霊兵も尊敬しています。が、一方で「侵略戦争などなかった」だの「朝鮮併合」はなかっただの「従軍慰安婦はいなかった」「南京大虐殺はなかった」という人間は許すことは出来ません。私の命をかけてでもストップさせます。売国奴の国辱行為は私が許しません。また重慶トップ・薄煕来氏が失脚しましたね。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は、共産党の支配下にある軍を「国有化」するという主張を「断固阻止する」とタブーに触れました。中国は「中国共産党が国家運営」している状態です。土地も共産主義上からか売却はなく、50年ローン70年ローン。土地と共に軍隊も保有しています。党中央から選出される「党中央委員会」と人民代表会議から選出される人物はほぼ同一人物です。歴史的には中国人民解放軍(中国共産党)が中華民国軍(国民党)を台湾に追い払って勝利したわけです。中国共産党は毛沢東を忘れたいし、2000万人~5000万人の死者をだした大躍進や文化大革命を国民に思い出されたくないのです。薄煕来氏は毛沢東回顧主義者で、繁栄から取り残されたひとに救済を、黒社会撲滅に熱心で国民に人気がありました。人気者を失脚させた訳ですから「夫人が殺人に関与していた」「習近平氏の盗聴をしていた」とネガティブ・キャンペーンが出されるのです。「盗作」に関してはiPadの件もありさすがにアメリカ人も怒っているそうです。ですが日本だって昔は中国程ではないが「猿まね」をしていました。いつか通る道です。また「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。中国軍の軍事費拡大が拡大しています。中国側は「中国軍の近代化には17兆円必要」といいます。2009年のデーターですが日本より中国の軍事費は500億円の差があったそうです。これは東アジアの軍事バランスにとって重要です。また4月から6月のGDPは日本1兆2883億ドル、中国1兆3389億ドル、GDP成長は米国14兆ドル、日本1.8兆ドル、中国31.28。経済成長は米国-2.4%日本-5.2%中国7.1%…というデーターがありますがこれは誤ったデーターです。日本中国は四半期の数字で米国は一年間の数字です。こんな出鱈目な数字をだしてくるひとの気が知れません。「日本の負け」が決まった訳ではありません。策はあるのです。負け犬のように尻尾をまいて逃げる前に策を打ってください。中国はGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりました。でも人口がそもそも違うんです。中国の人口は13億人。日本は1億2000万人です。一人当たりのGDPは日本が3万9731ドルに対して中国は3678ドルです。軍事費は近代化が急務なようで中国政府は6兆9000億円といいますが実は12兆8000億円といわれています。日本の軍事費は510億円です。なぜかというと国産空母を製作中だからです。世界で空母を持つ国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ウクライナ、インド、ブラジル、イタリアだけ。中国は空母を保有し東シナ海や南シナ海や台湾などのいわゆる「領土問題」に睨みをきかせる為に空母(航空母艦)を保有したいのですね。しかし、中国にも「頭が痛い問題」があります。それが日本以上の少子超高齢化問題(8-4-2-1問題)です。国連の定義に65歳以上の人口割合で7%以上が「高齢化社会」。14%以上が「高齢社会」。21%以上が「超高齢化社会」といいます。日本は23%。中国は33%(1億3474万人。10年後2億4800万人。20年後4億人)です。これから中国は労働者・人材不足でバブルが弾けますね。中国が日本の領土である「尖閣諸島」を「中国領土だ」といいます。また民衆の人海戦術のデモですか?尖閣諸島は日本の領土であり1895年に日本の領土になり、その前は「琉球王国」つまり沖縄人の領土でした。中国人のデモを止めたければまた入江紗綾でもだせば(笑)。まあこれは冗談です。紗綾だかの小娘なんか役に立ちません。反日デモにしても反中デモにしても屈折した「愛国心」は「暴挙」なだけです。尖閣諸島問題はアーミテージ元国務次官補は「日本は中国に試されている」と観ているそうです。まあ「反日デモ」自体は2005年もあったお祭りみたいなものです。が、海上保安庁も尖閣諸島で海保の船に中国船が衝突してきた、というなら何故そのときの映像を世界にむけて放送しないのですか?どこまで民主党政権は無策なんですか?報道させてそのうえで「政府恩赦」という形で罪人を許して中国に帰せばいいだけだったのです。どこまで無策なんですか?尖閣諸島も日中の「共同開発区域」でいいじゃありませんか。北方領土だって3島返還で「共同開発区域」でいいでしょう?どこまで無策なんですか?まず日本のODA(政府開発援助)について一席。860兆円の大借金がある日本ですが、ODA援助はまだやっています。ODAには二国間援助と無償資金援助と有償資金援助があります。基本的には有償とは返済を求める援助ですがローン金利は援助国の政情によりまちまちです。アフガニスタンの金利は0.01%。返済に40年です。日本のODAの総額は32兆円です。189ヶ国(先進国以外すべてに援助しました)。貧困をなくすのがODAの目的だからです。戦後の日本も貧しかった。その為に米国から脱脂粉乳などの食料援助や技術援助を受けました(総額12兆円)。東海道新幹線や東名自動車道路も世界銀行から借金してつくりました。ローン返済は1990年で完済しました。日本のODAは最初は侵略した国への賠償でした。72年に田中角栄がニクソンの真似をして北京に行き「日中国交正常化」がなります。そのとき、周恩来首相(当時)は「賠償はいらない」といいます。だが、日本は円借款という形で中国に援助します。(全部中国のクレムリン・中南海の老人たちのポケットにはいっただけ)。例えば北京首都空港も日本のODA300億円でつくられました。日本はアフリカにも援助しています。クロマグロ輸入禁止のときはアフリカ諸国が日本側について反対してくれました。援助のポリシーは「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えること」です。ODAによってその国が発展すれば現在の中国のように日本製品がどさどさ売れます。まあ、「先行投資」ですね。今、中国人のお金持ち(1億人いる(年収1000万円以上または350万円でも(日本と物価が違うから。30億円以上は6038人)))が狙うのは日本の不動産である。なぜなら今、上海はバブルで日本の不動産しかも山手線エリアが上海の不動産価格より安いから。後は中国ならではの事情があって、中国は社会主義国で土地保有が認められてないんです。中国の不動産は建前上は中国共産党のもので、国民に借款する、ということです。また中国人の観光客は100万人で規制緩和でこれから日本に観光で訪れる中国人は1000万人といわれています。しかも、今でさえ富士山周辺の別荘のほとんどは中国人オーナーが所有しているそうです。人民元が高くなれば日本の土地や金融不動産や会社が安くなる訳です。まるでバブル時代の日本がアメリカの土地や会社や絵画を買い漁ったときに似ていますね。また、ブレイン・ドレイン(頭脳・技術流出)が加速しています。まず工業国家として大事な「金型技術」ですが、中国や韓国に流出しています。中国BYD社にオギハラ社(日本の大手金型会社)が買収されたのは有名ですね。日本人の「金型職人」もリストラや倒産、失業や定年で職を離れ、中国や韓国企業が高待遇で招いて指導させているといいます。例えば全米高速鉄道計画(グリーン・ニューディールの一環、建設費4兆円)。日本から新幹線「はやて」を中国は購入したのですが、すぐに猿真似して「CRH2中国製新幹線」としてアメリカにセールスしています。また韓国も日本の猿真似が目立ちます。ちなみに韓国のサムスン電子という会社は今や世界一の家電メーカーです。なぜか?これは韓国が5000万人の人口しかない、ということで世界で売らないと食べられないということです。例えば韓国企業に入るには一流大学卒業のちTOEIC780点以上の「英語力」が必要になります。サムスンは世界一の利益をあげています。それは「金融、IT、英語」という人材がいるからです。日本人にそういう人材がいくらいますか?毛沢東の孫の毛新宅(40)が史上最年少で少将だそうで「世襲ではないか」と問題になっていますね。中国の省エネ改革費は65兆円です。中国は正式な国名は「中華人民共和国」で人口は13億人以上です。08年末の総人口は13億2802万人。うち都市で生活する人は6億667万人、農村住民は7億2135万人、都市人口の比率は45・7%。人口爆発は止まりません。中国は人民元を切り上げましたね。中国はいままで1ドルを6.23人民元に固定していました。北朝鮮の金正日が列車で中国訪問です。経済援助を要求しましたね。いままで中国人の富裕層(年収25万元(340万円以上))にしか認められなかった日本への入国観光ビザを41万円の年収の中国人にも発行することになりました。中国人が豊かになり、不法就労や不法滞在の危険が少なくなったからです。いよいよ上海万博2010年5月1日スタートです。上海万博PRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作でした。台湾が北京射程のミサイル開発を中断していましたが再開したそうです。いよいよ東シナ海がきな臭くなってきました。中国人の「盗作メンタリテイ」は醜悪です。上海万博ではリハに20万人が殺到してパニックになったそうですね。中国で2010年4月14日地震があり1880人以上が亡くなりました。謹んで哀悼の意を示します。最近、「人民元にたいしての米ドル価値が45%低い」とC・フレッド・バーグステン氏がいっています。このひとは過去日本に対しても「1$70円がいい」といっていました。要するに人民元や日本円が高くなれば米国国内に工場をもどす、というのである。馬鹿馬鹿しい。米企業で米国内に工場を移したい人間はいない。そんなことを提案したら株主が黙っていない。結局、人民元が高くなったらベトナムやタイに工場を移すだけです。バーグステン氏のいうことなど相手にしないのが上策です。中国で日本人犯罪者が死刑執行されましたね。悪いことをしたのだから当然です。そんななかで中国では犯罪率が高くなっています。中でも役人の犯罪率が高くなっています。それは庶民にたいして役人の給料は低いままだからです。GDP比率で8・9%の成長率ですが…。

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アメリカの正体 オバマ大統領VSロムニー共和党代表第二回テレビ討論

2012年10月18日 07時54分51秒 | 日記
 アメリカの正体
  
アメリカの現職オバマ大統領(民主党)とロムニー候補(共和党)との第二回テレビ討論が開かれました。両候補とも「経済問題」にすべての時間を割き、好感度はオバマ氏45%ロムニー氏38%でした。2012年10月8日、ベネズエラの大統領選挙でチャベス大統領が4選で当選した。反米の独裁者だが、豊富な石油資源での大金を貧困層にばら撒いていて、無税や教育料金・医療費などをほぼ無料にしているため人気は絶大だ。2012年10月、オバマ大統領(民主党)とロムニー共和党代表によるテレビ討論があった。殆どの時間を雇用問題に占められ、評価はオバマ大統領支持25%ロムニー共和党代表支持67%であったという。2012年9月11日は、「米国同時多発テロ」から11年です。アフガンは泥沼化していますが、よほどのことがない限り「オバマ現職大統領再選確実」です。2012年11月の米国大統領選挙で共和党米国大統領候補に内定しているミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は選挙のパートナー(副大統領候補)にポール・ライアン(42)下院議員を選ぶと発表しました。ロムニー氏はライアン氏を「行動力と洞察力を備えた聡明なリーダー」と説明。ライアン氏は「この70年間で経済が最も悪い。どんないい訳をしようが失敗だ」とオバマ大統領の経済政策(オバマノミックス)を批判しています。ライアン氏は経済に明るく、「小さな政府」路線で「レーガンの再来」と評判だといいます。確かに彼の言う「結論」は薔薇色です。が、そこに至るまでの「プロセス」が曖昧です。私はライアン氏を「本物ではない」と評価しています。こういうひとはオバマ氏を悪役にして、英雄気取りでヒーローのポーズをとっているだけですよ。よく「経済馬鹿」という悪口も聴きますしね。ライアン氏の「経済政策案」というのが「本物」であるならば「実施」すればすぐわかると思います。だが、結局プロセスがアバウト過ぎるから失敗するでしょう。いわゆる「経済通の机上の空論」なんです。まあ、米国は3年間サブプライム不況の後遺症から回復したばかり。でも、米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)は債務超過から資金超過になったのはオバマ大統領の経済政策の成果です。今、現在進行形な米国の不幸は「学生ローン」の問題です。アメリカ人の1人当たりのローン額は、平均2万5000ドル(約196万円)です。ロムニーもライアンもいらないが、今後この「学生ローン」が問題視されると思います。職に就き年棒5万ドルから10万ドルと稼げればローンは返済できる。だが、失業者が拡大すれば「第二のサブプライム・ショック」にもなりかねません。4年後の2016年の民主党アメリカ大統領候補に、ヒラリー・クリントン氏との意見が60%だという。クリントン国務長官の好感度は高く、アメリカ大統領初の女性大統領という声が大多数だという。まあ、ありかな。2012年11月の米国大統領選挙は共和党代表のロムニー氏VSオバマ現職大統領(民主党)の一騎打ちとなりました。結果は?です。オランド仏新大統領は「緊縮より成長を」というが「夢物語」を語っているに過ぎない。「成長すれば緊縮策をしなくていい」などというが相当成長しなければならない。成功例はある。レーガン元米国大統領とサッチャー元英国首相だ。だが「小さな政府」路線でおもいっきり全部の規制を撤廃した。当然最初は大量の失業者がでる。改革の芽が花開くのは15年後か20年後だ。だからレーガン氏サッチャー女史も現職を追われた。米国はクリントン時代に高度成長という改革の花が咲き、英国もブレア政権に成長した。改革とはそれぐらい時間がかかるものだ。改革の成果を拙速に問うべきじゃない。ちなみに小泉改革とは名ばかりで、郵政民営化法案以外(といっても郵政国有化に復帰しつつあるが)何のいいこともしていない。だから日本には「改革の芽」などない。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、「我々は(日本のような)デフレに陥るのを回避した」と発表。バブル崩壊後の長期デフレ不況になった日本のようにはならないといいます。非正規雇用と正規雇用の均衡処分、医療、介護など成長分野の需要を掘り起こすと。でも、米国は90兆円規模の資金を投入して「ゼロ金利」にし、日本化していますね(笑)。日本は少子高齢化と国内消費冷え込み、外国人(優秀な技術をもつ外国人)労働がほぼゼロに近く、ダイナミックな政策がとれません。しかも日本の企業は一部経営難な企業を除けば、構造的に企業が資金を必要としていません。2001年から2006年にかけて日銀が30兆円規模の資金をマーケットに投入しました。しかし、ニーズがなく資金は吸収されませんでした。で、悪名高い「中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)」につながってしまった。日本の中小企業は「借りてもどうせ後で貸しはがされる」と思いだれも借りません。だが、米国はラッキーです。米ドルは世界通貨であるため輪転機でドルを刷れば世界中で買えます。日本、中国、ブラジルなどの世界の国々はそうはいきません。世界で買うときは外貨(米ドル)を手に入れなければならないのです。日米貿易戦争は30年の歴史があります。だから日本人はそのような米国の経済を知っています。だが、中国はまだ知りません。米国に「いじめられてる」最中です。是非、日本の経験を中国は学んでほしいと思います。またオバマ大統領がアフガン電撃訪問です。ビンラディン殺害から1年目ですね。2012年4月30日、野田首相が訪米してワシントンDCでオバマ大統領との「日米首脳会談」が開催された。中国の台頭に対しての日米の防衛・経済連携で合意したという。米連邦準備制度委員会(FRB)の連邦公開市場委員会(FOMC)は「事実上のゼロ金利制度」を続けるそうです。さすがはバーナンキ理事長です。日本の「失われた20年」を反面教師にしている。また米国では民主党バラク・オバマ大統領と共和党のロムニー氏(前マサチューセッツ州知事)の一騎打ちです。しかし、今のままではロムニー氏はオバマ大統領に勝てないだろう。ロムニー氏は海外に200億円の資産を持っていて、米国内に税金を払っていない。違法ではないが一般的なアメリカ人には「99%の俺らと違う1%のやつだ」と映る。EU内の失業率は10.8%になりPIIGSが足を引っ張っている。スペインの失業率は20%でギリシャ・ポルトガルも同じ。日本とドイツの失業率は10%と非常に優秀な結果です。まあ、日本の場合、職を求めていない完全失業者はカウントされていないけどね(笑)。これから起こるであろう「イランへの攻撃(イラン戦争)」は軍産複合体の「ウォーエコノミー(戦争犯罪)」によるものだが、軍資金はまた日本からということに(中国や韓国・EUも)なりそうですね。また戦後に掃海艇をだして大金出して感謝もされず…ですか(笑)。広島長崎の原爆を米人に知らせよ。1945年8月、広島と長崎に米軍機による原爆投下が行われ軍人でもなんでもない無辜の、一般人が何百万人も虐殺されました。これは明らかな「戦争犯罪」であり「(民間人を巻き込まないという)国際法違反」なんです。でも米国では「戦争終結を早める為」もしくは「戦争続行での米兵の死をすくう為」に原爆投下したのだ、と詭弁を学校で教えられるそうです。もちろん原爆被害者の死体写真も教科書には何も書いていません。原爆など落とさなくとも戦争は終わっていたでしょうね。日本全土が焦土と化し、昭和天皇・裕仁も自決を覚悟していたそうですから。まあ、映画「パールハーバー」の演者も詭弁を言っていたでしょう?これは「帝国日本軍による侵略と無辜の民虐殺」と同レベルです。謝って改めるに憚る事なかれ、だ。まずは隗より始めよ。「セキュリティサミット」で米国のオバマ大統領と韓国の李明博大統領が会談し「北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星をあげるとカバー)」の打ち上げ停止を呼びかけた。米国は北への食糧支援もやめるとも。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。またモトローラ・モビリティ/モトローラ・ソリューションは創業者家出身で90年に会長を辞任するまで30年に渡りIT業界の牽引役だった巨人、ロバート・ガルビン氏(89)の死去を発表しました。ソニーの盛田氏(故人)と通商でやりあって(日本が半導体を失う羽目になった)日本が韓国に半導体工場を移して「寝首をかかれた」一件の「大悪人」です。米国は何年か前に未来学者のハーマン・カーン氏が「2000年には日本のGDPは米国経済を抜く」といいました。結果は…。私は米国経済がさらにコケル心配をしています。ジョブズに加えガルビンも死んだからです。杞憂だといいのですがね。アメリカの失業率が9.1%となり米国内各地でデモが頻発しています。彼ら彼女らは「Job! Job! Job!(仕事をよこせ!)」といいます。ですが、米国には仕事はありません。でも、だからって馬鹿みたいに「ニューディール政策もどき」みたいなことをしても駄目です。要は政府役人なんかに景気は治せないと悟り、自分で「沈みゆくタイタニック号」から少しでも大金をぶんどり逃げるという「走為上の計」です。9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。2011年7月3日タイで総選挙が行われタクシン派が圧勝、タクシン氏の妹・インラック・シナワット氏(44)が女性初首相に決まりました。また米国とフィリピンが協力関係構築で東シナ海での中国のけん制を計りました。ここ10年程で米国内ではKKK(クークラッククラン)のような「白人至上主義」が吹き荒れていて不法移民や有色人種が年に7000人以上殺されているという。9歳の少女までメキシコ人というだけで殺害された。とんでもないことだ。また米国クリントン国務長官が世界銀行総裁に転身の意向だそうです。驚きの転身ですよね。ペルー大統領選挙は元・軍人のオジャンタ・ウマラ氏(45)が勝利、日系人で女性・フジモリ元・大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(36)は敗北しました。米商務長官がエジソン・インターナショナルのジョン・ブライソン氏を内定(ロック商務長官が中国大使に成るため)しました。2012年米国大統領選挙で民主党の候補はオバマ大統領でほぼ決まりですが、野党共和党は有力な対抗馬はなく、ロムニー氏が共和党候補者になりそうです。オバマさん再選かな。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。2011年5月1日夜、米軍がパキスタン・アボッタバードで9・11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者(54)を銃撃戦(「ジェロニモ作戦」)の末殺害したとオバマ大統領は勝利宣言をした。「正義を遂行した」という。DNA鑑定でも本人だとする。ビンラディンは丸腰であったという。遺体写真は公開するか米政府は迷っている。反米感情を煽る可能性が高いからだ。だが、アルカイダの報復テロが怖いからしばらくは米国に行きたくないな。だが、アルカイダやビンラディンとイスラム教は関係ない。2011年4月29日米国内で16以上の竜巻があり、300人死亡2000人が怪我です。FOMC(米国連邦公開委員会)は米国追加緩和を2011年6月で終了とした。「ゼロ金利」は継続です。「舌禍」で更迭された前・米アフガン司令官・マクリタル氏の証拠がなかったことがわかりました。またキューバは市場主義を一部導入するそうです。やはり共産主義では駄目だということか(笑)。バラクオバマ氏が大統領選挙に出馬表明し、選挙活動を始動した。二期目も「Yes We Can」でいくらしい。そして、とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。米国は「ウィキリークス」や開設者のアサンジ容疑者を本格的に捜査することをきめましたね。また民主党上院議員の女性・ガブリエル・ギフォーズ代議士(40)が銃で暗殺されかけました。銃弾は左脳を貫通しており、意識不明の重体だそうです。FRB(連邦準備委員会)が更なる追加緩和で米国債48兆円購入です。これは米国債を購入することで資金を市場に還流させる策です。FOMC(Federal Open Merker Oommictee. )つまり金融会議で決まりました。2010年11月中間選挙で、オバマ「民主党」が大敗です。下院(民主党184、共和党239)上院(民主党51、共和党46)知事(民主党15、共和党27)と大敗でオバマ大統領は2期目は無理ではないか?といわれていますね。今、米国政界で話題の女性がいる。それが元・アラスカ州知事で、マケイン共和党候補とタッグを組みオバマ・ヒラリーと大統領を戦ったメガネの美人女性である。大統領選挙では長女が未婚で妊娠(長女と彼氏は結婚しなかった)という敵失やオバマの天才的演説もあり敗退。選挙後忘れ去られた。が、自伝本「ならず者で生きる」を出版し全米をまわりベストセラーになった。2012年のアメリカ大統領選挙にでる予定だという。準ミス・アラスカ、TVレポーターを経て政治家になったひとで、メガネは日本製だ。「Yes we can」ではなく「OH,no you don't」といおう、という。アンチ・オバマの受け皿…それがサラ・ペイリン女史(46)である。ですがペイリンさんは「世界情勢」に無知なようで「北朝鮮からの韓国への攻撃事件」で「同盟国の「北朝鮮」を支援する」といいました。また「アフリカ」を「アフリカというひとつの国」だと思っていたそうです。このひとが未来の「女性初の米国大統領」ですか?大丈夫なんですか?なおFRBのバーナンキ議長は否定したが、結論は米国経済が「二番底」に陥ったということである。失業者はさらに5万4000人増加し、失業率は9.6%です。住宅市場も商業ビル市場や雇用の景気回復も遅れている。しかし雇用は「遅行指数」である。オバマミックスは失敗した。米国の心配はかつての日本のような長期低迷にならないかということ。その2はあまりにも米国経済が中国に依存していること。9000億円の大豆輸出など依存が過ぎる。中国がこけたら米国もこける状態だ。また金融規制法(ボルガー・ルール)は米国以外ではどの国も採用しないだろうとFRBが皮肉でいう。しかし研究価値はある。それは金融規制法+消費者投資家保護ならばの話である。ニューヨークのタイムズスクエアで爆発物をつんだ不審車が発見されました。まだ爆発未遂でです。イスラム・テロ集団の仕業でした。ホルダー司法長官は「タリバンの仕業だ」と認めてますね。各国首脳NPT会議もありますしね。米国の核弾頭数は5113発だと明かしましたね。またルイジアナ沖の原油流出は対応が遅れていました。漁業関係者に被害がでていましたね。もう終結から1年になります。事故が起きたのは2010年4月20日メキシコ湾沖のパイプラインのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)社の「ディープ・ウォーター・ホライズン(DWH)」という海上のくみあげ施設である。海底1500mから原油のある5500mまでボーリングして、そこの給油口が爆発して炎上、DWHの施設が破壊され海の藻屑となり原油だけが海上に垂れ流しの状態になっていました。日本ではあまりニュースになってないが、欧米ではメキシコ湾海流にのれば原油がヨーロッパにまでいく可能性があり大変なニュースになっていた。メキシコ湾の牡蠣、海老などが全滅し、ペリカンなど500羽が死んだ。またこの湾は日本に輸出される大西洋クロマグロの産卵地であり、日本の市場にも影響が出そうだ。BP社はこれまでトップが謝罪していない。が、幹部のスウェーデン人が謝罪したが、このひとは英会話が下手糞で「一般庶民の皆さん本当に申し訳ありませんでした」の「一般庶民」を「スモール・ピープル(小さいひと)」といってしまい米国人(BP社は英国企業で、さらに英国人の年金機構のほとんどがBP社に投資しており英国人年金に黄色信号が灯っていた)の怒りを買った。オバマ大統領は初動対策に遅れて大変な被害がでていたがこれまで何度も海底1500mの原油流出を止めようと作戦が実施された。1、ドーム作戦(原油流出口をドーム型のもので止める作戦。失敗)2、トップキル作戦(流出口そのものを止める。失敗)3、キャップ作戦(50cmの流出口そのものにキャップする。少し成功。だが原油流出の3分の1しか止められず)4、最終作戦(1500mの海底の左右からボウリングして5500mの原油ラインそのものを止める)。最終作戦は9月頃までかかった。しかし、7月で止めましたね。よかったと思います。だが、米国景気は確実に回復しているようです。GDP1月から3月まで前年比3,2%増です。ここではオバマ大統領のことを書き込みします。大統領の支持率は平均57%と第二次世界大戦後、大統領選を経て就任した9人の大統領のうちレーガン氏と同率のワースト2位です。が、これはオバマ大統領に対しての否定的側面を強調していました。最も低かったのはクリントン大統領です。ブッシュ父の政権が経済を破壊した後だけに後始末が大変だった為です。が、オバマ大統領は実行力が伴っていません。演説だけは上手いけど何も出来ないってことです。国民健康保険制度などまったくのデッドラインです。演説だけ上手くても政治や経済はよくなりません。金融政策は金融機関の事業内容に一定の制限を設ける内容で、銀行にヘッジファンドの保有・出資などを禁止、大手金融機関の負債の規模に上限を設定することです。これが実現化すれば利権まみれのウォール街を変えることが出来ます。が、一般の投資家から集めた資金だけで運用するというのは結果的には正しいかも知れないけど、ファンドを通じての銀行貸出がなくなるということは世界経済を動かす為の「潤滑油」がなくなる訳です。米証券取引委員会(SEC)がゴールドマンサックスを訴追しました。容疑は詐欺です。またバーナンキFRB議長の再選についても批判が出ています。オバマ大統領の経済的側近はボルガー元FRB議長ですがあまりに老人過ぎます。オバマ大統領は演説だけは上手いけど「青い」し「言葉多しは品少なし」です。もっと現実的な策士になってください。政治は弁論大会ではありませんよ。オバマ大統領は個人的には好きな政治家です。それだけに実行力のなさが情けないのです。もっと策士になってください。今回は「アメリカ合衆国」のウィキペディアです。
オバマ大統領は「核配備削減演説」でノーベル平和賞をもらいましたが、あくまで「配備」をやめるということでロシアと合意したことを考えて下さい。「削減」ではなく「配備」をやめるという。つまり、核弾頭を大陸間弾道ミサイル(ICBM,SLBM)から外すだけです。これは米ソ冷戦時の「MADポリシー」よりはましです。つまりMUTUAL ASSURED DESTRUCTION(相互確認破壊能力)でどちらも核で牽制しあっていた時代です。「キューバ危機」(ソ連が1960年代にキューバにソ連の核ミサイル基地を作ろうとして米ソが核戦争手前までいった危機)が有名ですね。ちなみにNPT(核拡散防止条約)は条約作成時は核兵器保有国は国連常任理事国(米ソ英仏中)だけでした。ダライ・ラマとオバマ米国大統領が会談しました。米露新核軍縮条約調印です。7年で1550発のICBMやSLBMつまり大陸弾道ミサイルを削減するそうです。が、問題は3位の中国がはいっていません。中国はやはり反発していますね。また米国大統領は北朝鮮をテロ指定国家と認定しないそうです。あまりに甘い判断です(人質をとられていた為)。デトロイト上空で米国飛行機内で爆発テロ未遂事件(09年12月26日)がありました。アルカイダのイエメンを拠点とするナイジェリア国籍のアブドルムタラブ容疑者(23)が起こしたテロ未遂事件であった。「アラビア半島のアルカイダ」というテロ組織からインターネットで犯行声明がありました。イエメンの米英大使館はテロの標的になる為に封鎖しましたね。オバマ大統領は2011年7月から米軍のアフガニスタン撤退を開始すると宣言しましたね。また2010年夏迄に3万人増派するそうです。有人月探査計画は打ち切りになりました。今までに90億ドル投入されていました。NATOも増派を検討中です。キューバのグァンタナモ刑務所をアメリカ合衆国本土に移すそうです。09年11月17日、米中首脳会議がありましたね。オバマ大統領と胡錦涛主席で「非核」「地球温暖化防止」で合意しましたね。が、オバマ大統領のスタンスは「同盟は日本重視」「経済国際協調は中国」…今米国の軸足がブレまくっています。経済的には中国に頼らざる得ないが、日本の技術力もあなどれない。オバマ大統領の外交姿勢があまりにお粗末です。またオバマ大統領は内政(例えば国民保険制度(医療制度法案は可決されました。4600万人の無加入者のうち3400万人加入可能)や景気回復対策)もお粗末です。まあ、確かに批判だけなら誰にでも言えるって言われればその通りです。米国ではオバマ離れが進んでいます。まあ、頑張ってください。ロシアとは第一次戦略兵器削減条約(START1)の「つなぎ」で合意しました。オバマ大統領は09年11月13日に来日しましたね。「米国とアジアの関係強化」と「スマートグリッド(賢い送電網)研究」を打ち出し、あっという間に鳩山元首相と茶飲み話し的に会談して去りました。まあ、普天間基
地問題は先送りです。そして鳩山元首相の「日米関係はすべての礎」という虚しい言葉に顔をしかめた。が、インド洋での給油活動はやめるが、アフガニスタンに50億ドル寄付すると聴いてにんまりしましたね。所詮は日本は「世界のATM」か?オバマ大統領は09年度のノーベル平和賞ですね。プラハでの「核なき世界」という演説が評価されたようです。 ノーベル賞はスウェーデンでですが、ノーベル平和賞だけはノルウェーで決まります。やや話題性を狙ってオバマ米国大統領を選んだようです。例えばマザーテレサさんなら誰しも納得します。が、金大中さんやアラファトさんはふさわしくありません。むしろ米国大統領はノーベル賞をもらったことでイランや北朝鮮への爆撃がうまくできない状態です。また日米共同で核廃絶を提案してしまいました。が、例えば北朝鮮は中国、イランは200発核ミサイルをもつイスラエルを炊きつければいい訳です。イスラエルは必ずイランの核施設を叩きます。また北朝鮮は永くはもちません。東京オリンピック誘致は失敗でした。私は東京オリンピック誘致は反対でした。が、広島長崎がオリンピック誘致するのは賛成します。是非ともやってほしい。是非とも頑張ってください。米国は7月から9月までのGDPは3・5%増加しました。が、長引く個人消費低迷と失業率上昇(10・2%)です。米国の今年9月まで一年間の財政赤字は1兆4190億ドル(129兆円)で、これから10年間の累積赤字予想額は9兆ドルでかなり深刻ですね。米国はかつてのバブル経済崩壊後の日本の轍を踏襲しようとしています。日本から学べることは「マネーサプライや金利の上げ下げ」では「景気回復にならない」ということです。オバマプランなどは日本の同じ轍を踏襲するだけです。09年9月11日はアメリカ同時多発テロから8年ですね。が、ロシアへの配慮で東欧(ポーランド、チェコ)へのMD(ミサイル防衛計画)の配備を中止しました。またオバマ大統領はいわゆる「国民保険制度」を政策として法案化しようとしてかなり反発されています。実はアメリカ合衆国は日本のような「国民保険」がありません。だからアメリカ人は高額な医療費を払っています。これは大事な法案なのに野党共和党のネガティブキャンペーンで国民は騙されています。目を覚ませ、アメリカ人。また米国駐日大使のジョン・ルース氏(54)が到着いたしましたね。氏はカリフォルニアのシリコンバレーの弁護士です。アメリカの正式な国名は「アメリカ合衆国」です。合衆国とは50の州の合衆国ということです。首都はワシントンDCです。 アメリカ合衆国が戦争する訳は?ですか?その前にアメリカ合衆国のGDP(国内総生産)は1350兆円です。2位の日本は466兆円です。中国は367兆円です。ノーベル賞は298人で自動車保有率3億人で人口も3億人です。アメリカ合衆国はヨーロッパからアメリカ大陸に着いてアメリカネイティブアメリカンを追い出して合衆国を作る訳です。つまり植民地国家です。アメリカ国旗は星が50です
が州の数と同じくらいです。昔は11州でした。アメリカ合衆国の軍事費用は1790兆円です。が、軍産複合体ということがあります。つまり戦争経済ということです。アメリカ合衆国は軍事産業と軍部(ペンタゴン)と政治家の複合体な訳です。ベトナム戦争もケネディ大統領が止めようとしましたが軍産複合体が「戦争」を欲しがりケネディ大統領は暗殺されてしまいました。アメリカ合衆国にとっては戦争経済を必要としているのです。アメリカ合衆国が戦争という需要で兵器を消費するとともに実験もかねて他国に自国の兵器を売却して儲ける訳です。アメリカ合衆国は欧州軍や中央軍やアフリカ軍や北米軍や南米軍など「戦争体制」を布いてます。が、アメリカは戦争体制を維持することで「世界の警察」と呼ばれています。ベトナム戦争の時は懲兵制度であった為に「反戦争」(いわゆるヒッピー反戦運動)がありました。が、今は志願制度です。NASAは只の宇宙開発しているだけではありません。例えばインターネットサービスは軍事システムでした。冷戦終結で敵がいなくなったのでインターネットやGPSが民間化された訳です。但し正確なデータではありません。GPSなどは普段は敵に利用されないように正確なデータではありません。が、戦争の時は正確に直したりします。また日米安保条約ですが、アメリカ合衆国は日本や韓国を北朝鮮から守ってくれる訳ではありません。アメリカ合衆国が安全なら日本や韓国など関係ないのである。アメリカ合衆国が無事なら何でもいいのです。冷戦の体制のままです。日本が戦争に負けた時「ソ連や中国ら共産主義国へのショーウィンドウ」として日本と西ドイツは優遇されました。日本は軍事費用が少なく済みました。もちろん日本人も頑張っていました。が、在日米軍がいなかったら「まともに戦えば3時間しか持たない自衛隊の守る日本」はすぐにひあがります。アメリカ合衆国の核の傘(パックス・アメリカーナ)があればこそ日本が攻撃されたらアメリカ合衆国軍はすぐに攻撃し返すということです。アメリカ合衆国は日本を守っている代わりに「年次経済報告書」という形でアメリカ合衆国の商品や消費を促すこともします。アメリカ合衆国はボランティア活動をしている訳ではないのである。郵政民営化も米国からも働きかけがありました。郵政費用を米国金融機関が持つようにすることを狙ったのです。なおアメリカ合衆国は日本からのリクエストは受け入れません。アメリカ合衆国は優秀なセールスマンです。オバマ大統領はアメリカ合衆国の優秀なセールスマンです。地球温暖化防止に積極的です。環境産業の利権の為です。GMの破綻もしました。核兵器削減もします。アメリカ合衆国の核兵器は3000発、ロシアは2000発です。大統領はアメリカ合衆国が広島長崎で核兵器を使用した悪を、認めました。が、核兵器削減はもっと詰めてます。すぐに核兵器削減が実現する訳ではありません。が、かつて昔はミサイルから核弾頭を外しただけで「削減」としていたよりは「二度と使えなくする」大統領案はいいと思う。アメリカ合衆国の消費は世界一です。アメリカ合衆国は大統領のビジョンで動いています。正直な話、中国や日本の商品のほとんどをアメリカ合衆国が消費していた訳です。中国経済を戦前の大英帝国や戦後のアメリカ合衆国のようなシステムとして期待しても無駄です。中国経済はアメリカ合衆国経済のような強さはありません。またアメリカ合衆国の失業率が改善しましたね。9・4%減少数は666万4000人です。が、ファニーメイ(アメリカ合衆国国営ファンド)は大幅赤字です。148億ドル(1兆4000億円)です。
アメリカンドリームという言葉があります。これはアメリカ合衆国の人口の僅か1%ですが毎年億万長者が出ます。ビルゲイツなどは5兆円持っています。が、ほとんどは貧乏です。だからドリームな訳です。なお、CIAとはアメリカ中央情報局(セントラルインテリジェンスエージェンシー)つまりスパイ組織です。主な仕事は情報収拾と分析です。映画のようなどんぱちはありません。また日本には「スパイ防止法」がない訳に外国のスパイがうようよいます。が、CIAエージェントは頭がいいです。が、カバーとしてジャーナリストにはなれません。これは普通のジャーナリストの命を守る為です。また昔は外国の要人を暗殺したりしていました(キューバのカストロ暗殺計画やケネディ大統領暗殺など)が、フーバー大統領時代に禁止になりました。FBIとは連邦捜査局つまり州をまたぐ警察署です。NSCとは国家安全保証会議のことです。また服部くん事件などで「アメリカ合衆国の銃規制を」という意見があります。ですがアメリカ合衆国には全米ライフル協会(NRA)という大変に巨大なロビーイスト集団があります。またアメリカ合衆国はフィリピン並みに治安が悪いのです。「自分の命は自分ひとりで守る」という西部劇のようなメンタルがアメリカ人にはあります。銃規制など無理です。何故銃を持つのか?は権利だからです。アメリカ合衆国憲法修正案第二条「人民の武装権利」だからです。まず歴史を知らなければならない。アメリカ合衆国はイギリス植民地から銃を持ち独立しました。アメリカ合衆国は50州あります。その州ごとに州兵がいて、その上に連邦軍があります。州兵はまずはボランティア活動で日本でいうなら消防団と同じレベルです。アメリカ人にとって銃は「護身用」か「民主主義の象徴」です。アメリカ合衆国の人口は3億1万5千人です。銃は3億丁。が、銃は4割しか持ってない。ニューヨークやワシントンDCは持っていない。中西部の治安の悪いところでは何丁も持っている。子供でも18歳以上ならスーパーや店で銃を売っています。
安い値段では女性の護身用の小さな銃なら数十ドルなどです。銃のクリスマスセールもあります。日本人は銃があるからない方がいい…と考えがちだが、アメリカ人は「護身用」の為に持っていないから応戦できなくて銃被害が出ると考える。アメリカ合衆国の銃犯罪32万7771件(日本48件)銃犯罪の死者1万177人(日本29人)です。NRAは「銃がひとを殺すのではない。ひとがひとを殺すのである」と主張します。まずはアメリカ合衆国に行って警察官に銃を突き付けられたら、懐に手をやってはならない。銃をうつとおもわれて発砲されるからです。なお、全米ライフル協会(NRA)は非常に強い組織である。会員400万人、資産212億円(会費、銃メーカー寄付金)で例えば銃規制政治家に反対側に投票する投票活動をしたり銃規制反対政治家に政治資金をやったりします。かなり強いロビー団体です。アメリカ合衆国の強さは世界中から優秀な人材(もちろん玉石混合で英語も話せない何の技
術もないひとも多いのですが)が集まってくることでシリコンバレーのような頭脳集団があるということです。またアメリカ合衆国には弁護士が多過ぎます。例のO・J・シンプソン裁判などは悪例です。何でも裁判で訴えるのがアメリカ流ということです。なお、更にまた新しいアメリカ合衆国情報を随時更新します。またハーバード大学の黒人のゲーツ教授が逮捕された誤認逮捕された事件でオバマ大統領が「警察は不法な愚かな行為をした」と発言した件で大統領は謝罪しましたね。アメリカ合衆国はこういう人種差別があるとことです。差別はなくならないだろうね。では。


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基地問題 米兵2人20歳邦人女性強姦で沖縄人激怒・中井真知事抗議

2012年10月18日 07時37分57秒 | 日記
 基地問題
 
 沖縄でまた米兵が20歳の邦人女性を性的暴行(強姦)したとして、沖縄人が大激怒です。沖縄の中井真知事も森本防衛大臣に抗議し、ルース米国日本大使も「極めて遺憾」と不快感をあらわにしました。90年代は沖縄の女子小学生が輪姦されるなど問題は深刻だ。オスプレイの試験飛行が米軍岩国基地(山口県)で2012年9月21日より開始されました。2012年10月山口県岩国基地より12機のオスプレイが普天間基地に配備された。まあ、なしくずしになると思っていたので何とも思わない。話題の新兵器ヘリ・オスプレイが米軍基地で墜落、何故墜落していたかは回転翼を傾けるときに墜落のリスクがあるからで、日本の在日米軍に配備予定が政府の「安全宣言」で配備になりました。結局なし崩し的に山口岩国基地で演習し、沖縄基地配備になるだろう。オスプレイが何度も墜落していたのは事実だが例え森本大臣になったところで同じだ。やっぱりオスプレイは配備された。2012年9月9日、沖縄で10万人のオスプレイ配備反対集会が開かれた。何故無駄か?は以下である。香港の活動家たちは何故上陸出来たのか?が、強制送還で「正解」である。何故なら国民も民主党議員や凡俗の政治家も知らない自民党と中国側との昔の「密約」があったから。それは(1)中国は、実効支配の原則から尖閣諸島を日本領土として認める。(2)しかし一方で、中国も国内法では領土権を主張できる。というもの。尖閣諸島で逮捕した中国人は「密約」によれば日本で裁判にかけることなく逮捕して中国側に引き渡すのが「正解」であり、「約束」なのです。ゆえに、今回は中国政府も公式には大きく騒ぎ立てるようなことをしていないのです。オスプレイ問題もまた「「軍政」に関わることは米軍に従う」という日米安保条約ならびに「沖縄返還の条件」でもあります。知らないのは国民と民主党政治家と無能集団だけ、というまたまた「お先真っ暗」な状態なのです。ベトナム戦争や湾岸戦争などでも、日本の国防とは関係ない争いでも、米軍が沖縄を利用したのは「約束通り」に米国軍は「軍政」として沖縄をつかったまでなんです。日本政府(国)が合意しているのですから、米国軍人からみれば「当たり前じゃん」ということ。沖縄県知事や県民や日本国民は「沖縄の軍政に文句を言う権限」など密約上ない、のです。北方領土もまたしかり、です。北方領土に関しては森喜朗元首相がその辺を知っていますから森氏に任せるのが正解ですね。残念なことに民主党議員も国民も無知で傲慢です。「脱原発」だの「沖縄に基地いらない」だの無邪気に強く主張はしますが、「外交感覚ゼロ」…まるで「集団ヒステリー」「農民一揆」「団塊世代の安保闘争」です。こういう密約があることさえわからぬでしたり顔で主張してないで、ここはまず反省と熟考の余地を、という事です2012年5月15日は沖縄本土復帰から40年だそうです。だが、沖縄では米兵による強姦やひき逃げ痴漢・万引きなど絶えないという。沖縄では4月の墓参りを「シーミー(清明祭)」というらしい。だが、沖縄の県民にはもう少し我慢して欲しい。まだ北朝鮮問題や中国問題という「地政学的問題」がある。沖縄の方には騒音など大変だろうがもう少しだけ我慢して欲しい。お願いします。また米軍基地集中に不満は、沖縄で69%で全国で33%で、本土復帰が良かったが8割です。尖閣諸島の中国船問題は、海上航空自衛隊が尖閣諸島で頻繁に演習をするなどのプレゼンスの示し方もある。バングラディシュとミャンマーが政治裁判で海上領域に中間線が引かれました。日本と中国と韓国もそうすればいいだけですよね。また普天間基地の小学校の米軍基地騒音が教室で100デシベル超であることが明らかになりました。100デシベルとは列車が通るのと変わりません。沖縄人が怒るのも納得ですね。2011年2月26日、野田佳彦首相は初の沖縄訪問を果たした。27日には沖縄県知事・仲井真氏と会談をおこなったがやはり「米軍基地県外移設」は困難であるようだ。沖縄の米軍海兵隊のグアム移転を米国議会が認めなかった。予算は120億円だが、アメリカ議会もねじれだから仕方がない。だから日米政府の在日米軍再編のロードマップ(工程表)で、グアム移転は約8000人から約4700人規模に縮小し、沖縄の普天間基地とは別に進めるという。残り約3300人はオーストラリア、フィリピン、ハワイなどに分散移転させ山口県の岩国基地も候補地になっているという。つまり、「普天間を捨てた(固定化)」訳だ。これに関しても無能外相・玄葉光一郎は「官僚の作文の棒読み」に終始した。なんなんだこの男は!アメリカが金欠で、朝鮮半島有事や中国問題より「国内経済優先路線」でロードマップが変更されたことくらい気付きなさい、ってんだ。だから日本外交はダメなのである。玄葉氏は明らかに「外相としての資質」に欠ける。こういう大臣は一秒でも早く辞任して欲しい。日本政府の本音は「中国軍や北朝鮮が恐いから米海兵隊は日本にいててくれ」というもの。何たってまともに戦えば3時間ももたない自衛隊より米海兵隊のほうが安心だ。またアメリカの本音は「グアムになんかいきたくない、日本が大金資金援助を継続して欲しい」というもの。つまり「ボディーガードしてやるから日本よ毎年5000億円継続的に払え」だ。また「90年代に沖縄で小学生女子(当時)が米兵に性的暴行(レイプ・強姦)された事件」をなんと知らなかったとして野田内閣の一川防衛大臣や山岡消費者大臣らが野党の問責決議案が成立した。辞任しないというが辞任するだろう。また沖縄普天間基地移設問題で2011年11月29日沖縄防衛局局長・田中聡氏がアセス(環境影響評価書)について「犯す前に犯すよっていいますか?」と問題発言をし、更迭されました。女性蔑視以前に沖縄県を馬鹿にしている。沖縄県では米軍兵士による性的暴行(レイプ・強姦)が何十年も前から頻発している。そのことを鑑みねば「人間」ではない。また2011年9月29日の裁判で元・毎日新聞記者・西山太吉さん(80)ら20人が72年の沖縄返還の密約文書公開を迫った一件で、密約文書が「廃棄の可能性」が示されました。これは遺憾なことだと私緑川鷲羽わしゅうは思います。が、そんな昔の事を今更蒸し返しても虚しいだけです。2011年6月21日ワシントンで2プラス2日米外相・防衛相会議があり「辺野古回帰案」で合意しました。が、年度案は決まらずまた日本人政治家の十八番「努力目標」になりました。沖縄県知事は普天間と嘉手納基地統合について負担減なら議論もあり得ると発表しましたね。この普天間基地移設問題では「辺野古移設案」が風前の灯です。2011年6月13日、北澤防衛大臣と仲井真知事の会談では沖縄県知事はV字協議は応じないと協議は決裂しました。オスプレイ配備にも猛反発です。でも「地政学的」に沖縄に基地を置くしかないんです。米国国務省官僚のメア氏が「沖縄人はゆすりたかり、甘ったれ」というような侮辱発言をした事件で、米国国務次官補キャンベル氏がプレスリリースで謝罪しました。メア氏はなにか日本人に「黄色人種・ワンランク下」という差別的考えがあったのでしょうね。ちなみにアメリカ人(いわゆるWASP)というひとたちは大体こんな思想だと考えていたほうが身の為ですよ。メア日本部長が更迭、米国大使が正式に沖縄に謝罪でしたね。「新防衛大綱(たいこう・日本の防衛はどうあるべきかという方針)」が決まりました。何が変わったか?東西冷戦時代の自衛隊(日本軍)の「仮想敵国」はソビエトでした。ですから北海道に戦車(特車)部隊や第二師団が重点的に配置されていました。ちなみに首都圏を守るのは第一師団で練馬にあります。しかし、91年のソ連崩壊で北方の脅威がなくなり、自衛隊はPKOや災害派遣にまわされます。で、最近「尖閣諸島問題」などで南方にイージス艦などを置くことになり「基盤的防衛力」から「動的防衛力(いつでも動ける)」に傾倒します。「動的防衛力」とは偵察や監察を活発にし、日本周辺の多発な事態に対応できるようにすることです。それで陸上自衛隊は減らすのですが、潜水艦は16隻から22隻になり、イージス艦(イージスシステム、「イージスとはギリシャ神話の万能の神・ゼウスが娘に与えた万能の「盾(Aegis)」のことです。イージスシステムは複数のミサイルを探知するコンピューターの塊)を4隻から6隻にする。那覇基地の1個飛行機師団を2個飛行機師団にし、沿海監視部隊を配備したりします。ちなみに潜水艦は日本では16年でスクラップにしますが、もっともつのでスクラップにせず、増やすというものです。よく自衛隊のひとは「特科部隊」といいますが「特科(とっか)」とは「歩兵部隊」のことです。自衛隊は発足時に「軍隊じゃない」という建前で「警察予備隊」という形ではじまったので、そんな風にあいまいに呼ぶのです。では世界との兵力を比較しましょう。アメリカ(人口3億900万人、常備兵力158万人、割合0.2%)、中国(人口13億人、常備兵力229万人、割合0.2%)、韓国(人口4900万人、常備兵力69万人、割合1.4%)、北朝鮮(人口2400万人、常備兵力111万人、割合4.6%)、日本(人口1億3000万人、常備兵力23万人、割合0.2%)などです。また「予備自衛隊」つまり「予備兵」がいて有事のときに駆けつける兵隊が中国では51万人、日本は3万4000人います。戦争の大原則は「守りの3倍の兵力で戦う」ということです。だから日本の20万人の防衛国を叩くなら3倍の60万人で戦うことが必要だという。ですが、北が例えばミサイルを発射準備をしようとしても日本は相手の基地を爆撃できるだけの届くミサイルも飛行機もありません。で、今空自は「空中給油」をやっています。例えばアメリカに向けて発射されたミサイルを迎撃してもいいか?ですが「集団的自衛権の行使」として物議をかもしています。ならMD(ミサイル・ディフェンス)つまり発射されたミサイルを迎撃できるか?ですが無理です。ピストルの弾をピストルの弾で撃ち落とすみたいなものです。また領空(領土と領海(領土から12海里))に入った国籍未確認の飛行機は「スクランブル発進」で撃ち落としていいですが、日本のスクランブル発進は年間150回から200回です。(04年141回、05年229回、06年239回、07年307、08年237回、09年299回)あまりに日常茶飯事に領空侵犯されているため撃墜はしていません。領空侵犯での撃墜はソ連の大韓航空機撃墜事件などは有名ですね。だから、戦争にならない為の「防衛力」が必要な訳です。ちなみに「防衛庁」が「防衛省」になりましたが、「庁」だとトップは長官、「省」だとトップは大臣です。「庁」は所詮は「内閣府管轄の組織」です。それが、「省」になれば「独自の予算」も組めますし、「閣議」を設けたり、「省令」も決められます。菅首相は沖縄の中井真知事に謝罪しました。つまり「普天間基地は辺野古で」ということです。私は「非核三原則」は「木を見て森を見ず」論だと思う。アメリカが核兵器を配備するということは責任を配備するということだ。NATOの例を見ればわかるように、核兵器を配備すればアメリカ大統領とホットラインを結べる司令官を常駐させるなど、アメリカは「配慮」しなければならない。日本の「非核三原則」みたいな「女学生の作文」で北朝鮮と戦えるだろうか?日本政府にはもっと頭をつかって欲しいものだ。2010年11月28日の沖縄県知事選で現職の中井真弘多(なかいま・ひろかず)氏(71)が再選です。普天間基地は膠着状態です。今回は在日米軍基地Wikipediaです。クラスター爆弾禁止条約が発効されました。だが、米国、ロシア、フランスが批准しない条約など意味がありません。まず基地の説明の前に日米安保条約(日米安全保障条約)について説明します。米国は2014年以内のグアム基地移設を断念しました。なんで日本国内に外国の基地や軍隊があるのか?当たり前のことですが戦争で負けたからですよね。で、アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド軍に占領されます。1951年に吉田茂首相(当時)がサンフランシスコ講和条約に署名してやっと日本は独立します。吉田は狡猾な男でした。当時の日米安保(旧)はボデイガード料と日本の動乱(共産革命のような)をアメリカ軍が鎮圧してもいいものでした。吉田は「番犬」のアメリカに守ってもらって防衛費をかけずその分を経済成長にあてる算段であったそうです。だから、「不平等」でも安保(旧)を結んだのです。そして1960年に「日米安全保障条約(新)」が岸信介首相(当時)の手で結ばれます。当時の日本人は馬鹿でした。大学生高校生サラリーマンは「安保反対!安保反対!」(60年安保闘争)とデモや大学に火をつけるなど馬鹿げた動乱をやらかします。当時の学生らは「日本に米軍をおけば日本がソ連や中国から攻撃を受ける」と抜かしたそうです。だが、岸は正しかった。反対をおさえて署名します。安保デモは660万人も暴れたと聴きます。馬鹿ですね。勝手に米軍が「番犬」になってやるという「おいしい話」を理解できなかったのですかね?馬鹿ですね。そして91年ソ連が崩壊します。そこで、極東(フィリピンより北)からアジア太平洋地域に米軍の防衛範囲が拡大します。これは湾岸戦争、イラク戦争、アフガン戦争や9・11テロがあったからですね。最近も辺野古沿岸案で日米合意しましたね。それに反対した社民党の福島瑞穂大臣が罷免されました。なぜ沖縄だけでなく徳島なのか?は1953年の奄美諸島の日本返還のとき「何かあったら徳之島を」と日米で覚書を交わしていたからです。4月に「鳩山首相も岡田外相も北沢防衛相も信用できない」としてルース米国日本大使が小沢一郎民主党幹事長と普天間基地移設先を会議していたそうです。政府は普天間基地移設先に徳之島を打診したそうですね。平野官房長官が徳之島の7条件(借金棒引きなど)をすべてのむそうですね。徳之島でいいんですか?沖縄から200キロも離れているのですよ。政府原案には「辺野古周辺」と明記されているようです。それにしても鳩山首相の「学べば学ぶにつけ海兵隊の重要性がわかってきて…」などの認識不足は呆れて話になりません。こんな認識しかない首相は一日でも早く辞任するべきです。海兵隊は自衛隊にはない「攻撃力」があります。それがすなわち「抑止力」です。アメリカは大金さえ払ってもらえればグアムに海兵隊を移すでしょう。でも、困るのは日本のほうです。なぜなら自衛隊は憲法上「攻撃力」を持ってはならないからです。沖縄ではまた在日米軍基地兵士(泥酔女兵士)が当て逃げだそうですね。基地はキャンプ・シュワウ゛陸上案と(ホワイト・ビーチ沖案断念で)徳之島案でまとまりました。が、5月決着は絶望的になりました。まさかの辺野古修正案ですね。辺野古陸上案などと言ってますね。首相はまた徳之島の実力者・病気に倒れた徳田虎雄氏に面会、沖縄や徳之島にも訪問した。首相は県外移設を断念、事実上辺野古と徳之島案を示しました。沖縄では9万人基地反対集会がありましたね。「日本に基地は必要ないのです」という「女学生の作文」もありました。でも地政学的に基地は沖縄に必要なんです。北朝鮮の核兵器開発や中国の軍事費拡大など考えてからモノを申してもらえませんか?ボディガード料金として在日米軍に6636億円年間払っています。では、まともに戦えば3時間しかもたない自衛隊でいいんですか?自衛隊では日本国土は守れないのです。在日米軍が「抑止力」なんです。そういうことを考えてから何か言ってください。岡田外相が「核の密約があった」と当たり前のことを認めましたね。ならいざというときグアムまで核をとりに行けというのか?こんな簡単な密約を自民党は50年間も「ない」と言っていました。沖縄密約を開示するよう命令がなされましたね。沖縄県知事と自民党・谷垣総裁は「キャンプ・シュワウ゛陸上案」に反対していますね。名護市の稲嶺市長は民主党政権の「陸上案」の反対集会に出席しました。またセレモニーに過ぎないのですけど社民党は普天間基地移転先を「グアム、サイパン、長崎、佐賀県」国民新党は「嘉手納、キャンプ・シュワウ゛陸上」という案を出していました。まあ、「陸上案」ですね。岩国の核保有(1966年から3ヶ月)を元・駐日米国大使が認めましたね。実は今現在も在日米軍が核保有しています。沖縄基地移設問題の話題の「名護市長選挙」の結果が出ました。何故在日米軍
が必要か?はボディ・ガード料金なんです。米軍基地は716ヵ所320国にあります。ちなみにシュワウ゛とは沖縄戦で戦死した英雄の名前です。「米軍基地いらない」と言ったのはフィリピンのマルコス大統領でした。沖縄密約ですが米国の負担1億1200万ドルを日本が肩代わりする「密約」が推定ですがあったそうです。また普天間基地移転は首相が3月以内に決めるそうです。空自は官製談合でトラブルを起こすし何だかなあこの内閣は…。クラスター爆弾禁止条約が8月に交付されます。批准国は30ヶ国です。社民党と国民新党はグアムサイパンを視察訪問してグアム側は「基地移転困難」サイパン側は「前向き」です。現在は「シュワウ゛陸上案」に北沢防衛相が歓迎して前原、福島瑞穂氏が反対していますね。民主党政権は移設案提示を見送りです。現職の島袋吉和氏(63、名護市返野古基地移設賛成派)が敗れ新人の稲嶺進氏(64、基地移設反対派)が当選しました。これで辺野古移設はなくなりました?地元は激怒していますね。稲嶺名護市長は小沢氏と会談して基地移設反対意見を主張しました。基地移設候補地には徳之島案が出ています。徳之島とは沖縄島と奄美大島との間にあるちっぽけな島です。首脳会議で鳩山首相は普天間基地問題は先送りしました。来年5月まで先送りしましたね。首相は「普天間基地のグアム移転」を否定しました。民主党政府の外交姿勢があまりにお粗末だからこうなるのですがあまり私自身とは関係ありません。沖縄は日本の日本国土の0・5%、沖縄の70%が基地施設です。基地移設とは海兵隊は訓練もしている訳です。移設とは訓練場所や軍人や家族の住まい、空母、戦闘機やヘリコプターの場所も受け入れる場所もあることです。過去の課題をエクスプローラ(検索)していくべきだが、オバマ政権も過去の軍略を踏襲しています。例えば1978年の「思いやり予算」採択まで(米軍基地の費用負担70%)費用負担は全部米国が持っていたんですよ。グアムでもOKだが、地政学上に沖縄が必要なのです。(在日米軍人は2万1000人が沖縄にいるがそのうち6000人がグアムや普天間からシュワヴに移動予定)また軍事費は日本はあげるべきではありません。ある軍事評論家は「中国の軍事費が伸びている」という。が、日本と中国が軍事的に戦うことなどあり得ません。在日米軍費用はボディーガード料金なんです。確かに沖縄県民の苦悩もわかります。爆音、レイプ、ひき逃げ…。しかし北朝鮮などの抑止力なんです。「沖縄に基地は必要ありません」などまさに「女学生」の作文です。日本は米国には勝てないばかりか中国にも勝てないですね。何故在日米軍基地があるか?は1945年の敗戦後で1951年に日米安保地位協定で在日米軍基地が出来ました。核兵器を使わない代わりに85か所、うち33か所(74%が)沖縄だけにあります。沖縄だけに在日米軍基地が集中しているのは地政学の点で有利だったからです。当時は冷戦下でソ連や中国に睨みを効かせる効果上沖縄が有利だったからです。ちなみに沖縄の在日米軍基地は品川区と同じ規模で中にスーパーや郵便局、学校や病院があります。騒音問題は沖縄の在日米軍基地の近くに日本人の住まいがあって、戦闘機の音が騒音なのです。一応、日米で夜間早朝は戦闘機を飛ばさないだの決めている。が、守られていません。沖縄には戦闘機F-15イーグル(1機28億円×54機)あります。最新戦闘機F-22ステルスは1機130億円もします。レーダーに映らない戦闘機である為に日本は買いたいのです。が、売ってくれません。開発中のF-33で我慢してくれという。つまりレーダーに映らない戦闘機をやるとアドバンテージをとられるからです。日米安保協定(1960年締結)でボディーガード料金が全部で年間5656億円在日米軍基地維持管理費用で使っています。普天間基地(の一部の)移転だけで6000億円以上払う訳です。沖縄は在日米軍基地でビジネスしています。実は在日米軍基地は全部グアムに移転しても大丈夫なのです。例えば沖縄基地からハワイまで戦闘機で2時間です。ということは目を西に向ければアフガニスタンやイランロシア中国北朝鮮にすぐ爆撃に行ける訳です。単に地政学上に有利だったから沖縄に在日米軍基地が集中している訳です。しかしながら、言わせてもらえばボディーガード料金が5656億円です。自衛隊はまともに戦うと3時間もちません。だから在日米軍が費用なのです。ボディーガード料金プランです。在日米軍基地移転をして米軍は日本から出ていけ、など馬鹿です。ボディーガード料金なんです。自衛隊では日本は守れません。ボディーガード料金なんです。5656億円はボディーガード料金なんです。
またいわゆる「核密約」は当たり前です(岡田外相は「核密約」を認めましたね2010年1月迄に密約文書を報告するという。密約文書が故・佐藤栄作元首相の私邸から出てきたそうですね。遺族がニクソン米国元大統領と佐藤栄作元首相との沖縄核密約文書を保管していたようです)。外務省は「密約文章」が現存せず、という。つまりとっくの昔に廃棄したということです。(世論は密約認めるべきが60%非核三原則維持は72%)核ミサイルはあって当たり前です。なら有事の時にグアムまで核ミサイルを持って来させるのか?当たり前のことを「密約」などということ自体「平和ボケ」です。核ミサイルがなくて北朝鮮を抑えられますか?常識で考えてください。元・外務省アメリカ局長の吉野文六さん(91)も沖縄基地密約文書を認めていますよ。インド洋のいわゆる「給油活動」ですが、只撤退だけでは駄目です。アフガニスタンへの民事上支援などをやるべきです。湾岸戦争の時は260億ドルも払っても日本は無視された。またアフガニスタン支援でも「人的貢献は困難」として70億ドルの支援金をやるそうです。金だけで活動しないならまた無視されます。民間人は治安の問題でアフガニスタンでは活動出来ません。何も自衛隊にアフガニスタンで戦争しろっていう訳ではありません。が、金だけでは無視されますよ。自衛隊がアフガニスタンで医療支援や学校支援などあるはずです。頑張ってください。 
 

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ジュノー マルセル・ジュノー博士と原爆・虐殺と闘った医師小説4

2012年10月17日 07時22分20秒 | 日記
         4 原爆完成






  六月十八日、アメリカ合衆国ホワイトハウス……
 ハリー・S・トルーマン大統領は閣議を開いていた。
「ナチスにもジャップにも勝てるかも知れない」
 トルーマンは苦笑した。
「まあ、ソ連の参戦のおかげなのだが……」
 この頃から、アメリカはソ連(現・ロシア)の共産主義を怪訝に思っていた。
 しかし、今はそんなことはいってられない。
 アメリカは、ナチス・ドイツにも日本帝国にも勝たねばならない。そのためならソ連をも利用しなければ……
 トルーマンは「どうしたら勝てる?」と単純に尋ねた。
「平和利に…」ヘンリー・スティムソン陸軍長官がいった。
「大統領閣下、日本やドイツとは平和利に解決する手があります。日本には平和派が内閣をとりました。話し合いがきくかも知れません」
 その話通り、日本では穏健派の鈴木貫太郎内閣が成立していた。
「天皇制さえみとめれば日本は降伏するでしょう」
 しかし、それに反発したのがジェームズ・バーンズ(のちの国務長官)だった。
 バーンズは「日本の裕仁はヒトラーやスターリンと同じです! 軍事行動が必要です!」 と強行意見を述べた。
 トルーマンとはもともと凡人である。部下の意見を付和雷同できき、ついには原爆まで使ってしまう。凡人というより、ただの馬鹿なのではないか?

  日本もナチスも敗戦濃厚であった。
 ドイツでは、マルセル・ジュノーの親友・ジュペルが野戦病院で医療活動を懸命に行っていた。彼の脚の怪我は治っていた。看護婦はあのオードリーである。
 しかし、悲劇がおこる。
 ロケット弾の流れ弾が病院に近くに被弾し、爆発……
 看護婦リズは爆死してしまう。
「リズ! リズ!」
 彼女は血だらけでジュペルの腕の中で死んだ。ジュノーも電報を受けて号泣した。
  1945年7月16日、アリゾナ州ロスアラモスで原爆実験が成功した。
 米国が一番先に『核』をもったのだ。
 原爆の破壊力はすざましいものだった。
 半径何十キロが火の海になる。
 オッペンハウアー博士はその光景をみて、驚愕し、戦慄を覚え、
「とんでもないものをつくってしまった。われわれは神の領域に触れたのだ。この兵器が実際に使われないことを祈る」
 と心の中で呟いた。
 ……人類は核という前代未聞の兵器を手にした。


  集会にナチスの宣伝省・ゲッベルスが到着して、全国放送のマイクを前にして、こう演説した。
「学友諸君!ドイツの男女諸君!
 今や、極端なユダヤ的知性主義の時代は終わった。汚らわしいユダヤ人は、消え去ろうとしている。そしてドイツ革命の突発がドイツ的な道にも、通り道を開いた。国民社会主義運動が権力を掌握した時、かくも早く、かくもラジカルにドイツを片付けることができるとは、まだ知ることができなかった。革命は上から来たのではなく、下から突発したのだ。国民が再び国民への道を見出だしたのだ!そして、老年がそれを理解しないうちに、 ーわれわれ若い者がすでにそれを成し遂げたのだ!
 古いものは炎に光に包まれて、一つの近いをしよう。国家と国民とわれらの総統、アドルフ・ヒトラー、ハイル!ハイル!ハイル!」
 狂気の歓声と拍手がわきあがった。そして、ハイル!ハイル!の声が響きあった。ーハイル・ヒトラー!総統万歳!!ー

 オランダでは隠れ家に潜むユダヤ人少女、アンネ・フランクが日記を書いていた。
”ドイツの大物のひとり、ラウターが演説をしました。「すべてのユダヤ人は、七月一日までに、ドイツの全占領地域から追放されなければならない。まず、四月一日から五月一日までのあいだに、ユトレヒト州より彼らを駆逐し(ユダヤ人はまるでゴキブリ扱いです)、さらに五月一日から六月一日までのあいだに、北ホラントならびに南ホラントの両州を掃湯する」こうして追い出された気の毒な人たちは、哀れな病気の家畜さながらに追いたてられ、どこかへ送られていくのです。でも、そのことは、いまは話さずにおきましょう。考えても、悪夢にうなされるだけですから。”


 「駆逐」は実行された。
 月の高い夜だった。ナチスの兵隊たちは、一列になって、ユダヤ人隔離地帯(ゲットー)の街路地をツカツカと行進した。そして、銃をかまえて、次々とユダヤ人たちのアパートや家へ突入した。
 爆音が響く。その次の瞬間、鋭い銃声が鳴り響いていく。
 ナチスどもは、気に障ったユダヤ人たちを、次々と射殺していった。ー男だろうと、女だろうと、老人だろうと、子供だろうと、赤ん坊だろうと……そんなことは関係がなかった。
 つぎつぎと、血だらけの死体の山が出来ていった。ー死体の山、山、山…。
「はやく、並べ!」
「こっちへこい!」
 ユダヤ人たちが家畜のようにひかれていき、どんどんと荷物のようにトラックへとつめこまれていった。彼ら、彼女らはどこへ連れていかれるのか…?ー決まっている。アウシュビィッツだ。強制収容所に運ばれ、処分されるのだ。ーガス室で、虐殺されるのだ!
 ただ、ユダヤ人、というだけで…。

”親愛なるキティーへ、
 いま主事務室にゆったりとすわって、カーテンの隙間から外を眺めているところです。 もう薄暗くなっていますが、あなたに手紙を書けるくらいの明るさはあります。
 こうして外を通る人々をながめていると、とても奇妙な光景に見えます。だれもがひどくせかせか歩いていて、いまにもつまづきそうなんです。それから、自転車はどうかというと、それがあまりの猛スピードなので、こちらの目が追いつけないほど。どんなひとがのっているのか、それすら見定められないくらいです。この界隈に住む人達は、あまり上品には見えません。とりわけ子供たち。しゃべってる言葉も、わたしにはほとんどちんぷんかんぷんです。
 きのうの午後、この部屋でマルゴーと行水を使っているときでした。わたしはふと、こんなことを呟きました。「ねえ、かりによ、かりにあのスラムの子供たちを、通る端から釣り竿で釣りあげて、お風呂に入れてやり、服も決まって、つくろってやってから、帰してやるとしたら……」
 するとマルゴーがそれをさえぎって「どうせあしたになったら、元のもくあみよ」そう言いましたっけ。
 どうやらまたくだらないおしゃべりになったようです。それに、見るものならほかにないわけじゃありません。車、船、雨。とりわけわたしの好きなのは、市電がごとごとと通ってゆく音です。”


”追伸ー
  だいじなニュースをお伝えするのを忘れてました。もうじき初潮があるかもしれないってことです。ここしばらく、パンツにねばねばしたものがついているので気がついたんですけど、そしたらママが話してくれました。とても重要なことらしいので、始まるが待ち遠しくてたまりません。ただひとつ困るのは、生理帯が使えないということ。いまではもう手にはいりませんし、かといって、ママの使っているような小さな栓みたいなのは、赤ちゃんを産んだことのある女のひとにしか使えませんから。”
         *
  午後。アンネがひとりで、自分の部屋の机に向かって日記を書いていると、
 とんとん、とノックの音がした。そして、
「ミープよ」とマルゴーが顔をだした。
「ミープ?!」
 アンネはそうきくと、すぐに日記帳をとじて、部屋を出ていった。ーミープだわ。
 皆のいる部屋にいくと、もうもりあがっていた。ミープが美味しそうなケーキを持ってきてくれたからだ。
「わあっ、ケーキ…」
 アンネの喜びの声につづくように、ファン・ダーンさんは舌をならして、
「わたしにも早くそれをわけて下さい」
 と言った。息子のペーターも同じように、
「僕にも。早く、お願いね」と言った。
「はいはい。」
 ミープはくすっと微笑んで、ケーキにナイフをそっといれていた。……

  しばらく、ケーキと紅茶でのヴレイク・タイムが続き、その後、ミープは語り始めた。ーアンネたちの食料を融通してくれていた地下組織のひとたちがつかまってしまったことを、である。ー
 その語りを聞いていたファン・ダーンさんは、ふうっと溜め息をついてから、
「ミープ、わたしの背広を売ってきてくれないか」
 と切り出した。「こんな生活に、背広はいらない。闇で高く売ってきておくれ」
「ファン・ダーンさん…」
「頼むよ」
「……わかりました。出来るだけ高く売ってきます」
「ありがとうミープ」ファン・ダーンさんはその後、つづけて「ただし、タバコ、煙草を買ってくるのを忘れんでくださいよ」
 と、無邪気に微笑んだ。

”ーこの年、協会の鐘が鳴らなくなりました。鉄が不足して、ドイツ軍が教会の鐘をとりのぞいて、それで爆弾を作ったのだといいます。まったく、パチ当たりです。”

”親愛なるキティーヘ、
 だれかと話をしたいという欲求があまりにも強くなり、どういうわけかふと思いついたのが、ペーターを相手に選ぶことでした。これまでにも、日中ときどきペーターの部屋にあがっていったことはありますけど、いつ行ってもそこは、とても居心地よく感じられました。ただ、ペーターは人一倍内気で、たとえ迷惑だと思っても、けっしてひとを追い出すようなことはしませんから、わたしもうるさく思われないように、長居はしない配慮はしていました。なんとかして、それとなく部屋に腰を落ち着かせて、彼が話し出すように持っていけないものか、あれこれ口実を探していたところ、きのうそのチャンスがめぐってきたんです。ペーターはこのところクロスワードに凝っていて、ほかのことはなにひとつやらないくらいに熱中しています。そこで、そのパズルを解くのを手伝ってあげているうちに、いつのまにか、小さなテーブルをはさんで、彼は自分の椅子に、わたしはソファベットにすわり、たがいに向かい合うかたちになっていました。
 ふと顔をあげて、彼の深いブルーの目をのぞきこみ、彼がこのわたしの思いがけない来訪にとまどっているのを見てとると、わたしのなかに奇妙な感覚が走りました。なぜか彼のこころのうちが読みとれたんです。彼の表情には、困惑と、どうふるまったらいいのかわからないという自信のなさと同時に、わずかにちらつく男性意識らしきものを感じとれました。彼の物慣れない、内気そうな態度を見ると、わたしはなんだかとてもやさしい気持ちになって、こう言ってみたい衝動にかられました。
 ねえ、なんでもいいからあなたのことを話してくれない?こんな愚にもつかないおしゃべりでなく、もっとましな話題はない?でも、こういう質問って、思いつくのはたやすくても、口にだすのはずっとむずかしいんですよね。
 それにしても、どうかわたしがペーターに恋してるなんて思わないでください。ぜんぜんちがいますから!もしファン・ダーンさんのところの子供が男の子でなく、女の子だったとしても、わたしはやっぱりその子と親しくなろうとしたでしょう。”

”おかあさんは、ペーターがわたしに恋してると思ってます。正直なところ、それが事実ならうれしいと思います。そうすれば、おたがい五分五分の立場になり、そこではじめて、本当に相手を知ることができようになるでしょうから。また、おかあさんにいわせると、ペーターはたえずわたしのほうを見ているとか。たしかにそうかもしれませんけど、彼がわたしのえくぼを見たがったり、ときどき両方でウインクしあったりしたとしても、それはやむえないこと、わたしにはどうすることもできません。
 わたしはとてもむずかしい立場にいます。おかあさんはわたしのすべてが気に入らず、わたしはまたおかあさんに反発し、おとうさんはおとうさんでそれに目をつむって、親子のあいだの無言の闘いを見まいとしています。おかあさんは本心でわたしを愛しているだけに、こういう状況を悲しんでますが、わたしはとうにおかあさんに愛想をつかしているので、ちっとも悲しいとは思いません。
 そして、ペーターは………ペーターとはわたしも仲たがいしたくありません。すごく愛すべき人柄ですし、おおいに敬愛しているからです。いつかわたしたちのあいだには、なにか美しいものが生まれるかもしれません。なのにどうして”ご老人”たちは、いちいちわたしたちに口出ししなくてはならないんでしょう。”

”わたしたちふたり(わたしとペーター)は、ふたりして屋根裏部屋から青空と、葉の落ちた裏庭のマロニエの木とを見あげました。枝という枝には、細かな雨のしずくがきらめき、空を飛ぶカモメやその他の鳥たちの群れは、陽射しを受けて銀色に輝いています。すべてがいきいきと躍動して、あまりの感動に、ふたりともしばらく口をきけませんでした。彼は太い梁に頭をもたせかけて立ち、わたしは床にすわりこんで、そろって新鮮な空気を吸いながら、外にひろがる光景をながめ、そしてどちらもうっかり口をきいて、このひとときの魔法を破ってはならないと感じていました。そのまま長い時間が流れましたが、やがて彼が薪を切りにゆくときがくると、わたしにもしみじみと彼が、ほんとうにいいひとだという実感が湧いてきました。彼がロフトへの梯子をのぼっていったので、わたしもあとを追って、そのあと彼が薪を切ってくる十五分ばかりのあいだも、ふたりは依然として無言のままでした。わたしはすこし離れて、彼の仕事を見守り、彼は力のあるところを見せようと懸命に奮闘しています。そのあいだもわたしは、ときどき開いた窓から外の景色を眺めてましたが、そこからはアムステルダム市街の大半が一目で見渡せます。遥かに連なる屋根の波、その向うにのぞく水平線。それはあまりにも深いブルーなので、ほとんど空と見分けがつかないほどです。
 それを見ながら、わたしは考えました。
「これが存在しているうちは、そしてわたしたちが生きてこれを見られるうちはーこの日光、この晴れた空、これらがあるうちは、けっして不幸にはならないわ」って。”

”春は希望の季節…。そして、わたしにも春がやって来ました。メンス…それはとても嬉しいような、嫌なようなフクザクな気持ちです。”

「アンネもとうとう…」
 屋根裏部屋で二人っきりのときに、マルゴーがうれしそうに尋ねた。
「でも…うれしいような…悲しいような…」
 アンネは大きく溜め息をついて…
「複雑だわ…」
「そう…?」
 マルゴーは無邪気に微笑んでいた。
 ふたりはなんとなくほわっとした感じで、青空に浮かぶ白い雲をジッと見た。うららかな春風が頬にあたり、心地よかった。もう少し身を乗り出すと、水平線が見える。そう、隠れ家生活の少し前、マルゴーとふたりで見た海……。
 秋の荒れた海。
 つめたい潮風がひゅうひゅうと頬にあたって、とても痛くて冷たい。ふたりはテトラポットに腰掛けていた。さすがにこんな海をみようなんて物好きはいないらしく、人影は見当たらなかった。だけど、不思議なもので、海をみていると、寒かろうが暑かろうが、ひとりだろうと大勢だろうと、そんなことは忘れてしまう。何か別の世界に引き込まれそうな、それでいてなにかいいたそうな神秘的な海。ーずうっとずうっと見ていてもあきることはないだろう。ーだけど今では、あまりにも近くにあるにもかかわらず、波音も潮の香りもあらためて感じることができない。そんな現実を受け止めるには、あまりにもアンネは若すぎて、心細いものだった。
「ねぇ、マルゴー」
「なあに?」
「マルゴーは、将来なんになりたいの?」
「ええ……まだ考えてないわ…アンネは?」
「わたし?」アンネは元気にいった。「わたしは…作家。いろんな小説だとかを書くの!思いついたことを全部」
 アンネの長い黒髪が冷たい潮風にゆれていた。あまりに寒いので白い肌は少し赤くほてり小刻みに震えていて、それでも瞳だけがきらきら輝いていた。ーそれから、しばらくの静寂をやぶるようにアンネは寂し気な横顔になって呟いた。
「でも……私の書いた童話、出版社に送ったんだけど、ボツだって」
「まぁ………それは残念だったわね」
「残念なんてもんじゃないわよ」
「でも、また別の出版社に送ったらいいんじゃない?きっとチャンスがめぐって来るわ」 と、マルゴーは明るくいった。「うん…」アンネはうつむいて、少し涙ぐんだ。でも、悲しい気分も一瞬で、次には彼女は、
「ねえ、ほんとうのことおっしゃい!マルゴーは将来なにになりたいの?!」
 と尋ねて微笑んでいた。
「そうねぇ、看護婦さんかなぁ…。もしなれたら、大勢の苦しんでいるひとたちを助けられるじゃない?」
「へぇーっ」アンネは嫌味ではなく言った。
「さすがは優秀なお姉さまだわ。言うことが違う!」
「なにいってんだか…」
 ふたりは、顔をみあわて、もう一度、微笑んでいた。


”ゆうべ、ヒューズが飛んで、電気がきれました。おまけに、一晩じゅう高射砲が鳴りづめ。いまだにわたしは、高射砲や爆撃機に関連するあらゆるものへの恐怖を克服できません。それで、ほとんど毎晩、慰めてほしくてパパのベッドにもぐりこみます。子供っぽいとはわかっていますが、この不安がどんなものか、あなたには想像もつかないでしょう。ー高射砲の音って、ものすごく大きくて、自分の声さえきこえないほどなんです。宿命論者のはずのペトロネラ夫人など、ほとんど半べそをかきながら子供っぽいキイキイ声で、「あぁ、いやだいやだ!じっさいなんてすごい砲撃なの?」と叫びたててましたけど、それって本当は「こわくてたまらない」って意味なんです。
 たとえ蝋燭でもついててれば、真っ暗闇よりはまだしも安心です。わたしなんか、おこりでもついたみたいに震えが止まらず、とうとう蝋燭をつけて、とパパに頼みました。でもパパはききいれてくれず、明りは消されたまま。そのうちふいに、ばりばりと機関銃の射撃がはじまりました。機関銃の音は、大砲の音より十倍も不気味です。
 ママまでもがベットからとびおりるなり、ピムの制止をきかず、蝋燭をともしました。 ピム(ペーターのこと)がたしなめると、
「なんてったって、アンネは歴戦の勇士なんかじゃないんですからね!」ときっぱり言いかえし、それで議論に決着がつきました。”

”親愛なるキティーへ、
 ヒューラー・アラー・ゲルマーネン                              「全ゲルマン民族の指導者」が負傷者を見舞っているようすをラジオで聞きました。聞いているだけでうんざりしました。問答はこんなふうですー
「姓名はハインリッヒ・シュペルであります」
「どこで負傷した?」
「スターリングラード近辺であります」
「傷の具合は?」
「凍傷のため両足を切断、さらに左腕の間接を砕かれました」
 まさにこういったぞっとするような茶番劇がラジオで流されているのです。兵士たちは負傷したことを誇りにでもしているかのようでした。傷が重ければ重いほど、名誉、というわけです。なかのひとりは総統と握手できた光栄(といっても、握手する手があればですが)に感激して、ろくに口もきけないようすでした。”

  1945年6月6日、連合軍による「ノルマンジー上陸作戦」が開始された。
 地図をみれば明らかなように、イギリス東南部から海を渡ってフランス海岸に上陸するには、ノルマンジーよりもパ・ド・カレー県のほうが距離も近く、物資運搬にも、空軍からの支援のうえからも有利なはずである。
 ナチス・ドイツもてっきりパ・ド・カレー県から連合軍が上陸してくるものとして、そこに強大な防衛姿勢で望んでいた。一方、連合軍はしきりにニセ情報を流して、パ・ド・カレー県から連合軍が上陸してくるというように見せ掛けた。わざとパ・ド・カレー県に爆撃までした。その結果、ドイツ軍は益々、パ・ド・カレー県に兵力を集める。
 こうして、連合軍はナチスがパ・ド・カレー県に兵力を集めているすきにノルマンジーから上陸した。上陸作戦が成功したのも、こうした周到な準備があったからである。



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中国の正体 中国よ、この嫌なところだけは治してくれ

2012年10月16日 16時23分25秒 | 日記
中国の正体
  
 日本で2012年秋に開かれたIMF(国際通貨基金)の会議に中国幹部が来日しなかった。当然「(尖閣のこともあるので)日本に恥じをかかせよう」という狙いだ。が、これは「チャイナ・リスク(中国のリスク)」を世界に見せつけた形になったと思う。ラガルドIMF理事が「大変に遺憾」と、欧州危機で世界中が大変なことになっているときになんだよ中国は、と不快感を隠せない様子であった。世界第二位の世界経済大国らしからぬ「器の小ささ」である。また中国の新聞紙はNYタイムズ紙に「DUAOYU ISLAND BEJONG TO CHINA」という中国日報が2面カラー広告を掲載させ「中国の領土・尖閣諸島を日本国が奪った」と広告という形で掲載させた。中国のテレビも新聞もすべて中国共産党中央宣伝部が統括している。中国共産党の不利益になることは書かないし報道もしない。いやできない。ツイッターやブログでさえ監視されてうっかり悪口や反政府活動をしたら投獄は覚悟せねばならない。日本は中国のようなプロパガンダ(大衆操作)の戦略が残念ながらない。中国人のように反日デモしろとは言わないが、もう少し言葉だけで「戦略会議」「国家戦略」ではなく、戦略的な活動が日本には欲しい。日本に「戦略家・軍師」さえいれば…。亡命チベット人の新たな新指導者として、ロブワン・マング氏(44)首相が台頭してきた。これはいい状態ではある。だが、チベット独立などムリである。そんなことは中国共産党が許す訳ないし、中共が滅んでも、新政権が中国国土の3分の1のチベット自治区を手放す訳はない。日本と中国の関係は1972年9月29日の田中角栄首相(当時)の電撃的訪中により周恩来首相(当時)とがっしりと握手して40年目になります。田中角栄は無学ではあったが「中国の市場としての魅力」を嗅ぎ分けた天才的政治家であった。日中の友好の証としてパンダ(カンカン、ランラン)が贈られた。日本の中国への好感度は70年代は80%だったが、2012年は26.6%まで落ち込んだ。2012年は「日中国民交流友好年」であったのだ。尖閣諸島の国有化も中国側は「まさかやらないだろう」日本側は「これくらいで怒らないだろう」という読み違いがあった。かつてソ連が中国と敵対関係になりつつあって、米国ニクソン大統領(当時)とキッシンジャー国務長官(当時)が電撃訪中して毛沢東と握手した。角栄はニクソンの真似をした。日本は円借款、ODA、工場誘致、技術提携とやった。「同文同種(同じ文字を使う人種同士わかりあえる・日本財界マスコミ)」といい90年代は小平が「改革開放政策(経済の資本主義化)」を実施。ソ連崩壊(91年)、2010年中国GDP世界第二位になると中国人は観光客として年間113万人訪日し、1人当たり17万6000円も金を落としてくれるお得意様になった。2005年2010年2012年「反日デモ」が起こった。日本企業やスーパーを破壊し放火した被害額は1億円とも。だが、困るのは在中日本企業で働く1000万人の中国人労働者だ。そもそも中国人はメンツを重んじる人種」だ。9月のロシアでのAPECで野田首相に胡錦濤国家主席が(立ち話にせよ)「尖閣国有化しないで」といったのにその2日後に「尖閣諸島国有化」をしたのが間違い。2012年10月18日は柳条湖事件(満州侵略)から81年、野田訪中が7月7日(盧溝橋事件)だったり、来年(2013年)の訪中日が南京大虐殺の日だったり。火に油を注ぐような無知外交が仇ですね。日中の貿易額は27兆円(年間)、中国市場は34兆円(年・世界一の日本の貿易相手)だ。中国とは喧嘩は出来ぬ。だが、両国に知日家・知中家がいないのが不幸ですよね。日本側が中国のレアアースを買うなど妥協案を出すべきです。まあ、玄葉外相だの田中真紀子だのじゃダメだわな。2012年9月27日、中国の外相・楊潔(ようけつち)外相が国連で演説し、「日本側が中国から尖閣諸島を盗んだ」と演説しました。ここで頭にきて「中国をやっつけろ!」となってはダメだ。政冷経熱(政治は冷たくとも経済は熱い)でいこうよ。日中国交正常化40周年の中国での式典を中止する、と中国側(中国政府)が伝達してきました。尖閣諸島国有化への反発といわれています。尖閣諸島に百隻以上の民間中国漁船が到着、それも受けて日本外務省事務次官の河相周夫(ちかお)外務事務次官が2012年9月24日訪中、25日に中国事務次官・張志軍外務事務次官と会談するという。南沙諸島問題を抱えるASEAN諸国でも中国への苦慮が日本と同じだけあるといいます。ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイなどで「南沙諸島は中国のものだ」としている中国に不満爆発寸前だという。これは日本と(尖閣諸島を中国の領土だと主張している)中国と似ていますね。我々は世界第二位の経済大国・中国とも世界第一位の米国とも懇篤に付き合うべきだ。が、ASEAN諸国と裏で手を組んでいても外交上マイナスにはならない。外交とは狡猾でなければね。「反日デモ」鎮静化ですね。これは10月の中国共産党全国人民代表者会議(全人代)までには鎮静化しなければ、という中国政府の封じ込め作戦が効を達したという訳です。まあ、「ガス抜き」で蟻族たちの不満を解消させた訳です。2012年9月14日、中国公船が国有化後は初めて尖閣領海を侵入しました。またしても大規模「反日デモ」ですしたね。反日デモはどんどん過激化して暴徒化していきましたっけ。中国在住の日本人も「日本語を話すとリンチにあいそうで怖い」といってました。そういえば満州事変(侵略・1931年)の発端となった柳条湖事件(侵略)から81年です。中国当局は西安での反日デモを禁止通達を出しました。瀋陽では投石もあったという。中国監視船3隻が尖閣諸島領海侵犯です。「反日デモ」が続きますよね。暴徒と化した中国人が日本製の製品を壊す、日本料理店破壊など北京、南京、蘇州、青島、珠海、西安…そのエネルギーを反中国共産党(独裁体制)に向ければ「中国版ジャスミン革命」になるのになあ、と私などは思ったりします。反日デモは深釧で暴徒化して武装警察隊が催涙ガスを使った。壊すことが愛国なのか?意味がわかりません。只のテロと同じレベルである。だが、そこは中共がうまい。反日デモで「ガス抜き」に成功しています。2012年9月2日、東京都の職員が尖閣諸島を洋上調査を強行しました。そして血税20億円で「国有化」しました。あまりいい策とは思いません。火に油を注ぐだけですから。当たり前ながら中国側は大反発しています。中国も毛沢東・周恩来・小平以後カリスマ的人物がなく、韓国も朴正煕以来いい人物がなく「反日デモ」でガス抜きをして反政府運動にならないように日本国を「スケープゴート」にするしかありません。まあ日本側も侵略戦争や従軍慰安婦問題や戦争時軍事帝国時代の虐殺・強姦・略奪・(数は30万人ではないかも知れないが)南京大虐殺など本当の謝罪・賠償がまだだ。真珠湾奇襲攻撃への謝罪くらいしろよ、という事です。大事なのは脱原発のような集団ヒステリーで「反中国」「反韓国」にならない事。政治は冷たいけど経済は熱い「政冷経熱」でいこう。KARAや東方神起やBIGBANGや少女時代のCDは買おう。三国志や韓国ドラマを観よう。政治を経済問題にリンクさせないようにという両国の本音を知ろう。韓国人や中国人だって嵐やSMAPやAKB48の音楽を愛しているし、日本のアニメや漫画を愛している。集団ヒステリーはやめよう。右翼のプロパガンダに騙されないで。2012年8月27日、北京で丹羽駐中国大使の車が襲われました。2台の車に幅寄せされ公用車の日本国旗を奪われたが、丹羽大使らに怪我はなかった。男2人が逮捕されたが起訴はされずであった。中国側は早く幕引きがしたいのだ。何せ犯人を英雄視する中国人が大勢いるから。まあ、いいだろう。2012年8月19日、尖閣諸島に日本人右翼地方議員10人が上陸、これが火に油を注ぐ結果となり中国各地で「反日デモ」が相次いだ。これを受けてか外務省との軋轢が問題視されていた丹羽宇一朗駐中国大使(73)を更迭、後任を西宮伸一外務審議官(経済担当、60、2012年9月16日病死・後任者へ)とした。藤崎一郎駐米大使(65)の後任に、佐々江賢一郎外務事務次官(60)、武藤正敏駐韓国大使(63)の後任に別所浩郎(こうろう)外務審議官(政務担当、59)を充てるなどした。2012年8月15日、香港の中国人活動家7人が沖縄県尖閣諸島(の魚釣島)に上陸して、不法入国の疑いで計14人の中国人活動家を現行犯逮捕した。香港当局も出港を容認していたようで、「反日感情」の現れです。ここでも「過去の侵略戦争の謝罪と賠償の解決なし」という日本側の問題があるようです。強制送還で仕方がない。大事なのは中国と台湾という国際政治上重要な提携相手を失うべきではない。香港の活動家たちは何故上陸出来たのか?海上保安庁の目をかいくぐって何故上陸出来たのか?ニュースだけではわかりませんね。多分、活動家のバックにお金持ちのパトロンがいてお金を出しているのでしょう(中国政府関係者も含めて)。だが、今回も強制送還で「正解」である。何故なら国民も民主党議員や凡俗の政治家も知らないかつての自民党と中国側との昔の「密約」があったからです。それは(1)中国は、実効支配の原則から尖閣諸島を日本領土として認める。(2)しかし一方で、中国も国内法では領土権を主張できる。というもの。尖閣諸島で逮捕した中国人は「密約」によれば日本で裁判にかけることなく逮捕して中国側に引き渡すのが「正解」であり、「約束」なのです。ゆえに、今回は中国政府も公式には大きく騒ぎ立てるようなことをしていないのです。オスプレイ問題もまた「「軍政」に関わることは米軍に従う」という日米安保条約ならびに「沖縄返還の条件」でもあります。知らないのは国民と民主党政治家と無能集団だけ、というまたまた「お先真っ暗」な状態なのです。ベトナム戦争や湾岸戦争などでも、日本の国防とは関係ない争いでも、米軍が沖縄を利用したのは「約束通り」に米国軍は「軍政」として沖縄をつかったまでなんです。日本政府(国)が合意しているのですから、米国軍人からみれば「当たり前じゃん」ということ。沖縄県知事や県民や日本国民は「沖縄の軍政に文句を言う権限」など密約上ない、のです。北方領土もまたしかり、です。北方領土に関しては森喜朗元首相がその辺を知っていますから森氏に任せるのが正解ですね。残念なことに民主党議員も国民も無知で傲慢です。「脱原発」だの「沖縄に基地いらない」だの無邪気に強く主張はしますが、「外交感覚ゼロ」…まるで「集団ヒステリー」「農民一揆」「団塊世代の安保闘争」です。こういう密約があることさえわからぬでしたり顔で主張してないで、ここはまず反省と熟考の余地を、という事ですね。台湾企業・鴻海(ホンハイ)と事業提携をしている(というか殆ど子会社化されている)シャープは大阪堺市の工場や東京都内の事業拠点の2ビルを売却し大幅な赤字を補てんするという。マーケットは大規模なリストラがなければ納得しまい。電子機器の受託製造で世界最大の鴻海(ホンハイ)精密工業グループの郭台銘会長は台湾も領有権を主張している沖縄県・尖閣諸島に関して、「日本が望むなら私が出資する。日台双方で東シナ海の油田開発を行って共に利益を生み出せたらよい」と発言したそうです。大前先生はおそらくは「売名行為」であろう、と言います。本気ではなく仮に5000億円払っても「売名行為」として安いもの、だといいます。「シャープとの提携」にしても本当は「買収」で、シャープは鴻海の日本支社ですね。また台湾の大手石油メーカーの奇美実業は液晶事業から撤退しました。ここでも最大株主の郭台銘会長が「おいしい所とり」です。世界のシャープの買収や鴻海などで世界的な富豪となった郭氏は、笑いが止まらないことでしょう。また中国の民主活動家の李旺陽(60)が当局の手により自殺に見せかけられて殺害されたという。勿論証拠はない。中国人民銀行(中央銀行)は金利を0.25%引き下げるという。また「金儲けの神様」と呼ばれ活躍した直木賞作家で経済評論家の邱永漢(きゅうえいかん・本名・丘永漢)さんが2012年5月16日、都内の病院で心不全のため死去しました。享年88歳。氏は台湾生まれで1954年に日本に亡命、1956年に亡命生活を書いた「香港」で直木賞をうけました。次々といい人物が死去しますね。残念です。ご愁傷様。また中国の民主活動家・陳光誠氏が中国の米国大使館に亡命してしばらく経つ。報復のためか陳光誠のおいが殺人容疑で逮捕されたという。また北京で開かれた日中韓経済閣僚会議では日中韓で今年度内(2012年)のFTA交渉合意を目指す。日本にとって中国は米国につぐ第二位の貿易国、韓国も米国・EUにつぐ第四位の貿易国です。はやくFTA合意が成ればいいですね。また中国政府は陳氏の「出国」を認めましたね。1989年亡命の故・方励之氏、1997年の魏京生氏、1998年の王丹氏、2006年の余傑氏に続いてですね。まだ陳氏の自宅には監視村人(日当100元(16400円))がいつも睨みをきかせている。さて今回は中国の商標権や特許の話です。例えば日本側アニメ「クレヨンしんちゃん」というのがあります。ですが、中国人が勝手に1997年に「蠟筆小新(ラオデーシャオシン)」として名前やイラストを著作者に無断で、商標登録していたのです。驚いたのは日本人で、
当然、「著作権違法だ」と裁判になりました。2004年から8年かけてやっと日本側が「著作権保護適用」として勝訴しました。ですがドラえもんやプリキュア、ワンピース、ハローキティ、iPad(裁判中)など、訴訟金目当てに中国では無数に無断商標登録されています。著作権とは「イラスト」「音楽」「作品」「文章」「映像」などそのひとが創造した時点で自動的に発生する権利です。この私の文章も私緑川鷲羽わしゅうの著作物です。一方、商標権とはネーミングやイラストやマスコットなど早い者勝ちの登録制度です。つまり発明のような先願主義です。特許、実用新案、商標権などです。なりすまし商標が「SQNY」「HITACCHI」などです。これは少し笑えます。が、先取り商標といって「地名」「ブランド名」なども登録されています。有田焼、秋葉原、米沢牛、大阪…。まあ、どっちみち金が欲しいだけです。「face book」でさえ登録されていますが、中国でface bookは言論統制で使用不可です。北朝鮮にも特許庁があって「スターバックス」のロゴと文字・イラストが無断登録されているのです。これは中国がいかに知的財産権(特許・実用新案・商標)の戦略があるかだと思います。日本の特許庁の官僚と話した事があるのですが、「特許庁は商売じゃないのだから特許料金を下げればいい」と私の案に賛成していただきました。確かに出願料や審査料金を安くすれば玉石混合で「つまんない発明」も多くあると思います。だが「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」です。日本も「知的財産戦略」で特許・実用新案・商標登録の金額を10分の1に下げましょうよ。それでいい発明が20も30もあったらそれこそ日本の勝利なんですから。また天安門事件の民主活動家で、米国に亡命中であった学者の方励之氏(76)が死去したといいます。死因は不明。ご愁傷様です。私緑川鷲羽わしゅうは「従軍慰安婦」はいたと思っています。20万人ではないにしろね。だから、裁判で確実に過去の日本軍兵士に被害にあったと確実に認められたひとには賠償金と国家として謝罪するべきです。もちろん、私は先の戦争で大爆撃を受け「焼野原」になった日本を再生させ「世界に冠たる経済大国」にしてくれた先輩の皆さんや、犬死だが戦争で命をおとした霊兵も尊敬しています。が、一方で「侵略戦争などなかった」だの「朝鮮併合」はなかっただの「従軍慰安婦はいなかった」「南京大虐殺はなかった」という人間は許すことは出来ません。私の命をかけてでもストップさせます。売国奴の国辱行為は私が許しません。また重慶トップ・薄煕来氏が失脚しましたね。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は、共産党の支配下にある軍を「国有化」するという主張を「断固阻止する」とタブーに触れました。中国は「中国共産党が国家運営」している状態です。土地も共産主義上からか売却はなく、50年ローン70年ローン。土地と共に軍隊も保有しています。党中央から選出される「党中央委員会」と人民代表会議から選出される人物はほぼ同一人物です。歴史的には中国人民解放軍(中国共産党)が中華民国軍(国民党)を台湾に追い払って勝利したわけです。中国共産党は毛沢東を忘れたいし、2000万人~5000万人の死者をだした大躍進や文化大革命を国民に思い出されたくないのです。薄煕来氏は毛沢東回顧主義者で、繁栄から取り残されたひとに救済を、黒社会撲滅に熱心で国民に人気がありました。人気者を失脚させた訳ですから「夫人が殺人に関与していた」「習近平氏の盗聴をしていた」とネガティブ・キャンペーンが出されるのです。「盗作」に関してはiPadの件もありさすがにアメリカ人も怒っているそうです。ですが日本だって昔は中国程ではないが「猿まね」をしていました。いつか通る道です。また「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。

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ミャンマーの正体 シアヌーク元・国王死去(89)ミャンマー「アジア最後のフロンティア」

2012年10月16日 06時49分35秒 | 日記
 ミャンマー、アウンサンスーチーさん問題 
  
カンボジアの元・国王シアヌーク氏が死去しました。享年89歳。ご愁傷様です。ところで中国は人件費が段々と高くなってきて、「反日デモ」など治安も悪化、そんななかミャンマー(ビルマ)が注目されています。ミャンマーは治安もよく、人件費も安く、仏教国で、親日国でもあり日本のいいパートナーになりそうだ。ミャンマー国会議員・アウンサンスーチーさんとクリントン米国務長官と「改革」について議論をしたといいます。いい議論交流ですね。未来の首脳同士の交流です。またスーチーさんはオバマ米国大統領と会談し、「ミャンマーの民主化」で合意しました。ノルウェーのオスロで、アウンサンスーチーさんが21年前に受賞したノーベル平和賞の受賞スピーチをしました。21年前は女史はミャンマーで軟禁状態で、授賞式には99年に亡くなった旦那さんと息子さん2人が参加したのでしたね。アウンサンスーチー議員が24年ぶりにタイを皮切りにASEANや中国やインドなど国外訪問しましたね。ミャンマーも変わりました。もはや最貧国ではなく新興国としてスタートした訳です。また国王への反逆者が主人公のタイ映画「シェイクスピア マスト ダイ」イン・K監督がタクシン氏を連想させる、国王への侮辱だ、と放映禁止になりました。表現の自由はタイにはないのですかねえ。またスーチーさん初登院です。ミャンマーのテインセイン大統領が来日ですね。25年ぶりに日本はミャンマーに円借款再開です。これは民主化を促す為ですよね。またスーチーさんが20年ぶりに海外に外遊です。だが、本当に彼女はミャンマーに帰ってこれるのでしょうか?昔とは違うというが…。2012年4月1日のミャンマー総選挙でスーチー女史が当選です。NLD(国民民主連盟)は圧勝で43議席獲得しました。スーチー女史は野党党首です。只、スーチー女史は閣僚にはならないという決断です。「軍事政権のパペット化」を防ぐ為です。また女史は建国の父で実の親アウンサン将軍が、少数民族との融和を決めた「パンロン合意」を踏襲して「21世紀のパンロン合意」をすすめるという。でも、具体性は?です。今回の選挙は補欠選挙であるためNLDの議席は軍事政権与党の1%しめているだけです。ミャンマーでは「民主化」が進みました。クリントン米国務長官もミャンマー訪問です。また日本政府はベトナムに「原発(原子力発電所)の技術」を売りましたね。3・11でいろいろあったが、まずはよかった。2011年10月タイが大洪水で水浸しです。首都・バンコクまで汚水だらけです。台風による記録的な大雨で世界第三位の大きさのプミポンダムが決壊したらしいです。タイは「アジアのデトロイト」といわれるほど日系工場が密集しています。ホンダ、シャープ、ニコン、パナソニック、クボタ…何にしろ大企業の工場は億単位の設備です。それが「お釈迦」になれば大打撃ですね。ミャンマーの軍事政権が「政治犯」251人を釈放しました。これは欧米の経済制裁をやめてもらう為にですが、何か中途半端です。ミャンマーのアウンサンスーチーさんが2011年6月19日で66歳になった。バガン遺跡に家族旅行に行きましたね。彼女が生きている内にミャンマー(ビルマ)の自由と民主主義が成ればいいが…。軍事政権はスーチーさんの政治活動の禁止を通告した。地方遊説を規制したいためだそうです。インドのピカソといわれた有名な現代画家のM・F・フセイン氏(95)が病死しました。残念ですね。ネパール首相、シャラ・ナート・カナル氏が辞任しました。憲法草案の策定が出来なかったのが原因だそうです。またミャンマーのテインセイン大統領が訪中、中国と経済協定で合意しました。タイの野党「タイ貢献党」は時期首相候補にタクシン氏の妹、インラッフ・シハフトラ氏(43)を同党首相候補に選びました。与党「民主党」のアシピット首相は反発しています。インドのシン首相がアフガンを訪問して、アフガン政府の「タリバンとの和解」を支持しました。これは反パキスタンだといわれています。またタイが東日本大震災での日本にたいして、「大型発電機」を無償で貸し出す事を決定しました。有り難いことですね。タイ下院が2011年5月10日解散しました。アシピット首相は連立政権成立に自信を見せています。タイとカンボジアの紛争は泥沼化で、インドネシアの仲介も難航しています。インド・ムンバイで「霊能者」サイババ氏(89)が死去しましたね。サティヤ・サイババ(本名、サティヤナラヤン・ラジュ)。ミャンマー(89年に軍事政権が国名をビルマからミャンマーに変えた。スーチー女史は認めていない)のアウンサンスーチーさんが毎日新聞に「東日本大震災への応援記事」を寄稿しています。いいひとですよね。ミャンマーの大統領にテインセイン氏で、ベトナムの書記長にチョン氏ですね。いよいよ2011年4月、ミャンマー軍事政権のテインセイン首相が大統領に就任します。軍事政権下でNLDはまた「蚊帳の外」です。2010年11月7日、20年ぶりのミャンマーの選挙がありました。また形だけのスー・チーさん解放です。軍事政権が勝つときまってた「デキレース」でした。トップはタン・シュエ上級大将。おコメが多くとれ、資源が豊富な国で、北朝鮮みたいな国だが、北朝鮮みたいに貧しくない。スー・チーさんが生きているのは「世界の目」があるから。先進国は日本も含めて経済制裁しているが、天然ガスのために中国・インド・タイは協力している。スー・チーさんは次男・キム・エリアスさん(33)と10年ぶりにミャンマー国内で再会しました。ミャンマーの難民18人が「第三国定住」で来日しました。私はこの閉鎖的で陰湿な国民性の日本で「アメリカ並みの定住」は無理だと見ています。日本とインドがEPA交渉(関税撤廃交渉)で合意しました。中国の胡錦涛主席とミャンマーのタンシェ議長が会談しましたね。ミャンマー(ビルマ)のデモから2年で約7000人の恩赦では政治犯が釈放されましたね。スーチーさんは2010年6月19日で65歳になりました。NLD(国民民主連盟)が強制的に解体されてしまいました。NLDから分裂したNFD(国民民主勢力)が政党登録した。しかし軍事政権は認めない方針です。ASEAN外相会議ではミャンマーの総選挙を容認しましたね。総選挙は11月7日です。実はASEAN諸国のインフラ需要は700兆円といわれていて、韓国やロシア、フランスなどがトップ・セールスで新幹線や原発を誘致しています。日本は出遅れました。タイのデモでは日系企業の被害額は51億バーツ(約3億7000万円)だそうです。2010年5月10日にフィリピンで大統領選挙がありました。アキノとエストラーダとビリアールの戦いでした。コラソン・アキノ女史の息子さんが圧勝でした。アウン・サン・スー・チーさんが2010年総選挙前に釈放されることが決まりましたね。アメリカの経済制裁が利いたのでしょうか分からない。前にも軍事政権は「スー・チーさん解放」といいながらすぐに軟禁しています。到底信じられません。またミャンマーからは大量の政治難民、経済難民が流出しています。そのほとんどは米国に行きます。何故なら日本ではろくな仕事もなく、陰湿な苛めや偏見や差別があるからです。だが、難民の帰還が始まっていますね。韓国では元首相の韓明淑(ハンミョンスク、65)容疑者が収賄容疑で逮捕された。カンボジア政権はブレーンとしてタイ元首相タクシン氏を招聘してタイ政権が反発している。タイ政権の身柄引き渡しをカンボジア政権は拒否しています。タクシン氏って本当に役に立つのですか?カンボジアに行きましたね。またタイの元・首相でタクシン派の復権に努力したサマック氏(74)が死去しましたね。タイのタクシン派の貧困層と政府側(アシピット派)とで衝突しましたね。村本氏というジャーナリストが死亡しましたね。タイ軍はタクシン派を「制圧」しました。まるで戦争です。なぜタクシン元・首相を農村部の貧困層が支持するかというと貧困層に金(税金)を大量にばら撒いたからです。つまり、「夢よもう一度」という訳です。だが、タクシンは政権時代不正蓄財や不正なことをやりました。1252億円脱税で私腹をこらしたといいます。タクシン復活などとんでもないことです。実はタクシンは政権時、タイの水戸黄門「プミポン国王」にあい外交に外国に行っているあいだに軍部クーデターで失脚しています。その後、タクシンは外国で亡命、軍事政権(反タクシン派)が選挙をします。しかし、反タクシン派165議席に対しタクシン派は233議席と大勝します。ですが、タクシン派のサマック首相やソムチャイ首相を罷免して、都市部のエリートや軍部の反タクシン派のアシピット首相が政権につきます。で反発している訳です。なお赤のシャツを着ているのがタクシン派、黄色のシャツを着ているのが反タクシン派です。タイで貨物機から大量の北朝鮮製武器が発見されましたね。またキャンベル米国国務次官補がミャンマーの首都ネピドー入りして、軍事政権のチョーサン情報相と09年11月3日会談した。続けてスーチー女史と会談した。女史は軍事政権に態度を軟化していますね。それにたいして亡命政権は好評価しています。中国がミャンマーの軍事政権にたいして900億円の「天然ガスパイプライン」の支援をしていることが明らかになりましたね。ミャンマーの最大都市ヤンゴンで7月19日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(国家防御法違反罪で拘置中)が書記長をつとめる最大野党「国民民主連合」(NLD)の党員ら数十人が拘束された。19日は1947年にスーチーさんの父アウン・サン将軍が暗殺された「殉難者の日」(享年32歳)でセレモニーを行っていて、軍事政権の制服さん達が暴れて、NLD幹部らを拘束したそうです。酷いです。彼女自身だけでなく民主化運動者を弾圧しています。ミャン
マーでは少数民族コーフン族1万人が難を逃れようと中国に越境しました。また軍事政権が5年以内の核兵器保有国を目指していることが明らかになりました。どうやら北朝鮮から技術力をもらうらしいです。日本はこの軍事政権に金を与えています。これでは民主化運動者達がかわいそうでしょうか。まずは軍事政権に金を(ODA・政府開発援助)与えないことです。これはシリアやスーダンでも同じレベルです。ODA提供の約束は「民主化」です。民主化して国民が自由になったら、政府開発援助を増額してやればいいと思う。弾圧している国には(北朝鮮も含みます)一円もやらないことです。条件は民主化がいいですね。日本は金を戦略的に遣うべきではないでしょうか。民主化条件はいいですよね。民主化しなければ一円もやらないことですよ。これはグローバルな戦略です。頑張ってください。
スー・チーさんはミャンマー(ビルマ)の民主化運動のシンボルです。89年から20年間軟禁されています。
が、その前にミャンマーという国の説明致します。人口5300万人で国土は日本の1・8倍です。軍事独裁政権国家です。
軍部が政権をとってビルマという国名をミャンマーにしました。軍部政権が国連に登録しましたので世界中は「ミャンマー」と呼んでいます。
アウン・サン・スー・チーさんの父親はアウン・サン将軍ですね。戦後前はビルマはイギリスの植民地でした。第二次に日本軍がビルマを「植民地にしようと」して傀儡政権を作って操ろうとビルマ人達を中国の海南島(当時の中国は日本軍に侵略された)で日本軍が「軍事訓練」をしました。で、その30人のビルマ人達と日本軍は戦いイギリス人達を追い出しました。で、日本敗戦(終戦記念日のこと)です。
ビルマはアウン・サン将軍がリーダーになりビルマ建国式で彼は暗殺されてしまいました。まだ32歳の若さでした。新生ビルマは彼がいない中で建国しました。が例の30人の中の不貞な輩がクーデターを起こして軍事政権を敷きます。経済はガタガタです。国民は怒って「民主化運動」をしはじめます。まあ、後述しますけど民主化運動家達のシンボルに彼女が選ばれた訳です。スーチー女史は母親がインド大使であったことからインドを訪問して「ガンジーの非暴力運動」を知るのである。女史はイギリスに留学して国連にも就職し、イギリス人と結婚して子供をふたりもうけます。イギリスで長い間暮らしてました。が、母親の病気見舞いにビルマ(ミャンマー)に戻って、帰りかけに(新聞記事の小さな女史母親見舞い帰郷をみた民主化運動家達に)民主化運動のシンボルにされました。
軍事政権は「いつでもイギリスに帰っていいですよ」というが、二度と戻ってこれないし民主化運動家(かなりの数)は女史がイギリスに帰ってはシンボルがなくなります。女史は自分をしたってくれる民主化運動家達の為にビルマ(ミャンマー)に残りおかげで、夫の病気見舞いにも行けず旦那さんは病死しました。ノーベル賞も息子さんが出席しました。あの「演説」は自宅軟禁されている門からです。国民は民主化を望んでいます。が、口にすると殺されます。沈黙は金です。軍事政権は前に女史を刑務所にいれたことがあります。が、世界中が反発して抗議して女史は自宅軟禁されてしまいました。ミャンマーの民主化運動家達は武器を持たないです。一方の軍事政権は訳がわかりません。急に首都をヤンゴンからネピドーという森の中に移動させました。実はミャンマーと日本はかなり深い関係です。女史の父親のアウン・サン将軍は日本の京都大学で学び日本名も持っていました。女史も息子さんも京都大学で学んでいます。日本語はかたことは話せるそうです
。女史率いるNLD(国民民主化運動)と軍事政権は一度選挙をしています。が、大差で民主化運動家達が勝った為に軍事政権は「この選挙は無効だ」と宣言して一度も「国会」も「議会」も開いていません。また軍事政権は親日派閥が多いです。日本はビルマに援助しています。後は中国と北朝鮮です。北朝鮮は金がありませんのに?ですか?それは「核兵器開発技術」と引き換えにビルマ(ミャンマー)に「資源をよこせ」ということです。
ミャンマーの軍事政権はポリシーや確固とした何かがありません。
そしてここに至ってミャンマーの軍事政権が北朝鮮の技術支援で核兵器を開発していることが明らかになりました。アジア諸国ではその情報でもちきりです。
アジアの中のお金持ちは日本人が一番のような感じです。が、違います。世界の100万ドル以上持っている人は日本24人、インド36人ですから。またインド自動車の「nano(ナノ)」20万円などあります。インドは急激に経済成長しています。(*菅首相は25日、インドのシン首相と首相官邸で会談し、経済連携協定(EPA)の締結で合意しました。また、経済や安全保障など広範囲な分野で連携する「戦略的グローバル・パートナーシップ」を強化する方針でも一致。両国の閣僚による「経済対話」を設置し、政府間のハイレベル交流を進めることも申し合わせました。インドは元々民主主義国家ですし、日本との関係性には心のわだかまりがありません。ゆえに、これから一気に関係性が強化される可能性もあるでしょう。インド経済の特徴としては、例えば中国の製造業のように、極端に強い業界がないという点にあります。だから、今回インドとの間に経済連携協定(EPA)を締結しても、「実害」は少ないはずだと日本側は判断していると思います。
 ただ、ソフトウェアやメディカルの領域で自由化が進むと、日本にとっても無視できない影響が出てくる可能性はあると私は見ています。インドの主な輸出入品を見ると、輸出では「宝石・宝飾品」が1位になっています。これは国内で作った「宝石・宝飾品」をUAEなど中東向けに輸出している結果です。ドバイやアブダビでは、アラブのお金持ちがインドで作られた宝飾品を大量に買い付け、それを自宅に飾っています。
一方、輸入は「原油・石油製品」、宝飾品を作るための「金、銀」、「電子機器」が多くなっていて、輸入相手国は中国が1位、UAEが2位となっています。
 日本は輸入相手国・輸出相手国として、どちらも11位になっていて、インドとの関係において「出遅れている」と言わざるを得ないでしょう。
 輸入相手国としては、韓国(10位)にさえ今の日本は及びません。韓国は、インドに対して積極的に自動車や電子製品を輸出していますが、日本勢では唯一スズキだけが80年代からインドで現地生産を始めるなど先行しているに留まっています。
 日本のインド進出については、まだまだこれからといった状況ですが、今後の可能性については注目すべきでしょう。菅首相とベトナムのグエン・タン・ズン首相は31日、ベトナム南東部で計画されている原子力発電所の建設について、日本が請け負うことで合意しました。
 原発を初めて導入する新興国で日本が建設を受注するのは初めてです。また両首相は、中国から輸出制限を受けているレアアースについても共同開発することで合意しました。
 日本とベトナムの関係が一気に強化されたような印象を受ける人もいるかも知れませんが、まだ現段階では「決定的」ではないと私は思います。ベトナムはロシアから2基の原発の輸入をすでに決定していて、日本が原発を輸入する初めての国というわけではありません。また今回の原発の発注にしても、ズン首相は戦略的なパートナーシップ関係の構築のため、日本から原発を購入すると述べていますが、最終的な値段は未決定という状況です。最終的な値段がいくらになるのか、日本から何を輸出できるのか、現地生産比率をどのくらいに定めるのか等、決めるべき事項は未だ沢山残されています。
 色々と条件を加えられた挙句、交渉がご破算になる可能性もないとは限りません。
 また菅首相は、ラックフェン港建設をはじめとする5案件に対し約790億円の円借款供与を表明しています。この円借款について、私は一つ懸念を持っています。それは今後の日本経済の行方次第では円がハイパーインフレを起こす可能性があるということです。
 その事を踏まえるとリスクをヘッジする意味で、私としてはユーロと同じようなアジアの通貨バスケットを作ってはどうかと思います。もしハイパーインフレが起きてしまったら、「円」で返済されても意味はありません。円借款は「円建て」になることが一般的ですが、これを契機にベトナム通貨も含めてアジアの通貨バスケットを検討する価値は大いにあると思っています。*は大前研一先生講演より引用)インドの面積は3293km、日本の8・8倍です。人口11億人、首都ニューデリー、通貨はルピー、1ルピー2円くらいです。インドは急激成長しています。これから発展する国はBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)です。また日本は2010年いっぱいか2011年あたりで中国インドにGDPで抜かれます。実は今はG730兆円BRICs10兆円です。が、2039年にはBRICsがG7を抜きます。インドの成長率はIT産業などです(あるひとは(自称・インド人)インドのITはGDPの5%だ。と言う。誰もIT産業だけでインドが経済成長したなんて言っていません)。ITとはイ
ンフォメーションテクノロジーです。プログラマが増えています。
何故かというと過去のカースト制度(階級制度)が関係しています。カースト制度は1950年に禁止になりました。カースト制度はピラミッド体型で、上から「バラモン(僧侶)」、「クシャトリア(王族や軍人など)」、「ウ゛ァイシャ」、「シュードラ」などです。
1950年に廃止になりましたけど地方ではまだ残っています。ITはカーストが決まってないからチャンスがあるとプログラマが多くなる訳です。国会議員や俳優も自由になれるけどIT産業はビックチャンスがあります。インドドリームです(自称インド人のかたのコメントでカースト制度の枠外つまりカースト制は経済発展と関係ないと言う。が、違います。確かにカースト制度はとっくに廃止されたものの地方でまだ残り臭と言うかやはり自由のない社会が残っていて、だからカースト制でビジネスチャンスを狙ってプログラマになるひとが多いって意味付けです。それにしてもコメントは本当にインド人の方でないです。またイタズラコメントの酒井正己や外務省関係者です。それに文句があるなら情報源の池上彰さんに言ってください)。またIT産業のインド人の強みは「数学力」です。日本なら9x9ですがインドは20x20とか18x15とか99x99とかすぐに答えられる「数学力」を持っています。
インド政府も99年にIT産業省庁がつくられ、IT産業技術者を増やしています。インド工科大が有名です。
インドはヒンズー言語が公用言語ですが、22言語も別にあります。が、一番は「英語」です。(インドは昔イギリスの植民地であったから)英会話ができる訳です。英会話ができればアメリカカナダでもビジネスができる訳です。
またインドの強みはアメリカ合衆国とインドの時差が12時間あるということです。例えばアメリカ合衆国のシリコンバレーで夕方eメールをインドに送って、(インドは朝)アメリカ合衆国シリコンバレーで早朝出勤するとインドからプログラムが出来てeメールで送られている訳です。インド人の人件費も安いから充分にペイする訳です。またアメリカ合衆国のコールセンターラインはインドにあります。英語が堪能なのと人件費が安いからです。インドにはアメリカンドリームのようなインドドリームがあります。日本は少子高齢化社会で団塊の世代や団塊の世代の子供しか人口が増えていません。中国も「ひとりっ子政策」で子供がかなり少なくなっています。しかし、発展途上国のインドは若い子供の人口が増えています。かつて、日本も高度経済成長期にはそうでした。
またインドの暮らしですが、かつては経済格差が激しかったが年収40万円の中間層(日本の物価の1/5)
日本の高度経済成長期と同じです。三種の神器(テレビ、洗濯機、車)…インドが今その状態ですね。インドドリームがあります。人口は日本の10倍…数は力なりです。インドでは日本製品や中国製品も売れているが、インド製品の携帯保有者は4億台、5年には9億台になる訳という。年収40万円の中間層は1億円以上です。都市部ではショッピングモールが増えています。ミネラルウォーター50円、鉛筆10円です。またインド製品の自動車「nano」は運転席の隣の席のミラーやバックミラーがありません。何故なら車の渋滞が多いからです。日本では安全性の問題で販売出来ないと思う。野良牛もいますね。何故ならインドではヒンズー教で偉い神の乗り物ということで牛は食べないからです。だから牛が増える訳です。またインドは中国と昔(中印戦争1954年から62年)戦争をしていました。だからインドは核兵器を開発します。なお、カシミール紛争を抱えて仲の悪いパキスタンも核兵器を開発する
訳です。だが、今のインドと中国は和解して仲良しになりました。またインドは親日的で第二次世界大戦終結後(ナチスドイツ帝国日本の敗北)でアジア諸国は「日本は謝罪金を払え」というけどインド政府は払わなくていいといいました。インドはなんら被害を受けていないかららしいです。かなりインドと日本は仲良しの国です。
 
 

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